今やiPadやiPhoneで一世を風靡するAppleがかつて1977年に発売したパーソナルコンピューター「Apple II」、まだ20代だったジョブズとウォズニアックがAppleを設立し誕生させたApple初のコンピューターです(※ Apple IはApple設立前)。この改良型で1983年に発売され、登場から優に4半世紀を超えるApple IIeでTwitterを動作させた強者が現れ動画が公開されました。
これを作成したyergacheffe氏は最近シリコンバレーのフリーマーケットで20ドルのApple IIeを発見し、購入した物の動くソフトウェアが一つもない……そこでそうだTwitterを動かそうと思い立った様子。意味がわからん!とりあえずPC上で動作する6502用のアセンブラーを用意した氏は、Apple IIeにバイナリ転送する術を模索し始めます。
yergacheffe氏はApple IIeのジョイスティックポートが利用できるのではないかと画策、遂にUSBケーブルを利用してPCとApple IIeのジョイスティックポートを4本の回線で繋ぎデータ通信を実現してしまいました。そこからブートローダを自作、PCで受信したTwitterのデータを2モード存在するIIeのグラフィックモードに併せてApple IIeへコンバートするプログラムを作成、40ピクセル×40ピクセルで16色使用できるローレゾモードと240ピクセル×192ピクセルで6色が使えるハイレゾモードの両方に対応したTwitterクライアントを誕生させました。
感心するやら呆れるやら……一体どんな情熱でこれを実現したのか凄すぎて最早意味がわからないレベルに到達している様に感じますが、若き日のジョブズが全てを注ぎ込んで作り上げたApple IIeと、そこに描画されるTwitterのつぶやきとアイコン画像が三十数年の時を越えて邂逅したかと思うと……ただのエクストリームとも片付けられない不思議な気分になってしまいます。しかしマニア恐るべし!
かつてスティーブ・ジャクソンと共にゲームブックFighting Fantasyシリーズを産み出したイアン・リビングストン氏、テーブルトークRPGの父ゲイリー・ガイガックス氏とデイブ・アーンソン氏もこの世を去ってしまった今、RPGゲームの礎を築いてた”生ける伝説”の数少ない一人です。
現在はEidosの終身プレジデントに座すリビングストン御大が、イギリスの任天堂が設けた人文科学の指導者に送られるインスピレーション賞を受賞した事が明らかになりました。なお、今回の受賞はRockstarのSam Houser氏やCodemastersの共同設立者Richard Darling氏などをおさえての受賞となりました。
御大はこれまで2002年には英国アカデミーのインタラクティブ賞、2008年には大英帝国勲章も与えられています。今も尚第一線で活躍されるイアン・リビングストン氏の年齢は今年で61歳ということになりますが、まだまだお元気な様子。きっとこれからも大きな活躍を果たされる事と思います。
先日リリースされた「Left 4 Dead 2」のDLC”The Passing”、フランクさんからのメッセージが発見され粋なファンサービスにプレイヤーは大喜びでしたが、新たにPopcapの名作ミニゲーム”Plants vs. Zombies”からのメッセージも存在する事が発見されました。
登場しているのはPlants vs. Zombiesに登場するお隣の武器屋いかれデーブで、ゾンビに苦戦するLeft 4 Dead 2のプレイヤーに向けて「M60を探してる?じゃうちに買いにおいでよ!」としっかり自分の店の宣伝をしています。
嬉しいファンサービスが色々用意されているThe Passingですが、小ネタはまだまだ用意されている様子で、ドーン・オブ・ザ・デッドや28日後…、さらにはショーン・オブ・ザ・デッドまで映画ネタも様々ちりばめられている様子です。
新たなベータ参加方法も明らかになりローンチに向けて盛り上がっている「StarCraft II」ですが、残念な事にローンチ時に北米とヨーロッパ、そしてアジアなどの地域区分を越えるクロスサーバの対戦が盛り込まれない事が明らかになりました。
これによりそれぞれの地域区分の中でプレイする事になる訳ですが、今回採用が見送られた理由はゲームプレイとサーバの安定性の問題とされており、クロスサーバのプレイで大きなラグが発生する事が原因となった模様です。
