BlizzConで大々的に発表されたBattle.netのリニューアル、当サイトでもその概要やStarCraft IIから見られる新Battle.netの詳細など様々お伝えしてきましたが、まだまだ気になる事は山ほど残っています。先日ShacknewsがBlizzardで新Battle.netの立役者を担っているGreg Canessa氏にインタビューを行い、様々気になるあれこれについて質疑応答が行われました。本日はその内容をダイジェストでお知らせいたします。
まず前置きとしてGreg Canessa氏について少し説明しておきます。現在Blizzardで新Battle.netのオーバーホールに携わっているGreg Canessa氏は、なんとこれまではマイクロソフトでXbox Live Arcadeの責任者を務めていた方。なるほどBlizzardがこの大きな新サービスについてどれほどの力を注いでいるのか、非常によくわかる象徴的な人選だと言えます。 (続きを読む…)
去年のUbidaysで大きく発表されたBeyond Good & Evil 2、ラビッツシリーズやレイマン(実質は同義ですが)を手掛けてきたMichel Ancel氏の新作という事で期待を集めていましたが、北米Ubisoftの社長を務めるLaurent Detoc氏によると現在同タイトルのプロジェクトはストップしているとの事。ただしコメントからは開発を諦めている様子ではなく、なんらか後に繋げたいと願う様子がうかがえました。
現在Michel Ancel氏はUbisoftのMontpellierスタジオが開発を進めているRabbids Go Homeにデザイナーとして参加しており、いずれまた続報等があるのかもしれません。前作のBeyond Good & EvilはMichel Ancel氏らしいキュートで可愛らしいテイストに意外とシリアスな世界観やストーリー、そして多彩なプレイを盛り込んだ素晴らしい佳作でした。
発表時のイメージや後に発表されたトレーラーではこれまでのイメージも一新し、渋いハードボイルドなキャラクターや世界観で構成されており、さらに魅力的な作品になりそうな気配に満ちていました。それだけに今回のニュースは残念でなりません。プロジェクトが再始動する事を願って続報を待っていたいと思います。
かつて斬新なアイデアと緻密なグラフィック、個性溢れる魅力的なキャラクターと鬼のような難易度で多くのファンをとりこにしたアクションともRTSともちょっと違う不思議なプレイ感のコマンドスシリーズ。
Gamer.nlがコマンドスシリーズを手掛けたPyro Studioにインタビューを行ったところ、現在同スタジオが手掛けているCGアニメーション映画「Planet 51」のゲームタイトルの開発が終わったら、コマンドスシリーズの新作をやるよ!とのコメントがあった様子。
コマンドスシリーズは現在3作目までリリースされており、3作目ではそれまで2Dだったグラフィックが3Dになり、操作感やUIの問題、視点変更の判りにくさ等でファン達には不評でした。インタビューでは3を間違いだったとしてシリーズ2作目のようなプレイ感を目指す新タイトルを作るとの事で、今から続報が楽しみです。ぜひウイスキー(犬)が復活しますように!
近頃、ゲームをやっていてもあまり見る事がない?ような気がしないでもないゲームオーバー画面。しかし失敗の体験と言う物は良く憶えている物で、石の中に居たり、復活の呪文を書き間違えていたり、不思議といつまでも忘れられないものです。そんな訳で今日はVGChartzが選んだベストなゲームオーバー画面トップ10をお届けします! (続きを読む…)
ドイツのケルンで8月19日から23日開催されたヨーロッパ最大のゲームショー「gamescom 2009」様々なサプライズで世界中を熱狂させ、イベントも大成功の内に終わりました。
Koelnmesse GmbHからの発表によると、gamescom 2009の来場者数は245,000人、31の国から参加があり、458の企業が出展しました。17,000人のトレーダーが参加し、48ヶ国から4,000人のメディア関係者が出席、さらに出展者の90%が来年の出展を望んでいるとの事。既に来年のgamescom 2010も8月の18~22日に行われるだろうとコメントされています。今年のE3の来場者数が41,000人、去年のTGS 2007が193,040人となっており名実ともに世界最大のショーになったと言えそうです。
またgamescom Awardsも発表、結果は以下の様になりました。 (続きを読む…)
先日、新しい実績の存在からその姿を現したMass Effectの新DLC「Pinnacle Station」ですが、Eurogamerによると、新しいDLCは宇宙ステーションを舞台に13の戦闘シナリオが盛り込まれており、2~3時間のボリュームのゲーム内容になっているとの事。
