近年のインディータイトルの隆盛を象徴するような作品なったBraid、この素晴らしいタイトルを産み出したJonathan Blow氏の次回作が少し哲学的で静かなタイトルになるとされるこの「The Witness」です。先日とうとう本作の公式blogがオープンし、前評判通りのなんとも不可思議なテイストのコンセプトアートやスクリーンショット、そして開発に関する技術的な情報等が明らかにされ始めました。
まだゲームの詳細自体は明らかにされていませんが、公開された画像からは物語の存在が強く感じられるものになっています。不思議な絵本の様なコンセプトアート、何かから守るように力場で囲まれた家、主の居なくなった彫刻スタジオ、幻想的なタワーなど、Braidにやられてしまったファンにはたまらない世界が待っていそうですね。Natalとの連携も噂されるThe Witness、どのようなタイトルになるか非常に気になります。
そして公式blogでは開発について、Jonathan Blow氏を中心に数人の小さなチームが本作の開発に当たっている事が明らかにされ、印象的な映像の技術的な部分にも言及されています。最新のblog記事はライティングについて書かれており、近年のゲーム映像の技術がシューター分野に大きく牽引されている事を述べ、それらの汎用エンジンやレンダリングシステムが本作の規模には過剰である事が明かされています。
近年の高機能でフレキシブルないくつかのSDKを試したJonathan Blow氏は、ダイナミックな光源がそれほど多くなく、全体的に静かなThe Witnessには不釣り合いだと考え、自分達のサイズにフィットしたグローバルイルミネーションのインゲームシステムの開発を進めているようです。この開発にはメンバーのIgnacio Castano氏が当たっており、すでに数ヶ月をこのシステムの開発に費やしているとの事。このGIシステムはライトマップを動的に生成するという面白いアプローチの物で、日光以外の光源が全てこのシステム上で動作する模様です。
既にこのシステムを128×128サイズの環境マップを元に作られたサンプル画像もアップされています。ゲームのスクリーンショットではないので、精細さという意味では荒いものの非常に上品なライティングが実現されている事が見て取れる物になっています。
Bethesda SoftworksとSplash Damageの提携後初のタイトルとなる期待の新作「Brink」ですが、先日米国のGameStopやAmazon、またイギリスの販売サイトにおいて本作のリリース日に関する表記が見つかり、発売が9月7日に決定したのではないかとの情報が明らかになりました。公式の発表はまだありませんが、2010年にリリースとのアナウンスは既にされている本作、続報があり次第お知らせしたいと思います。
QTE的なモーションが非常に楽しそうで、演出などかなりドラマチックな仕上りを見せているBrink、本作の対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
GTA的な装いとカースタントで登場し、どんな派手なドンパチが始まるのかと一瞬思うコカ・コーラのCM映像をご紹介。素晴らしく素敵な展開が待っているこのCM、週末をハッピーに過ごすなら、”Give a Little LOVE”の言葉が良いことを運んでくれるかもしれません。しかしコカ・コーラCMめ……いつもクオリティが素晴らしい!
