ドイツのSpellbound Entertainmentが開発を手掛けたGothicシリーズ最新作「Arcania: Gothic 4」、すでにデモ版もリリースされプレイされた方も多いと思われる本作がユニークなプロモーションを開始しました。
これは公式サイトで開始された物で、2007年8月から2010年10月の3年と2ヶ月に渡る開発期間の間にSpellboundとヨーロッパでのパブリッシャーを務めるJoWooDの中で何人の赤ちゃんが生まれたかを当てるというGothicのハードなテイストとは全く正反対のハッピーなキャンペーンとなっています。
応募は氏名、住所、答えと年齢、メールアドレスを記入するだけの物で、当選者にはゲームのパッケージやArcaniaの物と思われるTシャツやバッグ、サンダルなどが賞品として用意されています。
ArcaniA: Gothic 4のPCとXbox 360版は10月12日リリースの予定で、PS3版は2011年前半への延期が明らかにされています。
先週のUKセールスチャートを1位で飾ったEA Sportsのサッカータイトル最新作「FIFA 11」がローンチ初週で実に260万本の販売を達成した事が明らかになりました。
EA Sportsのボスを務めるお馴染みのピーター・ムーア氏はこの記録がEA SPORTSの画期的な偉業だと述べ、FIFA 11がセールス記録を粉砕し、批評家達は本作を真にオーセンティックでイノベーティブなタイトルの1つだと賞賛していると本作の成功がタイトルのクオリティによる物である事をアピールしています。
FIFA 11は北米で9月28日、ヨーロッパでは10月1日にリリースされ、対応プラットフォームはPC、iOS、DS、PS2、PS3、PSP、Wii、Xbox 360となっています。
「Medal of Honor」のマルチプレイでタリバン勢力をプレイヤーが使用できる問題が世界中で紛糾し、米軍施設内における本作の予約・販売を米軍の福利厚生組織であるAAFESが禁止、その後遂にElectronic Artsがタリバンの表記を武装勢力に修正するという事態に発展しました。
この修正についてAAFESはEAの決定を認識していると発言し、販売禁止の状況が改善される兆しが少なからず見えたかと感じられましたが、昨日AAFESが改めて当初の決定が変更される事が無い事を明言、やはり米軍施設内でのMedal of Honorの販売は禁止となってしまいました。
AAFESのBruce Casella将官は、現在も進行している現実の問題に敬意を払い、現実世界の出来事をゲームで描いた本作が名称の変更によって販売される事は無いと明言、さらにアメリカ軍人及び家族達がこの決定に理解を示す事に期待すると語っています。
この決定についてElectronic ArtsのシニアPRマネジャーを務めるAmanda Taggart氏は”EAはAAFESの決定を尊重する”と回答、EAがこの決定について答えや改善を要求するつもりが無い事を明らかにしています。ゲームタイトルにおけるスキャンダラスな刺激は確かに話題性と共にタイトルのPRを行う事に大きな効果を上げる場合がありますが、今回の各国国防大臣や米軍を巻き込んだ騒動の顛末が今後のフランチャイズや近代戦シューターにどういった変化をもたらすか、注意深く見守る必要がありそうです。
当サイトで毎週お届けしているUKセールスチャートで長期間に渡ってトップ10圏内に陣取っている驚愕のダンスゲーム「Just Dance」、UbisoftがリリースしたこのJust Danceは主にヨーロッパで人気となり、サードパーティによるWiiタイトルでも成功できる事を証明した希有なタイトルとなりました。
昨日Ubisoftがサンフランシスコでメディアイベントを開催、その中でJust Danceのセールスが009年11月17日のローンチから全世界で430万本に達している事が発表されました。発表ではJust Danceの前身として当サイトではお馴染みのラビッツのミニゲームの存在があった事を明かし、ラビッツの4年後にダンスに特化したJust Danceが大成功を収めたとこれまでの経緯を語りました。
Ubisoft North AmericaのLaurent Detoc社長は、このダンスカテゴリゲームが今後も爆発すると発言、来るJust Dance 2やMichael Jackson: The Experienceで更なるヒットを目指す旨を明らかにしています。
フランスの情報サイトPSPGenが、PSPの開発キットの販売終了をSCEEがSCE DevNetのパートナーに対してアナウンスしたと報じました。
