「Alone in the Dark」を手がけたRaynal氏の新作が今年Ubisoftからリリースされる予定である事が明らかに

2010年3月22日 16:18 by katakori
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Alone in the Dark

PCで1992年にリリースされた初の3Dアドベンチャー作品「Alone in the Dark」を手がけたFrederick Raynal氏の新作が、今年Ubisoftからリリースされる予定である事が先日同氏の公式サイトから明らかになりました。

Raynal氏が手がけてきた作品集が並ぶページの最後にフランス語で「次のゲームのタイトルはボードの裏にありますよ!」と書かれた黒板のティーザーイメージが掲載されており、さらにUbisoftのロゴと共に2010というタイトルが書かれています。しかしリンクを飛んでみると既に黒板消しで消された跡が!そして「とりあえずLittle Big Adventure 3ではないよ!」と記されており、それ以外の詳細については一切不明となっています。

くそっLBA3じゃないのか!しかしクトゥルフテイストが非常に色濃い代表作のAlone in the Dark以外は、一昨年のSoul Bubblesといいキュートなタイトルが多い一体Raynal氏、Alone in the Darkが無ければAlan WakeもHeavy Rainも無かったかもしれないと言っても過言ではない重要なタイトルを産んだ氏が”今”作るゲームはどんな物なのか、非常に楽しみなこのニュース、続報があり次第お知らせします。

情報元及びイメージ:That VideoGame Blog

イギリスでUbisoftの新DRMタイトルがSteamでの販売を停止、UbiはDRMの件とSteamとの衝突を否定

2010年3月22日 15:56 by katakori
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「Ubisoft」

今年に入りUbisoftが新たな著作権管理ツールとしてリリースした新ツール、これはネット認証が必要な物で、常にネット接続している状態をユーザーに求めるクラウドサービスに近い物ですが、リリース早々認証サーバのダウン等もあって大きなニュースとして報じられました。

そんなニュースも記憶に新しい中、イギリスのSteamで新DRMタイトルである「Assassin’s Creed 2」と「Silent Hunter V」の販売が取りやめになりました。理由は明らかになっていませんが、どうやら新DRMのトラブルについてSteamが顧客の評判を失いたくないのではとの理由ではないかとになっています。

これに対してUbisoftが声明を発表、両タイトルはイギリス以外では現在も利用可能で(日本からも利用可能です)、今回この2作が利用可能でない事はイギリスにおけるUbisoftとSteamのローカルなビジネスの議論と関係していると説明しました。

Ubisoftは昨年11月から実績管理やアイテム販売等のプラットフォームとして「Uplay」の運営を開始しており、今回の新DRMについても現在のSteamworksが包括するクラウドサービスの様な物を目指しているサービスと考えられますが、大手パブリッシャーがそれぞれ模索し始めた新しい認証システムを含む総合サービスの動向はまだまだその様相を大きく変えていきそうです。

情報元:Edge

Valveの「Steamworks」が少額決済のシステムを新たに導入、タイトルへのストレージ割り当てを100倍に増加

2010年3月22日 11:32 by katakori
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「Steam」

PC用タイトルでは本当に対応タイトルが多くなってきたValveの「Steamworks」、なんと新たにマイクロトランザクション(少額決済)に対応する予定である事が明らかになりました。Big Downloadによると、これは今後の予定が記されたオフィシャルなPDFから明らかになった物で、これによりValveタイトルのみならずSteamworks対応タイトルではアイテム販売などが登場する可能性が大きくなりました。

SteamworksはValveが運用する認証管理を含む総合的なクラウドサービスで、認証の他にコピープロテクトや自動アップデート、ソーシャルネットワーキングへの対応、マルチプレイのマッチメイク機能、アンチチート技術等が利用可能になります。つい先日にはUnreal Engine 3がSteamworksの統合を発表し、今後ますます本サービスの利用は増えていきそうな気配を見せています。

