年明けにすっかり聞き慣れた2K Bostonから懐かしいIrrational Gamesに社名が戻り、Ken Levine氏が大きなプロジェクトを進めている事が注目を集めています。進められているプロジェクトは名作シミュレーションX-COMシリーズのFPSタイトルとも噂されており、ファンはその発表を今か今かと待ち望んでいる状態が続いています。
そんな中IrrationalのボスKen Levine氏がGamerNodeのインタビューに応え、来月3月26日からボストンで開催されるPAX Eastにスタッフが多く参加するものの、新作の発表は行われない事を明かしました。
またインタビューではBioshockをいつか再び手掛ける事はあるか?との質問にコメントを拒否するという事態も見られました。PAX Eastで発表が無いと言う事はやはりE3までおあずけと言った所でしょうか。本当にX-COMが復活する事になるのか、それとももっと大きなサプライズが控えているのか、今後の動向に注目です。
DoomやQuakeなどを生み出し、現在は最新作「Rage」の開発を進めているFPSジャンルの先導者id SoftwareのJohn Carmack氏が3月9日から13日までサンフランシスコのMosconeセンターで行われるGDC 2010において、ゲームデベロッパ特別功労賞(Game Developers Choice Awards Lifetime Achievement Award)を受賞する事が明らかになりました。
GDCのボスMeggan Scavio氏は「John Carmackとid Softwareは現代の3Dゲーム、とりわけFPSジャンルにおいて巨大な影響を与えました。Johnはビデオゲームの歴史の重要人物の一人です。我々は今年特別功労賞を彼に贈れる事を大いに喜びます」と語り、John Carmack氏の功績を称えています。
GDCのゲームデベロッパ特別功労賞はこれまでに任天堂の宮本茂氏、そしてSimsシリーズの生みの親Will Wright氏などが受賞しています。授賞式は3月11日にGDCのイベント内で行われます。
以前売り上げが4ヶ月で250万本を突破した事が公式に明らかになったNaughty Dogの最新作「Uncharted 2: Among Thieves」ですが、先日同作が現在までのPlayStation 3タイトルの中で最も早く350万本を売り上げた事がPlayStation.Blogに掲載されたSCEA製品開発部門のバイスプレジデントScott Rohde氏のインタビューから明らかになりました。
またUncharted 2: Among Thievesのライターを務めたAmy Hennig氏が、先日発表された米国脚本家組合賞(The Writers Guild of America Awards)のゲーム部門でライター賞を獲得しました。昨年のVGA 2009でのGame of the Yearの獲得、さらにゲーム界のアカデミー賞とされている”13th Annual Interactive Achievement Awards”でほぼ総なめと言える10部門での賞を獲得するなど、2009年のゲームタイトルの賞をほぼ独占している状態の本作、続編やフランチャイズ化の話も聞こえてきていますが、さらなる期待が高まるところではないでしょうか。
先日突然アナウンスが行われ、あまりの再現度の高さに度肝を抜いたiPhone版「ストリートファイターIV」ですが、先ほどIGNにプレイ映像が登場、軽く引く程に凄まじいiPhone版の内容が明らかになりました。
また参戦キャラクターも判明、リュウ、ケン、春麗、ブランカ、ベガ、アベル、ガイル、ダルシムの8人でプレイ出来る事が明らかになりました。IGNのプレビューによるとアンロック可能なキャラクターは無しとの事。映像ではリュウとケンの対戦の様子が確認出来ますが、動きの再現度は非常にスムースに見え、とてもiPhone上でプレイされているとは思えない出来に見えます。
ケンのウルトラコンボも確認出来ますが、しっかりカットシーンも入り、なんと昇竜+九頭龍裂破的な新ウルコンが放たれるのが見られます。さらに映像では昇竜をセビキャン>キャンセルダッシュしてる様子まで!キャラクターの動作が全部入りとアナウンスされた言葉に偽りの無い事が見て取れます。さらにIGNではリリースが3月中に行われ、価格が9.99ドルになるとの予想も記されてあります。
さらにコンソールの方ではさらなる参戦キャラも明らかになり、どんどん期待が高まる続編の「スーパーストリートファイターIV」ですが、海外の情報サイトに10人目のキャラクターと噂されるハカンの恐ろしくフェイクくさいイメージが登場しています。さすがにガセネタのような気がするこの1枚ですが、こんなお祭り騒ぎが楽しめるのも今だけ!近いうちに登場するであろう大阪弁のアラブ人キャラクターがどんな人か、怪しい画像を見ながら楽しむのも一興といった所でしょうか。
