昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2011/2/16)

2011年2月16日 9:38 by katakori
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映画”グリーンランタン”のゲームタイトル「Green Lantern: Rise Of The Manhunters」のアナウンストレーラー
「The Elder Scrolls IV: Oblivion」のMODによるカオスなGTA+ホンダNR500映像

CrytekがPC版「Crysis 2」流出を経てなお『今後もPCゲーミングがCrytekにとって重要』と発言、ど迫力の新トレーラーも

2011年2月15日 22:36 by katakori
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昨晩公開されたストーリートレーラー

先日、PC版「Crysis 2」を襲ったゴールドに近いβビルドの流出について、EAと共に”著作権侵害がPCゲーム市場とPC開発コミュニティを破壊し続けている”とのコメントを発表したCrytekですが、本日CrytekのCEOを務めるCevat Yerli氏がPC版コミュニティやファンに対し、PCが今もCrytekにとって重要なプラットフォームだとして、今後もPC向けの開発を続けていく旨を記した力強いコメントを公式フォーラムにて発表しました。

あなた方全員が今頃はもう聞いている事と思いますが、Crysis 2の不完全な初期ビルドがオンラインで流出しました。私たちはこの出来事にとても失望していますが、私たちは皆、あなた達、そして私たちのコミュニティーから受けたサポートに全く圧倒されました。

これは不運な出来事でしたが、私たちはPCゲーミングがCrytekにとって非常に重要で、今後の将来も重要であると約束します。私たちは皆、私たちの純粋で誠実なファンに大きなゲーミング体験を提供する事に焦点を合わせています。私はCrysis 2がCrytekのベストなPCゲームとして、あなたがゲームを楽しむ事を望んでいます!

Crytekはあなた達の継続的なサポートの全てに感謝して、あなたと近くオンラインでプレイ出来る事を楽しみにしています!

ありがとう
Cevat Yerli

なお、先日もお知らせしましたが、今回流出したビルドはPCでの動作確認を目的としたベータ版であった事を改めて掲載しておきます。

本日は遂に国内版の公式サイトもオープンしたCrysis 2、リリースは北米が3月22日、ヨーロッパでは3月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。

ゲームプレイの特徴的なシーンを収めた新トレーラー
情報元:Eurogamer

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2011/2/15)

2011年2月15日 10:17 by katakori
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トランスフォーマーシリーズの新作「Transformers: Dark of the Moon」のティザートレーラー

CrytekとEAがPC版「Crysis 2」の流出にコメント『著作権侵害はPCゲーム市場とPC開発コミュニティを破壊し続ける』

2011年2月14日 19:16 by katakori
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「Crysis 2」 クライシス 2

本日、2月22日に北米リリースを迎えるPS3シューターの期待作「Killzone 3」と3月22日リリースのPC版「Crysis 2」が流出したニュースをお知らせしましたが、先ほどCrytekとElectronic Artsがこの流出について共同声明を発表、著作権侵害はPCゲーム市場とPC開発コミュニティを破壊し続けると述べ、今回の流出を強く批判しました。

声明にはCrytekとElectronic Artsがこのニュースによりひどく失望したと記され、Crysis 2は現在も開発中で、リークされたバージョンは実行に必要な動作環境を確かめる為のβバージョンだと明言、製品版がブロックバスタータイトルのクオリティを約束するタイトルだとアピールしています。

現在のところ、今回の流出がPC版セールスに与える影響の規模は明らかではありませんが、デベロッパ、パブリッシャとも、非常に深刻な事態に見舞われている事は間違いありません。

情報元:Eurogamer

「PlayStation 2」の販売台数が遂に1億5000万の大台を突破!ゲームソフトの出荷は15億2000万本超え

2011年2月14日 18:05 by katakori
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「PlayStation 2」

昨年の10周年記念も記憶に新しい「PlayStation 2」ですが、先ほどSonyのPlayStation公式Twitterが、本日PlayStation 2の販売台数が1億5000万台を突破したと発表しました。

PlayStation 2は日本国内での2000年3月4日リリースを皮切りに、同年10月には北米リリース、11月にはヨーロッパでのリリースも行われ、2002年には韓国、2003年にはブラジルと中国でもリリースされ文字通り世界を席巻、順調にセールスを伸ばしました。

