“Fallout: New Vegas”や“Alpha Protocol”の開発で知られ、現在は“Dungeon Siege III”の開発を進めている「Obsidian Entertainment」がレイオフを敢行したことが明らかになりました。
これはレイオフの対象となった開発者達がTwitterなどで報告したことから明らかになったもので、レイオフの規模はまだ明らかになっていませんが、Obsidianに11年間務めプロデューサーやデザイナーとして活躍したAkil Hooper氏や、勤務3年目となるプログラマーJustin Reynard氏など、明らかに臨時の従業員ではない開発者達が対象になっている様子。
なお公式フォーラムの情報によると、これ以外にもプロデューサーのTess Treadwell氏やデザイナーのSydney Wolfram氏もレイオフ対象になっているとの記載も見られ、以前からきな臭い内部情報のリークなどが目立つObsidianの状況が心配なところです。
セールスも好調なValveのシリーズ新作「Portal 2」、前作でもキュートだったタレット達は今作でも重要なキャラクターとして、前作を軽く超える無機物萌えを炸裂させていました。
世界中のファンがタレットに脳を焼かれている日々が続く中、Jonathan M. Gubermanさんが新たにタレットの人形“Trudi”ちゃん(※ Gubermanさん命名)を作成、なんと加速度センサーと傾きセンサーを備え、状況に合わせてお馴染みの台詞を発生する素晴らしい人形となっています。
この機能を持ったまま、人形的な意味でもう少しプロポーションやディテールが改善されれば……けしからん。商品化を希望します。
毎週お馴染みのGfKの統計によるイギリスでの週間ソフトウェアセールスチャートが先ほど発表、今週は先日リリースされたばかりのシリーズ続編「Portal 2」が初登場1位を獲得しました。
また、2位にはPortal 2と同日リリースを迎えたシリーズ最新作“Mortal Kombat”がランクイン、先週まで2週連続1位をキープしていたラテン系フィットネスタイトル“Zumba Fitness”は割引プロモーションが行われた“Call of Duty: Black Ops”に破れ4位まで順位を下げています。という事で、10位までのタイトル詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Portal 2
- 2位:Mortal Kombat
- 3位:Call of Duty: Black Ops
- 4位:Zumba Fitness
- 5位:Lego Star Wars III: The Clone Wars
- 6位:Operation Flashpoint: Red River
- 7位:FIFA 11
- 8位:Crysis 2
- 9位:Wii Fit Plus
- 10位:Homefront
先日、5月9日に開催されるBlizzardのQ1会計報告にて、Diablo IIIのベータテストに関する情報が報じられる可能性があるとのニュースをお伝えしましたが、本日新たにBlizzardのプレスイベントが5月11日に開催されることが判明、会場にてStarCraft IIの2作目となる「StarCraft II: Heart of the Swarm」のシングルプレイヤーデモが行われることが明らかになりました。
ケリガンとZergにスポットが当てられる“Heart of the Swarm”は、これまでに映像やイメージなど具体的な情報が全く登場しておらず、今回が初のデモンストレーションとなります。事前情報では、前作と異なるアプローチのゲームシステムが用意されるとも言われており、登場に注目が集まるところです。
前述の会計報告とも日が近い事からその他の新情報についても期待できそうな今回のプレスイベント、続報あり次第改めてお知らせいたします。
先日遂にリリースを迎えたシリーズ続編「Portal 2」、今作では複数の効果を持つジェルや、レーザーの向きを変えるプリズムキューブ、機械式のジャンプ床など、様々なパズル要素が新たに登場し、ポータルシステムを軸にしたパズルに深いバリエーションをもたらしています。
そんなPortal 2の開発段階にはボツになったアイデアもやはり存在した様子で、Valveのリードライターを務めるErik Wolpaw氏のインタビューから塗布した床を垂直に歩くことが出来るジェルが存在していたことが明らかになりました。
なお、このジェルは実際にゲーム内に実装されていたそうですが、これをプレイしたテスターがことごとく方向感覚を喪失、吐き気を催したことから採用されなかったとのこと。3D酔いが酷い人には確かに致命的なこの新要素、採用されずに正解だった……と思います。
先日リリースを果たした「Portal 2」、ローンチ前にはデベロッパの枠を超えた大規模ARGで話題を集め、やりすぎ感溢れる突き抜けたプロモーションを成功させました。
先日海外情報サイトのGameInformerに一通のメールが送られ、そこからPortal 2関連と思われる謎のカウントダウンサイトの存在が判明、当サイトではどうもフェイク臭がすることからご紹介せずにいましたが、カウントダウンが終了し登場したのはファン達が起ち上げたValveへの感謝を告げる“ありがとう”サイトでした。(※ デザインからリダイレクトまでかっちり真似てます)
上に紹介した映像はこのサイトで公開されたもので、ARG展開を楽しんだファン達が有志でありがとうを1つにまとめ、大きなValve愛を表現した映像です。とにかくみんなの楽しそうなこと!
