今週水曜ロンドンで行われたEAのショーケースイベントにAmerican McGee氏が手掛ける期待の続編「Alice: Madness Returns」が出展、いくつかのプレイ映像やスクリーンショットが公開され、ヘルスや戦闘に関するプレイディテールが明らかになりました。
さらに先ほど新トレーラーが公開、アリスの狂気を類の無い禍々しさで再現した美しいシーンと共に、古い人形劇を思わせるようなカットシーンや、謎の2Dプラットフォーマーステージ、血の涙を流して叫ぶアリスに、巨大なモンスターに喰われるアリス、そして剃髪された頭だけのアリスが転がりながら”おとぎの国”を進むシーンなど、今作がどれほど特殊なタイトルであるかを如実に反映した映像がこれでもかと収められています。
本日GTTVにてジャッフェの新作「Twisted Metal」の独占トレーラーが公開、以前から撮影が明かされていたライブアクション映像とゲームプレイが見事にミックスされたTwisted Metalらしいアナーキーな映像が登場しました。
お馴染みのSweet ToothやDoll faceといったシリーズを象徴するキャラクターが登場する映像の最後には、どーんと2011年10月4日リリースを示すイメージが描かれ、遂にリリーススケジュールが決定したジャッフェの中二成分が炸裂するシリーズ最新作の登場に期待が膨らむばかりです。
先日から予告されていたTeam BondiとRockstar Gamesの新作「L.A. Noire」の第3弾となる公式トレーラーが昨晩公開、ボクサーの行方不明事件など、本編で描かれる様々な事件のシーンがダイジェストで収められ、華やかなロサンゼルスの表舞台と対照的に描かれる人間性の暗い闇まで、当時の生活文化が豊かに表現されています。
相変わらず生きたキャラクター達の演技が素晴らしい”L.A. Noire”の海外リリースは北米が5月17日、ヨーロッパ地域は5月20日、日本語版は夏リリースの予定で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
以前にSteamフォーラムで活躍するPolitical Gamer氏がValve社内に招待され、ゲイブへのインタビューも行ったとお伝えしたニュースで、大量に撮影された社内の写真からValveのどのタイトルにも属さない不可解なコンセプトアートが写り込んでいた事をお知らせしましたが、ここに来てこのタイトルが先日Valveに移籍したDoug Church氏のタイトルで、かつてスピルバーグ監督がドリームチームを結成し開発を進めながらも頓挫した「LMNO」に関係するタイトルではないかとの推測が話題となっています。
まず幾つか説明が必要かと思われますが、Doug Church氏はかつてOrigin Systemsで”Ultima Underworld: The Stygian Abyss”や”Ultima Underworld II: Labyrinth of Worlds”の開発に従事し、Looking Glass Studios時代にはお馴染み”System Shock”と”Thief”シリーズ、Deus Exの開発にも携わり、Eidos時代にはTomb Raider: Legendも手掛けた名開発者として知られており、先月にValve入りが報じられました。
もう一つスピルバーグ監督が手掛けていた「LMNO」(※ 下記に開発映像を掲載しました)はElectronic Artsが監督とタッグを組んで進めていた大作で、開発には前述のDoug Church氏と、EAのVPやEALAの責任者としてSimsシリーズやMedal of Honorシリーズなどを率いていたNeil Young氏が携わっており、女性エイリアンと一緒に”逃げる”という行為にスポットを当てたユニークなゲーム性を持ったタイトルながら、ドリームチームによる難しさやビジネス的な原因もあってか、プロジェクトは道半ばでキャンセルされていました。
話は戻りますが、前述したPolitical Gamer氏によるValve訪問には海外情報サイトのPC Gamerも同行しており、同サイトでこの未見のコンセプトアートがDoug Church氏が関連するタイトルの物で、キャンセルされたLMNOに似ているとの記事を掲載、しかし掲載後なぜか記事が削除されています。
