Remedyが長年の開発期間を費やし完成させたスリラーアクション大作「Alan Wake」、DLC展開にも意欲的な姿勢を見せていたRemedyでしたが、今回ご紹介する最新DLC”The Writer”が残念ながら最後のDLCとなる事が先日明らかにされています。
そんな最新DLC”The Writer”のトレイラーが公開、タイトルの通りに言葉に宿る力がカギとなり、映像では多く残された謎についに答えが出される?と期待を煽る楽しみな内容となっています。なお、今回はデペッシュ・モードの楽曲”The Darkest Star”をフィーチャーしており、ゴシックよりな独特の悪夢感を演出しています。
Alan Wakeの最新DLC”The Writer”は10月12日リリース、価格は560MSPとなっています。沢山売れてRemedyがホットドッグ売って暮らす事態にならないよう応援しています。
いよいよリリースが迫ってきたObsidianが開発によるシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、旧Falloutシリーズの開発メンバーが多く参加する本作は、Bethesdaが新しい命を吹き込んだFalloutシリーズに旧作のコアな遺伝子を組み込む回帰的なタイトルとも位置づけられます。
そんな本作のリリースも10月19日と迫り、新たにテレビCM用の映像が登場しました。映像ではFalloutらしい懐かしいアメリカの楽曲をバックに、完全な廃墟と化していた前作のワシントン周辺とは一転ラスベガスの華やかな雰囲気が端的に表現された素敵映像に仕上がっています。リズム感が良い!
さらにPC Gamerが本作のプロデューサーを務めるLarry Liberty氏にインタビューを行い、その中から幾つか新しい情報が明らかになっています。このインタビューはFallout: New Vegasの”新しい事”に主眼を置き行われた物で、Liberty氏は本作の戦闘システムや複雑になった評判システム、新登場のカジノ、よりインタラクティブになったダイアログ周りなどをアピールしています。
そんな中、Black Isle Studiosが開発を進めながらも2003年にキャンセルされた、旧シリーズのFallout 3となる予定だったVan BurenについてPC Gamerが言及、Larry Liberty氏はNew VegasがVan Burenの要素を確かに含んでいると明言、さらにリードデザイナーのJosh Sawyer氏が元々Van Burenのリードデザイナーであった事を明かし、共通性が存在する事を認めました。
これまでにもNew Vegasには幾つかの党派やFallout史で重要なポジションにある巨大エネルギー企業のポセイドン・エネルギー社の存在が確認されていますが、Liberty氏はNew VegasとVan Burenが違う年代の物であると明言、あくまで直接的な関係性はないとしながらも、一箇所共通のロケーションが登場する事を明らかにしています。
(参考:Van Burenは2250年のユタ州とコロラド州が舞台でニューカリフォルニア共和国の科学者が軌道衛星上に残存していた核兵器を起動し2度目の核による浄化を企み、これを食い止められなかった主人公が被害をコントロールするために核の落下エリアを自身で決めなければならないという壮絶なストーリーになる予定だった。これに対してNew Vegasは2283年の西海岸が舞台で、エンクレイブ本体壊滅から38年後の世界)
また、これまでキャストとして発表されながら役が明らかにされていなかった、プレスリーやシナトラと並んで評される事もある人気歌手ミスター・ラスベガスこと”ウェイン・ニュートン”についても言及、なんとウェイン・ニュートンは今作ではミスター・ニューベガスとして登場する事が明らかにされ、具体的な情報は語られなかったものの、今作でも複数のビッグな歌が登場する事が明言されています。
という事で、アメリカのポップ文化的な側面や豪華なボイスアクター陣、そしてFallout史と本作の絡みなど、多いに期待が高まるFallout: New Vegasのリリースは北米で10月19日、ヨーロッパでは10月22日、日本語版は11月4日、対応プラットフォームはXbox 360とPC、PS3となっています。
先日「Halo: Reach」のキャンペーン用マッチメイキング機能が10月に登場する事をお知らせしましたが、本日Bungieの公式サイトにてお馴染みのWeekly Updateが公開、キャンペーンマッチメイクが10月15日に登場する事がアナウンスされました。
その他にも今後数ヶ月の間に登場予定のプレイリストの変更や追加の情報などの一部も明らかにされており、Halo: Reachプレイヤーは必見の内容となっています。
