PSPでリリースされた「God of War: Chains of Olympus」やWii版のOkamiを開発してきたデベロッパReady at Dawnがコンソール向けのクロスプラットフォーム対応のゲームエンジン「Ready at Dawn Engine」のリリースする事を発表しました。
このReady at Dawn EngineではPS3、Xbox 360、PSP間のクロスプラットフォーム開発に対応しており、現在はプライベートなベータテストの段階にあるようです。ローンチの具体的な発表は今年の年末頃行われる予定との事。
発表は3プラットフォームに対応した物で、Ready at Dawnが開発経験のあるWiiが含まれていませんが、今回の発表後に同社の社長Didier Malenfant氏がWiiへの対応も果たすとの意向を表明しています。
いよいよ北米でのリリースをむかえた「Uncharted 2: Among Thieves」、ボリュームやデザイン、新しい要素や意欲的な取り組みで、類のないモンスター級のソフトとなりました。ちょっとした悪ふざけでも、とてもポップで愛に溢れた作品に見え、かと思えばcellの能力をこれまでに無いレベルで引き出したりと、こんな凄いタイトルを作ったノーティドッグというのは一体どういう所なのかと、とても不思議に感じます。
そんなノーティドッグの社内の様子がUncharted 2: Among Thievesのメイキングと共に公開され、本当に楽しそうに仕事をするノーティのみんなの様子が見られます。ああ、そりゃあ良い作品出来上がるよね……とある意味納得の素晴らしい映像となっています。
普通ゲームのメイキング映像といえばディレクターやリードデザイナーなどの偉い人達が難しい事を喋ってるイメージがありますが、この映像ではどんどん色んな人が出てきてみんな楽しそうに喋りそしてお互いを尊重している、そして本当に仲が良さそうなハッピーな職場がこれでもか!と収められています。
ノーティドッグは1986年にカリフォルニア州のサンタモニカで設立され、これまでクラッシュ・バンディクーシリーズやジャック×ダクスターシリーズを手掛けてきました。サンタモニカは観覧車が有名なサンタモニカ・ピアや綺麗なビーチで賑わう観光都市で人口は10万人を少し超える程度の町です。そんな観光地ののんびりした空気がノーティドッグにもありありと感じられます。しっかし良い所で仕事してるなぁ……。
今年に入ってBattle.netの新装により「World of Warcraft」新アカウントへの移行サービスが行われていましたが、今後予定されているBattle.netの大リニューアル等を踏まえて11月11日からWorld of Warcraftへのログインは完全にBattle.netアカウントに移行される事が明らかになりました。すでに公式でのFAQやログイン時のメッセージでも告知されていますので、移行手続きをお忘れ無きようご注意下さい。
このタイミング以降は旧アカウントではWorld of Warcraftへのログインは出来なくなって今します。この移行によってユーザーはゲーム間を横切ってフレンドリストの作成や通信を行う事が可能になります。
さらに海外ではこの動きがStarCraft IIのベータテストの予兆ではないかとの見方もされており、今後の動向に注目が集まっています。
「Scribblenauts」のヨーロッパでのローンチも終えた5th Cell、先日同社が新作について発表を近々行うとのニュースをお伝えしましたが、その予告と思われる情報が明らかになりました。Gamasutraが行った5th CellのJeremiah Slaczka氏へのインタビューによると、次回作はXBLAでのビッグタイトルになるとの事。
Jeremiah Slaczka氏は「これは本当にクールな物になるよ!」と語り、まだ発表の準備が全く進んでいないと続けています。さらにインタビューでは開発当初に単語を書いたらアイテムが現れるというアイデアをゲームプレイに昇華させる事に苦労した事や、それがJeremiah Slaczka氏の見た夢によって解決されたこと、そしてScribblenautsのコンセプト設計からローンチまでなんと1年と3ヶ月という短い期間で出来上がった事などが語られています。
以前お伝えしたBottlerocket Entertainmentの閉鎖のニュース、同スタジオはスプラッターハウスのリメイクを手掛けていて注目を集めていましたが開発が難航し、ナムコ・バンダイの社内チームに引き上げられてしまい閉鎖の道を辿りました。その影でもう一つBottlerocketの柱だったのがDCヒーローのザ・フラッシュのゲームタイトルでした。
ザ・フラッシュの開発は1年近く行われていましたが、なんと同タイトルのバプリッシャーであるBrash Entertainmentが突如倒産、その後新たなパブリッシャーも見つからないままザ・フラッシュは残念ながらキャンセルとなってしまいました。そして、この事件の数ヶ月後にスプラッターハウスの引き上げが起こる事となります。
