幾つかのまことしやかな噂を経て、Bethesda自ら公式アナウンスが近いと明かした「Fallout: New Vegas」の新DLCですが、公式フォーラムにて”GT409″と名乗るユーザーが5月3日に公開されるQoreの最新エピソードにて新DLCとなる”Old World Blues”のプレビューが登場するとの情報をポストし、”あなたは科学者か、それともモルモットか”との副題も提示し注目を集めています。
第1弾DLCのDead MoneyはXbox 360が独占先行配信となりましたが、DLCとして登場が予想されている”Old World Blues”と”Honest Hearts”、”Lonesome Road”については3プラットフォーム同時にリリースされるとも言われており、続報の登場が待たれるところ。
なお、Dead MoneyではFather Elijahが”Big Empty”にある旧世界の悲惨な化学の墓地に宝があるとの記述が発見されており、Old World Bluesとの関連が予見されていました。さらにここに記載された”Big Empty”とは、旧Falloutシリーズの”3″となる予定だった”Van Buren”(※ 完成目前まで開発が進みながら2003年にキャンセルされた)に登場するMojave Wastelandのハイテク軍事研究施設”Big Mountain”の別名として知られています。
New Vegasを通じて描かれてきたVan Burenの世界がまた新たに掘り下げられる事になるのか、コンテンツの内容にも期待が高まる所です。
また、先日からFallout: New Vegasのデザイナーを務めるChris Avellone氏(かつて旧FalloutシリーズやIcewind Daleシリーズ、Neverwinter Nights 2、前述のVan Burenも手掛けたデザイナー)がTwitterのアイコンを変更、そこにはモニタに大きな目を映したAIらしき未見のキャラクターが描かれており、インゲーム画像とおぼしきこのイメージに注目が集まっています。
これまでVan Burenで果たせなかった世界背景を執拗に挟み込んできたNew Vegasですが、このアイコンも同様に、前述したハイテク軍事研究施設”Big Mountain”内に存在する戦犯と戦線離脱者を収容する刑務所施設Tibbets’ Prisonを支配するAI”Odysseus”では無いかと予想されています。
この”Odysseus”はVan Burenのテストクライアントに登場済みで、かつて資源戦争によって世界が崩壊する以前に、Big Mountainの秩序をMr. Houseと同様に大量のロボットで管理し、旧世界で最も強力な性能を持つAIとして知られながら、Van Buren本編では狂ったAIとして描かれました。
という事で、Big Mountainへまっしぐらな新DLCの符丁が並ぶ今回のニュース、Fallout正史ファンにはたまらないネタが山盛りですが、まずは正式アナウンスの登場に期待したいところです。
なお、Van Burenについて興味がある方は以前に紹介したFalloutの歴史記事にて、その概要をご紹介していますので、そちらを是非ご一読下さい。
連日怪しげな噂やフェイクが登場する時期に突入していますが、以前から何度か話に登っていたPC版「Red Dead Redemption」の噂が再び浮上、それによるとRockstarの広報がPC版Red Dead RedemptionがDirectX 11と3D立体視に対応し、新しいキャラクターと武器による拡張を含め、サーバ支援とPC向けに最適化されたマルチプレイヤーを搭載し、2011年8月17日にリリースされると語ったというもの。
やけに具体的な内容ではありますが、出自となったRockstar広報のJonathan Mops氏という人物が実在しているのか確認が取れていないこと、掲載した情報サイトが普段あまり見かけないサイトであるのを含め、既に各方面で波及し報じられている状況ながら、かなり信憑性は薄い話だと考えられます。ただし、PC向けに改善されたRed Dead Redemptionをプレイしたいと望むユーザーの声が多いのも事実で、真偽の程が気になるところです。
先日EADMの「Battlefield 3」ページに11月2日リリースの表記が登場し、注目を集めましたが、昨日ニューヨークで開催された”Ad Age Digital Conference“にElectronic ArtsのボスJohn Riccitiello氏が参加し、会場にてBattlefield 3が11月にリリースされるだろうと明言しました。
さらにRiccitiello氏はBattlefield 3に2~3億ドル規模の巨大なプロモーションを計画している事を明かし、現在のビデオゲーム産業における最も優秀なセールスを叩き出すCall of Duty新作との一騎打ちにも言及、Battlefield 3はCall of Dutyを現在の座から引き下ろす為に設計されていると発言しました。
Riccitiello氏はこの両者の戦いを”タイタン達の戦い”と表現し、”レッドソックス対ヤンキース”或いは”Microsoft対Google”だと例え、先月のGDCで語った”みんなヘビー級の戦いが大好きで、私たちは競いあう為にここに居る”と示唆したCall of Dutyシリーズとの勝負を、より具体的にはっきりと提示しています。
