先日からCoDデベロッパ達の求人情報をもとにしたCall of Dutyシリーズ次回作に関する様々な噂が飛び交っていますが、昨晩ロサンゼルス・タイムズのCompany Town blogが開発に近い情報筋から得たという新しい未確認情報を掲載、なんとCoDシリーズ新作がInfinity WardとSledgehammerの協業によるシングルキャンペーンとRaven Softwareが担当するマルチプレイパートから構成される「Call of Duty: Modern Warfare 3」だと報じました。
例年リリースされているCoDシリーズはInfinity Wardが開発を手掛けた2作目”Call of Duty 2″以降、全て1年おきに11月5日前後のリリースが行われています。(※ 2のみ10月末)
次回作もやはりこのペースにのっとったリリースが果たされる事が予想され、さらに前作Call of Duty: Black OpsとModern Warfare 2が登場したプロセスを考えると、そろそろ多様な噂が飛び交う時期に入り、具体的な情報が4月頃に登場するのが順当な流れとなっており、しばらくは予想合戦でお楽しみといった状態が続く事となりそうです。
なお未確認ながら、スピンオフタイトルを開発していたとされるSledgehammerはInfinity Wardを支援する為に件のスピンオフタイトルの開発をいったん中止してModern Warfare 3に取り組んでいるとも記されています。
これまで登場した各デベロッパの符丁が何やらぴたっと一致するとも思える今回の噂ですが、Activisionがこれに応答、”最近、多くの推察が飛び交っている”と前置きした上で、「Activisionは近い将来、次のCall of Dutyの為のディテールを発表することを楽しみにしています」と否定も肯定もしないコメントを行っています。
EpicとPeople Can Flyが開発を進めている新作FPS「Bulletstorm」、愉快なプロモーションとは裏腹にタクティカルなゲームプレイを実現する本作の最も重要な要素”スキルショット”の新しい解説映像が公開されました。
Bulletstormのスキルショットは合計135種類も用意されており、今回解説されているのはVoodoo DollとParashoot、Torpedoの3種類、組み合わせによるものとは言え、そのバリエーションは膨大である事に間違いはありません。
- Voodoo Doll:キックで鉄骨の上に串刺し
- Parashoot:Leashでジャイロコプターのパイロットを捕らえ、空中でカービン銃によりキル
- Torpedo:スライド+ショットガン
2005年に元EA Canadaのメンバーを多く擁し、バンクーバーを拠点にDisney Interactive Studiosのブエナビスタ部門によって設立されたデベロッパ「Propaganda Games」のスタジオ閉鎖が明らかになりました。
同スタジオは2008年のTurokシリーズのリブートタイトルを手掛け、先月始めには映画トロン:レガシーのゲーム化タイトル”Tron: Evolution”をリリースしたものの、各方面からかなり厳しいレビューを受けセールスも奮わず、今回の無残な結果となった模様です。
なお、昨年10月にはPropaganda Gamesの大規模なレイオフが報じられ、並行して開発が進められていた映画パイレーツ・オブ・カリビアンのゲーム化タイトル”Pirates of the Caribbean: Armada of the Damned”のキャンセルも明らかになっていました。
スタジオ閉鎖を報じたDisney Interactiveは、Propagandaが近年に関連したプロジェクトにおける作業を全て終えたとコメント。Tron: Evolutionのあまりに単調なゲーム内容に加えて、類いまれな”何だかわからない”感を鑑みると、無理もないと考えられますが、10月にキャンセルされたパイレーツ・オブ・カリビアンタイトルにはキラリと光る部分が見られただけに、思わず”if”が頭に浮かぶ残念なニュースとなってしまいました。
今年は2月8日から11日にかけて開催されるゲーム開発者の祭典D.I.C.E. Summitの一環として、例年行われているゲームのアカデミー賞とも評される第14回Interactive Achievement Awardsのノミネート作品が発表、年末の賞レースを席捲したRockstar Gamesの意欲作「Red Dead Redemption」が9部門に選出された事が明らかになりました。