本当に近年多くのスタジオ閉鎖のニュースが飛び交い、惜しまれつつ閉鎖されるスタジオもありますが、今回のBottlerocketの件はなんでしょうか、発掘された映像を見ても「そういうものだ」という気持ちが少なからず湧いたことは否めません。ゲームのタイトルの数だけドラマがある。そういう事でしょうか。
先週、Capcom UnityはPlayStation Storeにおいて過去のUMD作品を再販する事を明らかにしました。リリースの予定は以下の様になっています。
10月8日:Darkstalkers Chronicle: The Dark Tower
10月15日:Street Fighter Alpha 3 Max
10月22日:Capcom Puzzle World
10月29日:Maverick Hunter X
11月5日:Megaman Powered Up
現在価格の詳細については明らかにされていませんが、これまで再販されたUMDタイトルはそれぞれ19.99ドルになっています。こういった海外の動きが国内ではどのように展開される事になるのか、続報に注目です。
元BungieのメンバーでHaloの開発に携わっていたMichel Bastien氏、Damian Isla氏、Rob Stokes氏の3人が新スタジオ「Moonshot Games」を設立し、プレスリリースを発表しました。
同スタジオではダウンロード配信のタイトルをターゲットに開発を進めているようですが、スモールスタジオによるスモールタイトルではなく、取り組んでいるのはAAAタイトルだとの事。まだ極秘裏に進められており詳細は伏せられていますが、順調に開発が進められている事が明記されています。
先日マイクロソフトがニューヨーク市内で行ったイベントで、Xbox 360のエンターテインメントマネージャーを務めるJennifer Puzio-Brookes氏が、今月終わりからダッシュボード上でのFacebookとTwitter、そしてLast.fmに対応するためのパブリックなベータテストを開始する事を発表しました。
今回のアップデートはE3のプレスカンファレンスで発表された物を全て含んだ物になる様です。プレス向けに早めのテストも行われる様なので意外と早く情報は明らかになるかもしれません。今回の発表ではTwitterの様子やフェリシア・デイ嬢をデモに見立てたFacebook機能の紹介がされています。
加えてシルバー会員はLast.fmは普通に利用でき、Last.fmへの新規登録も行えるようですが、FacebookとTwitterについてはいくらか制限が設けられているかもしれません。いずれにしても詳細な情報待ちといった所でしょうか。
先日パリで開催されたゲームフェスティバルで大々的にシリーズ最新作となる「Trackmania 2」を発表したNadeoがUbisoftに買収される事が明らかになりました。Ubisoftの発表によると、この買収がオンラインゲーム事業の重要なステップになるとの事。
UbisoftのCEOを務めるYves Guillemot氏によると、「Nadeoによって最高のオンラインテクノロジーを持ったエキスパートのチームを得る」と発言し、「Ubisoftは、TrackManiaをより広いユーザーに紹介できる事、そしてNadeoの専門知識をUbisoftのデベロッパと共有できる事に興奮しています。」と続けています。
9月19日に発表された「Trackmania 2」は映像やエディタも大幅にパワーアップされており、Ubisoftのロゴを新たに得て2010年PC専用タイトルとしてリリースされる予定です。
リリースまで2ヶ月を切った「Left 4 Dead 2」、予想よりもかなり早い続編の登場にボイコットなども繰り広げられ波乱の展開が見られましたが、その完成度の高さと新要素のボリューム等で上がった火の手もすっかり落ち着いた様子。むしろ待ち遠しい!というプレイヤーの方が大多数かもしれません。
そんなLeft 4 Dead 2のプロモーションにValveがなんと2500万ドル(約22億4千万)を投じて広告キャンペーンを展開している事が明らかにされました。前作Left 4 Deadのプロモーション費用が1000万ドルという事で、実に前作の2.5倍!すでにMonday Night FootballやUltimate Fighting Championshipといった高価な枠で映像が流され、ビルボードや雑誌、そしてWebサイト等で広告展開が開始されています。
ValveのボスGabe Newell氏によるとLeft 4 Dead 2は前作の3倍近く売れる見通しで、既に予約の数がValve始まって以来の記録をマークしているとの事です。Left 4 Dead 2のリリースは11月18日、対応プラットフォームはPCとXbox 360となっています。
