今日はバレンタイン!国内ではもう数時間で今日の一日が終わってしまいそうですが、北米ではこれからがバレンタイン本番です。海外では男性から女性へのプレゼントも多く見られるバレンタインですが、そんな一日を失敗させない為とかこつけてアパーチャサイエンス社が「Portal 2」の予約を促す”バレンタイン成功ガイド”映像を公開しました。
アパーチャサイエンス社はバレンタインにおけるPortal 2の有用性を以下の様な統計結果から導き出しています。これからプレゼントを渡そうとしている方は是非ご注意ください。よし、これで大丈夫。
- チョコレートは最もポピュラーなバレンタインの贈り物だが、54%の女性がチョコアレルギーです
- 花束は女性の愛情を刺激する匂いを発散しますが、蜂で満たされています。さらに女王蜂は人間の愛情表現に憤慨します
- 女性は工業的な技術を応用したダイヤモンドを愛していますが、1日あたり5人中4人が巨大なダイヤモンドにより圧死しています
- Co-opモードのポータル試験に参加するカップルの100%が深く愛し合います
- Portal 2は予約を開始しました
スターウォーズの人気キャラクターとして根強い人気を誇る「ボバ・フェット」、これにみんな大好きなスチームパンクを組み合わせたら2倍格好いいに決まってると思ったかどうか、Danny Ashby氏が扮するオリジナルなボバ・フェットのコスプレ写真が公開され、その凄まじいクオリティに注目が集まっています。
この衣装のアーマー作成はDanny Ashby氏自身が手掛け、ソーイングはLindsay Hamilton氏とChrista Wood氏の合作によるこのボバ・フェット、ディテールと色味の違いからか何となくロケッティアにも見えるのは筆者だけでしょうか。
昨年の10周年記念も記憶に新しい「PlayStation 2」ですが、先ほどSonyのPlayStation公式Twitterが、本日PlayStation 2の販売台数が1億5000万台を突破したと発表しました。
PlayStation 2は日本国内での2000年3月4日リリースを皮切りに、同年10月には北米リリース、11月にはヨーロッパでのリリースも行われ、2002年には韓国、2003年にはブラジルと中国でもリリースされ文字通り世界を席巻、順調にセールスを伸ばしました。
現在はHDコンソールに世代を明け渡したPlayStation 2ですが、10年を経過した現在も東ヨーロッパ、南米、東南アジアや中東において、需要が継続する傾向にあるとのこと。また、ソフトウェアの出荷本数も15億2000万本を超えたそうで、これからもその記録をじわじわと伸ばしていく事となりそうです。
甘いもの大好きそうなゲイブが率いるValveが今日のバレンタインデーを祝って「Portal 2」のキュートなバレンタイン用カード6種をPDFファイルで公開しました。カードは複数の言語が用意され、日本語版(PDFが開きます)の他、英語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、ポルトガル語の6種類で様々な愛情の言葉が記されています。
カードにはお馴染みのタレットやAIスフィア、コンパニオンキューブに加え、ChellとGLaDOSも登場、もともと特徴的な言い回しが多いPortalシリーズの言葉が、日本語になる事で余計にキュートでおかしなテイストを醸し出していて愉快な事になっています。気になるPortal好きのあの人にメッセージを送るなら今だ!