下に掲載したLMNOの開発映像と見比べると、確かに女性エイリアンの姿がとても似ていると感じられますが、女性エイリアン以外にも巨大な宇宙船や、未来的な衣装をまとったエイリアンの姿なども確認でき、判断に迷うところ。名デザイナーとして知られるDoug Church氏が一体どんなタイトルの開発を進めているのか、今後の続報に期待です。
2009年の12月に開催がアナウンスされ、2012年3月16日から9月30日に掛けてスミソニアン博物館で開催されるビデオゲームをテーマにした展覧会「アート・オブ・ビデオゲーム」、現在は出展される80タイトルを決めるユーザー投票が公式サイトにて行われていますが、昨日この投票期間が4月17日まで延長される事が発表されました。
投票はコンソールの世代別に5つの時代に分けられ集計が行われており、そのリストを眺めるだけでも40年に渡るビデオゲームの歴史と進化が俯瞰出来る興味深い内容になっています。投票にはユーザー登録が必要ですが、興味の有る方は是非一度その内容を確認して票を投じてみてはいかがでしょうか。
アメリカを代表する博物館であるスミソニアンがこういった企画を入念に進めている事自体が、近年のビデオゲーム産業の潮流を物語る1つの側面とも言え、ますます豊かになるコンテンツと技術、そしてゲーム文化が改めてその歴史を体系的に総括する必要性をおびてきた象徴的な出来事とも感じられます。
ユーザー投票による結果の発表は5月5日、選ばれた作品群はスクリーンショットと短いビデオクリップも併せて公開されますので、発表あり次第改めて続報をお知らせいたします。
14年に渡る長い開発の歴史に遂に終止符が打たれようとしている「Duke Nukem Forever」、先日には過去の壮絶な歴史のまとめをお届けしましたが、本日IGNが新たに当事者達がDNFの歴史を語る映像企画”History of a Legend”のエピソード1を公開、初代Duke Nukemやこれまでに登場した複数のビルドに渡るDuke Nukem Foreverのプレイ映像などを交え、中心的な役割を果たした開発者達が当時を振り返っています。
映像には、3D Realms時代のプロデューサーGeorge Broussard氏と共にDNF開発の中心的な役割を果たした3D RealmsのCEOを務めるScott Miller氏や、お馴染みRandy Pitchford氏、デザイナーのAllen Blum氏などが登場し、Duke誕生にまつわるアイデアや経緯を振り返ると共に、ここに尽力したプログラマーのTodd Replogle氏やAllen Blum氏の功績に再びスポットを当て、如何にしてDukeが”The MAN”となったか、その歴史の輝かしい幕開けがたっぷりと語られています。
続くエピソードでは、当事者達が”今”改めて振り返る14年のエクストリームな歴史が語られ始めると思われ、早くも次回に登場が楽しみなところ。ゲーム史に残る事件とも言えるDuke Nukem Foreverのリリースは北米で6月14日、それ以外の地域では6月10日の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
噂ついでにもう1つ薄めの噂話をご紹介、今度はスプリンターセル新作が「Splinter Cell: Retribution」との名前で開発が進められている?との内容で、Ubisoftルーマニアの広報を務めるJacint Erdei氏がFacebook上でやりとりしたメールにタイトル名が記されていたというもの。
文面には幾つかのイメージが存在している記載も見られ詳細が気になるところですが、連日フェイクと怪しい噂が続出する状況が続いていており、これもかなり怪しい噂には違いありません。なお、スプリンターセル新作については既にトロントスタジオが開発に着手したことが明言されています。こちらも真偽の程が明らかになり次第続報をお届けします。
当サイトでは度々ご紹介してきた「Call of Duty: Black Ops」のスーパープレイ映像、開いた口が塞がらないアメージングなプレイの数々を相当数ご紹介した経緯もあり、ネタとして取り上げられる機会も徐々に減ってきた状況で、もう流石に出尽くしたかと誰しもが感じていた中、IGNがここに来てスーパープレイのTOP10映像を公開しました。
映像では跳弾トマホークやラジコンの複数キル、超長距離射撃にナイフ無双など、お馴染みのスーパープレイが続きますが、1位に選ばれたプレイが前代未聞のとんでもない状況になっており、今回のご紹介に至った次第です。一度でいいからこんなプレイを決めてみたい!
