大きくなった新DSを発表したばかりの任天堂ですが、Financial Timesのインタビューにおいて同社の岩田社長が次世代ポータブル機の方向性を示唆する発言をしています。インタビューによると岩田社長はアマゾンの電子ブックリーダー「Kindle」のビジネスモデルに興味をしめしているとの事。Kindleは3G回線を用いて通信を行いデジタル書籍を購入する物ですが、ユーザーは3G回線の使用料を支払う必要がありません。
岩田社長は通信コストをユーザーが負担しないこの新しいビジネスモデルが、iPhoneが持つ市場への足がかりにするための次のステップだと考えている様です。「月に何千円かを払う事が出来る人だけがiPhoneのユーザーになる事ができます」と岩田社長は述べ、それは任天堂の顧客にはフィットしない物で、Kindleの様な一回限りのコストで済むサービスが任天堂ユーザーには適しているとしています。
しかしこのサービスを実現する際にハードウェアのコストが上がる事は避けられず、不満が述べられる事になるであろう事は想像が付くが、これは将来の数あるオプションの内の一つであると、その発言を締めています。
とうとうリリースが目前に迫ってきたInfinity Wardの超大作「Modern Warfare 2」、事前の盛り上がりもモンスター級で本作が一体どれだけ売り上げを叩き出すのかとても気になる所です。先日アメリカの投資銀行Wedbush MorganのアナリストMichael Pachter氏がModern Warfare 2はリリース一週間で5億ドル(約450億円)以上を売り上げるとの予想を発表しました。さらに同氏は第4四半期で1000万本を出荷すると予想しています。
Modern Warfare 2は11月10日リリース、対応プラットフォームはPCとXbox 360、PS3となっています。そして期待の国内版は12月10日にリリースされる予定です。
国内でええええ!ショック!となる方がいらっしゃるかどうか……ちょっとわかりませんが、Nokiaが2003年にリリースし何度かのモデルチェンジも行われた携帯ゲームプラットフォームの「N-Gage」に関するサポートを既に行っていない事を発表しました。
以前doope!でお伝えした駄目な子ほど可愛らしい!愛すべき「最低なビデオゲームハードウェア」TOP10!!でも8位に輝いたN-Gage、iPhoneを先取りした携帯電話とゲーム機のハイブリッド機で電話する姿が滑稽な事この上ない、そしてNokiaの悪いところを全部凝縮したような、Nokiaなデザイン!ありとあらゆる事を盛り込んだけど肝心な所がかなり駄目だった残念で可愛い子です。
現在はまだサポートは終了された物の、Nokiaが運営するApp Store的なサービスであるOvi Storeにはアクセスが可能です。しかしこれも2010年9月からアクセス出来なくなる事も明らかにされています。やはりどの業界でも1位2位辺り以外はどれも死に体という事でしょうか。また一つ駄目で可愛らしい子が消えていく事となりました。
駄目ハード好きの方はぜひ壮絶な最後を遂げたGizmondoの顛末など、様々な悲哀が描かれた上記のトップ10記事の方も合わせてご一読される事をお勧めいたします。
先日お伝えしたオーストラリアで「Modern Warfare 2」のMA15+レーティングの無効を要求する運動が起こっているニュースですが、この要求が通れば15歳以上向けのレーティングが存在しないオーストラリアでは実質販売中止と同義であり、既にL4D2やBorderlandsの例もありオーストラリアのゲーマー達には笑い事では無い自体に陥っています。
このオーストラリアの現状には様々な要因が絡んでいるものの、ゲーム批判の運動を強く進めている南オーストラリアの司法長官を務めるMichael Atkinson氏の存在が非常に大きいとされています。さらに同氏は”R18+”レーティングの策定に関しても道を阻んでいます。
そんなオーストラリアで”R18+”レーティングの誕生を阻むMichael Atkinson氏を排除するため、司法長官の対立候補をぶつける事を目的にしたGamers4Croydonという政治団体が結成されました。
G4Cの設立者であるDavid Doe氏は、Michael Atkinson氏に勝利する事だけが他の先進国と同様に”R18+”レーティングを得る方法だと発言しています。さらに同氏はオーストラリアのゲーマーの平均年齢が29歳以上である事や大多数のオーストラリア人がゲームの為の”R18+”レーティング誕生を支援すると主張しています。
Michael Atkinson氏が最後に当選した際の得票率は76%だったそうで、G4Cはこれを破る事が出来るのか、早急に答えが出るような問題では無さそうですが、オーストラリアのゲーマー達にもレーティング問題が改善される道が開ける事を祈っています。