また価格は400マイクロソフト ポイントでファイルサイズは237MB、スイスのオフィシャルサイトでは6月16日のリリース予定とされていますが、リリース日は明らかに間違いかと思われます。新しい実績等については前回の記事をご確認下さい。
とうとう2日間のイベントを終えたBlizzCon 2009、今年は大作のリリースを複数控えており、新情報やイベント等様々な発表が行われました。Blizzardの大本命とも言えるDiablo IIIも新クラスの登場やプレイアブル展示など、かなりの量の新情報が明らかになりました。本日はそんなDiablo IIIのちょっと気になるあれこれをまとめてお知らせします。 (続きを読む…)
BlizzCon 2009二日目の昨日、BlizzardのDustin Browder氏がStarCraft IIのマップエディタについて詳しく解説しました。同氏の解説によると、StarCraft IIのマップエディタは単なる”マップの作成”に留まらず、様々な機能を持った最も強力なソフトウェアだとの事。
なんと上の画像はStarCraft IIのマップエディタを用いてBlizzardの社員により作成されたStarCraft: Ghostです。端的に言うとこのマップエディタではFPSの作成すら可能だそうで、なんというか笑ったらいいのか感心すればいいのか判らないような壮大な自爆ネタにも思えますが、エディタの強力さは明らかにおかしなレベルの物である事がよく判ります。
StarCraft IIとマップエディタ、そして新Battle.Netの組み合わせでユーザーMODの販売が可能になるというニュースは先日お伝えしましたが、DotAやElemental TDの様なクオリティの物が作れるとしても、それが大きなマーケットとして正常に機能するのだろうかという疑問は正直ありました。ただしこれがここまで強力な物であるとなると話は別になってきます。オブジェクトの作成やインポート及びエクスポート周り、ボーンやアニメーション関係の処理、テクスチャ周辺の機能の充実度によっては大変な事になる可能性を大きく孕んでいます。
そして久しぶり?にその姿を公式に現したStarCraft: Ghost、これが只のジョークではなくプロジェクト生存の公式なアピールであるとすれば、”世界でないでないタイトル”の巨星の一つであるDuke Nukem Foreverと共に、改めてその姿を神々しく屹立させる事になったと言えるでしょうか。というかボケのスケールがでかすぎて、Blizzard…お美事、お美事にございまする……orz
gamescon 2009では新キャラクターも登場し、前作に新DLCの噂も囁かれるシリーズ最新作「Mass Effect 2」ですが、BioWareのJesse Houston氏がVG247に語ったところによるとMass Effect 2は30FPS固定の動作になってしまうそうです。同氏によると「最も良いと思われるシューターを見ると、それらは30FPSで動作している。私たちは同じ事をしたまで。」との事で、確かにハイクオリティな映像を実現しているMass Effect 2、こういったトレードオフは残念ですが仕方のない事なのかもしれません。
Mass Effect 2は2010年リリース予定で、対応プラットフォームはPCとXbox 360となっています。
先ほどお知らせした新Battle.Netの情報ですが、明らかになったStarCraft IIと新Battle.NetのUIを勝手にあれやこれや画像に説明を加えてみました。見た感じかなり完成度の高い状態に仕上がっている様に見受けられます。そして新機能の数々は本当に使い勝手が良さそうでゲーム自体が新Battle.Netによって何倍も楽しくなりそうな気配がぷんぷんとします。
前の記事で明らかになった情報を簡単にまとめると……。
・アカウント単位でのゲームタイトルやステータス、実績等の管理
・実績システムの実装
・マッチメイクの改良
・ラダーシステムの大幅な改良
・ゲームタイトルを超えたインスタントチャットが可能
・ユーザーが作成したカスタムマップの支援
・ユーザーMOD(マップやアイテム)の販売が可能
・Battle.Netに接続をしない状態でもゲストアカウントでシングルプレイを遊ぶ事が可能
以上の様な内容になっており、さらに細かな機能や使い勝手の向上など多くの進化を果たしている様子です。さっそくですが、まずはチャット画面の説明からスタートです。 (続きを読む…)
現在開催中のBlizzCon 2009でDiablo IIIのクラスにbarbarian、witch doctor、そしてwizardに続く4番目の新クラス「monk」が発表されました。monkは近接戦闘重視のクラスでbarbarianより体力的におとり、その変わりにスピーディなクラスとなっているようです。