類を見ないゴシックなアートワークとユニークなゲーム性で注目を集める期待の続編「Alice: Madness Returns」、アートワークの数々はこれまでにも度々お知らせしてきた通り、かなり激しい邪気を放つ禍々しさとキュートさが同居する素晴らしい作品でしたが、公式サイトにまだ未見のアートワークが存在していたのを発見、今回はそれらをまとめてご紹介します。
先日は激しいレーティングサマリーの詳細も明らかになった、Alice: Madness Returnsのリリースは6月14日、対応プラットフォームはWindowsとMac、Xbox 360、PS3となっています。
ファンメイドのテーマとして抜群の人気を誇るストリートファイターシリーズですが、ポルトガルから新たな刺客が登場、恐ろしいゆるさでストリートファイターをモチーフにエクササイズを行うダンス映像が登場しました……。恐らくつっこみを入れたら負けだと思われますので、観念して諦念を胸にあるがままをお楽しみ下さい。春麗。
E3に向けて大作の発表が続々と登場している状況ですが、海外情報サイトのVGHQが情報筋から手に入れたという「Assassin’s Creed III」のティザーイメージを掲載、なんのヒネリもなくどーんとAssassin’s Creed IIIのタイトルが記され、フランス革命が舞台である事を示唆するこのイメージ、早速大きな話題となっていますが、フェイクだろうとの見方も強く真偽の程に注目が集まっています。
毎年この時期はこういった類の怪しげなリークのそれっぽさや、クオリティの高いフェイクもお祭りの1つだと言えますが、今回のイメージは正直な所それっぽさもクオリティも今一つのような気が!当たるも八卦当たらぬも八卦、でもフランス革命のプロットは正直面白そう……という事で、今後の動向に薄く期待です。
先日からトーナメントの模様をお知らせしてきたAlienwareが主催する最強の(人気的な意味で)デベロッパを決めるトーナメント企画「March Mayhem」ですが、先ほど遂に激しい戦いが終結、なんと優勝はインディタイトルながら今年の賞レースを席捲した”Minecraft”でお馴染みの「Mojang AB」となりました。凄い!
Mojang ABの優勝は決して運によるものではなく、第1回戦では任天堂を破り、2回戦にはバンダイナムコ、3回戦ではEpicを打ち倒し、続く4回戦ではObisidianを撃破、さらに準決勝では去年の覇者Valveを破り、ラストバトルとなった決勝戦では去年の準優勝を飾ったBioWareに勝利、ほぼ優勝候補ばかりとの連戦連戦を勝ち抜き優勝を飾ることとなりました。
人気投票による愉快な1企画に過ぎないMarch Mayhemですが、ユーザーからの投票による勝敗の行方はなかなかドラマチックでもあり、去年のZyngaの勢いなどを鑑みると、今年もビデオゲーム産業の潮流における”ある”側面を如実に映し出した物だとも言えそうです。
Minecraftで一気に人気デベロッパとして台頭し、今回の優勝である意味世界一の人気デベロッパとなったMojang ABの今後が非常に楽しみです。
今年2月に”Batman: Arkham Asylum”と「Batman: Arkham City」の空白を埋めるデジタルコミックがDCからリリースされる事をお伝えしていましたが、本日その一部が公開され、お馴染みPaul Dini氏とシリーズのコンセプトアートも手掛けるCarlos D’Anda氏による素晴らしいイメージが姿を現しました。
今回のデジタルコミックは5月リリースの予定で、1エピソードが8ページからなる小作品が6エピソードに分けて登場します。コミックでの物語には前作ではArkham Asylumの所長として、そして来るArkham Cityではゴッサムの市長に就任したクインシー・シャープが高い壁で完全に隔離されたArkham Cityを建設し、その統治をバットマンの正体を知るヒューゴ・ストレンジ教授に任せる過程が描かれるとのこと。
なお、今回ご紹介するイメージには前作Arkham Asylumのネタバレが含まれていますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
1998年にリリースした初代Half-Life以降、高クオリティなタイトルを連発し、Steam関連の多用なプロダクトではPC向けのデジタル販売における覇者とも言える存在のValveを率いるお馴染み”ゲイブ”ことGabe Newell氏、当サイトでも非常に出番の多いスター開発者の一人です。
歯に衣着せぬ発言とパワフルな行動力、そして常軌を逸した研究やリサーチ、先見性など、天才としか表現のしようがないゲイブですが、CVGがゲイブのバックグラウンドに大きく関係するであろう好きな3本のゲームタイトルを聞き出し発表、それだけでニュースになるのもどうかと思いますが、非常に興味深いタイトルとそれらを愛する理由が記されています。
初っぱなからパンチカード時代のメインフレーム登場で面食らうところですが、最初の1本は高校時代にバロース社のメインフレーム上で遊んだスタートレックゲーム「[Star] Trek」です。ゲイブは”これをビデオゲームと呼ぶのは難しいかもしれないが、これこそが私が最初にプレイしたビデオゲームだ”と発言しています。
ゲイブは兄弟と一緒に[Star] Trekをプレイしていたそうですが、パンチカードマシンにタイプし、読み込みから結果がラインプリンタで出力されるまで10分も掛かる様なプレイを楽しんでいたとのこと。
