今年の3月には韓国で、4月にはオーストラリアでレーティング通過が発見されたXBLA版の「Duke Nukem: Manhattan Project」、周辺情報ばかりでさっぱり公式な動きの見られない本作ですが、そろそろアナウンスも近いかと期待が高まります。
先日はシリーズの本命であるDuke Nukem Foreverのリークも発見されており、依然プロジェクトの生死は不明のままですが、まだまだリリース絡みで楽しませてくれそうです。Foreverのフォーエバーぶりを演出するためにも、お茶を濁す意味でそろそろManhattan Projectを!そうすればForeverのリークとTrilogyのリリースであと5年くらいは行けるんじゃないでしょうか。
昨年7月にその姿を世に現したウォーレン・スペクター新作は”ミッキーマウスのリデザイン”という大きな驚きを備えたタイトル「Epic Mickey」でした。発表以降、情報をつぶさに漏らさずお伝えしてきたEpic Mickeyですが、現在は開発に専念しているようで、タイトルに関する続報は聞こえてこない状態が続いています。
そんなEpic Mickeyに子供向けの小説が登場する事が明らかになりました。すでにISBNの図書コードも登録済みでAmazonなどでその存在が確認できます。登場するのは2冊で、ハードカバーの”Epic Mickey Junior Novel”とペーパーバックの”Epic Mickey – It’s Your Call #1″で、物語はゲームと同じくインク怪人によって闇の世界となったCartoon Wastelandをミッキーが絵筆で色を与え、世界を救うという物。
しかしEpic Mickeyにはミッキーマウスの再生とリデザイン以外にも、かつてディズニーから版権トラブルで外部にその権利が渡り、60年ぶりにディズニーに権利が戻ってきた初期の重要キャラクター、”しあわせうさぎのオズワルド”が本当の意味での”おかえり”を果たす作品でもあります。
話すと長いので……興味のある方は詳しくは過去の記事や本作の制作に至る過程を語ったウォーレン・スペクター氏のインタビュー等をご覧ください。
という事で本作もしっかりオズワルドが登場するゲームと同様のストーリーが再現されているようです。またリリーススケジュールのはっきりしていない本作ですが、場合によってはこちらの小説で本作の予習が出来てしまうかもしれません。まだ詳細のはっきりしていないこの小説版、続報があれば改めてお知らせしたいと思います。
現在Lionheadが開発を進めているシリーズ最新作「Fable III」、先月ピーター・モリニュー氏が久しぶりにモリニュー節を炸裂、Fable IIIのキャストはビデオゲームの歴史上最も豪華なキャストになると豪語、この時点では元モンティ・パイソンのジョン・クリーズにイギリスの人気TV司会者ジョナサン・ロス、そしてお馴染みのスティーヴン・フライらがキャストとして明らかになっていました。
そんなFable IIIになんと映画ガンジーでアカデミー主演男優賞を受賞したベン・キングズレーが出演する事が明らかになりました。なお、ベン・キングズレーが演ずるのはミストピークの王で素晴らしい魔法使いのキャラクターだそうです。
キングズレー氏はゲームはかつて映画が発明された時のように大きく飛躍を果たしていると述べ、ゲームでの演技が十分にやり甲斐のある事だと語っています。
来るE3ではNatalとの関連など多くの情報が登場するとされるFable III、その登場は本当に楽しみですが、モリニュー氏が言う歴史上最も豪華なキャストに関していうとキングズレーはすでに映画プリンスオブペルシャでゲームとの融和性を見せており、少しだけインパクトに欠けると言えなくもありません。イギリス人俳優で固めているようなので、アンソニー・ホプキンスかヒュー・グラント、もしくはビル・ナイ辺りが出演すれば文句無し!次のサプライズがあることを期待しておきたい……と思います!
