現在多くのトリプルAタイトルを抱えるBethesda Softwaorksが、フランクフルトとパリに新たなオフィスをオープンした事を発表しました。本社があるメリーランド州のロックビル、ロンドンと東京、さらに今回新たにオープンする2ヶ所を加え、同社は拠点を5つに拡大する事となりました。
フランクフルトオフィスを率いるマネージングディレクターFrank Matzke氏は、かつてのシエラエンターテインメントヨーロッパの副社長を務め、Vivendiの欧州マーケティングディレクターを務めてきた人物でもあります。
さらにパリのオフィスを率いるJulie Chalmette氏はフランスVivendiのゼネラルマネジャーを務めていた人物で、Bethesdaは彼らのグローバルな経験や知識を活かしヨーロッパでのセールス拡大に努めるとの事。
現在BethesdaにはFallout: New VegasやHunted: The Demon’s Forge、さらにはBrinkにidの新作RAGEまで控えています。ファンとしては今回のグローバルな展開が国内のローカライズにもより力が注がれる物に繋がる事を期待したいと思います。
長期の開発を経て、いよいよ5月18日(国内版は5月27日)にローンチとなるRemedy7年ぶりとなる新作「Alan Wake」、先日から本作のプレイボリュームがなかなか大きな物であるとの話が聞かれていましたが、スペインのゲーム情報紙がレビューを行い、本作のプレイが10~16時間程度の物になっている事が明らかになりました。
さらにこの情報紙はAlan Wakeに93点のスコアを与えており、「劇的なライティング、パーフェクトな物語と凄まじい恐怖が環境やサウンドと混じり合い、スタートから終焉まであなたをコントローラーから離さないだろう」と絶賛に近い評価を掲載しています。
さらに本作のパッケージには最初にリリースされるDLCのダウンロードコードが同梱されている事がマイクロソフトから明らかにされました。なお、最初のDLCは今年の後半にリリースされる予定となっています。さらに本作の映像技術などを解説した新しい映像も公開、もともとテクノロジーデモとして登場した本作の素晴らしい映像表現が惜しみなく描かれています。
5月18日にリリースされるド派手な破壊レースゲーム「Split/Second」、本作に爆発物をまき散らしながら爆走する巨大トレーラーを相手に生き残りを競うサバイバルモードが搭載されている事が明らかになり、解説映像が公開されました。
映像ではまるで怪物の様な巨大トレーラーにライバルカー達、さらに大量の爆発物投下に敵も味方も無い大変な事になっている様子がたっぷりと描かれています。楽しそう!Split/Secondのリリースは北米で5月18日、ヨーロッパで5月21日に行われる予定で、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
昨晩Haloシリーズの開発で知られるBungieが新IPの販売について、Activisionと10年間の独占的な契約にサインした事がActivisionから発表されました。
この契約はBungieの次のビッグなアクションゲームユニバースを販売する10年間の独占的な提携で、Activisionは多数のプラットフォームやデバイスに向けてこの新IPに基づいたBungieのタイトルの販売を手掛ける事となります。なお、Bungieはこれまでと同様に独立したスタジオとして、このIPを所有する事となります。
BungieのボスHarold Ryan氏は「私たちは次のIPの為にマルチプラットフォームの経験、マーケティングの専門知識、そしてグローバルな影響力を考慮しActivisionと提携する事を決めました」と発言、この合意に向け9ヶ月間の期間を要した事を明らかにし、最良の選択且つ多くのファンに最高のタイトルを提供する事が出来るとその意気を語りました。
あまりのビッグニュースに驚きが隠せませんが、海外ではこのサプライズに内外から早くも様々な動きが出ていますので引き続きお知らせしてまいります。
イギリスのゲーム販売サイトPS3PriceCompareが1017人のPS3所有者を調査し、33%のユーザーが中古で本体を購入し、最も多い入手方法だったとの調査結果を明らかにしました。
さらに驚くべき結果も出ており、なんと2番目に多い本体の入手方法は携帯電話などの手続きのインセンティブとして本体を手に入れたという物。なんとこれが全体の26%も占めています。
