今回のGDCで大きなサプライズが控えているEpicですが、会場で「Unreal Engine 3」最新バージョンの展示や解説も行っています。昨日はEpicが記者会見を開催、来るUnreal Engine 3の最新バージョンとAPBについてプレゼンテーションを行いました。
まずはUnreal Engine 3最新バージョンの新機能について解説が行われ、主にValveのSteamworksとの統合、iPhoneに続いてPalmのWebOSに対応、そしてNvidiaの立体視システム3D Visionのサポートが明らかになりました。
SteamworksはValveが運用する著作権管理などを含む総合的なクラウドサービスで、今回の統合によりUnreal Engine 3のライセンス取得者はSteamでサービス提供されているプロダクトキーの認証、コピープロテクト、自動アップデート、ソーシャルネットワーキング、マッチメイク、アンチチート技術が利用可能になります。
WebOSの対応についてはプラグインで提供されるようで、UE3を用いたiPhoneタイトルがあれば、すぐWebOSに対応する事ができるような内容になっているようです。さらに3D Vision対応を発表したEpicのボスMark Rein氏はこの対応が無料バージョンのUnreal Engine 3にもやってくる事を明らかにしています。
さらにEpicのテクニカルアーティストのAlan Willard氏も登場し、エンジンの新機能を実演、構築済みのオブジェクトのマテリアルを動的に変化させるデモを行いました。これは球体の物質が溶岩の様な状態から温度変化を起こし、水銀の様な物質に変化する様が描かれていた様で、Mark Rein氏は2008年のプレゼンテーションに登場しあまりのインパクトの高さに愉快なネタ扱いされた肉キューブを皮肉り”マーキュリー(水銀)キューブ”と呼び、会場の笑いを誘いました。
この水銀キューブのデモにはUnreal TournamentともGears of Warにも見えない、生い茂るジャングルとマヤ風の環境が含まれており、後述の技術デモでもこの舞台背景が登場、さらにニューヨーク風のフライスルーデモも行われ、これら未見の内容についてMark Rein氏が「これはアグリーなテストアートだ」と発言、続けてこれが何を行っているのか改めて発表する予定がある事を明らかにし、これが明らかになった時には皆を”興奮させるだろう“と述べています。
さらに会場のデモで実演された新機能にはビルの自動生成機能を紹介、これはサイズを設定し、プリミティブなボックスを配置するだけで自動的にビルを生成するという物。さらに生成したビルはエンジンが自動的に配置したディメンションに合わせ質感を調整してくれるという優れものとなっています。
さらにブドウの木の様な絡み合った”つる”を簡単に生成できるツールも実演、ねじれや重なり合いも自動生成されるという物で、さらに単一オブジェクトを複製しトレイン状に繋げるデモなども見られたようです。さらにパーティクルのライティングエフェクトなどのデモも行われたとの事。
さらにオートデスクのMary Beth Haggerty女史も登壇、各3D製品の新バージョンを発表したばかりのオートデスク製品が如何にUnreal Engine 3の生産性を向上させるか、キャラクターアニメーションなどを例に取りプレゼンテーションを行いました。
そして記者会見のハイライトにはAPBを開発中のRealtime WorldからDave Jones氏が登場、以前から注目を集めるAPBのキャラクターカスタマイゼーションをアピール、APBについては様々ありますので改めて別の記事としてご紹介いたします。
という事で2度用意されているEpicの記者会見、昨日はCliffy Bの登場はありませんでした。明日は登場する可能性大!続報を楽しみにお待ち下さい。
現在サンフランシスコで開催中のGDCでは技術的なニュースが多く報じられていますが、いよいよCrytekの新エンジンで開発が進められている「Crysis 2」の情報が聞こえ始めました。まずご紹介するのはGDC会場で公開されたCrysis 2に導入されたCryEngine 3の新しいテクニカルな要素の紹介映像です。
映像ではPC版の映像とコンソールの映像とそれぞれ混ぜながら新要素の紹介が行われています。今回の映像では主にリアルタイムライティング、ビジュアルスタイル、環境破壊、動的なAI、各プラットフォーム間でのライブクリエイト、そしてキャラクター表現に関する物が映し出されています。