また、Ninja Theoryが手掛けた西遊記テーマのアクションタイトル”Enslaved”、そしてソニーのサンタモニカスタジオが開発を手掛け、脅威的な表現力で世界中のゲーマーを驚かせた”God of War III”が6部門にノミネート、その他、Angry BirdsがGOTYにノミネートされるなど、非常に興味深いラインアップとなっています。
なお、前回のIAAにはNaughty Dogの”Uncharted 2: Among Thieves”が15部門ノミネートという記録を打ち立て、その内の10部門を受賞するという偉業を達成しました。
今年のIAA(Interactive Achievement Awards)表彰式は2月10日に開催、各部門のノミネートタイトル詳細は以下のようになっています。
Eidosのモントリオールスタジオが開発を進めているDeus Exシリーズの最新作「Deus Ex: Human Revolution」、今作は初代Deus Exから25年前の世界を舞台に、UNATCO結成やDenton兄弟の誕生へと至るプロローグが描かれます。
Deus Exシリーズの特徴として、オーグメンテーションと呼ばれる身体改造を施すことでプレイヤーに新たな能力を追加、或いは強化によるプレイスタイルの方向付けが挙げられますが、最新作Deus Ex: Human Revolutionでもこの例に漏れず、オーグメンテーションによる身体改造がゲームの重要な鍵となります。
先日紹介したビデオプレビューでは遂にインベントリやオーグメンテーション用のUIが登場し、深いカスタマイズ性が実現されている様子が見受けられました。
そんなオーグメンテーションについて具体的な情報がイギリスのゲーム情報紙PC Gamerの最新号の特集記事に掲載、サイボーグ技術によるオーグメンテーションが21種類存在し、それらがスキルツリー状の成長要素を持っており、合計で54種類の強化方法が用意されている事が明らかになりました。
(※ 今作の時代設定ではナノマシンによるオーグメンテーション技術がまだ実用化されていない様です)
Deus Ex: Human Revolutionのプロデューサーを務めるDavid Anfossi氏は、いったん改造箇所にオーグメンテーションによる改造を施せば、経験と共に得られるスキルポイント(Praxis points)を利用したパワーアップが可能になるスキルツリーがアンロックされる事を述べ、具体的な強化例として、脚部の改造に言及しました。
Anfossi氏は、脚部のオーグメンテーションは最初の段階でより高いジャンプが可能になり、左右に分かれた2段階目のスキルツリーの右側は着地した際に敵をノックバックさせる機能、左ツリーではより早い移動が可能になるといった分岐が用意されていると発言、多様なスタイルによるプレイが楽しめる本シリーズらしい選択肢の豊富さアピールしています。
先日、遂に正式なアナウンスを迎えたPS3とPC、Mac間で実現される「Portal 2」のクロスプラットフォームマルチプレイですが、発表にはSteamのPC/Macタイトルでお馴染みのSteamplay対応が含まれており、PS3版購入者は無料でPC版とMac版の両方をプレイできるサプライズが用意されていました。
過去にはPS3に対し”存在がもはや災害”とまで発言していたゲイブでしたが、昨年のE3以降、手の平を返した手厚いサポートでPortal 2に取り組んだ事から、結果的に今度はXbox 360が不遇の扱いを受ける形になってしまい、Valveらしい喧々囂々の騒動が再び繰り広げられています。
そんな中ArsTechnicaがValveのマーケティングVPを務めるDoug Lombardi氏にインタビューを行い、PS3のSteam採用にまつわる様々な思惑が氏の口から語られました。
Lombardi氏はPS3版に用意されたSteamPlay採用に対し「それ(PCとMac版)はゲームの2つ分のコピーでは無く、同じゲーム」と述べ、今回設けられたSteamPlay採用のゴールはPortal 2購入者が彼らが持つ出来るだけ多くのデバイス上でゲームにアクセス出来る事だと発言しています。
氏はPCとMac版のSteamPlayサービスを昨年の春にスタートした際にこの概念を導入したと説明、PS3版Portal 2購入者がPCとMacでもプレイ可能になることは、この哲学を拡張だと語り、この3プラットフォームを横切るPortal 2が同じタイトルである事を強調しました。