■ プレイリストの変更点
- SWATプレイリストが追加、Big Team BattleとTeam SlayerからSWATが削除
- キャンペーンマッチメイキングが追加:10月15日登場で、階級のコーポラルが必要
- Team Slayerは新しいバリエーションの登場を含めバランス調整が施される
- Slayer Classicが削除
- Arenaプレイリストから”Pro”ゲームが削除
- Arena Team DoublesプレイリストからBoardwalkが削除
- ArenaプレイリストのZealotマップに戦場に戻る為のスペースが追加
■ ゲームバリエーションの追加
- 複数のプレイリストにKing of the Hillを追加
- Rocket Raceが追加
- Rumble PitプレイリストにJuggernautが追加
- ArenaにはKing of the Hillが追加されない
■ その他
- AssaultゲームのバリエーションにSudden Deathが追加、Powerhouseマップを利用しオブジェクティブなチーム戦になる予定
- King of the HillとTerritories、OddballルールでDropShipとEvadeを交換
- OddballとCapture the Flag、Assault、StockpileルールでHologramをEvadeと交換
- Hemorrhageマップのスコーピオンをレイスと交換
また、今週のWeekly Updateではフォージモードを用いたプレイヤー達の力作も紹介、なかなかカオスな事になっており、早くも今後の進化が楽しみな内容となっています。さらに今回はおまけにHalo: Reachの超テクニックキルのTOP10映像もご紹介、頭良い!なキルから、超長距離キルに信じられない跳弾ダブルキルまで愉快な物が揃っています。
新たにCriterionが開発を手掛ける事になったNeed for Speedシリーズ最新作「Need for Speed: Hot Pursuit」、さらにCriterionが手掛けた名作”バーンアウト パラダイス”の4倍の広さを誇るという今作のマップ製作にEA DICEが協力するなど、フランチャイズの再出発とも言える豪華な内容となっています。
そんな本作の新たなトレイラーとスクリーンショットが登場、Criterionらしい爽快感の高いチェイスと共にDICEの手によるハイクオリティな舞台が相まって非常に魅力的な映像に仕上がっています。
なお、Electronic Artsは今週初め、これまでのNeed for Speedフランチャイズのセールスとクオリティの低下がEA自身が課したBlack Boxへのオーバーワークが原因であった事を明らかにしており、新たにシリーズの開発に加わる事になったCriterionによるHot Pursuitのリリースでフランチャイズに新しい生命を与えたいと期待しています。
Need for Speed: Hot Pursuitは北米で11月16日、イギリスでは11月19日のリリースで、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PC、Wiiとなっています。
いよいよ10月12日にローンチを迎えるシリーズ最新作「Medal of Honor」のマルチプレイモードに登場する新モード”Objective Raid”のトレイラーが公式サイトにて公開されました。
この”Objective Raid”モードは攻守に分かれるオブジェクティブゲームで、連合軍が施設の防衛を行い、反政府ゲリラが爆発物を用いて妨害工作を行うチームベースの内容になっています。
また、10月4日からはPC版のオープンベータテストも開催され、Shahikot MountainsとKunar Baseの2マップがオブジェクティブベースのCombat MissionモードとドミネーションタイプのSector Controlモードがプレイ可能となっています。
10月12日のローンチに向け購入を迷っている方はテストに参加して本作の手応えを確認してみては如何でしょうか。詳細情報はオープンベータの解説ページからご確認下さい。
Electronic Artsとタッグを組み、Spawnのトッド・マクファーレン氏、アイスウィンド・サーガのR.A.サルバトーレ氏、そしてOblivionを手掛けたKen Rolston氏、さらにスタジオのボスであるカート・シリング氏、さらに元任天堂オブアメリカ副社長のDenise Kaigler女史という歴々たるメンバーが揃い、ドリームチームによる処女作”Kingdoms of Amalur: Reckoning”を発表した「38 Studios」、先月初めに7500万ドル規模の融資に関する問題が発生していましたが、正式にロードアイランド州への誘致が決定、本社移転がアナウンスされました。
