アメリカの調査会社NPDが”Gamer Segmentation 2010″と呼ばれるゲームプレイヤーに関する新しい調査結果を報告しました。この研究から最もゲームを熱中してプレイするゲーマー層が一週間あたり48.5時間をプレイに費やしている事が明らかになりました。これは1日平均約7時間のプレイを行っている事を意味します。なお、全体の平均プレイ時間は週に13時間との事。
これは3年間に渡って調査されている物で、18.872人の回答者から得られたデータを元に作成されています。NPDはゲーマーを以下のような7セグメントに分類し、分析を進めています。
- Extreme Gamers:極端なゲーマー
- Avid PC Gamers:熱心なPCゲーマー
- Heavy Portable Gamers:ヘビーな携帯ゲーマー
- Console Gamers:コンソールゲーマー
- Online PC Gamers:オンラインPCゲーマー
- Offline PC Gamers:オフラインPCゲーマー
- Secondary Gamers:ゲーマー予備軍
調査では各プラットフォームのプレイ時間も集計されており、前年の結果に比べてコンソールゲームは9%増加、PCゲームは6%増加、しかし携帯ゲームのプレイ時間は16%も減少している事が明らかになっています。さらにゲーマーの平均年齢は昨年の調査結果よりも1歳増え、32歳となった事が記されています。
さらに極端なゲーマーとオフラインPCゲーマーの数はそれぞれ全体の11%と8%を占めており、なんとこの両セグメントの平均年齢は42歳との事。なるほど……ちょっと納得が。自分のセグメントとプレイ時間を見つめてみるよい機会かもしれません。
Blizzardは現在StarCraft II三部作とDiablo III、そして新生Battle.net、さらに未発表のMMOタイトルの開発を進めている事が知られています。10月に行われる今年のBlizzConはDiablo IIIの最後のクラスと、この未発表新作の発表が最大の見所と期待されていますが、珍しく未発表タイトルに関する情報が登場しました。
Blizzardで製品開発のVPを務めるFrank Pearce氏が、この新しいMMOがこれまでのタイトルと関連のあるタイトルでは無い事を明言しました。Pearce氏は、新作について既存フランチャイズと何かを共有している箇所は少しも無く、これが新たな世界観を持った完全な新作である事を発言しています。
大成功を収めた前作Batman: Arkham Asylum、その要因の1つとしてスターウォーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが演じるジョーカーの素晴らしさがあった事は間違いありません。そんなマーク・ハミルがIGNのインタビューに応じ、ジョーカーを演じるのは今回が最後だと語りました。マーク・ハミルは今回の参加についてもかなり腰が重かったようですが、その理由に高い評価を得ているオリジナルのArkham Asylumを越える事が出来ない事が挙げられています。
今作以降でマーク・ハミルが降板する事はRocksteadyも折り込み済みの様で、海外では今作でジョーカーが死ぬのではないか等の噂も聞かれる様になっています。ただ原作の流れを考えればジョーカーを物語の中で死なせるというのは設定上かなり難しく本作の本筋にも大きく影響を与える要素である事は間違い無さそうです。この辺りの事情も含め、今作がどのような物語になるのか、続報が非常に気になります。
しかし、92年のアニメ版以来長きに渡ってジョーカーを演じてきたマーク・ハミル以外に適役など存在するはずもなく……なんとか考え直して続投して欲しい所です。
当サイトが愛してやまないラビッツ達やレイマンを産み出し、そして現在は”Beyond Good and Evil 2″の開発を進めているとされていたMichel Ancel氏、先日の会計報告などでもラビッツの話が聞かれず寂しい思いをしていましたが、なんとMichel Ancel氏がUbisoftのMontpellierスタジオを去ったとの噂が聞こえてきました。
これに伴い期待の続編”Beyond Good and Evil 2″の開発が中断、もしくは完全にキャンセルになったかもしれないとの事。どうやらAncel氏はよりクラシカルなスタイルのゲームに関心を示しているそうで、新しいスタジオを立ち上げるかもしれないとの情報も伝えられています。
ラビッツ達がどうなってしまうのか……公式なアナウンスが待たれる所です。
この写真は海外のコスプレイヤーZamsJournal氏のマスターチーフのコスプレ、なんというか凄すぎて思わず笑いが出るレベルのハイクオリティ!2009年に始めたこのマスターチーフのコスプレは思い入れの強さからか、すでにオリジナルの設定を持ったスパルタンの一人としてUNSCの所属や階級、スパルタンのタグナンバーなどもしっかり設定したGixxer 85として新しい命が吹き込まれています。よく訓練された中二病が素敵である事の見本であるようなZamsJournal氏、恐れ入りました。
もしトニー・スタークが赤ちゃんになったら……ってなるかぁ!という話ですが、一瞬オフィシャル?とも思える様なハイクオリティでこれを実現したパロディ映像が登場しました。スーツを着込み空を飛び、バックスバニーの着ぐるみと戦うIron Babyの姿はほんとに映画で見たまんま!凄い!
