ポーランドのReality Pumpが開発を手掛けるオープンワールドタイプのRPG「Two Worlds II」、幾度かの延期を経て今年の5月には9月14日にリリースされる事が決まった事をお知らせしていましたが、その後新たに変更が加えられ、ヨーロッパで9月17日に、北米で10月5日のリリースが改めて発表されました。
今作ではAIシステムが完全にオーバーホール、グラフィックエンジンも新しい物に刷新した事でかなりビジュアル的な強化が果たされ、前作でもバリエーションの多さが特徴的だった魔法システムの改善と拡張や、新しくアイテムのクラフトシステムが登場するなど、ゲーム性も幅を拡げているようです。
新エンジンとなる”GRACE Engine”では、動的な光源の強化や、ディテールの細かい視差遮蔽マッピング、24bit計算のHDRポストプロセスにアンビエントオクルージョンなどが実装され、技術的にも注目の内容となっています。
また、少し古いニュースになりますが、今作ではオリジナルと同様に8人対応のCo-opプレイが実現されている事がPAX Eastにて発表されています。さらに、マルチプレイはCo-opだけでは無く、ソーシャルな側面が強化された”Village mode”と名付けられた新モードが登場。外部の村との公益を行ったり、村を襲う強盗達を相手にするようなクエストが用意されている事が明らかになっています。
先日開催されたPAX Prime会場にてスクウェア・エニックスが「Deus Ex: Human Revolution」と”Final Fantasy XIV”のカンファレンスを行い、ステージで上映されたデモンストレーションの様子を収めたGamespotの映像がDeus Exの公式フォーラムで公開されました。
映像はかなり暗いながらも、gamescomやE3時よりも新しいビルドの様子で、未見のUIや以前のデモンストレーションで見られた変形ロボットとの戦闘以降のシーンも収められた興味深い内容になっています。なお、デモのボリュームは25分にも及び、本作のプレイ感を掴むには十分な物。本作に興味のある方や旧Deus Exが好きだった方には必見の動画となっています。
アラブ首長国連邦でゲームメディア等の審査を行うNational Media Councilが「Mafia II」の国内販売を禁止した事が明らかになりました。この決定の理由については発表されていませんが、アラブ首長国連邦では”Darksiders”、”Heavy Rain”、”God of War III”、”Mass Effect 2″といったAAAタイトルも同様に発売禁止とされており、性的な描写や暴力表現、宗教的な内容などが審査に影響を与えているのではないかと予想されます。
Irrational Gamesの新作として、そして”BioShock”シリーズの新作として世界中の期待を集める「BioShock: Infinite」、PAX Prime会場ではGI誌の素晴らしいカバーアートとプレイ映像が登場(プレイ映像は未公開)した本作ですが、昨晩GameInformerにて最新のスクリーンショットが3枚登場、トレイラー映像でもちらりと登場した”Handyman”の姿も確認できる必見の内容になっています。
またイメージにはコロンビアの屋外環境が描かれており、コロンビアの新聞の見出し等からは1900年代初頭のアメリカ例外主義の強度も垣間見られる興味深い物。またGameInformer誌最新号の特集では主人公”Booker”とエリザベスを追う30フィート(約9m)のベヒーモスの姿なども収められているとの事。
CrytekがCryEngine 3による開発を進めている期待の新作「Crysis 2」、圧倒的な映像表現で知られる本作ですが、新たにドイツの情報サイトにてパーティクル処理やポストエフェクト、印象的なライティングを実現するLight Propagation Volumes、高品質な被写界深度などのパワーが感じられる素晴らしいスクリーンショットが数枚公開されました。
残念ながら2011年度Q4(2011年1月1日~3月31日)に延期されてしまった本作ですが、Crytekのブラッシュアップに期待してリリースを待ちたいと思います。
6月末にリリースされたRavenの最新作”Singularity”、ユニークなアイデアに満ち、メディアやユーザーの評価は悪くない(※ Metascoreは78)ものの、残念ながらセールスは奮わず、北米でのXbox 360とPS3を足した販売本数が11万本前後と絶望的な結果となってしまいました。
