先日遂に朋友ティム・シェーファー率いるDouble Fineに腰を落ち着けたロン・ギルバート、かつてのルーカスアーツによるアドベンチャーゲームの黄金時代を担った2人がコンビを組む素敵な移籍となったわけですが、何やら新プロジェクトを進めていると伝えられていますが、まだまだ発表などは先の様子。
かつてルーカスアーツでマニアックマンションや今も続くMonkey Islandシリーズと言った名作?アドベンチャーを手掛けてきたロン・ギルバートが自身のblogで「Monkey Island 2: LeChuck’s Revenge」の開発を進めていた1991年12月10日に作成されたバグリポート様の用紙を公開しました。
公開された用紙は2枚で、Bugのタイプや詳細、コメントなどと共にA/B/Cの段階に分類された危険度が記されています。この中にはガイブラシ君がLeChuckの下着を無限に掴む事が出来るバグが記され、カテゴリ”B”と分類されている事や、Cカテゴリに分類されるマティーニを注いだグラスが空に見えるなどの軽い物も記載されています。
このドキュメントは数週間前にロン・ギルバートが本棚を整理していた所、見覚えのないバインダーから偶然発見された物で、ロンは”なんでこんな物を取っておいたのかさっぱり判らん”と述べ、Steve Purcellが手掛けたMonkey Islandのコンセプトアートほど素敵な物でもないしなぁと言いつつ、ドキュメントを公開しています。
しかし、もう20年も前から続くシリーズのどうとない一枚には大きな歴史や資料的な意義が籠もり、何より今のロン・ギルバート、ティム・シェーファー、そしてTelltaleで今も活躍し2人とも仲の良いデイブ・グロスマン、3人の足跡を生々しく残す貴重な物だと言えそうです。
昨日スクウェア・エニックスが「Deus Ex: Human Revolution」の新トレーラー公開を予告していましたが、昨晩予告通り新ステージでの主人公Adam Jensenが持つオーグメンテーションと武器にスポットを当てた素晴らしいトレーラーが公開されました。
映像では建造物での索敵及び侵入や、監視カメラやロボットなどのハッキング或いは無効化など、旧Deus Exらしい要素がたっぷりと納められ、昨今のタイトルらしい派手さや爽快感と共にDeus Exが持つステルス性なども見事に再現されている事が判ります。
さらに開発チームによるQ&Aなども登場、インベントリサイズの拡大強化が用意されている事や、オーグメントの1種である高い所からの着地を可能にするIcarus Landing System、オーグメントのインストールが恒久的な物である事、ハッキングのセッションが毎回違った物になる事、旧作の楽曲が再び登場する可能性がある事など、様々な情報が明らかになっています。
すでにウォーレン・スペクター氏からお墨付きも貰った新生Deus Ex: Human Revolution、映像の中にちらりと登場したラーメンにまでDeus Ex愛を感じられる原典ファンにも素晴らしい体験をもたらしてくれるタイトルとして期待出来そうです。
今年の6月18日からPC向けのサービスを正式に開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、先日には月額加入料金の無料化が発表され、さらには北米地域以外のサービス計画とヨーロッパでのベータテストもアナウンス、さらなるユーザーベースの拡大を虎視眈々と狙っている様子が明らかになっていました。
昨日とうとう同じクラウドサービスの2番手として期待されるGaikaiのオープンベータテストがアナウンスされましたが、本日OnLiveが待ち構えていたかの様にセットトップボックス”MicroConsole”のローンチスケジュールを正式発表、なんとホリデーシーズンのど真ん中12月2日に100ドルを切る99ドルという安価な価格設定で登場する事が明らかになりました。
商品の構成はセットトップボックスのMicroConsole本体と1つのワイヤレスコントローラー、各種接続用ケーブルに加え、用意されている無料ゲームライブラリの中から1タイトル好きなゲームを選べる権利が同梱されているとの事。なお、Perlman氏は12月のローンチから来年にかけての出荷量に限りがある事を伝えています。
