クレイジーで愉快なアメコミパロディな映画「Kick-Ass」がゲームにも登場

2010年2月24日 20:13 by katakori
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アンジェリーナ・ジョリーが主演したウォンテッドの原作で知られるマーク・ミラーが手掛けるアメコミのパロディぽい内容でコミカルかつ暴力描写が秀逸な「Kick-Ass」、国内ではかなり知名度が低く残念な限りですが、映画化も進められており4月からいよいよ公開される運びとなっています。

毎日いじめられて過ごしている高校生が、なんの力も無いままヒーローになる!と自作コスチュームに身を包みヒーローになった!中身そのままだけど!といった感じでウォッチメンをダメダメにしてコミカルにした愉快(かつクレイジー)な映画です。このスーパーバッドを地でいく様な主人公Kick-Assをほんとは美少年なアーロン・ジョンソンが演じており、スーパーバッド的な意味で良い感じな駄目男子を好演しています。

放送禁止用語連発でぶっ殺しまくるクロエ・モレッツ演じるHit Girlのトレーラー

さらにニコラス・ケイジとちょっと若い頃のクリスティーナ・リッチを思わせる超キュートなクロエ・モレッツの2人がこれまたぶっとんだクレイジーな親子ヒーローを演じており、修行と称して防弾チョッキを着た実の娘をにこにこしながら実弾で撃つイカれたニコラス・ケイジの怪演が素晴らしく良い味を出しています。最近飽和傾向にある自己言及型アメコミ映画に辟易してきたファンにはなかなか楽しい映画に思えるのですが、悲しいのは日本での上映が決定していない事でしょうか……。

と、前置きが長くなりましたが、そんなKick-AssがゲームがPSNとiPhoneでリリースされる事が明らかになりました。リリースは映画公開前日の4月15日で、現在判明しているゲームの詳細は以下の様になっています。

  • Kick-Ass、Big Daddy、そしてHit Girlの3人のプレイアブルキャラクター
  • 様々な舞台で描かれる8ミッション
  • ローカルCo-opプレイ可能なサブミッションとミニゲーム

なお、ゲームには登場しませんが、もう1人のマジキチヒーローRed Mistをスーパーバッドのクリストファー・ミンツが演じているのも必見です。どうか日本でも上映されますように……。

情報元:Shacknews

これは凄い移植……iPhone版「ストリートファイターIV」のプレイ映像が登場!さらにハカン……?!

2010年2月23日 10:55 by katakori
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先日突然アナウンスが行われ、あまりの再現度の高さに度肝を抜いたiPhone版「ストリートファイターIV」ですが、先ほどIGNにプレイ映像が登場、軽く引く程に凄まじいiPhone版の内容が明らかになりました。

また参戦キャラクターも判明、リュウ、ケン、春麗、ブランカ、ベガ、アベル、ガイル、ダルシムの8人でプレイ出来る事が明らかになりました。IGNのプレビューによるとアンロック可能なキャラクターは無しとの事。映像ではリュウとケンの対戦の様子が確認出来ますが、動きの再現度は非常にスムースに見え、とてもiPhone上でプレイされているとは思えない出来に見えます。

ケンのウルトラコンボも確認出来ますが、しっかりカットシーンも入り、なんと昇竜+九頭龍裂破的な新ウルコンが放たれるのが見られます。さらに映像では昇竜をセビキャン>キャンセルダッシュしてる様子まで!キャラクターの動作が全部入りとアナウンスされた言葉に偽りの無い事が見て取れます。さらにIGNではリリースが3月中に行われ、価格が9.99ドルになるとの予想も記されてあります。

さらにコンソールの方ではさらなる参戦キャラも明らかになり、どんどん期待が高まる続編の「スーパーストリートファイターIV」ですが、海外の情報サイトに10人目のキャラクターと噂されるハカンの恐ろしくフェイクくさいイメージが登場しています。さすがにガセネタのような気がするこの1枚ですが、こんなお祭り騒ぎが楽しめるのも今だけ!近いうちに登場するであろう大阪弁のアラブ人キャラクターがどんな人か、怪しい画像を見ながら楽しむのも一興といった所でしょうか。

嘘くさいwwwww
情報元:IGN

[DICE 2010] Zyngaに移籍したブライアン・レイノルズ氏がカジュアルゲームについて語る

2010年2月19日 16:45 by katakori
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ソーシャルメディアゲーミング