ArsTechnicaはこのサービスについて、Microsoftにも同様のオファーを行ったかと質問した所、Lombardi氏は「それは技術的な見地においては達成可能です」と回答するに留めており、やはりこれまでのアップデートに絡む問題など、ビジネス的な理由が背景にある事が想起されます。
また、Lombardi氏は今後のSteamworks展開についても示唆、ValveはPS3版Portal 2の為に開発したSteamworksツールとサービスから、他のタイトルが恩恵を得る事を希望していると発言、具体的な発表は出来ないとしながらも、Steamで見られるデベロッパやパブリッシャーの垣根を越える普及を目論んでいる事が容易に想像出来る内容に、今後さらなる注目が集まる事となりそうです。
今回のクロスプラットフォームによるマルチプレイは多くのゲーマーにとって福音となる喜ばしい機能ですが、一部のファンの間には操作体系の違いによるプレイアビリティーの差を懸念する強い声が上がっています。
この問題にもLombardi氏は回答、Portal 2のマルチプレイはCo-opモードに限られている事を挙げ、Portalのプレイ性が一瞬の反射神経よりもプレイヤーの知力に関係していると述べ、前述のマウス+キーボードのPC/Mac版とコントローラーを用いるPS3との間に心配されている懸念は当てはまらないと語りました。
前代未聞のアクロバティックな問題を経て、今月25日にやっと北米ローンチを迎えるシリーズ続編「Two Worlds II」ですが、GameStopの予約特典にインゲームアイテムと追加ダンジョン”Labyrinth”の同梱が明らかになり、文字通り迷路化した狭くて暗いダンジョンの様子が公開されました。
また、特典に同梱されるインゲーム武器の剣”Luciendar Sword”のイメージも公開、アーティファクトっぽいイカした外観でディテールの作り込みが素晴らしいTwo Worlds IIらしい武器に仕上がっています。なお、この予約特典はPCとXbox 360、PS3それぞれに用意、PC版はデジタル販売も行われています。
日を追う毎に期待が高まるRockstar Gamesの次回作「L.A. Noire」の新しいオフィシャルトレーラーが来週月曜に公開される事が明らかになりました。
これはRockstar Gamesが公式Blogにて明らかにしたもので、先日から報じられているリリース日の正式アナウンスにも期待が高まります。
暗号解読番外編の続きが遅くなっていて大変に申し訳ありません。準備を続けてはいるものの余りの膨大さでなかなか筆が追いつかない状況が続く中、「GKNOVA 6」は来る「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”のリリースに向けて再びサイトを更新、次のマップに登場するとされるスペースモンキーがどーんと姿を表しています。
今回は、この猿のイメージにまつわる幾つかの小ネタをご紹介します。まず、新たに登場した猿の後方に描かれる同心円状のイメージは1957年11月3日にソビエト連邦のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたスプートニク2号の設計図と完全に一致している事が判ります。
しかし、実際にこのスプートニク2号に搭乗したのは犬のライカ(※映画マイライフ・アズ・ア・ドッグなどでご存じの方も多いでしょうか)で、彼は大気圏への再突入が不可能な設計のスプートニク2号の中で、打ち上げから10日後に薬入りのエサにより安楽死した事で知られています。(※ その後の調査では打ち上げ数時間後には既に死亡していたとも)
そんな人類の科学技術の為に尊い犠牲となった可愛そうなライカを描いた切手にはFirst Strikeマップパックに収録されるゾンビモードの新マップ”Ascension”の文字がしっかりと記されています。宗教的な言葉として昇天を意味するAscension、打ち捨てられた宇宙基地(バイコヌール宇宙基地か)が舞台となる新しいマップで何が待っているのか、ゾンビモードの続報が楽しみです。
ついに豪鬼とタスクマスターの参戦が明らかになった期待のvs.シリーズ最新作「Marvel vs. Capcom 3」ですが、先日ハガー市長とフェニックスの参加が判明した際にはカプコンサイドの2Pカラーに加えマーベルの2Pコスチュームのバリエーションも多く公開され注目を集めました。