日本では本当に深刻な少子高齢化の問題ですが、近年ではこれに慢性的な不景気も重なって世の中は本当に大変な事になっています。そんな状況に一筋の光となるか、ビデオゲームが絡む興味深いニュースが聞こえてきました。カリフォルニア大医学部の老化に関する研究によると、なんとビデオゲームが老化を緩やかにするかもしれないとの事。
この研究を進めているのはカリフォルニア大医学部のSam and Rose Stein研究所で、63歳から94歳までの高齢者19人を対象にWiiスポーツを一日に35分、3週間に渡ってプレイしてもらい、健康状態をチェックしたところ3分の1の高齢者が老化減少に50%以上の軽減が見られる事を発見しました。
同研究所でこれを進めたDipip V. Jeste氏はこの研究の規模が小さな事から精度や重要性の問題について指摘しつつも、今後の大きな研究や総合的なテストに向けて動き始めるためのよいスタートであったと語っています。今後日本でどんどん増えていく高齢者問題、ゲーム機を買うことに色々な意味が加わってくればもしかすると景気もよくなるかもしらん?という明るいニュースでした。しかし、おじいちゃんおばあちゃんがWiiで毎日遊んでいる光景というのはなかなか素敵な物じゃないでしょうか。
本編Crysis 2の方はディティールも登場し始め、いよいよ本格的な動きが見られる状態にまでたどり着きました。しかし、やはりCrysisで気になるのはその映像技術、来月のGDCではまた新しい情報などが出てくると思われますが、本日CryEngine 3の新技術であるLight Propagation Volumesの技術を用いたデモ映像が登場しました。内容はテクニカルな物ですが、CryEngine 3の圧倒的なパワーを目の当たりにできる素晴らしい内容になっています。
今回の映像で取り上げられているのは昨年のSiggraphでCrytekのAnton Kaplanyan氏とシュツットガルト大学のCarsten Dachsbacher教授が発表したCascaded Light Propagation Volumesのリアルタイムなグローバルイルミネーションへの応用に関する物(発表時の資料はPDFで公開されています ※リンクはPDFが開きます)で、Crytekが公開しているSponza Modelを用いて、CryEngine 3のこの新技術について映像で解説されています。
このLight Propagation Volumeというのは光や色の空間内での伝わり方をより効率的に行う技術で、シーン全体を数種の3Dグリッドを用意し、グリッド毎に光量を計算する物。これらのグリッド値を参考にシャドウマップの生成等にも応用している様です。映像ではオブジェクトの移動に併せて周辺の環境光が変化する様子や、実際のゲームプレイに反映させた様子(壁の色に注目)など、恐ろしくクオリティの高い映像が確認できます。またこの技術を応用したオクルージョンの様子も納められており、リアルタイム演算ながら非常にクオリティの高い影が確認できます。
映像では3Dグリッドのネスト数やそれによるフレームレートの増減もしっかりと記されており、そのフレームレートの高さにはこういった技術がかなり現実の物として近づいている事が体感できる内容になっています。なお、これらの映像はnVidiaのGTX285を用いており、1280×720、MSAA無しで計測されています。
さらに映像の最後では世界中のCGI作品で多く利用されているmental rayとのレンダリング比較も行われており、同じシーンを用いてCryEngine 3のGI無し、CryEngine 3のGI有り、mental rayのレンダリング結果3種を確認する事ができます。その結果からはCE3のGI有りで120fpsのリアルタイムで描画するイメージがmental rayが45分掛けてレンダリングしたイメージに大きく近づいていると言える驚愕の結果が見て取れます。
すでに疑似GI計算の様な技術はHDコンソール機でも実現されているわけですが、このCascaded Light Propagation VolumesとGIの併用がどのようにゲームに盛り込まれていくのか、ますますCrysis 2の登場が楽しみです。
年末のVGAや先日開催されたX-10イベントでも動向に大きく注目が集まるCliffy Bの次回作ですが、なかなか有力な情報や発表が無いまま、E3を迎えそうな時期になってしまいました。Cliffy Bは料理の話しやら見てきた映画、Heavy Rainの話しなど日々のんびりTwitしている毎日(表面上)ですが、先日のDICEサミットでのInteractive Achievement Awardsの表彰式においてEpicのボスMike Capps氏が気になる発言をしています。
VentureBeatのDean Takahashi氏がIAAの会場で見つけたMike Capps氏にインタビューをしたところが映像で公開され、その中でEpicの次回作について「私たちはUnrealタイトルは作ってないよ、今はGearsフランチャイズの開発を進めているんだ」と返答、次のE3Epicのファンにとって刺激的な物になるだろうと加えています。(※こちらからインタビューの映像をご覧頂けます。)
これがGears of War 3のアナウンスかどうかは未だ不明ですがGearsフランチャイズを開発中なのはどうやら間違い無い様子。いよいよギアーズが始動する事になるのか今からE3の開催が楽しみです!