さらに同文書からはタイトル毎に割り当てられていたクラウドストレージの容量が1タイトルあたり1MBから100MBに増加された事も明らかになっており、Mac対応なども含めて着々と拡張への準備が進められている様子がうかがえます。ちなみに現在Steamworksが1ヶ月に処理する通信データは20ペタバイトに達するとの事で、数年前のGoogleが1日に処理するデータ量に相当する、巨大なトラフィックである事が判ります。

GDCにおいてはPCゲーミングの素晴らしさとそのメリットや発展についてBlizzardと共に”The Connected Future of Games”(ゲームの接続された未来)と銘打たれたパネルディスカッションを行ったValve、フレキシブルな設計や対応、そしてOPENである事を最大のメリットとして近年弱体化が指摘されるPCゲーム市場を活気づけようと様々な新サービスを展開しています。少額決済やアイテム販売の是非にはまだまだ課題があるものの、コンテンツを豊かな物にする可能性もやはり大きく宿しています。著作権被害の問題が改善され再び強いPCゲームの時代が戻ってくる事もそう遠い夢ではないのかもしれません。

情報元及びイメージ:Joystiq

インディアナ大学の教授が学科の評価にRPG的な経験値システムを導入

2010年3月19日 20:05 by katakori
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University of Indiana

近年多くの若者達がゲームで楽しんでいる文化になり、生まれた時からPCやゲームやソーシャルネットワークが存在する世代がそろそろ社会に進出する時代になってきました。かつての雇用形態は崩壊し、経済状況も世界的な混乱が続く中、新しい労働力の管理をどのように進めて行くのが良いのか、インディアナ大学でテレコミュニケーション分野を担当し、ゲームデザイナーでもあるLee Sheldon教授がゲーマー世代のモチベーション管理について研究を行っています。

なんとLee Sheldon教授は担当する2つのゲームデザインクラスに経験値システムを導入、学習や試験をゲームに見立てて、そのモチベーションの変化を調べるという計画を実行、生徒達は全てレベル1のアバターとして経験値0、ランク”F”の状態から、プレゼンテーションや、クイズ、試験、企画の提出など様々な課題で経験値を得てレベルアップ、あたかもRPGのクエスト消化のような形式で学習を進めました。

その中でさらに学生達はMMORPGの様にギルドを結成、とり困難なクエストをこなし、場合によっては他のギルドメンバーとのグルーピングなども行いながらクエスト(様々な課題)をこなしていったそうです。

Lee Sheldon教授はこの過程で学生達が以前よりも”はるかに大きな熱意”を持って授業に取り組んだと報告、学生達をソーシャルネットワーク世代と呼ぶSheldon教授は、こういったやり方が教育のみならず社会や企業といった他分野でも有効に働く可能性があると述べています。

なんだか素晴らしいような、少しぞっとしなくも無いような、複雑な気持ちになるこのニュースですが、勝負ではないインクリメンタルな評価とも考えられそうなこのシステム、さらに多くのフィードバックが得られた時にどのような結果が得られるのか非常に気になるところです。

情報元及びイメージ:VG247

米国とヨーロッパにおける「Battlefield: Bad Company 2」の販売本数が230万本に到達!

2010年3月19日 16:15 by okome
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「Battlefield: Bad Company 2」 バトルフィールド バッドカンパニー 2

打倒Modern Warfare 2を掲げ、先日ローンチを果たした「Battlefield: Bad Company 2」ですが、同作が昨日米国とヨーロッパにおいてリリースから2週間の間に230万本を売り上げた事をデベロッパであるDICEとパブリッシャを務めたElectronic Artsが明らかにしました。Battlefield: Bad Company 2は北米とヨーロッパの3月におけるベストセラーの記録を塗り替えるペースで販売を伸ばしているそうです。

またBattlefieldシリーズのエグゼクティブ・プロデューサーであるKarl Magnus Troedsson氏は「私たちはBattlefield: Bad Company 2の好調なセールスとファンからの反応に感動しています」と語っています。