食べられる色ではないアメリカンなケーキやお菓子など色々ご紹介してきた当サイト、もはや色くらいでは何も驚きはしない耐性が出来上がりましたが、今日ご紹介するマリオのケーキ、何かが不安定になるようなえもしれぬ根源的な恐怖を感じる不思議なケーキ、いやしかしケーキ自体のクオリティは高いです。
制作途中でのつるつるなマリオが怖いのか、もみあげ辺りの毛がないマリオが怖いのか、恐らくバランス的な理由のようで、後半完成に近づいてくれば割と落ち着きを見せます。しかし完成後の締めのショットが照明やらカメラの動き等、これまた何か不安定な……しかも音楽はゲームオーバー時の物。あな、おそろし。
Dawn of the Deadの発明によりゾンビ映画の父となったジョージ・A・ロメロ御大、もう今年で70歳を迎える巨匠ですが本人は相変わらずそんな世間の評価など露とも気にせず未だに最前線で映画を作り続けています。
来月12日からは最新作「サバイバル・オブ・ザ・デッド」も国内上映が開始され、老いてなお盛んな制作意欲は止まる事を知りません。とうとう今作ではそもそもゾンビ殺すのはどうなんだ的な所まで言及される事になりました。いつも”今”のテーマを鮮やかに反映してきたロメロ御大ですが、ちゃんと流行の自己言及も盛り込み、サービス精神旺盛なのは相変わらず!本当にお元気で何よりです。
……前置きが長くなりましたが、どうやらロメロ御大は今、映画よりもゲームを作ることに興味津々だそうで、カプコンを始め色々な企業からゲームについて提案を受けたとの事。もう1人のホラー映画の生神様ジョン・カーペンター監督の「F.E.A.R. 3」での制作協力が明らかになっていますが、ロメロ御大のはまたちょっと状況が違う様子。
ロメロ御大は「ゲームをやりたいんだ、そしてゲーマーと仕事をしたいんだよ」と発言、続けてこんな発言をしています「だけど自分に近づいて来る人はみんな、必ずこう言うんだ……”私たちにロメロの名前を売って、そしてお帰り下さい“ってね」
さらにロメロ御大は「私は別に名前を売りたいわけじゃないんだよ」と、どうやらゲームを作りたいというのは関わりたいのでは無くて、本当に作りたい……様子、だめだこの人本気だ。
どうやらバイオハザードの映画に取り組むかと噂された時期に御大のアシスタントがバイオハザードを通しでプレイしていたのを見ていたらしく、そこで色々アイデアが湧いてきたようです。御大は自分がゲーマーでは無い事を認め、何がゲーマーを興奮させるのかも判らないと率直な考えを述べ、しかし自分が良い物語とよいシチュエーションを作る事が出来ると意欲を語っています。
なんだかかつてのハリウッドとロメロ御大の確執と同じ事がまたリアルタイムで起こっているような気分にもなりますが、インディペンデント一筋に前線に立ち続けてきた御大が本気でゲームに携わる作品が生まれるような事があれば世界中のファンが狂喜乱舞する事となりそうです。実現してほしい!
Activision関係のニュースが続きますが、本日行われたActivision Blizzardの会計報告において、Guitar Hero 6とDJ Heroの新作が今年の秋に登場する事が明らかになりました。一世を風靡した音楽ゲームですが、今年初めにはGuitar Heroシリーズを手掛けていたNeversoftのレイオフも明らかになっており、音楽ゲームフランチャイズの有用性についても疑問の声が上がっています。
今回の新作発表についてActivisionのボスBobby Kotick氏は音楽ゲーム市場が変化を続ける場所である事を認め、成功を収めるのは少数のタイトルとブランドとなり市場規模は縮小化が進むと発言しています。
Activisionは音楽ゲームがもはや”高い周辺装置付きの小売り”から変化し、今後はよりソフトウェア販売のパーセンテージが上がると予測しています。こういった状況を踏まえ、Guitar Heroが今も4400万本を越えるセールスを達成した音楽ゲームのリーダーであり、エキサイティングなダウンロードコンテンツのラインアップを充実させる事で、今年度のリリースに望む事を明らかにしています。
先週土曜日にアデレードのコミックショップで、160ドルもするX-Menのコミックを万引きした男をスパイダーマンとジェダイの騎士、そしてDCヒーローのザ・フラッシュが協力し見事に捕まえたそうです。
この映像は店の防犯カメラに残されていた映像で、なんというか冗談のような冗談ではない様子がしっかり収められています。店主のMichael Baulderstone氏(45才)によると、その日はアメコミヒーローのイベントが近くで行われていたそうで、これに参加するために40人程がヒーローコスプレをして集まっており、今回活躍したヒーロー達はこのイベントに参加していたファン達だったようです。
