Modern Warfare 2の記録を大幅に超え、史上最大のローンチを実現した「Call of Duty: Black Ops」ですが、現在昨日お知らせしたキューバからの強い批判や、アメリカ国内での退役軍人からの批判など、社会的な問題点も登場し始めており、同時にゲーム内のプレイに関する問題も様々明らかになり始めています。
現在PC版では大きなラグや細かいフリーズによる所謂”ひっかかり”がかなりの頻度で発生する状況が続いており、単なるスペック不足により起こる問題ではない事が世界中のPCユーザーから報告されています。cfgファイルの調整等でいくらか軽減は出来るものの、PC版の最適化が十分に行われていない状態にある事は間違いない模様です。
なお、この原因について現在はサーバ側の問題だけでは無く、PC側のリソース問題である可能性が指摘されており、高いCPU使用率と併せて発生するメモリリークや、マルチスレッド処理などに原因がある事などが報じられています。
すでに問題はTreyarchも認識しており、マルチプレイデザインディレクターのDavid Vonderhaar氏やお馴染みJosh Olin氏もこれについて言及しており、既にパッチの準備が進められている事が明かされています。
すでに膨大な数のプレイヤー達が楽しんでいるマルチプレイですが、プレイヤーの母数が多い事もあり相当数のバグや悪用可能なグリッチが登場、大きな問題となっていますが、すでに幾人かのプレイヤーがマルチプレイのハックに成功した事も報告が行われており、今後増えるであろうチートへの早急な対応が求められています。
David Vonderhaar氏は重度の問題に関する修正を用意する事を明言していますが、このグリッチやチートを動画サイトやネットのコミュニティ上で広めるべきでは無いとも語っており、チーターやグリッチ利用者に対する批判を激しい口調で述べています。
FPSや解像度、Ben Hack氏も協力するラグ解析でお馴染みの”digitalfoundry”がCall of Duty: Black OpsのXbox 360とPS3のフレームレートや解像度の違いを解析、ここではPS3版の最適化についていくつかの問題が明らかになっています。なお、解析内容に入る前にこの内容はあくまで技術的な事象にスポットを当てる物で、Black Opsのゲーム性に強く影響する物では無い事を記しておきます。
まずdigitalfoundryのピクセル解析では、Black Opsの解像度はフレームレートの担保を優先、Xbox 360とPS3共にサブHDとなっており、Xbox 360は1040×608サイズの2x MSAA、PS3では960×544サイズの2x MSAAと分析、近年のCoDタイトルが両プラットフォームとも1040×600前後の2x MSAAだった事を鑑みると、PS3への最適化に問題がある事が判ります。(※ 参考リンク:digitalfoundryによる同カットシーンを並べた比較映像)
さらにフレームレートは両プラットフォームとも60フレーム/秒をベースにしているものの、同一シーンでのフレームレートの落ち込みはPS3版の方が大きくなっており、後述の解析映像でもフレームレートの維持に差がある事が明確に見て取れ、解像度の件も含めて技術的な面では残念ながら退化と言える状況にある事が判ります。(※ 参考リンク:digitalfoundryによるフレームレート比較映像その1、比較映像その2)
また、digitalfoundryはこの他にPS3版での影生成に関する問題や、両機種が対応した3D立体視対応に関するフレームレートの問題についても言及しています。
上記の様な問題が山積するCall of Duty: Black Opsですが、母数の多さに比例し問題も重大さを増しており、これまでユーザーの意見を取り入れる事や、頻度の高い丁寧なパッチや改善を続けてきた事で知られるTreyarchの腕の見せ所といった所でしょうか。まずはグリッチやハックへの対処、そしてネットワーク絡みの問題の早急な対応に期待です。
昨日はVGChartzが「Call of Duty: Black Ops」の初日セールスを700万本と予想した事をお知らせしましたが、昨晩Activisionが北米とイギリスでの初日販売が約560万セールスに到達し、3億6000万ドルの売上げとなった事をプレスリリースにて発表しました。
これまで多くのアナリスト達がModern Warfare 2のセールス記録を越える事は無いと予想し、先日にはActivision自身がModern Warfare 2を20%程度下回るだろうとの見解を発表していましたが、結果として北米とイギリスだけでこれまでの記録をはるかに超えるセールスとなり、Infinity Wardの騒動当時に”Call of Dutyシリーズは終わった”とも揶揄されたフランチャイズの威光をTreyarchが見事に上書きした結果となりました。
これにより、Call of Duty: Black OpsのローンチはアバターやHalo: Reach、Modern Warfare 2といった巨大なエンターテインメントローンチを超え、史上最大の記録を樹立、今後カナダ(現在35万との推定値がVGChartzにより発表)やイギリス以外のヨーロッパ各国でのセールス、そして注目度の高いプロモーションが開始された国内でのセールスを含め、どこまでこの初日記録を伸ばす事になるのか、今後の動向に期待が高まります。おめでとうTreyarch!