さらにWolfensteinやHeXenシリーズなどで深かったidとの関係も、来る新エンジン”id Tech 5″がBethesdaタイトル以外では利用できない事が明らかになり、Wolfensteinシリーズについてもidによるリメイクが行われる事が明言、さらに前作Wolfensteinのリリース後には大規模なレイオフも敢行され、老舗デベロッパのRavenの安否が心配な状態が続いていましたが、FPSタイトルの新作を計画中か?との噂が聞こえてきました。
これはLinkedInの求人ページにてRavenがLead Game DesignerとFX artist、さらにUI Software Engineerを募集している事から明らかになった物で、募集要項からはFPSジャンルの未発表タイトルで、Xbox 360とXbox Live、そしてPS3とPSNでの開発経験が求められている事からマルチプレイを含むタイトルである事が考えられ、IP関係の事も踏まえ海外ではこれが”Singularity 2″ではないかと予想されています。
厳しい状態が続いているRaven Software、復活は果たされるか今後の動向に注目です。
マルチプレイ要素のお披露目から大量の情報が連日明らかにされているTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」、今回はここ数日で明らかになった新情報をまとめて一気にお知らせ。PC版にのみ用意される特徴やWii版に用意される驚きの新機能、さらには新登場のアタッチメントを利用する様子などが収められたプレイ映像にエンブレム編集の詳しい様子、さらにオマケにまさかのスーパーファミコン版”Call of Duty: Black Ops”リリース?まで盛りだくさんな内容になっています。
先日の特大サプライズで世界中の度肝を抜いた「Duke Nukem Forever」の復活劇ですが、先ほどさらに驚きの事実がGearboxのボスRandy Pitchford氏とデュークの産みの親である3D Realmsの共同創設者Scott Miller氏から発表されました。その内容はDuke Nukem Foreverを含めた今後登場する全ての”Duke Nukem”商標のIP(知的所有権)をGearboxが取得したという物。
3D RealmsのScott Miller氏は壇上にて、Gearboxが継続的な情熱を持って長年の遺産とブランドを手に入れたと述べ、同じく共同創設者のGeorge Broussard氏は「Gearboxは”Duke Nukem”ブランドにふさわしい唯一のホームでした」と述べ「彼らは才能に満ち、ブランドに対する完璧な視点と理解を有しています」と続けています。
今年の2月にGearboxのロゴが入った”Duke Nukem Forever”のプレイ映像がリークされて以来、Duke Nukemらしいと言えばらしいプロレスが続けられていただけに、IP全体の移行はまさにサプライズ!こうなればいよいよ”Duke Nukem Trilogy”が日の目を見る事もあり得るのか、今後の動向が非常に楽しみな展開になってきました。
なお、王が帰還なされるDuke Nukem Foreverは2011年の春リリースを目指しており、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、そしてPCとなっています。
第4弾のDLC”Claptrap’s New Robot Revolution”の登場が控える「Borderlands」、開発を手掛けるGearboxはまさかの”Duke Nukem Forever”の復活を担うという大役を果たしつつある事が明らかになり大きな注目を集めています。そんな中、PAX会場にてBorderlandsにも大きな動きが用意されている事が明らかになりました。
GearboxのCEOを務めるRandy Pitchford氏は会場にて、Xbox 360とPC、PS3の全プラットフォームにオリジナルゲームのバランス調整とレベルキャップ上昇を含めた無料アップデートをリリースすると発表、新レベルキャップが69になる事が明らかにされました。なお、これに伴い新DLC”Claptrap’s New Robot Revolution”でのレベルキャップ解放は行われない事になります。