店主は店の中の客みんなが最初は何かしらのプレイかと考えていたと述べ、スパイダーマンが「警察を呼んでください」と言った時に初めてみんなが本当の出来事だと認識した事を明かしています。デアデビルだったら完璧だったのに……。
さらにBaulderstone氏によると警察が来るまでの間、犯人が逃げないよう店のドアをジェダイの騎士達が守っていたそうで、そこにはDCヒーローとして知られるザ・フラッシュの姿もあったそうです。その光景はアメリカの神話が一同に会した姿とも言えはしないでしょうか。
防犯カメラ映像を見た上で店主のいう光景を想像すると、思わず笑わずには居られない愉快なシーンですが、大事には至らずに一安心、何とも愉快で小気味の良いニュースでした。
ゲームが原作の映画の制作が多く進められていますが、しっかりした作品として期待されている内の1つは、やはり昨年の賞レースを総なめにしたアンチャーテッドの映画だと言えそうです。
昨年末には本作のシナリオライターに映画”コナン”(コナン・ザ・グレートのリメイク)のライティングを手掛けているThomas Dean Donnelly氏とJoshua Oppenheimer氏の両名が、アンチャーテッドのスクリプトを手掛けていると報じられており、このスクリプトに満足したソニーはアンチャーテッド映画の2011年夏公開を目指し準備を進めているとの事。
昨日LATimesはこのアンチャーテッド映画のディレクタのリストにデヴィッド・O・ラッセルが載っている事を明らかにし、現在ミーティングが進められている段階だと記しています。
デヴィッド・O・ラッセルはスリー・キングスやハッカビーズなどで知られる独特のテイストを持つ映画監督で、ちょうどマーク・ウォルバーグとクリスチャン・ベールが主演するボクシング映画”The Fighter”を撮り終えた所で、スケジュール的には良い所なのかもしれません。なお、2011年にはマシュー・マコノヒーが主演のコメディ映画”The Grackle”の制作も抱えています。
それにしてもハッカビーズやスリー・キングスを見た方ならデヴィッド・O・ラッセルがアンチャーテッド?というのは少なからず違和感を感じるのでは無いでしょうか……。
しかし今やシカゴやSAYURIを撮ったロブ・マーシャルがパイレーツ・オブ・カリビアンの新作を監督し、キンゼイ・レポートのビル・コンドンが女の子に大人気のトワイライトに取り組み、アメリカンビューティーのサム・メンデスがボンド映画を撮るかという時代、何が起こっても不思議ではないのかもしれません。
近年インフラの整備やYoutube等様々なサービスの登場で、動画を用いたキャンペーンが多く見られる時代になりました。当サイトでもアラン・ウェイクやアサシンクリード、Ghost Reconなどの短編映像の紹介など、映像に関する情報は非常に多くなっているように感じます。
先日広告を専門に扱う海外サイトADWEEKが「”1984″ではない最もエピックな25のコマーシャル」を発表、その中にプレイステーション2の”Mountain”CMが17位に、そしてHalo 3の映像作品”Believe”が8位にランクインしています。
ちなみにこのランキングのタイトルに記されている”1984″は、リドリー・スコットが制作したAppleのマッキントッシュ発表のCMで、当時のスーパーボウルの枠で放映された物。今も尚大きな影響力を持つ偉大なCM作品として広く知られています。あまりの素晴らしさに必ず語られるCMなので、いいかげん1984はもう判ったから他も見ようぜ!的な主旨の今回のランキングとなっている様です。
ランキングには非常に見応えのある作品が並ぶ中、CryEngineが模倣したビラビアの”Balls”などもランクイン。ちなみに2位にはフィリップスの液晶テレビCarouselに使われた”Carousel” が登場、近年の映像技術の急激な進化により、映画などでもよく見られるようになったフローズン・モメント手法が印象的に使われた作品です。
そして1位にはパンテーンが2008年に制作した”Chrysalis”CMが選ばれています。こちらは技術的な映像表現よりも所謂エモーショナルな情動に注力した作品で、やはり感情に訴えかける手法の強い!という普遍性が感じられる作品となっています。
ゲームの映像表現も目を見張るような進化が続いており、あと10年もすれば現在の映画レベルにまで到達すると、まことしやかに予想されています。いずれゲームの中でもこういった作品に迫る映像が登場してくる事は間違いなさそうですね。