かつてシド・マイヤー氏と共にマイクロプローズを離れFiraxisを立ち上げたブライアン・レイノルズ氏、Firaxis時代には今なお人気の高いアルファケンタウリやコロナイゼーション、そしてCivilization IIを開発、その後はBig Huge Games社を立ち上げRise of NationsシリーズやAge of Empires 3: The Asian Dynasties等、多くのシミュレーションタイトルに携わってきた同氏ですが、2009年の6月からカジュアルゲームの雄として知られるZyngaに移籍しています。

DICE 2010にはこれまでのハードなイメージとは全く違う分野に見えなくもないカジュアルゲームの分野で活躍する事となったブライアン・レイノルズ氏が登場、近年大きく注目を集めるソーシャルゲーミングビジネスについて講演を行いました。

Zyngaは多くのプレイヤーを抱えるMafia WarsとFarmvilleを運営しており、レイノルズ氏によるとたった5週間で開発されたFarmvilleは現在3100万人以上のプレイヤーを抱えており、それらのユーザーのうち3~5%のユーザー(93~155万人)が実際に少額課金を行いながらゲームを楽しんでいるそうです。

レイノルズ氏は伝統的なゲーム開発とソーシャルゲームタイトルの開発の相違について、巨額の開発費がかかるビデオゲームタイトルと数十万ドルで開発可能なFacebookアプリとの間にある資金的な問題、そして年単位で掛かる開発と迅速な開発が可能なスピード感の差を挙げています。

これらのフットワークの軽さに対してソーシャルゲームはリリース後のアップデートや管理、そして多くの投資を必要とする事を挙げています。ソーシャルスペース上にいるゲーマー達の所在は非常に不安定で、さらに多くの選択肢が存在している事から、プレイヤーに自社のゲームを再訪するようアピールする事は非常に重要であると説明しています。

さらにプラットフォームがWebであるという事の利点として、プレイヤーからのフィードバックと、それに対してレスポンスの早い開発側の対応でユーザーのニーズを満たすことが出来ることを挙げています。そして氏はMafia WarsとFarmville両タイトルの成長を図表化したグラフを提示し、週末等の現実生活とプレイヤー層の増減について興味深いリンクを示唆しています。

しかし実際には山の様にあるソーシャルタイトルの中で成功するデベロッパはほんの一握りで、氏はこの理由についても言及、すぐにプレイを止めてしまうユーザーが何故止めてしまうのかという部分に着目、本当に単純な理由ではあるもののロード時間がクリティカルな問題になると考えを述べています。そしてこうした最も初期の簡単なハードルを越えたユーザーはすぐにフレンドを招待して連れてきてくれると加えています。

そして氏はゲームの大きさ(カジュアルゲームの場合ゲームの規模が大きいとユーザーは混乱します)と単純さ、常に最小を目指す投資の規模、テーマカラーの選択の重要性などについて触れ(氏によるとピンクが最も成功した色との事)、カジュアルゲーム開発の難しさや視点の重要性について説いています。

長々とご紹介してきましたが、ここまで読めばハードなシミュレーションタイトルを多く手掛けてきたブライアン・レイノルズ氏とカジュアルゲームの関係に感じた最初のミスマッチ感に、不思議な調和が感じられさえします。どうやらレイノルズ氏がこれまでの経緯を経てたどり着いた場所はソーシャルスペースの上に存在する人とビジネスを元にしたリアルなシミュレーションゲームの様な世界だったようです。

昨年のスタートアップ投資で最も巨額の資金1億8000万ドル(約165億円)を得たロシアのZynga、ここに天才ブライアン・レイノルズ氏が加わって仮想コミュニケーション上のトランザクションモデルをクラウドのようにコントロールするその様は、すでに現実を越えた何かの様にも感じます。国内でも注目を集めるソーシャルビジネス、現在海外では既に始まっている淘汰が終わった後、さらなる成長分野となるのか否か、注目です。

情報元及びイメージ:GameInformer

GTAシリーズに疲れたRockstarのキーマン二人が退職、新たに「Double 11」スタジオを設立

2010年2月17日 18:20 by katakori
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Double 11 Rockstar

複数のGTAタイトルやBeateratorを手掛けたRockstar Gamesのキーメンバー、リードエンジニアのLee Hutchinson氏とリードプログラマーのMatt Shepcar氏がRockstarを退職し、新たに「Double 11」と名付けたスタジオを立ち上げました。

