先日は追加キャラクターDLCによるジルとシュマゴラスが同梱される限定版の登場など明らかになり、いよいよ現実的なリリースが近づいてきたvsシリーズ最新作「Marvel vs. Capcom 3」ですが、カプコンのVPを務めるChristian Svensson氏が開発の完了を報告、2011年2月15日のリリースに向けESRBのレーティング段階に移行した事が明らかになりました。
これはCapcom-Unityのフォーラムで報告されたもので、Svensson氏による幾つかの質疑応答も行われ、ライセンスカードシステムが先日発表された物から変更が無い事、PC版リリースの可能性が無い事、マキシモの登場が無い事などが明らかにされています。
果たして更なるキャラクターの登場はまだ残されているのか、Marvel vs. Capcom 3のリリースは2011年2月15日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
12月11日に開催されるSpikeのVideo Game Awards(以下:VGA)ではギレルモ・デル・トロ監督の新作やBioWare新作、Batman: Arkham Cityのプレミアなど、アワードの発表だけでなく多くの注目作の発表が控えていますが、昨晩新たなティザー映像が登場、映像にはさらなる発表が控えている事を示唆するイメージが思わせぶりに混ぜ込まれており、Valveの関連タイトルかと予想されています。
映像には前回のBioWareのトレーラーと同じく”注意深く見ろ”との言葉が記され20秒地点前後に表示される一枚のイメージには感染とゾンビを想起させる内容が描かれ”1 of 3″(3の内の1つ)の記述が見られます。感染とゾンビが示唆するタイトルという事で、やはり海外ではLeft 4 Deadシリーズの新作かと予想されています。
また12秒地点前後、Final Fantasy XIIIとStarcraft IIのイメージの間に謎の放射能マークが登場、ここには”3″の文字が印象的に描かれており、少し無理矢理な気がしないでもありませんがHalf-Lifeエピソード3或いはHalf-Life 3では無いかとの予想と前述の”1 of 3″の文言を併せて新しいオレンジボックスの登場とも予想されています。
さらにトレーラーに混じるノイズの中には別の”3″も混ぜ込まれており、一環して”3″の数字が強調されている事が判ります。一体この3が何を意味するのか、VGAで行われるプレミアセクションの発表が今から楽しみです。
なお、このティザートレーラーは近年トリプルAタイトルのプロモーションでは恒例になりつつあるフットボール試合での上映も行われる(恐らくNBCサンデーナイトフットボール)との事で、トレーラーに使われたAphex Twinの楽曲や、舞台プロデュースを第82回アカデミー賞のディレクターを務めたハミッシュ・ハミルトン氏が務めるなど、ゲームの一年を締める象徴的なイベントとして年々豪華に成長している様子が見受けられます。
海外メディアではこの動きに批判的な意見も一部見られる様ですが、この所謂メディアの巨大化と一般化が何を映し出しているのか、開催まであと20日を切った今年のVGAはゲームタイトルの発表だけではない側面でも見るべき点が多そうです。
近年AAAクラスのバジェットで大きな成功を収めるタイトルがゲーム産業全体を席捲する中、イギリスでは多くのレイオフが吹き荒れており、国家的な問題として語られるシーンを多く見かける様になりました。
ここ最近doope!でお知らせしただけでもMotoGP 09/10を手掛けたMonumental Gamesの大規模なレイオフ、スクウェア・エニックス傘下のBeautiful Game Studios、APBを手掛けたRealtime Worldsの閉鎖、ワイプアウトを手掛けたStudio Liverpool、Ignition Entertainmentのロンドンスタジオなど、レイオフが相次いでおり、イギリスの中堅デベロッパにおけるビジネスが非常に厳しい状況を迎えている事が見受けられます。
そんな中、DirtシリーズやF1 2010、Operation Flashpointシリーズなどで知られるCodemastersが100名規模の雇用を視野に入れたリクルートイベントを来週水曜日、リバプールのCrowne Plaza Hotelで開催する事が明らかになりました。また丁度Developのリバプールカンファレンスに先だって行われるスケジュールとなっており、開発者がアクセスしやすい日程となっています。