いつもdoope!をご覧頂いて本当にありがとうございます。本日22日月曜日、スタッフが一日外出のため更新をお休みさせて頂きます。明日からまた改めてどしどし!更新してまいりますので、どうかよろしくお願いいたします。
いよいよ発売を迎えたQuantic Dreamの意欲作「Heavy Rain」、フランスでは大きなローンチイベントも開催され、ゲームの仕上がりも上々で大きな話題を集めています。まだまだ本編のプレイで忙しい方が多いかと思われますが、本日キャラクター達のプロローグが描かれる事になるDLCシリーズ”Heavy Rain Chronicles”のリリースが延期されるとのニュースが聞こえてきました。
これはGameStopの販売ページから判明したもので、Heavy RainのDLC詳細の欄に「パブリッシャーによる延期により、このコンテンツは2010年3月4日(木)までダウンロードが可能になりません」との記載がされています。なお、これは北米版の遅れで、EU版に遅れはないとSCEEがコメントをしている事から、どうやら長い延期では無いと思われます。
DICEサミットに登壇したGearboxのボスRandy Pitchford氏が「Borderlands」のローンチの際に、否定的な分析を行った有名アナリストのMichael Pachter氏が”間違っていた”と批判しました。
MOとRPGとFPSを融合させた意欲的なハイブリッドタイトルとしてローンチされたBorderlandsは当初の予想を超える大きなヒットで販売本数が300万本を突破し、今後のTake-Twoにおける重要な位置を担うIPとなりました。氏はこの成功について語った後にDICEの壇上で、本作のリリースが「スタジオに死を招くだろう」と分析したWedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏の発言に対して「彼が間違っている事は初めから判っていた」と発言しました。
なお、Pachter氏の分析はHalo 3: ODST、Modern Warfare 2、Dragon Age: Originsなどの大作タイトルと発売時期が近い事などの理由から、本作がセールスに苦しむだろうという物で、実際の結果はこれらの大作タイトルと十分に肩を並べる成功を納めたと言えます。
さらにRandy Pitchford氏はこれまでGearboxによって開発されたゲームが2000万セールスを越え、5億ドルを越える収益を生んでいる事を明らかにしています。しかしこの結果にはBorderlandsの成功が含まれておらず同スタジオの売り上げはさらに多くなると好調をアピールしています。
いよいよレベルキャップの引き上げなどが盛り込まれ、高レベル帯のコンテンツが強化される第3弾のDLC”The Secret Armory of General Knoxx”も先日アナウンスされ、チャレンジを続けるGearboxのBorderlands、フランチャイズ化なども噂される同作はHaloやCoDのような大型IPとなるか、今後の展開に注目です。
毎度確実に上昇していくバカバカしさに、こちらのボキャブラリが全く追いつかない「Just Cause 2」の各種トレーラー映像ですが、今度は爆発スタントをテーマに相変わらず付ける薬が無いレベルのボンクラプレイをハイクオリティに見せつけています。ほんとに毎回余計な説明がいちいち秀逸すぎる。というかもう凄いのわかったからほんとに早く遊ばせて……。
どんな大きな爆発にも消して後ろを振り返らないリコが格好良いのが格好悪いのが格好良くて早川義夫もびっくりです。自分でセットして爆発させてますが。滅茶苦茶な日本語で大変恐縮ですが、毎度恒例の「Cool Guys Don’t Look At Explosions」(クールなガイは爆発を振り返らない)を併せてお楽しみ下さい。
そして、Just Cause 2の思わぬ期待度の高まり具合に次回作が気になるAvalanche Gamesですが、なんとEmote Gamesがパブリッシュを担当するブラウザベースのハンティングゲーム「The Hunter」の新作を計画しているとの事で、なんと今回はパブリッシュも担当し、Avalancheエンジンが利用されるとの事(?!)。
2009年は景気にとても苦しめられたと語るAvalancheのボスLinus Blomberg氏はThe Hunterにかなり本気の様子で、継続的にこのIPを成長させ投資を行うと発言しています。ディレクターのChristofer Sundberg氏は「私たちはThe Hunterに大きく高い野心を持っています」と発言、もうどこまでが本気なんだかさっぱりわからん。※ The Hunterはネタゲーに見えるけど、本当に良いゲームです。
あと1ヶ月もとても待ってられない「Just Cause 2」、リリースはヨーロッパで3月23日に、北米では3月26日に行われ対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。早くパラシュートで脱出したい!
