8月にヘルボーイシリーズやパンズ・ラビリンスを手掛け、凄まじいオタクとしても知られるギレルモ・デル・トロ監督がTHQと契約を結びゲーム開発に乗り出した事をお伝えしましたが、いよいよタイトルの発表が近づいている事が明らかになりました。
これはMTVのインタビューから明らかになった物で、監督はビデオゲームの分野で何を達成したいか、お気に入りのゲームはあるかとの質問に対し「その問いはクールだ!」といつもの勢いで答え、ビデオゲームは私たち世代のコミックだと興奮気味に語り、インテリ達が「…あぁゲームね」と見下し、リスペクトを得る事のないメディアだと表現、そしてゲームに対して不平を述べる人々に対して「あいつらはゲームを○×※△!プレイしたことがないんだ」と語っています。
監督のこのエネルギーが注ぎ込まれるゲームタイトルは3~4年ほど温めてきた内容との事で、ビッグで革命的で、非常に難しいゲームだと語っています。そしてゲームはアートだと断言、それらが物語のフォームである事からアートとは違うと認識されていると分析しています。
さらに監督は好きなゲームを幾つかピックアップし、ワンダと巨像とICOを最初に挙げ、共に傑作であると評価、さらにBungieの名作Marathonを挙げ、Haloシリーズの熱心なファンである事を明かしています。また監督はマルチプレイで他のプレイヤー達が酷く侮辱的な行為を行っていたのを目の当たりにして以降、マルチプレイを一切プレイせず、専らシングルプレイを楽しんでいるとの事。
そして、今後数週間の内に新タイトルが発表される事を望んでいると発言しています。映画製作ではラブクラフトの代表作とも言える”狂気の山脈にて”に取り組む事が明らかになり、念願のクトゥルータイトルにいよいよ手を付ける事になったギレルモ・デル・トロ監督、ゲームタイトルもラブクラフト的なタイトルが用意されているとも語られています。
映画のゲーム化についてはなかなか名作が生まれない状況があり、ゲームの映画化についても同様の事が言えます。そんな鬼門とも言えるゲームと映画の関係性を生粋のオタクであるギレルモ・デル・トロ監督が破壊してくれる事になるか、今後の発表と動向に期待!です。
Diablo IIIの新情報と最終クラスの発表や未発表MMOの存在などに大きく期待が高まる今年のBlizzConもいよいよ開催間近となり、10月22日と23日にカリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで開催されるイベントの詳細なスケジュールが公式サイトにて公開されました。
オープニングセレモニーは現地時間の午前11時から開催され、注目のDiablo IIIイベントはメインステージで12時から午後1時まで、初日の午後6時からはお馴染みのコスチュームや歌、ダンスのコンテストも開催されます。
その他大量のユーザーイベント等も開催されるBlizzCon 2010、一体どんなサプライズが発表されるか続報をお楽しみに!
10月1日から3日までイギリスはロンドンのアールズコートにて3日間に渡って開催された「Eurogamer Expo 2010」、イベントも無事に終えたEurogamerが今年の来場者数が2万人だった事を発表しました。
今年のEurogamer ExpoではBrinkや、LittleBigPlanet 2、Gran Turismo 5、Killzone 3、Fable III、Dead Space 2などを始めとした注目タイトルが多く出展され、全てプレイアブルの状態で展示されました。さらに新作ゼルダやGears of War 3なども登場しています。
さらに会場で開催されたデベロッパセッションにはお馴染みLionheadのボスであるピーター・モリニューを始め、Eidos Montreal、CD Projekt、Sucker Punch、Ninja Theory、Guerrilla Gamesが登場し様々なデモやプレゼンテーションを行っています。
開催から順調に規模を大きくしているEurogamer Expo、来年も注目イベントとして期待できる物となりそうです。
Bungieが公式サイトを更新、「Halo: Reach」のアサシネーションばかりを集めた愉快なスクリーンショットを公開しました。いずれのイメージもよくもこんなおかしなイメージばかり揃えたと感心する愉快な物ばかり。これらのイメージを見ているだけでもHalo: Reachの懐の深さが感じられようという物。素晴らしい!