昨日、海外のストリートファイターシリーズファンサイトにカプコンのコミュニティマネージャーを務めるSeth Killian氏がインタビューに応じ、本作の開発が完了した事を明らかにしました。インタビューの中で氏はダッドリー・いぶき・マコトの参戦に纏わるバランス調整の話しなどに触れています。
また新キャラクターの登場と2種類に増えたウルトラコンボの存在は、これまでのゲーム性から大きな変化を余儀なくする物で、キャラクターによっては全く新しいスタイルで戦闘を組み立てる必要があると述べられています。氏はその例として気功掌を選んだ春麗がかなり影響を受けるだろうと付け加えられています。
また、前作ではかなりの強キャラとされたサガットの調整についても触れられており、サガットがまだパワフルなままである事、そして強者たらしめた数々のテクニックがまだ全て動作している事、しかしサガットはよりパワーアップした既存キャラと新キャラ達を前に、厳しい戦いに直面するだろうと述べられています。
さらに氏は本作がパッチ可能な状態にある事、ネットコードに関する話題、iPhone版の登場や、DLCに関する話題にふれ、最後に前作ストリートファイターIVの所有者になんらかボーナスがあるかもしれない旨を匂わせて、そのインタビューを終えました。
まだまだ気になる部分が多く残されているスーパーストリートファイターIV、バランス調整はかなり自信があるとの事で、残る新キャラクターの登場も含め、既存キャラクター達の続報なども気になる所です。
まだまだマルチプレイの熱狂も衰える様子が見えない「Modern Warfare 2」ですが、昨日お馴染みのRobert Bowling氏がDLCのミーティングを行っているとTwit、リリース日とその詳細のアナウンスが近日明らかにされる事が判りました。
この初DLCはリリースから30日間はXbox 360向けに独占配信され、マルチプレーヤーの新マップが含まれている事がこれまでに明らかになっています。一体どんなDLCになるのか、アナウンスあり次第改めてお知らせいたします。
ニッチなマカロニウエスタンゲームの新たな鉄板タイトルとして、そして散策&野生動物萌えゲーとして、あまりのクオリティの高さにリリースが楽しみでならないRockstarの次回作「Red Dead Redemption」ですが、その魅力の1つに所謂映画的な特濃の汁っぽいキャラクター達の存在があります。おっさん!おっさん天国!と言わんばかりのきったないキュートなおっさん達が目立つ本作ですが、女性陣もなかなか負けない汚れ具合で、洋ゲーでも日本ゲーでも年々肌が綺麗になっていく近年の女性陣達とは、一線を画す生活臭さがたまらない仕上がりになっています。
そんな魅力的な登場人物達を描いたスクリーンショットが公開され、派手な衣装に身を包んだすごい効き目の傷薬セールスマン(日本で言うと蝦蟇の油売りみたいな物、海外では蛇の油がこれに当たります)や、鋭い目つきの政府高官、屠殺場で働くロマンチックな中国人、神秘的なネイティブアメリカンなどなど、本当に一筋縄ではいかなそうな怪しげな面々が揃っています。
さらに本作に登場するマカロニウエスタンお約束のアイテムもいくつか紹介されています。武器の汚さも秀逸!さび付いたモーゼルに燃える種類の人種には垂涎のぼろぼろ具合が期待出来そうです。さてRed Dead Redemptionには一体どんなドラマが待っているのか、リリースは北米で4月27日の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
国内公式サイトもオープンし、6月の国内版リリースが目出度くアナウンスされた「Just Cause 2」ですが、さらに本作のえらく豪気なデモが3月4日に登場する事が明らかになりました。デモの対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
このデモは砂漠や軍事基地、町や滑走路など多くの施設が含まれる35平方マイルのサンドボックスを舞台に、リコが可能なアクションをかなりの量含めた物で、これまで映像で見て指をくわえているしかなかったアクションやスタントの数々を自分の手で楽しむ事ができる物になるようです。
さらにスタントトレーラーの新作も登場!今回は空中での破壊活動が描かれています。相変わらずのハチャメチャさで暴れるリコと無駄(褒めてます)な解説、「問題無し」の文言に、一体そもそも何か問題があるのか?と首をかしげざるを得ない素晴らしいトレーラーに仕上がっています。デモ登場まであと1週間!待ちきれない!