ロシアらしいアポカリプス感に満ちた4A GamesのFPSタイトル「Metro 2033」、ハードなテイストや高い技術力で大きく注目を集めている本作ですが、本作がValveが提供するゲームタイトルの認証等を含める統合環境Steamworksを利用する事が明らかになりました。
Steamworksの採用により、Metro 2033では自動アップデート、スチーム業績、インゲームでのダウンロードコンテンツ利用などが行われる事になります。
さらに、先日4AエンジンとX-rayエンジンとの間に起こっているトラブルをお知らせしましたが、昨晩EurogamerのDigital Foundryに予告通りエンジンの詳細を紹介する記事が登場しました。なんとその中で4AエンジンがPS3開発にも対応したマルチプラットフォーム対応のエンジンである事が明らかになりました。
記事の内容によると4AエンジンはXbox 360とPS3、DirectX9/DirectX10/DirectX11に対応するタイトルを完全にサポートする物で、膨大なコア技術の提供や、コンテンツ作成ツール、インフラサポートなどを含めた統合開発環境です。なお今回の内容からPS3のサポートが明らかになりましたが、Metro 2033は予定通りXbox 360とPCのタイトルとなります。
統合環境としての4Aエンジンの詳細は以下のようになっています。
■ レンダリングシステム
- ガンマコレクトとリニア色空間を用いたレンダリング(リニア色空間を用いたレンダリングはより現実世界の物理現象に基づいたレンダリングが可能になるとお考え下さい)
- トーンマッピング、露出の適応、ブルーシフト(反射スペクトルの処理でフレネルぽい物だと思われます)を考慮に入れたハイダイナミックレンジレンダリング(HDR)をカメラと目の知覚に基づいたレンダリングが可能
- 百オーバーの光源にも対応する高度なディファードレンダリング
- 光源は太陽と空も含め全てがダイナミックな光源で、多くのエフェクト処理と併用が可能
- 本暗部と半暗部を含める正確なソフトシャドウ処理、これはバンプ処理されたサーフェイスに反って正確なカーブを描きます。さらにパーティクルのような半透明な物体からも影を生成
- ライトスキャッタリング(光の散乱)とゴッドレイ(光筋表現)処理を含めた天候と昼夜モデル
- アニメーション処理が可能なボリューメトリックなフォグとライティング、密度の一定しないメディアにも対応
- グローバルイルミネーションとリアルタイム光源反射に対応
- パララックスオクルージョンマップとリアル(ジオメトリックな)ディスプレーメントマッピング
- ピクセル単位のHierarchicalオクルージョンマップに対応
- リアルタイムなカラコレ処理、フィルムグレイン、ノイズ、正確な被写界深度を実現
- 数百万ポリゴンとシェーディングの合成に対応したオブジェクトブラーとシーンブラー
- シングルフレームに収まる複数のグラスや水等のリアルタイム反射に対応したディファードリフレクション
- 事前の演算とリアルタイム処理(SSAO)に対応したアンビエントオクルージョン
- 標準的なMSAAに加えて、Analytical Anti-Aliasing(AAA:分析を絡めるAA処理)とディファードSuper-Samplingを実装、これはフレームレートの低下を招くだけでなく、エッジだけではなく面にもアンチエイリアス処理を可能にします
- マルチスレッド、マルチコアに対応したレンダラー
- パーピクセルライティング、バンプ表現に対応した反射と屈折、アニメーション処理可能なテクスチャー、光るサーフェイス、ソフトパーティクル、アルベド(反射能)とバンプをブレンドしたダメージ表現
■ Physicsシステム
- 物理駆動のマテリアル、材質表面、サウンド処理、アニメーションを統合
- 1フレーム辺りで数千単位の剛体シミュレーションと壊れるフェンスや壁等の複数ジョイントの構造物に対応
- クロス(布)シミュレーション、水流物理演算に対応
- オブジェクトや環境の破壊に対応
- ソフトボディの物理演算を実現
- PhysXプラットフォームのハードウェア処理が可能な場合には煙や小片の様なパーティクルも正確な物理演算処理が可能
■ オーディオ
- マルチスレッドのハイダイナミックレンジオーディオ処理、メモリ使用量の一定化、データ駆動デザイン
- 3Dサウンドポジショニング、空間化と減衰に対応
- 正確なオクルージョン(音の吸収と考えて下さい)と障害物を検知するパストレース
- スクリプトとプログラムで対応可能でゾーンの環境によって複数レイヤーでアジャストが可能な、リバーブ、ロー/ハイパスのフィルタリング、ピッチシフト処理
- ダイナミックなオーディオグラフ調整
- マルチスレッド圧縮とクオリティ指定が可能なOGG-vorbisエンコード
■ AI and Gameplay
- ストーリードリブンでダイナミックで再利用可能なミッションが作成可能
- ステルス形式や暴れるタイプの戦闘でも様々なゲームプレイスタイルとそれぞれ戦闘形式を実現可能
- グループビヘイビアを搭載(ダイナミックなグルーピングや情報共有に対応)
