先ほどInfinity Wardが公式フォーラムにおいて「Modern Warfare 2」にXbox 360とPS3、PCの3プラットフォームに対応する最新アップデートの登場が発表されました。
この最新パッチは昨今問題となっているマルチプレイに絡むセキュリティ問題にフォーカスしたもので、以前にお伝えしたRockグリッチ等のチート対策も含まれているとのこと。
なお、リリーススケジュールに関する詳細は明らかにされておらず、配信予定時刻が決まり次第改めてアナウンスが行われます。
2011年5月3日、遂に14年の月日を経て凱旋を果たすデューク様が大暴れする「Duke Nukem Forever」に旧作の名台詞を冠した魂を揺さぶる限定版”Balls of Steel”エディションが発表されました。
この”Balls of Steel”エディションは北米のAmazonとGameStopのみの数量限定品で、価格は99.99ドル。豊富に用意されたゴージャスな特典は以下の様な内容となっています。
- かつてない最も偉大なエイリアンのケツを蹴り飛ばす男のコレクタブルな”胸像”
- ナンバリング付の限定版証明書
- 100ページのハードカバーブック:Duke Nukem Foreverのアートを収めた「The History, Legacy & Legend」(歴史、遺産そして伝説)
- Duke Nukem Foreverポストカード一式
- Duke Nukem Forever放射能エンブレムステッカー
- Duke Nukem Foreverコレクタブルコミック
- Duke Nukem Foreverペーパークラフト
- Duke Nukem Foreverポーカーチップ
- Duke Nukem Foreverミニトランプ
- Duke Nukem Forever放射能エンブレムダイス
本日Activision Blizzardが1月31日に終了した2010会計年度の第4四半期における財務報告を発表、ライセンスタイトルの発表や、True Crime新作とGuitar Heroフランチャイズの終了、さらにはCoDシリーズのデジタルプラットフォームを手掛ける新スタジオBeachhead studio設立の発表など、様々なニュースをお伝えしました。
今回はこれ以外の会計的なまとめなど、ビジネス的なハイライトをまとめてお知らせします。
Activision Blizzard2010会計年度の総収益は2009年の47億8000万ドルから48億ドルに増収、デジタル販売からの収益は15億ドルを突破し、前年比で20%の成長を記録する結果となりました。
ホリデーシーズンを含んだ2010Q4の収益は前年比5000万ドル増の25億5000万ドル、Q4のデジタル販売における収益は4億7000万ドルとなり、前年比40%増となっています。
また、今回の良好な結果はリリースから6週で10億ドル以上を売り上げたCall of Duty: Black Opsの好調に支えられており、アナリストはQ4中に2000万本以上が販売されたとの予想も明らかにしています。
今回の財務報告にてActivision BlizzardのCFOを務めるThomas TipplがBlizzardのタイトルリリースに言及、2011年のリリース予定は無く、2012年に2タイトルのリリースが予定されている事を明らかにしました。
この2012年新作に関する詳細は明かされておらず、候補としてDiablo IIIと未発表新作MMOが予想されています。
またBlizzardのMike Morhaime社長は同スタジオにおける今会計年度の総収益が8億5000万ドルだったと発表、内訳について詳細は明かされていませんが、Cataclysmのリテール販売がその大半を占めた事が報告されています。
さらに、StarCraft IIの販売は現在450万本に到達する勢いで、Battle.netには15万枚のユーザーマップがアップロードされたと好調をアピール、StarCraft IIの次回作Heart of the Swarmの新情報が今後数ヶ月の内に発表され、次の財務報告ではβテストに関する情報も発表される予定とのこと。
また、Eric Hirshberg氏は今回の会計報告において、以前から存在が示唆されてきた中国市場向けのCall of Duty新作に言及、これが基本無料プレイのマイクロトランザクションを採用するタイトルだと明言、今年のリリースが無い事を明かし、新スタジオであるBeachheadの関与については触れませんでした。
- Blizzardがスタジオ創立20周年
