北米とイギリスで初日560万セールスの偉業を達成し、3億6000万ドルの売上げを記録したTreyarchのCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がなんとリリースから5日間で6億5000万ドル(約543億円)の収益を達成した事がActivisionの発表から明らかになりました。
この脅威的な数字は昨年Modern Warfare 2が5日間で記録した5億5000万ドルを1億ドルも上回っており、劇場映画の興行収入と本、そしてビデオゲームの分野で最も大きな販売記録を同じフランチャイズで大幅更新するという脅威的な偉業を達成した事が判ります。
お馴染みActivisionのボスBobby Kotick氏はこの成功と記録を喜ぶコメントを発表、Call of Duty: Black Opsが収めた他のメディアのフォームに属さない前例の無い成功はインタラクティブなエンターテインメントの大衆への普及を指し示していると評価しています。
今回Call of Duty: Black Opsが達成した大きな成功にSCEAのCEOを務めるJack Tretton氏がコメントを発表、「Call of Duty: Black OpsはPS3における信じられない成功を収めた」「Treyarchによる最新の努力の結晶はホリデーシーズンにおける最も重要なオンライン経験を備え、PSNに前例のないトラフィックで駆動している」と語り、PS3版Black Opsのマルチプレイが大きな盛り上がりを見せている事をアピールしています。
また、PS3版Black Opsの販売はAmazon.comとGameStopでのPS3タイトルの最も大きなローンチを記録した事も報じられています。
PS3版ではプレイヤー数やプレイ時間に関する詳細は発表されませんでしたが、Xbox 360版ではローンチ初日に260万人のLiveユーザーがマルチプレイを楽しみ、なんと590万時間が費やされた事が発表されています。
Xbox事業のボスDon Mattrick氏はBlack OpsがXbox Liveの持つ記録を破り、史上最も巨大なビデオゲームの1つとして過去の遺産を打ち砕いたとコメント、マイクロソフトがパートナーであるActivisionとTreyarchを祝い、世界中に拡がる2500万のXbox Liveユーザーに対して最初にCall of Dutyのマップパックを提供出来る事を誇りにしているとパートナーシップの優位制をアピールしています。
また、お馴染みMajor Nelsonが11月8日終了週のXbox Liveアクティビティの週間チャートを発表、やはりCall of Duty: Black Opsが前述のコメント通り1位を獲得している事が明らかになっています。
リアル系FPSの代表とも言えるOperation Flashpointシリーズの最新作「Operation Flashpoint: Red River」、これまでタジキスタンが舞台となる事と併せ魅力的なアートワークが公開されていましたが、初めてとなるスクリーンショットが本日2点公開、CodemastersのEGO Engineらしいクオリティの高いライティングが印象的なイメージとなっています。
さらに実写とCGによるライブアクショントレーラーが公開、タジキスタンのVakhsh川に沿った地域を舞台に中国人民解放軍の残存勢力と戦う為の戦地に赴く兵士達がジョニー・キャッシュの名曲”The Man Comes Around”をバックに描かれており、聖書の黙示録をモチーフに書かれた4頭の馬と審判の日、そして”救済”をもたらす”The Man”の存在を温度無く淡々と描いたクオリティの高い映像に仕上がっています。
Codemastersのシリーズ新作Operation Flashpoint: Red Riverのリリースは2011年Q3予定で、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日は長編映画10本分にも及ぶ膨大な脚本と、ボーンを用いない新しいフェイシャルアニメーション技術とそれを実現し200テラバイトのモーションデータを格納するキャパシティを持つキャプチャースタジオを新設した事等をお伝えしたRockstarのTeam Bondiによる「L.A. Noire」ですが、昨日海外サイトにおいて本作のレビューが解禁、併せて本作の特徴であるリアルなフェイシャルや高クオリティなリアルタイムGIレンダリングの品質が確認できるスクリーンショットも公開されました。
VG247には有力サイトのレビューをざっくりとまとめた抜粋が掲載、1UPが”くそ”魅力的なゲームだと語っている事や、MTVではL.A. NoireがCall of Dutyファンよりもアートシアター系映画が好きな人達に向けた成熟した実験的なタイトルと評価している事、IGNでは本作が偉大な物に見えるが、ダイナミックな要素が膨大な状況の中でどれ程プレイを上手く構築しているかを説明する事は難しいと評価している事などが記されています。
いよいよ現実的な姿を見せ始めたL.A. Noire、先日公開されたファーストトレーラーと今回のスクリーンショットからは紛う事なきRockstarクオリティが滲み出ており、これまでの経緯を忘れさせ期待させるには十分すぎるクリティカルな内容となっている事は間違いありません。
L.A. Noireのリリースは2011年春予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
