Electronic Artsの第2四半期における決算報告会において、同社が過去のIPをいくつかリメイクするプランを用意している事を明らかにしました。またそのリメイクには同社の一世を風靡したFPSタイトルのMedal of Honorシリーズも含まれています。さらに以前からLinkedInの情報などから噂に挙がっていた2002年のアメリカとタリバンが衝突したアフガンを舞台にした近代戦のシリーズ最新作「Medal of Honor: Operation Anaconda」についても言及されています。
今回発表されたリメイクプランは以前お知らせしたBullfrog作品のリメイク、そしてかつての名作Road RashとWing Commanderのリメイクの事と思われます。しかしMoHシリーズも復活となれば、まだ隠し球があるのかもしれません。続報に期待です。
近年ビデオゲームの表現力が上がることにより、社会的な問題が様々噴出している様子がよく見られます。L4D2やBorderlands、そしてMW2等で見られたオーストラリアでのレーティング問題、ドイツでの規制の問題、日本ではアダルトゲームの表現が世界的に問題になった事もありました。さらに記憶に新しい所ではコナミがパブリッシャーとなってリリースが予定されていたイラク紛争を描いた「Six Days in Fallujah」が様々な社会的な批判を受けリリースが中止されました。
まさに明日リリースされるMW2でも空港の残虐なシーンの扱いなどまさに”今”の話題となるわけですが、海外のゲームに関する様々な社会的なトピックを扱うTalking About TheseのDaniel Floyd氏がこういった近年よく見られる問題について映像を作成して意見を述べています。映像では前述のSix Days in Fallujahを例にあげ経緯やニュース番組などでの討論、そしてコナミがリリースストップに至った状況なども細かく説明されています。なお、該当のFoxNewsの全編は公式サイトで公開されています。
氏はビデオゲームの表現力が上がったと共に既に作品性が上がってきている事も述べ、真実と言う物は憎しみやセクシャリティ、戦争、依存症、悲惨さ等そういったネガティブな物の先にある事もあるとしています。ビデオゲームがすでに生まれたての赤ん坊のようなメディアではなく、そういった物を描く事ができる成熟を迎えつつある事と世間一般の認識の温度差にこういった問題が噴出している様に思えます。映像でもゲームデベロッパは「ただゲームを作っているだけなのに……」といった表現も見られ、作り手側と消費者側、そしてその入れ物となる社会共通の問題であると言えそうです。ゲームも社会性や芸術性、そしてその影響力について良し悪しでは無く、それらを内包し対応していく事が求められる時代がそこまで近づいてきているという事でしょうか。
ドイツにある映像技術スタジオUrbanscreen社による、建物の壁に映像を投影してピンボールを楽しもう!という映像をご紹介します。アイデアを言葉で書くと単純ですが、その完成度と高い技術は並大抵の物ではありません。ゲームも左右のフリップを二人に別れて担当し足で蹴ったらティルトも出来るという楽しそうな物で多くの人が集まるイベントがとても盛り上がっている様子がうかがえます。
このピンボール作品は2007年に行われた物で、同社はそれ以降も壁を利用した映像の投影を様々行っており、2年間でその技術は既に別次元に進化しているようです。同社が公開している最新の作品では信じられないようなクオリティの錯視的な驚愕映像が見られます。平面な壁がぼっこぼこになる様子は必見です!
以前、住みたくないゲーム世界のトップテンをお届けしましたが、じゃあ住みやすいのはどこなんだよ!と考えたかどうか、はわかりませんが、海外で愉快な記事を色々まとめている情報サイトのcomedy.comが住みやすいゲーム世界のトップテンを発表しました。
住みたくない世界とダブったりしてる部分もありますが、ひとまず進めます。なお、かなーり書かれた方の偏ったチョイスになっているのでネタだと思って楽しんで下さい!