しかしBlizzardはゲームの運用を開始し、Battle.netとサーバ性能のモニタリングを行った上で、将来的にパッチでクロスサーバを実現する為のプランは持っている事を併せて明らかにしています。
PS3版登場の噂が開発者のレジュメや様々な憶測からまことしやかに囁かれる「Splinter Cell: Conviction」ですが、先日Ubisoftの公式Twitterが改めてPS3版のリリースを否定する発言を行っています。
発言ではあくまで本作がXbox 360の専用タイトルである事が強調されています。しかし、これまで伝統的に結局PS版が作られた経緯があるのも事実、噂の内容やUbisoftのMaxime Beland氏の発言などを鑑みると、まだしばらく噂が鎮火する可能性は薄そうです。
PC版のリリースもあと4日程度と迫ったSplinter Cell: Conviction、久しぶりのサムの活躍ですからまだまだUbisoftには盛り上げて欲しい所です。
5月3日からいよいよ開催されるHalo: Reachのベータテスト、これに参加するには「Halo 3: ODST」を購入するしか方法が用意されていない訳ですが、逆に言えば”買えば”参加できるという事でもあります。今回のベータテストは初日に300万人が参加する類を見ない巨大なベータテストとなる事が予想されていますが、この機会に併せてODSTのセールスが復活するとマイクロソフトは考えているようです。
Xboxのディレクターを務めるマイクロソフトのStephen McGill氏はCVGに対して「パブリックベータが開始されれば当然ODSTの需要は再び活気づくでしょう、まだODSTのプレイを試みていないHaloユニバースファンは大勢存在します」と述べ、ODSTがベータテストの参加権も手に入れられる2度美味しいタイトルである事をアピールしています。
先週末に新たな退職者が明らかになったInfinity Ward、人材の流出に歯止めが掛からない同社ですが昨晩さらに3人の退社が明らかになりました。今回はレベルデザイナーのKeith Bell氏が自身のFacebookプロフィールで、そして同じくレベルデザイナーのPreston Glenn氏、デザイナーのCharlie Wiederhold氏の退社が伝えられています。
現在彼らの行く先は明らかになっていませんが、先週はすでに退職者の内7名がRespawn Entertainmentに移籍した事が明らかになっています。なお先日掲載したリストを本日の分を含め最新版に更新、以下のような状況になっています。
■ これまでに判明している離職者:18名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
■ 4月26日追加離職者:3名
- Keith Bell氏 – レベルデザイナー
- Preston Glenn氏 – レベルデザイナー
- Charlie Wiederhold氏 – デザイナー
カリスマ的なゲームデザイナーとして知られるローン・ラニングが手掛けたOddworldシリーズ、国内ではエイブ・ア・ゴーゴーとして知られる本シリーズですが、2005年の”Oddworld: Stranger’s Wrath”以降の新作がリリースされておらず寂しい状況が続いています。2008年にMaxisのJeff Braun氏からフランチャイズの新しい展開を感じさせる発言が見られたものの、まだ具体的な動きは見られていません。
そんな中Oddworldのクリエーターであるローン・ラニングがG4TVにシリーズの動向について発言、シリーズ新作の開発が一旦中断されている事を明らかにしました。
ローン・ラニングは近年のゲーム産業について大きな混乱や再編成が見られる事を述べ、この混乱の中にOddworldブランドを出したくないとの胸中を明らかにしています。
Oddworldシリーズについて新作の予定がしばらく無さそうな事が明らかになりましたが、過去シリーズの4作がセットになった「Oddbox collection」が今年の後半にSteamに登場します。これは初期の2タイトルである”Oddworld: Abe’s Oddysee”と”Oddworld: Abe’s Exoddus”に加えて2001年にリリースされた”Oddworld: Munch’s Oddysee”、そしてかつて初代Xboxでリリースされていた”Oddworld: Stranger’s Wrath”が加えられた物となっています。
