NPD調査による4月の北米ビデオゲーム市場における販売結果が発表され、市場全体として前年比で20%成長を遂げる好調を記録したことが明らかになりました。ハードウェアセールスではXbox 360が29万7000台を売上げトップを飾り、ソフトウェアセールスではフランチャイズの再起動を図った“Mortal Kombat”が90万本を販売し、1位に輝いた事が明らかになりました。
2011年4月の北米ハードウェア販売は前年比12%増の2億7990万ドルとなり、3ヶ月連続成長と好調が続いています。また、PS3とPSP、Xbox 360が共に前年比増を実現しており、前述した通りXbox 360が29万7000台を売上げハードウェアセールスのトップを飾っています。また、PS3の販売は前年比13%増で2桁成長を実現したとのこと。
4月北米ソフトウェアセールスは全体で5億320万ドルに達しており、前年比26%増とこちらも好調な様子。セールスチャートではナンバリングを廃して原点回帰を図った“Mortal Kombat”が90万本を売上げ、Valveの注目作“Portal 2”を押さえトップに立っています。
また、DLCマップパックの販売も好調な“Call of Duty: Black Ops”が今だ4位にランクインしており、北米におけるCoDブランドの強い存在感を示しています。4月北米ソフトウェアセールスの上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Mortal Kombat(90万本)
- 2位:Portal 2(63万7000本)
- 3位:LEGO Star Wars III: The Clone Wars
- 4位:Call of Duty: Black Ops
- 5位:Tiger Woods PGA Tour 12: The Masters
- 6位:Crysis 2(23万6000本)
- 7位:Just Dance 2
- 8位:Michael Jackson The Experience
- 9位:Pokemon White Version
- 10位:NBA 2K11(19万本)
周辺機器/その他のセールスもハードウェアとソフトウェアの好調に伴い、売上げは全体で1億4760万ドルにまで達し、前年比20%増の成長を見せています。なお、最も売れたのはお馴染みLive用の1600ポイントカードでデジタル販売の強い成長を如実に表す結果と言えそうです。
昨日はドイツのゲーム情報誌“PCGames”の最新号に掲載された「The Elder Scrolls V: Skyrim」の新情報をお知らせしましたが、本日新たにPC Gamer誌に掲載された4点のイメージが海外情報サイトに登場しました。
点数は少ないものの、クリーチャーがアップで確認できるものや、昨日判明した新情報に関係する内容など興味深いイメージとなっています。
海外版のリリースが目前に迫った「L.A. Noire」ですが、1UPのインタビューに登場したTeam BondiのボスBrendan McNamara氏が本作のDLC展開について言及しました。
L.A. Noireの今後の拡張やダウンロード可能な追加エピソードについて触れたMcNamara氏は、製品版に盛り込むことが出来なかった“建造物への侵入事件”と“詐欺事件”の2つのエピソードが存在していることを明かし、未決定ながら、これらの事件がDLCとして登場する可能性を示唆しています。
また、インタビューではDLC展開以外にも、Team Bondiが新プロジェクトに取り組み始めたことも明らかにされており、今後同スタジオはより大きな注目を集めるデベロッパになることは間違い無さそうです。
昨日BAFTAのショーケースイベントにDuke Nukem Foreverを出展したGearboxのRandy Pitchford氏が海外情報サイトに「Brothers in Arms」新作の発表が“非常に近い”と明らかにしました。
Brothers in ArmsシリーズはUbisoftがパブリッシャーを務めた第二次世界大戦をテーマとしたミリタリーシューターで、これまでに3本のメインシリーズタイトルに加え、モバイル版なども含めた7本のスピンオフがリリースされている大きなシューターフランチャイズの1つとして知られています。
具体的な情報はまだ一切明らかにされていませんが、3年振りのメインタイトル復活となるか、来る続報に期待!です。
本日ドイツのPCGames誌に掲載された特集記事から判明した新情報をお知らせしたBethesdaのTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」ですが、先月下旬にPC GamerがTwitterから寄せられた質問をまとめ、本作のディレクターを務めるお馴染みTodd Howard氏がこれに答える質疑応答が行われました。
少しご紹介が遅れてしまいましたが、開発プロセスに関する技術的な情報がいくつか含まれており、来る続報の理解を深めるにも有用な内容が含まれていますので、新しい情報のみを抜粋してご紹介します。
年々ディスクメディア容量との戦いが激化するAAAタイトル開発ですが、Todd Howard氏によると前作でも問題点として難題だった巨大化する音声データの容量問題について、新しい圧縮技術を採用し、物理メディアによる制限をほぼ気にする必要が無くなったと発言しています。
なお、前作Oblivionでは9人の声優達が複数の役を兼任することで音声データが作成されていましたが、今作ではより多くの声優が参加し、多くの時間と予算を使って録音が進められているとのこと。また、今回の音声録音にはハリウッドのディレクター達が参加している様子で、声優の豪華さも含めかなりのパワーアップが図られている様子です。
さらにHoward氏はThe Elder Scrolls V: Skyrimの開発が前作“The Elder Scrolls IV: Oblivion”に登場したいくつかのユーザーMODから影響を受けていることを明らかにしています。
氏は具体例として前作の弓戦闘MOD“Better Bows”(参考:Better Arrows and better bows)を例に挙げ、弓を引く溜め時間によるダメージの増減を実現しバランスを良いものにしたと発言、The Elder Scrolls V: Skyrimではこれを大きく取り上げたと明かしました。
また、Howard氏は今作の重要な存在であるドラゴンについて言及、残念ながらドラゴンには乗れないことを明らかにしています。
先日キューブ投げの超プレイ動画をご紹介した「Portal 2」ですが、さらに研究が進められたキューブ投げプレイの第2弾映像が公開されました……。
映像にはパズルの解法がもろに収められていますが、前回を遥かに超える超プレイで普通のプレイヤーには一切参考になりませんので、安心して超絶技巧プレイをお楽しみ下さい。いみふ!