先日からかなり思いきった暴力表現で物議を醸し出している「Modern Warfare 2」、公式のコメント公表され問題のリーク情報などが本物である事が認められ、オプションでスキップが可能になっている事が明らかにされました。そんな中、昨今レーティングの問題でニュースになる事が多いオーストラリアにおいて、Modern Warfare 2のMA15+レーティングの無効を要求する運動が行われているようです。
この訴えを起こしているのはオーストラリアでは有名な子供の権利に関するロビー活動を行うThe Australian Council on Children and the Mediaで、問題のリークシーンを受けてすでにMA15+の評価を受けていたModern Warfare 2のレーティングの無効化を訴えるに至ったようです。
同団体代表を務めるJane Roberts氏によると「私たちはこれがゲームであると理解しています、しかしこれらのイメージの距離は遠く離れた非現実的なものではない」と発言し、ネット上でテロリストになる方法やそういったグループに参加する方法などを得る事も可能である事などを指摘しています。
またオーストラリアで激しくゲーム批判の運動を行っている南オーストラリアの司法長官を務めるMichael Atkinson氏は「ゲームデザイナーに対する失望が拡がる事を期待する」と強く発言しています。
こういった動きに対しオーストラリアのレーティング審議委員会やゲーム開発者の為のロビー団体Electronic Frontiers AustraliaのスポークスマンNicholas Suzor氏はMA15+の決定を擁護、Nicholas Suzor氏は「映画ではしばしば”悪”を俯瞰的に示します、またそれを行う事により残酷な行為を行う人間の凶悪性を理解する事ができます」さらに「ゲームはすでに多くの表現を行うようになっており、そのテーマも複雑になってきています」と締めています。
現在オーストラリアではMA15+のレーティングを越えるクラスが存在せず、今回の訴えが認められれば現状のままでの小売りは現実的に不可能という状態になってしまいます。今回の騒ぎが新しい大きな火種となったオーストラリアでのリリースがどういった所に落ち着くのか、続報をお待ち下さい。
若干29歳のニール・ブロムカンプ氏が監督を務め、ピーター・ジャクソンプロデュースで大成功を収めているエイリアン物SFの「District 9」、若さ故の荒さが残るものの素晴らしいアイデアと情熱と映画バカとしか言いようのない圧倒的クオリティに加え、政治的なメタファーなども多く盛り込まれたメッセージ性の高い作品としても絶賛されています。
と、そんな話題の「District 9」ですが、Sony Pictures Home Entertainmentが12月29日に発売予定のDistrict 9のBlu-rayディスクになんと「God of War III」のデモとメイキング映像が収録される事が昨日明らかにされました。これによりGod of War CollectionとInfamousの日本語版以外の入手方法が一つ増えた事になりました。
映画のBlu-rayソフトにゲームのデモが同梱されるというのは前代未聞ですが、今後このようなプロモーションが増えていくのでしょうか。さらに同ディスクにはDistrict 9のインタラクティブな地図などおまけコンテンツも色々と収録されているとの事です。なお本作品の価格は39.95ドルとなっています。日本でも2010年の春に公開が決定したDistrict 9、こちらの上陸も本当に楽しみですね。
Blizzardは「World of Warcraft」において本日からプレイヤーキャラクターの種族変更を可能にする有料サービスを開始しました。これは以前お知らせしたFaction変更サービスと同様に有料のサービスとなっており、同Faction内の種族変更しか出来ないためHumanからUndeadに変更するには両方のサービスを併用する必要があります。種族変更に必要な費用は25ドルとなっており、サービスの詳細は以下の様になっています。
- 同Factionの種族に変更が可能です。なお、キャラクターのクラスを変更することができません。
- キャラクターのホームシティのReputation(評判)レベルは、新しく生まれる町に切り替えられます。Mountも同様ですが個別に確認できるリストが用意されています。
- Realmの移動は出来ません。
- キャラクターは、3日に一度種族を変更することが可能です。
さらなる詳細は公式サイトに用意された種族変更に関するFAQをご確認ください。同様のサービスがライバルであるEverQuestでも見られるようになり、かかる費用もまったく似たような状態になっていますが、月額課金とトランザクションの併用というのも既に現実的な物になったきたと言えそうです。