Riccitiello氏は同会場において、現在のビデオゲーム市場における消費者の規模が15億人だと述べ、スマートフォン産業の台頭によって今後3年から4年でさらにこの規模は増大し、30億人のプレイヤーを内包する規模になると発言、ここで改めてインゲーム広告の有用性を強調しています。
氏は人々がゲームをプレイしている場合、その人達は他に何も行わなず、ゲームに集中するが、テレビやインターネットを使用するユーザーはそれらのほとんどが常に他の何かを行っているとの見解を提示、EAが1995年に4000万人のスタティックな製品を楽しむユーザーを保持していた頃に比べ、現在は2億3300万人のユーザーに対してダイナミックなコンテンツを供給する能力を持っていると述べ、現在ではEAのサーバ上で一日に500万のユニークユーザーが1500万時間のオンラインゲームプレイを楽しんでいると、媒体としてのポテンシャルの高さを明らかにしました。
さらに氏はこれらのユーザーがオンライン上で過ごす半分の時間がマッチ前後のロビーであるとの推測と、前述の状況を踏まえ、「今日の消費者は広告に強く期待している、私たちは数年前にそれを理解していなかった」と発言、今後インゲーム広告が3年から5年の間に入札戦争が起こるような主要な広告媒体になると示唆、それを回避しまだ平穏な今の時期に参入を果たす事を勧めると会議に参加した広告主達に強くアピールしています。
近年EAはデジタル流通におけるセールスを飛躍的に伸ばしており、今回Riccitiello氏が言及したインゲーム広告の台頭への予見も含め、リテール販売からの脱却をより強固に進めている印象を受けます。Battlefield 3で挑むCall of Dutyとの一騎打ちに勝利し、新しい媒体としての成功タイトルを手に入れる事が叶うのか、今後の動向に注目です。
当サイトでは度々ご紹介してきた「Call of Duty: Black Ops」のスーパープレイ映像、開いた口が塞がらないアメージングなプレイの数々を相当数ご紹介した経緯もあり、ネタとして取り上げられる機会も徐々に減ってきた状況で、もう流石に出尽くしたかと誰しもが感じていた中、IGNがここに来てスーパープレイのTOP10映像を公開しました。
映像では跳弾トマホークやラジコンの複数キル、超長距離射撃にナイフ無双など、お馴染みのスーパープレイが続きますが、1位に選ばれたプレイが前代未聞のとんでもない状況になっており、今回のご紹介に至った次第です。一度でいいからこんなプレイを決めてみたい!
類を見ないゴシックなアートワークとユニークなゲーム性で注目を集める期待の続編「Alice: Madness Returns」、アートワークの数々はこれまでにも度々お知らせしてきた通り、かなり激しい邪気を放つ禍々しさとキュートさが同居する素晴らしい作品でしたが、公式サイトにまだ未見のアートワークが存在していたのを発見、今回はそれらをまとめてご紹介します。
先日は激しいレーティングサマリーの詳細も明らかになった、Alice: Madness Returnsのリリースは6月14日、対応プラットフォームはWindowsとMac、Xbox 360、PS3となっています。
ファンメイドのテーマとして抜群の人気を誇るストリートファイターシリーズですが、ポルトガルから新たな刺客が登場、恐ろしいゆるさでストリートファイターをモチーフにエクササイズを行うダンス映像が登場しました……。恐らくつっこみを入れたら負けだと思われますので、観念して諦念を胸にあるがままをお楽しみ下さい。春麗。
先日はグループB車両の登場が発表され、ジムカーナモードの搭載を含む6種類のノンラリークラスに9種類のラリークラスが楽しめ、前作から2倍以上に増やされたトラックを引っさげて登場するボリューム感満点のシリーズ最新作「DiRT 3」ですが、本日新たに雪原コースでのプレイを収めたスクリーンショットが公開、非常に美しい雪景色が拡がっています。
これ一本でラリーをお腹一杯楽しめそうなDiRT 3、リリースは5月24日の予定で、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PCとなっています。
RockSteadyが開発を進めているシリーズ続編「Batman: Arkham City」、今だに多くが謎に包まれた大作ですが、先日ワーナーがメディア向けに行ったイベントにてPC版Batman: Arkham CityのアドバンテージについてRockSteadyの関係者であるJax Dinn氏が言及、強力なPCがあれば全てが美しく見えると発言、Xbox 360とPS3は同等に見えるよう開発が進められているが、PCビルドが”それ自身のライフ”を持っていると語りました。
氏が”それ自身のライフ”と表現した内容がPC版に何らかの特別な追加要素を含んでいるか現状では不明ですが、映像的な強化が行われている事は容易に想像が出来、前作ではNVIDIAの物理演算PhysXを用いたど派手な演出が追加されていた実績があり、今回も何らか派手な追加要素の登場に期待したいところです。
本日午前中にお届けした「Assassin’s Creed III」のティザーイメージですが、怪しい臭いがするとお伝えしていた通り、早速作者がDeviantartで見つかりフェイクだったと判明しました。
と、そんな状況にタイミングよく、新作に関する信憑性の高い情報が登場、シリーズ新作のアートディレクターを務めるMohammed Gambouz氏自らがAssassin’s Creed IIIの舞台がアジアか南米になると発言しました。