自然が美しい!それだけじゃないか……でも比較的平和な生き物が多い気がするので悪くないかもしれません。
Warner Bros.Entertainmentが10月26日にモータルコンバットシリーズに登場する米軍特殊部隊のセクシーな女性キャラクター「Sonya Blade」の名前を商標登録した事が明らかになりました。その登録内容は映画から携帯電話コンテンツ、グッズ商品、そしてビデオゲームも含まれています。
映画が最初にリストされており、ソニアが主人公となるモータルコンバットの映画が実現するのかもしれません。実現すればハリウッド映画かされた春麗の映画に対抗するような作品になるのでしょうか。ゲームも映画も詳細はまだ明らかになっていませんが、いずれアナウンスがあるのかもしれませんね。
国内でええええ!ショック!となる方がいらっしゃるかどうか……ちょっとわかりませんが、Nokiaが2003年にリリースし何度かのモデルチェンジも行われた携帯ゲームプラットフォームの「N-Gage」に関するサポートを既に行っていない事を発表しました。
以前doope!でお伝えした駄目な子ほど可愛らしい!愛すべき「最低なビデオゲームハードウェア」TOP10!!でも8位に輝いたN-Gage、iPhoneを先取りした携帯電話とゲーム機のハイブリッド機で電話する姿が滑稽な事この上ない、そしてNokiaの悪いところを全部凝縮したような、Nokiaなデザイン!ありとあらゆる事を盛り込んだけど肝心な所がかなり駄目だった残念で可愛い子です。
現在はまだサポートは終了された物の、Nokiaが運営するApp Store的なサービスであるOvi Storeにはアクセスが可能です。しかしこれも2010年9月からアクセス出来なくなる事も明らかにされています。やはりどの業界でも1位2位辺り以外はどれも死に体という事でしょうか。また一つ駄目で可愛らしい子が消えていく事となりました。
駄目ハード好きの方はぜひ壮絶な最後を遂げたGizmondoの顛末など、様々な悲哀が描かれた上記のトップ10記事の方も合わせてご一読される事をお勧めいたします。
HTC製のAndroid端末”HTC Magic”を利用して手作りのバーチャルリアリティーデバイスを作成した猛者が登場しま……した。なんか油性マジックでGUNDAMと書いたコスプレを思い出したのは気のせいだろうか。
HTC Magicは電子コンパス機能も持っているので、ぶっちゃけ貼っただけ!だけどやるんだよ!精神が大事です。しかしなんか微妙にニヤつきながら解説するのは本気で怖いので止めて頂きたい。
お口直しに先月Nokiaが提示した拡張現実の未来をご覧ください。こちらには素晴らしい未来が待っています。そしてみんなおしゃれ!
ウォーレン・スペクター氏の復活と共にお披露目も果たされたdoope!超期待の一作「Epic Mickey」、なんと同氏はEpic Mickeyのフランチャイズを視野に入れて精力的に動いて居る様子。先日お伝えしたロング・インタビューでも映画の話題が多くEpic Mickey以外のプロジェクトも色々と動いて居る様な話をしていましたが、なんとウォーレン・スペクター氏により本作の映画やコミック化が検討されているようです。
同氏はすでに次のステップに関するディスカッションを関係者達と行っているようで、「私の心の中では既にフランチャイズで固まっていて、これが当然の流れだと感じています。私たちはマリオとゼルダ、ラチェット&クランクの後を行くつもりです。」と述べています。
また、これらの計画は非常にリスクや規模も大きな物でまだ現実的な承認などは下されていないようですが、ウォーレン・スペクター氏はかなりやる気満々の様子で、「私が必ず成功するとは限りませんが、私たちは常に、”月を落とすような”気概で動いています」と発言しています。
さらに1UPのインタビューには初期にリークされたコンセプトアートと現在のテイストの差について質問され、ウォーレン・スペクター氏のクリエイティブのラインとディズニーのクリエイティブのラインの違いを埋めていく際に生まれたアートワーク達であった事を明かしています。あのスチームパンクなアートワーク達が今のポップなテイストの材料になっている事も改めて説明を加えながら、同時に「あのアートワークがゲームの為のものなのか、私はまだあれが”何か”とは言っていません」と述べています。
ああもうウォーレン・スペクター氏は毎日毎日そんなにファン達をほいほいさせてどうするつもりなのか……期待をするなと言う方が無理な話!どうか資金調達を勝ち取ってこの企画を進めていただきたいです。
ゲームを原作にした映画でも割と良作も見られる様になってきた近年ですが、相変わらず何でも映画にすりゃあ良いってもんじゃないだろう!という作品が多くを占めている事もまたどうしようもない事実です。最近ではKoFもなかなか激しいリメイクを果たして愉快な事になっていたのも記憶に新しい所。そんな中かねてから迷走していた鉄拳ハリウッド映画「Tekken」が完成!9月の時点でも迷走中だったようですが、完成したって大丈夫なのかそれ!
