本日行われたActivision第4四半期の会計報告にて、昨今セールス的な不調が続いていた「Guitar Hero」フランチャイズ事業を全て解散し、新タイトルの開発を中止したと発表しました。これにより2005年に登場し、一世を風靡した名シリーズが昨年9月にリリースされた”Guitar Hero: Warriors of Rock”を以てその歴史の幕を閉じる事となりました。
このフランチャイズ終了についてActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏はDJ Hero 2やGuitar Hero: Warriors of Rockが90点以上の高スコアをマークしたタイトルでありながら「これらのゲームタイトルに必要なライセンス取得や開発費を現在の経済市場と需要に基づかせる事は出来ない」と語っています。
また、現在詳細は未確認ながら、DJ Heroの開発を手掛けたFreestyle Gamesにレイオフが敢行されているとのニュースも報じられています。
本日Activisionが第4四半期会計報告を行い、同社のCEOを務めるBobby Kotick氏が「Call of Duty」シリーズ専門新スタジオ”Beachhead studio”を設立したと明らかにしました。発表ではBeachheadがCall of Dutyシリーズのデジタルプラットフォーム開発に専念している事が明かされ、新しいCall of Dutyコンテンツを何千万ものプレイヤーに提供すると語りました。
Kotick氏によるとBeachheadはActivisionの完全な内部スタジオで、クラス最高のオンラインコミュニティと独占的なコンテンツに加え、これまでに無いオンラインゲーム経験の複合サービスを提供するデジタルプラットフォームを開発しているとの事。
このデジタルプラットフォームはCall of Dutyのインゲームに統合され、オンライン経験とコンソールプレイを1つにする物と記されており、Beachheadは既に1年以上にわたってこのプラットフォームの開発に取り組んでいるとの事。
現在の所、これ以上の具体的なアナウンスは行われていませんが、これまで幾度となく希望として語られてきた加入サービス実現への第一歩とも取れるこの新スタジオの設立、続報の登場が待たれます。
Baldur’s Gateシリーズの精神的な後継作として登場した前作”Dragon Age: Origins”は熱心なRPGファンを十分に満足させるコアなタイトルとして高い評価を得ましたが、来る続編「Dragon Age II」ではデザイン面から大きく手が入れられ、リアルタイムなアクションにフォーカスしたカジュアルなタイトルへとその姿を変貌させました。
この変化は多くのファンに衝撃を与え賛否両論を巻き起こしましたが、この判りやすい表面的な一般化はDragon Age IIをより多くのプレイヤーへと訴求する力をもたらしたとも言えます。そんな本作の大きな変化についてBioWareのシニアプロデューサーFernando Melo氏が言及しています。
Melo氏は、BioWareが一般的な認識としてRPGと呼ばれない”RPG”を楽しむ人々が世に多く存在している事を示すデータを持っていると発言、その例としてFalloutやAssassin’s Creed、そしてCall Of Dutyシリーズを挙げ、RPGと同様の進行要素を持つこれらが、RPGと同様にゲームで得られるポイントを費やしてキャラクターを成長させる要素を持っていると語り、しかしこれらは必ずしもRPGと関連づけられるわけでは無いと分析しました。
そしてBioWareがRPGの定義を拡張させれば、そこに遥かに多くのオーディエンスを集められるだろうと発言を締めています。
既にMass Effectシリーズではこの通りの現象が起こっていると言え、一見カジュアル化したかに見えるDragon Age IIの大きな変化が、その実は羊の皮を被り、甘いコーティングを施したBioWareによるしたたかでクレバーな路線変更である背景が透けて見えるようです。
ストーリドリブンや前作との関連を含め、多くの”ひねり”が用意されているというDragon Age II、BioWareの思惑が一体どのようにゲーム内に反映されているのか、あと1ヶ月と迫るリリースが非常に楽しみです。
今日も様々な情報をお届けしているDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、以前からElectronic Artsが掲げるシュータージャンルの王座奪還に大きな役割を果たす本作ですが、前作”Battlefield: Bad Company 2″では予想以上のセールス結果と良好なゲーム性を実現しながらも、リリース以降のプロモーションや告知不足に加え、足の遅いDLC展開など、ビジネス的に多くの問題を抱えていました。
Medal of Honorでも似た問題が多く見られたElectronic Artsの看板シュータータイトルですが、来るBattlefield 3ではこれらの反省をレッスンに豊富で足の速いプロモーションが展開される模様です。
