現在ラスベガスで開催されているCES 2010のIntelブースで行われた、タッチウォール「Infoscape」を操作するデモ映像が公開されました。InfoscapeはGoogle NewsやFlickrのフィードを取得し、巨大な壁面に設置されたディスプレイに表示、それらを操作して情報を得る事が出来ます。このデモンストレーションはIntel Core i7プロセッサーで動作しており、ディスプレイサイズは1枚あたり228.6 cm×228.6 cm、解像度は1920×1920で、これを2枚利用した巨大な物となっています。
映像では、キューブ状のインターフェイスが波打つようにうねうねと動く様子が確認できます。何でうねうねっとしているんだろう……ちょっと気持ち悪い!と、見た目の派手さと動きに目が行きがちですが、ここで見られる複数人によるマルチタッチや出力を想定したUIには、1対多のインタラクティブなインフォメーションやプロモーションが本格的に現実に近づいてきた感があります。こういった物が近い将来どのような場所で活用されていくのか非常に気になる所です。
ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市CES 2010では注目タイトルのプレイアブル展示も多く行われており、様々な情報が明らかになってきています。そんな中シリーズ最新作として期待を集める「スーパーストリートファイターIV」もプレイアブル展示されており、映像があれこれと公開されています。コーディとガイ、アドンのプレイ映像からは彼らの懐かしい技やモーションの数々が高いクオリティで違和感無く再現されている事が確認できます。
リュウの滅・昇竜にキャミィの新ウルコン”CQC”はなんと当て身!豪鬼の新ウルコンはどえらい竜巻技になっていたりと盛りだくさんな内容となっています。
昨年末に歴史的なローンチを達成したInfinity WardのModern Warfare 2、同社はCall of Dutyシリーズから距離を置いたModern Warfareシリーズとして新しいフランチャイズ化を視野に入れた動きも見せていましたが、現状ではModern Warfare 3の開発を進めることには興味が薄いようです。海外の情報筋によるとInfinity Wardの次回作は完全な新作になるとの事で、この新作がMMOではないかとの噂が囁かれています。
この噂によるとInfinity WardがSony Online Entertainmentに在籍していたMMO開発者を複数雇用しており、なんとその中にはEverQuest IIのリードデザイナーまで含まれているかもしれないとの事。さらにはBlizzardの開発者までがInfinity Wardの新タイトルに深く関わっているとの話まで囁かれています。
また以前からよく聞かれる噂としてCall of DutyシリーズのMMOの存在、第3のCoDデベロッパ、そしてActivisionがBattle.netの運用を活かしたソーシャルサービスの展開の話題など、非常に気になる事が山積みのところに今回のInfinity Wardの動向と、Call of Dutyシリーズに絡む動きはまだまだ目が離せなさそうです。
本日CESで行われたソニーの基調講演からPS3の大幅な販売台数の伸びをお知らせしましたが、PSNで行われている映像配信サービスをゲーム機器以外にも拡張していく事が同社CEOの平井一夫氏から発表されました。
それによると2006年からスタートしたPSNは3800万アカウントを越え、現在では36ヶ国12言語に対応するまでに至っており、ストリーミングサービスは2700の映画、そして1万6000のテレエピソード、さらに月間のダウンロード数は7億8000万に及ぶ巨大映像配信サービスに成長しているとの事で、ソニーはこれらのコンテンツがゲームデバイスを越えるサービスになる事を計画していたようです。
さらにこれらのPSNサービスは新たに設立されたSony Network Entertainment, Incが運用していくとの事で平井氏自らがリードしていくとの事。同社はソニーグループ全体を横切って、ビジョンと戦略を組み上げ、ネットワークサービスを実行し、プレイステーションシリーズとソニーのその他の製品やデバイスを結びつけていく事を目標として活動していくそうです。
今日から10日までラスベガスにて開催中のCES 2010において、Modern Warfare 2の最初のダウンロートコンテンツが春に登場する事が明らかになりました。DLCの内容についてはまだ判明していませんが、まずはXbox 360版からリリースされる事が判りました。
初のDLCはゲームモードが追加されるのか、それともMapパックになるのか、はたまたSpec Opsの追加ミッションか、今から春になるのが楽しみです。
現在開催中のCES 2010で行われたマイクロソフトの基調講演において同社のRobbie Bach氏が30種類のアーケードタイトルがXbox 360とGames for Windows Liveで楽しめるサービス「Xbox Game Room」を今春からスタートする事を発表しました。このサービスはクロスプラットフォームを実現しており、マイクロソフトポイントを使って購入したゲームタイトルをカスタマイズ可能なGame部屋に設置し、フレンドを招待する事ができるという物のようです。
アーケードのタイトルは懐かしいCentipedeやOutlaw、Star Raidersなどが楽しめるようで、さらにこれらは毎週新しい物がリリースされるとの事です。
2007年のCESで発表されたもののまだ実現されていなかったXbox 360のIPTV機能ですが、現在開催中のCES 2010において今年の後半にこの機能が改めて実現される事がマイクロソフトSteve Ballmer氏の基調講演で明らかになりました。これによるとIPTVの機能はAT&Tが運営しているIPTVサービスであるU-verseをXbox 360上で楽しめるようになると言う物で、これによりWindows 7とWindows Mobileに加えて3プラットフォームがU-verseをサポートする事となりました。現在アメリカには同サービスの利用者が200万人を利用しており、さらなる利用拡大をめざしていくようです。
Modern Warfare 2のメガヒットもあり次のCall of Duty最新作には様々な意味で注目が集まる所ですが、Activisionがベトナム戦争の時期の楽曲の利用許諾を熱心に行っていた事やTreyarchがCoDシリーズのレベルデザイナーを募集していた事などから、次回作はTreyarchの担当で1960~70年代のベトナムが舞台と噂されています。
先日、この次回作がこれまでよりもストーリーを中心に据えたアプローチの作品になるとの新たな噂が登場しました。ベトナムが舞台とされる次回作では”地獄の黙示録”や”プラトーン”、そして”フルメタル・ジャケット”といった映画作品をモチーフに進められているとの事です。Modern Warfare 2もかなり映画的な作品であったことからも、シネマティックな方向性が今後のCoDシリーズの重要な要点であることは間違いなさそうです。カーツ大佐やハートマン軍曹みたいな濃いキャラの登場を期待して待ってます!