日本を除く世界各国でのローンチを遂に迎えた「Call of Duty: Black Ops」、海外ではローンチ初日を終え、セールス規模に関するニュースも登場し始めており、どうやらとんでもないセールスを達成したのではないかとの予想も登場しています。
そんな中、様々なタイトルやハードウェアの販売データなどを集計しているVGChartzが初日セールスの推定値を発表、なんとModern Warfare 2の持つ初日470万本の記録を大幅に更新する初日700万セールスと予想している事を明かしています。
VGChartzは根拠としてXbox Liveに400万ユーザーが接続したとの報告があった事、そしてPSNもそれに近い数字を表しているとの予想に依拠している旨を記していますが、併せて記載されている販売エリア別の内訳や各プラットフォームの割合の計算は700万に合わない内容となっており、真偽の程が気になる所。
歴史的な初日セールス記録を持つModern Warfare 2を200万本以上も上回る販売が現実的に起こりえるのか、あまりにも想像を超える数値に疑問を感じる所ですが、これが事実なら史上最大のローンチとなる事は間違い無く、Activisionによる正式な発表が待たれます。
世界各地で開催された大盛況のローンチイベントと共に発売を迎えた「Call of Duty: Black Ops」ですが、海外情報サイトのVarietyがCall of Duty: Black Opsの初日登録ユーザーが500万に達したと報じました。
この情報はVarietyがActivisionから得たインサイダー情報との事で、真偽の程は不明ですがこの500万ユーザー登録の情報を元にCall of Duty: Black Opsの初日セールスがModern Warfare 2が持つ470万本の記録を抜いたのではないかとの推測も記されています。
いずれセールスデータに関する情報も正式な物が明らかになり次第、改めてお知らせします。
ついにローンチを迎えた「Call of Duty: Black Ops」、昨日お知らせした各地のイベントの様子など世界中で熱狂の渦を巻き起こした今回のローンチをBungieがお祝い。どうやらActivisionから大量にBlack Opsの製品版が送られて来た模様で「Treyarchおめでとう!」との言葉と共に、キュートなスパルタンと一緒に映った”ケアパッケージ”のイメージが公開されました。
またInfinity Wardのお馴染みRobert Bowling氏もBlack Opsのローンチをお祝い、ゴーストは休憩を楽しんでるよと愉快なダンス映像を紹介しています。
世界中で開催されるローンチイベントに盛り上がる「Call of Duty: Black Ops」ですが、ローンチを迎えいよいよ大手海外サイトのレビューも解禁、様々なサイトから現在続々とレビューが登場しています。内容については改めてお知らせするとして一先ず各サイトのレビュースコアとレビュー記事へのリンクを掲載します。なお、新たなレビューが登場した場合はこの記事とサイドバーのレビュー記事速報にて随時追加致します。
現在ざっくりと各所のレビューを見た所、スコアは両手を上げて高評価!といった様子では無く、Treyarchの意欲的な大量の改善や豊富なゲームモードが評価されると共に、グラフィック面での進化の少なさや、Modern Warfare 2との類似性(評価によってはModern Warfare 2.5的とも)が問題視されている事が見受けられます。
- Eurogamer :8/10
- Joystiq :4/5
- Games.On.Net :4.5/5
- Gamekult (French) :7/10
- USA Today :4/4
- JVN (French) :18/20
- GiantBomb :4/5
- Kotaku :No score
- CVG :9.3/10
- IGN UK :8.5/10
- IGN US :8.5/10
- Exophase :No score
- GameReactor :9/10
- OPM UK (via KingPS3) :9.4/10
- The Guardian :5/5
- 1UP :A-
- GameTrailers :9.3/10
- Videogamer :9/10
- GameInformer :9/10
- Tweakers :9.5/10
- Eurogamer.cz (Czech) :8/10
- Metro :9/10
- Multiplayer (Italian) :9.4/10
- TVG :9/10
- Jeauxactu (French) :17/20
いよいよ世界中でローンチを迎える「Call of Duty: Black Ops」、イギリスではピンク・フロイドのアルバム”Animals”のジャケットで知られるイギリスのバタシー発電所跡でローンチイベントが開催されました。
