先日ソニー・エリクソンが新たな拠点をアトランタに設立、オープンイベントに登場した同社のCEOを務めるBert Nordberg氏が今後数ヶ月の内にソニー・エリクソンから”大きなサプライズ”が登場する事を明言しました。(※ 映像では1分58秒から)
以前からまことしやかな噂として囁かれているスマートフォン化した新型PSPの存在ですが、つい先日にはPAX会場でNetherrealm StudiosのプロデューサーShaun Himmerick氏から”PSP2がスタジオに有る”との発言も飛び出し、いよいよ具体的な情報が出てくるかと期待が高まっています。
さらに今月20日にはソニーのPlayStation divisionがAndroid 3.0ベースでPlayStationブランドのゲーミング携帯電話の技術者やサーバエンジニアを募集している事が発見されており、特にAndroidでの経験を考慮したモバイル開発の経験者とオンラインゲームに関する知識と経験を持ち合わせた人材が募集されています。
また、これまでPSP Phoneの噂については否定を続けてきたソニーですが、今月に入りSCEAの上級VPを務めるPeter Dille氏が「年内の新モバイルのローンチは無い」と否定ながらも具体的な発言を見せており、昨今出揃う符丁がやはり新PSPがスマートフォンである事を指し示している様にも感じられます。今回Nordberg氏が口にした”ビッグサプライズ”が何を意味する物か、今後の続報に注目です。
先日はHalf-Life 2のブリーン博士の安否が心配な第3回戦の結果をお知らせしたGamespot主催の”史上最狂悪役トーナメント”でしたが、とうとう準々決勝も終了、頂上を狙う4人の悪役が出揃いました。
なお、前回安否が気遣われたブリーン博士は驚きの善戦を見せ、昨晩の段階では0.4%という僅差でラーム将軍を抑えるという超展開!HL2ではみっともない最後を迎えた博士が、まさかここで逃げ切り一花咲かせるか……と思いきや、まさかのCliffy Bが乱入「みんなの元気をオラ(ラーム将軍)にわけてくれ!」(※ 意訳)とtwitterでファンに応援を要求、ラストスパートで0.6%差を付けなんとかブリーン博士を屠りました。博士頑張った。
という事で、出揃った悪役4名と準決勝のカードは以下。結果は18日にお知らせいたしますので続報をお楽しみに。
- ジョーカー(バットマンシリーズ)対 Kerrigan(Starcraftシリーズ)
- ダース・ベイダー(スターウォーズ)対 General RAAM(Gears of War)
悪役 | 登場タイトル |
The Joker 登場:1988年「Batman: The Caped Crusader」 最新作:「Batman: Arkham Asylum」 |
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Kerrigan 登場:1998年「Starcraft」 最新作:「Starcraft II: Wings of Liberty」 |
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ダース・ベイダー 登場:1983年「Star Wars」 最新作:「Star Wars: The Force Unleashed」 |
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General RAAM 登場:2006年「Gears of War」 最新作:「Gears of War」 |
昨晩、先週のイギリス販売チャートが発表され”Mafia II”が3週目の首位をキープした事が明らかになりました。しかし、全体的なセールスは奮わず、総売上は先週からなんと58%ダウンという結果になった事がChart-Trackにより付記されています。
そして今回は長らく5~6位に鎮座し続けたJust Danceが遂にTOP10圏外へダウン、11位という結果に終わっています。同じくTOP10入りを続けていたModern Warfare 2もここに来てようやくセールスを落とし、20位という結果に終わりました。大きな流動の少なく同じ顔ぶれが支配していたイギリスのセールスですが、Halo: Reachのローンチと共に年末商戦の足音もいよいよ近づき変化の時期を迎えている様です。
- 1位:MAFIA II
- 2位:TOM CLANCY’S H.A.W.X. 2
- 3位:KANE & LYNCH 2: DOG DAYS
- 4位:TOY STORY 3
- 5位:TETRIS PARTY DELUXE
- 6位:SPIDER-MAN: SHATTERED DIMENSIONS
- 7位:KINGDOM HEARTS: BIRTH BY SLEEP
- 8位:R.U.S.E.