- Cataclysmは初月470万セールスを突破、課金者数は1200万以上
- Call of Duty: Black Opsはローンチ5日で6億5000万ドルを超える売上げを記録、現在の世界的な売上げは10億ドルを突破
- Call of Duty: Black OpsのDLC”First Strike”は初日140万ダウンロードを達成、Modern Warfare 2の”Stimulus Package”から25%以上のセールスを達成
また、今回の財務報告では同社COOとCFOを務めるThomas Tippl氏が新たに全従業員の7%にあたる500人規模のレイオフを行うと報告、企業内の重要な投資をBlizzardの新作MMOやCoDシリーズへと集中させる事を示唆しています。
本日行われたActivisionのQ4会計報告において、Xbox 360版「Call of Duty: Black Ops」に先行リリースされた第1弾DLC”First Strike”がリリースから24時間で140万ダウンロードに到達した事が明らかになりました。
なお、Xbox 360版Modern Warfare 2の第1弾マップパック”Stimulus Package”は24時間で100万ダウンロードを記録、1週間後には250万ダウンロードに到達し、Xbox Liveの記録を塗り変えた事が過去に報じられています。(※ 参考記事)
残るPS3版とPC版についても本日遂にアナウンスされ、リリースが待たれる”First Strike”ですが、既に次期マップパックのゾンビモードが超展開を迎えそうな検証結果などもちらほらと姿を現し始めており、今後も新DLC続報にも期待が高まります。
本日Activisionが第4四半期会計報告を行い、同社のCEOを務めるBobby Kotick氏が「Call of Duty」シリーズ専門新スタジオ”Beachhead studio”を設立したと明らかにしました。発表ではBeachheadがCall of Dutyシリーズのデジタルプラットフォーム開発に専念している事が明かされ、新しいCall of Dutyコンテンツを何千万ものプレイヤーに提供すると語りました。
Kotick氏によるとBeachheadはActivisionの完全な内部スタジオで、クラス最高のオンラインコミュニティと独占的なコンテンツに加え、これまでに無いオンラインゲーム経験の複合サービスを提供するデジタルプラットフォームを開発しているとの事。
このデジタルプラットフォームはCall of Dutyのインゲームに統合され、オンライン経験とコンソールプレイを1つにする物と記されており、Beachheadは既に1年以上にわたってこのプラットフォームの開発に取り組んでいるとの事。
現在の所、これ以上の具体的なアナウンスは行われていませんが、これまで幾度となく希望として語られてきた加入サービス実現への第一歩とも取れるこの新スタジオの設立、続報の登場が待たれます。
Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏、決して予想屋が本業ではないのですが、盛大に予想を外す事で知られ、いくつかのメディアでは予想では無く”予言”とも揶揄されネタ的な扱いを受けている事をご存じの方も多いかと思います。さらに、いくら予想を外しても憎まれない氏の独特の雰囲気も併せ、非常に不思議なポジションに収まっている人でもあります。
そんなパクター氏が来るTeam BondiとRockstar Gamesの新作「L.A. Noire」のセールスについて言及、高セールスを達成するだろうと評価を下しました。
かつて、パクター氏は昨年のゲーム業界を席捲した大成功タイトルRed Dead Redemptionのセールスについて、今の市場にウエスタンテーマのニーズなど無いと一笑に付し、セールスは不発に終わると予想したものの、結果はご存じの通り……。リリース後にはセールスに懐疑的な見解を示した事が間違いだったと認め「Rockstarの事を先見者と呼ぶべきだ」と改めていました。
今回語ったセールス予想では、L.A. Noireがホットケーキのように売れると表現、Team Bondiの開発能力が非常に高いと述べ、Rockstar Gamesのジャンルやオーディエンスを超えたクオリティを実現する能力を以て、L.A. Noireが少なくともRed Dead Redemptionの半分は売れると高く評価、レビューの評価が90%を超えればRed Dead Redemptionと同程度に売れるかもしれないとの見解を示しています。
