Ken Levineと2K Bostonの手を少し離れ、2K Marinで開発が進められている期待の続編BioShock 2。これまでBig SisterとLittle Sisterの素晴らしいコンセプトアートは明らかにされていましたが、とうとう今回の主人公となるBig Daddyがコンセプトアートを手掛けているColin Fix氏のサイトにその姿を現しました。
バウンサータイプに近いように見える外観と装備に、主人公らしくなったプロポーション、背中にはEVEとADAMのタンクも見られます。ギミックが仕込まれていそうなPlasmidで使われるであろう左手も気になる所でもあります。同氏のサイトでは左手のアップもご覧頂けます。
バイオニック・コマンドーやTerminator Salvationを手掛けたスウェーデンのデベロッパGRINが昨日12日付けで公式にスタジオの閉鎖を報告しました。やはり手掛けた大作の不振が資金繰りを悪化させたようです。
GRINは1997年にスウェーデンのストックホルムで立ち上げられ、未来を舞台にしたレースゲームBallistics(2001年)を最初のタイトルとしてリリース、その後ゴーストリコン アドバンスウォーファイターやバイオニック・コマンドー、Terminator Salvation等をリリースしました。
公式サイトではCEOのBo Andersson氏とディレクターのUlf Anderssonから最後のメッセージが以下の様に書かれています。メッセージは「ちょっと出かけますが……すぐ戻ってきます」(brb… /afk)と締められています。 (続きを読む…)
先ほどElectronic ArtsがBullfrog作品のリメイクに興味を示しているニュースをお伝えしましたが、同社がさらにBullfrog作品以外も名作タイトルを商標登録したとのニュースが聞こえてきました。
今回登録が明らかになったのは先刻お伝えしたBullfrog作品のPopulousとTheme Parkに加えて、Road RashとWing Commanderも含まれるとの事。
Road Rashは90年代にEAからリリースされていたバイクレースのシリーズ作品です。ノリの良いクレイジーな作風で人気を得て、国内ではメガドライブなどでもローカライズされたので記憶に残っている方も多いかもしれません。
Wing CommanderはかつてのOrigin社の看板タイトルだったスペースコンバット・シム。近年ではすっかり見る影もないスペースシム物ですが、当時は隆盛を極めたジャンルで、同作ではゲーム内ムービーにマーク・ハミル氏が出演したことで(色んな意味で)世間を驚かせた作品でした。
EAがどんな形でこれらの名作を蘇らせるのか、そもそも本当に蘇るのか?続報を楽しみ待ちたいと思います。
今年の11月16~17日にカナダのモントリオールで開催されるMontreal International Game Summit 09がスクウェア・エニックスの和田洋一氏による基調講演で開始される事が明らかになりました。
さらにEA MaxisのChris Hecker氏、Little Big Planetを手掛けたPaul Holden氏、ValveでSteamを統括しているJason Holtman氏などの講演も予定されています。
Chris Hecker氏のディスカッションタイトルは「ビデオゲームを文学や演劇と同じ方法で文化的なプロダクトと見なすことができるか?」「アート討論としてのゲーム」という物、非常に興味深い内容となっています。
かつてピーター・モリニュー氏に率いられポピュラスやダンジョン・キーパー、シンジケート等多くの名作を世に送り出したBullfrog Productions、現在はElectronic Artsに版権が移り管理されています。
今年に入りシンジケートの新作が開発中であることが明らかになりましたが、EAはその他のBullfrogタイトルの復刻にも興味を持っているようです。
EAのHarvey Elliot氏がKikizoに語ったところによると、Bullfrogタイトル達の復活するタイミングを伺っているとの事で、単なるリメイクではない再生を考えているとの事。
革新的なタイトルが多かったBullfrog作品ですが、今の技術でこれらに命を吹き込んだらどうなるのかとても興味深いところです。まずは異常な情熱でやりこんだコアなファンも多かったシンジケートが、一体どんな形で姿を現すのか楽しみです。
先ほどHitman新作の話題でRocksteady Studioに関する噂をお届けした所ですが、今度はHitmanの家元IO Interactive側のお話です。デンマークのデベロッパIO Interactiveは現在同社の新IPとなる「Mini Ninjas」という可愛らしいアクションゲームを開発中ですが、元々はHitmanシリーズやKANE&LYNCH等バイオレンスでハードな作風で知られたデベロッパです。
IO Interactiveが力を入れて開発に当たっているMini Ninjasのあまりのテイストの変わり具合に何事かとDevelopが以下の様なインタビューを行っています。新IPに関する取り組みやデンマークのデベロッパに関する現状についても語られる興味深い話が展開されており、Hitman新作とRocksteady Studioに関する噂にも納得のいく状況が伺えます。 (続きを読む…)
ハゲでも渋いエージェント47が活躍する自由度の高さが売りの暗殺ゲー「Hitman」シリーズ、2006年のBlood Money以降新作はリリースされていませんが今年に入り映画も公開され、多くのファンから復活が待ち望まれている人気のタイトルです。