労務問題がトラブルが話題となっているRockstar Gamesですが、Hutchinson氏はこの件について一応触れており、今回起こっている問題や配偶者達の申し立ては自分達の決定には影響を及ぼさなかったと述べています。Hutchinson氏は退職の大きな理由として巨額の開発費とリリースに伴う大きなストレスを挙げています。

Hutchinson氏曰く「私はもう多くのデベロッパの巨大な次世代機プロジェクトにうんざりしていて、草の根的にベッドルームでコーディングをする80年代のような開発スタイルに戻りたいんです」との事で、どうやらMatt Shepcar氏と二人でiPhoneアプリを開発していく意向の様です。

元○○の○○による新スタジオ!とか新作!となると肩の張った大仰な内容になる場合がよく見受けられ、それ以上にのちの派手な爆死もよくある光景ですが、今回の件は非常にユニークなケースに見えます。GTAシリーズを手掛けた二人が自ら望んで作るインディータイトルがどんな物になるのか、非常に楽しみです。

情報元及びイメージ:That VideoGame Blog

続報:マイクロソフトがいよいよ本腰!「Xbox Live Mobile」がWindows Phone 7と共に登場

2010年2月16日 16:26 by katakori
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「Xbox Live Mobile」

1月末にマイクロソフトで大きな組織の再編成が発表され、ZuneとXboxチームの統合が明らかになりましたが、それに伴い予定通りバルセロナで開催中のモバイルや通信事業のイベントMobile World Congress 2010でスマートフォン向けの新プラットフォームWindows Phone 7の発表に合わせて「Xbox Live Mobile」が発表されました。

発表にはマイクロソフトのSteve Ballmer氏が登場し、次世代のWindows Phoneとして発表され、AT&TにT-Mobile、Verizon WirelessそしてSamsungとHTC Corp等を含む様々なベンダーから端末が登場する事が明らかになりました。登場は2010年ホリデーシーズンが予定されています。

とかく複雑になりがちなスマートフォンのコンテンツですが、大きく6ジャンルのハブを用意する事でUI設計やデザインの統一性を大きな特徴としてきました。用意された6つのハブは次のようになっています。

  • ソーシャルサービスとも連携しメール機能や連絡先を統合する「People
  • 画像をまとめる「Pictures
  • そしてXbox Liveと連携する「Games
  • マルチメディア関係を統合する「Music + Video
  • アプリ販売を担う「MarketPlace
  • Microsoft Officeと連携するビジネス周りの機能をまとめる「Office

と言う事で、Xbox Live Mobileは新生Windows Phone 7の大きな柱の一つを担う要素となり、早速ZuneとXboxチームの統合が生きてくる形を取ることとなりました。Xbox Live MobileにはXbox Liveの機能がほぼ実現されており、Xbox Liveで使用しているアバターやプロフィール、フレンドリスト等を共有、Windows Phone 7でフレンドと非同期ターンベースのマルチプレイゲームなども楽しめるとの事です。

以前お知らせした大規模な業務統合にはIPTV事業、Games for Windows、Microsoft Game Studiosも統合されており、いよいよマイクロソフトもスマートフォンビジネスに本腰を入れてきたようです。この事業をエンリケ・ロドリゲス氏が率いている事も本気度の高さを感じさせる布陣となっており、今年のホリデーシーズンはモバイルも熱い事になりそうです。

情報元及びイメージ:Shacknews

恐ろしい再現度!iPhone版の「Street Fighter IV」が登場、対戦も可能!

2010年2月16日 11:55 by katakori
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「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4

続編「スーパーストリートファイターIV」の新キャラや新要素など、いよいよ3rdキャラ登場かと注目が集まっている昨今ですが、昨晩いきなり物凄い再現度のiPhone版「Street Fighter IV」が登場、3月にリリースされる事が判りました。最初の参戦キャラクターとしてリュウとケンも登場しています。

スクリーンショットを見ると一目瞭然、とてもiPhone上の物とは思えない再現度に驚くばかりですが、ゲームの方もかなり気合いの入った作りになっている模様です。参戦キャラクターはまだ明らかになっていない物の、復活キャラや新キャラクターも用意されている様子で、各キャラクターはちゃんとウルコン含め全ての技が盛り込まれているとの事。