DLCを持たない全てのプレイヤーにレベルキャップ解放が適用される事となるこの素晴らしいアップデート、登場はBorderlandsのGOTYエディションがリリースされる10月12日の前後が予定されています。
現在シアトルで開催中のゲームイベントPAX Primeにて、今朝方Irrational GamesとGameinformerが共同で行ったパネルで「BioShock: Infinite」を描いたGI誌最新号のカバーアートが公開されました。エリザベスと奇怪な巨人が描かれた上図の決定稿以外に2案の別デザインも公開され、1900年代始めのコロンビアで発刊されたであろう雑誌をイメージして制作が進められた事が明らかにされています。
今回の素晴らしいカバーアートは1728年にアメリカで創刊され、BioShock: Infiniteの舞台となる1900年頃に大衆紙として広く知られたThe Saturday Evening Post誌(とりわけ1916年以降のノーマン・ロックウェルを起用した表紙で知られる)を強くイメージした物になっており、当時の社会状況を色濃く反映したIrrational Gamesのタイトルにぴったりの内容になっていると言えます。
また、会場ではBioShock: Infiniteのプレイ映像も初公開されており、こちらも続報あり次第改めてお知らせいたします。
先日満を持して発表されたAmerican McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」、カルト的な人気を誇るアリス イン ナイトメアの続編として期待される本作ですが、American McGee氏がEurogamerに対して本作のレーティングについて「Mレーティング(17以上対象)目指すが、そのためにゴア表現を激しい物にはしない」と発言しました。
American McGee氏はその代わりにコンソールの新しいオーディエンスに対して、本作がアダルトで成熟した内容を提示すると発言、ゴア表現でMレーティングを実現するでじゃなく、成熟した大人向けの”内容”を以てMを狙う事を明言。氏はアリスが幸福或いは安易な人生を送っていない事を付け加えています。
すでに氏は本作の世界をフリーメイソンや薔薇十字軍などのオカルト的な思想と共にユングの心理学等に基づいて徹底的に世界観を再構築すると発言しており、今回も十二分にカルト的な素地を持ったタイトルとして開発が進められている様子が感じられます。具体的なゲーム内容の続報が待たれるAlice: Madness Returns、今後の動向に注目です。
Runicが開発中のハック&スラッシュタイトル続編「Torchlight II」、今作ではキャラクタークラスが全て刷新され、性別やキャラクターカスタマイズの導入、そして待望のマルチプレイが実装される注目のタイトルです。
現在開催中のPAX Prime会場ではすでにプレイアブルの状態で展示、しかも会場内でのマルチプレイが可能な状態になっているとの事で、キャラクタークラスやスキルシステム、カスタマイズといったプレイ内容に関する以下の様な情報が明らかになっています。
- ブースのデモステーションでは5台のPCがマルチプレイで繋がれ、他プレイヤーとの冒険が楽しめた
- Torchlightの街が再び登場、外部世界の探索のポータルとして位置づけられる
- Torchlight IIのキャラクタークラスは4クラスで、RunicはPAXで2クラスを明らかにした
- キャラクター作成は性別と顔周りの基礎的なオプション、ヘアスタイル、ヘアカラーが設定可能
- 新クラスの1つは”Railman”、タンクとエンジニア職を混ぜた様なスタイルで、スチームパンクなパラディンといったキャラクター
- もう1つのクラスは”Outlander”で、ローグ風の近接戦闘が得意ではないクラスで銃が得意武器
- 探索はDiablo IIに似ていて、拠点と戦場のテレポートは容易
- スキルツリーは一般的なスタイルの物だったが、現状は実験中との事
- 戦闘は前作の経験者であればスピーディになったと感じられる
- ビジュアルデザインは前作に似た雰囲気を保っている
- しかしアニメーションは前作よりかなり詳細な物で、小さなイースターエッグに満ちている
- Runicは前作を11ヶ月で開発したが、RunicのボスMax SchaeferはTorchlight IIを18ヶ月で仕上げたいと発言している
- リリースは2011年の3月~4月を目標としている