現在はHDコンソールに世代を明け渡したPlayStation 2ですが、10年を経過した現在も東ヨーロッパ、南米、東南アジアや中東において、需要が継続する傾向にあるとのこと。また、ソフトウェアの出荷本数も15億2000万本を超えたそうで、これからもその記録をじわじわと伸ばしていく事となりそうです。

情報元:VG247

「Metro 2034」は”Call of Dutyシリーズと競合する”、THQのDanny Bilson氏が発言

2011年2月14日 13:09 by katakori
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「Metro 2034」 メトロ 2034

先月15日にお伝えしたTHQのDanny Bilson氏による「Metro 2034」のインタビューでは、前作Metro 2033の失敗を踏まえ、今年のE3から最上のキャンペーンを展開するとの発言が見られましたが、新たにIGNのインタビューにDanny Bilson氏が登場、Metro 2034がCall of Dutyシリーズと競合するタイトルになると強い自信を明らかにしました。

モダンな機能を多く実装した4A Gamesの内製エンジン”4A-Engine“は技術的な面で非常に高度なエンジンとして注目を集めましたが、Bilson氏はMetro 2034が前作からさらなる技術向上を実現したと発言。さらに、Call of Dutyシリーズと競合する為のブラッシュアップを進めている事を明かし、THQがこれを適切なマーケティングで支援すると改めてアピールしました。

しかし、今年のホリデーシーズンに襲来するであろうCall of Dutyシリーズ新作とBattlefield 3の決戦に参入するにはシングルプレイだけでは少し厳しいと感じます。その辺りMetro 2034が競合しうるだけのポテンシャルを持つ新要素が用意されているのか、E3でのお披露目が今から楽しみです。

情報元:CVG

著作権被害:PS3の期待作「Killzone 3」とPC版「Crysis 2」が流出

2011年2月14日 12:04 by katakori
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「Killzone 3」 キルゾーン 3 「Crysis 2」 クライシス 2

長年ゲーム産業に影を落とす著作権侵害の問題ですが、昨今ではPS3のハック問題なども絡んて非常に複雑な問題と化しています。そんな中、2月22日の北米リリースを控えるPS3シューターの超大作「Killzone 3」に加えて、3月22日に北米リリースを果たすCrytekのシリーズ続編「Crysis 2」のPC版が流出した事が明らかになりました。

Killzone 3は3D立体視版と非3D版の2種が用意される手の込みようで、一方のCrysis 2は細かい言及は避けますがほぼ製品版ビルドに近い状態とのこと。

既にこの流出データをもとにした様々なニュースが飛び交い、各所で心ないリーク情報に賑わいを見せる状況が続いていますが、これら著作権侵害の多くはメーカーだけで無く、最終的にはゲームを楽しむユーザー自身の首をも絞めかねないクリティカルな問題です。

このまま、いたちごっこを終わらせる抜本的な技術解決と消費者意識の改善が実現される事は叶わない夢なのか、年々顕著になるこの問題は今後もゲーム産業の大きな課題として多くの人達を悩ませる事となりそうです。

[DICE 2011] NPDのAnita Frazier氏による2011年ゲーム産業が成長する”7つの理由”

2011年2月14日 10:47 by katakori
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NPD

昨日予定通りに開催を終えた”D.I.C.E. Summit”ですが、イベント3日目に北米セールスの統計などでお馴染みの調査会社NPDのアナリストAnita Frazier氏が登壇、”Entertainment in the Marketplace — a snapshot of consumer behavior today and trends for the near term”(短期間における今日の消費者行動及びトレンドのスナップショット)と題したプレゼンテーションを行い、2011年にゲーム産業が成長傾向にあるとの予測を発表しました。