これまで何度かお知らせしてきたInfinity WardとActivision、Respawn EntertainmentとElectronic Arts関連のニュースですが、人材の流出が止まらないInfinity Wardから、昨晩さらに5名のスタッフが同社を去った事が明らかになりました。今回の離職者はシニアデザイナー等を含む以下の方達となっています。なお、今回の5名の行き先についてはまだ明らかになっていません。
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー ※ No Russianミッションのデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
Infinity Ward内部の状況についてはActivisionの役員などからInfinity Wardへの待遇の良さをアピールするような動きも見られ、なんとか被害を最小限に食い止めたいActivisionの意向が見受けられますが、新しい人材はいくらでも見つかるという風な旨の発言も見られたりと、もはや決壊は防ぎきれない状況となっている様に感じます。
皮肉な事に先日は史上最も成功したエンターテインメントローンチとしてギネスに認定されたModern Warfare 2ですが、今後のInfinity WardとModern Warfareシリーズがどうなってしまうのか心配な所です。これまでのお知らせでかなり情報が煩雑になっていますので、以下にこれまでの状況をリストにまとめました。まとめたリストからは改めて事態の深刻さが浮き彫りになっています。
■ これまでに判明している離職者:13名
- Vince Zampella氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Jason West氏 – Infinity Ward創設者:Respawnを設立
- Todd Alderman氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Mackey McCandlish氏 – リードデザイナー:Respawnへ移籍
- Steve Fukuda氏 – リードデザイナー
- Zied Reike氏 – リードデザイナー
- Francesco Gigliotti氏 – リードエンジニア
- Chris Cherubini氏 – リードアーティスト:Respawnへ移籍
- Paul Messerly氏 – リードキャラクターアニメーター:Respawnへ移籍
- Mark Grigsby氏 – リードアニメーター:Respawnへ移籍
- Bruce Ferriz氏 – シニアアニメーター:Big Red Button Entertainmentへ移籍
- Jon Shiring氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
- Rayme Vinson氏 – プログラマー:Respawnへ移籍
■ 4月24日追加離職者:5名
- Mohammad Alavi氏 – シニアデザイナー
- Chad Grenier氏 – シニアデザイナー
- Brent McLeod氏 – シニアデザイナー
- Chris Lambert氏 – プログラマー
- Jason McCord氏 – プログラマー
Blizzardが今後のタイトルの成否を託す新生Battle.netと共に開発中の「StarCraft II」、現在クローズドのマルチプレイベータテストを開催中の本作ですが、先日メディア向けにシングルプレイのデモンストレーションが行われたようです。海外ではNDAが解禁されたのかStarCraft IIに関する映像やプレビュー情報が大量に発表されています。
今回デモが行われたのは導入部分ではなくキャンペーン途中の物と思われる3種類の”Welcome to the Jungle”と”The Dig”、そして”Whispers of Doom”と銘打たれたシングルプレイヤーレベルで、この3種には前作でよく見られた”前線を築いて攻撃せよ”的なステージとは少し異なる、特徴的なミッションが垣間見られるステージが選ばれているようです。さらに初心者プレイヤーが学習するためにオフラインのチャレンジモードが用意されている事が明らかになっています。
