本日Electronic Artsは「The Saboteur」のリリースを控えたPandemic Studiosの閉鎖を発表しましたが、そのアナウンスに併せて同社のNick Earl副社長が先日行われたElectronic Artsの決算報告から明らかになったMedal of Honorシリーズについて言及、同シリーズのリメイクが「驚く程すばらしい」と述べています。また、Sean Decker氏とGreg Goodrich氏が率いるEALA studioがFPSの再発明を進めているとも発言、同シリーズの復活に大きな自信を示しています。
決算報告の際にはリメイクと共に2002年のアフガニスタンを舞台にしたシリーズ最新作「Medal of Honor: Operation Anaconda」の存在も明かされており、その他のIPリメイクやCommand and Conquerの再フランチャイズ化なども含め、特定のIP強化にかなり力を入れている様子が伺えます。
先日11月10日に米国のBareis Technologiesという企業が1996年に同社が登録した光ディスク関連の特許を侵害したとしてUbisoft、Sony Computer Entertainment、Electronic Arts、Disney Interactive Studiosに対する訴訟を起こしました。
この特許は”情報アクセスの為に音声認識機能を備えた光ディスク”という物で、SCEAのSOCOMシリーズやUbisoftのTom Clancyシリーズに含まれる10タイトル以上、そしてElectronic ArtsのNASCAR 06~07、DisneyのPhonics Questを相手取ったもので、これら複数のタイトルが特許を侵害しているという物。しかし……これを実際に原告が戦っていくことはいささか侵害の証明をする事を含め難しい様に思えます。SOCOMシリーズから7年が経っている事を考えると、所謂サブマリン特許の様な物と言えるのでしょうか。
海外ではいよいよ発売を迎えた年末商戦御三家の一つ「Assassin’s Creed 2」ですが、パブリッシャーのUbisoftは本日「Uplay」という実績や報酬などのシステムをマルチプラットフォームで実現した総合サービスの運営を開始しました。サービス開始にともないAssassin’s Creed 2が第一弾の対応タイトルとしてXbox 360とPS3で利用可能になりました。
このサービスではゲームに設定された実績を解除していく事でプレイヤーは”Uplay Win Units”と呼ばれる交換可能な貨幣の様なアイテムを得て、そのポイントと交換する事でインゲームのアイテム等が入手できるといったサービスになっています。ちなみにAssassin’s Creed 2では、この実績ポイントによりアルタイルバージョンの衣装や仲間とのアジトに使える地下室や、壁紙といった物を手に入れる事が可能です。
さらにこのポイントはタイトルやプラットフォームを越えて利用可能になっており、次く対応タイトルは「Splinter Cell: Conviction」とPC版Assassin’s Creed 2の予定となっています。さらに今後リリースされる多くのタイトルがこのサービスに対応するとされています。また同サービスでは各種タイトルのヘルプやフォーラムなども用意されており、Wii用タイトルも含む全てのタイトルが取り扱いされています。
今後Uplay上での追加アイテムやDLCの販売も予定されており、巨大パブリッシャー達が軒並み具体的な準備をし始めたBattle.net的なコンテンツのベースシステムに、Ubisoftも参戦を果たした事になります。今後ますます現実化していくであろう少額課金のシステムや、オンラインでのコンテンツ拡張など一体どういう形に収束していくのか、各社の動向に注目です。
出オチですいません。見たとおりのまんまですが、CoDシリーズに時代と世界を越えて登場する名物人気キャラクター”プライス大尉”をマリオ風に書いたドット絵のご紹介です。素晴らしい!!どう見てもプライス大尉にしか見えないのが凄い。
ありえなさに拍車が掛かって色々面白い事になっている「Just Cause 2」ですが、今回はAvalancheエンジンも大幅にパワーアップされてオブジェクトの爆破や飛行機から見える遠景の描写が大迫力で描かれる事で、バカバカしさが一層不思議なパワーで底上げされるというなんとも不思議なタイトルに進化しています。
昨日本作のミッションを具体的に解説した10分間におよぶプレイ映像が公開されました。物の重さとか重力とか慣性の法則など知るか!と言わんばかりの滅茶苦茶さで、呆れかえる程にフリーダムなプレイは単純に面白そう!と思える物に仕上がっています。