- 9位:PRINCE OF PERSIA: THE FORGOTTEN SANDS
- 10位:RED DEAD REDEMPTION
- 11位:JUST DANCE
- 12位:SUPER MARIO GALAXY 2
- 13位:LEGO HARRY POTTER: YEARS 1-4
- 14位:MASS EFFECT 2
- 15位:SNIPER: GHOST WARRIOR
- 16位:WII SPORTS RESORT
- 17位:TIGER WOODS PGA TOUR 11
- 18位:BATTLEFIELD: BAD COMPANY 2
- 19位:BATMAN: ARKHAM ASYLUM
- 20位:CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
本日「PlayStation」が北米にて15周年を迎えた事が明らかになりました。1995年9月9日に北米ローンチを果たして以来、PlayStatioブランドは複数の製品を経て、3億7700万台以上のハードウェアを出荷し、20億本を超えるゲームタイトルを販売、実に630億ドル以上の収益を上げています。
SCEAのCEOを努めるJack Tretton氏はこれまでの歴史を振り返りつつ、今後の市場が200億ドル規模の物であるとの見解を示し、次の15年で3D立体視対応のような新たな没入型のゲーム経験をもたらし続けると述べています。
また、ソニーから興味深い統計結果が発表されており、PS3所有者の30%が20を超えるタイトルを所持している事、クレイトスがファーストパーティタイトルで最もフェイバリットなキャラクターである事などが明らかにされています。
今回の15周年を祝い、北米PlayStationStoreではPS3とPSP用の壁紙が配布、さらにPlayStation 15thアニバーサリーコレクションのページが用意され、PS Oneタイトルの最大50%引きとなる週間セールが開催、さらにPlayStation Homeにも記念の初代PlayStationをモチーフにした装飾が登場しています。
また、海外では熱烈なファンお手製のアメリカンなケーキによる初代PlayStationなども登場し、15周年を祝っています。
昨晩NPDによる8月の北米ゲームセールス調査結果が発表、ハードウェアのセールスでXbox 360がWiiを僅差で下し、トップセールスを達成、3ヶ月連続でWiiとPS3を上回り、ソフトウェアセールスでも上位10タイトルのうち、4タイトルがXbox 360タイトルとなる好セールスを達成しました。
しかし北米全体のセールスとしては2006年以来最悪の8月となり、2009年8月の9億1030万ドルに対して10%下落の8億1890万ドルという結果になっています。これには昨今陰りが見え始めた携帯ゲーム機セールスの凋落が大きく影響を与えています。
まず、ハードウェアセールスは前年比5%ダウンの2億8290万ドルとなっており、Xbox 360がWiiとDSを下したものの、WiiとDSの販売台数の合計は58万7000台と大きな物で、市場での任天堂の支配力はまだまだ強い状況にあると言えます。
マイクロソフトはXbox 360を35万7000台販売し8月のベストセールスに、ソニーのPS3は22万6000台を売り上げ、13ヶ月連続成長を記録、8月セールスの中で唯一前月からのプラス成長を果たしています。なお、PSPは先月から5000台ダウンの79,000台セールスという結果でした。ハードウェアセールスの詳細は以下からご確認下さい。
■ 北米8月の各ハードウェア販売台数
- Xbox 360:35万7000台
- DS:34万3000台
- Wii:24万4000台
- PS3:22万6000台
- PSP:7万9000台
■ 北米2010年の各ハードウェア累計販売台数
- DS:381万2100台
- Wii:298万2800台
- Xbox 360:269万6200台
- PS3:203万1500台
- PSP:68万3379台
■ 北米での各ハードウェア累計販売台数
- DS:4561万0258台
- Wii:3252万2881台
- Xbox 360:2325万2086台
- PS3:1946万8336台
- PSP:1340万3075台
ソフトウェアセールスは前年比で8%ダウンの4億350万ドルとなり、Xbox 360とPS3の合計で180万本以上を売り上げたフットボールタイトルの”Madden NFL 11″がトップセールスに輝いています。特にPS3版は前作の売り上げから22万8600本アップという好セールスを記録しています。詳細は以下からご確認下さい。
- Madden NFL 11 (Xbox 360) 92万800本
- Madden NFL 11 (PS3) 89万3600本
- Super Mario Galaxy 2 (Wii) 12万4600本
- Mafia II (Xbox 360) 12万1600本
- New Super Mario Bros. (DS) 11万400本
- New Super Mario Bros. (Wii)
- Mafia II (PS3)
- Call of Duty: Modern Warfare 2 (Xbox 360) 10万1000本
- NCAA Football 11 (Xbox 360) 8万7000本