これはGame Informer誌のインタビューに応えたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏が語ったもので、氏はBFBC2のDLC展開が非常に希薄だった事がユーザーコミュニティの凋落に繋がったと失敗を分析しました。
Bach氏はこの失敗の原因について「正直なところ、Bad Company 2はDICEの予想を遥かに超える大きな成功だった」「DICEはリリース以降にもっと大きなコンテンツをリリースするべきだった」と述べ、プレイヤーの多くが22レベルに達しないだろうと甘い予測していた事を告白、50レベルに到達するプレイヤーの見積もりが完全に間違っていたと振り返っています。
そしてこれらのレッスンから学習したDICEはBattlefield 3のリリース後にフォーカス、リリース後のプレイヤー達の興味をしっかりと惹きつけておく為に興味深い計画を進めていると述べ、現在のDICEがリリース後のビジネスをもっと上手くやり遂げられるとアピールしました。
また、氏はBattlefield 3のローンチ前からDLCコンテンツなどの開発を別ラインで進め、そこに向けた人員を多く確保している事を明言、BFBC2よりも多く用意されたアンロック要素も含め、ヘビープレイヤーに向けた潤沢なコンテンツの提供を約束しています。
非常に大きな期待のかかるBattlefield 3ですが、コンソール版のEAサーバや、MoHで見られたタリバン問題を始め、いくつかの浅いバイラル展開に見られる後手に回りがちなEAのプロモーションなど、王座奪還にはタイトルの仕上がり以外の問題が多く控えるのも事実。EA渾身の一撃とも言える今作、このレッスンが十分活かされる事を切に望みます。
昨晩Take-Two Interactiveが第3四半期の会計報告を発表、昨年のゲーム業界を席捲した「Red Dead Redemption」が800万セールスに達した事が明らかになり、この他、NBA 2K11とRed Dead Redemption: Undead Nightmare、BorderlandsのGOTYエディションにCivilization Vの好調にも助けられ、予想収益よりも良好な結果を得た模様です。
また、今回の報告に併せ、最新のリリーススケジュールが発表され、Rockstar Gamesの期待作でありつつ数度の延期から制作の難航が囁かれている「Max Payne 3」が今回もスケジュール入りを果たさなかった事が明らかになりました。また、「XCOM」と「Spec Ops: The Line」が2012会計年度リリースへ変更されています。リリーススケジュールの詳細は以下でご確認下さい。
- Top Spin 4 – Xbox 360、PS3、Wii – 2011年3月15日
- Carnival Games: Monkey See, Monkey Do – Kinect for Xbox 360:2011年4月
- Duke Nukem Forever – Xbox 360、PS3、PC – 2011年5月3日
- L.A. Noire – Xbox 360、PS3 – 2011年5月17日
- The Darkness II – Xbox 360、PS3、PC – 2011年秋
- Spec Ops: The Line – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
- XCOM – Xbox 360、PC – 2012会計年度
- BioShock: Infinite – Xbox 360、PS3、PC – 2012会計年度
Rockstar GamesがRemedyからIPを買い取り、Rockstar Vancouverが開発に取り組んでいるシリーズ最新作Max Payne 3では主人公マックス・ペインが飲んだくれのハゲデブ親父に成長し、ブラジルノワールが描かれるという衝撃的な内容でシリーズファンを始め多くのゲーマーが期待している大作です。
本日は2009年3月の発表から早2年が経つMax Payne 3開発の歴史について、今回もリリーススケジュールのリスト入りから漏れてしまった本作の動向に、より理解を深めるため、一度その流れをまとめてご紹介します。
- 2009年3月:RockstarがMax Payne 3を発表、ローンチは2009年冬予定
- 2009年9月:Strauss Zelnick氏がMax Payne 3の延期を発表、2010年2月から6月の間にリリース予定
- 2009年12月:Take-Twoが2度目の延期を発表、リリースは2010年8月から10月に変更
- 2010年1月:Rockstar Vancouverの従業員の妻と名乗る人物が混迷する内部の開発状況と厳しい労働環境をリーク、Rockstar San Diegoの労働環境なども併せて大きな騒動に
- 2010年3月:Take-Twoが”L.A. Noire”、”Mafia II”、”Max Payne 3″、”Civilization V”の内、何れかが2011年度リリースにずれ込むと発表