Avalanche Studiosが開発中のJust Cause 2、リリースは2010年の予定で対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。PS3版だけの録画機能なども発表され、そろそろリリース日についても確定するでしょうか、続報がとても楽しみな1本です。
PC版でDedicatedサーバが立てられるハックが発見された「Modern Warfare 2」ですが、今度はいくつかの発表されていないマルチプレイモードが発見され、Infinity Wardの公式フォーラムにその内容が投稿されました。コンソールコマンドを用いて発見されたのはオブジェクティブベースの”Global Thermonuclear War“モードとVIPを守るエスコートミッションの”Assassination/VIP-escort“モード、そして一つの旗を奪い合う”Oneflag“モードが発見されています。後者においては解除とテストまで行われたと書かれてあります。
投稿はその後削除されましたが、今の所これが採用されなかった物なのかDLC用の物なのか?まだ詳細は明らかになっていません。どうやらこれに併せて未使用のマップやkillstreak報酬なども発見されている模様。恐らく公式なコメントも近いうちに出されるのではないでしょうか。
空港での民間人虐殺のシーンが議論を呼びコンソール版が全て回収となった「Modern Warfare 2」ですが、PC版では空港シーンが丸ごと削除する事をActivisionが明らかにしました。同社のスポークスマンによると、ロシアでは正式なレーティング機関や実体がないようで、これが今回の回収騒ぎに繋がったと明かしています。実務的にレーティングがコントロールする方法が無いことからシーン自体を削除してしまう事を決めたようです。
ポーランドのReality Pumpが開発を進めている自由度が高いオープンワールドのアクションRPG「Two Worlds II」のリリースが今年の冬から2010年春に延期された事が明らかになりました。併せて戦闘シーンが収められたトレーラーも公開されていますがこれがなかなか……なんというか、そりゃあ遅れるよね……としか言いようの無い出来。高クオリティなトレーラーに見慣れてしまったせいか、まったくワクワクしない!オークと強そうな敵が突然静かに戦い始め、独特のモーションで盛り上がりも無いままに悪そうな奴(オークも悪そうだけど)が突然死にます。
しかし前作のTwo Worldsをプレイした方はご存じの通り、なかなか骨のある所謂洋ゲー的な素敵なアクションRPGです。元々拡張コンテンツとして用意が進められていた物を続編とした今回のTwo Worlds IIですが、何度も見てるとじわじわ面白くなってきました。優等生で出来る子な大作タイトル達が並ぶ中、やはりこういう尖った子がいると可愛いです。頑張れTwo Worlds II!
最新の映像技術を駆使したジェームス・キャメロン監督の新作映画Avatarのゲームタイトル「Avatar: The Game」、映画本編に負けずゲームでもクオリティの高い描写や3D映像の出力に対応していたりとこちらもユニークな取り組みが行われています。そんな本作のPC版デモがドイツのコカコーラキャンペーンサイトに登場しました。このデモは英語版のデモで、サイズは1.6GBとかなり巨大な物になっています。現在アクセスが集中しているのか非常にダウンロードが遅い状況が続いています。
Modern Warfare 2やLeft 4 Dead 2、そしてBorderlandsといった最近の人気タイトルに立て続けに起こったオーストラリアでのレーティング問題、18歳以上向けのレーティングクラスの新設を阻む南オーストラリアの司法長官Michael Atkinson氏に対抗する対立候補の擁立まで行われる大きな騒動に発展しています。
そんな中オーストラリアのゲーマー達がMichael Atkinson氏に手紙を書いたところ同氏から6枚に渡る返事が返ってきたとの事。6ページのその内容には強い姿勢で18歳以上向けのレーティングの成立には反対を示している事、そしてMichael Atkinson氏のゲームに対する少し偏重されたイメージが書かれています。