もう何度この名前を書いたか判らないほどお馴染みになったInfinity Wardのコミュニティマネジャー”fourzerotwo”ことRobert Bowling氏、いつもTwitterで新情報のリリースやタイトルに関する事、ゲームの話題、ファンとも普通に会話をしていたりと有効にTwitterを活用しているさまがよく見受けられます。
先日MCVがRobert Bowling氏に対して行ったインタビューにおいて、同氏はゲーム開発者達は自分達のゲームのために、マーケティングやプロモーションに関するコントロールを持つべきだと発言しました。例として同氏は前述のTwitterの事を挙げ、プレスや中間業者などを廃してデベロッパーとオーディエンスとの直接回線を持っているとアピールしています。「ゲームを知っているだけではなく、私たちはゲーマーも知っている」と続けています。
確かに最近はTwitterソースのニュースも大きく増えており、関わりのない誰かによる噂ではなく、まさに開発に携わる当事者本人からの情報ソースも多く見られるようになりました。そういった中でもRobert Bowling氏のTwitter利用は群を抜いて上手く活用し、また成功しているように感じます。PC版「Modern Warfare 2」のマルチプレイ大改訂に関する問題などもあり諸刃の剣的な側面もありますが、上手く活用すればこれほど便利な物は確かにないのかもしれません。
Elder ScrollシリーズやFallout 3で知られるBethesda Softworks、親会社のZenimax MediaがQuakeやDOOMで知られるid Softwareを今年買収したことも記憶に新しい話題ですが、なんとまだ新たな買収を考えているようで、候補としてHalf-LifeシリーズやL4Dシリーズで知られるValveを視野に入れているとの噂が聞こえてきました。
いかにもゴシップ噂らしい豪勢な話ですが、もしこれが真実になったらBethesda・id・Valveのコラボレーションなどが見られる事もあるのか……と思うと少し見てみたい気もする気になるニュースと言えるでしょうか。
先日videogamerに掲載されたInsomniacのJames Stevenson氏へのインタビューの中で、同氏は「Resistance 2」のリリースに関する成否について語りました。同作はMetacriticのmetascoreが87ポイントの高評価だったにも関わらず、ユーザースコアが5.7と奮わず、ユーザーからの熱狂は得られなかったと言えます。
同氏は「Resistance 1のハードコアなファンを恐らく少しだけがっかりさせた」と発言、プレイヤー達の純粋な失望に報いる事がとても難しい事だと承知していると述べた上で、現在Resistance 3を開発中であることを公式に明らかにし、シリーズ最新作がユーザーに愛されるタイトルになるよう進めていると発言しました。
先日から看板の発見などで噂されていたResistanceの最新作がいよいよ帰ってくる事になりました。コアなファンが多い同作、ここらで仲の良いノーティに負けないような素晴らしいタイトルをがつんと出てくる事に期待したいですね。
例年AIAS(The Academy of Interactive Arts & Science)が開催しているゲーム開発者達による開発者向けのアカデミックなイベント「D.I.C.E. Summit」ですが、今年度は2010年2月17~19日までラスベガスのRed Rock Resortで開催される事が決まっています。
本日今回のD.I.C.E. Summitの講演者が発表され、クラウドゲーミングサービスで注目のOnLiveを立ち上げたストリーミングビジネスの雄Steve Perlman氏に、Alan Wakeのリリースを控えるRemedy EntertainmentのCEOを務めるMatias Myllrinne氏が基調講演を行う事が明らかになりました。注目度の高い二人がどういった内容について講演するのか今から楽しみです。
さらにBarrow研究所で神経科学を研究しているSusana Martinez-Conde博士とStephen L Macknik博士、そしてElectronic Software Associationの上級委員を務めるKen Doroshow氏、そしてカーネギーメロン大学でエンターテインメント技術を教えているJesse Schell教授も同様に講演の予定がされています。
AIASのJoseph Olin氏は「2010年のD.I.C.E. Summitはこれまでの中でも最多のラインアップになっています」との事。さらに同イベントではインディーゲームタイトル向けの賞なども用意されているとの事でこちらも面白い物が見られるかもしれません。
開発もとうとうGOLDを迎えたBioWareのハードなRPG「Dragon Age: Origins」、今後2年間にわたってDLCが開発されていくなど、運用に関しても様々盛り上がりを見せそうな本作ですが、リプレイ度の高さを決定づけるとも言えるMODツールの内容が昨日公開されました。