CryEngine 2でもシェーディング処理に利用されていたプロシージャル生成が今回は環境破壊関連にも利用されており、直撮りながら臨場感に溢れる素晴らしいプレイが楽しめそうな雰囲気に満ちています。次はジャングルゲームは作らないと語っていたCrytekが市街を舞台に選んだのはこの辺りに大きな自信があるのかもしれません。
さらにライティングもかなり印象的な仕上がりになっていて、ダイナミックな昼夜サイクルなどは本当に溜息が出るほど美しい物になっていて、もさもさジャングルが大好きだったファンも納得せざるを得ない素晴らしいクオリティに感じられます。
なお、CryEngine 3の新物理エンジンのデモ映像も新たにデモンストレーションが行われており、こちらではもさもさジャングルで葉っぱまで物理演算が適用された映像が確認できます。今回のGDCではこの他にも3D立体視に関する映像も発表される事になっており、また詳細な続報等出てくると思われます。情報有り次第お知らせいたしますので、お楽しみに!
GDCの会場で開催されたゲーム産業のベテラン著名人によるトークランチイベントにアースワームジムのクリエーターでShiny Entertainmentの創設者でもあるDavid Perry氏が登場、コンソールの将来がポータル化し、近年iPhoneアプリのデベロッパーが抱えるユーザーによる発見や到達に関する問題と同じトラブルが起こるだろうと語りました。
Perry氏はみながiPhoneデベロッパーが抱えている問題を認知していると述べ、現在のゲーム産業について議論を始めました。氏は「コンソールが日をおってポータル化しており、いつか何千ものタイトルを要すホストとなるだろう」と予想、こういった状況がやって来る事を踏まえて発見性の問題提起を行いました。
さらに氏はiPhoneアプリのみならず現在ではカジュアルゲームやソーシャルゲームも成功のためにこれの回避を考慮せねばならない状況に陥っている事を述べ、いずれこの摩擦がコンソール機のメディアにMiniclipやBigpointといったブラウザゲームやフラッシュゲームのポータルに似た形で映り始めるだろうと予想しています。
近年多くのオブザーバーが物理メディアの死を予見し、デジタル流通の話題が華やかな昨今、Perry氏はビジネス的な成功の為のゲームデザインを俯瞰し、「あなたがプレイしたいゲームをクリエイトする日々は終わった」と発言しています。確かにこの問題は国内のビジネスニュースなどを見ていると姿を現し始めている感があり、強者以下みな死亡という状況がそこかしこに散見される事も事実です。今回のGDCではインディペンデント開発についても熱心な議論が交わされており、派手なニュースの影でまさにGDCならではと言える有用な話題が見られる事は、同じ轍を踏まないための希望の光だともいえそうです。
ルーカスアーツが良作アドベンチャーを乱れ撃ちしていた黄金期、Monkey Islandシリーズは所謂モンティパイソン的なしつこさと悪乗りのジョークで一世を風靡し様々なプラットフォームでローカライズされ愛された作品でした。1作目である”The Secret of Monkey Island”も近年HDリメイクが果たされ、昨年はSAM & MAXシリーズで知られるTelltale Gamesからシリーズ新作Tales of Monkey Islandもリリース、未だにその人気に陰りは見えません。
そんなMonkey Islandを世に産み出したのは、本サイトではお馴染みDouble Fine Studiosのティム・シェーファーと、DeathSpankを開発中でマニアックマンションの生みの親として知られるロン・ギルバート、そして現在はTelltaleでSAM & MAXシリーズやMonkey Island新作を手掛けるデイブ・グロスマンの三人、よくもまぁこんな濃い3人が一つの作品を一緒に手掛けていたと感心しきりですが、ルーカスアーツ風としか言いようのないあのテイストは間違い無くこの3人により作られた物で、その遺伝子はLucidityやTelltaleのタイトル、そしてBrutal Legendなどにはっきりと感じる事ができます。
前置きが長くなりましたが、昨晩Monkey Islandシリーズ2作目にあたるMonkey Island 2: LeChuck’s Revengeが「The Secret of Monkey Island 2: Special Edition」として新たにリメイクが果たされる事がアナウンスされ、サンフランシスコで海賊スタイルの発表パーティが行われました。上記の1枚はそのパーティの様子で、なんとそこにはティム・シェーファーとロン・ギルバートの二人が!!二人はスペシャルゲストとして登場したようですが、なんという素敵な一枚か!
