以前から噂の絶えないF.E.A.R.シリーズ最新作の存在ですが、スペインのゲーム雑誌にティーザイメージが掲載され、来月大きな発表があるかもしれないと噂になっています。そのイメージにはF.3.A.R.と大きく記されており、ちょっとテイスト変わりすぎな気がしないでもないキャラクター達のアートワークが見て取れます。
前回お伝えした噂ではあまりにネタバレと判断して伏せた内容が今回のティザーにははっきり描かれており、アルマと怪しげな胎児のイメージ、そして額にばっちり風穴が空いたまま生きているパクストン・フェッテルの姿!そして主人公ポイントマンの姿が見られます。ちょうど前回の噂とつじつまは合う内容になっており、真偽の程が非常に気になる所。しかしこのテイストはどうなんだろう……。
昨日当サイトではお馴染みの変なTシャツのチョイスには定評のあるClffy Bがいきなりノーティに「てめえらを引きずり下ろしてやる!」(意訳)と宣戦布告のメッセージをTwit、それに対してノーティが「うちの2匹の狂犬の抱擁をてめぇにくれてやんよ!」(超意訳)と返答、一時海外情報サイトではGoWシリーズのリリースでノーティに喧嘩売ったかと騒然となりましたが、実は海外情報サイトThe Escapistが開催中の最強デベロッパーズトーナメント「March Mayhem」での第2回戦で対決する事となったノーティとEpicの顔合わせに対してのやり取りでした。
という訳で現在The Escapistで最強デベロッパーは一体どこなのか!それを人気投票で決定する愉快なトーナメント”March Mayhem”が開催中で、1回戦が終わりこれから2回戦が始まろうとしています。参加した(させられた?)デベロッパはその数なんと64スタジオ!この勝敗はfacebook経由で行われるユーザーからの投票数によって決められる事になっています。
初戦を勝ち抜き2回戦に挑む32スタジオの組み合わせは既にそれ決勝じゃね?!みたいな組み合わせや異種格闘技すぎじゃねえかそれは!というようなアメージングな組み合わせになっており、非常に楽しい雰囲気になっているので、ちょっと一例をご紹介。
- Zynga 対 Infinity Ward:現金回収の雄か、それとも無冠の帝王Infinity Wardか!
- Nintendo 対 Rocksteady Studios:マリオ対バットマン!
- Valve 対 Visceral Games:ダンテ逃げて!ゲイブに喰われる
- PopCap 対 Bethesda Softworks:ポップスターとハードコアの代理戦争
- Naughty Dog 対 Epic Games:これが件のいきなり頂上対決!
いやこれは面白い!さらにこの後のラウンド3では”Bungie 対 Blizzard”や、ノーティ・Epic戦の勝者とBioWareの対決など目が離せないカードが控えています。暑くるしい!
という事で、昨日の舌戦はこのお祭り騒ぎに乗っかったClffy Bとノーティのサービス精神あふれる素晴らしいパフォーマンスだったという事で、トーナメントを見守るファン達には最高のプレゼントになったようです。素晴らしいコンテンツを産み出すクリエイターはパフォーマーとしても面白い!という意外な一面が垣間見えた素敵ニュースでした。トーナメントの経過についてはまた改めてその進捗をお知らせいたします。こちらもお楽しみに!
今日はどうやら謎のニュースばかり続く日のようですが、先ほどGametrailersにて”Assassin’s Creed”シリーズの何らかと思われる謎のティザー映像が登場、シリーズをプレイされた方にはお馴染みのテンプル騎士団企業アブスターゴ社で何かが起こっている様子です。
映像に登場する人物がデズモンドにも見える様な見えない様な……。一体何が起こっているのか全く判りませんが、スピンアウトタイトル等の多様なフランチャイズ展開が行われるとされる本シリーズ、次の展開がいよいよ動き出す準備が始まっているのかもしれませんね。こちらも続報に期待!です。
先日満を持して公開された「The Witcher II: Assassins of Kings」のデビュートレイラー、前作から大きく雰囲気を変えて大作感もたっぷり盛り込まれ大きな期待に溢れたタイトルになりそうです。ファンとしてはリリース時期がやはり気になる所ですが、昨日公式サイトのオフィシャルフォーラムにおいて、CD ProjektのTom Ohle氏が本作のリリースを2011年Q1にターゲットしていると発言しました。
Ohle氏はさらに本日中にさらなる新情報が明かされる事も発言しています。ハードなRPGファン期待のThe Witcher II: Assassins of Kings、何らか続報があり次第お知らせいたしますのでお楽しみに!