先日今年のハロウィンに登場した鬼可愛いジャワとタスケン・レイダーの衣装を紹介しましたが、またも訪問されたら家にある全てのお菓子をもぎ取られそうな凶悪な可愛さのハロウィン衣装の子供達が登場。今回はみんな大好きロックマンとブルースに、お父さん扮するライト博士も参加し、実際に「Trick or Treat!!」と近所を訪問する様子が納められています。
ドラマや映画などで見かける物の、実際に訪問する様子はあまり見かけない現地ハロウィンの様子、そういった意味でも興味深い映像だと言えそうです。
先週、MTVなど多くのケーブルテレビ向けのチャンネルを手掛け、パラマウント映画の親会社として知られるアメリカのメディアグループViacomが会計報告の中で、Rock Bandシリーズの開発元として知られる”Harmonix”の売却計画をアナウンスし、Harmonixの今後や新たな買い手などに様々な憶測が飛び注目が集まっています。
ViacomのボスPhilippe Dauman氏はこの発表の中で、コンソールゲームビジネスがViacomが持たない専門知識とスケールの大きさを要求する物だったと述べ、ゲームビジネスへの取り組み自体を見直すとも受け取れる発言を見せています。
そんな中、今回のViacomの決定がパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズやゲーム映画としては珍しく一定の成功を収めた”プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂”などで知られる映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏が手掛けるゲームタイトルの存続に影響を与えるのではないかとロサンゼルス・タイムズが報じています。
ブラッカイマー氏が所有するゲームスタジオは3年前に設立され、MTVとの共同所有。2009年には開発のボスとしてかつてUbisoftでSVPを務めていたJay Cohen氏を迎え入れ、PS3とXbox 360向けのマルチプラットフォームタイトルを計画していたとされています。
Viacom並の巨大企業が取り組み、Rock Band並の認知度と成功を収めてもなお難度の高いとされるゲームビジネスですが、昨今所謂”勝ち”と”負け”の格差がますます開いている様にも見え、Harmonixの今後も含め心配な所。なお、ロサンゼルス・タイムズにはこの件についてMTV Gamesからのコメントが得られなかった事が記されています。
このイメージはフィリピンの人気モデルAlodia Gosiengfiaoさんが扮したヴァンパイアシリーズの人気キャラクター”モリガン・アーンスランド”のコスプレです。絶句するしか無い程にクオリティの高いイメージはファッション雑誌に掲載されていても不思議では無い様なデザイン性の高い物に仕上がっており、すでにコスプレとは一概に言い切れない高みに到達しています。
この撮影を行ったのはJay Tablante氏で、deviantartでは氏の雰囲気ある作品が大量に公開されているので、興味の有る方はチェックしてみては如何でしょうか。
これまでの3部作も一段落、今年8月には新エンジンを用いたマルチプラットフォーム対応となる”S.T.A.L.K.E.R. 2″も発表され、続報が待たれる状況が続いています。
そんな中、GSC Game Worldがなんと「S.T.A.L.K.E.R.」のTVドラマ化を発表、驚きのフランチャイズ展開が行われる事が明らかになりました。まずはロシアで放送が開始される模様ですが、すでに公式サイトもオープンしており、どうやら英語圏での放送も視野に入れている事が窺えます。
公開されているトレーラーには、まさにS.T.A.L.K.E.R.的な人々が登場し、ライティング等の雰囲気も抜群、AnomalyやArtifactの表現やBlowoutの様子まで見られ、Factionもウクライナ正規軍やDutyらしき舞台など複数の団体が登場、Strelok君ぽい?人まで思わせぶりに登場しており、TVシリーズの開始に大きく期待が高まります。
もうゲームとなんの関係もありませんが、あまりに衝撃的だったのでご紹介。良い顔好きにはたまらない悶絶キュートな映像となっています。赤ちゃんも凄いがボブ・マーリーのレゲエパワーも凄い!