さらに3月30日にはゲームモードのアップデートが行われ、2つの新しいマルチプレイヤーマップが利用可能になるなど、まだまだユーザーを楽しませてくれそうなBad Company 2ですが、奇しくもライバルであるModern Warfare 2のファーストDLCの配信日が同アップデートと重なる事から、作品のセールスのみならずこちらの販売合戦も非常に注目が集まるところではないでしょうか。

情報元及びイメージ:VG247

Vanquishを手掛ける三上真司氏が新スタジオ「Tango」を設立、ティザーサイトがオープン

2010年3月18日 19:11 by katakori
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三上 真司

バイオハザードシリーズやデビルメイクライ等を手掛けた事で知られる三上真司氏、現在はプラチナゲームズでCryEngine 3を用いてVanquishの開発を進めている三上氏ですが、Mikami Shinji Projectと銘打たれたプロジェクトの下、「Tango」という新会社をお台場に設立した事を自身のTwitterで明らかにしました。なお新プロジェクトに関するティザーサイトもオープン、ここでは残り317日のカウントダウンが行われており、いずれ何らかの発表が行われる事が見て取れます。

なお新会社Tangoには元GrasshopperのサウンドディレクターやFF11でアートディレクターを務めた相場良祐氏等を含めた13人のスタッフが雇用されたとの事。今後5~7年を掛けて100名程度のスタジオに成長させたいと三上氏は語ったようです。一体どんなタイトルがここから産み出される事になるのか、期待して待っていたいと思います。

情報元及びイメージ:1UP, VG247

ゲームストリーミングサービス「Gaikai」がOnLiveの価格についてGaikaiへの”カンフル剤”だと発言

2010年3月18日 17:37 by katakori
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「Gaikai」

OnLiveが公式にサービス開始日を発表し、いよいよゲームストリーミングサービスが現実の物となる事になりました。フロンティアであるOnLiveがいち早く正式サービスにこぎ着けた事に刺激されたか、ライバルサービスである「Gaikai」やAMD傘下のOTOYもローンチに向けて様々な動きを見せ始めています。

そんな中Amazonとの提携を発表したGaikaiのフロントマンでアースワームジムのデザイナーとしても知られるDave Perry氏がOnliveの最終的なビジネスモデルを聞いた時、月額課金にみんなが驚いたと述べ、Gaikaiが無料サービスとして真逆に位置する事からOnliveの月額課金はGaikaiにとって大きな刺激だと語っています。

なおPerry氏はこの刺激について”shot in the arm”と表現しており、カンフル剤や回復を意味する言葉を用いた事に少なからず違和感を感じたのは正直な所。まだサービス開始前から弱気な発言と取れなくもない内容に思わず頑張れ!と応援したい気持ちで一杯です。なおDave Perry氏はアースワースジム以降は”MDK”を世に送り出し、映画”マトリックス”のゲームタイトルである”Enter the Matrix”と”The Matrix: Path of Neo”も氏の手による物です。

情報元及びイメージ:Joystiq

Appleとも手を結んだMac対応は「Steam」の歴史上最も大きなイベント、なんとTeam Fortress 2の最新verも登場

2010年3月18日 16:46 by katakori
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 Mac 「Steam」

近年ますますそのシェアを拡大するデジタル流通プラットフォーム「Steam」、とうとうMacへの対応も果たす事になり、その勢いは衰える事を知りません。そんな中ValveがJoystiqのインタビューに応じ様々な新情報が明らかになりました。

Valveの開発ディレクターJohn Cook氏は今回のMac対応について「今回の対応はMac OSにとって最も大きなゲームニュースで、Steamの歴史の中で最も大きなイベントです」と発言、Mac対応の重要性を明らかにしています。今回のMac対応ではクラウドサービスであるSteamworksの対応のみならず、PC-Mac間のクロスプレイ(Steam Play)、さらには1タイトルで両プラットフォームへ対応する等、破格の新サービスとなっています。

