今年4月にビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏がAtariに復帰したニュースをお伝えしましたが、その際にかつてのCEOでディレクターも務めていたDavid Gardner氏と、アイトーイのプロモーションやHomeの開発を進め、SCEのワールドワイドスタジオのCEOとしても知られたPhil Harrison氏がアタリの重役会を去った事が明らかにされていました。
David Gardner氏はその後インディーゲームタイトルに焦点を当てた投資会社”London Venture Partners”を設立、本日ここにPhil Harrison氏が創立者として参加した事が明らかになりました。Harrison氏に加えてElectronic ArtsでVPを務めていたDavid Lau-Kee氏、そして投資銀行出身のPaul Heyden氏が同じく創立者に加わった事が記されています。
“London Venture Partners”はオンラインやソーシャル、モバイル、Webゲームスペースなどを中心に革新的な技術に対して投資を行う事を明示しており、同社のビジネスはUnity engineと関係がある物と予想されています。
かつてのアタリのコンビが再びタッグを組んで行うこの新ビジネス、5月28日には会計報告が行われるとの事で、具体的な動きなども明らかになるかもしれません。
映画では歴史的な大ヒットを記録したジェームス・キャメロン監督の新作Avatarでしたが、併せて作られたTPSタイトルの「Avatar: The Game」は海外のレビューもさんざんで体験版もリリースされたものの、なんだかパッとしない残念な子でした。
しかし昨日行われたUbisoftの会計報告から本作がなんと270万セールスに達している事が明らかになりました。驚いた……。Ubisoftの役員によると本作はWiiで顕著に売れたそうで、映画AvatarのBlu-rayとDVDのリリースに大きく後押しされた形になったと述べています。
PCから次世代プラットフォーム、携帯コンソールからiPhoneまでカバーしたAvatar: The Gameですが、これはやはり販売戦略勝ちといった所でしょうか。版権タイトル恐るべし。
先ほどど迫力のトレイラーをお届けしたばかりの「Call of Duty: Black Ops」ですが、公式サイトも更新され、新たなスクリーンショットが登場しました。南米らしき舞台や、SOGチームのタトゥーを入れた主人公風な人物、そして海外情報紙の特集で明らかになったロシア山岳地帯を舞台にした”WMD”ミッションの物と思われるイメージが確認できます。
UPDATE:5月19日14:05
先ほど公開されたばかりのワールドプレミアトレイラーですが、新たにNBAイースタンの決勝で上映されたバージョンのトレイラーが1UPにて公開されました。こちらのバージョンは出だし部分のシーンに若干変更が加えられており、ユーザーがコントロール出来る様になったビークルを思わせるヘリコプターのTPS的なシーンやミサイルの発射シーンが見られます。
※ 以下、Update前の本文となります。
先ほどTreyarchが開発を手掛けている「Call of Duty: Black Ops」のワールドプレミアトレーラーが公開されました。その内容はまさに圧巻!今回はこれまでの映像とは一転、たっぷりとその内容が描かれています。
映像からはプレイ内容が現代戦に負けない迫力に満ちた物である事が見て取れ、新登場のスコープ付きクロスボウやDragon’s Breathと思われる弾薬を発射するSpas-12なども登場!まさにTreyarchの本気……恐るべし!
そして映像には先日からお伝えしている暗号サイト“GKNOVA6″の解析4回目から発見されたケネディ大統領の機密文書も登場、どうやらあの暗号サイトの内容は本編にしっかり絡む物である事が明らかになりました。
そして映像の中には次回の暗号解析に絡み、今作の物語に大きく影響すると考えられる一枚の文書が登場しています。この文書に関する詳細については次の暗号解析をお待ち下さい。
昨晩行われたUbisoftの会計報告からUbiのパリスタジオが開発を進めているシリーズ最新作「Ghost Recon: Future Soldier」のリリースが2010年ホリデーシーズンから2011年のQ3(1月~3月)に延期される事が明らかになりました。
延期の理由はCall of Duty: Black OpsやHalo: Reach等の有力タイトルとの競合を避けるためとされています。夏にはベータテストの開催も予定されている本作、今回の対処がSplinter Cell: Convictionの様に良いブラッシュアップ期間となる事を望みます。
先日第3回目をお送りした「Call of Duty: Black Ops」の暗号サイトGKNOVA6の解析、今回は第4回目をお届けします。なお、これまでの経緯については複雑怪奇な過程を経ていますので、興味のある方は以下のリンクに初回からのプロセスをまとめてありますので、ご確認下さい。
さて、4回目の暗号はこれまでのやっかいそうな物から一転、シンプルな男性台詞が3回だけリピートされるという物。その台詞は”azure has the task“(アズレはタスクを持っている)と言うシンプルなセンテンスです……。という事で、以下解析へと進む訳ですが、多分にARG的なネタバレが含まれていますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