そして3番目の入手方法として24%のユーザーが通常の購入で入手、続いて14%がプレゼント、さらに3%のユーザーが何らかの賞品として受け取っていた事が記されています。さらに全体のうち78%がPS3の中古ゲームを購入した事があるとの結果も併せて報告されています。
連日Infinity Ward関連のニュースが絶えませんが、今日はInfinity Wardに残った社員の内17名と既に退社したスタッフ達総勢38名が”Infinity Ward Employee Group”(IWEG)を結成しロイヤリティーの支払い等を求めActivisionを相手に集団訴訟を起こしたことが明らかになりました。なおこの人数はModern Warfare 2の開発メンバーの実に40%に達する数となっています。
訴訟の内容は契約違反やカリフォルニアの労働基準の侵害、そして多額のロイヤリティーの未払いに対するもので、IWEGの代理人を務めるBruce Isaacs氏は「Activisionは私のクライアントに対し7500万ドルから1億2500万ドルの借りがある」(※ 約70億~117億5000万円)と発言しています。
Isaacs氏は「Activisionは離籍を止まらせる為に支払いを保留している」と発言、これがかつてのInfinity Wardが望んだ物では無くActivisionに支払いの保留を行う権利は無いと強調しています。
さらに申し立ての中にはかつてのボスWest氏とZampella氏が解雇されていなければ3月末日に支払われたボーナスが2.5倍の金額であったはずだとの内容も記されています。
なお、今回の訴訟内容は、その一部が以前にWest氏とZampella氏が起こした訴訟の内容に基づいており、Bruce Isaacs氏は今回の訴訟とWest氏とZampella氏が起こした訴訟の二つを統合するようにロサンジェルス上位裁判所に求めています。
この集団訴訟に対しActivisionのスポークスマンが「Activisionはこの行動にメリットがないと信じている」と発言、法的に問題は無く、司法がActivisionの正しさを証明する事を期待していると今回の訴訟を不当な物と考える旨を明らかにしています。
しかし今回の訴訟にInfinity Wardの現スタッフが含まれており、実際にWest氏とZampella氏の訴訟が統合され判断される事になればその勝敗に関わらず、Infinity WardとActivisionの関係が復旧に向かうとは微塵も感じられません。一体この騒動はどこまでいってしまうのか、いずれにしても非常に残念な事件である事は間違いありません。
昨年末に任天堂オブアメリカを家族との時間を大切にするために退社したかつての副社長Denise Kaigler氏、数ヶ月の休息を得たKaigler氏の新天地がアメリカ大リーグの名選手として知られたカート・シリングが設立したボストンの38 Studiosとなったことが明らかになりました。
EverQuestやWorld of Warcraftのハードコアプレイヤーとしても知られるカート・シリング率いる38 Studiosが現在手掛けているのはファンタジーMMORPGと噂される”Copernicus”で、本作のシナリオのはSpawnの大ヒットで知られるトッド・マクファーレン氏とD&Dシリーズのダークエルフ物語やアイスウィンド・サーガ、そしてシリーズNo1の英雄Drizztを生んだ事で知られるR.A.サルバトーレ氏が手掛けている事でも注目を集めています。
また、38 StudiosはPS3タイトルの開発にも取り組んでいるなどの噂もあり動向に注目が集まるスタジオの一つですが、Denise Kaigler氏はスタジオのリードコーディネーターに就任し、”Copernicus”開発チームのコーディネートに携わる事が明らかにされています。
先日3D対応が正式にアナウンスされた「Gran Turismo 5」、クオリティやボリュームが素晴らしいのは事前情報からかなり伝わって来ていますが、やはりファンが気になるのはGT5をいつになったら遊べるのか?という事でしょうか。3D対応の発表によってリリースに関する遅れを心配する声なども聞かれますが、少し明るいニュースが飛び込んできました。
先日GamerLiveのインタビューにSCEAのプロデューサー今崎拓氏が登場し、GT5の3D対応について”とても困難な仕事だった“と発言しています。過去形!