さらに今回の動きがAppleが関係していたかとの問いに、Cook氏はValveのボスGabe Newell氏がMac嫌いと噂されるのは嘘であり、もともとGabe Newell氏がMacエミュレータの開発に携わっていた事を明かし、併せて今回の動きがAppleとの協力体制の下進められている事を明らかにしました。今回のSteam対応でAppleとの関係を拡大するプランもあるとの事。さらにCook氏は2008年から進められていたプロジェクト”Piston”が今回のSteamであった事を明かしています。

Mac上のSteamの存在が他のパブリッシャーの開発やMac対応を促進すると考えているかと聞かれたCook氏は、イエスと答え、「それは第一目標の1つだ」と回答しています。氏はSteamがパブリッシャとデベロッパに対してまだPCゲームが死んでいない事を証明したと述べ、Macも同様に、しかしこれまでよりも短いスパンでそうなるだろうと語っています。

また、Cook氏は来るPortal 2の同時リリースの前に100以上のアップデートが施された「Team Fortress 2」の最新版が登場する事を明らかにしています。さらにiPhoneとの関係について聞かれたCook氏はノーと答え、現在の労力が全てMac対応に注がれている事を明らかにしています。

Valveタイトルのリリース時期や価格についてはまだ明らかになっていませんが、iTunesとのライバル性も指摘される声が上がったAppleとの意外な関係に、どうやら両社ともかなり本気度が高い様子が伺えます。さらにCook氏は1000を越えるパブリッシャとデベロッパとMacタイトルのリリースについてディスカッションを行っているとの事。Macのゲームプラットフォーム化がこれで一気に促進される事になるのか、今後の動向に期待です。

情報元:Joystiq

Counter-Strike関係やLeft 4 Deadの開発で知られる「Turtle Rock Studios」が復活

2010年3月18日 15:23 by katakori
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「Left 4 Dead」

2002年に設立され、Counter-StrikeのBot作成やマップ、そしてValveの一大フランチャイズとなった”Left 4 Dead”の開発で知られる「Turtle Rock Studios」、同スタジオはLeft 4 Deadリリースの後2008年にValveによって買収され、その年最も成功した買収として知れ渡る事になりました。その後開発規制が敷かれた同スタジオは2009年6月3日に閉鎖される事になる訳ですが、なんとそのTurtle Rock Studiosが復活するとのニュースが海外情報サイトにて報じられました。

この復活劇はかつてのTurtle Rock StudiosでCEOを務めていたMichael Booth氏がValveによる買収の際に移動せず残ったスタッフ達を率いて取り組んできた結果との事。

すでに先月2月5日からTurtle Rock Studiosは公式サイトを立ち上げ活動を開始しており、かつての古巣であるカリフォルニアで新スタッフを雇い入れています。さらに3月8日には「Garage Buddy」という車両カスタマイズ用の計算アプリをリリース、加えて何らか新タイトルの計画を進めているとの話が囁かれています。

情報元及びイメージ:Joystiq, That VideoGame Blog

[GDC 2010] Blizzardがサードパーティによる「Battle.net」の利用を熟考中

2010年3月17日 18:06 by katakori
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「Battle Net」

StarCraft IIのベータテストにおいてすでに稼働を始めている新生「Battle.net」、今後のBlizzardタイトルにおける重要なプラットフォームとしてクロスゲームコミュニケーションやMODサポート、様々な販売・課金・決済等、様々な機能が盛り込まれ、ソーシャルコミュニティなども内包する総合的なサービスに生まれ変わります。

すでにCoDシリーズでこれを応用したシステムのプランなどが提示されており、Blizzardタイトルだけに止まらない利用が期待されています。GDCの会場でBlizzardの副社長を務めるRob Pardo氏が語った所によると、新Battle.netにサードパーティタイトルが登場する可能性について言及、まだ何ら具体的な事態では無い事を強調しながら、氏はサードパーティタイトルに対して自社タイトルと同じレベルのサポートと提示する事が可能かと考えているようで、それは「大きな取り組みに思える」と、この問題について真剣に考えている様子が伺えます。