まず、Frazier氏は現在のゲーミングトレンドについて以下の様な調査データを提示しています。

  • 最近の研究では、13歳以上の米国人の内59%がビデオゲームをプレイし、1週当たり少なくとも5時間をプレイに費やす
  • ゲーミング週間は6歳程度で始まるのが典型的
  • アメリカ全世帯の74%がインターネットアクセスを持ち、その内の71%が高速な接続
  • ソーシャルゲームユーザーの3分の1がゲームを初めて経験する
  • ソーシャルゲームユーザーの22%がコンソールゲームとソーシャルゲームの両方をプレイする
  • 4分の1の消費者が毎月新しいゲームを購入する
  • 消費者が2010年に新しいゲーム(物理メディア)の購入に費やした金額の合計は54から56億ドルで、今も新しいゲームの購買は最大のシェアを持つ

この調査結果は先日お伝えしたD.I.C.E. Summitの基調講演でBruce Shelley氏が発言していた、ソーシャルゲームが別のゲームへのゲートウェイを果たすとの内容を数字で裏打ちする内容でもあり、昨今言及されるシーンの多い新たなユーザー層の掘り起こしが重要な鍵となる事は間違い無さそうです。

そしてFrazier氏は2011年のゲーム産業が成長する理由として”7つの理由”を挙げそのプレゼンテーションを終えました。

  • 1:景気の改善、消費者がゲームに費やす金額が増加
  • 2:モバイルの成長、そしてスマートフォンデバイス普及の強い突破力
  • 3:DLCやソーシャルゲーミングなど、近年継続するデジタル販売チャンネルの成長
  • 4:デジタル上での衝動買いを可能にするブロードバンド普及の突破と、ダウンロード時間を短くする接続性の改善
  • 5:モーションコントローラーの登場による、ゲーム販売促進の可能性
  • 6:より没入型の経験を可能にする3D立体視ゲーミングが3DSのリリースで実現
  • 7:消費者層ではない向こう側へのゲーム紹介による収益(※ 原文では本来ゲーム内広告やバイラルを指す”Advergaming”の記載が用いられていますが、被紹介者への言及がある辺り、昨今見られるレコメンドなどを含む物と予想されます)

以上、北米のゲーム産業の統計調査を長年手掛けてきたNPDが描く2011年は、各社の戦略を裏打ちするソーシャルゲーミング層の掘り起こしによる産業の顧客数のベースアップにある様子。さて、事情が色々と異なる日本市場が迎える2011年はどのような物になるか、この北米の状況や予測を踏まえておけばまた違った側面が見えてくるかもしれません。

情報元:Joystiq, Game Informer

「Duke Nukem Forever」に男の特典山盛り限定版”Balls of Steel”エディションが登場

2011年2月12日 4:18 by katakori
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「Duke Nukem Forever」

2011年5月3日、遂に14年の月日を経て凱旋を果たすデューク様が大暴れする「Duke Nukem Forever」に旧作の名台詞を冠した魂を揺さぶる限定版”Balls of Steel”エディションが発表されました。

この”Balls of Steel”エディションは北米のAmazonとGameStopのみの数量限定品で、価格は99.99ドル。豊富に用意されたゴージャスな特典は以下の様な内容となっています。

  • かつてない最も偉大なエイリアンのケツを蹴り飛ばす男のコレクタブルな”胸像”
  • ナンバリング付の限定版証明書
  • 100ページのハードカバーブック:Duke Nukem Foreverのアートを収めた「The History, Legacy & Legend」(歴史、遺産そして伝説)
  • Duke Nukem Foreverポストカード一式
  • Duke Nukem Forever放射能エンブレムステッカー
  • Duke Nukem Foreverコレクタブルコミック
  • Duke Nukem Foreverペーパークラフト
  • Duke Nukem Foreverポーカーチップ
  • Duke Nukem Foreverミニトランプ
  • Duke Nukem Forever放射能エンブレムダイス
情報元及びイメージ:G4TV

[DICE 2011] 革新性で知られる”5th Cell”のパネルディスカッション『市場への一番乗り、或いは品種のベスト』

2011年2月11日 17:33 by katakori
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5th Cell

国内リリースも果たしたScribblenautsシリーズや、現在は巨大なオンラインシュータータイトル「Hybrid」の開発を進めている事で知られるデベロッパ”5th Cell”、そしてイノベーティブを最も象徴する存在としてもすっかり定着した同スタジオのJeremiah Slaczka氏とJoseph Tringali氏がD.I.C.E. Summitにて『First To Market Or Best Of Breed』と銘打ったパネルディスカッションを行いました。

