明日よりケルンで開催されるgamescom 2009に先駆けて、昨日17日にピーター・モリニュー氏やRemedy、Crytek等が集まったデベロッパーズカンファレンスが行われました。Crytekが現在開発を進めている同社初のマルチプラットフォーム対応を果たす新エンジン「CryEngine 3」ですが、同カンファレンスにおいてCrytekのCevat Yerli氏によるCryEngine 3のデモが行われ、その直撮り映像が公開されました。
この映像では、PC用の開発ツールからPS3とXbox 360にそれぞれ同種類のモニターへ出力されており、マルチプラットフォーム開発を強力に実現している様子が確認できます。
さらに映像ではCryEngine 2と同様に、Sandboxから加えた変更に対してすぐにその場で確認やプレイが可能なWYSIWYG的な機能が既に実装されている事が強くアピールされています。また、CryEngineの特徴でもあるリアルな環境光の様子や水面の表現なども非常に美しく表現されており、順調な開発状況の進み具合が伺えます。
若干フレームのかくつきやテクスチャ展開の遅れなどが見られる場面もありますが、Sandbox上からの動作ですので製品上の動作よりは高負荷なのかもしれません。しかしE3発表時のデモよりもかなり高品質になった印象を受けるこのデモ、さすがCrytekといったところでしょうか。
また、同カンファレンスでCevat Yerli氏はWiiやProject Natalに対して高い興味を示していたそうで、今後もよりコンソール機に焦点を当てた開発が進められる様子。さらに同氏からgamescomの開催中にはCrysis 2の内容も新しい物が見られるとの発言もあったようです。
UbisoftのMontpellierスタジオが開発中のシリーズ最新作「Rabbids Go Home」、これまで発表された映像も可愛い物ばかりでしたが、今回の映像はラビッツ達によるgamescom会場へのスニークミッション。
潜入ミッションの結末は映像でご確認下さい。しかしほんとにいつもラビッツ達は可愛らしい!こんな調子で本当に自分達の星へと帰る事ができるんでしょうか。
今回はいつものミニゲーム集からアクションアドベンチャーへと進化したRabbids Go Home、リリースは11月19日予定で、対応プラットフォームはWiiとなっています。
1963年に出版されたモーリス・センダックの絵本「Where the Wild Things Are」(邦題:かいじゅうたちのいるところ)、小さい頃手にとって読んだ方も多いのではないでしょうか。今年に入ってスパイク・ジョーンズ監督の手により愛情たっぷりに再現された映画化で、再び話題を集めています。映画化と併せてゲーム化も決定していましたが、とうとう映像が登場!かいじゅう達とマックスの可愛らしいこと!
ゲーム版Where the Wild Things Areは映画公開に合わせて10月に発売、プラットフォームはDS、Wii、PS3、Xbox 360となっています。今回は下に映画のトレイラーもご紹介しておきます。早くかいじゅうたちに会いたい!
もう待ちわびすぎて首が伸びきりそうなファン待望のGod of War 3、今月19日から23日にかけてケルンで行われるヨーロッパ最大のゲームショーgamescom向けのトレイラーが登場しました。
以前発表されたトレイラーの拡張版といった趣の映像ですが、かなり大幅なボリュームアップがされており、なんというか……待っててよかった!としか言いようのない大迫力の映像に仕上がっています。
しかしあいかわらずクレイトス様は酷い暴れようで、あまりの凄さに思わず笑ってしまいました。いよいよ開催が目前に迫ってきたgamescom、今から楽しみでしょうがありません。
今冬発売に向けてLost Planet 2を開発中のカプコンがXbox 360用にプレイアブルデモを8月19日から、ゴールドメンバーシップ会員向けに配信する事が明らかになりました。シルバー会員については8月26日からプレイ可能となります。
デモは4人プレイが可能なCo-opモードで巨大AK戦も用意されているとの事。残念ながらPS3版のデモリリースについては詳細な日程が明らかにされていません。
ZM2 DevがiPhoneで動作するニンテンドーDSのエミュレータ「DS DoubleSys」を開発、海外のApp storeで販売が始まりました。日本ではDS ダブルシステムとして販売されています。
DS DoubleSysはiPhone内に3DでDSを再現、本体のカラーリングが変更でき、Pixel Maniaという音ゲーとシークレットゲームの2本が同梱されています。これらをプレイするとゲームポイントを得られ、ゲームの種類や本体色のバリエーションが増えていくのだそう。
今後のアップデートでゲームや本体色の追加が予定されており、マイク機能も実装されるようです。価格は4.99ドルとなっています。App storeで販売はされているものの、youtubeの動画がニンテンドーの要請で消されていたり、非常にグレーな印象を受けます。アプリケーション自体も非常に微妙な仕上がりになっていますので、アップデートの様子見といった所でしょうか。また、所謂好きなDSのゲームで遊べるといった手合いの物ではありませんので、ご注意下さい。
UPDATE[8月17日]:公式サイトに表示されていたYoutubeの動画がflashファイルに置き換えられ、動作の様子が改めて確認できるようになりました。
UPDATE[8月20日]:App storeから削除され、販売停止に至った事が確認されました。
1977年にAtari社から発売された名機Atari 2600、歴史的にも非常に重要な大ヒット機です。という事で今回紹介するのは、様々なModを手掛けているNonogadi氏が今回作ったポータブルAtari 2600です。5インチのカラーモニタを内蔵し、パドルコントローラも実装、オリジナルのジョイスティックも使用可能で二人プレイも出来るようになっています。
ポータブルと書いてますが…思いっきり電源が必要な上に、正直なところAtari 2600を携帯する人はなかなか居ないかと思います。しかしながらその意気や良し!