現在同様のサービスについてはSteamがどこよりも先んじており、さらなる進化を遂げようとしている様に思えます。ここにBlizzardが一石を投じる未来が待っているのか、今後の動向が非常に楽しみです。

情報元:Joystiq

Xbox 360にBlu-rayドライブが無い事がセールスを加速させる、マイクロソフトが発言

2010年3月17日 17:21 by katakori
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「Xbox 360」

Natalの役割をXbox 360の拡張と位置づけるマイクロソフト、Xbox 360を中心にサービスやデバイスの拡張で長いスパンのサービスを提供していこうとする同社の方向性が目立つ昨今ですが、マイクロソフトの製品管理のディレクターを務めるAaron Greenberg氏がBlu-rayドライブについて興味深い発言をしています。

Greenberg氏によるとXbox 360にとってBlu-rayドライブが無い事はコンソールの成功に貢献する程の良い事だと語っており、この欠如が大きくセールスを押し上げると発言しています。

Greenberg氏はソニーが物理的なディスクに勝負を掛け、そこにコストが発生すると述べ、Xbox 360が大きくコスト面で恩恵を持っていると述べています。Greenberg氏は価格の差がインストールベースの拡大に繋がると考えており、最近CPUとGPUの一体化、32nmプロセスでスリム・低コスト化に成功したとされる新基盤(Clarkdale)完成の噂など、さらなる低価格化に向けて動き出すのか気になるところです。

また、マイクロソフトの掛けがデジタル流通上にあると明かし、1080pの映画をディスク無しで提供できる事にメリットがあり、最も多くの映画とテレビのライブラリを保持していると語るGreenberg氏は「確かにトレードオフがあるが、ボタンを押して即座に映画を見ることが出来る利便性は美しいアピールだ」と述べ、「私たちはより多くの特徴と機能性を加える事ができますが、その為に新しいハードウェアを買う必要は無く、ソフトウェアアップデートによってそれを可能にします」と、あくまでXbox 360を中心に据えたビジネスモデルを念頭に置いている事を明かしています。

今回のAaron Greenberg氏の話にはゲームコンテンツに関する内容が言及されておらず、映像コンテンツの恩恵が低い日本のユーザーとしてはそちら側のトレードオフよりもゲームに関する部分が気になるところ、Natalの登場に合わせて大きく低価格化戦略を打ち出す事になるのか、もうすでにホリデーシーズンへの布石は打たれ始めているようです。

噂:「Gears of War 3」は2011年4月リリース?来月8日にティザートレーラー発表か

2010年3月17日 0:09 by katakori
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「Unreal Engine 3」

GDCで大きな発表があるか?とされたものの、新バージョンのUnreal Engine 3技術デモからそれっぽい話が聞かれただけで、ギアーズ新作についてはっきりとしたアナウンスは残念ながら行われませんでした。

そんな中、さらに新たな噂が聞こえてきました。海外情報サイトのEdgeが北米パブリッシャー関係の情報筋から得たところによると、「Gears of War 3」は2011年4月リリース予定で、来月の8日にリリース情報が記された最初のティザートレーラーが公開されるとの事。そして6月のE3において大きく情報が明らかになると、やけに細かい話が飛び出してきました。

この情報筋によるとGears of War 3のリリースについてマイクロソフトがHalo: ReachとNatalのローンチと重なる事を避けたいと考えているそうで、9月とも噂されるHalo: Reach、そしてホリデーシーズンに登場するNatal、そしてその次の大きなローンチとしてGears of War 3を考えているそうです。

なお、先日Epicの副社長Mark Rein氏は今年の動きについてUnreal Engineの顧客の方に集中し、Epicは2010年にリリースするタイトルを持たない発言しています。その際に今年のリリースは無いが、E3で新しい刺激的な”何か”を報告するかも知れないとも述べています。

ギアーズ新作に関しては噂ばかりが先立ち、お伝えしてる方も非常に心苦しいのですが、先月も同じ旨の発言をMark Rein氏自身が語っていた事も鑑みれば今度こそ!と期待する気持ちも正直な所。E3での登場と今回の噂、マーカスと会える日とCliffy Bの登場を楽しみに待っていたいと思います。

ちなみに、当のCliffy Bは「僕は噂や推測についてはコメントしないよ。コメントするのはコミックとゲームと映画、あとはドーナツについてだ!」とtwitしてます。ドーナツかよ!