最初のレベルは序盤のミッションらしき物で、プロトスを制圧しながら資源となるガスのノードを支配下に治めGoliathをアンロックするレベル”Welcome to the Jungle”です。ここではStarCraft IIのキャンペーンらしいSCVの護衛と資源の輸送、索敵など基本的な内容で構成されている事が判ります。
2つめのレベルはSiege Tankをフューチャーしたミッション”The Dig”で、アーティファクトを求めてプロトスの古い寺院へアクセスする内容となっています。ミッションには打ち捨てられた巨大な採鉱用のレーザーユニットが登場し、派手な演出を見せてくれます。
3つめのキャンペーン”Whispers of Doom”ではカットシーン映像も公開されています。テランパートの主人公であるJim RaynorとダークテンプラーのZeratulが登場し、ケリガンが死んだらしいとの会話が行われ、ストーリーの鍵となりそうなZeratulの記憶が納められたデバイスを手渡される様子が描かれています。ちなみに映像ではケリガンが?!なんだってー的な感じの展開になってはいますが、すでに声優のキャストが決まっているので生死については安心して良さそうです。
このミッションは以前お知らせしたプロトスのミニキャンペーンとなっており、Zeratulから手渡されたデバイスの記憶を辿る目的でZeratulをプレイヤーキャラクターにしてZergで溢れる洞窟を進むステルスミッションの様なレベルになっています。
さらに今回明らかになった要素として、プロトスの遺物とザーグのDNAを収集してパワーアップを行うという物があります。これは以前のビルドから存在していた様ですが、今回の新ビルドではパワーアップの効果が選択式になっており、タレット搭載のバンカーかユニット所持数の増加、コマンドセンターからSCVを一度に2機生産する機能かガスの自動採取スキル、新しいユニットかそれとも既存ユニットの強化か、などなかなか悩ましい選択肢が用意されている模様です。
これは初心者プレイヤーが本作の学習をする目的で作成されたモードで、bronzeとsilverそしてgoldと3種類の難易度が用意されており、業績とも連携しています。今回のデモンストレーションでは2種類のチャレンジモードが確認された模様です。
1つ目は限られたユニットで敵の激しいウェーブを防ぐという物で、敵ユニットにはプロトスが登場しています。各ユニットの長所を活かし戦略を練る必要があったようで、デモに挑戦した記者は5回トライしてもgoldの取得が出来なかった事を明かしています。
2つ目はマップに5部隊がバラバラに配置されたプロトスの小隊を、限られた時間の中で出来るだけ多く破壊するという物。ここでは複数の部隊を同時に管理する事が必要とされ、マルチプレイでは必須となる並行処理やショートカットによる部隊のコントロールを学ぶ事が出来るようです。
突然大量に噴出したシングルプレイの情報ですが、パッケージや国別のサービス内容などリリースに関する情報も多く登場し始め、今年前半リリースの姿勢を崩さないBlizzardの強い意志が感じられます。いよいよプレイできる事が現実に見え始めたStarCraft II、登場が楽しみでなりません。
「Marvel vs. Capcom 3」ネタが続きますが、海外情報サイトのausgamersが本作のプロデューサー新妻良太氏にインタビューを行いました。インタビューではMarvel vs. Capcom 3の開発に関する話や目指している事について触れられ、最小限の複雑さを備えた最大限の深みをキーに開発が進められている事が語られています。
さらにSeth Killian氏が多くのハードコアなファンの為のサービスを用意している事、そしてウルヴァリンやハルク、アイアンマンなど近年のメジャーな映画タイトルも注視されている事が記されています。
そんなインタビューの中で新妻良太氏が登場するキャラクターでは無く登場しないキャラクターについて言及、ネメシスやタイラントといったバイオハザードからのモンスターキャラクターが当初リストに居たものの、レイティングなどを考慮した理由から登場が見送られたとの事。
さらにやはり色々ライセンス的に難しそうなマーベル側の事にも触れ、なんとファンタスティック・フォーのキャラクター達が様々な理由からゲームに登場しない事が明らかになりました。これによりゴム人間のミスター・ファンタスティック、奥さんのインヴィジブル・ウーマン、炎人間のヒューマン・トーチ、パワーではハルクと並ぶ怪力キャラのザ・シングの登場の可能性は無くなりました。