現在このATARI 2600ポータブルはe-bayに出品中で400ドルの値段がついていますが、まだ入札は無く、これが高いのか安いのか……ちょっと判断に迷う所です。
さて、いよいよ始まったQuakeCon 2009、さっそくRAGEの新しいトレイラーが公開されました。以前お知らせしたid Tech 5エンジンの表現力ですが、動画で見るとさらに凄いことになっています。
前回お知らせした新エンジンの技術資料には影表現に関する事は詳しく書かれていませんでしたが、動画では複数光源からのセルフシャドウなども確認でき、こちらもクオリティの高さが伺えます。
さらに爆発等のパーティクル表現も非常にボリューム感があり、レース時のシーンなど素晴らしく大迫力な物に見えます。表現力も見所満載ですが、何よりもゲームプレイがスピード感に溢れていてさらに期待は高まります。蛇足ですが、雲のもっくもく感が異常です!
2003年に初代TrackManiaが発売されて以来、気がついたらもう8タイトルもリリースを重ねているフランスのデベロッパNADEOのTrack Maniaシリーズ、一部タイトルの無料化やe-sportsの大会などで公式タイトルとして採用され話題になり、プレイされた方も多いのではないでしょうか。
Eurogamerによると、Wii向けにTrackManiaのリリースが決まり、今月19日から23日までケルンで行われるGamesComにおいて発表が行われるようです。Wii版の開発はNADEOではなく、TrackManiaやRace Driver GRIDのDS版を開発したFirebrand Gamesが担当、DS版のTrackManiaがなかなかの高評価だったので期待出来そうです。
待望の続編Assassin’s Creed IIの新しい開発ダイアリーが公開されました。未見のプレイシーンも多く含まれており開発が進んでいる事が伺えます。さらに新しいアートワークも数点見られ、Ezioをサポートする伯父のMarioを初め新しいキャラクター達やダ・ヴィンチの工房らしきイメージも紹介されています。アサシンブレードのディティールなども映っており左手薬指がはっきりと確認できます。
さらにゲームプレイでは前作には無かった貨幣の概念が導入され、アイテムの購入などが可能になるとの事、購入画面も動画後半で確認する事ができます。
開発ダイアリーはあと4本公開される予定、新情報あり次第お知らせいたします。
じわじわくる素晴らしい脱力感と持って行きどころを若干間違えた感のある巨大な愛で再現されたKoF’98の動画をご紹介します。みんなびっかびかに輝いていて、さらに無駄に細かいネタが完璧すぎて笑いが止まりません。真吾と京の寸劇も見所!そしてエンドロールが素敵でまたほっこり。
ああああああああ!元気出たああ!
最近のゲームタイトルは本当に映画化のニュースが多くて、どれがどれだか思い出せなくなってしまうほど。今度はCIAの特殊工作員Rico Rodriguezが活躍する自由度が高いサードパーソンビューのアクションゲーム「Just Cause」が映画化される事が判りました。
監督はAdrian Askarieh氏、調べてみるとこの方はゲームとコミック関係の映画ばかり手掛けています。映画版「Hitman」のプロデューサーであり、続編の「Hitman 2」も準備中でそちらでは監督を努める模様。「Kane & Lynch」でも監督としてクレジットされており、さらになんとMidwayのThe Rock兄貴が暴れ回るアクションゲーム「Spy Hunter」映画版の監督もこの方。さらにDevil’s Dueのホラーコミック「Hack/Slash」と「Lost Squad」でも監督を務めるという、凄いというかむしろこの内の何本が実際に日の目を見るんだろうかという素朴な疑問や不安が脳裏をかすめずにはいられないラインアップ。
近年ゲームタイトルの映画化が本当に幅をきかせていて、すっかりハリウッドのトレンドとなった感もあります。「Just Cause」は素晴らしいおバカ映画になりそうなポテンシャルを色んな意味で秘めているので、映画化発表のニュースに対してぜひ実現させて欲しいと言うのも全くおかしな話なんですが、なんとか日の目を見させてあげて頂きたいと思います。
物騒で嫌な事件ばかりが耳に入ってくる昨今、ゲーム業界でも景気悪化やレイオフのニュースなどが大きく報じられています。でもたまにはのんびり一息休んでみるのも悪くありません。ご紹介する動画はシアトルで行われたコンサートでゲームのメドレー演奏の様子。手作り感溢れる演出が脱力&平和すぎて微笑ましく、演奏もとても気持ちが良く構成されていて満足度の高い物となっています。
メドレーは以下の様な順で演奏されています。
・ゼルダの伝説
・ポケモン
・Halo
・テトリス
・星のカービィ
・Pong
・スーパーマリオブラザーズ
・スーパーマリオワールド
パネルをめくってる子が可愛すぎる!