会場には多くのセレブ達が集まり、発電所の煙突に投影されたカウントダウンでローンチを迎え、マルチプレイトーナメントやTreyarchとのFAQセッション、セレブ達が参加するトーナメント等多くの企画が催されました。
あと数時間後には北米での大規模な深夜販売も始まる訳ですが、今回はイギリスを始め、イタリア、ドイツ、ノルウェーで開催されたローンチイベントの様子をお届け。たった一本のゲームの発売がこのような大きなイベントとなる現実には、黄金時代に入ったとも言われる昨今の海外ゲーム産業の興味深い側面が現れていると言えます。国別にまとめたローンチに絡む様子は以下からご確認下さい。
前述のイギリスイベントの様子は一先ず以下の楽しそうなイメージから雰囲気を感じていただくとして、イベントから一夜明けたイギリスでは国営放送局であるBBCの朝のニュース番組”BBC Breakfast”にてCall of Duty: Black Opsのローンチを報道、技術コメンテータも登場しBlack Opsのゲーム性のみならずビジネス的な側面にもスポットを当て取り上げています。
またイギリスの深夜販売は店舗も大盛り上がりで、GAMEやHMVでは限定のBlack OpsTシャツをプレゼント、上記の映像では店舗での深夜販売にも多くの報道陣が駆けつけ、みんなが楽しくてたまらない雰囲気でファンの歓声に溢れる店舗の様子が収められています。
なお、バタシー発電所でのイベントの様子は以下のイメージからご確認下さい。
今朝方イギリスのBattersea火力発電所で行われたど派手なローンチイベントを始めスペインやニュージーランドのイベントも無事終了、いよいよ北米での発売解禁も始まる「Call of Duty: Black Ops」のローンチ規模に世界中の注目が集まっています。
先ほどVGChartz系列の情報サイトGamrFeedではCall of Duty: Black Opsのプレオーダーが北米で280万本、ヨーロッパを含むその他地域で170万本に達し、Modern Warfare 2とほぼ同等の規模になったと発表しました。(※ 参考リンク:VGChartzのBlack Ops予約数変遷詳細記事)
また、北米の巨大小売チェーンGameStopの予約数も先週金曜の時点でGameStop史上最大の予約数になったと、上級VPを務めるBob McKenzie氏がEurogamerに語っています。
先日行われたActivisionの四半期会計報告に伴い、最新のファイナンシャルガイダンスリポートをActivisionがリリース、その中でCall of Duty: Black OpsのセールスがModern Warfare 2に達しないとの予想が記載されている事が明らかになりました。
このリポートを担当した調査会社Cowen & CompanyのアナリストDoug Creutz氏は、Q3会計報告内にてBlack Opsの予約数がModern Warfare 2を超える動きを示している事に反して、セールスはModern Warfare 2の記録を10%程下回るだろうと予想。加えてActivisionのマネジメントはより保守的なスタンスを取っていると述べ、Activisionが氏の予想をさらに上回る20%の減少を予測している事が記されています。
なお、前作Modern Warfare 2は初日販売が470万本、売上げは4億100万ドルに達するという怪物的な記録を持っています。このInfinity Wardの偉業にTreyarchがどういう結果を出すことになるか、ローンチイベントの熱狂振りに比べて経営視点で冷静な判断を下すActivisionの分析が気になる所ですが、前述の好調な予約も含めこれから始まるローンチの動向に注目です。
明日ローンチを迎える「Call of Duty: Black Ops」、Modern Warfare 2の記録を抜くか否かとローンチも大きな盛り上がりを見せています。そんなBlack Opsのレビューが各所より登場し始めました。
レビューの詳細や概要については改めて記事でまとめてお知らせしますが、一先ず速報的にサイドバーにて海外サイトのレビュー記事とスコアの一覧を掲載する事としました。新たなレビューが登場次第随時更新いたしますので、購入やプレイのご参考にどうぞ。
昨日サンタモニカ空港で開催された「Call of Duty: Black Ops」のローンチイベントはオープニングアクトをメタリカが務める等、Activisionらしいど派手なイベントとなりました。そんなイベントの様子をまとめた映像がようやく登場、大量のセレブ達と共にメタリカのメンバー達、さらにはBobby Kotick氏も姿を現し、会場の異様な熱狂が収められています。