さらにmonkの攻撃はコンボ・システムが採用されています。例えばスキルの一つである”Way of the Hundred Fists”は3段階の連続攻撃で構成されており、ダッシュ>多数の的への攻撃>エリアエフェクト攻撃という風に連続で行われます。他にもデバフ系のスキルや爆発系のスキル等も用意されており、これらも同様に3段階のコンボ攻撃で構成されています。
この一連のコンボはマウスのクリックだけでサイクルする様になっており、この3段階のコンボのそれぞれの段階を他のスキルと入れ替えて利用する事が可能です。1番目をデバフスキル>2コンボ目をHundred Fistsの多数の的への攻撃>3番目を爆発系のスキルで構成、といった様に自由な組み合わせで戦闘スタイルを作る事が可能です。
ちなみに、会場では質疑応答でアマゾンクラスについて質問され、BlizzardのJay Wilson氏は「それは来年まで極秘にしていなければいけません」とコメントした様です。来年に新クラスアナウンスだとすると、リリースはまだまだ先になりそうですね。
続きではさらに各スキルの詳細やコンボの内容と映像などをご紹介します。 (続きを読む…)
以前新種族の追加とCataclysmが拡張パックの名称ではないかとの噂をお伝えしましたが、噂は本当だった様です。昨日から開催されているBlizzCon 2009でBlizzardはWorld of Warcraftの新拡張パック「World of Warcraft: Cataclysm」を発表しました。
新しくAllianceの種族にWORGEN、Hordeにはgoblinの2種族が追加、新モンスターや新ダンジョン、レイドコンテンツの追加、フライングマウント、百を超える新クエストに新しいarcheology skill、そしてレベルキャップが85に引き上げられています。
さらに様々な要素が追加されコンテンツも改良されている新拡張パックWorld of Warcraft: Cataclysm、残念ながらリリースについては詳細はまだ明らかになっていません。
カリフォルニアのアナハイムコンベンションセンターでいよいよ始まったBlizzCon 2009、様々な新情報が発表されています。まずは新しく生まれ変わるBattle.Netの情報をお届けします。
BlizzCon 2009でBlizzardのRob Pardo副社長が登場し、2003年にリリースされたWarcraft III移行触れられてなかったBattle.Netのシステムを一新する事を発表しました。現在Battle.Netの会員数はWoWの会員数(1200万)よりも50万人多いそうで、これらを全てのプレイヤーがタイトルを超えて一つのコミュニティに集約されるそうです。
新Battle.Netでは様々な機能が追加され、ゲームタイトルの自動更新やクラウドコンピューティング化、プレイヤーの進捗状況などはアカウント単位で管理されるので、遊ぶ場所やPCを変えてもアカウントさえあればどこでもプレイ可能になります。さらに実績システムも実装され、StarCraft IIでは兵士のデカールなどが実績によりアンロックされるとの事。
マッチメイキングもより良く改良され、他のプレイヤーの対戦を観戦する事もできるようになり、プレイヤーのスキルレベルに合わせた快適な対戦が実現できるようになっています。さらにこれまで敷居の高かったラダープレイはより広いプレイヤーに向けた物になります。プレイヤーはそれぞれのスキルに基づいて約100段階のリーグに振り分けられます。リーグではシーズン・トーナメントが行われ、それによりプレイヤーのリーグ昇格や降格などが行われることになります。こういったシステムにより、以前よりもスキルレベルの近いプレイヤーとゲームを楽しむ事ができるようになります。
さらに新Battle.Netでは友人等プレイヤー間のコミュニケーションやゲームプレイも大幅に改装、より簡単に友人と遊ぶ事が出来るようになります。フレンド登録した友人達の現在遊んでいるタイトルが判るようになっており、即座にそこへ参加する事が可能になっています。さらに、ゲームタイトル間を超えたチャットが可能になり、Battle.Net内でフレンドにメールを送る事も可能です。
さらにRob Pardo氏は新Battle.Netにおいて、カスタムマップの作成者達のサポートについても言及、StarCraft IIのマップツールは以前の物よりもさらにパワーアップしているだけでなく、作成したカスタムマップを新Battle.Netでは簡単に公開できるようになっています。そしてカスタムマップにはプレイヤーからの評価やコメントが付けられるようになっています。さらにはStarCraft IIのマップやアイテムなどを販売するマーケットプレースも予定されており、カスタムマップの販売によりマップ制作者は報酬を得られるようになるとの事です。