この発表に併せロードアイランド州のDonald Carcieri知事は、38 Studiosが夥しい経済発展の機会をロードアイランドにもたらすと語り、今回の融資が450人規模の雇用を産み出す事に大きな期待を寄せている旨を明らかにしています。
今回の融資に絡む地元議員達の問題もこれにて一件落着、Kingdoms of Amalurの開発に注力出来る環境が整ったと言えます。先日明らかになった融資の詳細からは本作のスケジュールにも大きく影響を与えそうな内容が多く含まれており、ドリームチームによるタイトルの続報に期待が高まります。
2年ごとに開催され、今年は6月から候補の選抜が行われているグッゲンハイム美術館とインテル、HPが共同で開催しているオンライン映像コンテスト「YouTube Play」に”Call of Duty 4: Modern Warfare”の映像を用いた作品が最終選考の125作品に残った事が明らかになりました。
今年のYouTube Playは91ヶ国から実に2万3000本を超える応募があり、この中から選ばれた今回の125作品はニューヨーク、ベルリン、ビルバオ(スペイン)、ヴェニスの各グッゲンハイム美術館の端末に閲覧可能な状態で展示されています。最終選考の125作品は音楽、写真映画、コレクター等様々なユーザーが応募しており、様々なコンテキストや概念、技術、テーマ、専門を列挙した豊富なジャンルが集まった物で、非常に見応えがある物となっています。
この最終選考作品にリスト入りした”Call of Duty 4: Modern Warfare”がモチーフの作品はJosh Bricker氏による「Post Newtonianism」(ポスト・ニュートン主義)と名付けられた映像作品で、ゲームの中で登場したAC-130からの地上への掃討ミッションと、実際に近年の戦闘で行われた銃撃や爆撃の様子を隣同士に並べた非常に痛烈な内容となっています。
映像には”実際に”アメリカ軍が敵兵士などを銃撃により無力化する内容が収められており、非常に凄惨かつ現実感のない”まるでゲームの様”な内容となっています。その横に並べられたModern Warfareの映像はあまりにリアルで映像の鮮明さという意味ではある意味ゲームの方がリアルな物であり、現実とゲームの境界線が溶けていく様な足下の危うさを感じさせるこの映像からは、現実で辛い戦争を体験し失敗と悲劇を繰り返しつつも、エンターテインメントとしての”凄惨な戦争ゲーム”への希求と訴求が並行して存在するアメリカの姿を見事に反映している物とも思えます。
私たちはプラトーンやフルメタルジャケットなどのいくつかの戦争映画が反戦的な意味で作られた事と、これらに描かれた凄惨な表現がアメリカの告白の様な体を成している事を知っています。果たして昨今のゲームにおける刺激的な表現は告白や自己言及か、それとも攻撃性を仮想のルール付けで満足させる為の物なのか。ゲーマーはゲームが楽しい事を最も感覚的に理解している代表者です。今回の映像は大きな問題について自身が楽しむゲームをいつもとは少し違う視点から考えてみる良い機会、と言えるかもしれません。
なお前述の通り、非常に凄惨な映像作品となっていますので、閲覧は十分にご注意下さい。
先日発売されたPC Zone誌の9月号にてRocksteadyの最新作「Batman: Arkham City」の特集記事が掲載、戦闘に関する新要素を中心にいくつかの新しい情報が登場しています。これまでに登場した内容も幾つか含まれていますが、最新版の情報として改めてご紹介、内容には若干のネタバレを含みますので、閲覧には十分ご注意下さい。
1982年に役者とゲームプログラマーという珍しい二足のわらじで成功を収めたWarren Davis氏が世に送り出した不朽のパズルプラットフォーマータイトル「Q*bert」、実際のゲームはプレイしたことが無くともキャラクターと立方体を重ねた不思議なステージには見覚えが有る方も多いのでは無いでしょうか。
前置きが長くなりましたが、今回ご紹介するのはQ*bertケーキ!素晴らしいクオリティで懐かしいキャラクター達のプロポーションや表情もパーフェクト!それもその筈、これのケーキを作成したのはエクストリームなケーキ作成で知られる”Highland Bakery“のKarenさんによる物で、以下に紹介する氏の完全に様子がおかしいケーキ達を見ればこのクオリティにも納得頂けるかと思います。……ケーキ恐るべし!