「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4

そしてやはり気になるのがiPhoneでの操作性がどうなのか?という事ですが、今作ではパッドやボタンの位置、UIの透明度等、多くの項目が設定可能になっているようです。さらにトレーニングモードも搭載されているとの事。さらにマルチプレイモードも搭載、2台のiPhoneでBluetoothを介して対戦が可能になっています。新キャラクターや価格、リリース時期など、新しい情報がありしだい改めてお知らせいたします。

「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
「Street Fighter IV」 ストリートファイター 4
情報元及イメージ:IGN

iPadの登場で1月移行のアプリ開発のプロジェクト数が急増、方やAndroidアプリは減少傾向に

2010年2月15日 18:10 by katakori
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「iPad」

先月末に満を持して正式発表されたAppleのタブレット端末「iPad」、あまりの革新性にとまどいも様々見られる話題性抜群のガジェットとなりましたが、今回の発表でアプリ開発のプロジェクト数が一気に3倍近くに増え”爆発”とも呼べそうな急増を見せ、再びAppバブルが訪れる事になるのか注目を集めています。

すでにゲーム関係も含め大手の参入が決まっているiPad、Unreal Engineで知られるEpic Gamesもその潜在的なパワフルさに注目しており、とあるデベロッパなどは本当の革命だとも口にしています。ただゲームに関してはその大きさや特性から賛美の声と同様に疑問の声も聞かれる現状が続いており、実際のローンチ後の動向に注目が集まります。

「iPad」
図はApp新規プロジェクト数のグラフ、1月に3倍近く爆発

さらに今回の動きはAndroidアプリの開発にも影響を与えており、1月の増加に合わせてAndroidアプリの開発件数が大幅に減る状況になっているようです。セールスに関しても苦戦が伝えられるアンドロイドですが、これらの状況がプラットフォームとしてのポテンシャルに大きく影響する内容だけに、今後の両社の動向が気になる所です。

「iPad」
App開発に見られるAndroidアプリとの比較の変遷
情報元及びイメージ:Joystiq, IndustryGamers

噂:未定のSimタイトルってSimCity 5?「Sim City World」と呼ばれるタイトルの怪しいショット

2010年2月9日 18:13 by katakori
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「Sim City World」

本日Electronic Artsの会計報告からリリース予定のタイトルリストをお知らせしましたが、これも未発表タイトル?とも考えられそうな怪しげなリーク画像が出てきました。海外の情報サイトGamersmintにメールで届いたとされるこの画像は「Sim City World」と名付けられていたそうで、送信主からはこれがSim City 5のリーク画像である事が記されていたそうです。さらに画像にはsimcityworld.comの文字列があったそうで(リーク画像のお約束でぼんやりして見えない)、ドメインを調べてみるとElectronic Artsが2000年に取得した物であった事が明らかになったそうです。

現在Facebook上でElectronic Artsの有力IPのタイトルが進められていると噂されていますが、それかも?などという見解も出ているようです。ソーシャルコミュニティっぽいネーミングでもあるしぴったりかもしれません。怪しすぎ!な感は否めませんが、2003年のSimCity 4以来大きな動きもなく、ウィル・ライト氏も居なくなってしまった同シリーズ、Simsがあれだけ売れてるにも関わらずスポアの失敗でレイオフ喰らったり、MaxisはSims生産工場ではない!とスポア新作もある事ですし頑張って欲しい所です。

情報元及びイメージ:GamersMint

これは可愛らしい!iPhone用アプリと巣箱を組み合わせたキュートな時計「BirdBox」

2010年2月9日 15:21 by katakori
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これを使えば朝の目覚めも気分良くハッピーな物になるかも!なiPhoneアプリ「BirdBox」と巣箱を組み合わせた素敵な時計をご紹介。これは無料appのBirdBoxと、公式サイトで販売されている4タイプの巣箱(1,114~1,188円)と組み合わせて自然満喫な雰囲気を楽しめるという物。アラームや時報機能に、休み中のナイトモードも搭載しています。エサをもらうヒナたちがどえらい可愛いのでお勧めです!