先ほどシリーズ続編「Star Wars: The Force Unleashed II」のリリースが10月26日に決定した事をお伝えしましたが、なんとLucasArts内部でスターウォーズフランチャイズの新タイトルとして、ウーキー族が主人公のオープンワールドなアクションタイトルが考えられていた事が明らかになりました。が、残念ながらジョージ・ルーカス氏本人の判断からボツにされたとの事。
これはSStar Wars: The Force Unleashed IIが特集されたGamePro誌に掲載されたHaden Blackman氏のインタビューから明らかになったもので、2005年当時、LucasArtsではビデオゲーム新作によるスターウォーズフランチャイズの新展開を計画していたそうで、ウーキー族が主人公のタイトルを始め、幾つかのアイデアを考えられていたとの事。この内の1つがどうやらThe Force Unleashedシリーズへと結実した様です。
当時考えられていたこのウーキー族のタイトルはオープンワールドのゲームで、AT-STの掴んでストームトルーパーに投げつける様なスーパーヒーロータイプのゲームだったとの事。Blackman氏はマーベルコミックのハルクが活躍するオープンワールドタイトル”Hulk: Ultimate Destruction”にインスパイアされた物だった事を明かしています。
いやウーキー可愛いですが、見て見たいようなそうでもないような……という事で、このアイデアはジョージ・ルーカス本人により新フランチャイズはキャラクターのインタラクションとダイアログを重視する必要があるとの理由でボツになりました。……たしかにウーキーだらけのゲームだったらストーリーがよくわからない……かも。
昨日満を持して公開されたTreyarchが開発するシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」のデビュートレイラーですが、その内容は驚く程色鮮やかで迫力に満ちた物でありつつ、その実フラッシュバックを多用した手法に思わせぶりなナレーションを重ねた、非常に謎に包まれた物でした。
トレイラーでは不気味な手術室らしき場所で、”誰か”(主人公?)の記憶を取り戻そうとする医師らしき人物の語りにより進められており、その内容に合わせて様々な記憶のフラッシュバックがこの”誰か”を襲っている様に見受けられます。
映像で語られているナレーションの内容は次の様になっています。
And now wait a few more minutes and just let him rest.
– では少し待とう、彼を休ませて下さい。This should help you remember everything.
– 休めば、君が全てを思い出せるかもしれない。I’ve given you something extra to assist,
– 私はあなたを手助けするためにプラスアルファを与えたよ。Let’s go through it again.
– さぁもう一度やろう。The pain is difficult isn’t it?
– 「苦痛」はやっかいだね、そうではないかな?When he regains consciousness double the voltage.
– 彼が意識を回復したら、電圧を倍にしてくれ。We need to bring him back.
– 我々は彼に思い出せる必要がある。
映像では以上の様な内容のやりとりが行われ、フラッシュバックが大量に登場するなか上記の数字が印象的に差し込まれています。下一桁の表記に違和感を感じるものの、これは2010年の現代を指している物にも思えます。そう見れば、この映像は2010年のどこかで、”誰か”の冷戦時代の記憶を蘇らせようとしている状況にも考えられないでしょうか。
当然これは映像から読み取れる情報から推測した只の予測でしかありませんが、このシチュエーションは記憶を無くした元CIAのスパイだったジェイソン・ボーンが自らの記憶を巡り活躍する、ロバート・ラドラムの小説ジェイソン・ボーンシリーズを思い起こさせます。
以前にはCall of Duty: Black Opsがプライベート・ライアンやプラトーン、さらには地獄の黙示録にフルメタル・ジャケットなどをイメージしたシネマティックな物になるとの話も噂されており、それが事実なら3部作で映画化されたボーンシリーズと、冷戦を舞台にした過去の名作達が出会うような可能性もアリなのかもしれません。