登壇した2人は革新的な成功を続ける5th Cellがタイトルを開発する中で、何を望むか、或いは何を望まないかを判断する事に明瞭なアイデアを持っていると発言、それがディスカッションのタイトルとなっている”First To Market Or Best Of Breed”(市場への一番乗り、或いは品種のベスト)だと明らかにし、次の様に語っています。

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[DICE 2011] 第14回IAA速報「Mass Effect 2」がGOTY、「Red Dead Redemption」が5部門を受賞

2011年2月11日 15:56 by katakori
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Interactive Achievement Awards 2011

先日ノミネートタイトルのリストをお知らせした第14回Interactive Achievement Awardsのセレモニーが現在開催中のD.I.C.E. Summitにて行われ、BioWareの「Mass Effect 2」がGame of The Yearを受賞、さらにRockstar Gamesの「Red Dead Redemption」が5部門を受賞した事が明らかになりました。

GOTYの表彰はNaughty DogのEvan Wells氏とChristophe Balestra氏により行われ、登壇したBioWareのGreg Zeshuk氏はRed Dead RedemptionがRay Myuzka氏の大好きなゲームだと発言、ライバルタイトルの高い完成度を讃えています。

「Red Dead Redemption」が最多5部門に輝く

去年の賞レースを席捲したRockstar Gamesの”Red Dead Redemption”はアートディレクション部門、ゲームプレイ開発部門、キャラクターパフォーマンス部門などを含め、今回最多となる5部門の受賞に輝きました。

この他、ビジュアルアート部門は「God of War III」が受賞、表彰はInsomniacのTed Price社長とG4のMorgan Webb氏により行われています。また、イノベーション部門は「Heavy Rain」が受賞、ポリフォニー・デジタルの山内一典氏が登壇しこれを表彰しました。

この他24部門の受賞タイトルについては改めてご紹介します。

情報元:VG247

[DICE 2011] キーノートに泣く子も黙る殿堂入り開発者5名が登壇、産業の展望や爆笑の失敗談まで多彩な話題をひとまとめ

2011年2月11日 15:05 by katakori
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「D.I.C.E.サミット」 2011

いよいよスタートした今年の”D.I.C.E. Summit”ですが、以前にお知らせした5名の殿堂入り(Hall of Fame)開発者が集う基調講演が予定通り行われ、近年のゲーム業界に見られる変化や気になるゲーム、そして驚きの失敗談まで、多岐に渡るディスカッションが繰り広げられました。今回はそのキーノートの内容をダイジェストでご紹介します。

まず、会場に登場した5人は過去4年間の殿堂入り開発者で、BlizzardのCEOを務めるMike Morhaime氏、RTSジャンルの革新を成し遂げたBruce Shelley氏、マーブルマッドネスの開発で知られるMark Cerny氏、お馴染みBioWareのボスRay Muzyka氏とGreg Zeschuk氏の5人。さらにNYタイムズのゲームジャーナリストSeth Schiesel氏が司会を務めています。

  • Mike Morhaime氏:Blizzard Entertainment設立者の1人で現CEO、World of Warcraftの開発にも貢献し、DiabloとStarcraftの開発に直接関与した事でも知られ、10年間に渡ってBlizzardのグローバル化を実現した人物でもあります
  • Bruce Shelley氏:Age of Empiresシリーズの成功に大きく貢献した人物で、1999年にはPC Gamerから”25人のゲームゴッド”の1人に選ばれ、2002年にはGameSpyが選ぶゲーム産業で最も影響力のある開発者の1人に選出、現在はZyngaのコンサルタントや、UbisoftのSettlers 8への関与でも知られています
  • Mark Cerny氏:30年間に渡ってゲーム開発に携わるCerny Gamesの社長で、マーブルマッドネスを始め、Sonic the Hedgehog 2、Ratchet and ClankやUncharted: Drake’s Fortuneにまで取り組む人物
  • Ray Muzyka氏とGreg Zeschuk氏:お馴染みBioWareの創設者である2人、海外ではドクターの名で知られ、プロデュースを手掛けたタイトルはBaldur’s Gateシリーズ、Neverwinter Nights、MDK2、Star Wars: Knights of the Old Republic、Jade Empire、Mass Effectシリーズ、Sonic Chronicles: The Dark Brotherhood、Dragon Age: Originsなどお馴染みのタイトルばかり