鉄拳の立ち上げ当初は監督や関係者の妄想だったのか、リン・シャオユウ役に栗山千明さんが!そして金城武氏も出演!あげくの果てに何を血迷ったかレイ・ウーロンにジャッキー・チェン、ポール・フェニックスになんとロン・パールマン!さらにファランにジェームス・フランコ!もう普通に考えて無理だろとしか言いようのない豪華すぎるキャストに怪しさ満載だった訳ですが、迷走から2ヶ月いきなり完成のニュースに一体どの様な解決を見たのかと言うと……
まず結論から言うと、丸ごと居ない!スルーしやがった!IMDbの登録内容を見ると、まずシャオユウは代役もなし、映画に居ません、いくら何でもポールは居ないと始まらないだろうと思いきや居ない!ポール居ない。レイ・ウーロンは……これもやっぱり居ない!あーファランは居なくても良いかな……居る!代役はHyun-kyoon Lee、誰だろう……キム・ギドク監督の作品に出ていた人らしい事は判りました。ミゲルにレイブンやクリスティまで居るのになぜ……で、なぜか聞いたことのないサファイアという女の子が増えていました。
という事で映画の中身がもちろんどうなのかはまだ判りませんが、一体どんな仕上がりになっているのか、むしろどんなカオスな事になっているのか、逆に楽しみになってきました。という事でハリウッド大作「Tekken」が完成!あちらでの公開は来年の3月の予定となっています。
今月カナダのビクトリアにおいて開催されたユーザーインターフェースと技術に関するイベントUIST 2009において、筋肉の電気反応により5本の指の圧力を測定、それによりデバイスをコントロールを行うという次世代の技術が発表されました。これはワシントン大学とトロント大学、そしてマイクロソフトの三者による研究で、映像ではデバイスコントロールの様々な利用シチュエーションを見る事が出来ます。
そしてその精度の高さを表す為に利用されたのがギターヒーロー、コントローラー無しに演奏するその様はまさしく”エア”ギターヒーロー!ゲームが出来る程の精度を出していると言うのはかなり凄い事なのではないでしょうか。しかしデバイスコントロールとしてこういった技術が利用され、ウェアラブルなコンピューターとモニターも併用できる時代になるのも本当にそう遠くない未来なのかもしれません、おそろしや。
米プリンストン大学の神経系の研究者David Tank氏がネイチャー氏に脳科学と神経科学に関する論文を発表しました。この研究では主に海馬における個別のニューロンとそれらの集合の関係性について論じられた物で、同氏はこの海馬でのニューロンの反応を得るためにハツカネズミをQuake2エンジンを用いて作られた3D迷路と、それを投影するシステム、そしてハツカネズミがとことこ歩けるトラックボールの様なシステムを作成、同氏はこれを”ミニIMAXシアター”と名付けています。
映像はそのハツカネズミ君がQuake2エンジンによる3D迷路をさまよう様子を収めた物で、ちゃんと壁にぶつからないように移動している事がわかります。ちなみに彼の海馬には1ミクロンのガラス管が差し込まれており、そこから塩水を注入しセルの電流を検知しているとの事。研究の内容は非常に難解な物ですが、映像のインパクトとハツカネズミ君の頑張りに思わず凄!となる興味深い映像でした。
ブルーラグーンやフィフス・エレメントの頃からいつまでも本当に可愛らしくて美人さんなミラ・ジョヴォヴィッチ、バイオハザード IIIの際の写真、と思いきやなんとフィギュア!もう超絶クオリティもいいとこ、どんな塗装したらこんなになるんだろう……。続きには全身からフェイスアップ、瞳に至るまでたっぷりとディティールを楽しめる写真も公開されています。本当に実物の写真かと見まごうようなクオリティに驚きです。
先月にはシリーズ最新作となる「スーパーストリートファイターIV」も発表され、お隣韓国出身のキャラクターも登場する事となったストリートファイターシリーズ。既にキャラクター数もかなりの人数となり大所帯なシリーズとなってきました。という事でGamesradarが歴代ファイター達の出身国を分布図にした壁紙(1920×1080)を制作、意外と忘れていた事や新しい発見があったり、眺めているだけでもかなり楽しい壁紙となっています。
オロ先生ブラジルの人だったのか…とか、そういえばダンは香港の人だった!とか、ああそういえばサガットの片目ってダンのお父さんにやられたんだった……とか。にょほにょほ笑うイングリッドおばあちゃんもしっかりリストに入っていて抜かりがない!Exシリーズとザ・ムービーが忘れ去られてるのが少しだけ残念ですが、むしろ入ってたら見た目に美しくないような気もするのでこれが正しいのかもしれません。
以前Electronic ArtsがBullfrog作品のリメイクにあたって商標登録を行い、さらにかつての名作Road RashとWing Commanderも同様に商標登録が行われたニュースをお伝えしました。開発も実際に進められているようで、Road Rashの初期ビルドのプレイ映像が登場しました。
Road Rashは90年代にEAからリリースされていたバイクレースのシリーズ作品で、国内でもローカライズされていたので、憶えていらっしゃる方も多いかもしれません。バイオレンスでクレイジーなレースが特徴のシリーズでしたが、そのテイストはリメイクでもしっかり受け継がれており、モーションが素晴らしく進化していて、まだ開発途中ながらも大迫力のRoad Rashらしい展開となっています。
このリメイクを手掛けているプロデューサーのRandy Breen氏によると、モーションキャプチャーには1万ドルのドゥカティを使用しており、なんとこのドゥカティを実際にクラッシュさせたモーションをキャプチャーしたとの事……なんちゅう事するんだ。という事で製品バージョンではこのモーションを活かしたクラッシュシーンが見られるとの事です。映像からも解るように、かなり楽しそうなプレイが出来そうで今から登場が楽しみです。
今回のリメイクの動きで商標登録が確認されたタイトルはこの他にダンジョン・キーパー、ポピュラス、テーマパーク、そしてウイングコマンダーとなっています。こちらもいずれ具体的な動きが出てくるのか、続報に注目です!