発表された映像からはカットシーンの作成やボイスに併せた編集、マップの編集、サウンド編集、ビジュアルエフェクトにいたるまで細かく作成する事が可能な事が判ります。公式にチュートリアルも用意されるようで、http://social.bioware.com/ではツールセット用のフォーラムも用意され、すでに有志によるMODプロジェクトも始動しています。Dragon Age:OriginsはPCとXbox 360とPS3で北米で11月3日、ヨーロッパでは11月6日にリリースされます。
Activisionは「Call of Duty: World at War」でリリースされた3つのマップパックの販売による売り上げが7000万ドルを越えたことが明らかになりました。それぞれが10ドルで販売されているので、単純に700万単位のマップパックが販売された事になります。
これはGamasutraが行ったアメリカ人がどれくらいCall of Duty: World at Warに金銭を費やしたかを調べた結果から明らかにされたもので、リリースが待たれる「Modern Warfare 2」や海外では大流行のGuitar HeroやDJ Hero等も考えると、ゲームビジネスの中でダウンロードコンテンツの重要性はどんどん増している状況にあると言えそうです。
コミカルなゲーム性で海外でも大人気だったPSNタイトルの「Mr.PAIN」ですが、同タイトルの開発元であるコロラドのデベロッパIdol Mindsが大規模なレイオフを敢行した事が明らかになりました。Gamasutraによると、Idol Mindsはソニーの予算削減によりスタッフの半数を失った状態にあるとの事。
この原因とされる”ソニーの予算削減”というのがどういう規模の物で、他のスタジオまで及ぶ物なのかはまだ明らかになっていません。Idol MindsはCoolboardersシリーズ等でもヒット作を生んできたデベロッパーで500万本以上のタイトルを販売してきたとの事です。
先日GizmodoがマイクロソフトCEOのSteve Ballmer氏に行ったインタビューの中で、同氏はBlu-rayドライブをXbox360用の周辺機器として用意する可能性があることを明かしました。
Steve Ballmer氏は「私たちがXbox 360にBlu-rayを導入する必要があるかどうかは分かりませんが、ユーザーは周辺機器でBlu-rayドライブを手に入れることができるでしょう」と発言し、Blu-rayドライブをXbox 360内部に内蔵せず外部アクセサリーとして取り入れる可能性がある事を示唆しました。
この発言に対しマイクロソフトは「私たちの将来の計画に関するコメントをする準備はまだありません」とSteve Ballmer氏の発言を撤回しています。
先週末に発表されたPC版「Modern Warfare 2」のdedicatedサーバが廃止される問題は瞬く間に署名運動まで発展し、すでに10万を超える状態にまで炎上する騒ぎとなってしまいました。かなり思い切ったInfinity Wardの改革とdedicatedサーバ廃止のインパクトが強く詳細な情報の発表が待たれていましたが、昨晩Robert Bowling氏からの発表がありました。
Robert Bowling氏によると、まず今回の騒ぎは誤解でありあくまでIWnetのスタートは改善である事を強く強調しています。さらに心配の種とされていたMOD導入に関する問題もInfinity WardはMODの存在を重要視しており優先度が高く設定されているとの事。そしてIWnetのスタートがこれまでのInfinity WardのPCタイトルに関連する投資の中で、最大の物である事も明かされています。
大枠の概要としてはこれまでの様に自由なdedicatedサーバの立ち上げが廃止され、全てのマルチプレイサーバがIWnet管理下に置かれ、これまでのdedicatedサーバに変わる物として集中管理される事になります。プレイヤーはアドホック型の様な気軽さで、これまでのdedicatedサーバ的な快適な対戦を楽しめ、著作権侵害やハック、そしてチート等からのストレスからも解放されるという近年の新しいシステムの一長一短を良いとこ取りでまとめた様なシステムであるようです。憶測の域を超えませんが国内大手の対戦サーバの台数の調整等も恐らくここに関係しているのではないでしょうか。
これまで快適なマルチプレイを望む場合には、個々のサーバ管理者によってホストされたサーバをリスト化したサーバブラウザからpingや利用modの内容などを選びながら手作業でプレイする場所を選択してきました。
IWnetではこの手間を全て取り払ってプリセットで用意されたプレイリスト(ゲームタイプやカスタムルールなどが含まれたリスト)の中からプレイヤーが望む物を選択するだけでプレイ可能になります。