今をときめくこの二人に祝福されリメイクが果たされるThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionは前作のリメイク同様、スペシャルエディションモードを有し、全てのアートワークが生まれ変わり、音楽も新たにリマスターした物を用意、フルボイス、オリジナルバージョンの収録が行われています。さらに今作では新しい操作方法が追加された事も明らかにされました。
なお、LucasArtsのMonkey Islandシリーズのプロジェクトを担当するCraig Derrick氏は今作のガイブラシ君の髪型を作り直した事を明かしています。どうやら最初のスペシャルエディションの髪型が不評だった様子。よかったのに……。
という事でリメイクが決まったThe Secret of Monkey Island 2: Special Editionの発売は今年の夏!対応プラットフォームはPSN、PC、XBLA、そしてiPhoneとiPod touchとなっています。
爆発!破壊!スピード!男の子の妄想を存分にぶち込んだ上で最新の映像技術をふんだんに盛り込んで開発が行われたBlack Rock Studioの「Split Second: Velocity」(※ これまでSplit/Secondと表記しておりましたが、先日サブタイトルが付与され正式タイトルが変更になりました)、Bizarreが開発を進めているBlurのライバルともされ、両タイトルとも所謂アーケードレーシングタイプのタイトルとなっています。
発売も間近に控えたSplit Second: VelocityがGDC会場にてデモが行われており、新情報やら映像、そしてとても美しいスクリーンショットが数多く公開されています。映像でたっぷりと確認できますが、プレイヤーは”PowerPlay”という爆発を引き起こすトリガーを利用してライバル車を攻撃する事が出来ます。
さらに会場では新しいプレイモード”Survival”の存在を明らかにしています。このサバイバルモードは最後まで生き残ったプレイヤーが勝ち!なモードで、デモンストレーションでは触れただけで爆発する樽が配置されたアリーナ状のコースを他のプレイヤーと生存を掛けて勝負する様子が見られた様です。
本作はUIも非常にシンプルでプレイヤー車の近くに上手くまとめられており、近年希に見る革新的で優れたインターフェースに思えます。このシンプルさはプレイアビリティにも活かされているようで、ボタンはアクセルとブレーキ、そして上述の”PowerPlay”ボタン、そしてもう一つ”Shockwave”ボタンの計4つしか利用しない事が明らかになっています。ハンドブレーキもないこの潔さ!存分に派手なプレイを楽しむ事が出来そうで清々しいというものです。
開発を務めたBlack Rock Studioが自己申告ながらレースゲームのModern Warfare 2とUncharted 2だ!と豪語するSplit Second: Velocity、リリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日となっており、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先ほどNaughty Dogのアートワーク展示会「THE ART OF NAUGHTY DOG」についてお伝えしましたが、現在サンフランシスコで開催中のGDC 2010においてもゲームのコンセプトアートの展示会Into the Pixelが行われており、「Dante’s Inferno」のダークな世界観を描いたハイクオリティなアートワークの数々が公開されています。また同展示会はGDC終了後も4月まで行われる予定です。だめだ、か…かわいい……