今月初めに満を持してその姿を現したスピンアウトタイトルの「Fallout: New Vegas」、今作はObsidian Entertainmentが開発を担当し、西海岸ラスベガス周辺を舞台に新しい冒険が描かれます。本作の情報は既に海外情報紙などで断片的に明らかになってきていますが、昨晩新たにNew Vegasの様子や武器のカスタマイズの様子が描かれた情報紙の特集内容が明らかになりました。
今回の内容からはガバメントにスコープを取り付けたり、マガジンの無理矢理な拡張など、しっかりとオブジェクトにその内容が反映されている様子が確認でき、記念モデル的な凄い装飾が施されたガバメントなど興味深いアイテムも見られます。さらにプレイ時のUIも小さいながら確認でき、前作を踏襲した馴染み深い物になっている事が判ります。さらにワシントン周辺よりも破壊の被害が少ないとされる西海岸のいくらか生活感が残された町の様子も確認できます。
大型拡張パックの登場や、新作の開発も明らかになったBiowareのDragon Age、アナウンス時に発されたバルダーズゲートの精神的な後継タイトルの名にふさわしい素晴らしいタイトルに仕上がりました。エピックなストーリーながら神の物語ではなくあくまで人間やエルフ、ドワーフ達の物語であった事、キャラクターのClass選択が抑えた作りになっている事、BG1的なスペルのバランスなど、BiowareによるファンタジーRPGの再起動を文字通り果たしたと言えそうです。
そんな本作の開発小ネタがGameinformerに登場、開発中に開発者用のアーカイブメント(実績とかトロフィーとかのあれ)などが用意され、過酷な環境になりがちな開発も楽しんで進められた様子など、かなり興味深い内容が記されています。ワード数も95万近くの圧倒的なボリュームで、フルボイスが当たり前になってきた近年にBG2の120万ワードに迫る勢いである事も本作の存在感を示す象徴的な数だと言えそうです。
- Dragon Ageは本作を成功させるために”developer achievements”(開発の実績)を持っていた
- この実績のうち12,212がプロダクション中の開発者達に与えられた
- Dragon Ageはダイアログ用に74万2000の単語を有し、会話ではない物が20万2000語存在、チェコ語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語の8言語に翻訳、そのうち4言語が音声化されている
- 品質管理のアナリストBruce Venne氏はDragon AgeのPC版を1,957時間プレイし、その回数は5,342回に及んだ
- 月末には”Bruce”と名付けられた業績が用意され、その月にBruce Venne氏よりも多くプレイした人に与えられたが、一度しかそれは与えられなかった
- BiowareのボスRay Muzyka氏は134の開発実績をゲット、リリース前に385時間プレイし、35回のクラッシュを経験し、311のバグをまとめた
- Ray Muzyka氏はメイジをプレイ、Mike Laidlaw氏は二刀ローグを好んでプレイした
- インゲームアニメーションでは映画”300<スリーハンドレッド>”のスタント俳優がモーションキャプチャーを行い、アニメーター達はビデオリファレンスの為に木の棒を使ったライブアクションRPG(LARP)を行った
- Dragon Ageの会話に用いられた単語数は79万856語、一般的な小説は8万から10万語程度(※情報元の記述どおり)
- キャラクター達の会話行数は6万8260行、映画の平均が3,000行程度
- Leliannaの歌はレコーディングとコンポーズを24時間以内で終えた
- オーガはふかふかの優しいキャラクターだった事がある
- Dragon Ageチームは一週間で1,400杯のエスプレッソサイズのコーヒーを飲んだ
- Dragon Ageのオーケストラパートはシアトル交響楽団によるもの
- 44人からなるオーケストラパートはそれぞれ2回録音が行われ、88ピースの音源として作られた
- 早吹きで苛烈な木管楽器のソリストを務めるChris Blet氏はスタートレックやX-Men Origins: Wolverine等のハリウッド大作でも演奏を務めた
- プロモーション映像で使用されたgrey wardenは上級プロダクトマネージャーによって作られたキャラクターで彼にそっくりだ
- 原寸のドワーフ酒場と8フィートのドラゴンが試写会の為に作られた
- 144人の声優がDragon Ageに参加した
- 2.5年掛かった開発期間に101万5,977回ゲームがプレイされ、その実行時間はトータルで8,145日におよぶ
- 開発の最後の年に4,212種類のクラッシュが報告されfixされた
- 品質保証アナリストのMark Ramsden氏は最も多い2,699のバグを報告した
- リリース前の一年間に459人のBiowareとEAのスタッフが582台の異なるPC上でプレイを行った
- 234のエリアがプロダクションの間に利用された
- 作成されたユニークなアイコンの数はおよそ1,400
- 拡張コンテンツを含むミニマップの数は182
- Dragon Ageエンジン上に生まれた最初の生き物はミディアムアーマーを着た人間男性とオーガ
- Dragon Ageの世界には1,600以上のインベントリアイテムが存在する