GDCでのCliffy Bインタビュー、新エンジンやNatal、GoW2について語っています
情報元:Edge

ValveのPS3に対する軟化と先の展望は本物か、なんとNaughty Dog社員を複数雇用

2010年3月14日 12:47 by katakori
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「Portal 2」 ポータル2
ゲイブも思わずジャンプする程に好調のValve

Steamの一人勝ちに自社タイトルの成功、Macへの進出、さらにはPortal 2の素晴らしいプロモーションにGDCではパイオニア賞の受賞と、ノリにノっているValveの勢いはとうとうMega64と一緒にゲイブがジャンプするようなポップさを露呈するまでに至りました。

この数年間PS3に対して開発の複雑さ等を挙げ”全くもって災害”の様な物だと揶揄し、PS3への展開を視野に入れない時間が過ぎていましたが、近年その態度は軟化傾向にあります。ValveはPS3所有者に「ベストを尽くさなかった」と謝罪し、将来的にPS3のサポートを行っていく旨を発言、PS3ユーザーに可能な限り最高のPS3ゲーム体験を提供したいとまで発言しています。

この発言について具体的な何かはまだ明らかになっていませんが、意外な所からValveの本気が垣間見える驚きの情報が明らかになってきました。PS3タイトルを開発するなら最高のスタッフを連れてくりゃいいんだろとゲイブが考えたかどうかは判りませんが、ValveがなんとNaughty Dogの元社員を複数雇用している事が明らかになりました。

これはLinkedInから発見された物で、Vitaliy Genkin氏はかつてNaughty DogでPS3ランタイムに対応するインゲームエディタを開発していた上級プログラマで、異なったツール上でインゲームデータの定義やプロセッシング、最適化を手掛けていた人物です。

Alex Vlachos氏はノーティでビジュアルエフェクトのリードプログラマーを務めており、アンチャーテッド1作目をはじめ、ATIでThe Double Cross等の歴代デモ映像を手掛けてきた人物でもあります。さらにはJak and Daxterシリーズに携わっていたElan Ruskin氏という方も発見されています。

どうやらValveのPS3に対する取り組みは言葉だけの物ではないようで、根幹から手を入れようとしているValveの姿勢が見え隠れします。Portal 2の登場に絡みMac対応などSauceエンジンのバージョンアップにも注目が集まる現在、PS3への対応が現実的な姿を現す瞬間が今から楽しみです。

PlayStation Homeの世界的な利用者数が1200万人に到達

2010年3月14日 12:44 by katakori
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PlayStation Home

GDC 2010の最終日に行われたソニーによるカンファレンスの中でPlayStation Homeのディレクターを務めるJack Buser氏が、同サービスの世界的な利用者数が現在までに1200万人に達した事を明らかにしました。

Homeのユーザー数は2009年の12月以降200万人ずつ増えてきており、昨年の6月から比較するとほぼ倍の利用者数になっているとの事。さらにBuser氏はユーザーのHome訪問回数が1度だけに留まらないと述べ、Homeにおいてアバターを作成した利用者の85%以上が2度以上のアクセスを行っているとしています。またユーザーはHome内で1時間以上の時間を過ごすとの事も加えて語っています。

Buser氏のカンファレンスはPlayStation Home内におけるインゲーム開発に興味のあるデベロッパ向けに行われましたが、同氏はHomeの存在を2010年におけるソニーのサービス的な戦略として”重要な部分”と位置づけており、Home内のミニゲーム、またプロモーションイベント等のコンテンツを様々強化していく旨を明らかにしています。