昨晩ロサンゼルスにてアメリカで最も権威ある音楽賞”グラミー賞”の第53回となる授賞式が開催、昨年12月にノミネートをお知らせしていたCivilization IVのテーマ曲「Baba Yetu」が見事”Best Instrumental Arrangement Accompanying Vocalists”(ボーカリストを伴うベスト・インストゥルメンタル・アレンジメント部門)で受賞を果たした事が明らかになりました。
Baba Yetuのノミネートについては、ビデオゲーム音楽史上初の快挙として注目を集めましたが、今回の受賞を併せ、さらに大きな栄誉を冠した結果となりました。
昨今のゲーム音楽分野ではお馴染みのハンス・ジマーやクリント・マンセルなど、映画音楽の旗手が手掛ける機会も増えており、Baba Yetuの受賞はゲーム音楽が今後一層注目を集める兆しとも言えそうです。
UPDATE:2月14日16:40
授賞式の映像を追加しました。
先月15日にお伝えしたTHQのDanny Bilson氏による「Metro 2034」のインタビューでは、前作Metro 2033の失敗を踏まえ、今年のE3から最上のキャンペーンを展開するとの発言が見られましたが、新たにIGNのインタビューにDanny Bilson氏が登場、Metro 2034がCall of Dutyシリーズと競合するタイトルになると強い自信を明らかにしました。
モダンな機能を多く実装した4A Gamesの内製エンジン”4A-Engine“は技術的な面で非常に高度なエンジンとして注目を集めましたが、Bilson氏はMetro 2034が前作からさらなる技術向上を実現したと発言。さらに、Call of Dutyシリーズと競合する為のブラッシュアップを進めている事を明かし、THQがこれを適切なマーケティングで支援すると改めてアピールしました。
しかし、今年のホリデーシーズンに襲来するであろうCall of Dutyシリーズ新作とBattlefield 3の決戦に参入するにはシングルプレイだけでは少し厳しいと感じます。その辺りMetro 2034が競合しうるだけのポテンシャルを持つ新要素が用意されているのか、E3でのお披露目が今から楽しみです。
長年ゲーム産業に影を落とす著作権侵害の問題ですが、昨今ではPS3のハック問題なども絡んて非常に複雑な問題と化しています。そんな中、2月22日の北米リリースを控えるPS3シューターの超大作「Killzone 3」に加えて、3月22日に北米リリースを果たすCrytekのシリーズ続編「Crysis 2」のPC版が流出した事が明らかになりました。
Killzone 3は3D立体視版と非3D版の2種が用意される手の込みようで、一方のCrysis 2は細かい言及は避けますがほぼ製品版ビルドに近い状態とのこと。
既にこの流出データをもとにした様々なニュースが飛び交い、各所で心ないリーク情報に賑わいを見せる状況が続いていますが、これら著作権侵害の多くはメーカーだけで無く、最終的にはゲームを楽しむユーザー自身の首をも絞めかねないクリティカルな問題です。
このまま、いたちごっこを終わらせる抜本的な技術解決と消費者意識の改善が実現される事は叶わない夢なのか、年々顕著になるこの問題は今後もゲーム産業の大きな課題として多くの人達を悩ませる事となりそうです。
Codemastersが開発を進めている人気レースシリーズ最新作「DiRT 3」、前回はEGO 2.0エンジンによる美しいプレイ映像をお届けしましたが、先日新しいデベロッパーズダイアリー”Keep It Real”が公開、新ステージや車両など興味深い映像が登場しています。
映像はQ&A形式で新要素やプレイ映像が紹介され、本作における車体ダメージの表現や、ケニアとスウェーデンのステージ、そしてアウディの傑作ラリーカー”Audi Sport Quattro Rally”や、ランチアの”Lancia Fulvia HF”、2009年のインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジで勝利を収めたプジョーの”Peugeot 207 S2000″など美しいラリーカーが確認できます。
ジムカーナモードの登場に加え、まさかのゾンビモード搭載も噂されるDiRT 3のリリースは5月24日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PC。なお、PC版は”Games for Windows Live”の採用も明らかになっています。