正確な理由が明らかにされていないので何とも言えませんがシルエットやリーク情報からはドクター・ドゥームがどうやら居るらしい事が判っているので、独り立ち済みのシルバーサーファー登場の可能性はまだ残されている……かも?しれません。
先日とうとう正式にその姿を現したvsシリーズ最新作「Marvel vs. Capcom 3」、思わせぶりなシルエットなど、早くもファンの期待は最高潮に達している様子が各所から見受けられますが、さらにコミックでもクロスオーバーが実現される可能性があるかもしれません。
マーベルのスーパーヒーロー達にカプコンの多くのキャラクター達が登場する今作はゲームの開発以上にライセンス関係の調整が難しいと容易に想像が付きますが、今作のプロデューサーを務める新妻良太氏へのインタビューによると開発は2008年から続けられていたそうで、やはりライセンス関係で多くの遅れが発生した事を明らかにしています。
そんな難題をクリアしてとうとう姿を現した本作にクロスオーバーのコミックが登場する可能性が検討されている事が明らかになりました。
これはカプコンのアートワークではお馴染みのUdon Entertainmentのプロジェクトマネジャーを務めるJim Zubkavich氏が語った物で、両社に基づいたコミックが登場するのは自然な流れだと発言、過去にマーベルとクロスオーバーコミックの可能性を議論した事がある事も明らかにしています。
現在はすっかりカプコンのお抱えなイメージが強いUdonですが、かつてはマーベルも重要なクライアントの1つでした。Udonは実際にデッドプールやエージェントX、センチネル、そしてMarvel Manga Universeと呼ばれる小品などをリリースしています。そしてフランチャイズが停滞していた2003年にストリートファイターコミックの権利を得てからの活躍はご存じの通りです。
なおこのクロスオーバーの可能性についてUdonのスポークスマンは公式なアナウンスを出来る立場に無い事をコメントしています。しかし実現されれば夢溢れる展開が待っていそうなこのコラボレーション、マーベルのカオス具合が促進しそうな気がしないでもありませんが、お祭りとしてはこれほど盛り上がる物はそう無いのではないでしょうか。まだ全く現実的な話では無さそうですが是非実現して欲しいものです。
Xbox 360の今年の目玉でもあるモーションコントローラーProject Natalですが、ボタンや手に持つデバイスを捨て完全なモーションコントロールの道を選んだ理由にはリビングルームでの経験を大きく重視した事に関係しているようです。
Xbox 360のゼネラルマネージャを務めるMarc Whitten氏は「あなたがリビングのボタンの数を数えたら、それは寒気がする程の数でしょう。多くの人達が驚く程上手にゲームをプレイしますが、それ以外の人はゲームに存在するトリガーやボタン群を見て閉塞感を感じます」と述べ、Natalはゲーミングの為の物ではなく、リビングでの特別なエンターテインメントの経験を提供する物だと説明しています。
先ほどXbox 360の累計販売台数が4000万台を突破したニュースをお知らせしましたが、マイクロソフトは今年のホリデーシーズンを皮切りにWiiフィットやエクササイズを求めるカジュアル層への訴求も強化していくという事でしょうか。
今回ご紹介するのはJohn Freeman氏が制作したゲームミュージックの4択クイズSampla(※ このリンク先でプレイ可能)です。割と古めなタイトルの曲が多いので難易度はかなり高い様に感じます。スコアはオンライン集計されランキングにも参加できるので我こそは!という方は是非チャレンジを。
登場する懐かしいタイトルはPC原人やら初代ドラキュラやらゼルダやら……果てはエキサイトバイクまで!ちなみに筆者は1020点でした……難しかった……。
Crysis 2の開発を進めているCrytekが自社のマルチプラットフォーム開発対応のエンジン「CryEngine 3」を3.1にバージョンアップした事を明らかにしました。新しい要素として巨大テクスチャの必要性を抑えるブレンドシェーダーと、リソース管理に役立つビジュアルバジェットが追加されています。さらに以下の様な改良が加えられています。
- 新しいphysicsエンジン
- リアルタイムライティングを支援するLight Propagation Volumes
- プロシージャル・デフォメーション
- イレイディアンボリューム
- physics駆動のアニメーション
- アセットブラウザの調整
- トラックビューのオーバーホール
- AnimGraph 1.5の追加