先日ソニー・エリクソンが新たな拠点をアトランタに設立、オープンイベントに登場した同社のCEOを務めるBert Nordberg氏が今後数ヶ月の内にソニー・エリクソンから”大きなサプライズ”が登場する事を明言しました。(※ 映像では1分58秒から)
以前からまことしやかな噂として囁かれているスマートフォン化した新型PSPの存在ですが、つい先日にはPAX会場でNetherrealm StudiosのプロデューサーShaun Himmerick氏から”PSP2がスタジオに有る”との発言も飛び出し、いよいよ具体的な情報が出てくるかと期待が高まっています。
さらに今月20日にはソニーのPlayStation divisionがAndroid 3.0ベースでPlayStationブランドのゲーミング携帯電話の技術者やサーバエンジニアを募集している事が発見されており、特にAndroidでの経験を考慮したモバイル開発の経験者とオンラインゲームに関する知識と経験を持ち合わせた人材が募集されています。
また、これまでPSP Phoneの噂については否定を続けてきたソニーですが、今月に入りSCEAの上級VPを務めるPeter Dille氏が「年内の新モバイルのローンチは無い」と否定ながらも具体的な発言を見せており、昨今出揃う符丁がやはり新PSPがスマートフォンである事を指し示している様にも感じられます。今回Nordberg氏が口にした”ビッグサプライズ”が何を意味する物か、今後の続報に注目です。
先日、財務破綻からAPBのサービス停止を余儀なくされスタジオ閉鎖に至ったRealtime Worldsですが、スタジオでリードキャラクターアーティストを務めていたJimmy O’Ready氏が新たにキャラクターとコンセプトアートを専門に手掛ける新スタジオ「Montynero」を起ち上げた事が明らかになりました。
Jimmy O’Ready氏はAPBのキャラクターアートがビデオゲーム産業から大きく賞賛された事を述べ、ダンディーを拠点に企業や地域を超えて活躍する企業にしたいと今後の意気込みを語っています。
APBのキャラクターデザインやコンセプトアートはグラフィティのテイストなどを活かしたストリート性の高い物でクオリティは本当に素晴らしい物でした。Realtime Worldsの燃え尽きた灰からこういった専門性の高いスタジオが登場したのは、非常に興味深い事だと言えそうです。
先月初めにフランスのamazonにてPS3用の「スプリンターセル」トリロジーと「プリンス・オブ・ペルシャ」トリロジーのHDリメイクタイトルが発見されて以来、モータルコンバットのトリロジー等も発見され、つい先日から再びShoptoやGameStop、Zavviなどにもリスト入りし、サイトによってはプレオーダーの受付も始まるという状況になっています。
未だ正式発表が行われていない上記のHDリメイクタイトル群ですが、Shoptoに登場したプリンス・オブ・ペルシャ3部作のHDリメイクタイトル”Prince of Persia Trilogy HD”の商品ページに本作が3D立体視対応のタイトルである事が記載されている事が明らかになりました。
商品概要にはかなり詳細な内容が記されており、今回のHDリメイクが”プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂”から始まり、”ケンシノココロ”と”二つの魂”で完結した3部作を指している事、リメイクにあたり単なるHD化では無く、戦闘を含めたゲームシステムが大きく変更されている事等が記されています。
正式発表が行われないまま、販売サイトでの掲載と登場が続くHDリメイクタイトル群ですが、プリンス・オブ・ペルシャのトリロジーHDリメイクは11月26日発売ともされており、そろそろ正式なアナウンスに期待したい所です。
前回はユリウス・カエサルの衣服をかっさらって歴史を邪魔したラビッツ達、トレイラーの最後で今度は西部にタイムスリップした様子が描かれていましたが、いよいよ続きの西部劇トレイラーが登場!洗濯機から出てきた時のラビッツ!いつもと少し違う笑い方がキュートすぎる……。