さらに会場では空軍、陸軍、沿岸警備隊、海兵隊、海軍、州兵に所属するCoDシリーズファンのアメリカ軍兵士達がそれぞれ6つをグループが結成しBlack Opsのマルチプレイトーナメントが開催、そのトーナメントの様子も映像には収められており、Activision自身が設立した退役軍人への福祉団体CODEへの寄付や後述のBobby Kotick氏の発言など、アメリカ軍との親和性を強調するActivisionの姿勢が強く表れています。
ローンチイベントに登場したActivision BlizzardのボスBobby Kotick氏は退役軍人達に対し100万ドルの寄付を発表、そして「Call of Dutyは”敬意”」だと明言、続けてCall of Dutyは勇気と献身、そして世界におけるアメリカとアメリカ国民の自由を守護する為に犠牲となった人々への捧げ物であると語りました。
そしてCall of Duty: Black Opsがこれまでの歴史で最も大きなエンターテイメントローンチになるポテンシャルを秘めていると強調しました。また氏はActivisionのQ3会計においてBlack Opsが5100万ドルの利益をもたらすとも語っています。
さらにActivisionのCFOを務めるThomas Tippl氏は近年の娯楽プロバイダ達がより短くなる消費スピードや引き留められない顧客の問題などコンテンツ消費の問題を抱えている事を指摘し、Call of DutyフランチャイズはModern Warfare 2のセールスにも見られる様により長い成長カーブを持っている事をアピールしています。
Call of Duty: Black OpsではModern Warfare 2と同様にMad CatzからBlack Ops仕様の周辺機器があれやこれやとリリースされる事は既にお知らせ済みですが、その中にはゲーミング用メガネも含まれており、正直あまりの斜め上さに驚いたものの詳細は明らかにされていませんでした。
昨日ついにこのBlack Opsのプロゲーミングメガネの詳細が登場、70年代風なちょっと懐かしめのフォルムにUSBメモリのドッグタグも付属、発表時に含まれていたマイク機能はどうやら含まれていない模様です。
なお、このメガネはGUNNAR Optiks i-AMPRレンズを採用しており、装着すると画面のコントラストが増加、映像のディテールを光学的に向上させる事でより正確なプレイを補足する物だとの事。本当にこんなので強くなるとは1mmも思えない上にこれを掛けてプレイしている様はとてもじゃないが人に見られたくない!という訳で羞恥系ネタアイテムとしてのポテンシャルは類を見ない程に大きい……と思います。
Call of Duty: Black Opsの公式Facebookにてイギリスでのローンチイベントが11月8日に開催される事が明らかになりました。案内に公開されたイメージには、なんとピンク・フロイドのAnimalsのジャケットで知られるテムズ川沿いに聳え立つBattersea火力発電所跡にて行われる事が記載。どうやらイギリスのローンチイベントもアメリカに負けず劣らず盛大な物となりそうです。
ローンチを控え北米では8日深夜からの販売についてもアナウンスが登場し始めています。GameStopの4400店舗が午後9:30分にオープンする事を発表、GameStopの上級VPを務めるBob McKenzie氏はGameStopが深夜販売の為に開店するこの数がCall of Duty: Black Opsが2010年を代表するゲームである事実を証明していると述べ、Call of Duty: Black Opsの存在自体が今年最大のゲームイベントとなるだけでなく、GameStop史上最大のローンチにもなるだろうと語っています。
また、Best Buyは700店舗で深夜販売を午後10時から開催、Call of Duty: Black Opsを3D立体視で楽しむ為の3Dホームシアター関係の商品なども併せてセールを行うとの事。
これらに加えて元々24時間営業のWal-Martも存在しており、いずれ恐ろしい規模の深夜販売となる事は間違い無さそうです。
さらにTreyarchはGoogleマップを利用した販売店の検索システムを発表、Zipコードを入力するだけでCall of Duty: Black Opsが購入できるGameStop、Best Buy、Wal-Martの店舗が案内される便利なサービスとなっています。国内では関係ないのが悲しい現実ですが、これもCall of Duty: Black Opsのローンチの巨大さを物語る様なプロモーションだと言えそうです。
これまでお知らせしたローンチイベントや販売規模等の大きさは相当な物で、ビジネス的な側面から見た場合にはCall of Duty: Black OpsのローンチがModern Warfare 2の記録を塗り替えるか否かが、やはり今後の大きなポイントとなる事は間違いありません。
そんな中、Janco Partnersの経済アナリストMike Hickey氏がCall of Duty: Black Opsのローンチ規模について、Black OpsがQ4の期間中に世界で1800万本以上を売上げ、8億1800万ドル以上の売上げを生み出すだろうと発言しました。