ど派手でSteamでの販売も絡めたプロモーション展開に賛否が分かれた今回のARGではありましたが、ここに見られる本当に楽しそうな姿と、それを実際にアウトプットさせてしまう程の熱量を提供したValveの手法と決断には舌を巻くばかりで、今後控えている大作たちの動向にも様々な側面から注目が集まることとなりそうです。
数奇な運命を乗り越え14年の時を超えて遂にローンチが目前に迫ってきた「Duke Nukem Forever」、そもそもDuke Nukemシリーズと言えば1996年にリリースされたシリーズ3作目“Duke Nukem 3D”のイメージが強烈ですが、1991年にリリースされた初代“Duke Nukem”以降、携帯タイトルや移植なども合わせると総勢30本近くの関連タイトルがリリースされており、改めて振り返ってみると想像以上に巨大なフランチャイズであることが判ります。
今回はそんな「Duke Nukem」シリーズの主なタイトルにおけるIGNの評価をベストからワーストまで並べ、シリーズのこれまでを振り返る映像達とレビュースコア、そしてレビューの抜粋をご紹介、シリーズの清濁併せ呑む懐の深さが感じられる興味深い内容となっています。
本日ご紹介するのは、ロサンゼルスのダウンタウンにあるリトル・トーキョーの路上で、毎週土曜日に得意の鍵盤ハーモニカを手に任天堂の懐かしいタイトルやロックマンなどの名曲を路上で演奏し、道行く人を楽しませているMike Choiさんの演奏動画です。
小学校の頃に触れた鍵盤ハーモニカがこんな素敵な表現力をもっていたのかと驚くと共に、今も輝きを失わない名曲達の胸躍るメロディと、Mike Choiさんの超絶テクニックが相まりなんとも素敵な映像に仕上がっています。これは凄い!
多くのRPGファンが期待するTESシリーズ最新作“The Elder Scrolls V: Skyrim”、今作はシリーズ4作目“The Elder Scrolls IV: Oblivion”から200年経ったTamrielの北方に位置するSkyrim地方が描かれている事が知られていますが、この200年間に起こった出来事を補完するノベライズ作品“Elder Scrolls: The Infernal City”が昨年11月にリリースされていました。
The Infernal CityではOblivionから45年後のBlack Marshに突如現れた浮遊する都市“Umbriel”の登場により危機を迎えるタムリエルとそれを守る王子の物語が描かれていましたが、この続編となるノベライズ作品第2弾「Elder Scrolls: Lord of Souls」の発売日がこのほど2011年9月27日に決定しました。
OblivionとSkyrimの間に一体何が起こったのか、そしてSkyrimではどんな歴史が描かれるのか、今回はNine Divinesの象徴Akatoshと対になるとも言われる強力な神の登場も示唆されており、背景をより深く理解することで、The Elder Scrolls V: Skyrimをさらに楽しく体験することが出来るのではないでしょうか。
先月からARGプロモーションが開始され、つい先日には遂に新作タイトルとも考えられる「Hitman: Absolution」のドメイン登録も発見されたHitmanシリーズですが、新たにIO interactiveの開発者Tore Blystad氏がHitman新作と思われる数点のインゲーム画像や未発表タイトルのイメージ、さらには47の姿がはっきりと収められた写真など、興味深いイメージを公開しました。
なお、今回登場したイメージはいずれもTore Blystad氏のTwitterにて公開されたもので、iPhoneの人気写真アプリ“Instagram”で撮影されており、多くはポストエフェクトが適用されたイメージとなっているので本来のイメージから変更が加えられた状態であることをご理解下さい。
なお、イメージにはE3へのカウントダウンや、インゲームのリアルタイムレンダなどの画像も含まれており、ARGの暗号から推測されたE3での発表にますます期待を高める状況となっています。
インディータイトルながら、大作感溢れる世界観とアクションでメック好きの心を鷲づかみにしているAdhesive GamesのメックFPSシューター「Hawken」、先日は開発スタッフの多くが“第9地区”や“ブレードランナー”に加え、“攻殻機動隊”や“鉄コン筋クリート”などにインスパイアされていると共に、アートディレクターKhang Le氏が横山宏氏の“マシーネンクリーガー”から大きな影響を受けていることが明らかになりました。
今回は前回と同じくRespawnactionのインタビューとEdgeが行ったインタビューから判明したゲームのプレイ要素や映像技術に関する新しい情報をまとめてお届けします。
Hawkenに登場するメックのカスタマイズ性について質問されたAdhesive Games創設者の1人であるChris Lalli氏は「“Chromehounds”ほどではない」と、2006年にフロムがリリースしたクロムハウンズを挙げ、クロムハウンズが近年で最も偉大で最後のメックゲームだと評価しました。
氏はHawkenがクロムハウンズほどの多様性を持たないものの、機能的で審美的なカスタマイズが可能だと明言、Hawkenではプレイヤーに対して、機体調整に多くの時間を費やさせたくないと述べ、初心者向けに予めカスタマイズされた複数クラスのメックが用意されていると明らかにしています。