2011年以降のゲーム産業への展望

5人のパネリスト達は今後のゲーム産業の展望について、ソーシャルゲーミングとプレイヤー間の新しいインタラクションがゲーム産業に大きな変化をもたらすとの見解で合意しています。

そして現在の閉塞的な状況と景気の後退にも関わらず、5人は今がスタジオを開始する事に大きく適したタイミングだと発言、近年顕著な小さなチームによる完全なゲーム体験を提供するタイトルが登場している潮流は、良いゲームの開発が既に大手開発だけが実現できる特別な物では無いと語りました。

マイスターだってミスはある、殿堂入り開発者達の忘れがたい失敗

クラッシュ・バンディクーMark Cerny氏のケース

Cerny氏は初代”クラッシュ・バンディクー”の開発当時を振り返り「我々は頭がおかしくなっていた」と発言。

12時間程度のボリュームに対してプレイヤーに5つのライフしか与えなかった事が失敗だったと明かし「それは実にオールドスクールだった。1996年にもなってなんでそんな事をやってしまったんだろう……自分でもよく判らないんだ」と語りました。

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[DICE 2011] Ubisoft Torontoが新IPの開発を進行中、Jade Raymond氏が明かす

2011年2月11日 11:44 by katakori
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Jade Raymond

今年は2月8日から11日にかけてラスベガスの”Red Rock Resort & Casino”にて開催されるゲーム開発者達の祭典”D.I.C.E. Summit”がいよいよスタートしました。その初日にお馴染みUbisoft Torontoの美人プロデューサーJade Raymond氏が登壇、トロントが新IPの開発に取り組んでいる事を明らかにしました。

2009年の8月に設立されたUbisoft TorontoではかつてのモントリオールのボスYannis Mallat氏を始め、Alex Parizeau氏とMaxime Beland氏を含むSplinter Cell: Convictionのコアチームがスタジオ入りした事が報じられており、過去にはSplinter Cell新作の開発が進められている事が報じられています。

今回D.I.C.E. Summitに登壇し新IPの存在を明かしたRaymond氏は、その内容については言及せず、IPの発表は映画や他の新IPと同じ様にエンターテインメントイベントで行われる事が望ましいとの旨を述べ、遠くない巨大イベントでのお披露目を示唆しました。

情報元:VG247

Activision Blizzardの第4四半期財務報告まとめ、収益は前年比増の好調を記録

2011年2月10日 21:42 by katakori
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「Activision」

本日Activision Blizzardが1月31日に終了した2010会計年度の第4四半期における財務報告を発表、ライセンスタイトルの発表や、True Crime新作とGuitar Heroフランチャイズの終了、さらにはCoDシリーズのデジタルプラットフォームを手掛ける新スタジオBeachhead studio設立の発表など、様々なニュースをお伝えしました。

今回はこれ以外の会計的なまとめなど、ビジネス的なハイライトをまとめてお知らせします。

2010会計年度及びQ4財務報告の概要

Activision Blizzard2010会計年度の総収益は2009年の47億8000万ドルから48億ドルに増収、デジタル販売からの収益は15億ドルを突破し、前年比で20%の成長を記録する結果となりました。

ホリデーシーズンを含んだ2010Q4の収益は前年比5000万ドル増の25億5000万ドル、Q4のデジタル販売における収益は4億7000万ドルとなり、前年比40%増となっています。

また、今回の良好な結果はリリースから6週で10億ドル以上を売り上げたCall of Duty: Black Opsの好調に支えられており、アナリストはQ4中に2000万本以上が販売されたとの予想も明らかにしています。

2011年のBlizzard新作リリースは無し

今回の財務報告にてActivision BlizzardのCFOを務めるThomas TipplがBlizzardのタイトルリリースに言及、2011年のリリース予定は無く、2012年に2タイトルのリリースが予定されている事を明らかにしました。