発表の内容にはPSPの開発キットであるDTP-T2000AとDTP-H2500Aの販売を11月15日で停止する事が記されており、開発キットを入手する場合は前もって注文が必要になる事、そして新モデルが利用可能になる際に改めて報告を行う旨が記載されています。
海外情報サイトではこれを受け、PSPが公式に終了しPSP2への移行が行われる準備が進められていると予想、先日からPSP2の開発向けハードウェアや開発キットが既にいくつかのデベロッパに渡っているとの噂が多く登場している事もあり、真偽の程に注目が集まります。
8月にヘルボーイシリーズやパンズ・ラビリンスを手掛け、凄まじいオタクとしても知られるギレルモ・デル・トロ監督がTHQと契約を結びゲーム開発に乗り出した事をお伝えしましたが、いよいよタイトルの発表が近づいている事が明らかになりました。
これはMTVのインタビューから明らかになった物で、監督はビデオゲームの分野で何を達成したいか、お気に入りのゲームはあるかとの質問に対し「その問いはクールだ!」といつもの勢いで答え、ビデオゲームは私たち世代のコミックだと興奮気味に語り、インテリ達が「…あぁゲームね」と見下し、リスペクトを得る事のないメディアだと表現、そしてゲームに対して不平を述べる人々に対して「あいつらはゲームを○×※△!プレイしたことがないんだ」と語っています。
監督のこのエネルギーが注ぎ込まれるゲームタイトルは3~4年ほど温めてきた内容との事で、ビッグで革命的で、非常に難しいゲームだと語っています。そしてゲームはアートだと断言、それらが物語のフォームである事からアートとは違うと認識されていると分析しています。
さらに監督は好きなゲームを幾つかピックアップし、ワンダと巨像とICOを最初に挙げ、共に傑作であると評価、さらにBungieの名作Marathonを挙げ、Haloシリーズの熱心なファンである事を明かしています。また監督はマルチプレイで他のプレイヤー達が酷く侮辱的な行為を行っていたのを目の当たりにして以降、マルチプレイを一切プレイせず、専らシングルプレイを楽しんでいるとの事。
そして、今後数週間の内に新タイトルが発表される事を望んでいると発言しています。映画製作ではラブクラフトの代表作とも言える”狂気の山脈にて”に取り組む事が明らかになり、念願のクトゥルータイトルにいよいよ手を付ける事になったギレルモ・デル・トロ監督、ゲームタイトルもラブクラフト的なタイトルが用意されているとも語られています。
映画のゲーム化についてはなかなか名作が生まれない状況があり、ゲームの映画化についても同様の事が言えます。そんな鬼門とも言えるゲームと映画の関係性を生粋のオタクであるギレルモ・デル・トロ監督が破壊してくれる事になるか、今後の発表と動向に期待!です。
10月1日から3日までイギリスはロンドンのアールズコートにて3日間に渡って開催された「Eurogamer Expo 2010」、イベントも無事に終えたEurogamerが今年の来場者数が2万人だった事を発表しました。
今年のEurogamer ExpoではBrinkや、LittleBigPlanet 2、Gran Turismo 5、Killzone 3、Fable III、Dead Space 2などを始めとした注目タイトルが多く出展され、全てプレイアブルの状態で展示されました。さらに新作ゼルダやGears of War 3なども登場しています。
さらに会場で開催されたデベロッパセッションにはお馴染みLionheadのボスであるピーター・モリニューを始め、Eidos Montreal、CD Projekt、Sucker Punch、Ninja Theory、Guerrilla Gamesが登場し様々なデモやプレゼンテーションを行っています。
開催から順調に規模を大きくしているEurogamer Expo、来年も注目イベントとして期待できる物となりそうです。
お馴染みゲームアナリストのMichael Pachter氏、予想が当たらない事で有名な氏のビジネス予想は”予言”と揶揄されネタにされる昨今ですが、大量のアウトプットと氏の果たす役割やポジションを考えると的中率はさほど大事ではないのかもしれません。また、的中率の低さは別の方向に何かを示唆するとも考えられます。
という事で、前置きをしっかりした上お知らせする今回のニュースは、Michael Pachter氏が2011年春からXbox 360がまず50ドルのプライスカットを行い、それにいくつかのプラットフォームが続くのではないかという物。