先月末に衝撃的な謎のポスターと共にお知らせしたウーヴェ・ボル監督の新作映画「Blubberella」ですが、本日遂に本作のトレーラーが公開されました。
さて今度はどんなに酷い最低映画かと思いきや、絵的にツッコミ所満載なのは置いておいても、なんだか少し……あれ?面白そう……な雰囲気に、正直戸惑いを隠せないトレーラーに仕上がっています。Kick-Assやスコット・ピルグリム等、駄目ヒーローが人気の今なら流れにも乗れそう?かも。
あとはこの主人公の巨大ひよこと見紛うBlubberella、下品具合と不敵さ、そしてキッチュな可愛らしさはディヴァイン的存在とも言え、期待に拍車がかかります。
イギリスのイングランドとウェールズの刑務所に収監されている多くの囚人達にゲーム機を持ちプレイする権利が与えられている事が明らかになり話題となっています。
以前からイングランドとウェールズでは刑務所にコンソール機やゲームソフトが存在している事が知られていましたが、2008年に行われた監査にて、22万1726英ポンド(約2895万円)の税金がXboxやプレイステーションと任天堂のコンソール、ソフトウェアの購入に利用され、12,948台のコンソール機が刑務所内に存在している事が判明。
今回の話題は、この監査内容が明らかになった2008年7月23日以降、刑務所のビデオゲーム購入に税金は使われていませんよ!とCrispin Blunt司法大臣が明らかにした事から注目が集まった物。
Crispin Blunt司法大臣はこの発言と共に現在のイングランドとウェールズの刑務所にて実際にゲーム機を所有しプレイする権利を持つ囚人の数を36,202人と明言、彼らは模範囚として認められた囚人達で、コンソールとソフトウェアの入手は囚人の友人か家族の購入に限られていると明らかにしています。
色々な意味でツッコミ所満載な驚愕の内容ではありますが、驚きの内容はこれに止まらず、さらに83,017人の囚人が刑務所内で自分用のテレビを借りる権利を持っており、昨年の監査結果ではなんと4000人を超える囚人が自身の牢獄に衛生テレビを所有している事が明らかになっています。
今回明らかになったゲームをプレイする権利を持つ囚人の詳細な人数の発表に対し、ウエストヨークシャーのPhilip Davies議員は”これを聞いた人々はぞっとするだろう”と述べ、刑務所は罪に対する罰を与える場所であり、多くの人々が刑務所が完全にその目的を見失った状態にあると結論付けるだろうと自身の考えを述べて糾弾しています。良し悪しはともかくとして、なんというかイギリスらしいアメージングなニュース……です。イギリス恐るべし。
スペインのサラゴーサ市の郊外に位置するArcosurの開発地域にマリオの名を冠した通り”スーパーマリオブラザーズ・アベニュー”がオープンしました。このオープンに併せ5フィートサイズのマリオの彫刻も登場、その序幕式が行われ、地元メディアやマリオのファン達が多く集まりました。
イベントには本当に沢山の子供・大人達が訪れ、マリオのトレードマークの”ヒゲ”を付けて通りと彫刻の発表を祝うハッピーな様子が様々公開されています。報道陣の数や会場に集まる人の数もイベントの盛況を現していますが、やはり子供達の笑顔!本当にみんな楽しそう。
本日お知らせしたニューヨークのマリオ25周年イベントの様子も含め、世界中で愛されるマリオの人気の高さには舌を巻くばかりです。
昨日ニューヨークはマンハッタンのNintendo World Storeにてマリオの生誕25周年記念イベントが開催、会場にはなんとマリオの産みの親である宮本さんに、任天堂アメリカのReggie Fils-Aime社長も登場、レジーコールが巻き起こり、宮本さんの登場には悲鳴に近い歓声、2人がケーキを口にしただけで会場が盛り上がる素敵なイベントとなりました。
イベントに合わせNintendo World Store店内にはマリオに関係する様々なプロダクトや宮本さんのサイン入りのあれこれが展示、さらに子供から年配の方、思い思いのコスプレをしたファンまで、多くの老若男女が集まり、それぞれのマリオを楽しみました。また、後述の映像の中に見られる宮本さんへの熱狂ぶりには”人気”ではなく、最早氏が”ヒーロー”として尊敬されているという事実がありありと感じられる興味深い様子が確認できます。
今回はイベントの様子を収めた大量のイメージと共に、会場での熱狂ぶりを収めた2本の映像をご紹介。映りと音が悪いものの、現場の臨場感とうねりの様な盛り上がりが必見の映像となっています。
この映像はドイツで映像作品や絵画・立体物等を手掛けるアーティストAlex Schulz氏による作品「I am a Forest」、昨今よく見かける紙を用いたコマ撮りアニメーションですが、I am a Forestではここにライティングによる新しい表情と影絵的なアプローチを盛り込み、とてもユニークな作品として仕上がっています。可愛らしい!