E3での登場が期待されるシリーズ最新作「Guitar Hero 6」ですが、アナウンスは先日のActivision Blizzardの会計報告で行われており、昨年末から見られる音楽ゲームフランチャイズの陰りに次回作がどうなるのか注目が集まっています。
先日海外の情報紙に登場したGuitar Hero 6の記事からは、新たにBrutal Legendの様な世界観のクエストモードが登場し、仲間を増やしてプレイする様子が掲載されており、仲間のキャラクターに豚頭のギタリストが登場、さらにこのキャラクターが巨大なギター型ビークルに変形すると言う驚愕の内容が記されていました……なんだそれ!さらに驚いた事にこのクエストモードのシナリオをKissのジーン・シモンズ様が手掛けているというのです。Activisionめ……そう来やがったか。
さらにJoystiqによるとクエストモードに登場する仲間キャラクターには実際のロックスターの登場、QueenやBlack Sabbath、メタリカのラーズ・ウルリッヒ等の登場が予定されているようです。さらにゲームには唯一現実世界に存在する場所としてニューヨークのマンハッタンにあった伝説のライブハウスCBGBが登場するとの事。さらに前作のDLCが利用可能になる事も記されています。
問題はサバスから誰が登場するか……誰時代のサバスなのか。色んな意味でそれが問題だ……。
Bionic Commandoの不振からGrinが閉鎖され、Airtight Gamesが開発を手掛け、あのPortalを産んだKim Swift女史が開発に加わったDark Voidも無残な結果に終わってしまったカプコンの海外デベロッパによる新IP達ですが、カプコンはもう新IPの開発に海外デベロッパの起用は行わない方針を執る事となったようです。
カプコンの辻本社長がFinancial Timesのインタビューで海外デベロッパとのパートナーシップについて言及、今後は日本で新IPの開発を行い、移植と続編タイトルの開発の為に海外デベロッパを利用するだろうと発言しました。
今回の発言はこれまで海外デベロッパに起用に対して熱心に取り組んできたイメージの強いカプコンが海外デベロッパの起用を縮小する内容にも受け止められますが、実際には起用のラインをはっきりさせ、IPのコントロールをより直接的に行う事が目的の様です。
先日にはカプコンの3月期のIR資料からロックマンオンラインの開発に韓国のNeowiz Gamesが起用されている事が明らかになっており、来るDead Rising 2もカナダのBlue Castle gamesが開発を担当し、さらにはデビルメイクライの新作をNinja Theoryが担当するといった噂も囁かれており、海外デベロッパの起用自体は機会を増やしているようにも見えます。
国内大手のメーカーも海外デベロッパの新IPや開発協力がちらほら見られるようになった昨今、カプコンの判断が今後にどう作用する事になるか非常に気になるところです。
先日発表されたNPDの調査結果から、北米の4月におけるゲーム市場全体の売り上げが7億6620万ドルで前年比で26%も落ちている事が明らかになりました。なお、今年に入ってからは全体的に11%の下落となっています。
ソフトウェアは22%ダウンで、下落の規模は3億9850万ドルに、 ハードウェアは37%ダウンで2億4930万ドル減少、ゲーム関連アクセサリーは9%ダウンで、1億1840万ドルの下落となっています。
NPDのアナリストAnita Frazier氏は今回の全体的なセールスダウンについて、「2009年7月以来、最悪の前年比ダウンで、2000年9月、2009年6月、7月に続いて、史上4番目に大きな下落比」だと語っています。
Frazier氏によると、この市場の落ち込みは携帯機コンソール市場の成長によるもので、消費全体の25%を占めており、これが2009年4月からの61%の低下をもたらしたと分析しています。
先日の正式アナウンス以来、魅力的な情報が目白押しな「Call of Duty: Black Ops」、Treyarchが本気!としか言いようのない気合いの入り様はInfinity Wardのトラブルを暫し忘れさせてくれる程のインパクトを孕んでいます。
最近はマルチプレイの話題になると必ず問題となるdedicatedサーバの存在について、TreyarchのボスMark Lamia氏が言及、事前情報通りCall of Duty: Black Opsにdedicatedサーバが登場する事が明らかにされました。Lamia氏は「私はdedicatedサーバが優れていると思っている」と述べ、用意しない理由が解らないと発言しています。
Lamia氏はさらにdedicatedサーバへの熱意を語ると共に、PCゲームファンに対する感謝も表しています。本当にユーザー向けのサービス精神に溢れるCall of Duty: Black Ops、ゾンビモードの続報も気になるところですが、こちらもまたかなり面白そうな事になっています。
NPDの4月調査結果から、UbisoftのXbox 360タイトル「Splinter Cell: Conviction」が48万6100本を売り上げ、セールスチャートのトップに立った事が明らかになりました。数年ぶりのサムの帰還は、多くのファンが納得の素晴らしい物になった様です。おめでとうサム!