現在サンフランシスコで開催中のGDCで、物理エンジンのミドルウェアとして歴史の長い「Havok」がセールスの好調を報告、インテルからの資金提供を受けバイナリバージョンのHavok PhysicsやPC開発向けのアニメーションとコンテンツ用のツール等をローンチした事を明らかにしました。
このセールスの好調は主にアジアでの著しい成長が要因となっており、アジアでの販売が前年に比べ47%の成長を達成しているとの事。これによりHavok社は今後2年のプロモーションをアジアをターゲットに展開していく事を報告。さらに韓国のNCsoftが新たなパートナーに加わった事も併せて明らかにされています。
さらに今後の具体的な動きとしてHavok社東京オフィスの拡大が予定されており、今後日本と韓国、そして中国をカバーする開発者コミュニティの中心としてローカライズのイニシアチブを取っていく計画が進められている事が明かされています。
昨日Wiiウェア版とPSN版のリリースが無事行われたシリーズ「ロックマン10 宇宙からの脅威!!」、本作のDLCではフォルテモードが追加される事がすで明らかになっており、4月5日のDLC登場が今から待ち遠しいファンの方も大勢いらっしゃるかと思います。
そんなフォルテのプレイ映像をカプコンが先ほど公開し、ダッシュやホバリング等フォルテの挙動が確認できる映像となっています。フォルテの登場まで約1ヶ月、それまではロックマンとブルース君をたっぷり楽しんでおく事にしましょう。
最後の新キャラクターとして噂されていたHakan、もう噂というか完全にリーク通りで全く噂という気がしないのが不思議ではありますが、一目みた瞬間に”あ、リークの人だ”と言うしかないHakanが遂に登場しました。と、ここまでだと予定調和すぎな気がしなくもない登場ですが、こんだけ盛り上げといて最後のキャラクターがおっさんキャラとかで大丈夫かと危惧していたのは全くの間違いである事が判りました……。斜め上過ぎて開いた口が塞がらないレベルの素晴らしいキャラクターが登場しました。100点!!!
通常技や挙動、必殺技周りなど色々気になる事は山盛りなものの、なによりとにかく気持ち悪い!羞恥プレイのウルコン、油、ぬるぬるの効果音!そして使いづらそうな技の数々、是非強キャラにならず浪漫キャラとして大成して欲しいと願います。
これでキャラクター枠は一先ず埋まった事になり、あとは既存キャラクターの調整具合が気になるところでしょうか。Seth Killian氏の発言ではかなりのバランス調整が加えられ、戦い方が全く変わってしまうキャラクターも存在するとの事で、詳細の発表が待ち遠しい所です。
先日は新マップのイメージと思われる動画や画像がリークされた「Modern Warfare 2」のDLC、登場は近いとお馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏が発言していましたが、昨晩新DLC用のプロモーションサイト”Mapathy“がオープン、Xbox 360版のDLCリリースが3月30日に行われる事が発表されました。なお、昨年のE3で発表された通りDLCはXbox 360版が30日の独占期間を持っているので、以外のプラットフォームでは4月末のリリースという事になります。
今回のDLCはマップパックである事が明らかになっていますが、オープンしたプロモーションサイトにはあたかも医療系サイトの様なテイストで”Mapathy”と言う謎の言葉が印象的に使われています。サイトにはこの造語らしき”Mapathy”の定義について記されており、近年の病んだマルチプレイの様々な要素(例としてクレーンの上に隠れる人などが挙げられています)を治療する事を目指している事が記されており、ただの追加マップパックという訳ではなさそうな気配です。