昨日、俳優のMark Sloan氏の職歴からロンドンのRocksteady Studioにおいて同氏がHitman 5のモーションキャプチャー撮影を行った事が明らかになりました。
去年から新作が開発中である事は報じられており、同シリーズを手掛けてきたIO Interactiveが開発しているとの噂でしたが、なかなか続報や詳細が聞こえてこない状態が続いていました。さらに当のIO InteractiveがKane & Lynch 2: Dog DaysやMini Ninjasの開発で手一杯と推測されており、Batman: Arkham Asylumが一段落したRocksteady Studioに白羽の矢が立ったのかもしれません。Batman: Arkham Asylumのテイストもなかなか素晴らしい物なのでRocksteadyの47もちょっと見てみたい気がします。
1995年にリリースされて以来、拡張パックや派生タイトルも含めて相当な数がリリースされてきたHeroes of Might and Magicシリーズ。最近ではDS用にMight & Magic Clash of Heroesというタイトルでアニメ風に大きくイメージチェンジをしたタイトルのリリースが決まり、あまりの変化に驚いたファンも多かったかと思います。 (続きを読む…)
Bionic Commandoのリリースを終えた後、Terminator SalvationやWanted: Weapons of Fate等のタイトルの不振も重なって大きなレイオフのニュースが報じられたスウェーデンの中堅デベロッパGRIN、6月に入り同社のバルセロナとゴセンバーグオフィスの閉鎖が確認され、さらにストックホルムオフィスでも破綻手続きが進められているのではないかと噂されています。
やはりBionic Commando、Terminator Salvationと続いた大作タイトルの不振が大きな原因の模様、6月から従業員には出社しないようにとの旨が既に通達されており、今後同社がどうなるのか非常に危うい所です。
興味深い事に、先日同じストックホルムのデベロッパFatsharkがGRIN社のDiesel Engineを採用したマルチプレイ用FPSの「Lead & Gold – Gangs of the Wild West」をアナウンスしています。どうも様々生き残り策は講じられているようではあります。
先月商標登録から発見されたBlizzardの「Cataclysm」というタイトルですが、今月開催されるBlizzCon 2009で何か発表があると期待が集まっています。すでに新IPだ、WoWの新拡張だ、StarCraftMMOだ等といつもどおりの予想合戦が始まっています。
WoW.comに近い情報筋によると、「Cataclysm」はWoWの新しい拡張パックで、HordeにGoblinそしてAllianceにはWorgenがプレイアブルな2種族として追加されるのだそう。
もちろんまだ噂の域を出ないお話です。いよいよ開催が目前に迫ってきたBlizzCon 2009を楽しみに、あれこれ想像して待っていましょう。
最近のゲームタイトルは本当に映画化のニュースが多くて、どれがどれだか思い出せなくなってしまうほど。今度はCIAの特殊工作員Rico Rodriguezが活躍する自由度が高いサードパーソンビューのアクションゲーム「Just Cause」が映画化される事が判りました。
監督はAdrian Askarieh氏、調べてみるとこの方はゲームとコミック関係の映画ばかり手掛けています。映画版「Hitman」のプロデューサーであり、続編の「Hitman 2」も準備中でそちらでは監督を努める模様。「Kane & Lynch」でも監督としてクレジットされており、さらになんとMidwayのThe Rock兄貴が暴れ回るアクションゲーム「Spy Hunter」映画版の監督もこの方。さらにDevil’s Dueのホラーコミック「Hack/Slash」と「Lost Squad」でも監督を務めるという、凄いというかむしろこの内の何本が実際に日の目を見るんだろうかという素朴な疑問や不安が脳裏をかすめずにはいられないラインアップ。
近年ゲームタイトルの映画化が本当に幅をきかせていて、すっかりハリウッドのトレンドとなった感もあります。「Just Cause」は素晴らしいおバカ映画になりそうなポテンシャルを色んな意味で秘めているので、映画化発表のニュースに対してぜひ実現させて欲しいと言うのも全くおかしな話なんですが、なんとか日の目を見させてあげて頂きたいと思います。
ミドルウェアとして大成功を納めているUnreal Engine 3、今月同エンジンにIntelが公開している近年主流になってきたマルチコアのCPUやマルチCPUでの並列処理を効率化するテンプレートライブラリIntel TBB(Threading Building Blocks)が組み込まれる事が判った。
TBBで組み込まれるC++のテンプレートライブラリによりエンジンの根幹部分の並列処理が簡単になり、UE3でのマルチスレッドアプリケーションの開発がよりスピード化される模様。また長期的に見た場合インテル製品との親和性が上がる事も魅力だとの事。
8月21日から22日にかけて、カリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターで開催されるBlizzardの一大ファンイベントBlizzCon 2009でオジー・オズボーンがパフォーマンスを行う事が有料配信を担当するDirecTVの予定表から明らかになりました。