この2012年新作に関する詳細は明かされておらず、候補としてDiablo IIIと未発表新作MMOが予想されています。

またBlizzardのMike Morhaime社長は同スタジオにおける今会計年度の総収益が8億5000万ドルだったと発表、内訳について詳細は明かされていませんが、Cataclysmのリテール販売がその大半を占めた事が報告されています。

さらに、StarCraft IIの販売は現在450万本に到達する勢いで、Battle.netには15万枚のユーザーマップがアップロードされたと好調をアピール、StarCraft IIの次回作Heart of the Swarmの新情報が今後数ヶ月の内に発表され、次の財務報告ではβテストに関する情報も発表される予定とのこと。

中国市場向けのCall of Duty新作リリースは来年以降

また、Eric Hirshberg氏は今回の会計報告において、以前から存在が示唆されてきた中国市場向けのCall of Duty新作に言及、これが基本無料プレイのマイクロトランザクションを採用するタイトルだと明言、今年のリリースが無い事を明かし、新スタジオであるBeachheadの関与については触れませんでした。

第4四半期ビジネスハイライト

  • Blizzardがスタジオ創立20周年
  • Cataclysmは初月470万セールスを突破、課金者数は1200万以上
  • Call of Duty: Black Opsはローンチ5日で6億5000万ドルを超える売上げを記録、現在の世界的な売上げは10億ドルを突破
  • Call of Duty: Black OpsのDLC”First Strike”は初日140万ダウンロードを達成、Modern Warfare 2の”Stimulus Package”から25%以上のセールスを達成

全従業員の7%にあたる500人規模のレイオフを敢行

また、今回の財務報告では同社COOとCFOを務めるThomas Tippl氏が新たに全従業員の7%にあたる500人規模のレイオフを行うと報告、企業内の重要な投資をBlizzardの新作MMOやCoDシリーズへと集中させる事を示唆しています。

情報元:Joystiq,VG247,Joystiq

「Call of Duty: Black Ops」の第一弾DLC”First Strike”の初日販売が140万ダウンロードを達成

2011年2月10日 16:10 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops」

本日行われたActivisionのQ4会計報告において、Xbox 360版「Call of Duty: Black Ops」に先行リリースされた第1弾DLC”First Strike”がリリースから24時間で140万ダウンロードに到達した事が明らかになりました。

なお、Xbox 360版Modern Warfare 2の第1弾マップパック”Stimulus Package”は24時間で100万ダウンロードを記録、1週間後には250万ダウンロードに到達し、Xbox Liveの記録を塗り変えた事が過去に報じられています。(※ 参考記事

残るPS3版とPC版についても本日遂にアナウンスされ、リリースが待たれる”First Strike”ですが、既に次期マップパックのゾンビモードが超展開を迎えそうな検証結果などもちらほらと姿を現し始めており、今後も新DLC続報にも期待が高まります。

情報元:VideoGamer

Update:会計報告資料から明らかになった「Bungie」新作の今週末発表は誤報だった可能性が高い

2011年2月10日 15:35 by katakori
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UPDATE:2月10日15:20
本日お知らせした「Bungie」新作が今週末に開催される”Toy Fair 2011″にて発表されるとの記載がプレスリリースから発見されたニュースが誤報である可能性が高い事が明らかになりました。

現在も海外フォーラムやニュースサイトで侃々諤々の騒動が続いているこの発表報道ですが、実はプレスリリースの1文に収められた情報の区切り箇所が非常に紛らわしい事から起こった事態で、状況的にE3やgamescom等のメガイベント以外での発表が考えにくいこと、会計報告で発表について言及されていない事からも誤報である可能性は高そうです。

蛇足ですが、正しい解釈は以下の様に区切るべきではないかと意見が交わされており、実際にToy Fair 2011で発表されるタイトルについて、Joystiqでは子供向けのSquinkiesフランチャイズのタイトル、或いは最近のドメイン取得の状況からSyproのリブートタイトルではないかとSuperannuation氏による考察が有力視されています。

いずれにしても真偽不明のまま騒動が続いている今回の件、Activisionから正式なコメントがあり次第改めてお知らせいたします。

■ 原文
These opportunities include Blizzard Entertainment’s games currently in development, robust investment in forthcoming Call of Duty titles, the development of a best-in-class digital community surrounding the Call of Duty franchise, a new property from Bungie and an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.