という事で毎回トレイラーのクオリティがおかしいラビッツシリーズ最新作「Raving Rabbids Travel in Time」、今回は再びミニゲーム集となりタイムスリップした先々で人類の歴史を狂わせていく事になります。ラビッツ達のカスタマイズも楽しみな本作は11月11日にWiiでリリースされる予定となっています。
今年2月にカジュアルゲームとソーシャルゲームを手掛ける新会社「Portalarium」を起ち上げた、ウルティマシリーズの生みの親ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏ですが、氏の活躍はゲーム開発に止まらず遂に昨年は宇宙にまで進出、12日間の宇宙旅行を経てアメリカ初の親子二世代の宇宙飛行士という偉業を達成するに至りました。さらに今年のQuakeconではカーマックと宇宙談義を繰り広げ、大きな注目を集めた事も記憶に新しい所。
そんなリチャード・ギャリオットが昨日オースチンで行われたFantastic Festの基調講演に登壇し自身の新作に言及、設立したPortalariumがそのままゲームのタイトル名である事を明かし、新作が自身のルーツに戻るAAAタイトルで、ソーシャルメディアを通してプレイされる物になると語りました。
氏はソーシャルメディアが持つ力についても触れており、プレイヤーがゲームを”買う”という行動の決定を下す必要が無いこと、無料でプレイできる事、プレイに必要なインスタレーションが存在しない事、そして本当にプレイしたいと感じたときに支払いを行う事が可能である事などを挙げています。その後のオーディエンスから販売戦略について質問された氏は競合他社の全てがフラッシュとJavaでゲームを開発している事を挙げ、Unityエンジンを用いたリッチタイトルのアドバンテージをアピールしています。
という事でルーツに戻ると明言されたリチャード・ギャリオットの新作、ルーツがアカラベスを指すとすれば氏が最も得意とする古典的なファンタジーをテーマにした物になるのか、ソーシャルメディアが持つユーザー主体のコミュニティ性は氏がかつて自身の屋敷で定期的に開催していた大がかりなリアルRPGごっこ的な物とも相性が良いと考えられ、一体どのようなタイトルが登場する事になるのか期待が高まります。
“Just Cause 2″のカオスなゲームプレイと技術力で一躍注目デベロッパとなったAvalanche Studiosですが、現在は”The Hunter”の新作等に取り組んでいる事が明かされている程度で、次回作に関する情報は聞こえてこない状況が続いていました。
そんな中、驚愕の新作情報が登場、なんとAvalancheがジャッフェと共にGod of War IIのディレクターを務めたCory Barlog氏とタッグを組み、あのメル・ギブソンの出世作でありオーストラリア映画の金字塔、そして近年のバイオレンスなアポカリプス物に大きな影響を与えたジョージ・ミラー監督の映画「マッドマックス」のゲームタイトルを開発を進めている事が明らかになりました。
Barlog氏がマッドマックス映画に基づくゲームタイトルに取り組んでいた事は2008年に既に明らかにされていましたが、今回のタッグはBarlog氏が自身のTwitterでストックホルムで新プロジェクトに取り組んでいると発言した事から明らかになった物。すでにAvalancheの創設者であるChristofer Sundberg氏は、プロジェクトの詳細についてはコメント出来ないが、Twitterでの発言に見られる通り、確かにCory Barlog氏はストックホルムでAvalancheと共に働いていると関連を認める発言を行っています。
これまで独自IPで歩んできたAvalancheですが、今年の6月には来る新作がライセンス物のアクションタイトルである事を明かしており、ライセンス物にトライしたいと考えていた所にパーフェクトなタイトルが飛び込んできたと発言にしています。
いずれ正式発表待ちと言った状況のこのビッグタイトルですが、インセプションで偽造のスペシャリストを演じたトム・ハーディが主演を務めるジョージ・ミラー監督のマッドマックス最新作”Mad Max: Fury Road”が2012年の公開予定となっており、この最新作のスケジュールに近い時期のローンチを目指すのでは無いかと予想されます。
AvalancheとCory Barlog氏、そして新作マッドマックスという驚愕の組み合わせ、一体どんなカオスなタイトルが産み出される事になるのか、早くも期待が高まります。