- Dragon Ageの世界には3,200以上のクリーチャーとNPCが存在する
- Dragon Ageの世界には200以上のエリアが存在する
- Dragon Ageの世界には1,600のフェイスモデルが存在する
- Dragon Ageの世界には2万のモデルが存在する
- Dragon Ageの世界には5,500以上のアニメーションが存在する
- Dragon Ageの世界には3,000のカットシーンが存在する
- ゲームには3,000種類の柱がある
- ライティングデータを計算するためにレンダーファームを用いて2週間掛かった
- 54.1時間のオーディオファイルが存在する
- ゲームに登場するアクターの数はモーフを含めて1,535
- ゲームに登場するアイテムの数は1,436
- プレイ可能なエリアの数は221
- ユニークなクリーチャーの数は209
- ゲームの仕上げには経験を積んだ品質管理スタッフ達が90時間を掛けた
- ダイアログスキップのチートを使用してスピードプレイを行っても12時間以上掛かる
- スタッフの1人はチェインメイルを0からフルスクラッチする
先月中古販売対策としてEAが打ち出した”Project Ten Dollar”、タイトルの新品パッケージに使用制限のついたDLCのコードを同梱する事で新品のアドバンテージを保とうというものですが、これに相当するDLCと思われるマップパックが「Battlefield: Bad Company 2」のリリース日に登場する事が明らかになりました。
このDLCは”Day 1 Map Pack”と名付けられたもので、マルチプレイにRushモードのNELSON BAYとConquestモードのLAGUNA ALTAの2マップが追加されるという物。改めてこのDLCをインゲームストアから購入する場合の価格は15ドルになると予想されています。
さらにリリースが近づいてきた本作のTV向け30秒CMも登場、テンポよく本作の魅力がまとめられたこのCMは、来週から放送される事になります。さらに新トレーラーも登場、いよいよリリースに向けてプロモーションも本格化してきたBattlefield: Bad Company 2、リリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
ケイオスが登場しレベルキャップも解放される最新作Warhammer 40,000: Dawn of War II – Chaos Risingのリリースも間近に迫ったWarhammer 40,000シリーズですが、Relic Entertainmentによるシリーズ次回作はとうとうアクションRPGとなる「Warhammer 40,000: Space Marine」とされています。そんな本作のスクリーンショットが昨晩THQから公開されました。
すでに昨年アナウンス済みの本作はシリーズ初のサードパーソンアクションRPGとなっており、帝国とオークの戦いが描かれている事が明らかにされています。プラットフォームはXbox 360とPS3に対応しており、シングルプレイのみならずマルチプレイも実現されると言われています。今回THQが発表したのは2枚のスクリーンショットで、リリースは2012年とされている事からしばらくは首を長くして待っているしか無いと思われますが、ファンには垂涎のこのタイトル、たった2枚のイメージでもテンションが上がりっぱなしです。
いよいよ国内リリースも決定したXbox 360期待のサイコスリラータイトル「Alan Wake」、Remedyの高い技術と意欲的なDLC展開等で今後の新フランチャイズとして注目を集めています。そんなAlan Wakeの動作に関する情報がオフィシャルフォーラムでRemedyのモデレータから明らかにされました。
それによるとAlan Wakeは通常ゲーム時に30FPSでコンスタントに動作しており、メニューと原稿のページに絡む画面では60FPSで動作するとの事。また、フレームレートの落ち込みはほぼ無いとも記されています。さらに2倍MSAAが多く見られる中、Alan Wakeでは4倍AAが使用され、720p動作である事も併せて明らかにされています。
なお、開発はすでにバグフィックスの段階に入っているとの事。5月18日(国内版は5月27日)のリリースに向け開発もいよいよ大詰めを迎えつつあるAlan Wake、Max Payneも失い7年振りのタイトルリリースを果たすRemedyの復活なるか、期待が高まります。
かつてBottlerocket Entertainmentが開発を進めていたものの、クオリティの問題からナムコの社内開発へと引き上げられて以降、続報が無かった懐かしのホラーアクション「スプラッターハウス」ですが、昨日新しく生まれ変わったスクリーンショットとアートワークが公開されました。まさにスプラッター!と言わんばかりの容赦無い血の量で、ぐっちゃぐちゃ度も遙かにパワーアップしています。(※Bottlerocket版はリックがぐちゃぐちゃになってましたが……)
Gameinformerによるとストーリーはオリジナルを踏襲しているようで、今回もウエスト博士の大邸宅を舞台にガールフレンドのジェニファーを救いに行くリックの物語となっているようです。また、リリース時期とプラットフォームについても記されており、2010の第3四半期にPS3とXbox 360でリリースされるのではないかと予想されています。画像は13枚ありますので、気になる方は続きからどうぞ!