- デザイナーにフレンドリーなビジュアルスクリプティングシステムを搭載、デザイナーでもフローグラフやAIビヘイビアをスクリプトでコントロール可能に
- 動的な環境における効率的なパス探索が可能
- ダイナミックな3Dトポロジー解析
- ビジュアルスクリプティングとフローグラフでコントロール可能なマルチスレッドアニメーションシステム
なお上記の詳細中に登場する並列処理は全て通常のCPUとPS3のSPUを指しています。
米国の国際知的財産権同盟IIPAとコンピューターゲーム産業の業界団体ESAによって行われた最近の調査から、昨年12月におけるゲームタイトルの違法なDLが980万件以上、200ものタイトルに及ぶ事が明らかになりました。被害の多い国として、スペインが12.5%、フランスが7.5%次いでブラジルの6%、中国の5.7%が上げられています。
しかしこの980万という数値は追跡の行いやすいP2Pアプリケーションによる被害の統計によるもので、その他の著作権侵害の温床になっているオンラインストレージやトレース不可能な物を考慮すると、被害はさらに大きく拡大するとされています。以上のような状況からIIPAは、国を超えて制裁を課すことが可能になるように求めて米国通商代表部に被害状況の調査結果を提出しています。
DICEのリードオンラインエンジニアを務めるJesper Svennevid氏が自身のTwitterで「Battlefield: Bad Company 2」の開発が完了したことを報告し、3月2日のリリースに向けてゲームは製造に送られる事が明らかになりました。
さらに先日デモが200万ダウンロードを超えたニュースをお届けしたばかりですが、その後も勢いは衰える事なくすでにダウンロードが350万ダウンロードを突破した事が明らかになりました。
そして以前PS3版のベータテストの際にも発表された驚愕の統計情報も新たに報告され、以前の統計でも呆れる程に果てしない数字になっていた統計結果が、さらに天文学的な状態になっている事が判りました。その詳細は次の様になっています。なお、凄まじい成長度合いが判るよう前回の統計結果も引用してあります。
・総死亡者数:5億人(前回4542万人)
・ビークルによる死亡者:1億人(前回940万人)
・ナイフにより殺傷された数:1500万人(前回169万人)
・破壊された車両の数:3000万台(前回343万台)
・ヘッドショットによる死者の数:1000万人(前回101万人)
・復活した死者の数:2500万人(前回252万人)
という事でいよいよリリース目前となったBattlefield: Bad Company 2、doope!ではこれまでも多くのBFBC2記事をお知らせしています。おさらいはこちらの関連記事一覧から、そしてビークル、武器、マップに関する情報を知りたい方は以下のリンクからどうぞ。
・巨大なマップは計8つ、BFBC2カタログ:マップ編
・どれを使うか……豊富で迷う!BFBC2カタログ:武器・ガジェット編
・ジェットスキーからVodnikまで!BFBC2カタログ:ビークル編
シングルキャンペーンとマルチプレイ共にボリューム感たっぷりなBattlefield: Bad Company 2、リリースは北米で2010年3月2日、ヨーロッパでは3月5日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日12月中旬に発表されたTake-Twoの業績から売り上げが200万本を突破した事をお伝えした「Borderlands」、今後のTake-Twoの重要なタイトルになるであろう本作が、さらに売り上げを伸ばし300万本に達した事をGearboxのCEO Randy Pitchford氏が明らかにしました。
また先日アナウンスされた最新DLC”The Secret Armory of General Knoxx”の最新スクリーンショットも公開されています。第三弾となる今回のDLCは武器やアイテム、敵、多くのミッションが新たに追加され、レベルキャップの解放も行われるなど現在までにリリースされているDLCよりもかなり大きなものになるようです。
さらに海外の情報サイトではThe Secret Armory of General Knoxxの実績も明らかになっています。実績のリストは以下よりご覧ください。同DLCのリリース時期は不明ですが、Pitchford氏は「まもなくリリースされるだろう」と発言しており、近々公式なアナウンスがあるのではないかとされています。
10G/ Bronze: Making a Monster — 新車両”Monster”を作る
25G/ Bronze: Athena, Out — Athenaを救出
25G/ Bronze: Depot Demolition — Lance Depotを破壊
25G/ Bronze: Sneaky Little Buggers — Killed each of the loot midgets
25G/ Bronze: Speed Kills — Racerの間にいるLancerを破壊
15G/ Bronze: Ding! Overleveled — 51レベルに到達