- 2010年6月:E3で明らかになったRockstar Gamesの計画からMax Payne 3の名前が削除
- 2010年6月:Take-Twoが公式にMax Payne 3の2010会計年度内リリースが無い事を発表
- 2010年12月:Take-TwoのリリーススケジュールリストからMax Payne 3の名前が消滅
- 2011年2月9日(本日):Take-Twoの最新リリーススケジュールにMax Payne 3の記載無し
なお、会計報告で行われた投資者向けの質疑応答にて、Take-TwoのCFOを務めるLainie Goldstein氏が「Max Payne 3に関する最新情報は現段階では有りません」と語った事が明らかになっています。
12月31日に終了したTake-Twoの第3四半期の会計は、純売上が前年比から7%減の3億3430万ドルとなり、同社が明らかにしていた2億9000万ドルから3億1500万ドルの予想収益よりも良好な結果となりました。また純利益も前四半期から4080万ドル/7%の上昇を見せています。
さらに、今会計年度の9ヶ月間の総売上は前年比80%成長の9億5460万ドルに増加、継続事業からの非GAAP利益は前年の6750万ドルから1億880万ドルにまで好転しています。
Take-TwoのボスStrauss Zelnick氏はこの好調が5連続で予想収益を上回る四半期会計である事をアピールし、ホリデーセールスの成功を含め、豊富なトリプルAタイトルが揃うTake-Twoのポートフォリオの実力を実証したと喜ばしいコメントを発表しています。
今後もL.A. NoireやDuke Nukem Forever、XCOMにBioShock: Infiniteと、期待の超大作が並ぶTake-Twoのラインアップは、より会計状況を盤石な物と成長させる事は間違いなさそうです。
昨日は大量のゲームプレイ情報と共に素晴らしいイメージが登場した「Battlefield 3」ですが、今日も続々と新しい情報が登場しています。今回はその中からGame Informer誌の特集記事に掲載されたDICEのプロデューサーPatrick Bach氏による”Frostbite 2″エンジンに関するアピールをお届けします。
Patrick Bach氏は”Frostbite 2″エンジンによるアニメーションシステム、破壊表現、ライティング、ゲームのスケールやオーディオなど、全ての要素が新しい高みを実現していると述べ、もうゲーマーはXbox 720やPS4の登場を待つ必要は無いと発言、Battlefield 3が”現世代コンソールの為の次世代ゲームだ”と力強いアピールを見せています。
さらにBach氏は”Frostbite 2″がゲームを構築する為のベストな技術だと断言、モダンなエンジンとして無視出来ないCryEngine 3を例に挙げ、見る限り美しい空中楼閣の出来は印象深いが、非常に小さい物だとFrostbite 2による広域レベルでのゲーム構築をアピールしています。
なかなか強気な発言を見せるDICEですが、先日から登場しているFrostbite 2のデモ映像やイメージなどからは恐ろしくハイクオリティな印象が急速に拡がっています。しかしエンジンの概要を記したプレゼン資料などから見えてくる実像は、昨今のモダンな映像技術の集大成的な物で、Enlightenによるリアルタイム疑似GIをプレ演算やDirectComputeとSPUで動的オブジェクトに適用させた事は驚くべき事ながらも、むしろスケーラビリティの強化や徹底的な演算コストの合理化を実現する事こそがFrostbite 2の真価と感じられます。
この辺りの強化からは、DICEがBattlefield 3に登場する広域マップでの各プラットフォームのパフォーマンス確保に相当な自信があると受け取れ、今後のプレイ映像の登場などがますます楽しみだと言えそうです。
北米セールスの調査を行っているお馴染みNPDグループが2010年の携帯コンソールも含むプラットフォーム別ソフトウェアセールスのトップ10を発表、PS3とXbox 360の両プラットフォームでTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」が1位を獲得した事が明らかになりました。他に特徴的な要素としてはXbox 360に専用タイトルが2タイトルしかランク入りしていない事や、PS3とPSPの両方でリリースされたGod of Warフランチャイズがいずれも好調である事が挙げられるでしょうか。
また、任天堂のファーストパーティタイトルの強さが叫ばれて久しい状況が続いていますが、今回のファーストタイトルは3本、一方PS3ではSCEタイトルが2つ、PSPでは4タイトルがSonyの内部スタジオによるタイトルとなっており、任天堂と同様にファーストパーティの力が発揮されつつある状況とも言えそうです。各プラットフォームの詳細については以下からご確認下さい。