イベントでは各部署からの代表者が登場しプレゼンテーションが行われ、F1 2010を手掛けたCodemasters Birminghamからはスタジオマネジャーを務めるAlex McLean氏、上級プロデューサーのPaul Jeal氏、チーフゲームデザイナーのStephen Hood氏、技術ディレクターを務めるDavid Percival氏が登壇。
また、CodemastersでEGOエンジンの開発を主に手掛ける中央技術部門からはマネジャーのChris Brunning氏と最高技術責任者のBryan Marshallが登壇、その他多くのスーパーバイザーやアーティスト、DiRTとGRIDチームの開発者などもイベントに登場する予定との事。
Codemastersの人材サーチオフィサーを務めるSimon Miles氏、CodemastersがAAAタイトルに取り組むチームを構築する100以上の機会を持っており、最近のスタジオレイオフに影響を受けた人々からの応募を歓迎するとコメント、イギリスが擁する開発者の人材は世界で最も優れており、現在の産業が厳しい次期であるものの、イギリスにはまだ大きな業績の実績があると語っています。
なお、先日CodemastersはRealtime Worldsのレイオフと閉鎖が伝えられた際に開発者達に仕事を提供する為にダンディーとノッティンガムを自ら訪れた事も明らかにされています。
今回のCodemastersの取り組みが今後のイギリス市場にどう影響を与えるか、産業と教育、政治と様々な側面から強化が進められるイギリスの動向に注目です。
イギリスの小売店GAMEとTescoがFacebook上のゲームで使用される仮想通貨「Facebookクレジット」のギフトカード販売を開始した事が明らかになりました。なお、北米ではすでにウォルマートを始め、Best BuyとTargetでも販売が開始されています。
導入当初ロイヤリティの問題が大きな騒動となり支持層と問題視するデベロッパ達による様々な議論が噴出したFacebookクレジットでしたが、すでに普及は順調に進んでいる模様で、Telegraphはすでに50%を超えるFacebookゲームがFacebookクレジットを採用したと報じています。
賛同派のPlayfishやPopcapは積極的にFacebookクレジットを導入しており、ビジネス面でも支持を訴えるコメントや発表などを続けており、今回の小売のサポートなども含め今後更なる普及が果たされる事となりそうです。
なお、先日発表された統計ではFacebookユーザーが1ヶ月あたりにゲームをプレイする時間は累積で9億2700万時間(10万年以上)に達し、2億9000万人がゲームをプレイするといった脅威的な統計結果が報じられています。
これまでIgnition Entertainmentのロンドンスタジオの閉鎖のニュースに端を発した”WarDevil: Unleash the Beast Within”とIgnition、そして親会社であるUTV関連のニュースですが、先日UTVがロンドンスタジオの閉鎖を否定し、WarDevilもまだ開発を継続していると明かした事について具体的な続報が登場しました。
これはIgnitionの会長を務めるHassan Sadiq氏が語ったもので、”WarDevil: Unleash the Beast Within”が「Project Kane」とタイトルを改め、コアチームによるフル開発体制を維持、来年の終わりにはリリースを迎える準備を終えるだろうと現在の開発状況を明かし、これまで報じられた開発キャンセルやスタジオ閉鎖のニュースを改めて否定しました。
また、Sadiq氏はProject Kaneの開発がアウトソーシングされている事も明かし、Ignitionのビジョンが以前から常に内部と外部のパートナーと共に最高品質のコンテンツを作り上げる事だと説明、アウトソーシングがあくまでクリエイティブのクオリティアップを意味する物である事を強調しています。
さらにProject Kaneのディレクターを務めるIgnitionのJulian Glover氏は開発チームが世界中から多くの才能をチョイスした世界最善のチームだと語り、現在のスタッフにCriterionのBurnout 3やCrysis、Little BigPlanet、そしてNinja TheoryでHeavenly Swordに携わった人物が在籍していると開発力の高さをアピールしています。
これまで類を見ないアクロバティックな経緯を見せつけてきたProject KaneことWarDevil、UTVとIgnitionが一枚岩では無い様子などもちらちらと見え隠れする状況もあり、さらなる具体的な続報が待たれます。