先日Modern Warfare 2のユニークユーザーが2500万人を越えた事がRobert Bowling氏のTwitから明らかにされていますが、今回の”Mapathy”と呼ばれる新要素の導入で2000万人を越えるユーザーがMapathyのリスクに晒されるとも記されており、大きくプレイスタイルの変更が余儀なくされる物になるのではないかと予想されます。MapとPathy(療法)を組み合わせたと思われるこの新コンセプト、一体どのような物になるのか詳細が気になるところです。
いよいよ始まったGDC 2010、年々その重要性が高まるイベントとして成長しており、今年も注目のカンファレンスや発表が山盛りとなっています。そんなGDC一発目の話題はゲーム開発のみならず、様々なシチュエーションでの利用が行われているUnityエンジンの新バージョン発表のお知らせです。
Wiiタイトルや比較的規模の小さなゲームでの活用や、Webゲームでの利用、さらには仮想現実分野での応用なども見られ、先日はロード・ブリティッシュの新会社がUnityエンジンの利用を表明しています。
先ほど始まったばかりのGDCにおいてUnity TechnologiesがUnityエンジンの新バージョン「Unity 3」を発表、新たにAndroidとiPad、さらにPS3への対応を明らかにしました。これによりUnityエンジンはWindows PC、Mac、Wii、iPhone、iPad、Xbox 360、Android、PS3に対応した最も広範囲なプラットフォームをサポートする開発環境となり、このキャパシティの広さを売りに今後プロモーションを展開していく様です。
公式サイトではUnity 3の紹介ページをオープン、60年代テイストのアメリカを再現したデモ映像が公開され、新バージョンの新機能などが紹介されています。
Official Xbox Magazineの表紙に登場し、その存在が明らかになったCodemastersの新作FPSタイトル「Bodycount」、本作はCriterion GamesがXboxとPS2でリリースしたシネマティックなFPSタイトル”Black”を手掛けたStuart Black氏による物で、最高クラスのガンプレイが提供されると記されています。尚リリースは2011年Q1の予定で対応プラットフォームはXbox 360とPS3の予定となっています。
体力ゲージやらUI、XPオーブまで無くなり、果てはロールプレイングジャンルに属するかさえ怪しくなってきた「Fable III」、もちろん様々な新要素が盛り込まれる事はお知らせ済みですが、ピーター・モリニュー氏がOfficial Xbox Magazineのインタビューに応え、本シリーズの特徴でもあった感情表現コマンドも無くなる事が明らかにされました。
この決定についてモリニュー氏は「Fable IとIIで見られた感情表現システムはゲームプレイの特徴というよりも、むしろギミックだったと考えている」と説明しており、より直感的なシステムとして採用されたタッチシステムがこれに変わる事を明らかにしています。
さらに氏はタッチシステムと同様に結婚システムも非常に現実的な物になる事を明らかにしており、”誰”と結婚するかだけではなく、その相手がどういう家庭環境にあるかなどまで反映される物であるとの事で、例えば市長の娘と結婚をすれば、多くの従者が付き従うような結婚になるそうです。
本作ではプレイヤーの能力や成長は王としての従者の数で決定されるとされており、ゲームの中でも愛を取るか、それとも現実的な条件を重視するか、そんな選択を迫られる事になるのでしょうか。この辺り、お嫁さん候補のモデリングでこのシステムが活きるかそれとも……今から楽しみです!
