スティーブ・ジャクソンのゲームブックをビデオゲーム化した“Sorcery!”シリーズや傑作“80 Days”を生んだ英inkleの新作として2015年に計画が始動し、2017年3月に正式アナウンスが行われた期待作「Heaven’s Vault」ですが、新たにinkleが公式サイトを更新し、未公開シーンを多数収録したストーリートレーラーを公開。スタジオ初のコンソール対応タイトルとして、2019年春にPS4とPC、Mac版の発売を予定していることが明らかになりました。
“Heaven’s Vault”は、星系に点在する月を利用し大気と水を運ぶ古代の巨大なネットワーク“The Nebula”を舞台に、Nebulaが形成された方法やその終わりの謎を探る女性考古学者Aliya “El” Elasraと助手のロボット“Six”の探索と冒険を描くオープンワールドアドベンチャーで、この作品のために用意された架空言語の(文脈に基づく)解読、翻訳ミスや選択肢で変化するゲームプレイ、最新のinkエンジンとUnityの採用、3D環境と手書きの2Dアートを組み合わせたビジュアルスタイル、泥棒や救世主を含む多彩なプレイスタイルといった要素を特色としています。
Nebulaを流れる巨大な宇宙の川を、ナイチンゲールと呼ばれる船で航行する様子や多彩なロケーション、象形文字の解読と翻訳、分単位から数百年の長さで刻まれる年表、主人公AliyaとSixの探索など、興味深いゲームプレイが確認できる最新映像は以下からご確認ください。
VRobotやInCell、ARrivedといったVR/ARタイトルで知られるモスクワのLuden.ioが、機械学習やニューラルネットワーク、ビッグデータ、AIといった技術を扱うプログラマーシム「while True: learn()」を発売し(参考:Steam、Humble)、天才的な頭脳を持つ愛猫とビジュアルプログラミングを学ぶ独創的な内容が話題となっています。
飼い猫が偶然コーディングの才能を持っていることに気付いたプログラマーと彼らの生活を描くパズルシミュレーション“while True: learn()”は、人間の言葉を喋ることができない愛猫のために、ネコと人間の言語を介する音声認識システムの構築を目指す作品で、ノード型のビジュアルプログラミング的なパズルを通じて(コーディングの経験は必要無し)、前述の技術の基礎が学べるほか、フリーランスもしくはスタートアップの運営、フォーラム上のソーシャル活動、開発用ハードウェアのアップグレード、愛猫との生活を充実させる衣装やガジェット、装飾品の購入といった要素を特色としています。
昨年8月に日本語Nintendo Switch版の販売が開始された傑作脱獄シムの続編“The Escapists 2”ですが、新たにTeam17とMouldy Toofが、iOSとAndroid版「The Escapists 2: Pocket Breakout」をアナウンスし、国内外のGoogle PlayストアとApp Store、Amazon Appstore向けに2019年1月31日のローンチを予定していることが明らかになりました。
2018年6月21日のローンチと同時に、“Fallout Shelter”のソースコードとアセットを無断で流用したとして、Bethesda Softworksが損害賠償と販売停止を求め提訴したものの、今月4日にBethesda SoftworksとBehaviour Interactiveの和解が報じられた人気ドラマ“ウエストワールド”のモバイル向けデロスパーク研修シム「Westworld」ですが、共同声明で報じられた和解後の動向に注目が集まるなか、新たにWB Gamesが声明を発表し、本作のサービスを終了することが明らかになりました。
先日、第71回“2019 Writers Guild Awards”(米脚本家組合賞)の部門別ノミネート作品がアナウンスされ、“God of War”や“Pillars of Eternity II: Deadfire”、“Marvel’s Spider-Man”を含むビデオゲーム部門の話題をご紹介しましたが、本日一足先にイギリスの脚本家組合による“2019 Writers’ Guild Awards”の授賞式が執り行われ、Nerialの「Reigns: Her Majesty」がFIFA 19の“The Journey: Champions”やDan Smith氏の3Dパズルアドベンチャー“The Spectrum Retreat”を抑え、見事WGGB2019のビデオゲーム脚本賞を受賞したことが明らかになりました。
本日、Academy of Interactive Arts & Sciencesが第22回「D.I.C.E. Awards」の部門別ノミネート作品をアナウンスし、お馴染みCory Barlog氏が開発を率いた新生「God of War」がGOTYを含む11部門に選出され、見事最多ノミネート(選出は12)を果たしたことが明らかになりました。
次いで、Insomniac Gamesの“Marvel’s Spider-Man”が11部門、Rockstar Gamesの“Red Dead Redemption 2”が11部門、Lucas Pope氏の新作“Return of the Obra Dinn”が6部門に選出されたほか、“Florence”や“Into the Breach”、“Detroit Become Human”、“Assassin’s Creed Odyssey”といった2018年を代表する人気タイトルが名を連ねる状況となっています。