なお、2位には24万2900本を売り上げた「ポケットモンスターソウルシルバー」、3位には20万300本で「New スーパーマリオブラザーズ Wii」が続いてます。そして4月におけるPS3の成長を後押しした形になったGod of War IIIが5位に、スーパーストリートファイター IVが10位にそれぞれランクインしています。詳細は以下のリストでご確認下さい。
1. Splinter Cell: Conviction (Xbox 360) — 48万6100本
2. ポケットモンスター ソウルシルバー (DS) — 24万2900本
3. New スーパーマリオブラザーズ Wii (Wii) — 20万300本
4. ポケットモンスター ハートゴールド (DS) — 19万2600本
5. God of War III (PS3) — 18万300本
6. Wii SPorts Resort with WMP (Wii) — 17万9000本
7. Battlefield: Bad Company 2 (Xbox 360) — 16万6000本
8. Wii Fit Plus with Balance Board (Wii) — 不明
9. Just Dance (Wii) — 14万4000本
10. スーパーストリートファイター IV (PS3) — 14万3000本
先ほどNPDの4月調査結果からPS3の好調が明らかになったハードウェアセールスの動向ですが、販売台数で見るとDSが他を大きく引き離し圧勝、しかしWiiが徐々にその力を落としてきているようです。4月の北米ハードウェアセールスの結果は以下の様になっています。
- DS:44万800
- Wii:27万7200
- Xbox 360:18万5400
- PS3:18万800
- PSP:6万5500
このようにDSが下位を倍近く引き離し圧勝していますが、実際には先月よりも26万台程セールスを落としています。さらにWiiは先月の55万7500セールスから半分以下の結果となっており、任天堂の不調が現実の数字として現れている事が判ります。
上位2つのハードの不調からハードウェア全体の売り上げは37%低下しており、NPDのアナリストAnita Fraizer氏はWiiの不調について在庫不足の噂は関係ないだろうと判断しています。
著作権侵害や中古販売の問題が叫ばれる近年ですが、Dead to Rights: Retributionを開発中のVolatile Gamesなどを傘下に持つBlitz Games Studiosの共同設立者Andrew Oliver氏が、コンソール業界が抱える最も大きな問題は中古販売である発言しました。
Oliver氏は、財源を失う事が根本的な問題の1つではあるが、著作権侵害はゲーム産業が直面する最も大きな問題ではないと述べ、コンソール業界が抱える最も大きな問題は中古販売であると語っています。氏はなぜプレイヤーが中古市場へとゲームを売るかは理解していると述べた上で、ゲームが中古販売において4度プレイヤーの間を渡り歩く事を図表を用いて説明したそうです。
Oliver氏の論によれば、この回数はパブリッシャーとデベロッパの利益が4分の1になっている事を意味する訳ですが、中古問題への対抗作として昨今話題となっている手段としてMass Effect 2やBattlefield: Bad Company 2に採用されたProject Ten Dollarや先日EA Sportsでの採用が発表されたOnline Passのシステムが挙げられます。
Electronic ArtsのボスJohn Riccitiello氏はこのアイデアを「偉大なアイデアだ」と述べており、これが新しいビジネスを構築し、ポジティブな消費者の経験になるとまで発言しています。
確かにAndrew Oliver氏が唱える論が正しければ、Electronic Artsの対抗作は1セールスあたり複数の利益を得る機会を産み出す事になります。Oliver氏のいう4回という数字が大袈裟な物だとしても、利益率の高い10ドルビジネスが浸透すれば回収率は好転するかに見えます。結果については来年度のElectronic Artsの会計報告に期待といった所でしょうか。
キャラクター仕事というのはやはり人気商売、日々新しいキャラクターが登場しては消えていきます。マリオやスネーク、ソニックやロックマン、パックマンといったすぐに思いつく多くのキャラクター達は実際には過酷な競争を生き延びた勝ち組リア充で、彼らの影には多くの一発屋や星の数ほどいるNPC達の多くが闇に葬られている現実があります。
しかしそれでも新たなキャラクターの登場は勢いを失う事なく、むしろその数は増加の一途を辿るばかりです。当然このまま行けば現在のタレントが飽和するTVメディアや経済原理などからも明らかな通り、キャラクターのインフレーションが発生します。
時は2099年、大量に増えすぎた何千何万ものビデオゲームキャラクターが失職、一般社会へとドロップアウト。彼らは一体どうやって社会に適応していくか、いや単純に何の仕事をするだろうか予想企画!なんか面倒な設定を書いてしまいましたが、情報元に書いてあったんです……設定などない!ので、さほど前述の内容は気にせずに、まずはライトな所からお楽しみ下さい。
2099年、ストリートファイターシリーズへの出番も無くなったブランカは社会にでて仕事を探すために就職活動を行うが1社の採用も得られる事なく、過去の輝かしい栄光、そしてダンとの友情……いつも優しかったお母さん!に思いを馳せアルコール中毒へと身を窶し、現実の厳しさとのギャップにネガティブなスパイラルに落ち、自分自身のコントロールさえをも失う事となった!