Dragon AgeやMass Effectシリーズでお馴染みのBioWare、高クオリティタイトルを連発する同スタジオですが、Dragon Ageシリーズの未発表タイトルやMass Effectシリーズの続編、スピンアウトタイトルの噂、さらにはLucasArtsと協力し開発が進められているStar Wars: The Old Republicなども控えており、その勢いはまだまだ緩まない様です。
そんなBioWareが公式サイトで謎のカウントダウンを開始、何らかの新しいアナウンスが行われる模様です。カウントダウンは残り5日となっており、月曜にはその内容が明らかになると思われます。Dragon Age 2がやってくるか、それともMass Effectの拡張パックが登場するか、それともNintendo 3DS向けにソニッククロニクル2が来るか!それはないか……いずれにしても楽しみなカウントダウン、週明けの続報をお楽しみに!
4月28日のリリースがいよいよ近づいてきた「スーパーストリートファイターIV」、海外では限定版なども登場し始めました。そんな中GameStopの予約特典には親指人形のキャラクター達が同梱される事がアナウンスされていますが、昨晩そのプロモーション映像が公開され愉快な事になっています。映像ではちゃんとキャラクター達が自分の技を使って相手をKOする様子が……。技の再現度が意外にも高いので是非このまま親指ウォーズ的な何らかを作って欲しい所!
最後のキャラクター、油のおっさん”ハカン”も登場して、いよいよリリースに向けて期待が高まるシリーズ最新作「スーパーストリートファイターIV」ですが、海外の情報サイトにてイタリア語版のUIが納められた映像が登場しました。各メニューの内容が確認でき、リプレイチャンネルなどを移した後に、トレーニングモードの様子なども納められています。最後にハカンのスライディング性能が確認できる映像が登場しますが、なんというか見れば見るほどじわじわ来る映像なので、ハカン好きの方必見!の内容となっています。
なお、メニューの詳細については以下の様になっています。
■ オープニング画面
- Arcade
- Versus:対戦
- Online Battle:オンライン対戦
- Challenge Mode:チャレンジモード
- Training:トレーニング
- Player’s Data:プレイヤーデータ
- Options:オプション
■ Player’s Data:
- Player’s Record:プレイヤーレコード
- Character’s Record:キャラクターレコード
- Replay Channel:リプレイチャンネル
■ Player’s Record:
- Time of Play:プレイ時間
- Record Score Arcade:アーケードスコアの記録
- Record Car Crushing Bonus Stage:車破壊ボーナスステージの記録
- Record Barrels Bonus Stage:樽ボーナスステージの記録
■ Character’s Record:
- Number of times you select him:キャラクターの使用数
- Record score arcade:アーケードスコアの記録
- Number of challenge you completed:チャレンジの完了数
- Record car crushing bonus stage:車破壊ボーナスステージの記録
- Record barrels bonus stage:樽ボーナスステージの記録
■ リプレイチャンネル
上段左より、マイチャンネル、オリジナル、ランダム、ニュー、ニューリプレイ
下段左より、マイリスト、アルファ、Turbo & SF3、ボス、Register of Battle
- マイチャンネル:ハードドライブにセーブしたプレイヤーのリプレイデータ
- マイリスト:リプレイデータの並び替えとリネームが可能
- オリジナル/ニュー/アルファ/ボス/Turbo & III:キャラクターによって分類されたリプレイデータ
■ オプション
- Control/command (ボタンコンフィグ)
- Audio (言語選択などを含む)
- Screen
- Install
■ チャレンジモード
- Trial:コンボ
- Car Crushing:車破壊
- Barrels Crushing:タル破壊
先月初めに登場したモンクの女性キャラクター以降、本サイトでは残りの女性キャラに加えWizardの男性キャラクターも登場し、女性Witch Doctorを残すのみとなっていましたが、本日いよいよ女性Witch Doctorが公式サイトで公開されました。既存キャラの締めを務めるだけあり、素晴らしいキャラクターデザインに仕上がっています。
公式サイトではスキル解説の動画なども紹介されており、いかにもジャングルの妖術師らしい毒系の能力を使いこなす様子が納められています。
各クラスで刷新されるリソースシステムやリリース時期など、まだまだ不明点が多いDiablo IIIですが、最も大きな物として最後の1クラスの存在がまだ明らかにされていません。これについては今年のBlizzconまでおあずけと予想されており、手にとってプレイを楽しめるまでにはまだまだ長い時間が掛かりそうです。
スタジオの処女作である前作The Witcherを硬派で骨太な良タイトルに仕上げたCD Projekt、昨年突如リークでその存在を明らかにした「The Witcher 2」ではゲームエンジンから刷新し、大きくそのゲーム性を広げる事がすでに明らかになっています。本作の情報は未だ詳しい事が判らない状況が続いており、3月に新情報が登場する事がアナウンスされていましたが、とうとう本日GTにてThe Witcher 2のデビュートレイラーが公開されました!