今崎氏はゲームを3Dにする事はプロセスの中で1枚の出力を2つの画像に分割しなければならない事を意味し、クオリティを意地しながらこれを実現する事はプログラマーにとってとても困難な物だったと発言、しかしこれに併せてすでにGT5のプログラマー達が非常に優秀だと述べ、この作業が完了した事を明らかにしました。
よかった……3D化作業はとりあえず完了した様です、安心安心。多くのファンが首を本気で長くして待っている本作、海外ではリリースについて様々な憶測が飛び交っています。一説には6~7月のリリース準備が進められている!という噂や、販売サイトのplay.comには9月24日の文字、GameStopには11月1日の表記が発見され、リリース予想レースは盛り上がりを見せています。そろそろ……そろそろ公式の発表を期待したい所です。
リリースから2ヶ月あまりが経ち、どっぷりとPripyat観光を楽しんでいるStalker達が多いと思われるシリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」、1作目の前日譚が描かれた前作”Clear Sky”とは打ってかわって1作目の続編として作られた本作はこれまでの2作で培ってきたシステムを練り上げて快適なゲームプレイを実現した良作となりました。
本シリーズの魅力の1つに数多く作られるユーザーMODの存在がありますが、初代とClear Skyでもリリースされ、テクスチャやバグフィックス、新武器にサウンドなど大量の改善を加えた総合的な大作MOD”Complete”シリーズがCall of Pripyatでもリリースされる事がアナウンスされました。
これは”Complete”Modの公式サイトで開発の開始が発表された物で、リリース時期や内容についてはまだ明らかになっていませんが、おそらくこれまでリリースされた”Complete”シリーズと同様の物になると予想されます。Call of Pripyatにはまだいくつも大型MODが控えており、まだまだZoneでの眠れぬ夜は続きそうですね。
今週末にリリースが行われるとのアナウンスがされていた「BioShock 2」のDLC”Rapture Metro Pack”の発売が延期される事が昨日発売元の2K Gamesから明らかにされました。延期の理由や新たな配信日に関する詳細は不明となっています。
またBioShock 2の公式サイトでは、同作の映像作品コンテストの開催がアナウンスされています。これはユーザーメイドの映像作品を募る物で、優秀賞にはなんと賞金5000ドル(日本円で約46万円)と、BioShock 2のスペシャルエディションの紹介ビデオに登場した6000ドル相当のビッグダディのスーツ(日本円で約56万円)が賞品として授与されるとの事。これは欲しい!しかし、残念ながら日本からのエントリーは出来ないようです。なお受賞作品の発表は6月20日に行われる予定となっています。
プラチナゲームズが開発を進めている期待の新作「Vanquish」、まだ多くの謎に包まれたタイトルですが、ゲームのディティールや非常に豊かに感じられるモーションなどが確認出来るスクリーンショットが大量に登場しています。
スクリーンショットからは主人公がキック?やスライディング、滑り込みながらの射撃など非常に豊かなモーションやアクションが用意されている様子が確認でき、巨大な敵との戦闘ではQTEらしき動作も見られ、スケールの大きな世界観や爽快なアクションなどが想起される物となっています。
初代Half LifeをSource Engine上に復活させるMODプロジェクト「Black Mesa: Source」の最新スクリーンショットが先日公開されました。2004年にプロジェクトがスタートし、6年間という長い開発期間を擁している事やたびたび発生してきたプロジェクトの中断などから完成が危ぶまれている本MODですが、開発を行っているチームによるともうそろそろ完成が近いとの事で、今年中には遊べそうな旨が記されています。
数ヶ月前に公開された開発動画では完成はまだまだ遠そうな印象を受けましたが、今回のスクリーンショットではかなり開発が実際に動いた様子が見られます。いよいよ6年の歳月にピリオドが打たれる事になるのか、登場に期待です。
海外情報サイトのTheSixthAxisが、PS3がある時期にバックグラウンドでのゲームの自動パッチ機能を手に入れるだろうという匿名ソースからの噂を掲載しています。現在PS3に関わらず一般的なゲームではパッチの際に待っている必要がありますが、自動パッチの機能が実現されれば余計な手間や時間が省かれる歓迎すべき新機能だと言えそうです。
先日はまさかのLeft 4 Dead 2へのカメオ出演が明らかになったデッドライジングの主人公であり史上最強のフリージャーナリストでもあるフランク・ウェスト、L4D2以外にもタツノコVS.CAPCOMやロスト プラネット 2への登場も明らかになっている人気キャラクターの1人です。
そんな大人気のフランクさんについてストリートファイターシリーズのコミュニティマネージャーを務めるSeth Killian氏が言及、「好む好まざるにかかわらず日本のカプコンがフランク・ウェストを大好きな事は理解したよ」と発言、Killian氏がこの人気を若干不思議がっている様子が感じられます。さらに氏は「日本から見た典型的なアメリカ人像として愛されているんじゃないかな……わかんないけど」と人気を分析しフランクさんが今後も可能な限り多くのタイトルで姿を見せる事になるだろうと発言しました。
もしかするとKillian氏の感じている違和感はスシ!ニンジャ!ゲイシャ!フジヤマ!の様な、外国人から見た不思議な日本人像に私たちが違和感を覚えるような感覚をマイルドにしたような物なのかもしれませんね……。
やはり最近のフランクさんの出番の多さはキャラクターへの愛情と今後の戦略も意識した物の様子、海外情報サイトではこれらの事からフランクさんの「Marvel vs. Capcom 3」への登場は濃厚だろうと予想されています。肝心のデッドライジング 2にはまだ姿を見せていないフランクさんですが、この調子なら続編の方での派手な再登場というのもあり得るのかもしれません。