なお比較の為にModern Warfare 2の記録を記しておくと、2009年11月9日のリリースから1月18日までに2000万本セールスを超え10億ドルの売上げを達成、ローンチから24時間で470万本を売り上げています。
かつて2003年にInfinity Wardにより開発された初代”Call of Duty”、元々Infinity WardはElectronic Artsの下で”Medal of Honor: Allied Assault”の開発を進めていた2015, Inc.の開発者達(MoHAAのプロジェクトリーダーも含む)が独立して起ち上げたスタジオで、Modern Warfare以降のCoDシリーズの大成功を経たその後のInfinity Wardの数奇な運命は皆さんの記憶に新しい事件ではないでしょうか。
そういった大きな物語性も含め、まさにモンスターフランチャイズとなった「Call of Duty」シリーズですが、この2003年以降のタイトルでどのような進化を遂げてきたのか、判りやすく各タイトルのプレイをまとめた映像をIGNが公開、Call of Duty: Black Opsのローンチを控え非常に感慨深い映像となっています。
今回は簡単に担当デベロッパやリリーススケジュールなど、シリーズの変遷をまとめてご紹介。今後もコンスタントに登場するであろうCoDシリーズの歴史をざっくり理解するにはちょうど良い機会ではないでしょうか。
■ Call of Duty
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2003年10月29日
- プラットフォーム:Windows、Mac、N-gage、Xbox 360(XBLA)、PS3(PSN)
- 概要:第二次世界大戦が舞台、シングルキャンペーンではアメリカ、イギリス、ソビエトの視点から3種類のシナリオを用意。PC版のマルチプレイは32人対戦、コンソールは8人
■ Call of Duty 2
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2005年10月25日
- プラットフォーム:Windows、Mac、Xbox 360
- 概要:第二次世界大戦が舞台、前作同様アメリカ、イギリス、ソビエトの視点から描かれる。PC版のマルチプレイは64人対戦を実現、コンソールは8人。リリース後にマップパック等のDLCも登場。
■ Call of Duty 3
- 開発:Treyarch
- リリース:2006年11月7日
- プラットフォーム:PS2、PS3、Wii、Xbox、Xbox 360
- 概要:前作と同様に第二次世界大戦が舞台にしているが、キャンペーンはアメリカ、イギリス/フランス、カナダ、ポーランドの視点から構成。3種類のDLCが登場。マルチプレイにはクラス要素も登場している。
■ Call of Duty 4: Modern Warfare
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2007年11月5日
- プラットフォーム:Windows、Mac、PS3、Wii、Xbox 360、DS
- 概要:現代戦へと生まれ変わったご存じModern Warfare、ここからCoDシリーズの成功はある意味異質な物になっていく。
■ Call of Duty: World at War
- 開発:Treyarch
- リリース:2008年11月11日
- プラットフォーム:Windows、PS3、Wii、Xbox 360
- 概要:再びWWIIを描いた本作にはゾンビモードが初登場している。
■ Call of Duty: Modern Warfare 2
- 開発:Infinity Ward
- リリース:2009年11月5日
- プラットフォーム:Windows、PS3、Wii、Xbox 360
- 概要:ご存じモンスタータイトルModern Warfare 2、リリースから一年経った今も売れ続ける化け物タイトルであり、旧Infinity Wardの幕引きとなった罪深いタイトルでもある。
いよいよ発売まで5日と迫るCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、今年ナンバー1のローンチを目指す本作もいよいよ発売とあって、海外ではイベントや大規模なプロモーションで賑わっています。今回はそんなBlack Opsに関する大量の情報からリーク絡みのネタバレを避け、セールスや周辺販売物、プロモーション関係などをひとまとめにお知らせします。