Jack Blackが主人公を演じるおバカ(褒めてます)ヘビーメタルアクションのBrutal Legend、オジーやメタルゴッドことロブまで出演するメタルファン落涙の期待作。今回なんとEAデンマークから同作サントラの内容が明らかなり、それがなんとも素晴らしいラインアップ。ヘビーメタルの教科書とも言える様な内容とボリュームになっています。
古くはジューダス、バッジーに始まりサバス、メガデス、アンスラ、マノウォー、レーサーX、モーターヘッド、スレイヤー、モトリー、スコーピオンズにホワイトスネイク!ああすいませんいちいち書いてたらキリがありませんでした……、新しめではチルボドやドラゴンフォース、マストドンなんかまで。そんな教科書的なラインアップにしれっとカーカスやガールスクール、ロブゾンビ、ENSLAVED等が混ぜられているという気の利きよう!なんと75バンド108曲からなる怒濤のサントラとなっています。詳しいトラックリストは以下! (続きを読む…)
ニューオリンズで開催中のSIGGRAPH 2009において、東京大学が開発した映像に触れてさらに皮膚感覚までもが再現されるというホログラフィー(立体映像)システムが出展されました。
立体映像にはアメリカのProvision Interactive Technologies社のディスプレイが用いられ、手の動きをトラッキングするためのWiiリモコンが二つ、そして物に触れた皮膚感覚を超音波を収束させた圧力によって再現するためのデバイスから構成されています。
映像では超音波によって手の上で跳ねるゴムボールや降雨、そしてユーザーの手の上で動物が走る皮膚感覚などが再現されています。
近年ではAR(現実拡張)など既存の技術を上手く組み合わせた物が話題になっていますが、感覚まで再現されるシステムが一般的になる時、メディアやゲームの体験が一体どういう方向に向かうのか、考えただけでワクワクしますね。
コンシューマー用FPSの傑作「ゴールデンアイ 007」を世に送り出したMartin Hollis氏、現在はイギリスにZoonamiというインディペンデントなデベロッパを立ち上げて、少し風変わりなゲームを製作しています。
そんなZoonamiの最新作が北米でリリースされたWiiウェアタイトルBonsai Barber、盆栽なのに手入れをするのはなぜか可愛い野菜達……そしてなぜ頭を刈る必要があるのか、色々謎は多いですがそういうタイトルなのでしょうがありません。
今週に入ってこのBonsai BarberがZoonamiのお膝元ヨーロッパでもリリースされる事になり、記念にパーティが行われました。Bonsai Barberに登場するニンジン君の巨大なキャロットケーキが作られ、風変わりでハッピーなイメージのタイトルにぴったりの楽しそうなパーティが催されています。
単語をタイプしたら書いた物が召還されるDSのアクションパズルゲームScribblenauts、リリース前のScribblenautsを楽しんでいた1UPがアイデアを募集していましたが、とうとう募集の結果が動画で発表されました。もうなんというか凄いやら可愛いやら、そんな物まで?!!というアメージングな仕上がりになっています。必見です!
まずは人間タイプのキャラクターやファンタジー系のモンスター、アイテムなどを召還、魔法使いやエルフ、リッチなどが出てきますが、驚いたのはそれぞれに友好や敵対等Faction的なもの設定されている事です。
こちらではパワフルな生命体を召還、犯罪者が主人公を襲い、警官(ムービーでは俗語”popo”で召還されています!?)と対立する様子が見られます。さらにゾンビは感染し、吸血鬼も噛まれて伝染するなど、それぞれの特性もしっかり再現されています。さらに驚く事にクトゥルフ神話における幻の書「ネクロノミコン」を召還、さらにネクロマンサーを召還するとネクロノミコンを武器に戦い始めます。もう説明にキリがないほど出るわ出るわ!プルトニウムを召還したらしっかり被爆までしています。アメージング!
ここでは乗り物を中心に召還、それぞれの動作特性もばっちり再現されてるわ、何でも出るわで開いた口がふさがりません。さらに追い打ちを掛ける最後の乗り物、カオスすぎます……。
さらに巨大モンスターを中心に召還を試みています。可愛い子めじろおし!この子達を見てるだけでも楽しめそう、さらにクトゥルフまで召還(?!)アザトースとかニャルラトホテプ様とかも呼べるのでしょうか……。
最後は地形や環境に関係する物を召還しています。もう可愛すぎてため息……ナイトゴーグルでちゃんと画面の色味が変わったり、もう色々細かすぎて笑えてきます。宇宙人がちゃんとUFOに乗るなど、ここでも興味深い関係性を確認する事ができます。さらに笑うしかないのが牛!!!なんとキャトルミューティレーションまで再現されています……どこまでやるんでしょうかorz
如何でしたでしょうか。想像以上の出来に驚くばかり、これは本当にエポックでイノベーティブな作品に仕上がりそうです。ガチにも程がある!と良い意味でつっこみ入れざるを得ません。
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