シリーズ再生とFPSの王座奪還を目指すと発表されたシリーズ最新作「Medal of Honor」、マルチプレイでのタリバン兵登場により論争の的ともなり、残虐な空港シーンで話題を集めたModern Warfare 2と同様に刺激的な問題作としてのポテンシャルは相当な物です。
本作もいよいよリリースまで3週間に迫り、いち早く年末商戦のAAAタイトルとしてローンチを果たす事になります。そんな中、Electronic ArtsヨーロッパのSVPを務めるJens Uwe Intat氏が近くActivisionが長期に渡って有するFPSジャンルでの優勢をElectronic Artsが転覆させるだろうと発言しました。
Intat氏は「確かに私たちは”Medal of Honor”と共にシューターのトップに返り咲きたい」と語り、「今年はCall of Dutyを凌駕するつもりではないが、しかしその終了の兆しを得る事になる」と発言、氏はElectronic ArtsのサッカータイトルFIFAがコナミのウイニングイレブンに追いついた様な長い”旅”の様な物になるとも語っています。
さらに氏は「この先数年を掛けて、私たちはActivisionとCall of Dutyに対する明確な勝利を得るつもりだ」「FIFAのセールスに力を与えた口コミの力を備えたデジタルマーケティングと広告の組み合わせは(Medal of Honor)の復活を促進する」と語り、「いくつかの国ではMedal of HonorがModern Warfare 2よりも優れているとの評価を得ている」ともアピールしています。
なお先日、Danger CloseのプロデューサーGreg Goodrich氏は少なくとも本作のセールスが300万に達しない場合は続編登場の可能性が少ない事を明かしており、いよいよ迎えるシリーズ復活作のローンチに期待が高まる所。Medal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
昨晩リニューアルしたGOG.comの運営も行うポーランドのデベロッパCDProjekt、スタジオの初タイトル”The Witcher”は荒削りながらも古くからのRPGが持つコアな楽しさをたっぷりと詰め込んだ佳作として、ファンから高い評価を得ました。
そんなCDProjektがゲームエンジンの開発から取り組んでいる期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」の新しいゲームプレイトレイラーが公開されました。映像にはこれまでのゲームイベントで登場したプレイシーンが多く含まれていますが、前作のプレイヤーにはお馴染みのヒロイン”トリス”と主人公ゲラルトの旧友”ゾルタン”も登場、ゲラルトの脱獄劇についてトリスとゾルタンが思い出し語り合うという内容になっています。
また、映像には大きく改善された今回の戦闘システムがたっぷりと収められており、以前の状況に合わせて戦闘スタイルを使い分けるシステムから一転、昨今のARPGらしい派手な戦闘とモーションでゲラルトが暴れ回る様子が確認できます。さらに今回の戦闘にはステルス性を有するカバーシステムも登場、さらにはBatman: Arkham Asylumに見られた様な新アクションや捜索モードの様な能力など、戦闘行動の幅が大きく拡がっている事が見受けられます。
しかし、やはり何より素晴らしいのは前作でも強烈な個性を放っていた独特のタッチと空気感が継承されている事で、ゲラルトを始めとした仲間達の躍動感や瑞々しいテイストは古き良きRPGと対峙した時のわくわく感を色濃く受け継いでいる物と感じられます。
まだコンソール対応の件や、ブラッシュアップの必要な箇所など課題はまだ残されているものの、期待値はかなり高いタイトルだと言えます。The Witcher 2: Assassins of Kingsの対象プラットフォームは現在の所PCのみで、リリースは2011年Q1の予定となっています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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