- Wii Fit Plus (Wii)
なお、8月のトップセールスを記録したKane & Lynch 2は一気にトップ10圏外となり、20位までのタイトル発表が待たれます。今回のセールスチャートにはダウンロード販売やDLC、レンタル、サービス加入の売り上げ、モバイル、ソーシャルネットワークゲームのセールスが含まれておらず、NPDが今後発表予定の四半期報告書には前述の結果が含まれるとの事。
しかしNPDのAnita Frazier氏は”Starcraft II: Wings of Liberty”の売り上げについて触れており、北米8月のセールスは30万本を声、PCタイトルの売り上げを前年比で35%もアップさせる結果を叩き出したとの事。
9月はいよいよHalo: Reachのローンチが果たされる事から、再びXbox 360が好調な動きを見せる事が予想されますが、年末商戦に向かって各社の動向は非常に予想しづらい状況でもあり、今後の動向に注目です。
9月3日から5日までシアトルにて開催された今年のPAX Prime、去年のPAXはA型ブタインフルエンザの猛威が重なりチケット販売の制限なども行われましたが、今年はつつがなく終了しました。
歴史的なサプライズとなった”Duke Nukem Forever”の再アナウンスも行われ、昨今のゲームイベントの回収や続報等、今年も注目度の高いイベントとして成功を収めたPAX Primeの来場者数が発表、前年から7,000人増の67,600人の出席者が参加した事が明らかになりました。
なお、今年3月に行われた姉妹イベントのPAX Eastは52,290の出席者を記録しており、来年はさらに大きな会場へ移動し開催されるされるとの事。さらにPenny Arcadeを率いるMike Krahulik氏とJerry Holkins氏は、3つ目のPAXイベントを海外で開催する計画が進められている事を示唆しています。
Doope!をご覧頂いている皆様いつもありがとうございます。当サイトではこれまで平日10数件のニュースをお知らせしてきましたが、現状では全てのニュースをお届けする事が出来ず、本来ならお知らせすべき大きなニュースなどをスルーしてしまう状況が見られる様になりました。
この状況をなんとか改善する方法を考えていたのですが、更新ペースが追いつかない事もあり、記事化に漏れた注目ニュースを簡素に要約したまとめリンクを作成してみてはどうかとのアイデアに至りました。ひとまず試験的に継続しながらレイアウトや内容の調整を進め、今後デイリーな記事の1つとして続けていく事にするか決めたいと思います。ということで、今日から”昨日”の海外ニューストピック、スタートさせてみました!しばらく試行錯誤が続きそうですが、よろしくお願いいたします。
近年規模拡大の一途を辿るゲームタイトルの開発費ですが、大ヒットを記録したRed Dead RedemptionやStarCraft IIを始め、来るPS3の期待タイトルGran Turismo 5などは1億ドル規模に近づいているとも言われ、巨大化に伴うリスクの増大についても言及される機会がしばしば見られます。
そんな高騰するゲーム開発予算についてEA PartnersのVPとElectronic Artsグループのゼネラルマネジャーを務めるDavid DeMartini氏が、ゲーム開発の予算の高騰はピークに達し、今後緩やかに予算規模の縮小が始まるだろうと語りました。
近年有名デベロッパのマルチプラットフォーム対応などで大きな活躍を見せるEA Partnersを率いるDeMartini氏は、具体的なパートナー達の開発予算は明かせないながらも、彼らのゲームタイトルが巨額の開発予算に基づく挑戦的な物であったとしても、次の同様の機会ではスマートに取り組む事が出来ると述べ、ピークに達した開発予算が今度は逆に縮小傾向に変化し始めているとの見解を示しています。
さらに氏はより小さなスタジオと開発への変化について言及し、Electronic Artsが常に追い求めるコアビジネスモデルはクオリティと価格だと発言、Play Entertainmentが手掛けたダウンロードタイトルの”Shank”を例に挙げ、新興スタジオによる比較的開発規模が抑えられたダウンロードタイトル等の下位レベルでの成功が、新興デベロッパの次のステップになる可能性が高い事を示唆しました。
8月17日から21日に渡りドイツのケルンで開催されたgamescom 2010、Resistance 3のサプライズを始め多くのタイトルの発表や新作の続報が登場しました。さらにgamescomに先駆けて開催されたGDC Europeではウォーレン・スペクター氏がキーノートを務めるなど、大きな盛り上がりと共に有意義なイベントとなった印象を受けます。
そんな今年のgamescomの来場者数や来年のスケジュールが公式サイトにて発表、次回は2011年8月15~17日に掛けて開催される事が明らかになりました。また、GDC Europeの開催も同じ週に先駆けて行われる事が発表されています。
また、今年のgamescom出席者の数は25万4000人を記録し、33ヶ国から500人を超える出展者が出席した事が明らかにされ、昨年の来場者数24万5000人・出展国31ヶ国458人の出展者から5%~10%程度の成長を果たした事となりました。また25万4000人の来場者の内、18,900人が小売り関係社で、メディア関係は49ヶ国から4,400人が来場したとの事が明らかにされています。