情報元:Boing Boing

すべては空なり、Tale of Talesが初のiPhoneアプリ「Vanitas」をリリース

2010年2月5日 17:38 by katakori
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赤ずきんちゃんをテーマにしたゴシックなタイトル「The Path」や老婆が墓地を歩くだけのタイトル「The Graveyard」、そして初期サイレントヒルのキャラクターデザインを手掛けた佐藤隆善氏と共に作り上げた現代版サロメ「Fatale」など、かなり前衛的なタイトルをリリースしてきたTale of Talesが初のiPhoneアプリ「Vanitas」をリリースしました。(※ itunesが開きます)

やはりVanitasも例に漏れずTale of Talesらしい作品に仕上がっており、メメント・モリ(死を恐れるな)をテーマにした哲学的な内容になっています。またタイトルである”Vanitas”は旧約聖書の伝導の書にある”Vanitas vanitatum omnia vanitas”或いは”Vanity of vanities, all is vanity”から取られた物で、空しさや空虚である事を表す言葉です。ゲーム性はほとんど無く、インタラクティブなアートと言った趣が高いタイトルで、アプリの中で腐敗していくオブジェクトや前衛的なアーティストであるゾーイ・キーティング女史のチェロの音色に思索するべし!といったアプリなので、購入する方は十分ご注意下さい。

好きな人にはこれ以上ない!と言うくらいがちっと嵌るタイトルだと思いますので、映像でぐっと来た方はTale of Talesの他タイトルもとってもお勧めです。

情報元:GameSetWatch

満を持して発表された「iPad」、ゲームデバイスとしてはどうだろうか?

2010年1月28日 16:30 by katakori
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Electronic Artsから発表されたNeed for Speed: Shift

昨晩Appleが開催したlatest creationイベントで満を持して発表されたタブレットデバイス「iPad」、すでに様々なメディアで報じられている通り非常に注目度の高いイノベーティブなデバイスになりそうな気配に充ち満ちています。その詳細については当サイトでは一先ず置いておいて、ゲームデバイスとして見た場合どうなのか?昨日の発表から明らかになっている情報をまとめてお届けしたいと思います。

昨晩の発表の内容や実機の映像等から判断する限り非常にレスポンスが良いのがまず特徴的で、今回が初採用となる1Ghz駆動の”Apple A4″チップが非常にパワフルである事が判ります。まだ具体的な性能や仕様などが明らかにされていない”Apple A4″ですが、グラフィック機能も内包された統合型チップである事だけは確かで、iPhoneアプリがそのまま動作する事から恐らくARM互換の物である可能性が高いようです。

メモリ周りやグラフィック部の3D性能についての詳細もまだ明らかにされていませんが、これまでiPhone 3GSに搭載されていたPowerVR SGXも32nmプロセスへの進化が見えていた時期でもあり、今回の統合チップの中身がどうなっているか非常に気になる所ですが、720pのh.264映像を30フレーム再生できるパワフルさを持ち合わせている事を考えると3D性能にも期待出来そうです。

すでに昨日の発表に併せて大手パブリッシャーも対応タイトルを発表しており、早速プレイ映像なども登場しています。Electronic ArtsはiPad版「Need for Speed: Shift」のデモンストレーションを行い、実際にプレイの様子なども映像で公開されています。処理についての問題点は無いように見えますが、やはり物理的にプレイし辛い様に見受けられます。大きさもさる事ながら重さが700g程度とあって、長時間のアクションゲームなどは結構辛いのではないでしょうか。

さらにGameloftはiPad用のFPSタイトルをデモ、同社がiPhoneでリリースしている「N.O.V.A.」をiPad用にカスタマイズした物のようですが、1024×768解像度でテクスチャ品質もそれなりの状態でかなり軽快に動作する様子が確認できます。こちらもNeed for Speed同様、動作は素晴らしく軽快であるものの、やはり実際のゲームプレイに関する問題が大きそうです。映像では途中で重くなったのかAimとショットと移動が両立できなくなったのか、とうとうiPadを置いてプレイを進めています。

こちらもイベントでデモンストレーションが行われたスノーモービルレースの映像です。こちらもえらく軽快な動作に見受けられます。

こちらはオフロードレースのプレイ映像、iPhoneアプリを拡大表示してプレイしている様子が確認できますが、iPhoneアプリでもほとんど違和感なくプレイできる事が判ります。この様子なら細かい操作で苦労していたシミュレーション系などはiPadでの操作の方が楽しくプレイできるかもしれません。

映像はiPhone版Ravenswordのトレーラーです

さらにiPhoneのエピックなRPGタイトルとしてリリースされた「Ravensword: The Fallen King」がiPad版をリリースする旨を発表しています。こちらはiPadに最適化したグラフィック等の強化版になる模様で、近いうちにスクリーンショット等が公開される模様です。