25G/ Bronze: Completionist — Secret Armoryの全てのミッションを終える
50G/ Silver: Vincible — Crawmeraxを倒す
40G/ Silver: Ding! Overleveled to 11 — 61レベルに到達
さらに昨晩は(現地では朝)DICE 2010のセッションにRandy Pitchford氏が登場、壇上で自身のゲーマースコアを披露しました。なんとそのスコアは83,586!!よく8万もプレイしてBorderlandsがちゃんとリリース出来た!と感心した次第ですが、本作のヒットの要因がCliify Bも絶賛するゲーマーによるゲーマーの為のタイトルだと考えれば、このゲーマースコアは実はBorderlandsを象徴する重要な何らかかも知れません。
Alan Wakeのリリースがいよいよ現実的な物になり、DLCの展開など意欲的な動きを見せるRemedy Entertainmentですが、かつてのRemadyの看板タイトルで現在はRockstarがIPを持つ「Max Payne」について、Remadyのフランチャイズ開発のヘッドOskari Hakkinen氏がその思いをVG247に語り、RockstarがMax Payneを素晴らしいタイトルにするだろうと述べました。
Hakkinen氏はRockstarがMax Payneに対してRockstar的な解釈を与えるだろうと話し、Max Payne 3のスクリーンショットを目にした事を明かした同氏は、「Rockstarはけして悪いゲームを作ったりはしない。彼らはいつも威厳に満ちたタイトルを作るし、彼らは彼らのMax Payneを作るだろう。それはRemedyのゲームではないよ。」とRockstarに敬意を表し、Rockstar版Max Payneの登場とプレイを楽しみにしていると発言を締めています。
Max PayneはIPごとRockstarに売却されているので、当然今後Remadyが絡む可能性はほぼ無いわけですが、IPの移動に絡むトラブルも散見する昨今、アランとマックスが切磋琢磨する様な未来が待っていれば素敵ではないでしょうか。
UPDATE:2月20日10:30
DICEでのインタビュー映像を追加しました。久しぶりに姿を現したリチャード・ギャリオット氏がPortalariumのビジョンについて語っています。
※ 以下アップデート前の本文になります。
ウルティマシリーズの生みの親、この人が居なかったら今のゲームは無かったかもしれないと言っても過言ではないゲームカルチャーの数少ない生ける神ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏、NCSoftとのトラブルも喉元を過ぎ、宇宙を見て戻った氏がいよいよ活動を再開するという嬉しいニュースが入ってきました。
リチャード・ギャリオット氏は昨日カジュアルゲームとソーシャルゲームの開発を行う新会社「Portalarium」を設立した事を明らかにしました。ただソーシャルゲームとは銘打ってあるものの、カジノゲーム的なライトな物を想定しているわけではなく、FlashとUnityエンジンを用いたリッチなタイトルを考えている様です。
Portalariumはゴールの1つにソーシャルコミュニティをグローバルに拡大し、学習や健康、そして科学や環境、開かれた政治、その他の様々な事象を仮想世界とソーシャルネットワークで包んでしまう事と、いかにも氏らしい野心的で崇高な理想が掲げられています。
またPortalariumのCEOにはOrigin時代からのベテランFred Schmidt氏が、VPと技術ディレクターにはNCSoftのDungeon Runnersを手掛けたStephen Nichols氏がそれぞれ就任して暴れん坊なギャリオット氏の脇を固めています。
さらに現在開催中のDICE 2010でもセッションにギャリオット氏が登場、telltaleのDan Connors氏とともにゲームのストーリーテリングの手法について議論しています。ビデオゲームにおけるストーリーテリングのfixについて解はあるかという興味深い内容で、氏はこれを未だ誰も実現しておらず解法も無いと発言、しかしそれを見つける事は出来ると述べています。
この流れでヘビーレインにも話題が及び、カットシーンとゲームプレイの関係について言及、NPCをクリックする事が滑稽である事を挙げて、近年のシームレスなキャラクターインタラクションは物語を助けるだろうと氏は述べています。氏はさらにMystを例にあげ「大部分がカットシーン、ときどきパズル」と表現、こういったゲームスタイルがどんどん古くなっていくだろうと述べています。確かにエンカウント、インタラクション、カットシーンの繰り返しは昨今の大きな議論の1つにもなっているので耳が痛い所ではあります。
いずれにしてもApple IIの時代からシームレスを常に意識して作品作りを行ってきた氏らしい意見で、相変わらずの王様ぶりな発言とPortalariumの理想に、久しぶりに王が帰還した!と感じられる素晴らしい一声であると感じました。ロード・ブリティッシュとPortalariumの今後に期待です!