もはや、犯人は男、或いは女……レベルにふんわり且つ、若干保険を掛けた空気感すら漂ってくるぼんやり予想を掲げたパクター氏は「Rockstarを過小評価しないで頂きたい」と発言、”そりゃあんただ!”と世界中からツッコミが飛んできそうな愉快な名言を残しました。
上記の通り、盛大に当たらない予想に加え、手の平を返した様に態度を変える(※ 柔軟で素直なのは良い事だと思います)パクター氏ですが、最近の外しっぷりをダイジェストでご紹介する事で、今後も多く登場するであろう氏のネタをより楽しめる様に補足したいと思います。
■ 予言:”Steamが下取りサービス開始”編
昨年10月にSteamが下取りサービスを始めると突然言い始めたパクター氏、その日の内にValveのお馴染みDoug Lombardi氏が回答「真実では無いし、パクター氏に会ったことも無い」と両断されました。
■ 予言:”「Black Ops」はModern Warfare 2を超えられず酷評される”編
昨年Modern Warfare 2の記録を大きく超え、歴史的なセールスの成功を収めた「Call of Duty: Black Ops」ですが、そのリリース前にパクター氏はTreyarchがCoDブランドのメインデベロッパでは無いと評価、過去タイトルのメタスコアがよろしくないとの理由でBlack OpsがModern Warfare 2を超える事は無く、酷評されるだろうと発言。結果はご存じの通りです。
■ うっかり:”発表前に「Twisted Metal」の存在を喋りジャッフェに怒られる”編
昨年のE3でサプライズ発表が控えていた「Twisted Metal」とそれを手掛けるお馴染みジャッフェについて、開発中である事を知っていたパクター氏はうっかりTwitterでジャッフェがTwisted Metal開発を進めている事を暴露、サプライズを台無しにしたくないジャッフェは「つくってねえよ!」と半ギレで対応。
しかし、”作ってない”発言のせいでE3の発表後にジャッフェは嘘つきよばわりされ、言い訳を各所でする羽目となりました。
■ 予言:”2010年ホリデーシーズンはWiiが圧勝し任天堂が復活”編
もう説明するのもバカバカしくなってきましたが、2010年ホリデーシーズンのセールスではWiiがXbox 360とPS3を打ち負かし、任天堂が復活すると大胆な予言を提示。北米での結果はDSが前年比成長で-23%、Wiiが-32%となりました。なお、NPDデータを基にこの結果を発表したのはパクター氏が務めるWedbush Morganです。
■ 予言:”ActivisionがCoDシリーズに加入サービスを導入する”編
もう随分前からパクター氏が”すぐに導入される”と言い続けているこの予言ですが、もちろんまだ実現はされていません。最近では少し予言の有効範囲を伸ばす為にBungie新作もこれに加え、時間稼ぎをしている様子。
Xbox 360版先行でいよいよリリースを迎える「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”ですが、”First Strike”を所持するプレイヤーと持たないプレイヤーが混在する状態でプレイリストやロビーがどのように機能するのか、TreyarchのDavid Vonderhaar氏が公式フォーラムにて明らかにしています。
Vonderhaar氏によると、まず”First Strike”を所持するプレイヤーは同じくDLCを所持するプレイヤー達が集まったロビーにjoinし、”First Strike”マップはオリジナルのマップよりも僅かに高い優先順位でローテーションに追加されるとのこと。
また、”First Strike”所有者はマップの選択画面にてプライベートマッチとコンバットトレーニング、システムリンクのタブが新たに表示されます。さらにプレイリストにはFirst Strikeマップのみが登場する物も存在しているとのことが記されています。
“First Strike”を所持しないプレイヤーは所持しないプレイヤーが参加するロビーへとjoinし、これまでと同様のマルチプレイが可能となっており、この点はModern Warfare 2と似たシステムとなっています。Treyarchは”First Strike”を所持しない事でロビーからキックされる事態を回避すると明言していますが、”First Strike”を所持するフレンドのゲームに参加する際のキックは避けられない事も明らかにしています。