毎度の事ながら良い意味で大胆なカラーマネジメントから彩られた2Pカラー達は、これぞスーパーヒーロー!な目に優しくない配色が多く登場しており、変なカラー好きの格ゲーファンの心を鷲づかみにしたに違いありません……が、なんと幾つかの2Pコスチュームが実は原作を忠実に再現した物である事がIGNの調査から明らかになりました。
この調査には、なんとマーベルでライセンスゲームのマネジャーを務めるChris Baker氏も参加、完全にその筋のプロフェッショナルにより、以下の様な元ネタとその再現が判明しています。
1Pカラーはジーン・グレイぽさが色濃く残るフェニックスの古典的な外観に見えます。ちなみに元々はサイクロプスの恋人として、或いはマーベル・ガールの名前でX-Men初期メンバーの1人だった事で知られるジーン・グレイがエネルギー体フェニックス・フォースにより記憶や人格、外見などがコピーされた生命体がフェニックスで、後々波乱の人生を歩む不憫なキャラクターとなります。
こちらは2005年に発売されたGreg Pakによる”Phoenix: Endsong”から登場したフェニックスです。
先日”Gears of War Ultimate”の名でGameStopのリスト入りが発見されていたGears of Warの全部入りパックが遂に昨晩MicrosoftとEpicから正式に発表、オリジナルのGears of WarとGears of War 2、そして各種DLCをまとめたAll Fronts Packを1つにした「Gears of War Triple Pack」が2月15日に29.99ドルでリリースされる事が明らかになりました。
なお、ディスクにはMap Pack 1とHidden Frontsマップパックが収められていませんが、こちらはXbox Liveにて無料でダウンロード可能となります。
さらに、昨晩新たにEpicが米国特許商標庁にてギアーズ関連の新しい商標「Gears of War: Exile」を登録した事が発見され、以前から噂に上っている新作に絡むタイトル名かと注目を集めています。(※ 商標ページにリンク出来ないので、キャプチャーイメージを上に掲載しました)
登録された商標は3種類で、それぞれの内容はビデオゲームソフトウェア、ゲームの攻略本及びマニュアル、Tシャツとなっており、情報元のSiliconeraではこれが昨年末に行われたVGA会場で発表される予定だったタイトルではないかと推測しています。
昨年末にリリースされたEGM誌に掲載されたCliffy Bのインタビューに、今年2月28日から3月4日にかけて開催される”GDC 2011″にて新IPを発表する可能性を示唆、”PROTOTYPE”のリードデザイナーを務めたEric Holmes氏が開発に参加するタイトルが挙げられていました。
そんな中、今回のGDCにおいてCliffy Bがゲームの物語とコンテキスト(文脈)の重要性や、ゲーム産業の現在と将来等について議論を行うパネルが開催される事が明らかになりました。前述の新IPやGears of War: Exileに関する情報が登場するか、続報に期待です。
昨年の10月に開催されたニューヨークComic-Con会場にて発表された「X-Men: Destiny」、Too Humanのリリース以降、音沙汰の無かったSilicon Knightsが開発を担当している事でもニュースとなりました。
本作ではX-Menチームへの若い新入りミュータントを主人公に、メンター役を務めるウルヴァリンやサイクロプスなどの既存メンバー達に加え、マグニートなどの登場も示唆されていました。
これまでゲームの詳細や外観についてほとんど明かされていないX-Men: Destinyですが、海外でインゲーム映像が流出、映像は既に見あたらないものの、その映像から作成された幾つかのイメージが登場しています。
イメージにはこれまでシルエットに登場していなかったX-Menチームきってのイケメン”ガンビット”の登場が確認出来……るものの、ちょっとクオリティ的にはテンションが上がる感じでは無く、今後登場するであろうパイロやエマ・フロスト、ナイトクローラーの出来にいささか不安を覚える仕上がりとなっています。いずれリーク物ですから、きっとこれからグン!とクオリティが上がるに違いありません。頑張れSilicon Knights!