昨日予定通りに開催を終えた”D.I.C.E. Summit”ですが、イベント3日目に北米セールスの統計などでお馴染みの調査会社NPDのアナリストAnita Frazier氏が登壇、”Entertainment in the Marketplace — a snapshot of consumer behavior today and trends for the near term”(短期間における今日の消費者行動及びトレンドのスナップショット)と題したプレゼンテーションを行い、2011年にゲーム産業が成長傾向にあるとの予測を発表しました。
まず、Frazier氏は現在のゲーミングトレンドについて以下の様な調査データを提示しています。
- 最近の研究では、13歳以上の米国人の内59%がビデオゲームをプレイし、1週当たり少なくとも5時間をプレイに費やす
- ゲーミング週間は6歳程度で始まるのが典型的
- アメリカ全世帯の74%がインターネットアクセスを持ち、その内の71%が高速な接続
- ソーシャルゲームユーザーの3分の1がゲームを初めて経験する
- ソーシャルゲームユーザーの22%がコンソールゲームとソーシャルゲームの両方をプレイする
- 4分の1の消費者が毎月新しいゲームを購入する
- 消費者が2010年に新しいゲーム(物理メディア)の購入に費やした金額の合計は54から56億ドルで、今も新しいゲームの購買は最大のシェアを持つ
この調査結果は先日お伝えしたD.I.C.E. Summitの基調講演でBruce Shelley氏が発言していた、ソーシャルゲームが別のゲームへのゲートウェイを果たすとの内容を数字で裏打ちする内容でもあり、昨今言及されるシーンの多い新たなユーザー層の掘り起こしが重要な鍵となる事は間違い無さそうです。
そしてFrazier氏は2011年のゲーム産業が成長する理由として”7つの理由”を挙げそのプレゼンテーションを終えました。
- 1:景気の改善、消費者がゲームに費やす金額が増加
- 2:モバイルの成長、そしてスマートフォンデバイス普及の強い突破力
- 3:DLCやソーシャルゲーミングなど、近年継続するデジタル販売チャンネルの成長
- 4:デジタル上での衝動買いを可能にするブロードバンド普及の突破と、ダウンロード時間を短くする接続性の改善
- 5:モーションコントローラーの登場による、ゲーム販売促進の可能性
- 6:より没入型の経験を可能にする3D立体視ゲーミングが3DSのリリースで実現
- 7:消費者層ではない向こう側へのゲーム紹介による収益(※ 原文では本来ゲーム内広告やバイラルを指す”Advergaming”の記載が用いられていますが、被紹介者への言及がある辺り、昨今見られるレコメンドなどを含む物と予想されます)
以上、北米のゲーム産業の統計調査を長年手掛けてきたNPDが描く2011年は、各社の戦略を裏打ちするソーシャルゲーミング層の掘り起こしによる産業の顧客数のベースアップにある様子。さて、事情が色々と異なる日本市場が迎える2011年はどのような物になるか、この北米の状況や予測を踏まえておけばまた違った側面が見えてくるかもしれません。
3月22日の北米リリースが迫る期待のシリーズ最新作「Crysis 2」に、マルチプレイの解説を行った新トレーラーが公開、Nanosuit 2.0の特徴的な新機能を紹介しながら、スピード感溢れるマルチプレイの様子が確認できる興味深い内容となっています。
これ以外にもPC版のDedicatedサーバサポートの判明や本作の総制作指揮を務めるNathan Camarillo氏のインタビューなど、ここに来て大量の新情報が登場しています。今回はこれらをまとめてダイジェストでお届け、一世代飛び抜けた感すら漂うCrysis 2の予習をリリース前に進めておきましょう。
2011年5月3日、遂に14年の月日を経て凱旋を果たすデューク様が大暴れする「Duke Nukem Forever」に旧作の名台詞を冠した魂を揺さぶる限定版”Balls of Steel”エディションが発表されました。
この”Balls of Steel”エディションは北米のAmazonとGameStopのみの数量限定品で、価格は99.99ドル。豊富に用意されたゴージャスな特典は以下の様な内容となっています。
- かつてない最も偉大なエイリアンのケツを蹴り飛ばす男のコレクタブルな”胸像”
- ナンバリング付の限定版証明書
- 100ページのハードカバーブック:Duke Nukem Foreverのアートを収めた「The History, Legacy & Legend」(歴史、遺産そして伝説)
- Duke Nukem Foreverポストカード一式