なお、”First Strike”は2月1日、PST(太平洋標準時)AM2:00辺りにリリース予定で、日本時間では2月1日の午後7時頃となっていますが、Vonderhaar氏はMicrosoftのダウンロード用サーバのキャッシュや状態によって前後がある事を注意しています。
また、お馴染みJosh Olin氏も”First Strike”リリースにあたって、本マップパックの特徴や新要素をアピール、”First Strike”が単なるマップパックではないと語りました。
Olin氏はゾンビモードの”Ascension”マップを最も判りやすい例として挙げ、この新マップに新武器やPerk、敵のトラップなど、新たなゲームメカニズムが追加されている事を強調。同様にマルチプレイマップに登場するジップラインやインタラクティブな地形の要素など、マップに多くの真新しい要素が加えられている事をアピールしています。
先ほどJosh Olin氏の発言に見られた通り、”Ascension”マップにはマトリョーシカやブラックホール爆弾等の新武器を始め、新Perkにスペースモンキーの登場など、多くの新要素が盛り込まれています。それらの要素が映像で確認できるプレイ動画が登場、初見プレイのネタバレを含む内容になっていますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
先日よりPS3ハックに起因するチート行為がPS3版「Modern Warfare 2」に蔓延しており、大きな問題として動向に注目が集まっていました。
Infinity Wardは今月13日に公式フォーラムにて、PS3本体の暗号化セキュリティの問題が解決されなければ、パッチによるゲームのアップデートでも完全に解決する事は難しいとしながらも、それでも解決の糸口を見つける調査の続行を明言。そして現状で各プレイヤーのステータスを調整する事がInfinity Wardでは出来ない事を明かした上で、Infinity Wardはチート行為により影響を受けたユーザーを助ける為に出来る全ての可能性を模索していると語っていました。
そんな状況の中、先ほど公式フォーラムの当該スレッドが更新、Infinity Ward内でコーダー達とセキュリティ問題の解決方法を議論し、どうやら解決に向かう糸口が見つかった事が示唆されました。この更新に合わせ、Robert Bowling氏とInfinity Wardの公式twitterもこれをプレイヤーに向けてtwitしています。
なお、この解決に関する具体的な詳細は、チート側の対策や対応を考慮して明かせないとしていますが、改めて詳細の発表が行われる事と問題解決に向けて迅速な動きで取り組んでいる事を明言、そしてInfinity Wardが主にフォーカスしている内容を以下の様に記しました。
- ハッカーが正当なプレイヤーに影響を与える事を防ぐ
- 既に影響を受けたプレイヤーに提案を行う事
という事で、しばし続報を待つ必要がありそうですが、一先ず好転の材料は見つかった様でファンはほっと一安心といった所でしょうか。ただしPS3ハック問題の解決による抜本的な対策が行われない限り、いたちごっこが続く可能性は十分に考えられ、ソニーによる暗号化問題への対応が待たれる所です。
近年、映像技術やハードウェアの発展および低価格化によって、以前には考えられないクオリティのファンメイド映像が多く見られる良い時代になりました。
ここ最近doope!でご紹介した作品だけでも、Duke NukemにFallout、スーパーマリオ、Modern Warfare 2とメタルギアと、枚挙にいとまがありません。
そんな中、なんと今度は懐かしいティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ(”TMNT”或いは”忍者タートルズ”)の短編作品「Fight The Foot」が登場しました。ニューヨークの下水道に暮らす4人の亀ニンジャが活躍する懐かしい作品ですが、海外ではTVアニメの新シリーズやCGアニメーション化によって再び人気に火が付いている状況でもあります。
今回の短い映像では残念ながらラファエロしか登場していませんが、そのクオリティは絶品!意外にも見た目そのままな状態でハードな展開を組み合わせるのも違和感が無いようで、今後本編が作られるのか不明ながらレオナルドやミケランジェロ、ドナテロの姿も是非見て見たいと思える素晴らしい作品でした。
UPDATE:1月22日9:50
本文にパッケージアートと新トレーラーを追加しました。