まずは北米で新たに放送開始されたTVCMの紹介から。上記の映像はオフィシャルなライブアクションCMで”There Is a Soldier in All of Us”(我々の全てに兵士が存在する)と名付けられた物で、女性ビジネスマンやホテルのコンシェルジュやベスト・バイの店員にファーストフードの従業員まで、様々な普通の人達が兵士としてCall of Duty: Black Opsで戦っている事を表現しています。
さらにこのCMにはNBAのスター選手コービー・ブライアントに人気司会者のジミー・キンメルが登場、豪華かつ笑ってしまう程にバカバカしいある意味でBlack Opsの持つ異常な過剰さを見事に表した映像に仕上がっています。このCMはNFLを始めとしたスポーツ番組やレイトショー、ゴールデンタイムなどをターゲットに放送されるとの事。
また、大型量販店として知られるWalmartもCall of Duty: Black OpsのCMを独自に放映、なんと4種類のCMにロングバージョンなども用意してプロモーションを行っています。4種類いずれも紹介しようかとも思いましたがどうにも絶望的につまらないCMだったので1タイプのご紹介に留めておきます。
また本日は海外にてCall of Duty: Black Opsのローンチイベントが行われています。このローンチイベントはサンタモニカ空港の8番格納庫をまるまる会場として借り切り、オープニングにはなんとメタリカが登場しライブ。退役軍人への就職支援などを行うCall of Duty Endowment(CODE)を通じて100万ドルの寄付を募っています。
なお、Modern Warfare 2でも行われていたこのCODEへの寄付について、Activision BlizzardのボスBobby Kotick氏はベテラン退役軍人達の失業者が50万人を超え、アメリカの平均失業率に比べて21%も高い事を指摘しています。
まだ会場での詳細や映像、情報などは登場していませんが、お馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏が会場の写真をTwitterにて公開、賑やかなイベントの一端が垣間見られるイメージとなっています。
昨晩ActivisionがCall of Duty: Black Opsのリリースが行われる11月9日に合わせて、iTunesを始めとしたデジタル音楽販売のプラットフォームにて本作のデジタル版サウンドトラックの販売を開始すると発表しました。
Black Opsのスコアは前作Call of Duty: World at Warや”バフィー 恋する十字架”で知られるSean Murray氏が担当しており、サントラには30曲が収録され、価格は11.99ドルとなっています。
また、11月9日のローンチに併せBrady Gamesからガイド本の発売も明らかになりました。このガイドはハードカバーの限定版も用意されており、全てのシングル・マルチ用マップを始め、アイテムや武器、Co-opモード等に関する情報が掲載されているとの事。上記のイメージはこの限定版の外観で、ファンにはコレクションとしても十分なディテールを実現していると言えそうです。
今朝ほどお知らせしたActivision Blizzardの会計報告でも述べられた通り、月額加入やデジタル販売やライセンスといったビジネスが同社の利益のおよそ半分と言っても過言では無い割合を占めており、以前からActivisionの上役達がCall of Dutyシリーズの課金ビジネスを明日にでも始めたいとの発言を行ってきました。
そんな中ActivisionのEric Hirshberg氏が2011年のCall of Dutyシリーズに過去最大のデジタルコンテンツの提供を行うと投資者向けに報告しました。Hirshberg氏は2011年にCall of Duty: Black Opsの継続的な販売に加えて、新たな強い推進力を持つタイトルを投入するつもりだと発言、Call of Dutyコミュニティに対し最大のラインアップで新しく著しいデジタルコンテンツを登場させる事を示唆しました。
これがCall of Duty: Black Opsを指す物か、それともSledgehammerの新作を表すのか、いずれ2011年に次期CoDが登場するとあれは具体的な動きを見せ始めるのもそう遠くない状況にあるのかもしれません。
今年最大のローンチとも期待されるCall of Duty: Black Opsの登場を控え、Xbox 360のマーケティングディレクターを務めるStephen McGill氏がXbox 360こそCall of Dutyシリーズをプレイする事に最適のプラットフォームだと発言、そしてそれは誰でも知っている事だと挑発的なアピールを行っています。
これがマイクロソフトによる独占的なDLC販売を指している事は明白ですが、後ほど真偽が確認出来次第改めてお知らせしますが、現在PS3版が出荷段階では地域別のマッチメイキングが不可能になっているとの噂が飛び出し注目を集めています。