第22回“DICE Awards”の授賞式は、2月13日にラスベガスのアリア リゾート&ホテルで開催され、Kinda FunnyのGreg Miller氏とNerdistのJessica Chobot女史がホストを務め、例年通りライブ配信も行われるとのこと。
昨晩、Paradox Interactiveがプレスリリースを発行し、イギリスのIntroversion Softwareが開発を手掛けた人気刑務所運営シム「Prison Architect」の全権利とアセットを含むIPを獲得したと発表。今後の“Prison Architect”開発を継続するだけでなく、“Architect”IPに基づく新作の可能性を視野に入れた取り組みを進めることが明らかになりました。
“Prison Architect”は、Theme HospitalやDwarf Fortress、Dungeon Keeperにインスパイアされた刑務所の建設・経営シミュレーションで、WindowsとMac、Linux、PS4、Nintendo Switch、Xbox One、Xbox 360、iOS、Android向けのリリースを果たしており(※ Paradoxはモバイル版のパブリッシングを担当していた)、2015年10月のPC版ローンチ以来、累計200万を超える販売を達成していました。
3年に及んだベータの運用を経て、2017年4月に人気シリーズ最新作「Orcs Must Die! Unchained」のローンチを果たしたものの、昨年4月に30人規模のレイオフが報じられた“Robot Entertainment”ですが、1年半に渡って取り組んでいた未発表プロジェクトを中止し、別の内部プロジェクトに注力すると発表したスタジオの動向に注目が集まるなか、新たにスタジオのCEO Patrick Hudson氏が公式サイトを更新。「Orcs Must Die! Unchained」とカジュアルなオンラインストラテジー「Hero Academy」、そして昨年4月に製品版ローンチを果たした続編「Hero Academy 2」のサービスを終了することが明らかになりました。
先日から、アマンダ・リプリーの姿を描いたティザーフッテージの公開が続いていた映画“エイリアン”シリーズですが、先ほどFoxNext GamesとD3 Go!、Rival Gamesが新作「Alien: Blackout」をアナウンスし、近くiOSとAndroid向けのリリースを予定していることが明らかになりました。
“Alien: Blackout”は、ゼノモーフによって壊滅したユタニ社の宇宙ステーションで生き残るために戦うアマンダ・リプリーの物語を描く新作で、ホログラフィーマップや偵察カメラ、モーショントラッカーといったツールを用いるサバイバルをはじめ、モバイル向けにデザインされた没入型の経験、アマンダとクルーの生存を目指す7種のレベルといった要素を特色としています。
昨日、多数の注目作が並ぶ“2019 Independent Games Festival”の部門別ファイナリストをご紹介しましたが、新たにIGFの授賞式と併催される第19回“Game Developers Choice Awards”の部門別ノミネート作品がアナウンスされ、Rockstar Gamesの新たな傑作「Red Dead Redemption 2」がGOTYを含む7部門に選出され、見事最多ノミネートを果たしました。
また、TGA2018のGOTYを獲得した新生「God of War」とInsomniac Gamesの野心作「Marvel’s Spider-Man」がGOTYを含む6部門に選出されたほか、Lucas Pope氏の独創的な新作「Return of the Obra Dinn」がGOTYを含む4部門、Matt Makes Gamesの超高難易度アクション「Celeste」がGOTYを含む3部門にノミネートされる状況となっています。
“GDC Awards 2019”の授賞式は、3月20日PT午後6時30分(日本時間の3月21日午前10時30分)にスタートし、お馴染みティム・シェーファーがホストを務めるとのこと。
2018年を象徴する前述の5作品に加え、Subset Gamesのミニマルな傑作ストラテジー“Into the Breach”やMountainsの鮮烈なデビュー作“Florence”、Ben Espositoの愛らしい新作“Donut County”、目を見張るようなビジュアルが話題となったNomada Studioの“Gris”といった注目作が並ぶ“GDC Awards 2019”のラインアップは以下からご確認下さい。
2018年10月末のローンチ初日に同時接続10万ユーザーを記録し、1週間後には100万インストール増が報じられていたモバイル版「Old School RuneScape」ですが、本日迎えた“RuneScape”の発売18周年に併せて英Jagexがプレスリリースを発行し、“Old School RuneScape”のインストールベースが遂に500万のマイルストーンを突破したことが明らかになりました。
人気ドラマ“ウエストワールド”を再現するモバイル向けのデロスパーク研修シミュレーションとして2018年6月21日にローンチを果たしたものの、リリース当日にBethesda Softworksが損害賠償と販売停止を求め開発元のBehaviour InteractiveとパブリッシャーWarner Bros. Entertainmentを提訴する事態となっていた「Westworld」ですが、盗用の有無を巡り両者の主張が真っ向から対立していた訴訟の動向に注目が集まるなか、新たにBethesda SoftworksとBehaviour Interactiveが共同声明を発表し、件の問題について友好的な和解に至ったことが明らかになりました。