現在はFallout: New Vegasの開発を進めているObsidian Entertainmentですが、昨年はエイリアンに絡むセガのフランチャイズタイトルの開発を進めていました。このエイリアン絡みのフランチャイズは既にリリースされたAliens Vs. Predator、そしてGearboxが開発を現在も進めている(であろう)FPSタイトル”Aliens: Colonial Marines”、そしてObsidianが担当していた”Aliens RPG”を含めた物。
残念ながら昨年ObsidianのAliens RPGはキャンセルとなってしまいましたが、先週行われたプレスイベントでObsidianのCEOを務めるFeargus Urquhart氏がAliens RPGについて「もし私たちの最後のビルドをプレイしたら、あなたはきっとそれが完成したゲームだと言うだろうね」と、本作がほぼ完成に近づいていた事を語りました。さらにUrquhart氏は”出荷の準備が出来ていると感じていた”と加えています。
Urquhart氏は本作の内容についても少し触れ、映画でカットされたエイリアンからセントリーガンを守る様なシーンなどが盛り込まれていた事を明かしています。
以前SEGAヨーロッパのMike Hayes社長はフランチャイズの難航がビジネス的な理由による物である事を明らかにしていますが、一応まだGearboxの新作も生存はしている様子……こちらも安否が気になるところです。
かつてidでカーマックやロメロと共にDoomやQuakeシリーズを手掛け、2000年にカルト的な人気を誇るAmerican McGee’s Aliceをリリースした奇才American McGee氏、現在は自ら立ち上げたSpicy HorseでAliceの続編と赤頭巾ちゃんをモチーフにした”RED“の開発などを進めています。
そんなAmerican McGee氏が自身のTwitterでAlice 2のデザインにインスピレーションを与えているいくつかのモチーフをTwitしました。
そのモチーフにはユング心理学で知られるカール・グスタフ・ユングが提唱した無意識の領域を能動的に探索するアクティブ・イマジネーション、さらにオーストリアの心理学者でフリーメイソンや薔薇十字軍などの錬金術絡みの伝統的な神秘主義を研究していたHerbert Silberer、そして古いキリスト教の中でも異端と呼ばれる事の多いグノーシス派とユングの思想に絡む文献などにリンクされており、Alice 2がやはり一筋縄ではいかない物になりそうな気配に満ちています。
良い意味でぜんぜんアリス関係ねええええ!という気がしなくもありませんが、ティム・バートン版アリスしかり、テリー・ギリアムのローズ・イン・タイドランド然り、作り手のこれでもか!これでもか!という思いが詰まったアリスじゃないと面白くないのも事実。グノーシス・ミーツ・アリス、正直楽しみです。
先日満を持してスーパーストリートファイター4がリリースされ世界中が盛り上がる中、ウメハラ氏のプロゲーマー契約のニュースなども登場し、格闘ゲームの復活が本当に成されたという実感が感じられる日々が続いています。
全ては19年前の「ストリートファイターII」から始まったとも言えるこの格闘ブーム、最新作でもディージェイやT・ホークの復活など、当時のキャラクター達はまだまだ現役で活躍しています。が……実はまだまだあいつやらこいつやらの驚くような秘密があるはずです。今日はそんなストリートファイターIIのあなたが知らない10の秘密をお届けします。
いきなりグレーなネタで恐縮ですが、聞き慣れたケンステージの曲と映画トップガンでお馴染みのチープトリックの”Mighty Wings”が非常にそっくりであるというネタ。ちょっと言及しづらいので自分の耳で確認してみてください。
似てると言えば似てる……かな。しかし見所はMighty Wingsのコメント欄です。SHORE YOUUU KEN!HAAAAAADUUUUUUKEEEEEN!やらの書き込みが大量に!
スパ4で見事に復活を果たしたディージェイ、一度見たら忘れられない強烈なキャラクターですが、大きな特徴はやはりあの”MAXIMUM”パンツ!なぜ彼がMAXIMUMと刻まれたパンツをはいているかと言うと……なんと最初は”MANTIS”を予定していたそうですが、当時は2Dスプライトで容量との戦いがシビアだった時代……MANTISと書きたいが左向きと右向きのキャラクターを反転させて使う事になると読めない!と言う事でイメージを横反転しても同じ文字に見える”MAXIMUM”が採用されたとの事。知らなかった!