いや……上で設定は気にせずと書いたんですが、いきなりめんどくさい設定が書かれていた上に、ブランカが電力会社の非常用発電機って…もうひねりも何も無いチョイスで文章が思いつかなかったのでしようがなく。
なお、このめんどくさい設定によると、ブランカは災害用の非常要因としてアメリカ最大の電力・ガス企業PG&Eに雇われたようです。さらに労働条件改善の為にブランカのサブ電源としてピカチュウが採用されている事が併せて記されています。
Treyarchが開発を進めているシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、Infinity WardとActivisionの関係性の変化等からCoDシリーズの今後を大きく占うであろう本作は、制作に冷戦下における米国とソビエト連邦で特殊作戦に関わった戦争経験者が協力しているという事もあり、非常にリアルな”フィクション”が描かれるとされています。
そんな本作の正式な対応機種が昨晩パブリッシャを務めるActivisionから発表され、リリース日である11月9日にPCとXbox 360、PS3、さらにWiiの4つのプラットフォームで発売される事が明らかになりました。なお国内でのリリースに関する詳細は判っていません。
もう画像もタイトルも滅茶苦茶ですが、恐ろしいインパクトを持つリュックが発見されました。ハリーポッターとオバマ、そして謎のソニック風な誰かとチューリップが描かれたこのリュック、お腹のナンバー10、両手の色、鼻の下の謎の黄色!もう全く意味がわかりません。逆にかっこいい!
当サイトではお馴染みのHipHopGamerShowのおっちゃんから新しいご神託が届きました……。最近続々と過去の予言を回収しつつあるおっちゃんですが、毎回信じられないような事を並べ立てるので全く信憑性は向上せず……紹介する方もドキドキです。先に断りを入れておきますが、おっちゃん萌えを楽しむニュースくらいに思ってご覧ください。
順を追って説明するのが怖いので先に今回の概要を書いておくと、PSP HDが登場、そしてBungieがマイクロソフトと組んだ専用タイトルをE3で発表するという内容です……。おっちゃんよ、それほんと大丈夫かい……。
しかし今回のおっちゃんは内容の危険度とは裏腹に、いつもに増して自信満々で力強い言葉でその内容を相変わらずフックしない喋りで伝えてくれています。1:25辺りからの”PSP HD”の話ではH!D!と手で文字を書く始末!どこからその自信が湧いてくるんだよwww
そして今回最も恐ろしい予言……Bungieがマイクロソフトとの関係をまだ絶っておらず、E3で独占タイトルを発表するという物。おっちゃんはここでも今までにない自信満々の口調で「聞け、良く聞け、てめえら」と語り始め、いつもとは違った語り口でこの内容を喋っています。しかし以前にはBungieがPS3での開発を進めているとの話をばっちり回収したおっちゃん、まさか……いやないないないない。
他、アースワームジムの新作がWiiに登場、アイアンマン2のレビュー、大はしゃぎのNBA JAMインタビューの3本です。当たるも八卦当たらぬも八卦!
月額課金やアイテム販売などに見られるマイクロトランザクションなど様々な課金方法が見られる近年のオンラインゲームビジネスですが、ニンテンドーWi-Fiコネクションなど無料のインターネットサービスを提供してきた任天堂もとうとう有料のオンラインゲームサービスの検討を始めているようです。
これは任天堂の宮本氏がEdge誌に語ったもので、宮本氏は今後の任天堂が無料のオンラインゲームサービスを継続すべきか、有料登録のビジネスモデルを導入するべきかどうか、決定する必要があると発言、コアなオンラインビジネスの企業構造を作る事にさほど活動的では無かったとこれまでの状況を分析しています。
但し任天堂がオンライン戦略を率先して行わなかったという事では決してありません。宮本氏はWiiタイトルが終始オンラインで繋がれている事を目指し、そのための努力はしっかり行ってきた事を述べた上で、任天堂がMMOゲームのような開発においては確かに率先してこなかった事を明かしています。
PSNの有料化もまことしやかに囁かれる中、さすがの任天堂もやはり現状のままでは居られないようです。携帯コンソールでのマイクロトランザクションもすでに目に止まる状況になっており、大手各社の舵取り次第では市場が大きく変化する重要な要素と言えそうです。
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