Pachter氏は50ドルのプライスカットが5%のソフトウェア販売を底上げし、強い影響を与えると予想、さらにKinectとMoveと3DSの販売から付加的な市場での販売上昇が見られるだろう旨を明らかにしています。
KinectはXbox 360の新たなプラットフォームとしてハードウェアを5年近く延命するとも言われており、氏の大予言はあながち無いとも言えない内容にも思えます。時が来る事でしか判断出来ないこの予言、年末商戦以降の動向の参考として頭の片隅に置いておく程度が良いでしょうか。
8月には60日以内にサービスをスタートさせると明言し、日本用サーバがLiveになった事が発言されたゲームクラウドサービスの「Gaikai」、現在の所正式サービスに関する具体的なアナウンスも行われず、日本サーバに関する続報も一切聞こえてきていません。
公式サイトではベータテスターの募集が行われているものの、Twitterでの発言もほとんど行われず、フロントマンであるDavid Perry氏のインタビュー記事が定期的に登場する程度で、Amazonとの提携などについても続報が聞こえて来ない状況が続いています。
そんな中、久しぶりにDavid Perry氏がGaikaiの具体的な新機能についてTwit、なんとゲーム以外にもアプリケーションのマルチタスクに対応するとの事で、PhotoshopとDreamweaverをGaikaiサービスの中で動作させるデモ映像が公開されました。
これらが実用に耐えうるクオリティで気軽に利用できる事になれば、業態によっては年に数度しか使わないようなビジネスアプリを無駄に揃える必要が無くなる革新的なサービスだと言えますが、やはり最近のGaikaiの動きの見え無さが非常に不安な所。そろそろOnLiveに続く正式サービスが必要だとも考えられ、そこに一番近い場所にいるとされるGaikaiの動向が気になる所です。
昨晩9月26日から10月2日までのイギリスの週間チャートが発表、先週1位に輝いた”F1 2010″が2位にランクダウン、Dead Rising 2は先週に引き続き3位をキープ、そして1位には先日ローンチを迎えたばかりの「FIFA 11」が登場しました。
なお、1位となったFIFA 11は前作FIFA 10のローンチを超え、Modern Warfare 2とGTA IVに続くイギリス史上3番目のローンチを果たした事が明らかになっており、前作からセールスは21%増え、販売収入は36%アップが見込まれています。
1位. FIFA 11
2位. F1 2010
3位. Dead Rising 2
4位. Halo: Reach
5位. Guitar Hero: Warriors of Rock
6位. Tiger Woods PGA Tour 11
7位. Sports Champions
8位. Prince of Persia: The Forgotten Sands
9位. Toy Story 3
10位. Civilization V
11位. Mafia II
12位. Just Dance
13位. Red Dead: Redemption
14位. Kane & Lynch 2: Dog Days
15位. Assassin’s Creed II: Complete Edition
16位. Wii Sports Resort
17位. Super Mario Galaxy 2
18位. Art Academy
19位. New Super Mario Bros. Wii
20位. Modern Warfare 2
昨晩パナソニックがフルQWERTYキーボードとタッチパッド、D-padなどを備えた携帯のMMOゲームコンソール「Jungle」を発表しました。現在の所デバイスのスペックや価格等は一切明らかにされていませんが、Linuxを実行可能で3G通信を行うと噂されており、価格は約400ドルになると推測されています。
また公式サイトではティザーらしきキャンペーンが行われており、アメリカで人気のTVシリーズ”ギャラクティカ”をモチーフにした”Battlestar Galactica Online”が対応MMOタイトルとしてリリースされる事が明らかにされています。
パナソニックがMMO用の携帯コンソールなど斜め上な展開にも見えますが、噂通り3G通信可能なQWERTYキーボード付のLinux端末となればまた別の用途も様々見えてきそうではあります。正式なアナウンスが待たれる新ハードJungle、新たなDSとなるか、それとも久しぶりの登場となる次世代のN-Gageとなるか、今後の動向に注目です。
UPDATE:10月5日11:53