昨晩海外の情報サイトThe Lost Gamerから「Medal of Honor」に2種類のシングルキャンペーンが存在するとのニュースが飛び出し大きく注目を集めていましたが、これに対しElectronic ArtsのコミュニティマネージャーMatthew Pruitt氏が本作のキャンペーンはあくまで1本のシナリオであると発言しました。しかしこのコメントからMedal of Honorには複数のプレイアブルキャラクターが存在する事、そして特殊部隊の”Tire 1″以外に大規模な通常軍隊としての”Big Military”サイドのストーリーが並行して描かれる事が明らかになりました。
なお今回の件で”Sledgehammer”(スレッジハンマー)と”Scalpel”(メス状のナイフ)の2つのモチーフが明らかになっており、恐らくそれぞれがBig MilitaryとTire 1に繋がる文脈だと思わるこの言葉から、Medal of Honorではど派手で動的な大規模戦闘と、特殊部隊らしい緊張感溢れる静的なミッションと、かなりコントラストの高いゲームプレイが体験できるのではないかと予想されます。
新キャラに新システム、そして懐かしいボーナスステージまで復活する期待の続編「スーパーストリートファイターIV」に新しいトレーラーが登場しました。メカザンギやキョンシーまで登場するトンデモ新コスチュームに既存の物と併せて選択できる新ウルコンの登場など盛りだくさんの内容となっています。
しかし今回のザンギ空中投げやヨガシャングリラ、これまでの新登場キャラクターや新要素も併せて、以前のリーク内容が不自然な程に精度が高い事に驚きです。ここまでくるとまだ真偽の明らかになっていない情報もかなり実現される可能性が高いのではないかと思われます。残る大きなリークとしては新キャラのHakanの登場、いぶき、ダッドリー、まことの復活、そして新しい多段セービングあたりが残っています。これらがどうなるか続報に注目ですね。
先日PC版の動作環境をお知らせしたTPSアクションの「Dark Void」ですが、本日Xbox版のデモが登場する事が明らかになりました。なおPS3版のデモは明日リリースされる予定となっています。またPC版はリリースされない事を米カプコンがBigDownloadに明かしています。
Airtight Gamesがデベロッパを務めカプコンがパブリッシャーを務めるDark Void、リリースは1月19日に北米、ヨーロッパは1月22日となっており、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、そしてPCとなっています。
エピソード3はまだか!というファンや、年末のSteamセールでオレンジボックスを購入した方など、これから予習や復習を兼ねてHL2をプレイされる方は割と多くいらっしゃるのではないでしょうか。もうリリースから6年が経ってしまった「Half-Life 2」にエピソード2のエンジンを利用して美しく蘇らせるMODが公式フォーラムにて公開されました。さらになんと32種類のSteam Achivementsまで追加され、リストにはなかなかやり甲斐のありそうな物が並んでいる事が確認できます。
しかしやはり秀逸なのがエピソード2のHDRエンジンを利用した映像表現の強化でしょうか。公開された映像では水面の表現やライティング、光源、キャラクターモデル、影の表現、そして炎や煙の処理など、全然ちがう!と感じられるプレイの様子が見られます。同様のMODとしてキャラクターモデルまですっかり変化するFakeFactoryのCinematic Modシリーズがありますが、こちらは要求スペックや動作面でのプレイの安定度など、かなりしきいが高くなっているので、現実的なプレイを考えるならこのMODはかなり良い選択かもしれません。
Project Gotham Racingシリーズで知られるBizarre Creationsの新作レースゲーム「Blur」、Bizarreらしい美しいビジュアルにマリオカートのようなゲーム性を盛り込んだ爽快感の高いタイトルになるとされています。現実にはあり得ない各種パワーアップが配置されたレースが展開される事からマルチプレイが楽しそうな本作ですが、Xbox 360向けにLive上でマルチプレイデモが登場するとの噂が囁かれています。
これはドイツのレーティング機関であるUSKによる審査結果から明らかになったもので、Xbox Live向けのマルチプレイデモのリリースが記載されています。なおPS3版については言及されていないようです。とても楽しそうなタイトルなのでデモの登場は喜ばしい限りです。
米国の投資銀行Wedbush Morgan証券のアナリストMichael Pachter氏が2010年上半期のゲームタイトルのリリーススケジュールがこれまでの歴史で最も大きな売り上げを記録するだろうと予想しています。これはNPDの2009年のセールス結果を元に予想された物で、様々不振や不況が表面化した昨年の状況に比べて、2010年の上半期にはBioShock 2やSplinter Cell: Conviction、Gran Turismo 5、Final Fantasy XIII、さらにはGod of War IIIなど成長への起爆剤となる作品が多く含まれており、2010年はソフトウェア販売が非常に容易な年になるだろうと続けています。