今年の6月18日からPC向けのサービスを正式に開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」ですが、先日には月額加入料金の無料化が発表され、さらには北米地域以外のサービス計画とヨーロッパでのベータテストもアナウンス、さらなるユーザーベースの拡大を虎視眈々と狙っている様子が明らかになっていました。
昨日とうとう同じクラウドサービスの2番手として期待されるGaikaiのオープンベータテストがアナウンスされましたが、本日OnLiveが待ち構えていたかの様にセットトップボックス”MicroConsole”のローンチスケジュールを正式発表、なんとホリデーシーズンのど真ん中12月2日に100ドルを切る99ドルという安価な価格設定で登場する事が明らかになりました。
商品の構成はセットトップボックスのMicroConsole本体と1つのワイヤレスコントローラー、各種接続用ケーブルに加え、用意されている無料ゲームライブラリの中から1タイトル好きなゲームを選べる権利が同梱されているとの事。なお、Perlman氏は12月のローンチから来年にかけての出荷量に限りがある事を伝えています。
本日Bethesdaが「Fallout: New Vegas」初のダウンロードコンテンツ”Dead Money”をアナウンスしました。先月、Bethesdaが行った発表通りこのDLCはXbox 360独占配信となり、価格は800MSPで12月21日にリリースされる事になります。
Dead Moneyには新しい地域、敵勢力、そして選択が盛り込まれ、3人のWastelanderを率い(3人のコンパニオン雇用を示唆か)Sierra Madre Casinoと呼ばれるカジノの伝説の宝を取り戻す事が目的となるとの事。
セールスと評価共に好調なFallout: New VegasのDLC展開がいよいよスタートするわけですが、現在の所PCとPS3向けの展開がまだアナウンスされておらず、前作の様に一時的な先行リリースとなるのか続報が待たれます。
Treyarchによる改善修正作業も意欲的に進められているシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」、いよいよ国内でもリリースを迎える本作には手軽に編集や記録/公開が行えるシアターモードが搭載されており、世界中で楽しげなスーパープレイやネタ動画など様々な映像が公開されています。
日々大量に現れる映像の中から、今回はまとめて7本お届け。ぼんくら映像から超絶プレイまで並ぶ動画はCall of Duty: Black Opsの懐の深さを表しており、いよいよ迎える国内リリースでさらなる盛り上がりに期待が高まります。
昨晩Electronic Artsが2009年9月にリリースされたNeed for Speed: Shiftの続編となる「Need for Speed Shift 2: Unleashed」をPCとXbox 360、PS3向けに発表、2011年春のリリース予定である事が明らかになりました。併せて緊迫感溢れるデビュートレーラーも公開されています。
Need for Speed Shift 2: Unleashedの開発は前作同様ロンドンのデベロッパSlightly Mad Studiosが手掛けており、内製のエンジンも新しい物を用意、革新的なヘルメットカメラビューやHot Pursuitに登場した新機能を強化した新しいAutolog機能などが用意される事が明記されています。
なお本作のプロデューサーを務めるMarcus Nilsson氏がOfficial Xbox 360 Magazineのインタビューに登場、Shift 2が60フレームを実現するかとの質問に対し、ForzaとGran Turismoを例に挙げて現在の技術では選択を行う必要があると発言、ForzaとGran Turismoの映像表現が穏やかで粗い物に感じるとの個人的な見解を明かした氏はパフォーマンスを取るか、コンソールが実現出来る境界をさらに押し上げる事を目指すか、2つの選択肢を提示しています。
そして、Shift 2が30FPS動作を採用し、Slightly Madが映像表現での革新を目指す事が決定されている事を明らかにしています。アナウンスと共に登場したトレーラーは氏の発言通り表現的な挑戦が感じられる物で、今回の発言がビッグマウスとなるか、本物のサプライズを生むか、続報の登場が今から楽しみです。
いよいよ国内でもローンチを迎える「Call of Duty: Black Ops」、すでにマルチプレイをどっぷり楽しんでいるプレイヤーの方も多いかと思いますが、現在パフォーマンスやバグ・グリッチ等の問題と共に、改善と修正が待たれる問題点が多く確認されています。
新パッチが待たれる本作ですが、昨晩TreyarchがPS3とXbox 360版で進行中の改善リストを発表、日付は明言されていませんが、マルチプレイで問題視されている銃声と足音の可聴範囲の改善なども盛り込まれており、ローンチ後も休み無く改善に取り組むTreyarchの姿勢が垣間見られる大量のリストとなっています。
今後改めて詳細なパッチ情報なども発表されると考えられますが、今後の修正点の概要として確認しておいては如何でしょうか。
- マッチメイキングの検索スピードの改善
- マッチとホスト選択の改善:より良いネットワーク状態(ラグの少ない)のゲームへの接続を実現