- Duke Nukem Forever放射能エンブレムステッカー
- Duke Nukem Foreverコレクタブルコミック
- Duke Nukem Foreverペーパークラフト
- Duke Nukem Foreverポーカーチップ
- Duke Nukem Foreverミニトランプ
- Duke Nukem Forever放射能エンブレムダイス
国内リリースも果たしたScribblenautsシリーズや、現在は巨大なオンラインシュータータイトル「Hybrid」の開発を進めている事で知られるデベロッパ”5th Cell”、そしてイノベーティブを最も象徴する存在としてもすっかり定着した同スタジオのJeremiah Slaczka氏とJoseph Tringali氏がD.I.C.E. Summitにて『First To Market Or Best Of Breed』と銘打ったパネルディスカッションを行いました。
登壇した2人は革新的な成功を続ける5th Cellがタイトルを開発する中で、何を望むか、或いは何を望まないかを判断する事に明瞭なアイデアを持っていると発言、それがディスカッションのタイトルとなっている”First To Market Or Best Of Breed”(市場への一番乗り、或いは品種のベスト)だと明らかにし、次の様に語っています。
先日ノミネートタイトルのリストをお知らせした第14回Interactive Achievement Awardsのセレモニーが現在開催中のD.I.C.E. Summitにて行われ、BioWareの「Mass Effect 2」がGame of The Yearを受賞、さらにRockstar Gamesの「Red Dead Redemption」が5部門を受賞した事が明らかになりました。
GOTYの表彰はNaughty DogのEvan Wells氏とChristophe Balestra氏により行われ、登壇したBioWareのGreg Zeshuk氏はRed Dead RedemptionがRay Myuzka氏の大好きなゲームだと発言、ライバルタイトルの高い完成度を讃えています。
去年の賞レースを席捲したRockstar Gamesの”Red Dead Redemption”はアートディレクション部門、ゲームプレイ開発部門、キャラクターパフォーマンス部門などを含め、今回最多となる5部門の受賞に輝きました。
この他、ビジュアルアート部門は「God of War III」が受賞、表彰はInsomniacのTed Price社長とG4のMorgan Webb氏により行われています。また、イノベーション部門は「Heavy Rain」が受賞、ポリフォニー・デジタルの山内一典氏が登壇しこれを表彰しました。
この他24部門の受賞タイトルについては改めてご紹介します。
いよいよスタートした今年の”D.I.C.E. Summit”ですが、以前にお知らせした5名の殿堂入り(Hall of Fame)開発者が集う基調講演が予定通り行われ、近年のゲーム業界に見られる変化や気になるゲーム、そして驚きの失敗談まで、多岐に渡るディスカッションが繰り広げられました。今回はそのキーノートの内容をダイジェストでご紹介します。
まず、会場に登場した5人は過去4年間の殿堂入り開発者で、BlizzardのCEOを務めるMike Morhaime氏、RTSジャンルの革新を成し遂げたBruce Shelley氏、マーブルマッドネスの開発で知られるMark Cerny氏、お馴染みBioWareのボスRay Muzyka氏とGreg Zeschuk氏の5人。さらにNYタイムズのゲームジャーナリストSeth Schiesel氏が司会を務めています。
- Mike Morhaime氏:Blizzard Entertainment設立者の1人で現CEO、World of Warcraftの開発にも貢献し、DiabloとStarcraftの開発に直接関与した事でも知られ、10年間に渡ってBlizzardのグローバル化を実現した人物でもあります
- Bruce Shelley氏:Age of Empiresシリーズの成功に大きく貢献した人物で、1999年にはPC Gamerから”25人のゲームゴッド”の1人に選ばれ、2002年にはGameSpyが選ぶゲーム産業で最も影響力のある開発者の1人に選出、現在はZyngaのコンサルタントや、UbisoftのSettlers 8への関与でも知られています