映像ではAurora Engineで作成された前作から恐ろしく進化した様子が確認でき、エルフらしき隻眼の新キャラクターやダイナミックになった戦闘シーン、巨大なボスキャラとの戦闘、前作から引き続き登場するらしいヒロイン的な魔法使いとして登場したトリスとのラブシーンなどが確認できます。
そして何より驚いたのが主人公のゲラルト!フェイスモデルが一新され、何者も寄せ付けない様な前作の厳しい顔立ちから若干人間的な顔立ちに生まれ変わった姿と、新しい声優さんの声もしっかりと確認できますね。
今作は王国の内乱と王の暗殺を狙う暗殺者達の集団とゲラルトの戦いが描かれているようで、前作から舞台を移して王国の北部が冒険の舞台となるようです。よいよその姿が明らかになり始めるのか期待が高まります!
圧倒的なスケール感に度肝を抜かれたGod of War IIIのでかいあれとかこれとかは本当に技術の進歩って素晴らしいなぁ!と感じるイノベーティブなクオリティでしたが、近年の映像技術の進歩によりデカい敵の迫力という物はどんどん進化を続けています。という事で有名タイトルの印象的なデカい敵を比較した図が登場、一番左に描かれたトム・クルーズとその大きさを比べてみて下さい。と、思ったら……?
なぜゲイブwwwメタルギアよりでかいゲイブってどんなだよ!というかゲイブ”敵”かよ!だがしかし、これはよいゲイブ写真です。考えた人頭いいな……という事で素晴らしい?ネタも折り込まれたデカ敵対比図、Mass Effectのリーパーは?とか色々思われる方も多いかと思いますが、やっぱりこういう比較ネタはいつも楽しい物ですね。
高クオリティの素晴らしいタイトルを量産するBiowareですが、本当に小さな欠点を挙げるならばDLCが面白くない!というのが正直な所でしょうか。Mass Effect然りDragon Age然り、それを補ってあまりある本編のクオリティがある故にさほど気にならない所ではありますが、他社には気合いの入ったDLCが増えてきているのが実情です。
パーフェクトに近い素晴らしいタイトルに仕上がった「Mass Effect 2」ですが、BioWareはDLCの展開でもいつになく気合いが入っており、今作では本編のストーリーと絡めて”Cerberus Network”によるネットワークとの連携機能を実装、こちらからDLCの導入などが可能になっています。
前置きが長くなりましたが、BioWareがMass Effect 2のDLCをなんと3種類もリリース、その価格やリリース日が決定しました。今回3月末から4月始めにかけて登場するDLCは前作MAKOの代わりに登場し、車両から飛行ユニットに成長した”Hammerhead”、そしてギャレスやゼロの新衣装、そして宇宙一の大泥棒カスミ・ゴトウが登場するDLCとなっています。詳細は以下でご確認下さい。
価格:Cerberus Network会員は無料、それ以外は1200MSP / 15ドル
Firewalker Packでは新しいビークル”Hammerhead”を手に入れ、新しい5つのミッションが楽しめます。Hammerheadは時速120kmで飛行し、誘導ミサイルを備えたアサルトビークルです。
価格:160MSP / 160BioWare Point / 2ドル
Alternate Appearance PackではGarrusとThane、Subject Zeroの新衣装を手に入れる事が出来ます。グラサンJackとThaneが渋い……これは欲しい。
価格:560MSP / 560BioWare Point / 7ドル
宇宙一の大泥棒、Kasumi Gotoの物語が描かれる”Kasumi – Stolen Memory”では、新しいメンバー、ミッション、新武器、リサーチアップグレード、カジュアル衣装、そして新しい実績が用意されています。大泥棒カスミちゃんの名前から何が起こっているのか色々と気になりますが、本編でもあれやこれやとお楽しみが待っていそうで待ち遠しい所です。
Mass Effect 2のDLCに関してはまだまだ先があるようで、このクオリティのDLCが続くならお布施以上にしっかり楽しめそうです!