Bethesda Softworksの訴えは、かつて“Fallout Shelter”の開発を担当したBehaviour Interactiveが、“Westworld”の開発時に“Fallout Shelter”のソースコードとアセットを無断で流用したというもので、Bethesdaがメリーランド州の連邦地方裁判所に提出した訴状には、“Westworld”デモのカメラと視点に“Fallout Shelter”と同一のバグが存在することに加え、地下施設のレイアウトやクローズアップ、ビジュアルエフェクト、チュートリアル、キャラクターのレイアウト、アイコン、UIデザイン、シェーダー、アニメーションを含む各種アセットの流用を示す具体的な事例が数多くまとめられていました。(一方、Warner Bros.はBehaviourに対する指示を含め、盗用を真っ向から否定する声明を発表していた)
昨年、Infinite Fallの傑作アドベンチャー“Night in the Woods”が最優秀賞に選ばれた“Independent Games Festival”ですが、昨晩「2019 Independent Games Festival」の部門別ファイナリストがアナウンスされ、あのPapers, Pleaseを生んだLucas Pope氏の新たな傑作「Return of the Obra Dinn」が最優秀賞であるSeumas McNally Grand Prizeを含む5部門選出で最多ノミネートを果たしたことが明らかになりました。
1日の冒険が1分で終わる独創的なRPG「Minit」や錬金術をテーマにした傑作パズル「Opus Magnum」、2Dローグライトアクション「Noita」、90年代のネット文化を描く期待作「Hypnospace Outlaw」、アイロニカルな盗撮シム「Do Not Feed the Monkeys」が最優秀賞に選出され、「What the Golf?」や「Nth Dimension[al] Hiking」といった期待作、そしてWadjet Eyeの傑作アドベンチャー「Unavowed」といった素晴らしいタイトルが並んだ部門別ノミネート作品のラインアップは以下からご確認下さい。
なお、GDC Awardsに先駆けてサンフランシスコのMoscone Convention Centerで開催される今年のIGF授賞式は、2019年3月20日PT午後6時30分(日本時間の3月21日午前10時30分)に開幕する予定となっています。
伝統的なキャンペーンを廃し、バトルロイヤルを導入した野心作“Call of Duty: Black Ops 4”が大きな盛り上がりを見せているお馴染み「Call of Duty」シリーズですが、新たにプラットフォーム間の比較やパフォーマンス検証でお馴染みCandylandが15年に及ぶ“Call of Duty”シリーズの変遷を分かりやすくまとめたヒストリー映像“The Evolution of Call of Duty”を公開しました。
お馴染みのナンバリングをはじめ、多彩なモバイルや携帯向けスピンオフ、リマスター、中国向けのオンライン専用タイトルまで、30作品に及ぶCoDシリーズのラインアップと進化の変遷をまとめた興味深い映像は以下からご確認ください。
早いもので今年も残すところわずか数日となり、今年を振り返る企画や映像、来年の注目作に関する話題が続いていますが、海外では年末恒例の“The Game Awards”開催以降、様々なメディアのアワードやベストタイトルの発表が行われており、紆余曲折を経てSCE Santa Monica Studioに復帰したCory Barlog氏渾身の新生「God of War」とRockstar Gamesの新たな傑作「Red Dead Redemption 2」が多数のGOTYを獲得しています。
余談ながら、記事執筆時点で英語圏外のメディアまで含む各種アワードにおいては、“God of War”が50強、“Red Dead Redemption 2”が40強のGOTYを獲得、次いで“Marvel’s Spider-Man”とLucas Pope氏の独創的な新作“Return of the Obra Dinn”、そして“Fortnite”が2~3程度のGOTYを獲得しており、ほぼ“God of War”と“Red Dead Redemption 2”の2作品でGOTYを二分する状況となっています。
という事で、今回はTIME誌やWired、The Guardian紙、Polygon、GameSpot、PC Gamer、Metro紙、The Vergeなど、2018年の注目作と人気の傾向がうかがえる大手メディア17社のGOTYやランキング、ベストタイトル○選をまとめてご紹介。前述した傑作と共に、Into the BreachやDonut County、Pillars of Eternity II: Deadfire、Celeste、Florence、Dead Cellsといった名作が並ぶ興味深いラインアップは以下からご確認下さい。
先日、PC版にライブサーバに新マップ“Vikendi”と新たなコンテンツパスが実装された“PlayerUnknown’s Battlegrounds”ですが、新たにPUBG株式会社が国内向けにプレスリリースを発行し、モバイル版「PUBG MOBILE」向けの“Vikendi”実装を正式にアナウンスしました。
モバイル版の“Vikendi”を紹介するトレーラーと新コンテンツの概要を紹介するリリース情報は以下からご確認ください。
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