情報元:Joystiq

[GDC 2010] GOTYを受賞したNaughty Dog、22ヶ月の短期間で「Uncharted 2: Among Thieves」どう仕上げたか

2010年3月14日 10:55 by katakori
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「Uncharted 2: Among Thieves」 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団

様々な賞を「Uncharted 2」で総なめにしてきたNaughty Dog、昨日行われたGDCチョイスでも5冠を獲得し最早一人勝ちとも言える圧倒的な存在感を見せつけました。そんな中はNaughty Dogで副リードデザイナーを務めるRichard Lemerchand氏が「Among Friends: An Uncharted 2 Post-mortem」と名付けられたカンファレンスを行いました。

これはUncharted 2という大きな成功を収めたタイトルがどのような開発プロセスを経て出来上がったか、Richard Lemerchand氏自身がそれを振り返るという非常に興味深い物。さまざまな危機を乗り越え22ヶ月という短期間で開発を完了させた秘訣はなんだったのか、その概要が順を追って解説されました。

まずLemerchand氏はプリプロダクションについて語り、22ヶ月の開発期間の内、6ヶ月がプリプロに費やされた事を明らかにしました。氏は「プリプロを雑な物にする事は、全体のプランを良くない物にする事を意味します」と述べ、Uncharted 2のプリプロには締め切りや約束が設けられず、チームは自由にインスピレーションを求め、ドレイクの新たな船出のために個々が思う存分調査を行う事が出来たと語っています。

さらにゲームの方向性を決定づけ、ブレさせないために一枚の写真が有効に使われた事を明かしています。この写真はブータンの海抜3000メートルの高さに存在するTigers Nest寺院の物で、これがヒマラヤ山中の酷い雪の中でミステリアスな登場人物に助けられるネイト・ドレイクのイメージに繋がったそうで、この助けを出した人物が最終的にテンジンとなったとの事。こういった強い一枚のイメージをコンセプトにシーケンスやアイデアが盛り込まれていった事を氏は明らかにしています。

これらが一段落した段階で開発はマクロなステップに進む事になります。主立ったビジュアルアニメーションの作成を行いゲーム全体の構造について俯瞰できるような設計を経て、細部の制作に進む事になります。

実際の制作では様々な障壁にぶち当たったそうで、Lemerchand氏はゲームの中でもエキサイティングで印象的な列車ステージが関係者共通の頭痛の種だったと明らかにしています。ステージ自体が移動する列車という事で様々な要素が想定外の挙動を見せ、ネイトの投げるグレネードはプレイヤーに戻ってくるブーメランになり、敵の武器は後方に飛んでいき、ナビゲーションシステムは混乱、さらに列車のテレポートと混迷を極めた様です。

さらにローンチの9ヶ月前になってフレームレートの問題が発生、これはリリースに関わる非常に重大な問題だったとLemerchand氏は明かしています。30fpsを正確に保つ事に重点を置き問題の解決に取り組み始めたものの、相当に大変なハードワークだったと氏は語っていますが、結果としてティアリング無し、リアルなDoFエフェクトを導入したまま30fpsの実現に至る事になります。(ティアリングについては技術チームが拒絶したとの事)

こういったトラブルを抱えながらテストプレイと開発を並走、特に列車ステージは多くの時間を掛けてサニティチェック(とりあえず動くか?程度の軽いチェック)と作業を繰り返した事を氏は振り返っています。制限を設けなかったプリプロ、膨大な時間を掛けて作成したラフなビジュアルアニメーション、奇怪な動作を繰り返す列車ステージなどを乗り越え、最終的にNaughty Dogは10月13日に行われたローンチの2ヶ月前、8月20日にUncharted 2: Among Thievesを無事完成させました。

ゲーム開発にトラブルが付き物であることはプレイヤーである自身も常々感じていますが、やはりNaughty Dogの凄みはこういったトラブルを抱えた状態でしっかりとローンチへのリミットに間に合わせる事ではないでしょうか。Lemerchand氏は膨大に風呂敷を広げたプリプロの内容を全て盛り込む事が出来たと述べており、時間を惜しまない部分や各チームの譲れないライン、対してサニティチェックと開発の並行などフットワークが変化するコントラストの差に底力の様な物を感じます。新居では沢山棚を増やさないと今年度受賞したトロフィーの置き場に困りそうなNaughty Dog、次はどんなタイトルで楽しませてくれるのか本当に楽しみです。

情報元:Joystiq

Crytek UKが謎のタイトル「Self Defense」を商標登録、教育ゲーム?モーションコントロールタイトル?