Ubisoftは本日2プレイCo-opを特徴としたWii版の「Ghost Recon」と、PSP向けのタクティカルアクション「Ghost Recon Predator」をアナウンスしました。
PSP向けのタクティカルアクション”Ghost Recon Predator”はスリランカのジャングル舞台に、誤情報を原因にアメリカが誤った戦争に進む事を食い止めるストーリーが描かれ、3プレイヤーに対応したアドホックCo-opプレイが特徴になるとの事。
また、Wii版の”Ghost Recon”では2人用のチームプレイにフォーカスした物で、12のミッションが収められており、プレイ中ゲームへの容易な参加や退出が特色として挙げられています。
PSP用の”Ghost Recon Predator”とWii版”Ghost Recon”は2010年11月にリリースされる予定となっています。
先ほど先週のUKソフトウェア販売チャートが発表、DLCのリリースで浮上した”Red Dead Redemption”を押さえ、”Toy Story 3″が首位をキープした事が明らかになりました。
その他、DS用タイトルの”ART ACADEMY”(国内では”わりと本格的 絵心教室”)が5位に登場、ドラゴンクエストIXは7位をキープと健闘、そしてもう笑うしかない程に不動のポジションと化しているJust Danceが今週も6位にランクインしています。ランキングの詳細は以下でご確認下さい。
- 1位:TOY STORY 3
- 2位:RED DEAD REDEMPTION
- 3位:DANCE ON BROADWAY
- 4位:LEGO HARRY POTTER: YEARS 1-4
- 5位:ART ACADEMY
- 6位:JUST DANCE
- 7位:DRAGON QUEST IX: SENTINELS STARRY SKIES
- 8位:CALL OF DUTY: MODERN WARFARE 2
- 9位:SUPER MARIO GALAXY 2
- 10位:MADDEN NFL 11
以前、ValveがBiowareを制して最強に輝いたデベロッパトーナメント”March Mayhem“が大きな盛り上がりを見せてくれましたが、GameSpotが新たにゲームに登場する最強の悪役キャラクターを決めるトーナメント「All Time Greatest Game Villain」の開催をアナウンス、すでに予備投票を終え最終トーナメントに出場する64人の名だたる悪役キャラクターが勢揃いしました。
既にトーナメント表とそれぞれのスケジュールも準備が整い、8月26日から第1戦が開始されます。投票にはGameSpotへのユーザー登録が必要なのでお忘れ無く。という事で、今回は全64人のリストを以下にご紹介、まぁ揃いに揃った悪人ども!かっこいい!誰もが思い浮かべるあの人からマニア歓喜のあいつまで、一体史上最狂は誰なのか、今後トーナメント結果は都度お知らせしてまいりますので、お楽しみに!
E3の運営やESRBレーティングの管理などを行うEntertainment Software Association(以下:ESA)が昨日”21世紀のビデオゲーム:2010リポート”と題されたレポートを発表、2009年のアメリカ市場におけるビデオゲーム産業がアメリカのGDPに50億ドル規模(約4262億円)で寄与している事を明らかにしました。
さらに米ビデオゲーム産業の2005年から2009年までの年間成長率は10%にも達しており、これはアメリカ経済の成長率の7倍を超える数値だとの事。
さらにレポートによるとアメリカのコンピューター及びビデオゲーム産業の労働者の平均年収は8万9781ドルで、3万2000人が従事している事が記されており、これは2005年以来毎年9%の増加を見せているそうです。
ESAのMichael Gallagher社長はこの成長について、「挑戦的な経済環境にもかかわらず、エンターテインメントソフトウェア産業は成長を続け、迅速な動きで新しい仕事を創出する事を今後も続けていく」と述べ、「コンピューターとビデオゲーム企業は技術革新を刺激し、私たちの毎日の生活を拡張する事で、私たちの国家経済に重要な貢献をおこなった。このレポートが示唆する通り、エンターテインメントソフトウェア産業は将来に向けて経済・社会への貢献を十分に継続していく立場にあります」と近年のビデオゲーム産業の安定感をアピールしています。
なお、先月始めには大手調査会社のレポートにより、アメリカの産業別消費者満足度においてコンソールゲーム産業が自動車産業や銀行、ホテルなどを下し、もっとも満足度が高いとの評価も発表されています。
二刀流を身につけたスターキラーが出生の秘密に迫る事となるシリーズ続編「Star Wars: The Force Unleashed II」のPSP版がキャンセルされた事が明らかになりました。なお、LucasArtsはこのキャンセルについて理由を明らかにしていません。本作のリリースは10月26日、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、Wii、DS、iPhoneとなっています。
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