最近ではやはりDante’s Infernoの存在がまず一番に浮かぶ罰当たりでサタニック(で愉快)なビデオゲームの存在ですが、これらにヒステリックに拒絶反応を示し排除を真剣に求める方達が世の中には存在します。近年のオーストラリアでもこれに似た状況が発生していますが、ひとまず今回はサタニックと性・暴力の表現とは切り離してご紹介させていただく事を先に明記しておきます。
フィラデルフィアの新聞メディアThe Bulletinにおいて、Lance Christian氏というライターが子供を持つ親達に対してサタニックなゲームが如何に反宗教的かを書き並べ、これらのビデオゲームはサタンがこの時代の技術に合わせて用意した悪魔達の新しい道具だと記しています。Christian氏がThe Bulletinで並べたタイトルの例を挙げると以下の様になっています。
■ 蒼魔灯
プレイヤーはサタンに魂を売り、力を手に入れる。その力でサタンを復活させるゲーム。■ 真・女神転生III-NOCTURNE
悪魔の主人公が大天使ミカエル、ガブリエル、ラファエルを倒し、最後に神を倒すゲーム。■ シャドウハーツ
主人公が宿す力で神を倒し、世界を救うゲーム。■ Dragon Age: Origins
このゲームは、狂って世界を呪う様になった神を中心に進みます。魔女は信仰者を攻撃し、プレイヤーは神を産むためにblood magicと呼ばれる異端の魔法を用い魔女と性行為をする事が可能です。また、別のシナリオではプレイヤーが少年の魂と引き替えに悪魔と性行為を行う事が可能です。
さらにChristian氏の対象はDante’s Inferno、Guitar Hero、Darksiders、デビルサマナー、クーデルカ、ベヨネッタにも及びんでいます。まずChristian氏は本当にゲーム遊んだんかい!と思わずツッコミを入れざるを得ない頭の痛い内容になっていますが、Dragon Ageが妙に詳しく掛かれてある所を見ると、プレイをした上でこの様に感じているのかも……と余計に空恐ろしい感覚を覚えます。
もちろん信仰の是非について考えれば、これは非常にデリケートな問題である事に違いはないのですが、悪魔は実在しないこと、そしてそもそもサタンという悪魔はキリスト教の世界観に内包されたキャラクターである上に、現在よくキャラクターとして扱われるサタンは17世紀にジョン・ミルトンによって書かれた失楽園の物語に依拠する所が大きい事を鑑み、率直に個人的な感想を述べると彼はアンパンマンを見てバイキンマンの存在の是非について拒絶を示している事と同じ様に感じます。
バイキンマンが存在しないアンパンマンが物語として存在し得ないのと同じで、人が書いた旧約聖書に登場する人が作った神や悪魔、彼らがどちらかを欠いた状態、コントラストが無い状態で正しい事や教えを説く事は果たして出来るでしょうか。オーストラリアの問題にも宗教が絡んできそうな動きが見られますが、国内でも見られるハードに絡む論争など、対岸の火事とは思えない側面もあります。そもそもなぜ暴力的なゲームやこういったワイドショー的な諍い毎が楽しいと感じるのか、根本の部分に目を向けてみるよい機会かもしれません。
みんな大好きなマスターチーフとストームトルーパー!赤いスパルタンじゃ…というツッコミは置いといて、マスターチーフとストームトルーパーがラブラブでデートする映像作品が登場、中身2人ともおっさんじゃね……というのも置いておいて下さい。しかし素晴らしい曲もあいまって、のんびりしたなんともない平和がここにはあります。素敵!
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