すでにTwitterなどでTreyarchのDavid Vonderhaar氏がこの問題に対しTreyarchが嘘を付いたと批判を顕わにしたファンと対話、プラットフォームは140文字で説明できない複雑な問題が存在すると述べ、誤りは起こると発言、決して嘘をついた訳ではないとTwitしており、リリース後のパッチで実装されるのか、或いは情報自体が間違っているのか、続報が待たれます。
UPDATE:19:06
※ Josh Olin氏が上述のPS3版に関わる噂を否定するコメントを出し、地域別マッチメイキングが盛り込まれている事を明言しました。
明日アメリカではビデオゲームが表現の自由の下に保護されるべきコンテンツであるか、大きな意味を持つ裁判が執り行われる事となりましたが、昨今規制の大きな声と共に、海外ではビデオゲームが芸術の1つではないかとの論点から、果たしてゲームはアートか否かという問題についても強い議論が交わされています。
そんな中、ヨーロッパ初のビデオゲーム専門美術館「ViGaMus」がローマにてオープンする事が明らかになりました。ViGaMusはローマの観光スポットPiazza Mazzini広場の側に建てられており2011年の完成を目指して計画が進められています。なお正式な発表は12月にイタリアで行われるItalian Videogame Developer Conference(IVDC)にて行われる予定との事。
ViGaMusはイタリアのマルチメディア団体AIOMIが運営する物で、ローマの地方自治体とイタリアの文化省から支援を受け、多くの学者や研究者、メディアエキスパート、デザイナー、デベロッパ及びパブリッシャーが関与する規模の大きな物で、複雑なビデオゲームの進化を国際的な見地から様々なフォームと異なる視点で提示する物との事。
公式サイトでは5W1Hに基づいた判りやすい解説が用意され、完成時の展示を想起させるイメージ等が公開されています。
先日あちらの日曜に行われるNBCサンデーナイトフットボールにて「Call of Duty: Black Ops」の新トレーラーが公開される事が明らかにされていましたが、先ほどお馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏がTwitterにてCall of Duty: Black Opsのローンチトレーラーを公開しました。
映像にはプレイアブルキャラクターの1人であるJason Hudsonの姿やゲイリー・オールドマン演じるReznovとおぼしきキャラクター、そしてとうとうケネディ大統領もその姿を見せる事となりました。いよいよリリースまであと10日、ハリウッド映画ばりの大迫力にローンチが待ちきれません。
発売まであと11日と迫ったCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」ですが、今週日曜に開催されるピッツバーグ・スティーラーズとニューオーリンズ・セインツによるNFLのハロウィンスペシャルゲームにて新しいトレーラーが上映される事が明らかになりました。
これはお馴染みTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏がTwitした物で、氏はこのトレーラーをかなり凄い物と表現、準備はいいか?とファン達にメッセージを送っています。
Call of Duty: Black Opsに導入されたインゲーム通貨”CoDポイント”が発表された際に、このポイントで購入する”Contract”と呼ばれるチャレンジ系のプレイモードが登場する事が判明していましたが、このContractに関するいくつかの情報が新たに登場しています。
“Contract”はCoDポイントで購入する事で制限時間を持つ”目的”にチャレンジ出来るという物で、これに成功すると購入時よりも多いCoDポイントを得る事が可能になります。
今回はその一例として”SPAS Cruelty”と名付けられたContractが紹介されており、50ポイントで購入から40分の間にSPASを用いて25キルを達成すると250CoDポイントが得られるとの事。また、上に掲載したContractのリストにはBlackbirdやAttack Dogsの文字が並んでおり、様々な難易度のContractが用意されている事が判ります。
また、Contractの大きな特徴はこれら”目的”の内容がダイナミックな物であるとの事で、Treyarchが毎週異なるContractを用意する事でウィークリーチャレンジ的な要素を持ち合わせた物になる様です。
イギリスの歴史有るゲームアワード”Golden Joystick Awards”、第28回目に当たる今年の受賞作品が昨日発表されました。各部門賞にはスーパーストリートファイターIVやAssassin’s Creed II、Plans vs Zombies、Modern Warfare 2など、豪華な顔ぶれが並び、最も栄えあるUltimate Game of the YearをBioWareの「Mass Effect 2」が受賞しています。