Ubisoft Montrealスタジオが開発中の大作「Assassin’s Creed II」、前作に引き続き内製のAnvil engineを使用して使われています。前作のAssassin’s Creedでの採用に始まり、昨年末のPrince of Persiaでも採用、そして同時期のShaun White Snowboardingと経てAnvil engineタイトルとしてAssassin’s Creed IIは4作目のタイトルとなります。
これらの開発を経てAnvil engineもかなり手が入れられ強化がされているようで、Developに技術的な新要素について、Assassin’s Creed IIのプロデューサーを務めるSebastien Puel氏へのインタビューが掲載されました。
強化されたAnvil engineではNPCのAIも前作よりもかなり優秀になり、新しく導入されたチェイスミッションなどではエジオと同様にパルクール的な動きで逃げ回るNPCを確認する事ができます。
ゲーム内では昼夜のサイクルもサポートされ、オープンワールドに対応するための強化や、遠景描写も描写距離が格段に大きな物になっています。さらにレンダリングについても多く改良が施され、ライティングや反射、エフェクト関係も強化されています。これによりヴェニスの特殊な証明からカラフルなカーニバルまで多用な地形を魅力的に演出する事が可能になったそうです。
さらにクロスシミュレータも強化されており、今作では多くのキャラクターに対して広範囲に使用されています。樹木の描画にはミドルウェアである”real tree”を使用、さらに今作ではプロシージャル生成で話題になったFar Cry 2のエンジンで使用された、植物生成の技術がAnvil engineに統合されています。Ubisoft内での別チームとの横の繋がりと知識の共有がこういった融合を可能にしたとSebastien Puel氏は語っています。
インタビュー内では最近強くプッシュされているAssassin’s Creed IIのシナリオやミッションの多様性についても触れられており、前作のように似たミッションの繰り返しはもう無く、バリエーション豊かな暗殺のシチュエーションにプレイヤーは何度も驚く事になると力強く主張されていました。
数ある年末商戦の大作達の中でも御三家として大きな注目を集めているAssassin’s Creed IIは、北米で11月17日、EUでは11月20日にリリースされる予定で、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360となっています。
Henrik WahlstromとMax Wergelからなる二人のテクノユニットWahlstrom & Valiantが歌う「2 Button Love」、ボタンいっぱいあってややこしいんじゃあ!とばかりに2ボタンのSNESへの愛を一杯に満たした素晴らしい楽曲に仕上がっています。サビのNINTENDO ENTERTAINMENT SYSTEMが本当に素敵!
映像の方も脱力8bitな荒いドット絵で、よくぞここまでと思うほど表情豊かに描かれています。なぜかファレリー兄弟の”ふたりにクギづけ”状態になっているWahlstromとValiantの不思議なテイスト?も混じり合って一筋縄ではいかない不思議映像を楽しむ事ができます。
昨年末にはゲーム性やアートワークなど大きく生まれ変わり、今年は映画も予定されているPrince of Persiaシリーズですが、生みの親であるJordan Mechner氏により同シリーズの新タイトル「Prince of Persia: The Forgotten Sands」が商標登録された事が発見されました。
1984年に発売されたカラテカを生み出した開発者でもあるJordan Mechner氏は長年Prince of Persiaシリーズに携わっていましたが、2003年にリリースされた「Prince of Persia: The Sands of Time」以来製作には関わっていませんでした。今回発見されたタイトルは映画の公開に関連してリリースされるのでは無いかと噂されています。すでにMechner氏とUbiからのオフィシャルなコメントも出されているようで、近くアナウンスが行われるのではないでしょうか。
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