- Mark Cerny氏:30年間に渡ってゲーム開発に携わるCerny Gamesの社長で、マーブルマッドネスを始め、Sonic the Hedgehog 2、Ratchet and ClankやUncharted: Drake’s Fortuneにまで取り組む人物
- Ray Muzyka氏とGreg Zeschuk氏:お馴染みBioWareの創設者である2人、海外ではドクターの名で知られ、プロデュースを手掛けたタイトルはBaldur’s Gateシリーズ、Neverwinter Nights、MDK2、Star Wars: Knights of the Old Republic、Jade Empire、Mass Effectシリーズ、Sonic Chronicles: The Dark Brotherhood、Dragon Age: Originsなどお馴染みのタイトルばかり
5人のパネリスト達は今後のゲーム産業の展望について、ソーシャルゲーミングとプレイヤー間の新しいインタラクションがゲーム産業に大きな変化をもたらすとの見解で合意しています。
そして現在の閉塞的な状況と景気の後退にも関わらず、5人は今がスタジオを開始する事に大きく適したタイミングだと発言、近年顕著な小さなチームによる完全なゲーム体験を提供するタイトルが登場している潮流は、良いゲームの開発が既に大手開発だけが実現できる特別な物では無いと語りました。
■ Mark Cerny氏のケース
Cerny氏は初代”クラッシュ・バンディクー”の開発当時を振り返り「我々は頭がおかしくなっていた」と発言。
12時間程度のボリュームに対してプレイヤーに5つのライフしか与えなかった事が失敗だったと明かし「それは実にオールドスクールだった。1996年にもなってなんでそんな事をやってしまったんだろう……自分でもよく判らないんだ」と語りました。
今年は2月8日から11日にかけてラスベガスの”Red Rock Resort & Casino”にて開催されるゲーム開発者達の祭典”D.I.C.E. Summit”がいよいよスタートしました。その初日にお馴染みUbisoft Torontoの美人プロデューサーJade Raymond氏が登壇、トロントが新IPの開発に取り組んでいる事を明らかにしました。
2009年の8月に設立されたUbisoft TorontoではかつてのモントリオールのボスYannis Mallat氏を始め、Alex Parizeau氏とMaxime Beland氏を含むSplinter Cell: Convictionのコアチームがスタジオ入りした事が報じられており、過去にはSplinter Cell新作の開発が進められている事が報じられています。
今回D.I.C.E. Summitに登壇し新IPの存在を明かしたRaymond氏は、その内容については言及せず、IPの発表は映画や他の新IPと同じ様にエンターテインメントイベントで行われる事が望ましいとの旨を述べ、遠くない巨大イベントでのお披露目を示唆しました。
本日Activision Blizzardが1月31日に終了した2010会計年度の第4四半期における財務報告を発表、ライセンスタイトルの発表や、True Crime新作とGuitar Heroフランチャイズの終了、さらにはCoDシリーズのデジタルプラットフォームを手掛ける新スタジオBeachhead studio設立の発表など、様々なニュースをお伝えしました。
今回はこれ以外の会計的なまとめなど、ビジネス的なハイライトをまとめてお知らせします。
Activision Blizzard2010会計年度の総収益は2009年の47億8000万ドルから48億ドルに増収、デジタル販売からの収益は15億ドルを突破し、前年比で20%の成長を記録する結果となりました。
ホリデーシーズンを含んだ2010Q4の収益は前年比5000万ドル増の25億5000万ドル、Q4のデジタル販売における収益は4億7000万ドルとなり、前年比40%増となっています。
また、今回の良好な結果はリリースから6週で10億ドル以上を売り上げたCall of Duty: Black Opsの好調に支えられており、アナリストはQ4中に2000万本以上が販売されたとの予想も明らかにしています。
今回の財務報告にてActivision BlizzardのCFOを務めるThomas TipplがBlizzardのタイトルリリースに言及、2011年のリリース予定は無く、2012年に2タイトルのリリースが予定されている事を明らかにしました。
この2012年新作に関する詳細は明かされておらず、候補としてDiablo IIIと未発表新作MMOが予想されています。