Golden Joystick Awards 2010は2009年8月から2010年8月の期間にリリースされたタイトルを対象に、154万3309の投票から決定された物。シューター部門はModern Warfare 2が獲得し、サウンドトラック部門にファイナルファンタジーXIIIが選ばれ、オンラインゲーム部門をLeague of Legendsが制すなど、非常に興味深い各部門の詳細は以下からご確認下さい。
- アクション/アドベンチャーGame of The Year – Assassin’s Creed II
- ダウンロードGame of The Year – Plants Vs Zombies
- 格闘Game of The Year – スーパーストリートファイターIV
- ミュージックGame of The Year – Guitar Hero 5
- One To Watch(注目タイトル) – Call of Duty: Black Ops
- オンラインGame of The Year – League of Legends
- ポータブルGame of The Year – ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー
- パズルGame of The Year – World of Goo
- RPG of The Year – Mass Effect 2
- レーシングGame of The Year – Forza 3
- シューターGame of The Year – Call of Duty: Modern Warfare 2
- サウンドトラック of The Year – ファイナルファンタジーXIII
- スポーツGame of The Year – FIFA10
- ストラテジーGame of The Year – Plants Vs Zombies
- UKデベロッパ of The Year – Jagex
- Ultimate Game of the Year – Mass Effect 2
昨年ドイツで暴力表現を含むゲームに関する排斥を行うための法案の作成が進められていたものの、多くの反対署名が寄せられた事からドイツ連邦議会がこの法案化を取り下げ、5月末にはEUの標準的なPEGIレーティングに準拠していく事を発表していましたが、「Call of Duty: Black Ops」についてはハーケンクロイツ使用の問題等もあり、ある楽曲の使用禁止や拷問シーンを削除したドイツ語修正版が登場、ドイツのレーティング機関USKのレーティング通過が確認されていました。
そんな中、EU版の「Call of Duty: Black Ops」がドイツ国内で改めて発売禁止となった事が明らかになりました。なお、今回は何故かSteamのPC版だけ認可が下りている不思議な状況になっており、ハーケンクロイツの問題は法律上仕方ないながらも、改めて今も根が深い問題である事が浮き彫りになっています。
なお、ドイツではこれまでにUS版のModern Warfare 2が発売禁止になり、No Russianを含む表現規制を行った修正ドイツ語版をリリース、EU版のLeft 4 Dead 2等も規制の対象となっていました。
トリプルAタイトルのローンチもいよいよ始まり、ホリデーシーズンの足音が目前に迫る状況で出番が増えている感の強いお馴染みゲーム産業アナリストのマイケル・パクター氏、今日はホリデーシーズンのハードウェアセールスについて言及、クリスマス販売ではWiiがXbox 360とPS3を打ち負かし、任天堂が復活するだろうとの予想を明らかにしました。
2010年以降、北米とヨーロッパ共にWii販売の低下が囁かれ、NPDのセールスなどでもXbox 360とPS3にも追い抜かれる状況が目立ちますが、パクター氏はこの原因が新型Xbox 360の需要とPS Moveのローンチによる物で、一時的な物だと評価。
パクター氏はコアオーディエンスが長い期間満足するWiiの販売は単なる駆け込み需要ではないと述べ、Wiiが効果的なマーケティングと沢山のグレートなゲーム、そして小売店のサポートにより、11月と12月に改めてベストセラーのコンソールになると予想していると語っています。
Steamの中古販売予言ではValveから会った事も無いと一刀両断され、Call of Duty: Black OpsはModern Warfare 2に負けメディアから酷評されると予想、そしてWii復活を力強く語ったパクター氏の予言、どういう結果が待ち受けているか、いよいよ始まるホリデーシーズンのセールスに期待です。
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