3D Realmsのタイトル発表から実に14年、もはや誰も本当にリリースされるとは思っていなかった中、GearboxがIPを取得した事で遂に復活を果たした「Duke Nukem Forever」、春頃のリリースを目指していると語られていた本作でしたが、遂にリリーススケジュールが正式発表を迎え、北米で5月3日、世界リリースが5月6日に行われる事が明らかになりました。
これはGearboxのボスRandy Pitchford氏がGame Informerに明かしたもので、2KのChristoph Hartmann社長は「世界中のファンが待ち望んだ瞬間のほとんどがここに在り、デュークの向こう見ずで並外れた才能を解放する時、2011年5月3日にデュークの帰還が刻まれます。彼の凱旋は伝説となり、ビデオゲームの歴史を作るでしょう!」と奇蹟の生還を祝うコメントを残しています。
ついに、ついにリリースが現実となるDuke Nukem Foreverのリリースは北米5月3日、世界リリースが5月6日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。まさかのどんでん返しが起こりませんように……。
追記:発表に併せてパッケージアートと新トレーラー(上に掲載)、新スクリーンショットが登場。特にトレーラーにはかなり大量の未登場シーンが収められており、Gearboxによる開発の進捗が確実なものである様子が窺えます。各イメージは以下からご確認下さい。
先日からCoDデベロッパ達の求人情報をもとにしたCall of Dutyシリーズ次回作に関する様々な噂が飛び交っていますが、昨晩ロサンゼルス・タイムズのCompany Town blogが開発に近い情報筋から得たという新しい未確認情報を掲載、なんとCoDシリーズ新作がInfinity WardとSledgehammerの協業によるシングルキャンペーンとRaven Softwareが担当するマルチプレイパートから構成される「Call of Duty: Modern Warfare 3」だと報じました。
例年リリースされているCoDシリーズはInfinity Wardが開発を手掛けた2作目”Call of Duty 2″以降、全て1年おきに11月5日前後のリリースが行われています。(※ 2のみ10月末)
次回作もやはりこのペースにのっとったリリースが果たされる事が予想され、さらに前作Call of Duty: Black OpsとModern Warfare 2が登場したプロセスを考えると、そろそろ多様な噂が飛び交う時期に入り、具体的な情報が4月頃に登場するのが順当な流れとなっており、しばらくは予想合戦でお楽しみといった状態が続く事となりそうです。
なお未確認ながら、スピンオフタイトルを開発していたとされるSledgehammerはInfinity Wardを支援する為に件のスピンオフタイトルの開発をいったん中止してModern Warfare 3に取り組んでいるとも記されています。
これまで登場した各デベロッパの符丁が何やらぴたっと一致するとも思える今回の噂ですが、Activisionがこれに応答、”最近、多くの推察が飛び交っている”と前置きした上で、「Activisionは近い将来、次のCall of Dutyの為のディテールを発表することを楽しみにしています」と否定も肯定もしないコメントを行っています。
先日からPS3版の「Call of Duty: Black Ops」マルチプレイサーバが閉鎖されるとの噂が登場し、タイミング的にPS3ハックの問題に加えて、Call of Duty 4: Modern WarfareとModern Warfare 2のPS3版に発生しているチート問題とも混同され、非常に混迷した状態が続いていました。
そんな中、Activisionへの直接行われた事実確認やTreyarchのコミュニティマネジャーJosh Olin氏の発言から、ひとまずサーバ閉鎖の騒動については曲解からの誤報で、サーバ閉鎖の可能性が無い事が明らかになりました。
以下、その経緯をご紹介しますが、非常に込み入った状況かつ長文となっていますので、閲覧にはご注意下さい。また、サーバ閉鎖の問題はクリアされたものの、依然としてPS3ハックやCoD4とModern Warfare 2に発生しているチート問題、そしてPS3版Black Opsのネットワーク問題は現在も継続中である事を併記しておきます。
先日NPD調査を元にした北米の12月ハードウェアセールスの結果をお知らせしましたが、本日新たにNPD調査による北米での2010年年間セールスの上位10タイトルが発表、歴史的な記録を打ち立てたCall of Duty: Black Opsが北米市場を牽引した事が明らかになりました。