そして、Hawkenには異なる戦略やプレイスタイルを実現する多用なアイテムが用意されているとの説明が行われ、数年にわたって真空地帯となっていたメックゲームジャンルにおいて運良く目立つ機会も得たと述べ、本作をメックジャンルへの手ほどきになるような作品に仕上げたいと意欲を語っています。
また、EdgeのインタビューにはKhang Le氏が登場し、Hawkenの開発にUDKを採用した理由について言及、1つにやはりコスト面でのビジネス的な理由と簡単な入手が大きく、もう一つの大きな理由としてUnreal Engine 3とUDKが持つスタティックなライティング機能“Lightmass”の存在が大きかったと明かしました。
蛇足ですが、“Lightmass”とはUDKに実装されているベイク(テクスチャに予め陰影などを描いておくことで処理を軽くするための古くからある技術)のモダンなライティング用代替技術といった機能で、グローバルイルミネーションによるライティングをスタティックに描画することで、大きく演算コストを削減出来る技術です。
また、“Lightmass”が強力であるもう一つの理由として半透明のシャドーが描画可能である事が挙げられ、これによってシーンに有色の照明を簡単に実現することが可能となっています。
Khang Le氏はこの“Lightmass”機能がMirror’s Edgeにも似た外観を実現し、過去のUnreal Engineタイトルの問題でもあったライティングの表現力に解決を与えているとも評価しています。
これまでアートディレクターを務めるKhang Le氏がかつて大きな注目と期待を集めていたゲームエンジン“Project Offset”の開発メンバーの1人であることが判明しており、インディータイトルながら壮観なゲーム世界を提示するHawkenのクオリティも納得出来るサプライズでした。
Edgeのインタビューでは、Khang Le氏からAdhesive Gamesのコアメンバー達が氏と同様に“Project Offset”出身の開発者であることが新たに明かされ、いずれもトリプルAタイトルの開発に従事したことがあるメンバーが揃っていることが判明しました。
Khang Le氏は“Project Offset”が最終的に複雑な問題と経緯を経て世に出ることが無かったながらも、多くの事を学んだと語り、Adhesiveのメンバーがいずれも大手開発の第一線でも活躍できる優秀な人員だと発言、常に大手からのオファーを受けながらも、敢えてインディー文化で働きたいと考えるメンバー達が揃っているとアピールしています。
という事で、9人の開発メンバー達が9ヶ月でこぎ着けたアナウンス時のトレーラーは、やはり只者では無い開発者達により作られていた様子。巨大なビジネスの波に呑まれてしまった“Project Offset”を手掛けていた開発者達が、今自分達だけの手でずっと作りたかった“ゲーム”を作るというこの動きがHawkenをどのようなタイトルに仕上げるのか、今後の動向と続報がますます楽しみです。
先日はARGプロモーションの存在も明るみになり、47の復活に期待が集まる“Hitman”ですが、今月20日にスクウェア・エニックスが欧州共同体商標意匠庁(OHIM)にてHitmanの新作と思われる「Hitman: Absolution」を商標登録した事が明らかになりました。(※ 掲載イメージはOHIMの登録内容をキャプチャーしたもの)
出願内容の分類はビデオゲームソフトウェアとなっており、ARGの暗号で示唆されたE3での発表が実現に向けて水面下で進められている様子にますます期待が高まります。E3が待ち遠しい!
時間や空間を自在に操るValveタイムと呼ばれる特殊な能力を持ち、最先端の技術と優秀な開発者を従えハイクオリティなタイトルを生み出し続けるゲイブことGabe Newell氏、先日リリースされた「Portal 2」でも巨額の予算を投じ、呆れかえるばかりの作り込みや時代考証、或いは化学への情熱を以て、圧倒的な作業量かつ異形の舞台を構築、その上で全てをぶち壊すようにエモーショナルでどうしようもない人間性を描くというカタルシスに満ちた“何か”を世に送り出しました。
という事で、今回はそんなValveを率いる人気者ゲイブの“良い”写真を2枚、どうぞ。
つい先ほど読者の方からXbox LiveにてUbisoftのマスコット的なキャラクターとしてお馴染みの「ラビッツ」をテーマにしたアバター用衣装の販売が開始されたとの情報を頂きました。
先日からラビッツ5歳の誕生日を祝うトレーラーの公開や、Just Dance 2へのDLC出演が続いており、恐らくこれもその一環かと思われますが、現段階ではプレスリリースを含め海外情報サイトでも一切ニュースが確認できず詳細は不明です。
今回販売されるアバターアイテムの数は13種、被り物からTシャツ、パジャマにスカート、ヘルメットなどラビッツ好きにはたまらないラインアップ!となっています。
どうやら5周年企画はまだいろいろ存在している様子。アバターアイテムとは言え、HDコンソール上でラビッツの姿が見る日が来るとは(※ SC: Convictionのカメオを除く)……いろいろと勘ぐりたくなるような展開に妄想が膨らむところ。Caolondonさん情報ありがとございました!
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