これまで当サイトではパート3まで紹介してきたゲームネタごっちゃまぜの愉快なファンメイドムービー「Modern War Gear Solid」ですが、先日公開されたパート4に続いて最終エピソードとなるパート5も公開され、遂にエンディングを迎えました。
パート4からはマスターチーフまで加わり、ツッコミどころ満載の超展開となっていますが、全編ボケ倒しでキリがないので、是非実際に動画を見て感じて下さい。なお、今回は最終エピソードだけあってクレジットもしっかり収められており、ファンメイドというには驚く程規模の大きな体制で撮影が行われたことが判ります。
それにしても海外のファンメイド作品にしばしば見られる“やりたかったからやった”感、リスペクトとオマージュ、そして愛情に溢れる衝動には毎度(良い意味で)呆れかえるばかり。いやはや素晴らしい!
前作Batman: Arkham Asylumで版権物キャラクターゲームの新しい基準を作り上げたRocksteadyですが、現在開発が進められているシリーズ続編「Batman: Arkham City」では前作の数倍に舞台が拡大されたオープンワールドに進化、戦闘システムなどにも様々な改善が用意されており、また新たな金字塔を打ち立てるかと大きな期待を集めています。
先週には次号のオーストラリアOPM誌にて新参戦ヴィランの発表が予告されていましたが、新たにRocksteadyのDax Ginn氏が海外サイトのインタビューに登場し、Arkham Cityに登場するヴィランの数に言及、なんと前作から5倍近いキャラクター達が登場すると発言しました。
前作には既に相当数のキャラクター達が登場を果たしていますが、キャラクターモデル有りと、解説のみに留まるヴィランの2種類が登場しており、今回の発言で見られた“5倍”は恐らくキャラクターモデルとしての登場数と考えるのが打倒かと思われます。
しかし、キャラクターモデル有りの5倍としてもざっくり50人近いキャラクターが登場する計算になり、来月のE3前後で明らかになるであろう続報にますます期待が高まります。
遂に公式発表を迎え“47”の復活が現実のものとなったHitmanシリーズ最新作「Hitman: Absolution」、今作では“Kane & Lynch 2: Dog Days”で使用されたGlacier Engineの新バージョンとなる内製のゲームエンジン“Glacier 2”が採用されており、多くのファンに愛されてきたHitmanのクラシックなゲーム性も受け継いでいると明らかにされています。
以前にサンプルイメージをお届けした新エンジン“Glacier 2”ですが、IO Interactiveのテクニカルアーティストを務めるDaniel Ben-Noon氏がHitmanフォーラムでこの新エンジンの仕上がりに言及、競合他社が誇る最高の技術達を相手に、容易に競合しうるポテンシャルを持っているとアピールしました。
また、Daniel氏は“Kane & Lynch 2: Dog Days”がGlacier 1の最後の作品だったことも明かしており、94年から使用されてきたエンジンの頂上に位置する作品だったと評価しています。
他社の技術力が高いエンジンと言えばCryEngine 3やFrostbite 2、Unreal Engine 3といった競合エンジンが思い浮かぶところですが、Daniel氏はIOがファンの期待値に応えるべく開発を進めていることを強調しており、E3でのクローズド出展やさらなる続報にますます期待が高まるところです。率直に言って、近年低迷が続く状況にあるIOですが、虎の子であるHitmanと47の復活と共に、どうかかつての品質を取り戻して欲しいところ。頑張れIO Interactive!