なお、氏の作品に興味が有る方は作品ページにて実写映像と紙に書いたイラストを組み合わせた不思議なコマ撮りアニメーションなど、ユニークな作品の数々を閲覧する事が出来ます。
この映像はInteractive Fabricationが11月2日にリリースしたモデリングツール「Beautiful Modeler」の紹介映像です。
Beautiful ModelerはopenFrameworksで開発されたソフトウェアでiPadの傾きセンサーやマルチタッチ機能を活かしたモデリングを実現、メッシュはSTL形式でエクスポート可能で、映像では3Dプリンタを用いたランプが作例として紹介されています。
Beautiful Modelerは無料で公開されており、公式サイトではソースも公開。思い描いたモデリングを進めるにはかなりのスキルと熟練を必要としそうですが、アナログなモデリングでもりもり整えつつ謎の物体を作るのも非常に楽しそうではないでしょうか。
先日はローマにヨーロッパ初のゲーム専門美術館がオープン予定である事をお知らせしましたが、イギリスではゲームを体系的に捕らえアーカイブ化を行う計画が進められている模様です。
これは大英図書館のdigital preservationのスペシャリストPaul Wheatley氏が明らかにした物で、既に国際的なアーカイブを始めているイギリスのNational Videogame Archiveをベースにしたいと考えているとの事。
さらにWheatley氏は、このビデオゲームアーカイブにゲームタイトルだけでなくイギリスの30年に及ぶゲーム開発の歴史を保存する事も視野に入れており、ゲーム開発関連のドキュメントなども保蔵対象にしている事を示唆。氏が声を掛けた多くのビデオゲーム産業の現場では今も古い資料等が消え、或いは誰かのデスクの下で腐りつつあると、保護の重要性を投げかけています。
また、先週イギリスで開催されたゲームイベントGameCityではUKIEのMichael Rawlinson会長が、ゲームのアーカイブ化が郷愁としても有用であり、歴史とアーカイブをリンクさせる事が過去のゲーム開発者達の貢献に基づいたゲーム文化の理解を進める大きな助けになると、保存の重要性について説いています。
昨今、海外のゲーム産業周辺ではゲームを文化的なプロダクトと捕らえ、これまでに見られなかった体系的なアプローチやプロジェクトが多く見られる様になってきました。さらにイギリスではAPBの失敗で閉鎖となったRealtime Worldsの件に絡み、ゲーム開発を税制上の優遇措置で支援するべきだと主張する政治家が反対派とTVで論争する等、大きな取り組みが目立っています。
今も世界中から多くのリスペクトを集める日本のゲーム産業ですが、斜陽の声が強く叫ばれる国内に”楽しい”ゲームを前進させる推進力を持つ取り組みが登場する事はあるのか、そんな事をふと思わずに居られないニュースでした。
先日「Call of Duty」シリーズのプレイ映像をシリーズ順に並べ、シリーズの進化を見た目で判りやすくまとめたIGNの映像をご紹介しましたが、本日新たにシリーズのマルチプレイの様子を並べて比べた映像が公開されました。
シリーズ登場時から盛り込まれていたキルカメラ要素や、基本的に大きく変化していないながらも素晴らしくブラッシュアップされていくUIやゲーム性とボリューム感の進化には、Call of Dutyが良くも悪くもメジャーなシュータータイトルの代名詞となった要因が端々から感じられる興味深い映像となっています。
先ほどお知らせしたスピルバーグ監督とEAによるLMNOプロジェクト等、ゲーム開発の歴史の中で日の目を見る事のなかったコンテンツ特集が1UPにて行われており、LMNOに続いてGod of War IIIに採用されなかったコンテンツを映像で紹介しています。
映像にはGod of War IIIのディレクターStig Asmussen氏が登場し、”実にクールなキャラクターだった”と評価する”Ixion”(ロードウォーリアーズからインスパイアされたキャラクターとの事)の存在やリリース時に話題となったカットされたエンディングについても言及、ガイアとゼウス、クレイトスが登場する該当パートの様子が映像に収められています。
この映像は先日PSPでリリースされた”God of War: Ghost of Sparta”のローンチを祝い公開された物で、「God of War II」で採用されなかったアトランティスレベルの開発段階の映像がたっぷりと収められ、デザインスケッチと共に普段あまり目にする機会の無いレベルデザインの様子が確認出来る貴重な映像となっています。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。