ちなみにこのパロディ映像の監督はカナダの映画製作者Patrick Boivin氏、主演の赤ちゃんはBoivin氏の娘!ほんとに自分の娘が可愛くて可愛くて仕方ないんだろうなぁ……。で、アイアンマンスーツなど3D映像の制作が娘の叔父さんにあたるアーティストのstrob氏、身内で固めてこの超クオリティ……恐るべし。
以前マイクロソフトでスタジオマネジャーを務めていたScot Bayless氏がXbox 360に登場するモーションコントロールシステム「Project Natal」が失敗するだろうと発言しました。
Bayless氏はNatalがXbox 360に統合されない事を問題視しており、周辺機器である事が消費者の基盤を分割し、デベロッパをうんざりさせる事になると判断、ゲームプレイはばらばらになり、開発者の意欲を大きく失わせ、多くの商機をも失う事になる旨を発言しています。なお、Bayless氏はElectronic ArtsやMidway、カプコン等で管理職を務めてきた人物との事です。
確かにBayless氏の意見が全く心配無い問題とは言えなくもありませんが、ユーザーの分断についてはMoveも同じ問題を内包しています。この辺りの今後の普及やそれぞれのシェアについては、モーションコントロールを元より統合しているWiiのコンテンツとの比較など含め、興味深い要素となりそうです。
さらにE3で正式発表されると囁かれるProject Natalの正式名称が”Wave”になるとの噂が聞こえてきました。これはNowGamerが伝えた物で、マイクロソフトに近い情報筋から手に入れたとの事。
なお、CVGでは6ヶ月の調査期間を終えたマイクロソフトが4月にとうとう正式名称を決定したとの話も伝えられています。さらにEdge誌はNatalの価格が149ドルになり、マイクロソフトが10月26日のローンチを予定していると報じて居ます。
様々な噂や憶測が飛び交うNatalの真実は、現地時間の6月13日にシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスが行われる大々的なお披露目イベントを待つしかなさそうです。
昨年10月にVG247がNaughty DogのEvan Wells氏に行ったインタビューで携帯機での開発に大きく興味を示す発言をしていましたが、もしかするとその計画は現実に進められているかもしれません。
これは以前Naughty Dogでシニアプログラマーを務め、現在はRebellionに移籍しているBen Weston氏のLinkedinからUncharted: Drake’s Fortuneと並んでNaughty Dogの未発表PSPアクションゲームの記載が発見された物。
3月に行われたGDCでWells氏は携帯様ゲームを作るのはファンタスティックだと発言、但しパートナーが必要だと予算の事を気にしていた様ですが、Uncharted 2で大成功を収めたドレイクの新しい冒険を待っているファンは世界中に存在します。E3など大型イベントもそろそろ本格化する時期、そろそろ何か新しい動きが見えてくる事に期待したい所ですね。
大好評の中ベータテストが終わり、キュートなサンキュー映像が公開された「Halo: Reach」ですが、Bungieのコミュニティマネージャーを務めるBrian Jarrard氏がベータテストの統計などについて触れ、最もベータを長く遊んだプレイヤーのプレイ時間が198時間である事を明かしました。
ベータテストは3日から開催され20日に終わった事から、このプレイヤーはなんと一日平均12時間プレイしていた計算になります。恐るべし!
