昨年2月中旬に“2000 AD”IPのライセンシングを開始し、昨年10月中旬に第1弾タイトルとなる“Rogue Trooper Redux”を発売したイギリスの名門「Rebellion」ですが、今年7月下旬にアナウンスされたダンカン・ジョーンズ監督による“ローグ・トルーパー”の映画化や“ジャッジ・ドレッド”の新たなTVシリーズの動向に注目が集まるなか、“Rebellion”が1億ドル規模の映画/ドラマ撮影スタジオを設立し、自ら映画“Rogue Trooper”とTVドラマシリーズ“Judge Dredd: Mega-City One”の製作を手掛けることが明らかになりました。
先日、オーストラリア初のビデオゲームアワードとしてアナウンスされた「Australian Games Awards」ですが、シドニーのビッグトップ・ルナパークで行われる12月19日の授賞式が迫るなか、イベントを主催するTrade Mediaが全30部門のノミネート作品を発表。「Fallout 76」と「Monster Hunter World」、「Fortnite」がGOTYを含む4部門に選出され、最多ノミネートを果たしたことが明らかになりました。
また、部門別ノミネート作品の発表に併せて、受賞作品を決定するユーザー投票の受付がスタートしています。
ジャンル別のGOTYに加え、Esportsやジャーナリスト、コンテンツクリエイターといった多彩な部門を用意した記念すべき第1回のノミネート作品は以下からご確認ください。
先日、公式コミック“Yooka-Laylee and the Kracklestone”のKickstarterキャンペーンが実施されたPlaytonic Gamesの新作アクション「Yooka-Laylee」ですが、新たにスタジオの公式Twitterが本作の販売規模を報告し、2017年4月のローンチからおよそ一年半が経過した“Yooka-Laylee”の世界的なセールスが遂に100万本のマイルストーンを突破したことが明らかになりました。
2009年のE3開催時にPS3専用タイトルとしてアナウンスされ、1970年代後半の冷戦をテーマにしたステルスアクションとなることが報じられたRockstar Northの「Agent」ですが、2007年の予告から11年が経過しながらも、今なお公式サイトにタイトルラインアップの1つとして掲載(参考:Rockstar、Take-Two)される本作の続報が待たれるなか、Take-Twoが遂に米国特許商標庁のAgent商標を放棄したのではないかと注目を集めています。
本日、Starbreezeが11月6日に海外ローンチを果たした「OVERKILL’s The Walking Dead」の販売動向とビジネス的な今後の取り組みをまとめたプレスリリースを発行し、“OVERKILL’s The Walking Dead”の収益が当初の期待よりも低く、2018会計年度第4四半期の業績にマイナスの影響を与える状況となっていることが明らかになりました。
“State of Decay 2”や数々のアニメーション作品で活躍するドイツ人アニメーターJonas Manke氏が、たった1人で2年半に渡って開発を進めている新作「OMNO」のKickstarterキャンペーンを開始。古代文明の遺跡が残る美しい作品世界や、多彩な機能を持つ魔法の杖で旅する主人公のアクションが話題となり、既に初期ゴールの倍近い資金調達を果たしています。
“OMNO”は、謎に満ちた古代世界における発見の旅を描く三人称視点のパズルアドベンチャーで、酷寒のツンドラや緑が生い茂る森、太陽が照りつける砂漠など、バリエーション豊かな景観、障害物や秘密に満ちたレベル環境のプラットフォーマー、大小様々なクリーチャーといった要素を特色としています。
人気TRPG“ワールド・オブ・ダークネス”の“ワーウルフ:ジ・アポカリプス”をコンソールとPC向けにビデオゲーム化するCyanide開発の新作として、2017年1月にParadox InteractiveとWhite Wolf、Focus Home Interactiveがアナウンスした期待作「Werewolf: The Apocalypse – Earthblood」ですが、今年5月に発表されたフランスのBigben InteractiveによるCyanideの買収後も、Focus Home Interactiveが当初の予定通り販売を行うと報じられていた本作の動向に注目が集まるなか、本日Bigbenがプレスリリースを発行し、“Werewolf: The Apocalypse – Earthblood”のパブリッシングとディストリビューション権をFocus Home Interactiveから取得したことが明らかになりました。
長年Insomniacで活躍したアニメーター兼アーティストDavid Cumbo氏が2014年に設立したグラフィックノベルとイラストブック専門のプロダクション“Dreamprism Press”が手掛ける公式コミックとしてアナウンスされ、10月半ばにKickstarterキャンペーンを始動した「Yooka-Laylee and the Kracklestone」ですが、週末に本作のKickstarterキャンペーンが無事終了し、初期ゴールを上回る6万2,260ドル(約702万円)の調達に成功したことが明らかになりました。
先日、Kickstarterキャンペーンの進捗と独創的な作品の概要をご紹介したJack King-Spooner氏の新作アドベンチャー「Sluggish Morss: Pattern Circus」ですが、週末に本作のKickstarter調達が無事7,000英ポンドを超え、めでたく初期ゴールをクリアしたことが明らかになりました。
傑作アドベンチャー“Dujanah”を生んだJack King-Spooner氏の新作“Sluggish Morss: Pattern Circus”は、異なる時空が一時的に干渉し合う現象が発見された世界で、8人の異なる主人公の物語とその交錯を描くアドベンチャーで、前作と同じくクレイモデル/アニメーションを用いたビジュアルスタイルや多彩なミニゲーム、数人のゲストを迎えた素晴らしいBGMを特色としています。(作品のディテールについては過去記事を参照のこと)