5月17日の北米リリースが目前に迫るRockstar GamesとTeam Bondiの革新的なアドベンチャータイトル「L.A. Noire」のローンチトレーラーが昨日の予告通り公開されました。
映像には、Team Bondi独自の新技術“MotionScan”を用いて実現された脅威的なフェイシャルアニメーションによって、まるで映画の様な演技を見せるキャラクター達の姿が印象的に描かれており、当時の文化的な空気まで忠実に再現されたロサンゼルスの街並も併せ、雰囲気抜群のトレーラーに仕上がっています。
また、本日IGNが新たなプレビュー映像を公開、美しいオールドカー達によるチェイスや捜査シーン、銃撃戦などが収められています。アドベンチャーの新たな地平を切り開く“L.A. Noire”の海外リリースは北米が5月17日、ヨーロッパ地域は5月20日、日本語版のリリースは7月7日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
先日遂に発表された「Fallout: New Vegas」の第2弾DLC“Honest Hearts”ですが、本日バーンドマンの物語が描かれるHonest Heartsのトレーラーとスクリーンショットが公開されました。
映像には包帯に身を包んだバーンドマンが登場、「私は2回生き延びた、一度は水の中で、もう一度は火の中で」と語り、過去にCaesar’s LegionをCaesarと共に立ち上げ、初代legateとして引き起こしたフーバーダムでの失敗での悲劇を振り返ると共に、本DLCで登場する新たな派閥と思われるキャラクター達や、クリーチャー、そして舞台となるユタ州のザイオン国立公園が印象的に描かれています。
“Honest Hearts”のリリースは5月17日(※ PS3版はPSN復旧後可能な限り早いリリースを目指すとのこと)で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PCとなっています。
Bethesdaが開発を進めているTESシリーズ最新作「The Elder Scrolls V: Skyrim」、今年リリースされるハードなRPGタイトルの大本命として期待しているファンも多い大作ですが、ドイツの情報誌PCGames誌にて新たに10ページの特集記事が掲載、新情報が大量に登場しました。
なお、今回ご紹介する情報のうち幾つかはBethesdaのPete Hines氏による確認も行われ、正しい情報であることが判明しています。また、内容には地方の環境に関する情報を始め、プレイ要素、魔法、ドラゴンシャウトなど広範囲な情報が明らかになっており、11月のリリースが今から待ちきれない内容となっています。
また、いくつかの海外情報においてThe Elder Scrolls V: SkyrimがFacebookなどのソーシャルネットワークサービスに対応するとの噂が報じられていますが、こちらはPete Hines氏により誤報であると明言されています。
今年はXboxの看板タイトルとしてお馴染み“Halo”シリーズが生誕10周年を迎える節目の年ですが、これを祝い“Halo: Combat Evolved”から“Halo: Reach”までシリーズ7タイトルのアートワークを収めたアートブック「Halo: The Great Journey: The Art of Building Worlds」が今年10月に発売されることが明らかになりました。
このアートブックはこの10年の間、30人以上のアーティストによって描かれた開発段階のスケッチや、注釈、コンセプトアート、圧倒的に描き込まれた景観など、400点を超えるイメージが掲載、まさに究極のHaloアートブックと言える豪華な内容となっています。
シリーズファンにはたまらないアイテムとなりそうな“Halo: The Great Journey: The Art of Building Worlds”のリリースは10月18日、価格は2,524円(29.95ドル/24.99英ポンド)となっています。これは素晴らしい!
5月17日の北米リリースを目前に控えるRockstar GamesとTeam Bondiの新作「L.A. Noire」ですが、リリースを前に明日公式のローンチトレーラーが公開されることが明らかになりました。
後ほど改めてご紹介しますが、現在RockstarはL.A. Noireを楽しむためのノワール映画作品やサスペンスの名作短編などを続々と取り上げており、イノベーティブな新作のリリースに向け海外ファン達の熱気も大きな盛り上がりを見せる状況となっています。
“L.A. Noire”の海外リリースは北米が5月17日、ヨーロッパ地域は5月20日、日本語版のリリースは7月7日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
先日から新情報が続けて登場しているシリーズ最新作にしてEzio3部作の最終章「Assassin’s Creed Revelations」ですが、海外情報サイトにGame Informer誌に掲載されたイメージが数点登場、新武器やコンスタンティノープルに移った舞台など、これまでに判明した情報を補足する内容が確認できます。
今回はこれら数点のイメージとマルチプレイヤーに関する幾つかの新しい情報をご紹介します。内容にはネタバレと誤りが含まれる場合がありますので、閲覧にはどうかご注意下さい。
昨日「Battlefield 3」の公式Facebookにて、プレオーダー特典として同梱される第1弾DLC“Back to Karkand”のディテールが発表されるとの予告をお知らせしていましたが、本日公式Blogにて“Back to Karkand”の解説記事第1弾が公開、幾つかのアートワークと共に本DLCの概要が明らかにされました。
“Back to Karkand”はかつてのシリーズタイトルに登場したマルチプレイヤー用マップ“Strike at Karkand”、“Wake Island”、“Gulf of Oman”、“Sharqi Peninsula”をリメイクするだけでなく、前作Battlefield 2に登場した武器やビークルが再登場を果たし、新旧ファンの両方にアピールするDLCとなっています。
Back to Karkandで復活する各マップのレイアウトは基本的に以前の内容から大きな変更はないそうですが、Battlefield 3の大きな特徴である建築物などの破壊システムがゲーム性に強い変化をもたらしているとのことで、以前は防御に有効だったビルなどがRPGで破壊可能になり、建物内に隠れたプレイヤーは常に身をさらす危険を伴うこととなります。
また、今回の紹介記事では“Back to Karkand”に含まれるマップの1つ“Strike at Karkand”の開発用アートワークと共に、2004年の10月に作成されたBattlefield 2の“Strike at Karkand”マップにおけるリスポーンポイントやビークル配置について記された開発資料が掲載されており、来る新マップの参考として興味深い内容が記されています。
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