この成長は2月から始まり、4月から10月までは二桁成長が見られるだろうとされています。さらにこの成長が現在よく聞かれる次世代コンソールの必要性も若干薄まるのではないかとの見解が示されています。確かに2月からのプチ年末商戦とも言えるラインアップはある意味年末よりも層の厚いタイトルが多く含まれている感もあります。
ちなみに国内でも注目度の高い「God of War III」と「God of War Trilogy」が3月25日に発売される事がAmazonやGEOから明らかになっています。景気の悪い話が多く聞かれる昨今ですが国内でも大きな盛り上がりが出てくると良いですね。
去年のGDCから勃発したクラウドコンピューティングによるゲームストリーミングサービス戦争、様々なサービスがローンチを目指して競争中ですが、現在は潤沢な資金と大きなバックボーン、そしてフロンティアとしての注目度でOnLiveが頭1つ抜きん出ている印象が強いでしょうか。そんなクラウドサービスについてSCE UKのボスRay Maguire氏がMCVのインタビューにおいて「PS3の驚異ではない」と語りました。
同氏によるとコンソールこそが”予定されたクオリティ”でゲームを楽しむ事ができる唯一のデバイスであるとの事で、サーバの状態やインフラ等の物理的な影響を大きく受けるクラウドサービスが驚異ではないとの見解を示しています。
さらにドイツのゲーム情報サイトVideogameszoneではSCEAの副社長を務める吉田修平氏がインタビューに答えており、5Mbpsは必要とされるであろうインフラやHDビデオストリームに必要な最低水準を例に取り、クラウドサービスが未だ多くの技術的な問題を孕んでいると発言しています。これに加えて同氏はソニーがすでにPSPやAinoに搭載した”Remote Play”で類似したサービスをローンチしているとアピールしています。
Remote Playとクラウドサービスの対比では論点が少しずれる気がしないでもありませんが、ソニーが先日「Cloudsurf」という気になる名前の商標登録を行っている事も発見されています。商標登録からは様々なデバイスに向けた音楽や映像、そしてゲームの配信サービスである事が記されていますが、ネーミングからも読み取れるようになんらかのクラウドコンピューティング的なサービスである事が予想されます。
すでにマイクロソフトはビジネスサイドのクラウド事業を大きく展開していますが、ソニーもエンターテインメント向けのクラウド事業の準備を進めている事は去年からPS Cloudなどで噂になっており、コンソールの特性を活かしつつクラウドサービスも強みとして取り込んでいくための準備は海面下で着々と進められているのかもしれません。いずれにしても今年大きく活性化するであろうゲームストリーミングサービスが実際に開始されれば、状況は大きく変化していく事になりそうです。
先日DLCではない大型の新拡張パックリリースの噂をお伝えしたDragon Ageですが、昨晩GameStopがプレオーダーの受付を開始し、「Dragon Age: Origins -Awakening」の存在が明らかになりました。これによるとリリースは3月16日、価格は39.99ドルとなっています。
内容についてはOrigins後のストーリーが描かれると共に大きな拡張が施されており、舞台は東に拡がっていたAmaranthine海を越えた土地になる様子。また追加要素にはOriginsからのキャラクターインポートや新しいカスタマイズ、新スペル、アビリティ、スペシャライゼーション等盛りだくさんな内容になっているようです。映像では新ドラゴンやゴーレム、知性を持った新しいDarkspawn、さらにはリッチらしき敵まで登場し、Originsをプレイした方にはテンションだだ上がりの内容となっています。なお、本作の詳細は以下のようになっています。
去年の11月に発表されたDellのAndroid携帯”Mini 3″がどうしても、どうしても欲しかったのか同社のミニノートInspiron Miniを大(魔)改造してMini 3にしちゃった映像が公開されました。中身だけでなく外装まで利用して無駄なく作り替えてるのが微妙に関心する所なのか判りませんがModderとしてのこだわりを感じさせます。であれこれ早回しで完成するわけですが、とりあえずでかい。しかし機能的にも技術的にも完成度は恐ろしく高く、これぞ技術の無駄遣いだと言えるボンクラな魔改造に仕上がっています。ちゃんと電話も出来る!なんともはやModder恐るべしといった所でしょうか。
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