またBlizzardのMike Morhaime社長は同スタジオにおける今会計年度の総収益が8億5000万ドルだったと発表、内訳について詳細は明かされていませんが、Cataclysmのリテール販売がその大半を占めた事が報告されています。
さらに、StarCraft IIの販売は現在450万本に到達する勢いで、Battle.netには15万枚のユーザーマップがアップロードされたと好調をアピール、StarCraft IIの次回作Heart of the Swarmの新情報が今後数ヶ月の内に発表され、次の財務報告ではβテストに関する情報も発表される予定とのこと。
また、Eric Hirshberg氏は今回の会計報告において、以前から存在が示唆されてきた中国市場向けのCall of Duty新作に言及、これが基本無料プレイのマイクロトランザクションを採用するタイトルだと明言、今年のリリースが無い事を明かし、新スタジオであるBeachheadの関与については触れませんでした。
- Blizzardがスタジオ創立20周年
- Cataclysmは初月470万セールスを突破、課金者数は1200万以上
- Call of Duty: Black Opsはローンチ5日で6億5000万ドルを超える売上げを記録、現在の世界的な売上げは10億ドルを突破
- Call of Duty: Black OpsのDLC”First Strike”は初日140万ダウンロードを達成、Modern Warfare 2の”Stimulus Package”から25%以上のセールスを達成
また、今回の財務報告では同社COOとCFOを務めるThomas Tippl氏が新たに全従業員の7%にあたる500人規模のレイオフを行うと報告、企業内の重要な投資をBlizzardの新作MMOやCoDシリーズへと集中させる事を示唆しています。
前作”Batman: Arkham Asylum”でライセンス物キャラクタータイトルの金字塔を打ち立てたRocksteadyが開発を進めている期待の続編「Batman: Arkham City」、今作では前作から大幅にボリュームアップしたゲーム性と共に舞台は5倍以上に巨大化、さらにストレンジ教授やトゥーフェイスなど多くのヴィランも参戦し、正当進化と共に大きく姿を変える事が事前情報から判明しています。
未だ物語の背景については概要程度の内容しか示されていない本作ですが、新たにDCコミックとワーナーが本作の前日譚を描いた6エピソードからなるコミック「Batman: Arkham City」をリリースする事が発表されました。
コミック版Batman: Arkham Cityは5月からデジタルプラットフォーム上で購入可能になるとの事で、発表に併せてエピソード1のカバーアートが公開、原作はお馴染みPaul Dini氏が担当、アートワークはArkham CityとArkham Asylum両方のコンセプトアートを手掛けたCarlos D’Anda氏が手掛けています。
なお、1つのエピソードは8ページからなる小規模な作品となっていますが、Arkham AsylumとArkham Cityの間を補完するストーリーが描かれるという事で、シリーズのファンには気になる作品となりそうです。価格や正確なリリーススケジュールについては続報をお待ちください。なお、続きに素晴らしい躍動感に満ちたバットマンの姿を描いたカバーアートの大きなイメージを掲載しています。お好きな方は是非ご確認を!
先日2K GamesがThe Darknessの続編「The Darkness II」を発表し、開発がオリジナルを手掛けたStarbreezeから、2008年にリリースされたDark Sectorを始め、多くの移植を手掛けるDigital Extremesへと開発が移行した事が報じられました。同スタジオはBioShockシリーズやUnrealシリーズの移植を手掛け、現在はHomefrontのPC版移植も担当しています。
これまでのDigital Extremesの実績からThe Darkness IIはUE3を利用するかとも思われましたが、本日本作のエンジンが判明、Dark Sectorで利用されたEvolution Engineの新バージョンが利用される事が明らかになりました。
発表時に公開されたスクリーンショットからは本作が輪郭線を持つ独特なテイストが確認でき、スタジオとエンジンの変更はタイトルに想像以上の変化をもたらす事となりそうです。
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