ここ数年で大型ビデオゲームイベントとして急激に存在感を増している“Gamescom”ですが、今年の「Gamescom 2011」はこれまで同様ドイツのケルンで8月17日から21日に掛けて開催され、多くのパブリッシャーやデベロッパが参加することが既に報じられています。
そんなgamescom 2011の新たなイベント概要と出展企業の最新リストが登場、今年は新たに家族向けのチケットを用意したファミリーデーの開催など、特色豊かなイベントとなっている模様。今回はイベント概要と出展リストの詳細をご紹介します。
GfKの調査による今週の北欧(※ ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマーク)セールスチャートが本日発表され、15年振りの凱旋を果たし凄まじい低評価が吹き荒れ、海外メディアと2Kの醜い喧嘩まで始まってしまった「Duke Nukem Forever」が大人の事情など知ったことかと首位を獲得、同じくリリースを迎えた“inFamous 2”が2位に輝き、好調が続くRockstar GamesとTeam Bondiの“L.A. Noire”も3位にランクインしています。
上位はお馴染みのタイトルですが、レゴシリーズやSimsシリーズが異様な強さを見せる北欧市場の上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
メタルギアソリッドシリーズを始め、スナッチャーやZone of The Endersシリーズでお馴染みの小島監督こと小島秀夫氏がD.I.C.E. Summitなどの開催で知られるAcademy of Interactive Arts & Science(以下:AIAS)から“Honorary Award”を送られたことがAIASの発表から明らかになりました。
今回の受賞は、小島監督がビデオゲームに文学的なライティングや、映画的なビジュアル、素晴らしい音楽、革新的な技術など異なるアートの融合に影響力のある貢献をもたらしたことに対するもので、6月29日から7月1日に掛けてバルセロナで開催されるAIAS主催のイベントGamelab 2011の会場で表彰式が執り行われます。
AIASによる発表では、現在47歳である小島監督が日本と世界のゲーミングシーンにおいて最も高いリスペクトを得るクリエイターの1人であり、1987年にスタートしたメタルギアサーガは20経った今も存続する歴史における最良のゲームシリーズの1つで、メタルギアタイトルが映画技術とゲームプレイの完璧な組み合わせを実現したとして、高く評価されています。
また、3日間に渡って開催されるGamelab 2011では小島監督を始め、お馴染みピーター・モリニューやCliffy Bが講演を行うことも報じられています。
さらにElectronic Artsの創設者であるTrip Hawkins氏、Zyngaの幹部であるLouis Castle、さらにAlice: Madness Returnsのローンチを果たしたAmerican McGee氏や、MUD(Multi-User Dungeon)の産みの親であるRichard Bartle氏なども講演を行うとのことで、これらのスピーカーセッションは全て英語とスペイン語の同時通訳で配信が予定されているとのこと。
という事で、イベントの開催内容にも期待のGamelab 2011ではありますが、何より小島監督のHonorary Award受賞が喜ばしい今回のニュース。コジプロの新エンジン“Fox Engine”も発表され、今後も世界中のゲーマーを熱狂させる素晴らしいタイトルを多く生み出してくれるに違いありません。小島監督おめでとうございます!
本日のコンソール版Battlefield 3のプレミアやMirror’s Edge続編の存在も判明し、以前にも増して大きな注目を集めているデベロッパDICEですが、本日同スタジオのゼネラルマネジャーを務めるKarl Magnus Troedsson氏が社内でサマーパーティを行っていると報告、そのパーティで秘密プロジェクトのテストプレイを行ったとTweetしました。
この秘密プロジェクトがEA GamesのボスFrank Gibeau氏が先日言及したFrostbite 2によるMirror’s Edge続編なのか、それとも完全新作の開発が進められているのか、今後の動向に注目です。
E3開催を控えた先月26日、THQがかつてLeft 4 Deadの開発を手掛けたTurtle Rock Studiosの新作タイトル販売を手掛ける契約を結んだと発表、マルチプレイヤーにスポットを当てたタイトルが2013年にリリースされると報じられ大きな注目を集めました。そんな中、来る8月のGamescomにて大きな発表を控えているTHQ core gamesのボスDanny Bilson氏がTurtle Rockの新作を絶賛する発言を見せています。
2009年12月のiOS版リリース以降、爆発的なヒットとなりコンソールへの進出も果たしたRovioの「Angry Birds」が遂に2億5000万ダウンロードに到達したことが判明、さらに次期プロジェクトの話題も登場しています。
“Just Cause”シリーズを手掛けたお馴染みAvalanche Studios、現在はXBLA/PSN向けのCo-opタイトル“Renegade Ops”の開発や映画“マッドマックス”を基にした新規タイトルの開発などを進めていますが、本日スタジオの新設を発表し、新規のAAAタイトル開発に取り組むことが明らかになりました。
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先日パラマウントがH.G.ウェルズが1898年に執筆したSF小説“宇宙戦争”をテーマにした横スクロールのプラットフォーマーアクションタイトル「The War of the Worlds」を発表、声優にスタートレックのピカード艦長役としてお馴染みのパトリック・スチュワート氏が参加することが明らかになりました。