3D表現等に見られる技術格差や、所謂日本ゲームと海外ゲームの差などにビジネス的な側面も含め論じられる事が多い昨今ですが、アメリカでは大学を中心にゲームビジネスに関する教育に大きく力が入れられているようです。
現在アメリカの大学では年々ゲーム開発に関する学位を得る為のコースが増えており、The Entertainment Software Association(ESA)の調査によるとアメリカ国内の254の大学がデザインやプログラミング、アートといったやゲーム開発の学位を得る為のコースを儲けており、コースの数が2008年から27%の増加を記録しているとの事。
さらにペンシルバニア大学をはじめ、いくつかの大学では修士課程までゲーム開発のコースを延長するケースも見られます。
ESAによると多くのデベロッパーが集中するカリフォルニアの大学が最もゲーム開発に関するコースを擁しており、その数はなんと46課程にも上ります。アメリカ国内2位のコースを持つニューヨークは21課程となっており、カリフォルニアには実に2倍以上の過程が存在する事になります。
またアメリカ国内ではゲーム開発に関する学位は単に急成長している娯楽産業に目を向けているだけではなく、今後の教育全般に関する事やビジネスの中での職業訓練やeラーニングにますます活用されるであろう事を踏まえている様です。
ESAはeラーニングの利用がますます増えるであろう根拠として、雇用者の実に70%が新入社員の訓練の為にインタラクティブなeラーニングソフトを使用しているというKRCリサーチによる調査結果を引用しています。
こういったアメリカでの情勢を踏まえて「Modern Warfare 2」や「Uncharted 2: Among Thieves」を見ると、非常に感慨深く、そして色々な事に思いを馳せずにはいられません。
チームICOを率いて現在は「人喰いの大鷲トリコ」の開発を手掛けている上田文人氏ですが、東京ゲームショーでG4tvが行ったインタビューの中で、「FPSゲームを作る事に興味があります」と発言しました。
多くのユーザー達の心を動かすタイトルを生み出してきた上田氏は、一体どの様なゲームが好きなのか、G4の質問に上田氏は「Half-Life 2」と返答、同氏はHalf-Life 2が非常にロケーションが豊かであること、さらにゲーム内でのストーリーを進めて行く為の手法に着目している事を明かしています。
通常よくあるストーリー展開の手段として操作が出来ないイベントとしてカットシーンが用いられますが、Half-Life 2では、ほとんどのカットシーンやイベントが操作可能な状態で次々に起こります。ここではプレーヤーはゲームによって拘束される事なく物語が進んでいく事になり、非常に臨場感のある展開が楽しむ事が出来ます。
同氏はValveのストーリー展開の多くが伝統的ではない手法で実現されている事を強調し、操作不能なカットシーンなどは可能な限り見たくない物だと述べています。さらに「FPSゲームの開発に興味がある」とインタビュー締めています。いつか上田氏が作るドラマチックなFPSゲームが楽しめる日が来るのでしょうか。ファンとしては非常に楽しみです。
世界中のファンが固唾を飲んでその動向に注目しているStarCraft IIとDiablo IIIですが、Blizzardが新たなプロモーションとしてYoutubeに公式のBlizzardチャンネルをオープンしました。同時に主要3タイトルであるWorld of WarcraftとDiablo、そしてStarCraftにそれぞれTwitterサービスを開始しました。
早速Twitterからは新情報が続々と聞こえてきており、特に「Diablo III」では次の様な新情報が明らかになりました。
・Monkの女性バージョンのコンセプトアートが完成した
・女性Monkは男性キャラクターとは異なるアーマーセットの外観を持っています
・クリック可能な「膨張した死体」のオブジェクトがほぼ完成、ここから良いアイテムが得られる
・男性Monkの為のデュアル装備による攻撃アニメーションを制作中
・上記画像はMonkの武器のためのアートワーク
・Wizardのリソースシステムの初期コンセプトが出来上がった、それは気まぐれな物に見えます。(或いは非蓄積型)
さらには公式サイトもリニューアルされ、ゲームタイトルのセクションや企業案内、そしてコミュニティエリアもファンアートや新しいニュースレターにポッドキャストまで一新され、パワーアップしています。
海外ではいよいよ発売を迎え、国内でもあと少しと迫ってきた「PSP go」、UMDドライブを廃止しPlayStation Network上でのダウンロードサービスを大きく強化した意欲的なハードウェアとなっています。そんなPSP goにゲームレンタルのサービスの噂が聞こえてきました。