以上、発表当日から早くも多くのゲームが具体的な対応を見せていますが、正直な所iPhoneアプリがそのまま動作するとはいえ、ゲームとして楽しい物であるかはどうかは明らかに別だと言えそうです。同じモーションセンサーや加速度センサーを搭載しており操作体系は同様であるものの、サイズと重量がここまで違う物になると全く別のデバイスだと考えておかないと快適なプレイは難しそうな印象を受けます。

しかしこのサイズと処理速度は非常に魅力的な物である事には間違い無く、この利点を活かしたRPGやシミュレーション、テーブルゲーム、そして近年流行の兆しを見せる拡張現実などの技術が盛り込まれたゲームタイトルなどが出てくれば本当にイノベーショナルなゲーム体験が可能になるかもしれません。iPad対応ゲームはUIが鍵!といった所でしょうか。

明日のlatest creationで登場が予想されるApple社製タブレットに早くもゲーム開発を発表したデベロッパが登場

2010年1月27日 18:48 by katakori
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アップル タブレット

開催まであと数時間と迫ったAppleのイベント”latest creation”で登場すると噂されるタブレットの存在ですが、早くも対応ゲームの開発を発表した会社が出てきました。タブレット対応のクロスワードパズルを発表したのはiPhoneアプリを手掛けるStand Alone Incで、CEOのBob Gottlieb氏が語った所によると「タブレットがリリースされると予想しています」との事。予想かい!なお、Appleからは当然ハードウェアの仕様書などは受け取っていないとの事です。まさにApple祭りに相応しい暴走ぶりで明日の発表が本当に楽しみです。万が一↓の様な事になったらどうするんだろ……。

アップル タブレット
情報元:Joystiq, イメージ:Nerdcore

Namco NetworksのiPhoneアプリがなんと2300万ダウンロードを達成、24タイトルをこれまでにリリース

2010年1月26日 15:42 by katakori
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ナムコ

昨年8月にNamco Networks America Inc.はApple Games事業部を新設、PAC-MAN REMIXのリリースを皮切りに本格的なiPhoneゲームの開発に乗り出しました。その後エースコンバットやパックマンの新作、オリジナルタイトルなどのリリースも重ね、リリースしたタイトルは既に24にまで及んでいます。

先日Namco Networksは同社のiPhoneアプリのApp Storeにおけるダウンロード数が2300万を超えたことを発表、毎日3万6千を越える勢いでダウンロードされている事を明らかにしました。さらに同社は2010年内に20タイトルのリリースを予定しており、さらなる成長を見据え展開を広げていく様です。

情報元及びイメージ:Edge

マイクロソフトがXboxチームにZuneを統合、本格的なモバイルデバイスの登場に向けた組織変更か?

2010年1月25日 15:52 by katakori
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Xbox

DSやPSPのヒットに対抗するマイクロソフトのモバイルデバイスの登場については以前から様々な噂が出ていましたが、いよいよ本格的な統合や準備が進められる事になりそうです。先日マイクロソフトはエンターテインメントビジネスやそれに絡むデバイス等の組織の大規模な統合を発表、これによりXbox事業とZune、そしてIPTV事業、さらにGames for WindowsとMicrosoft Game Studiosが1つの新しい組織として運用される事が明らかになりました。

この巨大組織を率いる事になったのはマイクロソフトの副社長を務めていたEnrique Rodriguez(エンリケ・ロドリゲス)氏で、この組織変更に併せて氏は他の役職も辞しこの組織に注力する模様です。なおこの新組織はInteractive Entertainment Business(IEB)と呼ばれているようです。

マイクロソフトの携帯デバイスであるZuneは以前からXNAのタイトルが動作したりある程度の連携は見せていましたが、やはりPSPとPS3やMacとiPhoneで見られる様な一体化した関係ではありませんでした。この組織改編によりWindows、Xbox 360、そして携帯デバイス(Zune及びWindows Mobile 7を含む)が1つの組織で管理される事になり全てのプラットフォーム間の強い連携が期待される所です。

さらに以前ソニー陣営がSony Network Entertainment, Incの設立を発表した時の様に、マイクロソフトも全ての組織を横切ってインフラサービスを統合するE&D services infrastructureチームを立ち上げており、昨年その数を半分に削られたZuneチームと、それに併せてかなりの移動が行われたE&Dチームの近年を鑑みるに、マイクロソフトもとうとうモバイルに本気を向けてきたという所でしょうか。