この選択に対してIWnetはPingやパフォーマンス、ロケーション、接続環境などからベストなサーバを自動的に提供する事になります。また、プレイヤーランクではなくプレイヤースキルに併せたマッチングもここで行われるとの事です。単純にこれが良い物であるかどうかはサーバや回線品質の問題が絡んで来ると考えられますが、Robert Bowling氏は単純にランダムなゲームを提供するような物ではないと語っています。
上記で述べたプレイリストの内容はプリセットを用いた簡易でパブリックな内容と言えます。ライトユーザーには非常に恩恵のある話ですが、クランにとってはやはり練習やクラン戦などで特定のルールにカスタム可能なシステムが必要になります。
プレイヤーはプライベートマッチを始める事ができ、これはこれまでのプライベートサーバを稼働させる事に非常に似たモードであり、完全なコントロールが可能な物であるとの事。ルールを設定し、参加メンバーを設定し、メンバー以外のプレイヤーをキックする事も可能です。
一旦これらを設定すれば、ここに相手のクランを招待したりクラン内でのカスタムルールで練習する事なども簡単に始める事が可能です。さらにここにはMODの設置に関するカスタマイズも含まれるとの事。
IWnetでは友人達との対戦もより簡単に行われるようになります。フレンドリストの友人達はオンラインかどうかが判断でき、そこからゲームに招待する事も可能です。パーティに招待されたプレイヤー達は一つのグループとして、グループ単位でゲームからゲームへの移動が可能になります。これはクラン等のプレイでもかなり便利な機能となりそうです。
IWnetでの最大の恩恵はチートとハックの排除だとRobert Bowling氏は述べています。全てのマルチプレイサーバをIWnetでモニタリングと一元管理を行う事により、aim-botや壁抜けハック、先日CoD4でも問題になっていたチート利用者の問題等が全て解決されるとしています。またVAC(Valveの反チートシステム)の導入もこれをボトムアップし、さらに著作権侵害の問題も同時に解決可能な物だとされています。
以上の様な内容が発表されました。雑感としてはやはりサービス開始後の品質が全てと考えられますが、かなり大きな投資をしていると言う事や、実質はdedicatedサーバの廃止ではなく、dedicatedサーバの一元管理とサーバのクラウド化が大きな目的と言えそうです。これに関してはdedicatedサーバの販売も予定されているという噂も聞こえてきており、単純にフリーなdedicatedサーバが無くなるというインパクトに目的と論点がスライドしている状況であるとも言えそうです。
これらの総合的な改善により、プレイヤーやクランは「より簡単に、そして白熱して、自由に」ゲームを楽しむ事ができるとRobert Bowling氏は発言をまとめています。
いずれにしてもリリースされてみないと判らない部分はありますが、これが本当に巨大なシステムで品質の良い物が提供されるのであれば、近年マルチプレイはハードコア化によって死んだ(かつての格闘ゲームブームの様に)とされる市場の状況にも活気が戻るのかもしれません。国内での展開なども併せて気になるところですが、Infinity Wardも並々ならぬ気合いで望んでいる様子で今後の展開に期待してリリースを待ちたいと思います。
これまでメイキングやストーリーの概略が明かされていた短編映画として製作される「Assassin’s Creed: Lineage」、3篇からなる本作の最初のトレーラーがいよいよ登場しました。本篇は10月27日からYoutube公開される予定です。
Assassin’s Creed: Lineageの製作は映画300やシン・シティのVFXを手掛けたHybride Technologiesと、2007年に開設されたUbisoft Digital Artsも製作に携わっています。監督と脚本は映画44ミニッツや36時間を手掛けたYves Simoneau氏が担当しています。
Assassin’s Creed: LineageのストーリーはAssassin’s Creed IIの主人公であるEzioの父親Giovanni Auditore da Firenzeを中心に描いたものになっています。本作ではゲームのバックストーリーや世界観の補足がされるような物になっており、本編でのEzioの復讐に潜む憎しみや探索に対して理解が深まるような演出がされているようです。
本作はすべてグリーンバックで撮影されており、背景等は全てHybride TechnologiesのVFX処理による物で、Ubisoft Digital Artsはポスプロを担当している模様。Ubisoft Digital Artsにはスタジオ開設時にHybride Technologiesの有名クリエーターが引き抜かれており、映像の仕上がりは、いかにも300やシン・シティを手掛けたHybride Technologiesっぽさが良い意味で全面に押し出された物となっています。
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