これはUbisoftが昨日ミュンヘンで50人の招待ゲスト向けに行ったAssassin’s Creedのアート展会場で行われたインタビューから明らかになったもので、Gambouz氏は個人的に全く新しいものを行っていると述べ、恐らくUbisoftが今までに手掛けたことのないアジアか南米がセッティングの中心になると発言、「しかし、それは私が決定するものではない」と語った氏は今後数ヶ月の内に多くの詳細が発表される事になるだろうと明らかにしています。
アジアが舞台となる設定はオリジナルから既に登場しているネタですが、南米についてはこれまで全く言及されておらず、スペインとポルトガルによる南米の植民地支配などが関係すると考えれば相当に魅力的な舞台とも言えそうです。また、今回は昨日の展覧会に展示されたAssassin’s Creedのアートワークの一部もご紹介、相変わらずハイクオリティな仕上がりに次回作の登場にも期待が高まります。
近年のBioWareにおける中心的なフランチャイズとなったMass EffectとDragon Ageシリーズですが、「Dragon Age II」のローンチによりめでたく両シリーズとも続編が登場する運びとなりました。本日BioWareが両タイトルの続編リリースとDragon Age IIの100万セールス突破を祝い、なんと4月30日までにDragon Age IIを購入した全てのプレイヤーにPC版「Mass Effect 2」を無料でプレゼントする驚きのプロモーションをスタートしました。
これは全プラットフォームのDragon Age IIに適用されますが、入手できるのMass Effect 2はPC版に限定されている事にご注意下さい。また、入手にはBioWare Social NetworkとEAアカウントの登録が必要で、BioWare Social NetworkのキャンペーンページにてDragon Age IIに同梱されている”Black Emporium”の登録キーを入力する事で、PC版Mass Effect 2のダウンロードコードが発行されます。
その後、Electronic Artsが用意しているダウンロード機能を持つ管理ツールEA Download Manager上でコードを登録する事でダウンロードが可能になります。またその他の疑問については公式サイトにFAQページが用意されていますので、ご参照下さい。
Mass Effect 2は昨年の賞レースにて多くの栄誉に輝いた名作で、来るトリロジーの最終章Mass Effect 3の続報登場も近づく中、両シリーズが気になっている方には非常に嬉しいプロモーションと言えそうです。英語の壁は高いですが、勉強がてらハードなファンタジーとSFを体験してみるのもまた一考ではないでしょうか。
Splash Damageが開発を担当しているBethesdaの新作シューター「Brink」、個性的なアートワークに加えてEnemy Territory: QUAKE WarsやWolfenstein: Enemy Territoryで培ったマルチプレイヤー開発の経験を存分に活かした意欲作として、他のタイトルとは何かが違う異彩を放っています。
そんな本作のゲームプレイに関する特徴的な要素を判りやすく収めた新トレーラーが登場、パルクール的な挙動から豊富なカスタマイズ性、モロトフから近未来的なタレットまで登場する多彩な武器、自己蘇生やセカンドチャンス的なアビリティにハッキングまで、バリエーション豊かなマルチプレイヤーゲームが楽しめそうな予感に満ちあふれた素敵な映像となっています。
Brinkの海外リリースは5月17日、日本では5月26日の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
UPDATE:4月6日11:50
海外情報サイトのRock, Paper, Shotgunに掲載された未見のエリアとシーンを含んだ新スクリーンショットを追加しました。
以前ポーランドの情報サイトが動作環境の一部を掲載し、Steamにも同様の内容が掲載されていたシリーズ続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日CD Projektが遂に公式な動作環境を発表しました。
また、これに併せて数枚のスクリーンショットが公開、今作の舞台が確認できるマップ画面のイメージも登場しており、かなり広いエリアが舞台となる様子が見受けられます。今作ではUI周りも大きな改善が施されており、ファンタジーな雰囲気も抜群なインターフェースに5月17日リリースがとても楽しみです。
各動作環境とスクリーンショットは以下からご確認下さい。
これまで2本登場したアパーチャサイエンス社の創業者Cave Johnson社長による「Portal 2」トレーラーの新作が登場、今回は前作でもお馴染みのタレットが遂に家庭向けのリリースを果たし、社長が安全と警護の為に視聴者が何故投資するべきか、その有用性を高慢に説明しています。
アパーチャサイエンスは今回の家庭向けリリースにおいて様々なカラーバリエーションを用意しており、インテリアに合わせてタレットを選ぶことが出来、女性や子供達にも優しい安心のプロダクトとなっています。
という事で、相変わらず設定が面倒くさい或いは設定などない!なPortal 2のリリースは北米で4月19日、ヨーロッパは4月22日で、対応プラットフォームはWindowsとMac、PS3、Xbox 360となっています。迎撃されるAtlasとP-bodyの可愛いこと!