マイクロソフトのエンターテインメントとデバイス部門の最高責任者を務めるMindy Mount氏が6月のE3でProject Natal対応タイトルのラインアップを発表する事を明らかにしました。現在明らかになっているサードパーティにはActivision BlizzardやBethesda、カプコン、Electronic Arts、スクウェア・エニックス、THQ、そしてUbisoft等が含まれており、かなり豊富なタイトルが用意されるであろう事が予想されます。
これは昨晩行われたマネジメントや資金、投資関係のビジネスを手掛けるJefferiesが催したAnnual Global Technology Conferenceの会場でMindy Mount氏がIGNに対して語ったもので、デベロッパへの開発キットの提供も順調に進んでおり、既に大手パブリッシャーの70%がNatalへの関わりを持っている事なども明らかにしています。
今年はMafia IIにMax Payne 3、さらにL.A. Noireと、ギャングやマフィアといったノワール映画テイストのゲーム好きには忘れられない一年となりそうな雰囲気ですが、これら3本の中でもノワール的な意味ではサラブレッドとも言える「Mafia II」が、男性誌として知られるプレイボーイ誌と提携し、舞台である1940~50年代アメリカのテイストを再現した雑誌がゲーム中に登場する事が明らかになりました。
2KのボスChristoph Hartmann氏によると、登場するプレイボーイ誌はなんと50冊を越え、ヴィンテージなカバーと見開きのページが楽しめる物になるとの事。
2008年の暮れに登場したXbox 360の最新基盤Jasper、この基盤の登場によりCPUとGPUが共に65nmプロセスに改善、故障についても大きな改善が見られる事となり、Xbox 360はハードウェア的に安定期に入った様にも見えました。そんな中、マイクロソフトがXbox 360用のマザーボード設計者の求人を行っている事が明らかになりました。どうやらこれ以降も新リビジョンのマザーボードは登場する様です。
なお、今回の求人では回路図入力やPCBのレイアウト、部品表、コスト分析のデザインなどを専門に手掛ける人材が募集されています。Xboxの未来は俺が!という技術者の方にはこれ以上ない素晴らしいお仕事かもしれません。
Wedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏と米国の調査会社EEDARがアメリカにおける2月のハードウェアの売り上げ見積もりを発表し、PS3のみが前年比較で成長するであろうという予測を明らかにしました。以下はWedbush Morgan、EEDARによる2月のハードウェア売り上げ予測のリストとなっています。
Wedbush Morgan予測 | EEDAR予測 | |
Wii | 45万5000台 (-40%) | 42万5000台 (-44%) |
DS | 42万5000台 (-28%) | 40万1000台 (-32%) |
PS3 | 30万台 (+9%) | 28万台 (+1%) |
Xbox 360 | 35万台 (-10%) | 33万5000台 (-14%) |
PSP | 9万5000台 (-52%) | 9万台 (-55%) |
PS2 | 4万5000台 (-66%) | 5万台 (-62%) |
Total | 167万台 (-29%) | 158万1000台 (-32%) |
PS3は若干の成長を果たすと予測されていますが、ハードウェア全体の売り上げは前年比で30%ほどの下落が予想されています。しかし、今月にはBattlefield: Bad Company 2やFinal Fantasy XIII、またポケットモンスターやGod of War IIIなどのビッグタイトルの販売が行われるとあって、ハードウェアの売り上げが好転する可能性も示唆されています。
つい先日「Modern Warfare 2」のNo Russianステージに絡むストーリーを描いたマシニマ映像が登場、あまりのハイクオリティに言葉が出ない程の圧倒的なクオリティであの衝撃的なステージが再構成されています。カメラワークとライティングでここまで変わるとは……いずれこんなクオリティでゲームが楽しめる日が来るのかと思うと、ちょっと楽しみなようなぞっとしないような、そんな衝撃的な映像に仕上がっています。
“マシニマ”という言葉はまだ国内ではあまり馴染みの無い言葉ですが、マシンとシネマを足した(machine+cinema)近年の映像ジャンルの一つで、FPSのゲームエンジンを用いて作られる手の込んだMADムービーといった趣の物です。近年ますます高くなる表現力を活かして低予算で映像表現が可能な事からインディペンデントな制作分野として急成長を遂げています。本作の制作を手掛けたのはこのマシニマ作家として知られるMichael Barnes、公式チャンネルにはその他の作品も数多く用意されていますので、気になる方は要チェック!です。
しかしほんとに凄いクオリティ……興味深いのはモデルのクオリティが比較的ラフな物でも、ライティングとカメラワークでかなり印象が違うという事でしょうか。近年ゲームの映像やモデルのクオリティが上がる度に不気味の谷現象について考える事がありましたが、もう現実はもう谷底を軽く越えてしまったのかもしれません。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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