同氏はレーティング区分がゲームの洗練やチャレンジに重要であるとした上で、Wiiを例に挙げ任天堂が堕落した性表現やゴア・残酷表現なしで多くのタイトルを知的に提供し、セールスでも成功を収めていると述べています。これに対してオーストラリアの成人ゲーマー達が求めている極端な暴力や明確な性表現等はゲームの面白さには直結しないと続けています。同氏は18歳以上向けクラスの提唱者達が「私たちにより多く、悲惨なセックスと極端な暴力を与えろ!」と叫んでいる様にしか見えていないようで、彼らのことが心配ですと記しています。
さらに同氏はGTAなどで見られる暴力表現や薬物について残虐な内容を例に上げ、それが現実世界では違法であるにも関わらず、「なぜ政府に対してそういった違法行為を体験させろと要求するのですか?」と逆に質問を返しています。そういった事を踏まえて、ゲームは「子供のために作られる物」であるという認識を強く主張しています。
どう視点を替えても平行線にしか思えないこの問題ですが、2010年にはMichael Atkinson氏が再選の為に出馬する事が決まっています。前述の対立候補の件に対してMichael Atkinson氏は「私は対立候補を要して18歳以上向けクラス新設を指示する賛同者たちも歓迎しましょう。私はあなた達賛同者が現実の生活の問題に比べ、想像上の世界の問題が持つ牽引力の弱さを知ることになると思います」と6ページに渡る返事を締めています。
今回のやり取りは本当に残念な展開だとしか思えず、関係はより悪化し今後も長引きそうな様子です。レーティングにしっかりとした区分を設ける事は当然かと思いますが、ゲームという分野自体が消費者と共に成熟して来ている事もやはり事実であり、ビデオゲームやゲーム性のあるコンテンツが”子供たちだけの物”だと声高に主張できる時代が終わりを迎えつつある事こそが、空想の世界の問題ではなく本当の世界の出来事ではないでしょうか。
FPSとRPGのハイブリッドタイトルであるBorderlands、10月20日にリリースを迎え高評価と好セールスを得ています。NPDの報告によると北米における10月中の本作の売り上げはPS3版が113,000、Xbox 360版が537,000、さらにPC版もリリースされている事からすでにかなりの本数が出荷されているようです。
そんなBorderlandsですが、ダウンロードコンテンツも既にアナウンスされており第一弾となる「Zombie Island of Dr. Zed」の動画が公開されました。このDLCには50の新クエストに5つの新しいダンジョン、そして新ボスが追加されており、PS3版とXbox 360版共に価格は10ドルとなっています。12月末と言われていたPC版も同じタイミングでリリースされるようですが、価格等の詳細はまだ明らかになっていません。なおPCバージョンは本日v1.01へのアップデートパッチが配布される予定になっています。
マサチューセッツにあるピザ屋さんのチラシにFallout 3でお馴染みのVault Boyにそっくりな子が……というか思いっきり盗用されています。もしかするとヤオ・グアイミートのピザなんかが食べられるピザ屋さんなのかも、な訳はないか……。さらに並べて見れば完全に一致するのが良くわかります。アウトすぎる!
先日は新しいプレイ映像も登場し、順調に開発が進められている様子の「スーパーストリートファイターIV」ですが、さらなるプレイ映像が登場し各キャラクターの通常技から必殺技、スパコンからウルコンまで細かい挙動が見られます。愛用キャラクターにしようと既に考えられている方には必見です。さらに今作の大きな新要素となるマルチプレイに関係するスクリーンショットも登場しています。
まず非常に印象的なのがZERO3で登場した超低空のコンドルダイブの様な突撃技コンドルスパイアです。ZERO3では中段技でしたが、今回のもしそうであればかなり使えそうな物に見えます。さらにコンドルダイブとの組み合わせでT・ホークは全体的にスピーディなキャラクターに変化した印象があります。さらに映像ではEXトマホークバスターからEXコンドルダイブに空キャンセルされている様子も見られます。
通常技から必殺技まで驚く程に当時のままのディージェイ、良い顔が進化したのがとても素敵です。通常技の再現度具合がかなり素晴らしい事になっています。映像ではあまり確認できませんが、EX必殺技各種には無敵時間が存在しており、使い勝手が良さそうです。さらにEX~EX等のコンボも成立する事からスパIIX的な動きも可能なようです。
一人目の新キャラクターとなるジュリですが、テコンドー使いの通り足技が特徴的な技構成になっており、高スピード高機動力、低耐久力が特徴のキャラクターになるようです。当て身後に移動している様に見える技も新しく確認でき、非常にトリッキーな動きが可能に見えます。さらに波動コマンド+キックボタンで繰り出される気弾は小・中・大で角度が変わるようになっており、さらにボタンを押しっぱなしにする時間によって技を出すタイミングが調整できる事から、こちらもバリエーション豊かな戦術が可能になりそうな雰囲気です。