オジーはWorld of Warcraft: Wrath of the Lich KingのCMにも出演しており、CMではリッチキングと戦った仲。BlizzConを大いに盛り上げてくれる事でしょう。
今年はBlizzConはBattle.netの大改装もアナウンスされ、StarCraft IIとDiablo IIIの超大作2本のリリースも控えている上に新タイトル発表の噂まで飛び出しており、例年以上に注目が集まっています。
GDC 2009で発表され大きく注目を集めたクラウドコンピューティングで最新ゲームタイトルをストリーミング配信する次世代サービス「OnLive」、高性能のPCがなくとも凝った3D表現のタイトルを遊ぶ事が出来る夢の様なテクノロジーです。
今夏ベータテスト開始を謳ったGDC以降、あまり続報が聞こえてこないOnLiveですが、夏も終わりが見えてきた状況で開始日時が確定せず遅れが危ぶまれています。しかし、DestructoidがOnLive社に問い合わせた所、まだベータテスト開始を今夏に定めて準備を進めているとの事。
続報が聞こえてこない間に同様のクラウドサービスであるGaikaiやPlaycastも発表、さらにE3開催時には会場近くのコンドミニアムで実際にサービスが動くデモが存在していたにも関わらず不参加を表明、残念がる声も多く聞こえてきました。
しかしOnLiveを立ち上げ開発しているStephen Perlman氏はIT分野(特にコンテンツ配信)で80を超える特許を持つ配信ビジネスや3Dグラフィック技術のプロです。実現されれば今までにない革新的なサービスとなるクラウドゲーミング、恐らくフロンティアとして十分な準備を行っているのではないでしょうか。
10月20日に各プラットフォーム同時リリースの予定だったDragon Age:Originsですが、リリースが少しだけ延期される事が明らかになりました。公式の発表では北米で11月3日、そしてヨーロッパでは11月6日にXbox 360とPC版がリリースされるとの事。残念ながらPS3版は北米・ヨーロッパ共にリリース日が確定していませんが、11月中には発売されるとの事。
Dragon Age:OriginsはBioware社が送り出す久方ぶりの正統派ファンタジーRPG、開発段階から名作Baldur’s Gateシリーズを引き合いにした発言も多く見られ、精神的な後継策とも評される期待の骨太RPGです。残念ながらAD&Dルール準拠の物では無くなり、表現も完全3Dに進化しましたが、Baldur’s Gate臭がプンプンするハードな感じに仕上がっています。今回の発表は残念ではありますが延期が少しだけで安心しました。11月を楽しみに待っていたいと思います。
イラク戦争を舞台にしたFPSタイトル「Six Days in Fallujah」を開発していたAtomic Gamesの閉鎖が近づいているという噂が聞こえてきました。75人の従業員を解雇し、すでに数えるほどしかスタッフが残っていないとの事。
Atomic Gamesはアメリカ国内ではナイーブな問題であるイラク戦争をテーマにしたことで大きな批判を浴び、当初コナミが担当していたパブリッシャーも失いリリースの目処が立たない状況に陥っていました。今後は姉妹会社のDestineerから資金提供を受け小さなチームで開発を継続するだろうと予想されています。
今年QuakeCon 2009は8月13~15日にかけてテキサス州のGaylord Texan Resortとそのコンベンションセンターで開催されます。昨日公式サイトよりQuakeCon 2009の詳細なスケジュールが明らかになり、id software期待の新作「RAGE」初のパブリックなデモやBethesda SoftworksとSplash Damageが手を組んで開発を進めている「BRINK」の、こちらも初公開となるデモンストレーションなどが行われる事が判りました。
開催初日午後3時半からメインステージにおいてid Softwareのプレス・カンファレンスが行われ、4時からカーマック氏の基調講演が始まります。今年は主に新エンジンidTech5の話題になりそうですね。ロケットベンチャーの話もするようですが……。
その他にもNVDIAのプレゼンテーションやiPhoneでDOOM Resurrectionを開発したEscalation Studiosが開発中の「411」についての発表、もちろんLANパーティも開催期間中延々と行われます。
Eidosは本日8月7日にBatman: Arkham AsylumのプレイアブルデモをXbox 360、PS3、PCに向けてリリースしました。各プラットフォームの製品版は8月25日に同時リリースされる予定でしたが、PC版のみ遅れる事が明らかになりました。現在PC版には物理演算のPhysXをサポートするための作業が進められている様です。
Xbox 360とPS3版は予定通り8月25日にリリース、PC版の発売日は北米で9月15日、ヨーロッパで18日に変更となりました。
ちなみにリリースされたPC版のデモはFileshackからDL可能です。リリース延期は残念ですがPC版購入予定の方はPhysX対応を楽しみにデモ版をたっぷりと楽しんでおきましょう。
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