TreyarchによるCall of Dutyシリーズ最新作”Call of Duty: Black Ops”がActivision自身や多くのアナリストの予想を裏切り、大幅にローンチ記録を更新し大きな成功を収めましたが、Call of Duty: Black Opsのローンチにおける最大のライバルは他社の競合タイトルではなく、Infinity Wardが手掛けた”Modern Warfare 2″だった事に異論を挟む余地はありません。
しかしInfinity WardはModern Warfare 2リリース後にActivisionとの間で起こったトラブルにより大部分のスタッフを失い再起不能とまで言われた事は皆さんの記憶に新しい事と思います。
TreyarchがCall of Duty: Black Opsを成功させた今、早くも次回作と予想されているSledgehammerの宇宙テーマCoDの存在や、Infinity WardがModern Warfare 3に取り組んでいるなど、様々な憶測が早くも飛び交っています。
そんな中、昨晩行われたモルガン・スタンレーのTMTカンファレンス会場にて、Vivendiの会長兼CEOのJean-Bernard Levy氏がInfinity Wardについて言及、スタジオの再構築が大きく進められた事を明かし、その結果に大きな満足を感じているとスタジオの好調をアピールしました。
Levy氏はCoDの未来が明るいと語り、TreyarchがInfinity Wardの達成した1年前の偉業を超える成功を収めたこと、そしてInfinity Wardについては”問題を乗り越えた”と表現、そして3つめのCoDの未来デベロッパであるSledgehammerを含め、このスタジオ達の体勢が今後も確実な成功を収める事を信じていると力強く語っています。
Call of Duty: Black Opsの大きな成功が報じられた先週には、お馴染みActivisionのボスBobby Kotick氏もInfinity WardとTreyarchの状況について言及、氏はInfinity Wardが今も”驚く程に有能”だと表現、開発能力に衰えがない事をアピールしました。
Kotick氏はかつてInfinity Wardを設立したJason West氏とVince Zampella氏を始めとした多くのスタッフ達を失って以降、現在では少なくとも60人から70人の才能に溢れる有能な人々がスタッフとしてスタジオに在籍していると発言、少数のスタッフによる”悪い”行動のために苦しむ必要が無くなったとJason West氏とVince Zampella氏に対する批判を述べています。
さらに氏はInfinity Wardが偉大な文化を持ち、良い考え方を持つ独立した人達が集い、法外なテクノロジーの基地だと評価、さらにTreyarchやDemonwareといった他のデベロッパがこれをサポートすると盤石な体勢をアピールしています。
Infinity Wardが良い状況にあるとのアピールに加え、Kotick氏とLevy氏の両氏は共にTreyarchの大きな成功にも言及し、Call of Duty: Black Opsで実現した予想以上のローンチを高く評価しています。
さらにKotick氏は、TreyarchがこれまでInfinity Wardの”Bチーム”だと評価されていた事が不公平な物だと発言、Modern Warfare 2の成功の影にはマルチプレイパートにおけるTreyarchの著しい技術的な寄与があったにも関わらず、その功績が認められる事はなかったと明かし、Call of Duty: Black Opsの成功だけではなく、CoDフランチャイズ全体への功績が大きい物である事を強調しています。
Irrational Gamesが開発を進めているシリーズ最新作「BioShock: Infinite」、アメージングなプロットや世界背景、そして凄まじい迫力の映像表現など、2012年の中心的なタイトルの1つになる事は間違い無い大作です。
これまでのBioShockシリーズを始め、EnslavedなどのUE3タイトルでXbox 360とPS3の表現に差があった事が知られていますが、Irrational Gamesでリードテクニカルデザイナーを務めるChris Kline氏がPS3版のクオリティに言及、PS3版BioShock: Infiniteが所謂”移植”ではなく、Xbox 360と同時に開発が進められていると言明しました。
さらにKline氏は開発チームが本作で利用しているUnreal Engine 3にPS3向けの最適化と改造を施している事を明かし、この改修がPS3版に大きく有益な物となっていると発言しています。また、氏はQAチームがXbox 360とPS3の両方で等しくテストしている事も強くアピールしています。