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先週行われたE3の任天堂プレスカンファレンスで発表された新ハード「Wii U」に大きな注目が集まっている昨今ですが、新たに本日任天堂がWii U関連とおぼしき33のドメインを取得したことが発見され、中には未発表タイトルと思われる名前も混ざっており話題となっています。
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Valveが運営するデジタル流通販売の統合プラットフォーム「Steam」が新たに“Champions Online”や“Global Agenda”を含む無料プレイのタイトルを5本リリースすると発表、Team Fortress 2に使用されているマイクロトランザクション機能をサポートしていることが明らかになりました。
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毎週お馴染みイギリスのソフトウェア週間セールスチャートが今週は一日遅れで発表、15年の時を経て遂にローンチを迎えた「Duke Nukem Forever」が3週連続でトップの座に君臨していた「L.A. Noire」を下し首位に輝いたことが明らかになりました。
なお、Duke Nukem Forever販売の内分けはXbox 360版が56%、PS3が30%、PCが14%を占めているとのことで、気になる仕上がりは記事執筆時点でXbox 360版のmetascoreが51、PS3が58、PC版が62となっており、期待通り?の漢らしいファンタイトルに仕上がっていることが各所から報告されています。
また、Sucker Punch開発によるPS3専用のオープンワールドアクションタイトル“inFamous 2”は初登場4位にランクイン、同じく初登場となるTHQのシリーズ最新作“Red Faction: Armageddon”は8位にランクイン。今週の上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
長年手塩に掛けて育てたHaloフランチャイズに別れを告げ、遂にマルチプラットフォームタイトルの開発に取り組むこととなったBungieですが、本日公式サイトが更新され、以前に商標登録が発見されていた「Bungie Aerospace」の発表が今後2~3週間の内に行われることが明らかになりました。
これはBungieのスタジオ設立20周年を祝うイベントとして6月23日から7月7日の“Bungie Day”まで開催されるアニバーサリーイベントの一部として発表されるもので、何らかのタイトルか或いはサービスなのかも掴めなかったBungie Aerospaceが遂に登場するとあって、今後の新タイトルとの関連なども併せて発表に注目が集まります。
かつてPrince of Persia: The Sands of Timeのプロデューサーを務め、Assassin’s Creedシリーズ2作の誕生に中心的な役割を担いフランチャイズの拡大を実現したクリエイティブディレクターPatrice Desilets氏が昨年6月、AC: Brotherhoodの登場を目の前にUbisoftを退社、その後10月下旬にはTHQに移籍し、新しく起ち上げられるモントリオールスタジオのボスに就任したことが明らかになっていました。
モントリオールスタジオの件が明らかになった時点でしばらく休暇を過ごすことが報じられていたDesilets氏ですが、いよいよ今週月曜からTHQモントリオールスタジオでの実務が開始されることが明らかになりました。これはTHQゲーム開発のボスDanny Bilson氏がE3会場でEurogamerに伝えたもので、Bilson氏は“Desilets氏が何を作っているのかまだ知らない”と断った上で、氏が新しいタイトルの開発を進めていると断言、Desilets氏が素晴らしい才能を持った人物だと高く評価し、来る新IPの登場に興奮していると語り、Desilets氏に対する信頼の高さをアピールしています。
さらにBilson氏は自身がAssassin’s Creedを愛していたと述べ、偉大なゲームを作る只1つの方法は素晴らしい才能を引き入れることだと発言、現在のTHQがそこに強くフォーカスしていると昨今の同社の動向を示すスタンスを明らかにしています。
先ほどNPD調査による5月の北米ソフトウェアセールスの概要をお知らせしましたが、ハードウェアセールスはXbox 360とPS3の販売が好調なものの、全体では前年比の5%マイナスという結果であることが明らかになりました。
5月の北米市場で最も売れたハードウェアはXbox 360で、4月の29万7000台から少し減少したものの27万台販売を達成、前年比では39%成長を実現しており、17ヶ月に渡って前年比成長を続けています。
この好調なセールスを受けMicrosoftがコメントを発表、先週のE3で発表された超大作の数々や新しいエンターテインメント体験のラインアップに更なる成長への期待を募らせると共に、ローンチから7年目に突入するXbox 360がここに来て最大の成長を見せていることを強調しています。
また、5月北米のPS3販売台数は17万7000台に到達、PSNに大きなトラブルが発生したものの、前年比で14%のプラス成長を実現、4ヶ月連続の前年比成長を達成しており、SCEAのディレクターを務めるPatrick Seybold氏がInfamous 2のローンチを祝うと共に今後のPS3プラットフォームの強化を予告するコメントを発表しています。
これら両ハードの好調にも関わらずハードウェアセールス全体で落ち込みを見せているのは、Wiiの販売下落が起因になっていることは明らかで、先ほどお知らせしたソフトウェアセールスの上位10タイトルに任天堂専用タイトルが1本もランク入りしていないあたりからも同様の状況が見受けられるところ。今後新ハードであるWii Uで再浮上を果たすか、今後の動向に改めて注目する必要がありそうです。
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