2010年3月14日 0:17 by katakori
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「Self Defense」

GDCでのCryEngine 3およびCrysis 2の技術デモに注目が集まるCrytekですが、昨日同社が米国特許商標庁に「Self Defense」というタイトルを商標登録したことが発見されました。

発見されたロゴにはキャラクターが自衛するような動作が描かれており、どのようなタイトルなのか非常に興味深い所。事前の気になる情報としてはCrytek UKのマネージャーKarl Hilton氏が教育系タイトルの開発への関与を明言している事、さらにNatalでの開発に興味を示している事なども明かされており、これらとの関連が囁かれています。

なお、Crytek UKの前身はかつてHazeを開発し、不振の後にCrytekへと買収されたFree Radical Designで、現在はCrysis 2の開発に参加中であることが明らかにされています。

教育系タイトルとの関連として、Crytek UKはイギリス内の大学に対してゲーム教育の強化を図る為にCryEngineを無償提供を行っており、ヒルトンのボーンマス大学やノッティンガム・トレント大学との連携など教育に関する活動に大きく力を入れています。また、ノッティンガムで例年行われるGameCity festivalはCrytek UKとノッティンガム・トレント大学が共同でスポンサーを務めています。

こういった背景からカジュアルゲームへの関心も高いCrytek UKが非シュータータイトルを開発したとしてもさほど不思議ではないのかもしれません。なお、情報元ではNatalとMove用のフィットネスタイトルか?などと記されているSelf Defense、一体どんなタイトルとして登場するのか登場を楽しみにしておきたいと思います。CryEngineでフィットネス……ちょっと見て見たい気がしなくもありません。

情報元:superannuation

「OnLive」が月額料金無しのポータルサービスをアナウンス

2010年3月13日 21:01 by katakori
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「OnLive」

先日現在開催中のGDC 2010において、北米での正式サービス開始(6月17日)や、14.95ドルの月額料金など、様々概要が明らかにされたゲーミングクラウドサービスの「OnLive」ですが、今回同サービスがローンチ後に月額料金のかからない無料版のポータルサービスをスタートさせることを発表しました。

ポータルサービスに関する詳細やリリース日などは未定となっていますが、無料版は所謂本サービスの体験版に位置づけられるもので、有料版とは異なりブラウザプラグインで動作し、各種タイトルの体験版の利用とレンタルサービスが予定されています。レンタルできるタイトルの種類には制限が設けられており、月額課金で利用できるゲーマータグやフレンド機能などソーシャル機能の有無については明らかにされていません。

昨日ゲームストリーミングサービスの競合であるGaikaiがAmazonと提携し、月額課金無し、購入タイトルのストリーミング利用とディスク配送の選択などのサービス概要について発表を行った所に今回の発表、各サービスとも初動のイニシアチブを掴んでおきたい所で、各社とも今後の展開に大きく注目が集まります。

情報元:Joystiq

2010年の米国におけるWiiとDSの販売台数が早くも190万台に到達!任天堂が好調をアピール

2010年3月13日 15:12 by okome
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DS

今年の2月までに米国におけるWiiとDSの売り上げが190万台に到達した事が先日発表された任天堂のプレスリリースから明らかになりました。

また先月ニンテンドーDSが61万3000台を売り上げ、2月の月間ポータブルビデオゲーム販売における記録を更新、前回の月間売り上げ記録である59万7000台もニンテンドーDSによるものでしたが、同ハードウェアによってさらに記録が塗り替えられた形となりました。

情報元:Joystiq
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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