DestructoidによるとPS3でPSP goのゲームをソートした際に”Expires“(有効期限)という項目を発見、これがPlayStation Networkで行われている映画のレンタルサービスに似たゲームのレンタルサービスに関する物ではないかとの事です。これが事実であればPSP goのみならず、コンソール全体に大きな衝撃を与えるサービスになるかもしれません。噂の域を出る物ではありませんが、非常に気になるニュースです。
AT&Tやワーナーブラザーズをはじめ、オートデスク、Lauder Partners、マーベリック・キャピタル等、強力な面々をパートナーに得て当面の資金調達を終えたクラウドゲーミングサービスの「OnLive」が、今年の冬のサービススタートを目標に準備を進めている事が明らかになりました。
OnLiveはこれまで配信ビジネスや3Dグラフィック技術を主軸に手掛けてきたStephen Perlman氏が6年間に渡って秘密裏に進めてきたプロジェクトで、ゲームの3D処理などの全てをサーバ側で行い、その映像をリアルタイムに限りなく近い状態で配信すると言う物。これによってPCのスペックに左右されずに最新の3Dゲームなどを存分に楽しむ事が可能になる夢のようなサービスです。
OnLiveの発表後、同時多発的に類似したサービスが立ち上がっており、ヨーロッパを基盤に進められそうなGAIKAIや、AMDとパートナーシップを結んだOTOY等、それぞれに準備を進めている状況です。ローンチを冬に迎えるとなるとOnLiveが名実共にフロンティアになる事は間違いないのではないでしょうか。ライバル達の動向も含め今後の動きに注目です。
Varietyによると、EAが20世紀FOXと手を組み、320万本を売り上げたMaxisのヒット作「Spore」を映画化するとの事。さらに監督にはアイス・エイジのChris Wedge氏があたり、Blue Sky Studiosが制作を担当するようです。
神視点からのパースペクティブなゲーム展開であるSporeが一体どんな映画になるのか非常に興味深い所ですが、監督を務めるChris Wedge氏は「私は常にアニメーションでユニークな世界を模索しており、Sporeには大きな潜在力がある」と述べています。同氏はグレアム・キングとジョニー・デップが製作する児童書の名作”The Invention of Hugo Cabret”の映画化も手掛けており、注目を集めています。
Sporeの脚本を担当するのはGreg Erb氏とJason Oremland氏の手による物で、彼らはディズニーの久しぶりの2Dアニメとなった「The Princess and the Frog」の脚本や、ドリームワークスが製作中のベン・スティラー主演による「The Return of King Doug」を手掛けているコンビです。
プロデューサーはEAのPatrick O’Brien氏とMaxisの副社長であるLucy Bradshaw氏が務めています。Maxisのファンとしては、今年新天地を求め同社を去り、新たにStupid Fun Clubを立ち上げたウィル・ライト氏の名前が無い事が寂しい限りです。ちなみにウィル・ライト氏の近況ですた相変わらず精力的な活動を展開しており、最近は再び蟻に大きな興味を示している様子です。
新映像を間近に控えた「Modern Warfare 2」ですが、Activisionが日曜日に放映されるNBCのサンデーナイトフットボールで新トレーラーを放送する事を明らかにしました。映像はサンディエゴ・チャージャーズとピッツバーグ・スティーラーズの試合の合間に放映される予定です。
この枠は非常に高価な宣伝枠の様で、数百万ドル規模のプロモーションとなるようです。しかしActivisionのModern Warfare 2にかける意気込みは本当に凄いですね。さらに多くのサプライズも用意されているらしくますます目が離せません。Modern Warfare 2のリリースは11月10日、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
ニューヨークの町中に登場したこの巨大フラワー、花びらの後ろに備えたソーラーパネルにより無料のWi-Fiのアクセスポイントとして機能し、さらに電源の供給までしてしまうという非常に優れもの、且つ景観も素晴らしく、さらにエコ度が高いというまさに一石三鳥の素敵なフラワーです。
このフラワー達を制作したのはロサンゼルスのアーティストPatrick Shearn氏とCynthia Washburn氏によるアートユニットPoetic Kineticsによる物で、トヨタのプリウス発売キャンペーンの一環として開発されました。このフラワー達はアメリカの6つの都市に設置されましたが、残念ながら10月18日までの期間限定キャンペーンとの事。それにしても素敵な技術、国内でもこういった物が普及すると便利ですね。
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