Rob Pardo氏はこういった改装によりタイトルを長寿化、また古いタイトルも拡張される事で多くのプレイヤーが楽しめる様になるだろうと発表を締めました。
想像以上の機能の充実に正直驚きを隠せません。Blizzardがいよいよコミュニティ運営に本気を出し始めた事で、今後のタイトルがさらに魅力的に見えるようになる事は間違いなさそうです。
“タイタニックの”と言うよりも今回は”アビスの”と言った方がしっくりくるジェーム・スキャメロン監督が長年温めてきたSF超大作「Avatar」、ゲームも映画公開に併せて開発が進められており、gamescom 2009でそのプレイ映像が公開されました。
一瞬レンダー映像かと見まごう美しさですが、なんとインゲームのプレイ映像という驚くべきクオリティ、惑星パンドラで繰り広げられるパンドラの住人と人間との戦いは高いレベルでファンタジーとSFが融合されており、一体どのようなストーリーが繰り広げられるのか今から楽しみです。
アクションアドベンチャーのAvatar: The GameはCo-opプレイにも対応しており、開発を手掛けているのはUbisoftのモントリオールスタジオ、対応プラットフォームはPC、PS3、Xbox 360、Wii、PSPとなっており、PS3とXbox 360ではなんとanaglyph 3Dを利用した3D映像にも対応しており、リリースは2009年11月の予定となっています。
現在開催中のgamescon 2009でなんとナムコがパブリッシャーを務める事になった、ウクライナのGSC Game Worldが開発を手掛けるシリーズ最新作「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」、チェルノブイリの事故後のロシアを舞台に容赦無いバランスや異様に高い”そこに居る感”、そして魅力的なシナリオなどで世界中にコアなファンを擁する硬質でハードコアなFPSタイトルです。
そんな最新作の雰囲気をばっちり表現している映像がgamescon 2009で公開されました。 GSC Game WorldオリジナルのエンジンX-Ray V1.6が描き出す空気感や日中の光、そしてシリーズを通して特徴的な夜の容赦無い暗さ、映像の後半ではファン感涙のプリピャチ市内がたっぷり描かれているのも期待を煽ります。相変わらず建造物の完成度も素晴らしい物になっています。
RPG的な要素もあるファーストパーソンシューターS.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyatは2009年11月、PCで発売の予定となっています。
gamescon 2009で発表されたCryEngine 3のデモンストレーションでは、マルチプラットフォーム対応に大きな進化と完成度の高さが感じられ、PS3上で非常に美しく滑らかに動作しているプレイデモも非常に衝撃的でした。
さらに今回はCrysis 2についてもプレゼンテーションが行われ、新しいナノスーツに関する映像が発表されました。前作からナノスーツもバージョンアップがされた模様でNanosuit 2と名前が新しくなっています。元々ナノスーツの多彩な機能がゲーム性に大きく影響を与える本シリーズ、ナノスーツの進化でゲームプレイにも新たな要素などが追加されるのかもしれませんね。
現在ケルンで開催中のgamescom 2009でActivisionは現在開発中のModern Warfare 2にテクスチャストリーミング機能を追加した事を明らかにし効果を確認できる画像を公開しました。
テクスチャストリーミング機能をONにする事でより高精細なテクスチャが利用可能になり、画像の人物の頭部や戦闘服の繊維の質感に注目するとかなりのディティールの差が確認できます。以下に2枚でONとOFFを比べた画像を並べておきます。上がテクスチャストリーミングONの画像、下がOFFになります。
同様に全景を見た場合の比較画像もご覧ください。先ほどと同様に上がON、下がOFFの画像となっています。
さらに大きな画像は以下のリンクで確認できます。
・ON画像
・OFF画像
ちなみにこの画像の人物はソープだそうで、なんというか随分立派になったというかソフトモヒ……。さて、Modern Warfare 2ではCoD4と同様にInfinity WardによるオリジナルのIW4.0エンジンが利用されていますが、やはりエンジンの拡張は行われいる様子ですね。期待の注目タイトルModern Warfare 2は11月10日リリースの予定で、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
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