昨晩BioWareの公式TwitterがPAX会場の「Dragon Age II」ブースにて女性主人公(キャラクター作成時に性別が選択可能)を発表する事をtwitしました。
こちらはすでに会場にて展示してあるとの事で続報待ちの状態ですが、これ以外に会場から複数の新情報が登場しており、PS3版の展示が行われるなど注目すべき内容が明らかになっています。詳細は以下からご確認ください。
- 会場にはPS3版Dragon Age IIがプレイアブル展示、ゲームプレイはXbox 360と同一の物に見えた
- 会場には女性版主人公の姿が展示、プレイヤーはキャラクター作成時に顔の調整が可能
- PAXのデモはローグと20のhurlock達の間に起こる戦闘からスタート、ローグは機敏な動きで、敵を転ばせることが出来、ショートソードの2刀流で戦闘を行っていた
- ローグはテレポートアタックが可能で、クローク、スタングレネードの投擲、近接時は剣で戦闘を行う
- 敵のターゲット選択はD-padで行う
- Dragon Age IIの開発チームの90%が前作の開発に関係したスタッフ
昨晩深夜に2Kが改めて発表したGearbox開発による「Duke Nukem Forever」、3DRealmsによる1997年の発表から早13年、その間数度のエンジン変更や延期とトラブル、Take-Twoとの開発資金に纏わる軋轢や3DRealmsのスタジオ閉鎖等、一度しっかりその歴史を整理しなおす必要がある程に波瀾万丈な歴史を経て来ました。
そんな本作もとうとうしっかり物の出来る子なGearboxの手に渡り、今度こそリリースの実現は間違い無いと思われます。という事で、王の中の王デュークの帰還がいよいよ果たされる事となったDuke Nukem Forever、すでに会場ではプレイアブル展示が行われ、各メディアから山の様な情報が明らかにされつつあります。
今回は一先ず会場から明らかになったDuke Nukem Foreverの情報や直撮りイメージをまとめてお知らせ、今後どんどん登場するであろう続報に備え現状を整理しておきたいと思います。大量の詳細は続きからご確認下さい。なお、タイトルの性質上、一部不適切な表現がありますので閲覧にはご注意下さい。Hell Yeahhhhh!
先日PSM3誌のリークイメージからマルチプレイの登場が噂として囁かれているRocksteadyの次回作「Batman: Arkham City」ですが、昨日英OPM誌が発売、OPM公式サイトではポッドキャストも公開され、OPMのインタビュー記事も登場、さらにOXM誌も登場した事から本作に関する多くの情報が明らかになりました。
OPMのポッドキャストによると、来年秋の発売予定とされている本作は既に一通りの開発が完了しているとの事で、オープニングからエンディングまでプレイ可能な状態にある事が明らかにされています。今後は来年秋のリリースに向けて、ブラッシュアップと新要素の追加を進める段階に入るとの事。
また、本作の新たな舞台となるアーカムシティはサンドボックス化された街になる事が明言され、プレイボリュームは実に前作の4~5倍にも及ぶ巨大な物になるとの事で、ジャストコーズスタイルに強化されたグラップルフックによりプレイスタイルがより幅広い物になる模様です。さらに改めてCo-opプレイの可能性を示唆する様な情報も登場しており、確かに巨大なボリュームのタイトルになる要素に溢れている様に感じられます。各所から明らかになった新情報は以下からご確認下さい。
- グラップルフックはジャストコーズスタイルに強化され、張ったロープを伝い移動する事が可能
- 壁の向こうの敵を攻撃するパンチが登場
- Zsaszが電話ボックスから掛けるイタズラ電話の相手が翌朝には死ぬという事件が発生、Zsaszを追うサイドミッションが用意されている
- キャットウーマンがバットマンと全く同じアクションを見せ、闇に消えたシーケンスが確認されCo-opの可能性を暗示、Rocksteadyのコメントは”まだ今は話す事は出来ない”
- アーカムシティに降る雨の中、ずぶぬれで一人立つハーレクインの姿が確認された
- Batman: Arkham Cityはサンドボックスタイトル、RocksteadyのSefton Hill氏が明言
- バットマンのアクションは前作の2倍
- Rocksteadyは本作の為にモーションキャプチャースタジオを新たに併設した
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