メインフレームが設置されてる高校ってどんなんだとツッコミたい所ですが、ロード・ブリティッシュが子供の頃、お父さんがNASAから持ち帰ってきた暗視ゴーグルで鬼ごっこをしていたエピソードなどを踏まえると、やはりこういった類の人は生まれつき何かが違うというのが現実なのかもしれません。
なお、ゲイブがプレイしていたバロース社のメインフレームはTVシリーズの宇宙家族ロビンソンやバットマンにも登場しており、さらに余談ながら、創業者のバロース社長はご存じウィリアム・S・バロウズのおじいさんにあたる方です。
2本目はお馴染みidの「Doom」です。天才カーマックやジョン・ロメロ、そしてアリス新作でお馴染みのAmerican McGee氏等が中心になって開発し、ビデオゲームの歴史をこの1本が変えたと言って過言ではない重要なタイトルです。
近代FPSの始祖でもあるDoomですが、ゲイブはDoomの影響について、ゲームに対して考えていたコントロールシステムやデザイン、レンダリングなど全てを再考させたタイトルだと断言。Doomの存在によって、ゲームがエンターテインメントの将来であるとの確信に至ったと打ち明けています。
3本目は1996年にNINTENDO64でリリースされたお馴染み「スーパーマリオ64」です。
もはや改めて説明する必要もない皆さんご存じ宮本氏が手掛けた超人気タイトルですが、ゲイブは未だにマリオ64がオールタイムベストの作品と述べており、特にコントロール周りは類を見ない完成度だと評価、そしてこの存在がゲイブにゲームがアート足りうると確信させたとのこと。
先日お知らせしていたAmanita新作の1つでインタラクティブなミュージックビデオ作品「Osada」が公式サイトにて遂に公開、されました。OsadaはAmanitaお得意のポイント&クリック型のインターフェースを持ったインタラクティブ作品でゲーム性はほとんど無く、比較的短い時間で気軽に楽しめるアーティスティックな作品となっています。
シュヴァンクマイエルやザフラドニーク、メルグロヴァーといった作家を輩出してきたチェコスロバキアで活躍するAmanitaらしいと言えばあまりにAmanitaらしい作品ではありますが、いくらシュールレアリスティックな作品とは言え、どんな頭をしていればこんな謎の作品が出来上がるのかさっぱり判らない怪作に仕上がっています。
もはや表現する言葉が全く見あたらないので、まずはOSADAを実際に体で感じてみて下さい。きっと謎の感動と共に釈然としない不思議な、しかし心地の良い異物感に襲われる事は間違いありません。カントリーをベースにした楽曲達も超オススメ、これは素晴らしい!
PC版”Crysis 2″にXbox 360版”Bulletstorm”、そしてPS3/Xbox 360版”Dragon Age II”、PC版”Homefront”と大作の流出が続いた著作権侵害の問題ですが、新たにNeatherRealmによるシリーズ最新作にして原点回帰を果たす「Mortal Kombat」のPS3版流出が明らかになりました。
これは先日から突如登場し始めたキャラクターリストやイメージ、プレイ映像から明らかになったもので、既に多くのゲームプレイ映像やスポイラー情報が登場しており、4月19日のリリースを目前に控え、非常に残念なニュースとなってしまいました。どこかでこの不毛な状況を断ずる事は出来ないものか、今後もしばらく続くであろう同様の被害に溜息が漏れるばかりです。
毎週お馴染みGfKの調査によるイギリスの週間ソフトウェアセールスランキングが先ほど発表、3月27日から4月2日までのセールスチャートはCrytekのブロックバスタータイトル「Crysis 2」が再びトップに輝き2週連続1位を獲得しました。
2位にはこちらも初登場のフィットネス系タイトル”Zumba Fitness: Join the Party”がランクインし、期待のシリーズ最新作「Shift 2: Unleashed」は4位という結果になっています。
上位20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Crysis 2
- 2位:Zumba Fitness: Join the Party
- 3位:LEGO Star Wars III: The Clone Wars
- 4位:Shift 2: Unleashed
- 5位:Homefront
- 6位:Tiger Woods PGA Tour 12: The Masters
- 7位:WWE All Stars
- 8位:FIFA 11
- 9位:Pokemon White
- 10位:Art Academy
- 11位:Fight Night Champion
- 12位:Just Dance 2
- 13位:Pokemon Black
- 14位:Assassin’s Creed: Brotherhood
- 15位:The Sims: Medieval
- 16位:Super Street Fighter IV 3D Edition
- 17位:MotorStorm Apocalypse
- 18位:The Sims 3
- 19位:Call of Duty: Black Ops
- 20位:Killzone 3
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