シェイクスピアの代表的な悲劇で1600年頃に書かれたとされる戯曲”ハムレット”、復讐や狂気に満ち、そして主人公ハムレットとオフィーリアの悲劇はあまりに過酷で壮絶な物で、今も尚多くの人の心を奪い、そして多くモチーフとして用いられる魅力的な作品です。
そんなハムレットを少しブラックに可愛いコメディなアドベンチャーゲームにしてしまったインディータイトル「Hamlet」が4月8日にPCでリリースされる事が明らかになりました。それに併せてトレーラーが公開、本作のテイストが判る非常に楽しい映像に仕上がっています。
こうやって絵で見るとハムレット臭がまったくしない!そもそも主人公のヒーローってだれだよ……な上に、デンマーク王でハムレットの父の敵であるクローディアスはギターを抱えている始末。ゲームはロジックパズルになっており、ボス戦も用意されています!いや全然ハムレットじゃねえ!
しかしここまで潔いと逆に気持ちが良い上に、そのデザインもかなり魅力的とあって、一体どんな内容のハムレットになっているのか、非常に気になる所。オフィーリアを水底に助けに行く主人公のシーンから鑑みると本作ではハムレットの”if”が描かれているのかもしれませんね。
PCでの発売と決まっていますが、購入方法や値段については明らかになっていません。気になる方は公式サイトにて様子を伺っていればアナウンスが行われるかと思います。非常に楽しみ!
18歳以上向けのレーティングクラスが存在しない事から有名タイトルの発売禁止等の問題が起こっているオーストラリア、こういった現状に18歳以上向けレーティングの新設を望む運動が大きく展開されてきましたが、南オーストラリアの司法長官を務めるMichael Atkinson氏が大きくこれを阻み、どうあっても新設をさせる気はない!といった勢いで、大きな対立が生まれていました。
そんなオーストラリアのゲーマー達の前に大きく立ちはだかっていたAtkinson氏が、先日突然辞任を発表、後任の司法長官が2週間程度で決まる事が明らかになりました。詳しい事情はわかっていませんが、Atkinson氏のコメントによると家族とより多くの時間を過ごす為との事。
これにより今後の18歳以上向けレーティング新設が現実的な道が開けるか、それとも後任がAtkinson氏の意志を受け継ぐ方になってしまうのか、後任人事が明らかになるまで詳細はわかりませんが、泥沼化のリセットに光が見えるだけでも自体は改善に向かうのかもしれません。
オーストラリアのGameSpotが南オーストラリアの司法長官オフィスに連絡を取り、新しい大臣に関して質問した所、それは幹部会が決める事になっており、恐らく2週間程度で決まる旨を明らかにしました。さらにAtkinson氏は議会からも身を引くそうで、2014年には完全に政治から引退する事となりました。
しかしオーストラリアの現状ではAtkinson氏が所属し与党である労働党がやはり大きな力を持っており、国内に強い野党は存在していない状態です。打倒Atkinson氏を目標に設立された新政党Gamers4Croydonも先日の選挙では結局Atkinson氏の得票数に対して3.7%しか票を得られない結果となってしまいました。後任人事が一体どの様な人選になるのか2週間後のアナウンスを待ちたいと思います。
昨年お知らせしたForza 3のポルシェ911 GT2とリアルのポルシェ911 GT2が同じサーキットで対決したらどっちが速いだろう?とそんなふと思いついた妄想を実際に実現したイギリスのゲーム情報番組The Gadget Showの若干キモい且つ熱く愉快なおっさんJason Bradbury氏。前回あんまりな暑苦しさでおっさん萌えを誘った氏が新たな対戦企画を予告、今度はなんとリアル特殊部隊の方とModern Warfare 2のS.S.D.D.ピットを競う!
競うってどうやって競うのさ!と思ったらピット再現したようです……この大人どもは……。という事で今回の映像はその予告映像、サイト引っ越しでお知らせが遅れてしまいましたが本編はあちらで22日放送の予定となっていますので、数日の間には本編をご紹介できるかと思います。おっさん好きはこうご期待!