今月初めに開催されたGDC 2011において発表された新世代の「Unreal Engine 3」、DirectX 11機能をふんだんに盛り込んだデモンストレーション映像は世界中のゲーマーの度肝を抜く壮絶なクオリティでしたが、本日DirectX 11機能による新要素を含めた技術紹介映像が公開、それぞれの機能が判りやすい映像でまとめられています。
映像の前半にはGDCで公開されたデモンストレーションの解説が用意され、中盤からは既に実装済みの特徴的な要素を紹介しており、Gears of War 3に用いられる新機能や、ダイナミックな地形エディタ、flashベースのUI、オーサリングにまつわる便利な機能など、統合開発環境としてのUnreal Engine 3をたっぷりと紹介しており、ツールに興味のある方にはこれ一本でさらっと全体的な概要が掴める有用な映像となっています。
E3に向けて大作の発表が続々と登場している状況ですが、海外情報サイトのVGHQが情報筋から手に入れたという「Assassin’s Creed III」のティザーイメージを掲載、なんのヒネリもなくどーんとAssassin’s Creed IIIのタイトルが記され、フランス革命が舞台である事を示唆するこのイメージ、早速大きな話題となっていますが、フェイクだろうとの見方も強く真偽の程に注目が集まっています。
毎年この時期はこういった類の怪しげなリークのそれっぽさや、クオリティの高いフェイクもお祭りの1つだと言えますが、今回のイメージは正直な所それっぽさもクオリティも今一つのような気が!当たるも八卦当たらぬも八卦、でもフランス革命のプロットは正直面白そう……という事で、今後の動向に薄く期待です。
先日からトーナメントの模様をお知らせしてきたAlienwareが主催する最強の(人気的な意味で)デベロッパを決めるトーナメント企画「March Mayhem」ですが、先ほど遂に激しい戦いが終結、なんと優勝はインディタイトルながら今年の賞レースを席捲した”Minecraft”でお馴染みの「Mojang AB」となりました。凄い!
Mojang ABの優勝は決して運によるものではなく、第1回戦では任天堂を破り、2回戦にはバンダイナムコ、3回戦ではEpicを打ち倒し、続く4回戦ではObisidianを撃破、さらに準決勝では去年の覇者Valveを破り、ラストバトルとなった決勝戦では去年の準優勝を飾ったBioWareに勝利、ほぼ優勝候補ばかりとの連戦連戦を勝ち抜き優勝を飾ることとなりました。
人気投票による愉快な1企画に過ぎないMarch Mayhemですが、ユーザーからの投票による勝敗の行方はなかなかドラマチックでもあり、去年のZyngaの勢いなどを鑑みると、今年もビデオゲーム産業の潮流における”ある”側面を如実に映し出した物だとも言えそうです。
Minecraftで一気に人気デベロッパとして台頭し、今回の優勝である意味世界一の人気デベロッパとなったMojang ABの今後が非常に楽しみです。
今年2月に”Batman: Arkham Asylum”と「Batman: Arkham City」の空白を埋めるデジタルコミックがDCからリリースされる事をお伝えしていましたが、本日その一部が公開され、お馴染みPaul Dini氏とシリーズのコンセプトアートも手掛けるCarlos D’Anda氏による素晴らしいイメージが姿を現しました。
今回のデジタルコミックは5月リリースの予定で、1エピソードが8ページからなる小作品が6エピソードに分けて登場します。コミックでの物語には前作ではArkham Asylumの所長として、そして来るArkham Cityではゴッサムの市長に就任したクインシー・シャープが高い壁で完全に隔離されたArkham Cityを建設し、その統治をバットマンの正体を知るヒューゴ・ストレンジ教授に任せる過程が描かれるとのこと。
なお、今回ご紹介するイメージには前作Arkham Asylumのネタバレが含まれていますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
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