Ken Levine氏率いるIrrational Gamesが開発を手掛けるシリーズ最新作BioShock: Infiniteのリリースは2012年の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
ついにDLCによる追加キャラクターの存在も明らかになった「Marvel vs. Capcom 3」ですが、昨晩Capcom-Unityにてプレイヤーの勝敗やプレイスタイルの傾向を示すライセンスカードの詳細が発表、さらにミッションモードと名付けられたトレーニングが行える新モードの登場が明らかになりました。
このライセンスカードはオンラインマッチスタート時に対戦相手も確認可能な物で、プレイヤーの勝敗データを始め、プレイヤーポイントの表示、安定性・基本攻撃・基本防御・高度な攻撃・高度な防御の5カテゴリの分類でプレイヤー特性が分析され、プレイヤーの好きなキャラクターなども確認出来る内容となっています。
またライセンスカードにはストリートファイターIVで採用されたアイコン及びタイトルシステムも利用可能である事が明らかにされています。
ストリートファイターIVで築きあげたマルチプレイ機能も十分に盛り込み、ますます楽しみなMarvel vs. Capcom 3、リリースは2011年2月15日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3となっています。
昨日18日にリリースされた多くの修正項目を含むXbox 360とPS3版「Call of Duty: Black Ops」のパッチ詳細をお知らせしましたが、昨晩さらに新たな修正パッチが登場、適用される項目は少ないながらも問題視されていたマルチプレイでのリスポーン周りや、ナイフによる近接攻撃の範囲縮小が実験的に盛り込まれるなど、ゲームプレイに大きく影響する内容となっています。
パッチの詳細は以下からご確認下さい。なお、丁度先ほどPC版にもパッチがリリースされました。こちらの詳細も判り次第改めてお知らせいたします。
- 特定のゲームイベントで危険がクリアされていない場所での復活が行われていたスポーンシステムの改善:これまでいくつかのマッチでは不利なポイントへのスポーンフラグが立っていた
- ナイフの攻撃範囲を若干減少:これは実験的な変更となります
- Combat Trainingでのプレステージに関するグリッチの防止
先日遂に朋友ティム・シェーファー率いるDouble Fineに腰を落ち着けたロン・ギルバート、かつてのルーカスアーツによるアドベンチャーゲームの黄金時代を担った2人がコンビを組む素敵な移籍となったわけですが、何やら新プロジェクトを進めていると伝えられていますが、まだまだ発表などは先の様子。
かつてルーカスアーツでマニアックマンションや今も続くMonkey Islandシリーズと言った名作?アドベンチャーを手掛けてきたロン・ギルバートが自身のblogで「Monkey Island 2: LeChuck’s Revenge」の開発を進めていた1991年12月10日に作成されたバグリポート様の用紙を公開しました。
公開された用紙は2枚で、Bugのタイプや詳細、コメントなどと共にA/B/Cの段階に分類された危険度が記されています。この中にはガイブラシ君がLeChuckの下着を無限に掴む事が出来るバグが記され、カテゴリ”B”と分類されている事や、Cカテゴリに分類されるマティーニを注いだグラスが空に見えるなどの軽い物も記載されています。
このドキュメントは数週間前にロン・ギルバートが本棚を整理していた所、見覚えのないバインダーから偶然発見された物で、ロンは”なんでこんな物を取っておいたのかさっぱり判らん”と述べ、Steve Purcellが手掛けたMonkey Islandのコンセプトアートほど素敵な物でもないしなぁと言いつつ、ドキュメントを公開しています。
しかし、もう20年も前から続くシリーズのどうとない一枚には大きな歴史や資料的な意義が籠もり、何より今のロン・ギルバート、ティム・シェーファー、そしてTelltaleで今も活躍し2人とも仲の良いデイブ・グロスマン、3人の足跡を生々しく残す貴重な物だと言えそうです。
DLCとしては既にリリースされ、11月23日のパッケージ販売も迫る”Red Dead Redemption”のゾンビ拡張パック「Undead Nightmare」のサウンドトラックがパッケージリリースと同じ11月23日にiTuneを始めとしたデジタル音楽販売サービスでリリースされる事が明らかになりました。