(※ 前半でCall of Dutyシリーズに言及、後半にBungieタイトルの説明をしているとも読めます。さらに会計報告ではBungieタイトルについてEric Hirshberg氏がNew Universeと表現した事からさらなる曲解に繋がった模様)

■ Bungie新作と報じられた解釈
a new property from Bungie and an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.

■ 正しい解釈と思われる区切り箇所
an innovative new universe with broad appeal that will be revealed at Toy Fair later this week and will bring the world of toys, video games and the Internet together in an unprecedented way.

以下はアップデート前の記事からBungie新作について見られた言及に関する内容です。

「Bungie」の新作登場は今年ではない

また、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏がBungie新作のリリーススケジュールについて言及、今年のリリースは行われないと明確に発言しています。

さらに、Activisionは会計報告にてBungie新作を「成長戦略のイニシアチブを握るキータイトル」と位置づけ、Bungieは世界で最も優れた実績を持つ最高のデベロッパの1つだと述べ、「Bungieの新ユニバースはActivisionの莫大で長期的なポテンシャルを示している」と大きな期待を寄せています。

情報元:CVG, IndustryGamers, N4G

Activisionが「Spider-Man」新作を2011年に投入、この他”ファミリー・ガイ”のライセンスタイトルなども

2011年2月10日 14:47 by katakori
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「Spider Man」 スパーダーマン

本日発表されたActivisionのQ4会計報告にて最新のリリーススケジュールが発表され、昨年9月にリリースされた”Spider-Man: Shattered Dimensions”に続き、2011年に新たな「Spider-Man」タイトルがリリースされる事が明らかになりました。

先月にはShattered Dimensionsを手掛けたカナダのBeenox StudiosがActivisionのマーベルタイトルに取り組んでいる事が報じられており、今回もBeenoxが開発を手掛けるものと考えられます。

また、これ以外にもライセンスタイトルが用意されており、アメリカのシニカルなコメディアニメ”ファミリー・ガイ”に加え、国内で放映されていたスポーツエンターテインメント番組SASUKEのパクリではと話題になったアメリカのリアリティ番組”ワイプアウト”のゲームタイトルがリリースされるとのこと。

情報元及びイメージ:Joystiq

6年ぶりのシリーズ復活作として開発が進められていた「True Crime: Hong Kong」がキャンセル

2011年2月10日 11:08 by katakori
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「True Crime Hong Kon」 トゥルー クライム

ActivisionのQ4会計報告関連のニュースが続きますが、2009年のVGAでサプライズ発表され、6年ぶりのシリーズ新作となるはずだったUnited Front Gamesの「True Crime: Hong Kong」がキャンセルされた事が明らかになりました。

会計報告で明らかにされたキャンセルの理由は「Activisionが現在抱えている世界最高のインタラクティブなエンターテインメント経験の大きな機会にフォーカスするため」とされています。

また、Activision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏は「True Crime: Hong Kongがオープンワールドジャンルのトップタイトル達に近づく、或いはリードするタイトルでは無かった」と評価、「率直なことを言えば、良いタイトルにはならないだろう」と付け加えました。

さらに先ほど、今回のキャンセルに対し、バンクーバーに居を構え”ModNation Racers”の開発でも知られるUnited Front Gamesが公式サイトに以下の様なコメントを掲載しました。

Acitivisionとのプロジェクトを完了するチャンスを得られず残念です。
私達は上質のゲームを開発する事、ただそれだけを行っています。
恐らく、将来私たちは再び一緒に仕事をする機会を得るでしょう。しかし一方で私たちは自身の異なる計画を進めています。

という事でロサンゼルスとニューヨークに続いて3作目となる香港の登場が無くなったTrue Crime、今回は供養の意味も込めて先日公開されたばかりの新スクリーンショット4枚を併せてご紹介しておきます。

「True Crime Hong Kon」 トゥルー クライム
「True Crime Hong Kon」 トゥルー クライム
「True Crime Hong Kon」 トゥルー クライム
情報元:VG247, イメージ:Ps3 Oyun Takas
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本日のニュース一覧

おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
skyrim記
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