まだこの組織改造がどのような場所に向かっているのか詳細はわかりませんが、早ければ3月に行われるモバイルデバイスのイベントMix 2010に登場もあるかと予想されているWindows Mobile 7 phonesなどの発表に併せ、Liveのモバイル対応やプラットフォーム間の連携など、これまでとは違った新しい変化が見られる事になるのかも知れません。

情報元及びイメージ:technabob

GDC 2010で発表されるGame Developers Choice Awardsのノミネート作品がアナウンス

2010年1月20日 11:39 by katakori
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「Uncharted 2: Among Thieves」 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団

2010年3月9日から13日にサンフランシスコのMosconeセンターで開催されるGDC 2010において、昨年発売されたタイトルを表彰するGame Developers Choice Awardsのノミネート作品がアナウンスされました。ノミネート作品の詳細なリストは<more>以下に表記してあります。

今回のGame Developers Choice Awardsのノミネート作品に見られる特徴としてQ-Games社のPixelJunk Shooter、RedLynx社のTrials HDなどコンソールでダウンロードするタイトルやFiremint社のFlight Control、Tiger Style社のSpider: The Secret Of Bryce Manorなどのアイフォンタイトルといったダウンロード形式のタイトルが多く見らる事、またBest New Social/Online Game部門が設立されるなどFacebook等のソーシャルネットワーク向けゲームが成長してきている事が覗えます。

(続きを読む…)

[CES 2010] 2007年の発表から早3年、Xbox 360が今年後半にIPTV機能を実現

2010年1月7日 15:16 by katakori
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IPTV

2007年のCESで発表されたもののまだ実現されていなかったXbox 360のIPTV機能ですが、現在開催中のCES 2010において今年の後半にこの機能が改めて実現される事がマイクロソフトSteve Ballmer氏の基調講演で明らかになりました。これによるとIPTVの機能はAT&Tが運営しているIPTVサービスであるU-verseをXbox 360上で楽しめるようになると言う物で、これによりWindows 7とWindows Mobileに加えて3プラットフォームがU-verseをサポートする事となりました。現在アメリカには同サービスの利用者が200万人を利用しており、さらなる利用拡大をめざしていくようです。

情報元及びイメージ:Joystiq

Googleが本日発表した新型スマートフォン「Nexus One」に……でかいのが登場!

2010年1月6日 20:06 by katakori
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本日満を持してGoogleから正式に発表された新型スマートフォン「Nexus One」、バージョンアップしたAndroid2.1を搭載し、驚く程にスムースな音声認識や3D表現を実現、各種センサーや1GHz駆動のプロセッサに500万画素カメラ等を搭載し、各種Googleサービスが利用可能なハイエンド機として世界中から注目を集めています。

対iPhone製品の本命とも言える本機ですが、プロモーション用と思われるギガサイズの……背丈よりでかい!巨大Nexus Oneが登場しました。ものすごい再現率に開いた口が塞がらないGoogleの本気度が垣間見えるバカバカしさとなっています。ちなみにこれを造るのに60万ドル(約5540万円)掛かっているそうです……なんというかスケールが違いすぎる!

2010年のゲーム産業のセールスは回復する、米国アナリストが予想

2010年1月6日 17:19 by katakori
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「God of War III」 ゴッド オブ ウォー III

米国の投資銀行Wedbush Morgan証券のアナリストMichael Pachter氏が2010年上半期のゲームタイトルのリリーススケジュールがこれまでの歴史で最も大きな売り上げを記録するだろうと予想しています。これはNPDの2009年のセールス結果を元に予想された物で、様々不振や不況が表面化した昨年の状況に比べて、2010年の上半期にはBioShock 2やSplinter Cell: Conviction、Gran Turismo 5、Final Fantasy XIII、さらにはGod of War IIIなど成長への起爆剤となる作品が多く含まれており、2010年はソフトウェア販売が非常に容易な年になるだろうと続けています。

この成長は2月から始まり、4月から10月までは二桁成長が見られるだろうとされています。さらにこの成長が現在よく聞かれる次世代コンソールの必要性も若干薄まるのではないかとの見解が示されています。確かに2月からのプチ年末商戦とも言えるラインアップはある意味年末よりも層の厚いタイトルが多く含まれている感もあります。

ちなみに国内でも注目度の高い「God of War III」と「God of War Trilogy」が3月25日に発売される事がAmazonやGEOから明らかになっています。景気の悪い話が多く聞かれる昨今ですが国内でも大きな盛り上がりが出てくると良いですね。

情報元:Edge
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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