なお今回のベータテストでは270万人のユニークユーザーが11億人をキルし、ネットには140万の動画とスクリーンショットがアップロードされた事が明らかにされています。想像がつかない……。
連日様々な情報をお伝えしているTreyarchの最新作「Call of Duty: Black Ops」、先日Treyarchでコミュニティ向けのプレビューイベントが行われ、その情報が28日(日本では29日か)に解禁される事になります。まだ、イベントで何が行われたのか明らかではありませんが、会場であるTreyarch本社への道のりから、何やら雰囲気抜群なイベント会場までの様子が納められた非公式のティザー映像が登場しました。ああ楽しそう……。
なお、このイベントは昨晩お知らせした暗号解析の内容とも連動しており、このイベントから新しい展開が起こる事になりますので、そちらの意味で気になる方も一度目にしておいた方が後の楽しみが増えるかもしれません。
先日はダンテやフェリシア、デッドプールさんの参戦も明らかになったvsシリーズ最新作「Marvel vs. Capcom 3」ですが、これまでプレイ画面の公式なスクリーンショットが無く、海外情報紙の特集などから登場したイメージが各所で散見されていました。
そんな中Capcom-Unityが幅2560ピクセルの超高解像度スクリーンショットを大量に公開、これまで細部まで確認できなかったキャラクター達のディテールがたっぷりと楽しめる様になりました。
これまでのスキャンイメージからモデリングやデザインに不安の声もちらほら聞かれていましたが、今回のスクリーンショットを見れば一目瞭然、素晴らしいクオリティである事が見て取れます。
この図は海外のゲームサイトJon Radoff’s Internet Wonderlandが公開した、ソーシャルゲームの歴史を分かりやすくまとめた物です。この図には古代ペルシャやエジプト、古代ローマなどから発祥した各種のボードゲームや現在のスポーツに繋がる物などが、どういった流れで現在のゲーム業界で隆盛を極めるソーシャルゲームへと発展していったか、その流れが記されています。
古くはチェスやバックギャモン、サイコロ、そしてポロシャツの語源でもしられる騎乗し玉を打つスポーツ”ポロ”などから、DoomやDiablo、Everquest、マジック:ザ・ギャザリングなど近代の物まで代表的な物がどういった相関関係にあるか、非常に興味深い流れが記されており、少し調べながらこの図の流れを追うだけでも読み応えがあり、新しい発見も多く見つかる楽しい歴史の勉強になりそうです。
昨晩Guerilla Gamesがサンフランシスコで「Killzone 3」のデモイベントを開催しました。GuerillaのディレクターHermen Hulst氏が登場したこのイベントの中から、本作に関する幾つかの新しい情報が明らかになっています。
今回のイベントでは”Frozen Shores”と呼ばれるレベルのデモプレイが行われ、ヘルガーンを調査する事が目的のレベルであった様です。前作ではほとんどが都市環境の中で描かれましたが、今作では荒れ地からジャングル、さらに北極の海など、バリエーション豊かなステージでプレイが楽しめるようになっています。
Hulst氏は今作のこういったゲーム環境の全てが”新しいプレイスタイル”を提示すると発言しています。さらにこれまで線形だったゲームデザインに対し、今作では複数の経路を用意する事でこれまでの伝えられてきた前作の10倍にも及ぶレベルのサイズが実現された事を明らかにしています。
また、デモの中にはヘルガストの巨大な油田装置がプレイヤーのドロップシップに搭載されたタレットで崩壊し北極の海に崩れ落ちるようなシネマティックな演出が見られた事が記されています。
さらにデモの終わりでは今作で登場する”brutal melee system”(残忍なキルムーブの近接戦闘システム)が確認できるシーンが登場したとの事で、ISA戦士がフロアに横たわったヘルガスト兵に対して頭部をブーツで踏みつけ射殺するシーンなどが見られた模様です。
Hulst氏は今作のストリーミング技術が前作に比べはるかに改善された事を述べ、前作で見られたロードによるひっかかりが今作では見られなくなった事を明かしています。また今作に採用される新技術として”depth of field audio”(被写界深度オーディオ)が挙げられており、詳細は語られていませんがドップラー効果による音程の変化などがシミュレートされるのでしょうか。
この映像はAlex Varanse氏が製作したビデオゲームをモチーフにしたストップモーションアニメ”my desk is 8-bit”です。その内容は見ていただければ一目瞭然、素晴らしく可愛らしいデザインの8bitシューティングゲームが机の上でまるで生きているかの様に滑らかに動いています。ストップモーションなのに!
8ビット感溢れるチープさと手作り感、そして考えただけで気が遠くなるような執拗な作業量で実現されたこの映像作品、賞賛する意味でマジ○チ!としか言いようのないクオリティだと言えそうです。すごい……。
今週の土曜にFoxで放映される事が明らかになった「Red Dead Redemption」の短編映像作品のトレイラーが登場しました。この短編フィルムは日本でこの夏公開予定のヴィゴ・モーテンセンが主演する映画「ザ・ロード」のジョン・ヒルコート監督が製作を手掛けており、インゲームの映像を使って作られる事がアナウンスされています。
公開された映像は確かに面白そう!なんですが、もうこれまでの映像で何度も見慣れた映像で構成され、ポスプロ処理も無く、インゲームの映像をそのまま使用した内容になっています。Rockstarではこの短編映像で主人公マーストンの人間性を再創造すると話しており、本編はもっと豊かな物になっている!はずと信じたい所です。ヒルコート監督のまとわりつくようなねっとりした空気感がRed Dead Redemptionと溶け合えば相当に魅力的な物になると思うのですが、土曜日の本放送に期待!といった所でしょうか。
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