当サイトではお馴染みのラビッツ、存在だけは確認されている新作の登場が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらない訳ですが、タイトル待ちではない時期でもクリスマスやら新年やらオリンピックやらで映像が作られたり、CMに登場したり……果てはサムと共演まで果たし楽しませてくれています。
昨年11月にラビッツ・ゴー・ホームがリリースされた時にPlay.comの予約特典として世界各国の民族衣装などを着込んだラビッツ達のフィギュアが登場しましたが、なんと新しくスポーツをモチーフにしたラビッツのフィギュアコレクションが登場する事が判りました。
しかし喜びもつかの間……情報元がスペインのサイトで今一つ詳細な情報がはっきりと解らず、以前はラビッツのグッズ販売等も行っていたUbiartのサイトも閉鎖されUbishopにリダイレクトされるようになりこの子達が果たして普通に販売されるものなのか、それともまた何かの特典なのか突き止められませんでした。
しかしテニスの子やらサッカーの子やら大変素敵な具合に仕上がっております。けしからん……欲しい……!さらにゲームの方はRaving Rabbids 4の存在や、以前商標登録が発見されたRaving Rabbids Travel In Timeなど、新作らしき情報もいくつか聞こえてきておりこちらも続報が待ち遠しいところです。
マルチメディア産業などのコンサルティングや調査を行っているアメリカのNiko Partnersが、今後数年で中国のゲーム人口が1億人に達する可能性が高いとの調査結果を発表しました。ちなみに中国の現在の人口は約13億4500万人。
Niko PartnersのLisa Cosmas Hanson氏によると現在の中国にはPCのオフラインとオンライン、コンソール、携帯デバイスなどを含め9300万人のゲーマーが存在するとの事で、今後5年を目安にオンラインゲームが主となりゲーム市場に大きな成長が起こり、1億人を越えるゲーマーの急増が発生すると予想されています。
なお2009年の中国ゲーム市場は46億1000万ドル規模(約4330億円)に達しており、2008年から28%成長している事が明らかになっています。
昨年末に任天堂オブアメリカを家族との時間を大切にするために退社したかつての副社長Denise Kaigler氏、数ヶ月の休息を得たKaigler氏の新天地がアメリカ大リーグの名選手として知られたカート・シリングが設立したボストンの38 Studiosとなったことが明らかになりました。
EverQuestやWorld of Warcraftのハードコアプレイヤーとしても知られるカート・シリング率いる38 Studiosが現在手掛けているのはファンタジーMMORPGと噂される”Copernicus”で、本作のシナリオのはSpawnの大ヒットで知られるトッド・マクファーレン氏とD&Dシリーズのダークエルフ物語やアイスウィンド・サーガ、そしてシリーズNo1の英雄Drizztを生んだ事で知られるR.A.サルバトーレ氏が手掛けている事でも注目を集めています。
また、38 StudiosはPS3タイトルの開発にも取り組んでいるなどの噂もあり動向に注目が集まるスタジオの一つですが、Denise Kaigler氏はスタジオのリードコーディネーターに就任し、”Copernicus”開発チームのコーディネートに携わる事が明らかにされています。
古くはフラッシュダンスやトップガン、近年ではパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズや本サイトでもお馴染みのプリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂などの誰もが知る大作を数多く手掛けてきた映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏がゲームが正しいフォトリアリズムの先端を行っているとの考えを明らかにしました。
さらにブラッカイマー氏は「私は次の10年で映画とゲームの差を説明する事ができない様になると本当に考えているんだ」と述べ、「ゲームはとてもリアリスティックな物なる」と語りました。近年ではヘビーレインやアランウェイクの様なシネマティックなタイトルも増え、ますます映画との境界線が(一見)薄らいでいるようにも感じられます。
先日、アメリカで最も有名な映画評論家であるロジャー・エバート氏がゲームはアート足り得ないとの発言しており、内外から大きな注目を集めています。エバート氏の論は非常に明快で腑に落ちる内容となっていますが、やはり映画評論家だけにアート=映画のバイアスが散見されます。そういう意味では今回のジェリー・ブラッカイマー氏の意見とは真逆の物と言えます。
ここではゲームと映画の違いというよりも派手で視覚的な娯楽映画を手掛けてきたジェリー・ブラッカイマー氏と、人種差別の問題や文学的な作品を深く評論し、そして自身もラス・メイヤー監督とタッグを組んでウルトラ・ヴィクセンを手掛けたクリエイターでもあるロジャー・エバート氏という、映画というメディアの中において象徴的に色の異なる2人の違いも見え隠れします。
そういった意味ではゲームも全く一様な物では無く、とても”ゲーム”という一言に分類される物では無いように感じます。ゲームとは何か、映画やアートとは何か、そもそもゲームとは何かに成る物なのか、そういった事をふと考えてしまう象徴的二つのニュースであるとは言えないでしょうか。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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