さらに今回復活を果たしたボーナスステージやマルチプレイの新要素に関するロビー画面等のスクリーンショットも新しく公開されています。まだまだ新要素や新キャラクターの噂が予想されているスーパーストリートファイターIVは2010年春にリリースの予定です。
先日お伝えした「Splinter Cell: Conviction」のデモ版ダウンロードコードがAssassin’s Creed 2のパッケージに同梱されるらしいという噂ですが、/gamerが実物のダウンロード用コードが記載された説明書を入手し、どうやらこのダウンロード用コードはデモ版の為のコードではない事が確認されました。
説明書によるとURLにアクセスし、キーコードを入力する事で無料の何らかのコンテンツが”インスタント”にダウンロード出来ると書かれており、まだ特典の内容は明らかではありませんが、壁紙等の比較的軽いプロモーション用の何らかでは無いかと予想されています。
Rockstarの副社長を務めるDan Houser氏がタイムズのインタビューで、大きな議論を呼んでいるModern Warfare 2の問題に絡んで、「ビデオゲームは人気があって安易な敵」だと見解を述べました。
同氏はModern Warfare 2の空港シーンをこれまでビデオゲームで行われなかった重要な何かだと表現し、テクノロジー主導の新しいメディアが登場する際には必ず起こる出来事で、活版印刷の登場時から変わらず存在する歴史的な物だと述べています。さらにプレイヤー達のほとんどが30歳を越えている事を併せて、この騒ぎがばかげた物であるとも加えています。
インタビューでは期待されているGrand Theft Autoの最新作についても少し触れられており、まずは都市の設計から始められ、その後キャラクターについて考えていくことになると語られています。
いよいよ明日発売となる「Assassin’s Creed 2」に、サム復活のシリーズ最新作「Splinter Cell: Conviction」(国内ではスプリンターセル コンヴィクション)のデモ版のダウンロード用コードが同梱されるとの話が出てきています。まだデモの公表日時や内容等については確認されていませんので、続報をお待ち下さい。
スネークと人気を二分するステルスヒーローのサム・フィッシャーが鬼神の如き大復活を遂げるシリーズ最新作Splinter Cell: Convictionは北米で2月23日にリリース、対応プラットフォームはXbox 360とPCとなっています。
「Modern Warfare 2」のリリースで大盛況のCall of Dutyシリーズですが、ActivisionのCFOであるThomas Tippl氏が昨日開催されたBMO Capital Markets Conferenceにおいて、今後の同シリーズが進むべきビジネスモデルについて明らかにしました。
同氏はWorld of Warcraftの新しいビジネスモデルを例にあげ、Call of Dutyシリーズにオンラインでの少額課金による追加コンテンツ販売の導入を検討していると発言しています。また、World of Warcraftのビジネスモデルがコアなプレイヤー達が求めている物であるとも述べ、コンシューマ機でのオンラインプレイで成功を収めた同シリーズのノウハウの多くが新Battle.Netのデザインに組み込まれていると発言しています。
インゲーム広告や新しいビジネスモデル、そしてクラウドゲーミングサービスなど、本当に大きな本質の変化がゲームにもたらされ始めている事が実感できる興味深いニュースと言えます。ローンチのお祭り騒ぎで大盛況のModern Warfare 2も既にModern Warfareシリーズとしてのフランチャイズも明言されており、今後どういった形に変化していく事になるのか、これからも同シリーズから目が離せなさそうです。
先日はHalf-Life 2のMODとして恐竜FPSをご紹介したばかりですが、なんと今度はファミコン時代の超名作「悪魔城ドラキュラ」をモチーフにした「Half-LifeVania」MODの紹介映像が登場しました。映像を見れば一目瞭然の8ビットテイストで見事に再現された悪魔城が確認できます。このMODは海外の情報サイトMachinimaのユーザーが作成した物のようですが、MOD自体の公開等については明らかにされていません。
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