先ほどお知らせしたRealtime Worldsの創設者でGTAシリーズの産みの親であるDave Jones氏がEpic入りしたとの噂ですが、Dave Jones氏本人がdevelopに直接コメント、Epicに参加する予定は無く、これまで通りにダンディーで生活している事を明かしており、噂のどこからやって来たのか解らないと語りました。
以下アップデート前の本文となります。
先日「APB」のサービス終了によりスタジオ閉鎖へと至ったRealtime Worlds、現在はAPBの売却先が様々模索されている状況にありますが、MyWorldはかつてのRealtime Worldsで役員を務めていた人物が新たに起ち上げたベンチャーキャピタルNew Enterprise Associates社に買われた事が明らかになっています。
そんな中、Realtime Worldsの創設者であり、GTAシリーズやCrackdownの産みの親として知られるDave Jones氏がなんとEpic入りしたとの噂が聞こえてきました。これはスコットランドのヘラルド誌が報じた物で、Mark Reinの親しい友人としても知られるDave Jones氏がEpicの上級ポストに就く事が記されており、以前にEpicがAPB購入に強い興味を示していた経緯もあり、真偽の程が気になる内容となっています。
また、210人規模のレイオフとなったRealtime Worldsでは120人の元スタッフが給与未払いについて賠償請求を行う準備をしている事が明らかにされており、MyWorldチームでリードアーティストを務めていたTahir Rashid氏は自身を含めた70%のスタッフが退職手当の支払いを受けていない事を主張しています。
果たしてEpicによる救済は実際に差し伸べられる事になるか、APBの動向も含め続報は改めてお知らせいたします。
1980年代に始まったKing’s QuestシリーズやSpace Questシリーズ、90年代以降のガブリエルナイトシリーズやPhantasmagoriaなど名だたる名作アドベンチャーをリリースし、2008年に親会社であるVivendi GamesがActivisionによって買収され、残念ながらその年の終わりに閉鎖となってしまいました。
シエラのアドベンチャータイトルは絵本の様なグラフィックやコミカルな表現などが特徴的な事で知られており、そのアートワークは類を見ないクオリティを実現しています。そんなシエラのアートワークをデザイナーのBrandon Klassen氏とEriq Chang氏が2人で集め、ハードカバーのアートブックとして出版する計画を進めている事が明らかになりました。
収録されるアートワークは元シエラのアーティストや個人的なコレクターなどから集められたもので、サイズも特大で前例が無い量のシエラのアートワークが収められるとの事。まだ具体的なリリースの予定は立っていない模様ですが、値段やその内容物が非常に気になるこのアートブック、続報は改めてお知らせしたいと思います。
今年4月にかつて自身が1972年に創業したAtariに復帰を果たしたビデオゲームの父ノーラン・ブッシュネル氏が昨日行われたアトランタでのSEIGE 2010に登壇、ビデオゲームの将来について氏が描いている未来を語りました。
ブッシュネル氏はiPhoneやiPad、Androidがビデオゲームの将来だと考えられると述べ、8歳以上の人はもうDSでは遊ばないだろうとスマートフォンデバイスの可能性を示唆、さらにAR(拡張現実)は将来のゲームに巨大な役割を果たすと発言しました。さらに、ゲームの遠い将来として、人体へのインプラントや脳や眼球トラッキングといった未来についても言及しています。
また、氏は最近ではMafia Warsを楽しんでいると述べ、お気に入りのゲームとしてDoom、Sims、Planets Vs. Zombies、そして初期のWorld of Warcraftを挙げています。
さらに近年はアメリカ国内の教育システムの改革に大きく力を入れており、国内の公的なシステムをオーバーホールする必要があると発言、学校教育にビデオゲームの取り入れを大きく進めている事を明らかにしました。あと3年で70歳を迎えるブッシュネル氏が今も強い影響力を持ちゲームにまつわる牽引力を発揮している事には恐れ入る次第で、近年広義のゲーム理論が様々な私たちの生活に影響を与える今、ビデオゲームの父がインプラントまで見据えて示唆する未来がどのような物になるのか、興味が尽きません。
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