PCで1992年にリリースされた初の3Dアドベンチャー作品「Alone in the Dark」を手がけたFrederick Raynal氏の新作が、今年Ubisoftからリリースされる予定である事が先日同氏の公式サイトから明らかになりました。
Raynal氏が手がけてきた作品集が並ぶページの最後にフランス語で「次のゲームのタイトルはボードの裏にありますよ!」と書かれた黒板のティーザーイメージが掲載されており、さらにUbisoftのロゴと共に2010というタイトルが書かれています。しかしリンクを飛んでみると既に黒板消しで消された跡が!そして「とりあえずLittle Big Adventure 3ではないよ!」と記されており、それ以外の詳細については一切不明となっています。
くそっLBA3じゃないのか!しかしクトゥルフテイストが非常に色濃い代表作のAlone in the Dark以外は、一昨年のSoul Bubblesといいキュートなタイトルが多い一体Raynal氏、Alone in the Darkが無ければAlan WakeもHeavy Rainも無かったかもしれないと言っても過言ではない重要なタイトルを産んだ氏が”今”作るゲームはどんな物なのか、非常に楽しみなこのニュース、続報があり次第お知らせします。
今年に入りUbisoftが新たな著作権管理ツールとしてリリースした新ツール、これはネット認証が必要な物で、常にネット接続している状態をユーザーに求めるクラウドサービスに近い物ですが、リリース早々認証サーバのダウン等もあって大きなニュースとして報じられました。
そんなニュースも記憶に新しい中、イギリスのSteamで新DRMタイトルである「Assassin’s Creed 2」と「Silent Hunter V」の販売が取りやめになりました。理由は明らかになっていませんが、どうやら新DRMのトラブルについてSteamが顧客の評判を失いたくないのではとの理由ではないかと噂になっています。
これに対してUbisoftが声明を発表、両タイトルはイギリス以外では現在も利用可能で(日本からも利用可能です)、今回この2作が利用可能でない事はイギリスにおけるUbisoftとSteamのローカルなビジネスの議論と関係していると説明しました。
Ubisoftは昨年11月から実績管理やアイテム販売等のプラットフォームとして「Uplay」の運営を開始しており、今回の新DRMについても現在のSteamworksが包括するクラウドサービスの様な物を目指しているサービスと考えられますが、大手パブリッシャーがそれぞれ模索し始めた新しい認証システムを含む総合サービスの動向はまだまだその様相を大きく変えていきそうです。
新マップの内容も明らかになり、いよいよ登場が近づいて来た「Modern Warfare 2」初のダウンロードコンテンツ”Stimulus Package”ですが、前作からのマップも復活し、Mapathyサイトの存在も非常に気になるStimulus Packageの開発段階の物と思われるプレイ映像が登場しました。映像には以前リークされた際の映像やCrashやOvergrownを含む各マップの様子も納められており、新マップのテイスト等を確認する事が出来ます。
Modern Warfare 2の”Stimulus Package”DLCは3月30日にリリース、価格は未だ明らかになっていませんがMajor Nelson氏のポッドキャストにて、お馴染みInfinity WardのRobert Bowling氏が価格は1200マイクロソフトポイントになると語っています。
PC用タイトルでは本当に対応タイトルが多くなってきたValveの「Steamworks」、なんと新たにマイクロトランザクション(少額決済)に対応する予定である事が明らかになりました。Big Downloadによると、これは今後の予定が記されたオフィシャルなPDFから明らかになった物で、これによりValveタイトルのみならずSteamworks対応タイトルではアイテム販売などが登場する可能性が大きくなりました。
SteamworksはValveが運用する認証管理を含む総合的なクラウドサービスで、認証の他にコピープロテクトや自動アップデート、ソーシャルネットワーキングへの対応、マルチプレイのマッチメイク機能、アンチチート技術等が利用可能になります。つい先日にはUnreal Engine 3がSteamworksの統合を発表し、今後ますます本サービスの利用は増えていきそうな気配を見せています。
さらに同文書からはタイトル毎に割り当てられていたクラウドストレージの容量が1タイトルあたり1MBから100MBに増加された事も明らかになっており、Mac対応なども含めて着々と拡張への準備が進められている様子がうかがえます。ちなみに現在Steamworksが1ヶ月に処理する通信データは20ペタバイトに達するとの事で、数年前のGoogleが1日に処理するデータ量に相当する、巨大なトラフィックである事が判ります。
GDCにおいてはPCゲーミングの素晴らしさとそのメリットや発展についてBlizzardと共に”The Connected Future of Games”(ゲームの接続された未来)と銘打たれたパネルディスカッションを行ったValve、フレキシブルな設計や対応、そしてOPENである事を最大のメリットとして近年弱体化が指摘されるPCゲーム市場を活気づけようと様々な新サービスを展開しています。少額決済やアイテム販売の是非にはまだまだ課題があるものの、コンテンツを豊かな物にする可能性もやはり大きく宿しています。著作権被害の問題が改善され再び強いPCゲームの時代が戻ってくる事もそう遠い夢ではないのかもしれません。
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