先日F.E.A.R. 3のイメージをいち早く登場させたスペインのゲーム情報紙が最新号で「Call of Duty 7」らしき何かを表紙にしている事が明らかになりました。これは同雑誌のメール内容から明らかになったもので、最新号は5月14日に発売されます。
今回の表紙が本物であれば、Treyarchが開発中とされるCall of Dutyはシリーズに大きな変化をもたらす物であるのかもしれません。画像からはお馴染みのロゴではないモダンなフォントを使用したロゴタイプに、アメリカ海兵隊のモットーである”Always Faithful”(いつでも忠実)にも似た”Semper Fidelis“という言葉が記されています。これはアメリカ海軍がAlways Faithfulを声を上げる際に口語体として使われるSemper Fi!の正確な言葉で”忠誠”という意味になります。そしてシルエットに映し出されたM-16には銃剣が……
もしかしてこの騒動の中、これまでのシリーズで使い続けてきたロゴマークから大きな変化をもたらす事になるのか?そして”Semper Fidelis”が今回のタイトルを示しているのか(以前の噂ではCall of Duty: Black Ops)、さらに数回お届けしてきた謎の暗号サイトも第三弾の暗号が登場しています。Infinity Wardに纏わる騒動に揺れるCall of Dutyに何が起こるのか、続報をお楽しみに。
この画像はいよいよ配信となったLeft 4 Dead 2のダウンロードコンテンツ「The Passing」に登場する、とあるバスルームの壁に書かれた落書きです。良く見ると……フランク・ウエストの名が!どうやらデッドライジングのフランクさんが迷い込んでオーティスに宛てて何やらメッセージを残していった様子です。
Otis,
Out of film,no helicopter.
Zombies are too fast.
Not going to make it.
-Frank Westオーティスへ
フィルムは無くなったし、ヘリコプターもねえ
ゾンビ共は速すぎるし
そっちに行けそうもないわ
-フランク・ウエスト
どうやら開発中の続編を示唆するような内容に思えますが、気の利いた演出に両タイトルのファンには嬉しいカメオ出演となりました。
UPDATE:4月23日12:50
Infinity Wardでリードデザイナーを務めていたMackey McCandlish氏がRespawn Entertainmentへの移籍を自身のFacebook上で明らかにしました。これでInfinity WardからRespawn Entertainmentへ移籍者は新たに7名となりました。
※ 以下、アップデート前の本文となります。
ベテランの人材流出が大きく報じられるInfinity Wardですが、既に退社が明らかになっているかつてのリード達を含めた6名が、前Infinity WardのボスJason West氏とVince Zampella氏が新たに立ち上げたRespawn Entertainmentへ移籍した事がTwitterやLinkedInのプロフィール等から明らかになりました。
- リードデザイナー:Todd Alderman氏
- リードアーティスト:Chris Cherubini氏
- リードアニメーター:Mark Grigsby氏
- リードキャラクターアニメーター:Paul Messerly氏
- プログラマー:Jon Shiring氏とRayme Vinson氏
リードデザイナーを務めていたTodd Alderman氏を始め、Chris Cherubini氏、Mark Grigsby氏、Paul Messerly氏の4名はLinkedInのプロフィールページにてRespawnへの在籍が既に記載されており、プログラマーのRayme Vinson氏は自身のFacebookにて、Respawnへの移籍を発言、Jon Shiring氏は自身のTwitterでRespawnへの参加を示唆する発言(現在は削除されています)を行っています。
なお、今回Respawnへの移籍が明らかになった6名はInfinity Ward時代とほぼ同じ役割で業務を進めていくようです。残る退職者の行く先や現在内部の復興が進められているInfinity Wardの動向など、まだしばらく激しい動きは収まりそうにありません。
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。