さらに、本日Rockstarが運営する商品サイトRockstar WarehouseにてRed Dead Redemptionのオリジナルサウンドトラックのレコード盤が販売開始されました。楽曲はレコード2枚に収められており、見開きの迫力あるジャケットに赤色の半透明レコードはファン垂涎のコレクターアイテムでは無いでしょうか。
価格は14.99ドル、限定生産となっているので、気になる方は早めの入手をお勧めします。
昨晩PS3とXbox 360版の「Call of Duty: Black Ops」に多くの修正を含むアップデートが適用されました。詳細は基本的に以前当サイトでお知らせしたアップデート予定リストに準じた物になっており、いくつか修正進行中の項目が残されています。
アップデート内容の詳細は以下からご確認下さい。
■ 11/17日アップデート:Xbox 360/PS3共通
- マッチメイキングの検索スピードの改善
- マッチとホスト選択の改善:より良いネットワーク状態(ラグの少ない)のゲームへの接続を実現
- ゲーム開始前のロビーで常に最良のホストが選出される様に改善
- パーティが解散されないようパーティシステムを改善
- プレイヤーがプレイヤーマッチング中にプライベートマッチやコンバットトレーニング、シアターロビーへ参加できる事を廃止
- フィルムアップロードの失敗をサーバ側クライアント側共に減少させる様改善
- まれにコンバットトレーニングの戦績がマルチプレイ戦績に差し変わる事を修正
- 週間/月間スコアボードのキル/デス/アシストのステータスリポートを正確な物に
- ボタン押しの状態で入力が一時的に失われる状態になる問題を修正
- 銃声と足音の可聴範囲と音声レベルを追加調整
- 爆弾の設置及び解除のオーディオレベルを追加調整
- オンラインセキュリティーの拡張を追加実装
■ PS3のみ含まれる修正
- ゲームプレイ中におけるフレンドリストからのスパムを最適化、PS3版で大量のフレンドリストを持つ場合のゲームパフォーマンスの改善
■ 修正が進行中の項目
- まれに起こるValkyrie rocketの予期しない爆発を修正
- まれに起こるGunshipが十分にコントロール出来ない問題を修正
- 特定のまれな状況下で戦闘地域の外へプレイヤーが移動出来る事の予防
北米とイギリスで初日560万セールスの偉業を達成し、3億6000万ドルの売上げを記録したTreyarchのCoDシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」がなんとリリースから5日間で6億5000万ドル(約543億円)の収益を達成した事がActivisionの発表から明らかになりました。
この脅威的な数字は昨年Modern Warfare 2が5日間で記録した5億5000万ドルを1億ドルも上回っており、劇場映画の興行収入と本、そしてビデオゲームの分野で最も大きな販売記録を同じフランチャイズで大幅更新するという脅威的な偉業を達成した事が判ります。
お馴染みActivisionのボスBobby Kotick氏はこの成功と記録を喜ぶコメントを発表、Call of Duty: Black Opsが収めた他のメディアのフォームに属さない前例の無い成功はインタラクティブなエンターテインメントの大衆への普及を指し示していると評価しています。
今回Call of Duty: Black Opsが達成した大きな成功にSCEAのCEOを務めるJack Tretton氏がコメントを発表、「Call of Duty: Black OpsはPS3における信じられない成功を収めた」「Treyarchによる最新の努力の結晶はホリデーシーズンにおける最も重要なオンライン経験を備え、PSNに前例のないトラフィックで駆動している」と語り、PS3版Black Opsのマルチプレイが大きな盛り上がりを見せている事をアピールしています。
また、PS3版Black Opsの販売はAmazon.comとGameStopでのPS3タイトルの最も大きなローンチを記録した事も報じられています。
PS3版ではプレイヤー数やプレイ時間に関する詳細は発表されませんでしたが、Xbox 360版ではローンチ初日に260万人のLiveユーザーがマルチプレイを楽しみ、なんと590万時間が費やされた事が発表されています。
Xbox事業のボスDon Mattrick氏はBlack OpsがXbox Liveの持つ記録を破り、史上最も巨大なビデオゲームの1つとして過去の遺産を打ち砕いたとコメント、マイクロソフトがパートナーであるActivisionとTreyarchを祝い、世界中に拡がる2500万のXbox Liveユーザーに対して最初にCall of Dutyのマップパックを提供出来る事を誇りにしているとパートナーシップの優位制をアピールしています。