また、2位にはMadden NFL 11が登場し北米における同フランチャイズのパワーを見せつけ、3位にはXbox 360専用のHalo: ReachがWii専用のNew スーパーマリオブラザーズ Wiiを下しランクイン、その他Red Dead RedemptionやAssassin’s Creed: Brotherhoodなど2010年を象徴するタイトルと共に、Modern Warfare 2がまだ8位にランクインするという脅威的なロングランを見せつけています。
■ 2010年北米年間セールストップ10タイトル
(※ 物理メディア販売のみ:PCを含む全てのプラットフォームを対象)
- 1位 – Call of Duty: Black Ops* (360, PS3, Wii, PC, NDS)
- 2位 – Madden NFL 11 (360, PS3, Wii, PS2, PSP)
- 3位 – Halo: Reach* (360)
- 4位 – New Super Mario Bros. Wii (Wii)
- 5位 – Red Dead Redemption (360, PS3)
- 6位 – Wii Fit Plus* (Wii)
- 7位 – Just Dance 2 (Wii)
- 8位 – Call of Duty: Modern Warfare 2* (360, PS3, PC)
- 9位 – Assassin’s Creed: Brotherhood* (360, PS3)
- 10位 – NBA 2K11 (360, PS3, PS2, PSP, Wii, PC)
* (コレクターズエディションやGOTYエディション、バンドルを含むが、ハードウェアとのバンドルは含まず)
長年出る出る出ないタイトルの玉座に鎮座していたもののGearboxによって遂に完全復活を遂げる事となったDuke様凱旋の最新作「Duke Nukem Forever」、併せてSEGAのAliensフランチャイズの一角「Aliens: Colonial Marines」の生存も確認され、開発が続行されている事が明らかになったGearboxですが、EGM最新号に両作に関する続報が登場しました。
なお、上に掲載したイメージは先日GearboxのアーティストLorin Wood氏の個人サイトから発見されたAliens: Colonial Marinesの新しいスクリーンショットの1つです。
昨年9月に開催されたPAXでのサプライズとして登場したDuke Nukem Foreverですが、想像以上に3D Realmsの開発が進んでいた事や、デキる子なGearboxの開発により、進捗が上々な状況にある事は端々から感じられます。しかし、ゲーム自身の情報についてはまだほとんど明らかにされておらず、これまでのリーク情報が具体化した様な内容に留まっています。
EGM最新号のインタビューに登場したGearboxのボスRandy Pitchford氏は続報が1月の終わり頃から2月初めに掛けて公開される予定にあると発言、ベータテスト等に関する情報の登場にも期待が集まっています。
前述の通り、様々な経緯とトラブルにまみれた難産タイトルである「Aliens: Colonial Marines」、こちらもPAX会場にて生存が確認され、先月にはセガのVPを務めるAlan Pritchard氏も生存を明言、Gearboxと密接な開発を続けている事を明らかにしていました。
2年以上前に発表されたトレーラーにセガのロゴが挿入されただけの新しいティザートレーラーもひっそりと登場し、続報に期待が高まっていた本作でしたが、Pitchford氏によると2011年内のリリースは行われない事が同じくEGM誌最新号のインタビューにて明言されています。
なお、Gearboxはこれら以外にも未発表の新作を抱えている事が知られており、こちらとの兼ね合いなども含め動向が気になる所。まずはDuke Nukem Foreverの続報を楽しみに待つ事としましょう。
Medal of HonorシリーズやCall of Dutyシリーズ、Battlefieldシリーズなど、昨今の洋ゲーを大きく牽引してきたシュータージャンルの中でも大きな人気を博しているのが近代戦物だと言えますが、一昨年のModern Warfare 2の大きな成功に続き、昨年のCall of Duty: Black Opsが達成した偉業は最早”これ以上”が存在するのかと疑問を抱くに十分な巨大な物でした。