様々なゲーム業界情報が聞こえてくるDICE 2010ですが、今度はActivisionのBobby Kotick氏が独立系デベロッパ向けに賞金が50万ドルというインディーゲームのコンテストを開催する計画がある事を明らかにしました。
多方面で話題の多いBobby Kotick氏ですが、DICEの壇上では1991年にActivisionのCEOに就任以来の様々な変遷について触れ、当時プロジェクト・ジェファーションと呼ばれていた後のSimsの誕生前夜のウィル・ライト氏とEAより前に出会っていたにも関わらず、マクシスを買収しそこねた事や、Blizzardがまだ700万ドル程度で買えた90年代中頃にMMOの課金モデルなど成り立つ筈がない!とこちらも買収し損ね、結局2000倍近い金額の70億ドルで買収する事になった事など、失敗談をユーモラスに語っています。
さらにGuitar Heroの登場など印象的なエピソードを挙げながら、独立系の開発を活性化するための業界全体に及ぶ資本不足を嘆き、インディーゲームのコンテストを開催する予定がある事を発表しました。DICEではアートゲームやインディータイトルについての議論も多く交わされており、ソーシャルゲームとはまた違った注目が集まっている分野ではあるものの、やはりそのパブリッシュについてや資金面での問題を多く抱えている現実があります。今回のような動きが抜本的な掘り起こしに繋がるか、期待が高まる所です。
昨年11月にリリースされた「Infamous ~悪名高き男~」の初回生産分や、ニール・ブロムカンプ氏が監督を務めピーター・ジャクソンプロデュースで大成功を収めたエイリアン物SFの「District 9」のBlu-rayディスクなどにプロダクトコードが同梱されていた「God of War III」のデモですが、昨日イギリスの販売サイトGame.co.ukに気になる記述が見つかり、同作のパブリックなデモが来週にも登場するのでは?と噂になっています。
現在Game.co.ukはGod of War IIIの予約者への特典としての同作のデモのプロダクトコード配布を行っているようですが、特典の詳細の部分に「2月25日時点で、デモはGame.co.ukの独占になりません」との記述がされており、ちょうどその日がPSNのコンテンツ更新日にあたる事などから憶測が飛び交っているようです。真偽のほどは定かではありませんが、リリースを間近に控えた大作のデモだけに気になるところです。
革新的なビッグタイトルとなりそうなシリーズ最新作God of War IIIは3月25日発売の予定となっています。
なんとなく映画シリーズと言われる方がしっくりしてきた気がする……みんな大好きウーヴェ・ボル!のBloodRayne映画ですが、どうやら懲りずに3作目の制作が行われている模様です。2であれだけ毒にも薬にもならなけりゃ、トンデモ映画としても笑えないという身も蓋もない酷さをぶちまけたのにまだやるか!本家と言えるゲームのBloodRayneの開発を行ったTerminal Realityはどう思っているのか……IP毎ぶんどられたのとさほど変わらない状況にも見え、考えるだに涙をさそう悲しいお話です。これに併せてゲーム化なんてやったほうが爆死しそう。
主役のレインはDOA映画でこれまた愉快なあやねを演じたナターシャ・マルテが続投、業が深い。マイケル・パレも続いて登場するようです……。
という事で相変わらず元気なボルですが、今年は他にも昔AmigaでリリースされていたZombie Massacreの映画化、見るからに怪しげで悪い予感しかしないBlackout – The Film、そして来年にはThe United States of Americaと名付けられた作品も準備されており、ポスタルの驚愕のオープニング的な系譜しか思い浮かばないという恐ろしいラインアップになっています。ちなみにトレーラーがかなりドラッグな仕上がりだった魂斗羅映画はどうやらぽしゃった様子です。Go!Boll Go!Go!
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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