顔www素晴らしい!!!最後の決めポーズも完璧。
昨晩9月26日から10月2日までのイギリスの週間チャートが発表、先週1位に輝いた”F1 2010″が2位にランクダウン、Dead Rising 2は先週に引き続き3位をキープ、そして1位には先日ローンチを迎えたばかりの「FIFA 11」が登場しました。
なお、1位となったFIFA 11は前作FIFA 10のローンチを超え、Modern Warfare 2とGTA IVに続くイギリス史上3番目のローンチを果たした事が明らかになっており、前作からセールスは21%増え、販売収入は36%アップが見込まれています。
1位. FIFA 11
2位. F1 2010
3位. Dead Rising 2
4位. Halo: Reach
5位. Guitar Hero: Warriors of Rock
6位. Tiger Woods PGA Tour 11
7位. Sports Champions
8位. Prince of Persia: The Forgotten Sands
9位. Toy Story 3
10位. Civilization V
11位. Mafia II
12位. Just Dance
13位. Red Dead: Redemption
14位. Kane & Lynch 2: Dog Days
15位. Assassin’s Creed II: Complete Edition
16位. Wii Sports Resort
17位. Super Mario Galaxy 2
18位. Art Academy
19位. New Super Mario Bros. Wii
20位. Modern Warfare 2
PCタイトルでも素晴らしい作品であればしっかり売れる事を実証した「StarCraft II: Wings of Liberty」、対戦の面白さもさる事ながら、レイナーやタイカス、そして世界最狂の悪人トーナメントでも優勝を果たしたケリガンなど、Starcraftユニバースの物語も非常に魅力的です。
今回のWings of Libertyではアナウンス時から象徴的なキャラクターとして描かれてきたタイカス、彼がマリーンスーツを着込む映像のクオリティに度肝を抜かれたファンも多いのではないでしょうか。という事で、ローンチイベント等にもチラと登場していたファンメイドのマリーンスーツコスチュームの映像やイメージが大量に登場、もう呆れる程に凄まじいハイクオリティなスーツが再現されています。格好良い!
つい先日Ubisoftの可愛い系タイトルの代表であるラビッツシリーズがTV作品になるとの噂をお届けしましたが、いよいよプレスリリースが登場、噂通り”ウォレスとグルミット”シリーズなどを手掛けるAardman AnimationがUbisoftと共同で製作を行う事が明らかになりました。近くいくつかのパイロット映像も登場予定との事で期待が高まります!問題は日本で見られる方法があるか……。
1980年代に始まったKing’s QuestシリーズやSpace Questシリーズ、90年代以降のガブリエルナイトシリーズやPhantasmagoriaなど名だたる名作アドベンチャーをリリースし、2008年に親会社であるVivendi GamesがActivisionによって買収され、残念ながらその年の終わりに閉鎖となってしまいました。
シエラのアドベンチャータイトルは絵本の様なグラフィックやコミカルな表現などが特徴的な事で知られており、そのアートワークは類を見ないクオリティを実現しています。そんなシエラのアートワークをデザイナーのBrandon Klassen氏とEriq Chang氏が2人で集め、ハードカバーのアートブックとして出版する計画を進めている事が明らかになりました。
収録されるアートワークは元シエラのアーティストや個人的なコレクターなどから集められたもので、サイズも特大で前例が無い量のシエラのアートワークが収められるとの事。まだ具体的なリリースの予定は立っていない模様ですが、値段やその内容物が非常に気になるこのアートブック、続報は改めてお知らせしたいと思います。
今年4月にかつて自身が1972年に創業したAtariに復帰を果たしたビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏が昨日行われたアトランタでのSEIGE 2010に登壇、ビデオゲームの将来について氏が描いている未来を語りました。
ブッシュネル氏はiPhoneやiPad、Androidがビデオゲームの将来だと考えられると述べ、8歳以上の人はもうDSでは遊ばないだろうとスマートフォンデバイスの可能性を示唆、さらにAR(拡張現実)は将来のゲームに巨大な役割を果たすと発言しました。さらに、ゲームの遠い将来として、人体へのインプラントや脳や眼球トラッキングといった未来についても言及しています。
また、氏は最近ではMafia Warsを楽しんでいると述べ、お気に入りのゲームとしてDoom、Sims、Planets Vs. Zombies、そして初期のWorld of Warcraftを挙げています。
さらに近年はアメリカ国内の教育システムの改革に大きく力を入れており、国内の公的なシステムをオーバーホールする必要があると発言、学校教育にビデオゲームの取り入れを大きく進めている事を明らかにしました。あと3年で70歳を迎えるブッシュネル氏が今も強い影響力を持ちゲームにまつわる牽引力を発揮している事には恐れ入る次第で、近年広義のゲーム理論が様々な私たちの生活に影響を与える今、ビデオゲームの父がインプラントまで見据えて示唆する未来がどのような物になるのか、興味が尽きません。
先日Electronic Artsが世界中を巻き込んだ問題となった「Medal of Honor」マルチプレイのタリバン表記を変更した事をお知らせいたしましたが、今回の変更を受けて米軍施設内でのGameStop店舗でMedal of Honorの予約と販売の禁止を決定した米軍の福利厚生組織AAFESが本作の販売について再考している旨を明らかにしました。
AAFESの代表者はMedal of Honorについてポジションが変わったと語り、問題となった表記の変更が行われた事を理解している事を明かし、今後販売再開に向けて再考する余地がある事を示唆しました。