近年ますますシネマティックに、そして現実感が強まるゲームですが、今でもよく見受けられる問題として”同じ形をした敵”や”同一人物にしか見えないNPC”、”あれ、さっきもここを通ったはず、ごくり……な景色”などが挙げられるのではないでしょうか。酷いタイトルになると同じ形の敵が、同じ方向を向いて、1フレームもずれない息のあったモーションで登場する事なんかも見受けられます。
前置きが長くなりましたが、EpicとPeople Can Flyが開発を進めているおバカ(なだけでは決して無い)なシュータータイトル「Bulletstorm」では毎回登場する雑魚敵が非常にバリエーション豊かでそんな疑問を感じさせない素敵なクオリティになっていました。
そんなBulletstormの公式Blogにて本作の雑魚敵がどのようにバリエーション豊かに生成されているかを解説した記事が掲載、過去のゲームに登場する前述の様な同じ見た目の奴らが実は全て一卵性双生児で、同じ衣料品店で買い物をした1つの巨大なファミリーなんだなどと軽いジャブを放った上で、やはりこの原因がメモリ容量に起因する物である事を明らかにし、これをどのように解決していったかが語られています。
とりあえずメモリ周りなどの難しい話は置いておいて、Bulletstormでは”Skull”と名付けられた素体を元に、体型やサイズを調整したり、頭髪や肌の色やトーン、ライダースーツを着たモヒカン達が闊歩する様なディストピア感を出すためのフェイスペイントやタトゥーなどを加える事で、さらにギャング感を増すためのリストブレードやショルダーパッド、アーマー、鼻や耳のピアスなどで仕上げられた無数のキャラクターを利用する事で前述の問題を解決しています。
このカスタマイズやバリエーションの様子は以下の映像で確認いただけますが、スキルショットの関係で尻のアーマーだけ別パーツ扱いになっているのが、何というかほんとにバカなんじゃねえ?(褒めています)とツッコミを入れざるを得ない素敵な素体となっています。なんという不憫なSkull君……。
Epicの確かな技術を利用して全力でバカな事を実現するのが素晴らしく格好良いBulletstorm、リリースは北米2月22日、ヨーロッパでは2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨日はついに「Marvel vs. Capcom 3」への参戦が発表された豪鬼、プレイ映像で披露した瞬極殺は歴代でも屈指の格好良さとスピード感を感じさせる物で、かなりテンションが上がったファンも多いのではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、今回はそんな豪鬼のファンメイドフィギュアのバストアップイメージを紹介。
殺意の波動まで再現したかと感じられる圧倒的な迫力の豪鬼ですが……、情報元のCapcom-Unityには、これを着色した事で大変残念に……いや、下半身の衣装の斜め上具合が要因なのか、とりあえずなんとも珍妙な事になった悲しい出来上がりが掲載されていますので、上記のイメージで上がった方は見ない事をお勧めします。
先日Official Playstation Magazine2月号で特集記事が掲載される事をお伝えした「L.A. Noire」ですが、先ほどその内容の抜粋が複数の海外情報サイトに登場、いくつかの新情報が明らかになりました。今回は昨晩公式サイトで公開された新たなスクリーンショットと共に、その概要をお届けします。
これまで春リリースを目指すとされ、発売日の正式な発表が近いとされていたL.A. Noireですが、OPM2月号には本作が3月リリースを実現する為の準備がRockstar Gamesにより進められていると記載されており、思ったよりも早い時期にプレイ可能である事が示唆されています。
OPM誌にはこれまで未見の具体的なミッションの例として”Consul’s Car”(領事の車)と名付けられた任務が紹介、ある場所で打ち捨てられた車両の調査にPhelpsが送られ、そこで起こった事件の手がかりを探す為に周辺地域の捜索を始め、発見される証拠から捜査が繋がって行く様子が描かれています。
また、特集記事には以下の様な新情報が掲載されています。
- MotionScanの撮影には32台のカメラが使用された
- MotionScanの撮影設備は現在世界に1つしかない
- シネマティックなライティングとフレーミングがゲームを貫く雰囲気を確立している
- ゲームの色調は第二次世界大戦下のロサンゼルスの雰囲気を反映するために苦心して作成された
- “Red Dead Redemption”スタイルの照準システムを持っている
- 1940年代のロサンゼルスを再現する為に大学や図書館といった様々な施設を利用しただけでは無く、eBayやSears、House and Gardenと言った販売サイトなどから古い雑誌を多く購入した
Rockstar Gamesのプロダクト開発のVPを務めるJeronimo Barrera氏がL.A. Noireの特色として挙げられる機会の多いMotionScan技術の今後について言及、今後のRockstarタイトル全てに利用されるとは限らない事を明らかにしました。
Barrera氏は自身が明らかにMotionScan技術のファンである事を明言し、それが出来るだけ広く使用される事を見たいと考えているが、それは個別のプロジェクトがそれぞれに適切かどうか判断される結果によると発言。あくまでL.A. Noireのゲーム性にマッチした1つの優れた技術である事に過ぎず、ゲーム性におけるトレードオフの材料の1つである事を明らかにしています。
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