“Sluggish Morss: Pattern Circus”は、PCとMac、Linux向けの新作として2020年1月の発売を目標としており、Kickstarterキャンペーンは残すところあと8日の段階で7,300英ポンドを超える調達を果たしています。僅か8英ポンド以上のプレッジでDRMフリーの本編と拡張サウンドトラックが得られるほか、クレジットに名前も掲載されますので、興味がある方は早めにプレッジを済ませておいてはいかがでしょうか。
年末恒例の大規模イベント“The Game Awards”の放送がいよいよ2週間後に迫るなか、新たに米3大ネットワークの1つである大手放送局CBSが独自のビデオゲームアワード「Gamers’ Choice Awards」をアナウンスし、12月9日にテレビ放送やライブ配信を含む大規模な授賞式を開催することが明らかになりました。
“Gamers’ Choice Awards”は、ファン投票のみによって多彩な部門の受賞作品や受賞者を決定するゲームアワードで、今回が第1回の開催ながら、その年を代表するセレブ達が次々と登壇するFOXのど派手な人気アワード“Teen Choice Awards”(去年はロバート・ダウニー・Jrやクリス・プラットも登場)のクリエイターチームが製作を担当しており、文字通りTCA的など派手な授賞式が行われるのではないかと思われます。
前回、好調な販売を続ける“Red Dead Redemption 2”が3週目の首位を獲得していたイギリス小売市場の週間セールスチャートですが、新たにGamesindustryがUkieとGfK Chart-Trackに先駆けて11月11日週の販売データを報告し、スパイロの初期3部作をリマスターするトリロジーバンドル「Spyro Reignited Trilogy」が見事初登場1位を獲得したことが明らかになりました。
人気シリーズ最新作「Fallout 76」は初登場3位で上位入りを果たしたものの、同市場における“Fallout 4”の初週販売から82.4%減を記録。首位となったスパイロがフルプライスではなかったことから、売上げについては11日週のトップを獲得したとのこと。
また、今週初登場となる「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ」と「ポケットモンスター Let’s Go! イーブイ」はそれぞれ4位と6位でTOP10入りしており、2本を合算した販売は“Spyro Reignited Trilogy”を超える記録となっています。(初週販売は2016年のポケットモンスター サン・ムーンから60%減、2013年のポケットモンスター X・Yから5%減となっているが、英国向けの出荷本数が少なかったほか、Nintendo Switchと3DSのインストールベースに大きな違いがあることも挙げられている)
また、待望のローンチを果たした人気シリーズ最新作「ヒットマン 2」は初登場10位でTOP10入りをはたしています。(前作のローンチ時はダウンロード販売だったことから初週の販売比は不明)
「Fortnite」の“Deep Freeze”バンドルが初登場8位となった最新の上位10作品は以下からご確認ください。
Sluggish MorssやBeeswingといった独創的な作品で知られ、2017年9月にクレイアニメーションを用いて架空のイスラム教国家で家族を失った女性の物語を描いた傑作アドベンチャー“Dujanah”を発売したイギリスのデザイナーJack King-Spooner氏ですが、“Dujanah”以降の動向に注目が集まるなか、新たに第2弾のクレイアニメーションアドベンチャーとなる新作「Sluggish Morss: Pattern Circus」のKickstarterキャンペーンがスタートし、7,000英ポンド調達の初期ゴールクリアを目前に控える状況となっています。
“Sluggish Morss: Pattern Circus”は、異なる時空が一時的に干渉し合う現象“Another Time Expression”が発見された世界で、8人の異なる主人公の物語を通じて、時空間の干渉による影響と複雑に交差しあうノンリニアな物語を描く作品で、“Dujanah”と同じく多彩な(コンテキストに満ちた)ミニゲームやサイドクエストを特色としており、PCとMac、Linux向けの新作として2020年1月の発売を目標としています。
Jack King-Spooner作品と言えば、独創的なビジュアルスタイルと同じく、氏自身が手掛ける素晴らしい楽曲群が大きな役割を担っていますが(参考:Dujanahの拡張サウンドトラック)、今回はこれまでのパーソナルなアプローチとは異なり、数人のミュージシャンを迎え、よりバンド色を強めた幅広い楽曲を用意することが判明しています。
レイチェル・マクリーンやフランシス・ベーコン、デヴィッド・クローネンバーグ、アレハンドロ・ホドロフスキー、スーパードンキーコング、Oddworld、アランドラ、エレメンタル ギミック ギアといった作品にインスパイアされたビジュアルとアートスタイル、そして7人の異なる主人公と異なる時代の物語を描いた94年のカルト的な傑作JRPG“ライブ・ア・ライブ”に強い影響を受けたストーリーの一端が窺える興味深いキャンペーン映像と主人公達のラインアップは以下からご確認ください。
なお、“Sluggish Morss: Pattern Circus”のKickstarterキャンペーンは、僅か8英ポンド以上のプレッジでDRMフリーの本編と拡張サウンドトラックが得られるほか、クレジットに名前も掲載されますので、決して他では味わえない一風変わったゲームに興味がある方はJack King-Spooner氏のプロジェクトを支援してみてはいかがでしょうか。
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