- 週間/月間スコアボードのキル/デス/アシストのステータスリポートを正確な物に
- パーティシステムへの新機能追加による改善
- パーティシステムでのマッチメイキング速度の改善
- パーティシステムでのマッチ品質を改善
- ゲーム開始前のロビーで常に最良のホストが選出される様に改善
- パーティが解散されないようパーティシステムを改善
- プレイヤーがプレイヤーマッチング中にプライベートマッチやコンバットトレーニング、シアターロビーへ参加できる事を廃止
- フィルムアップロードの失敗をサーバ側クライアント側共に減少
- まれにコンバットトレーニングの戦績がマルチプレイ戦績に差し変わる事を修正
- コンバットトレーニング下でまれにkillstreakセレクトが無効になる不具合を修正
- まれに起こるValkyrie rocketの予期しない爆発を修正
- まれに起こるGunshipが十分にコントロール出来ない問題を修正
- ボタン押しの状態で入力が一時的に失われる状態になる問題を修正
- 銃声と足音の可聴範囲と音声レベルを追加調整
- 爆弾の設置及び解除のオーディオレベルを追加調整
- オンラインセキュリティーの拡張を追加実装
- Arrayマップ:プレイヤーのめり込みが見られた樹木へのコリジョン(衝突設定)追加
- Launchマップ:B3エリアのロケット基地付近に存在する見えない棚へのジャンプを無効にするコリジョンの追加
- Summitマップ:カスタムゲーム時にプレイヤーが戦闘地域外へジャンプする事を無効にするコリジョンの追加
- Havanaマップ:C2エリアにある見えない棚の上へのジャンプを防ぐコリジョンの追加
- Nuketownマップ:プレイヤーがリスポーン時にマネキンの頭上に現れる事を修正
- 2回続けて前のマップに投票できる事を修正
- ゲームプレイ中におけるフレンドリストからのスパムを最適化、PS3版で大量のフレンドリストを持つ場合のゲームパフォーマンスの改善
昨日GameStopの販売サイトにDLCキャラクターとしてジルとシュマゴラスを同梱した限定版「Marvel vs. Capcom 3」が登場し、突如降って湧いたDLCの存在に大きな注目が集まりましたが、昨晩Capcom-unityにて同様のスペシャルエディションが正式に発表、コミックを含むアートブックや専用スチールケース、ジルとシュマゴラスのDLC追加キャラクターなど、昨日お知らせした物と同様の内容が特典として用意されている事が明らかになりました。
(※ キャラクターデカールはGameStop専用の予約特典となります。)
さらにリリーススケジュールも明らかになり、北米が2月15日、ヨーロッパでは2月18日にリリースされる事が発表されています。
また、昨日参戦が明らかになったシーハルクとZEROの新しいプレイ映像も登場、新ステージとなる魔界村ステージを舞台に、手数の多い派手な戦闘から一撃が重いパワープレイまで緩急豊かなプレイの様子がたっぷりと納められています。プレイ映像やパッケージアート、ジルとシュマゴラスのキャラクターアートワーク等は以下の続きからご確認下さい。
まさかのTPS化とXbox 360版のKinect対応で一躍注目タイトルとなったElectronic Artsによるハリー・ポッターのゲームシリーズ最新作「Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1」もいよいよ北米では各プラットフォーム共に明日発売を迎える事となり、本日ローンチトレーラーが公開されました。
映像には本作のゲーム性が判りやすく描かれ、同時期に公開される映画の最終作前篇とリンクした内容になっており、シリーズのファンにはたまらない内容となっています。これまで驚きの斜め上なゲーム性でファンやゲーマー達を驚かした本作がどれほど楽しめる物に仕上がっているか、来年7月公開予定の映画パート2の存在と合わせ、Kinectの販売が好調な事もあり動向が気になる所です。
Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 1は北米で11月16日、ヨーロッパは11月19日リリースで、対応プラットフォームはXbox 360、PS3、PC、Wii、DSとなっています。
これまでNINJA GAIDEN のピンボールやZen PinballでのストリートファイターIIテーブルなどをリリースしてきたZEN Studiosが新たにマーベルテーマのピンボール作品のリリースを発表、今年の12月にXBLAとPSNに向け「Marvel Pinball」を発売する事が明らかになりました。
テーブルにはお馴染みのスパイダーマン、アイアンマン、ウルヴァリン、ブレード(!)の主役級ヒーローに加え、シルバーサムライやセイバートゥース、ドクター・オクトパスやグリーンゴブリンといった敵キャラクターまで登場、完成度の高いピンボールゲーム上で懐かしいコミックテイストのキャラクター達の戦いが楽しめる模様です。
すで公式ページがオープンしていますが、価格や正式なリリーススケジュールはまだ明らかにされておらず、続報が待たれます。
People Can FlyとEpicが開発を進めている「Bulletstorm」の新トレーラーが本日公開されました。もう笑うしかない巨大な”何か”や浪漫的な爆発など滅茶苦茶なド派手さと共に、「Son of a d○ck!!!」といった過激なスラングなど、良い意味で脳筋ハッピーな素敵トレーラーとなっています。楽しそう!