また、お馴染みMajor Nelsonが11月8日終了週のXbox Liveアクティビティの週間チャートを発表、やはりCall of Duty: Black Opsが前述のコメント通り1位を獲得している事が明らかになっています。
リアル系FPSの代表とも言えるOperation Flashpointシリーズの最新作「Operation Flashpoint: Red River」、これまでタジキスタンが舞台となる事と併せ魅力的なアートワークが公開されていましたが、初めてとなるスクリーンショットが本日2点公開、CodemastersのEGO Engineらしいクオリティの高いライティングが印象的なイメージとなっています。
さらに実写とCGによるライブアクショントレーラーが公開、タジキスタンのVakhsh川に沿った地域を舞台に中国人民解放軍の残存勢力と戦う為の戦地に赴く兵士達がジョニー・キャッシュの名曲”The Man Comes Around”をバックに描かれており、聖書の黙示録をモチーフに書かれた4頭の馬と審判の日、そして”救済”をもたらす”The Man”の存在を温度無く淡々と描いたクオリティの高い映像に仕上がっています。
Codemastersのシリーズ新作Operation Flashpoint: Red Riverのリリースは2011年Q3予定で、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先日は長編映画10本分にも及ぶ膨大な脚本と、ボーンを用いない新しいフェイシャルアニメーション技術とそれを実現し200テラバイトのモーションデータを格納するキャパシティを持つキャプチャースタジオを新設した事等をお伝えしたRockstarのTeam Bondiによる「L.A. Noire」ですが、昨日海外サイトにおいて本作のレビューが解禁、併せて本作の特徴であるリアルなフェイシャルや高クオリティなリアルタイムGIレンダリングの品質が確認できるスクリーンショットも公開されました。
VG247には有力サイトのレビューをざっくりとまとめた抜粋が掲載、1UPが”くそ”魅力的なゲームだと語っている事や、MTVではL.A. NoireがCall of Dutyファンよりもアートシアター系映画が好きな人達に向けた成熟した実験的なタイトルと評価している事、IGNでは本作が偉大な物に見えるが、ダイナミックな要素が膨大な状況の中でどれ程プレイを上手く構築しているかを説明する事は難しいと評価している事などが記されています。
いよいよ現実的な姿を見せ始めたL.A. Noire、先日公開されたファーストトレーラーと今回のスクリーンショットからは紛う事なきRockstarクオリティが滲み出ており、これまでの経緯を忘れさせ期待させるには十分すぎるクリティカルな内容となっている事は間違いありません。
L.A. Noireのリリースは2011年春予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。
昨日スクウェア・エニックスが「Deus Ex: Human Revolution」の新トレーラー公開を予告していましたが、昨晩予告通り新ステージでの主人公Adam Jensenが持つオーグメンテーションと武器にスポットを当てた素晴らしいトレーラーが公開されました。
映像では建造物での索敵及び侵入や、監視カメラやロボットなどのハッキング或いは無効化など、旧Deus Exらしい要素がたっぷりと納められ、昨今のタイトルらしい派手さや爽快感と共にDeus Exが持つステルス性なども見事に再現されている事が判ります。
さらに開発チームによるQ&Aなども登場、インベントリサイズの拡大強化が用意されている事や、オーグメントの1種である高い所からの着地を可能にするIcarus Landing System、オーグメントのインストールが恒久的な物である事、ハッキングのセッションが毎回違った物になる事、旧作の楽曲が再び登場する可能性がある事など、様々な情報が明らかになっています。
すでにウォーレン・スペクター氏からお墨付きも貰った新生Deus Ex: Human Revolution、映像の中にちらりと登場したラーメンにまでDeus Ex愛を感じられる原典ファンにも素晴らしい体験をもたらしてくれるタイトルとして期待出来そうです。
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