ファミコンで1987年にリリースされた初代ロックマンの登場からはや23年が過ぎました。シリーズは累計2800万本を売り上げ、ロックマンは126本のタイトルに登場しています。同シリーズはカプコンにおける最もタイトル数が多いフランチャイズで、その数は同社のもう一つ大きな柱であるストリートファイターフランチャイズの倍近い数となっています。
そんなロックマンにこれまでのキャラクターが総出演するようなタイトルの計画が進められているのかもしれません。これは、日本のカプコンが米国特許商標庁に「Mega Man Universe」というタイトルの商標登録を行った事が発見されたもの。
登録内容にはリテールとダウンロードの両方を含み、様々な用途とゲーム、スクリーンセーバー、音楽、壁紙や着メロなどを含む携帯アプリ的な内容も含まれています。タイトルに用いられたユニバースはMMO的なゲームを想起させる物でもあり、これまでのフランチャイズに登場した膨大な数のキャラクターを活かす物になるのかもしれません。
いずれ商標登録の段階ではありますが、3DSの登場やE3の開催など気になる要素は沢山あります。後々姿を現す事を楽しみにしておきたいと思います。
古くはフラッシュダンスやトップガン、近年ではパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズや本サイトでもお馴染みのプリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂などの誰もが知る大作を数多く手掛けてきた映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏がゲームが正しいフォトリアリズムの先端を行っているとの考えを明らかにしました。
さらにブラッカイマー氏は「私は次の10年で映画とゲームの差を説明する事ができない様になると本当に考えているんだ」と述べ、「ゲームはとてもリアリスティックな物なる」と語りました。近年ではヘビーレインやアランウェイクの様なシネマティックなタイトルも増え、ますます映画との境界線が(一見)薄らいでいるようにも感じられます。
先日、アメリカで最も有名な映画評論家であるロジャー・エバート氏がゲームはアート足り得ないとの発言しており、内外から大きな注目を集めています。エバート氏の論は非常に明快で腑に落ちる内容となっていますが、やはり映画評論家だけにアート=映画のバイアスが散見されます。そういう意味では今回のジェリー・ブラッカイマー氏の意見とは真逆の物と言えます。
ここではゲームと映画の違いというよりも派手で視覚的な娯楽映画を手掛けてきたジェリー・ブラッカイマー氏と、人種差別の問題や文学的な作品を深く評論し、そして自身もラス・メイヤー監督とタッグを組んでウルトラ・ヴィクセンを手掛けたクリエイターでもあるロジャー・エバート氏という、映画というメディアの中において象徴的に色の異なる2人の違いも見え隠れします。
そういった意味ではゲームも全く一様な物では無く、とても”ゲーム”という一言に分類される物では無いように感じます。ゲームとは何か、映画やアートとは何か、そもそもゲームとは何かに成る物なのか、そういった事をふと考えてしまう象徴的二つのニュースであるとは言えないでしょうか。
先ほどNatalのニュースをお届けしたばかりですが、「PlayStation Move」もその品質に期待が高まるニュースが聞こえてきています。イギリスはスコットランドのダンディーにスタジオを構えるデベロッパCohort StudiosがMoveの対応タイトルの開発を進めているようで、CEOを務めるLol Scragg氏がMoveを大絶賛する発言をしています。
Scragg氏は「PlayStation Moveは偉大なハードウェアの一つだ」「この感覚はファンタスティックなもので、信じられない程に正確だ」と語り、ハードウェアとライブラリも素晴らしく開発に問題は無かったと続けています。
さらに同氏はMoveとWiiの両方をかなり使い込んだ事を明かし、MoveがWiiよりもはるかに正確だったと強調しています。また、Z深度(奥行き)の認識も非常に正確であった事を加えています。
今年の年末商戦に向けPS3とXbox 360共に大きな力を入れているモーションコントール技術の登場ですが、マイクロソフトはProject Natalの対応ソフトがバグやパフォーマンスの不具合が発生する事の無いようNatal専門の認可チームを結成し、この技術的な認可要求をパスしなければタイトルをリリース出来ない事が明らかになりました。
これはヨーロッパのデベロッパー担当マネジャーのBen Board氏が明らかにしたもので、プレイヤーがいかなるゲームをプレイしていても安全に楽しむ事が出来るハードウェアとソフトウェアを構築する必要がある事を述べ、彼らが安全・完全性・整合性・方針を軸にした最小限の標準を設定した技術的な認可要件を定義した事が明らかにされています。
こういった品質管理によりNatalの対応タイトルにクラッシュやスロー、フレームレートの極端な低下などが発生しない堅牢で高クオリティな品質管理が言葉通りに実現されるならば、ユーザーにとっては大きなメリットになると言えそうです。
PC | PlayStation 4 | Xbox One | Wii U
PlayStation 3 | Xbox 360 | PS Vita | DS
Mobile | Movie | Rumor
Culture | lolol | Business | Other
RSS feed | About us | Contact us
かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
おこめ( Twitter ):メシが三度のメシより大好きなゲームあんまり知らないおこめ。洋ゲー勉強中。