もとよりゲーム性の面でも完成されたジャンルだと呼ばれる一人称視点のシューターではオリジナリティを出す事はなかなかに難しく、前述の成功タイトル達はその他大勢の死屍累々に立っていると言って過言ではありません。
こういった状況の中で隆盛を極める近代戦ジャンルを見分ける事は難しく、実際に幾つか購入して遊んだ経験のあるシューターファンでもない限り、あらゆるゲームが全部マリオでハードは全てファミコンで括るお母さんが如く”銃で人を撃ち殺すゲーム”に見えてしまう事は確かに否めません。
という事で、前置きが長くなりましたが、海外情報サイトに「なぜ近代戦シューターは全部同じに見えるのか」と題されたインフォグラフィックが登場、ファンからしても確かにあるある……と頷ける以下の様な内容が愉快な描かれています。インフォグラフィックのイメージは続きからご確認下さい。
- カバーアートはホコリっぽく:銃を下げ、首をかしげ、宙を舞うホコリの中を歩くキャラクター、肩越しにヘリコプターでも飛ばしておけば尚良い
- 最近流行の敵を選べ:ナチスは古い、ナチゾンビは現実感が乏しいがファンタジー要素を導入するにはばっちり、敵は”悪い奴”であるべきで、テロリストがロシア勢力なら完璧だ
- 舞台には雪原か山岳地帯を:ゲーマー達はジャングルとヨーロッパの舞台にはもう飽き飽きしている、近頃の現代戦物の軍事衝突を描くにはスノーモービルか山岳地帯を入れとけばOKだ
- とにかくヘリをもっとだ!:1台飛ばすだけではダメだ、より多くのヘリを飛ばし、クラッシュすれば尚良い
- メインキャラクター死すべし:とにかくシナリオはショッキングでひねりの効いた物でなければならない、ので、メインキャラクターは死すべしだ
様々な記録を今も伸ばしつつあるTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」ですが、また新たなマイルストーンに到達した事が明らかになりました。Activision Blizzardの声明を報じたMTV Multiplayerによると、Call of Duty: Black Opsのプレイ人口が2000万人に到達、なんとゲームの総プレイ時間が6億時間(約6,8500年)を記録したとの事。
これは11月9日のリリースから一日辺り平均1000万時間がプレイされている事を示しており、リリースから4ヶ月で2500万プレイヤー到達が発表されたModern Warfare 2と比べて、Call of Duty: Black Opsがかなりのハイペースで記録を伸ばしている事が窺えます。
また、お馴染みMythbustersの検証映像のエピソード3も登場、今回は以下の様な内容の真偽が確認されています。
- 落下死する高さから他のプレイヤーの上に着地する事で生きながらえる事が出来るか
- トマホークで自殺する事は可能か
- Mortarsは航空機を破壊する事ができるか
- ケアパッケージにExplosive Boltを突き刺せるか
- SAM Turretでの自殺は可能か
- SAM Turretが壁を撃つ場合はどうか
- SmokeとGasグレネードは水たまりでも爆発するか
- Launchマップのロケットは打ち落とす事が出来るのか
さらに今回はBallistic Knifeとトマホークを駆使した凄プレイ映像もご紹介。鬼エイムで静かに的確に敵を無力化していく様子は、もはや”Black Ops”ではない何か別のゲームにも感じられる不思議なプレイ映像となっています。凄い……。
ここまでゲーム技術と愉快ネタをまとめた年末企画、本日はアニメーションや音楽ネタなどを含む映像作品の特集をお届けします。今年もいよいよあと二日、今日のネタはちょっとした休憩に適したゲーム絡みの物から全く関係無いエクストリームな物まで各種取りそろえてありますので、お掃除や年末行事の一休みにどうぞ!
こちらはアートとデザイン、音楽、プログラムを融合させた作品を多く手掛けるRostlaubスタジオのアニメーション作品「Ana Somnia」(※タイトルのリンクから作品サイトへリンクします)です。
本作品は簡単な仕掛けと共に始まる少女の夢を想像力豊かなモチーフと圧倒的な量のアニメーションで構成した作品で、恐ろしく繊細で緻密に見えるアニメーションは多くのパーツを用いたスクリプト制御によって無数のバリエーションを生み出され、見る度に全く違う世界を体験する事が可能。いつ果てるとも知れない”悪い夢”感が素晴らしい作品となっています。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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