また、以前にはBulletstormプロモーションの一環として海外メディアにUBSストレージ入り食肉パックを送りつけるなど、いつも過激なバイラルマーケティングや愉快なプロモーションでファンを楽しませる事で知られるElectronic Artsが、新たな謎キャンペーンを展開。先日、海外ゲームメディアのGame InformerとDestructoidに新たな荷物が届けられ、中にはBulletstorm印のオレンジジュースと共に、主人公のGraysonやサイボーグの相棒Ishi Sato他、濃すぎるキャラクター達のプロフィールが収められていた模様です。
という事で、気がつけば2月22日の北米リリースもそう遠くない時期となり、Gears of War 3の延期も含めEpicタイトルとして担う役割も大きくなった筈のBulletstormですが、そんな事情などどこ吹く風と快楽のみを執拗に追求するゲーム性には最早清々しい程の貫禄も感じられ、今後の続報に期待が高まります。Bulletstormのリリースは北米で2月22日、ヨーロッパで2月25日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先ほど11月7日から13日までのUKセールスチャートがVG247にて発表、今週はこれまでのローンチ情報からも明らかな通りTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得、以下、FIFA 11が2位をキープし、Just Dance 2が3位と安定した順位のラインアップとなっています。
またイギリスのゲーム情報メディア”MCV“がCall of Duty: Black Opsのローンチ初日セールスがイギリス史上最大の140万本に達し、Modern Warfare 2の記録を14%上回ったと発表しています。また、売上げは5800万英ポンド(約77億5千万円)規模との事。なお、上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位. Call of Duty: Black Ops (Treyarch, Activision)
- 2位. FIFA 11 (EA Sports, EA)
- 3位. Just Dance 2 (Ubisoft, Ubisoft)
- 4位. Kinect Sports (Rare, Microsoft Game Studios)
- 5位. Football Manager 2011 (Sports Interactive, Sega)
- 6位. Professor Layton and the Lost Future (Level 5, Nintendo)
- 7位. Fallout: New Vegas (Obsidian Entertainment, Betheda)
- 8位. New Super Mario Bros. Wii (Nintendo, Nintendo)
- 9位. The Sims 3 (EA, EA)
- 10位. Star Wars: The Force Unleashed II (LucasArts, LucasArts)
昨日Bethesda Blogにて”Fallout: New Vegas”や”Rage”など新作タイトルに関するまとめ記事が掲載、idが開発を進めている”Rage”の初タイトルとなるiOS版の「Mutant Bash TV」のプレイ映像が掲載されました。
これはIGNが掲載したレビュー記事に用意された物で、Mutant Bash TVがプレイヤーの移動要素が無いレール式のFPSとなる事や、コントロールに関する情報が掲載、詳細なリリース日は明らかにされていないものの今月末にはAppストアに登場する旨が記載されています。
映像にはとてもiOSで動作しているとは信じられない映像が納められており、iOS版のid Tech 5のパワーを垣間見る事が出来ます。
また、iOS上のAAAシュータータイトルとして無視出来ない存在にiOS用Unreal Engine 3を利用したEpicの新作”Infinity Blade”が存在します。図らずもiOS上でかつてのQuakeとUnrealの様な戦いを繰り広げる事となったidとEpicですが、なんとEpicを率いるお馴染みマーク・レインが自身のTwitterでこのMutant Bash TVを絶賛、凄まじいルックスと評価し、自分にとって必須のタイトルだと興奮した様子で語り、id素晴らしい!と褒め称えています。
最大のライバルである筈のEpicとidですが、長年お互いにゲームの技術を牽引しあって来た好敵手であるだけに、今後の新しいモバイル分野での対決と来るRage本編とUE3新作の対決にますます期待が高まります。
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