なお、Electronic ArtsのJeff Brown氏はAAFESに対し直接的に販売禁止の撤廃を求めてはいないものの、Medal of Honorに関する幾つかの事実を明確にするために手紙を送った事を明らかにしています。
また、今日からとうとうPC版のベータテストも開始されます。記事を書いている段階ではまだサーバアップされていませんが、ベータクライアントは完全に日本語化された物で、UI周りは非常に丁寧に作られている印象を受けました。なおプレイにはElectronic Artsアカウントが必要ですが、ベータクライアント内からの取得も可能となっています。
なお上に掲載した映像はG-TVがGamescomにて開発スタッフに行ったインタビューが昨晩公開された物で、多くのインゲーム映像が収められており、本作の概要を掴むには非常に判りやすい物となっています。Medal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
先日いくつかのバグ修正を残して開発がほぼ完了し認可フェーズに移行した事をお伝えしたシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」ですが、先日Bethesdaがbethblogで公開した最新ポッドキャストにて本作の開発完了を公式に報告、併せて本作の動作環境なども明らかになりました。
さらに本作のデザイナーを務めたRobert Lee氏の誕生日がゴールドとぴったり重なり、ゴールドと氏の誕生日を祝う為にFalloutシリーズでプロパガンダ放送などを放送している”Eyebot”テーマのケーキが登場、なんとこのケーキはLee氏の奥さんが秘密裏に作っていた物だそうで、本人のみならずチームにも大きなサプライズとなった様です。
Obsidianが開発を務めたシリーズ最新作Fallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
“Just Cause 2″の成功で一躍注目デベロッパへと成長したAvalanche Studios、先日にはマッドマックスのゲーム化に取り組んでいる事も明らかになりますます今後が楽しみなAvalancheですが、昨年8月にお知らせした「Just Cause」シリーズの映画化に関する続報が登場しました。
海外の映画情報サイトVarietyによるとディズニーの元CEOとして知られるマイケル・アイズナー氏の息子エリック・アイズナー氏が率いるL+E Pictures(映画”ハムレット2″で知られる)がJust Causeの映画化権を獲得、ブラジルを舞台にしたサバイバルスリラー”ブラッド・パラダイス”の脚本を手掛けたMichael Ross氏がスクリプトを担当する事が明らかにされたとの事。
なおプロデューサーは以前お知らせした通り映画版”Hitman”を世に送り出した事で知られるAdrian Askarieh氏が務めており、先日ディレクター探しで暗礁に乗り上げた映画版”Kane & Lynch”のプロデューサーも同氏が務めています。
Kane & Lynchのぐだぐだ具合が不安材料ではあるものの、Just Causeの映画化となればジャンプ!爆発!カーチェイス!なB級ネタ映画としてのポテンシャルはかなり大きいと言えます。どうか背中越しの大爆発を振り返らない由緒正しいハリウッドヒーローとしてリコを格好良く仕立て上げて欲しいものです。
本日プレオーダーの好調をお知らせした「Medal of Honor」が先日から問題となっていたタリバンの問題を受け、軍に従事する人々を配慮し表記の変更を決定、マルチプレイの党派が”Taliban”から”Opposing Force”(武装勢力)へと変更される事が明らかになりました。
プロデューサーのGreg Goodrich氏はMOH blogにてこの決定について、この数ヶ月で今回のマルチプレイの問題について世界中のゲーマーや現役の軍人やその友人・家族からフィードバックを得たと述べ、まずフィードバックの多くが圧倒的に問題に対して肯定的だった事に感謝の言葉を述べています。
しかし、今回のタリバン問題について戦死者の友人や家族から懸念の意志を含むフィードバックを受け取り、このフィードバックがMedal of Honorチームにとって非常に重要な”声”であると考え、大きな犠牲を払った人々の家族の為に変更を決断したと理由を明かしています。そしてGoodrich氏はMedal of Honorフランチャイズは決して故意、或いはその他の方法であなたの記憶と功績を軽んじる事は無いと強く語っています。
各国で紛糾した問題に対して表現の客観性と現実の二面性を強調していたEAですが、発売直前でのこの大きな決断は決して安易な対応では無くEA自信が背負うリスクも大きい物だと感じます。今回の決断が今後のフランチャイズにどういったイメージをもたらす事になるか、リリース後の動向に注目が集まります。
なお、マルチプレイのゲーム性自体には一切変更が加えられていないとの事。抑えた渋いテイストと骨太のアクション、真実のオペレーターを描いたと評されるドラマチックな物語も魅力的なMedal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
今日は本物の実績/トロフィーも公開され、いよいよリリースが近づいて来た感の強い「Call of Duty: Black Ops」、Halo: Reachと並んでメガローンチが期待される待望のシリーズ最新作ですが、売る気山盛りのGameStopが驚きの予約キャンペーンをスタートした事が明らかになりました。
このキャンペーンサイトはGameStopでCall of Duty: Black Opsを予約する事で抽選に応募が出来るという物ですが、用意された商品がJeepのラングラールビコンとハーレーダビッドソンの833アイアン2011年モデル、ポラリス レンジャーの実車に、果てはアエロL-39アルバトロスジェット戦闘機への搭乗体験など目を疑う様な高額商品が並ぶ派手派手しいキャンペーンとなっています。
その他Black Ops関連の周辺機器なども用意されている今回の豪華キャンペーンはCall of Duty: Black Opsのローンチの巨大さを早くも予期させる景気の良いプロモーションとも取れ、早くもセールスの成功に大きな期待が集まります。
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