Wedbush Morganのゲーム産業アナリストとしてお馴染みのマイケル・パクター氏、決して予想屋が本業ではないのですが、盛大に予想を外す事で知られ、いくつかのメディアでは予想では無く”予言”とも揶揄されネタ的な扱いを受けている事をご存じの方も多いかと思います。さらに、いくら予想を外しても憎まれない氏の独特の雰囲気も併せ、非常に不思議なポジションに収まっている人でもあります。
そんなパクター氏が来るTeam BondiとRockstar Gamesの新作「L.A. Noire」のセールスについて言及、高セールスを達成するだろうと評価を下しました。
かつて、パクター氏は昨年のゲーム業界を席捲した大成功タイトルRed Dead Redemptionのセールスについて、今の市場にウエスタンテーマのニーズなど無いと一笑に付し、セールスは不発に終わると予想したものの、結果はご存じの通り……。リリース後にはセールスに懐疑的な見解を示した事が間違いだったと認め「Rockstarの事を先見者と呼ぶべきだ」と改めていました。
今回語ったセールス予想では、L.A. Noireがホットケーキのように売れると表現、Team Bondiの開発能力が非常に高いと述べ、Rockstar Gamesのジャンルやオーディエンスを超えたクオリティを実現する能力を以て、L.A. Noireが少なくともRed Dead Redemptionの半分は売れると高く評価、レビューの評価が90%を超えればRed Dead Redemptionと同程度に売れるかもしれないとの見解を示しています。
もはや、犯人は男、或いは女……レベルにふんわり且つ、若干保険を掛けた空気感すら漂ってくるぼんやり予想を掲げたパクター氏は「Rockstarを過小評価しないで頂きたい」と発言、”そりゃあんただ!”と世界中からツッコミが飛んできそうな愉快な名言を残しました。
上記の通り、盛大に当たらない予想に加え、手の平を返した様に態度を変える(※ 柔軟で素直なのは良い事だと思います)パクター氏ですが、最近の外しっぷりをダイジェストでご紹介する事で、今後も多く登場するであろう氏のネタをより楽しめる様に補足したいと思います。
■ 予言:”Steamが下取りサービス開始”編
昨年10月にSteamが下取りサービスを始めると突然言い始めたパクター氏、その日の内にValveのお馴染みDoug Lombardi氏が回答「真実では無いし、パクター氏に会ったことも無い」と両断されました。
■ 予言:”「Black Ops」はModern Warfare 2を超えられず酷評される”編
昨年Modern Warfare 2の記録を大きく超え、歴史的なセールスの成功を収めた「Call of Duty: Black Ops」ですが、そのリリース前にパクター氏はTreyarchがCoDブランドのメインデベロッパでは無いと評価、過去タイトルのメタスコアがよろしくないとの理由でBlack OpsがModern Warfare 2を超える事は無く、酷評されるだろうと発言。結果はご存じの通りです。
■ うっかり:”発表前に「Twisted Metal」の存在を喋りジャッフェに怒られる”編
昨年のE3でサプライズ発表が控えていた「Twisted Metal」とそれを手掛けるお馴染みジャッフェについて、開発中である事を知っていたパクター氏はうっかりTwitterでジャッフェがTwisted Metal開発を進めている事を暴露、サプライズを台無しにしたくないジャッフェは「つくってねえよ!」と半ギレで対応。
しかし、”作ってない”発言のせいでE3の発表後にジャッフェは嘘つきよばわりされ、言い訳を各所でする羽目となりました。
■ 予言:”2010年ホリデーシーズンはWiiが圧勝し任天堂が復活”編
もう説明するのもバカバカしくなってきましたが、2010年ホリデーシーズンのセールスではWiiがXbox 360とPS3を打ち負かし、任天堂が復活すると大胆な予言を提示。北米での結果はDSが前年比成長で-23%、Wiiが-32%となりました。なお、NPDデータを基にこの結果を発表したのはパクター氏が務めるWedbush Morganです。
■ 予言:”ActivisionがCoDシリーズに加入サービスを導入する”編
もう随分前からパクター氏が”すぐに導入される”と言い続けているこの予言ですが、もちろんまだ実現はされていません。最近では少し予言の有効範囲を伸ばす為にBungie新作もこれに加え、時間稼ぎをしている様子。
かつてMobius Entertainmentとして多くのゲームボーイタイトルを手掛け、2004年にRockstar Gamesにより買収された「Rockstar Leeds」、イギリスのリーズに居を構える同スタジオはこれまでRockstarタイトルの携帯機移植を主に手掛け、GTAシリーズやManhunt 2のPSPなど多くのタイトルをリリースし、2009年には高い評価を得たスピンアウトタイトル”Grand Theft Auto: Chinatown Wars”をRockstar Northと共に作り上げた事でも知られています。
そんなRockstar LeedsがなんとPCタイトルのプロジェクトを進めている事がRockstarの公式求人サイトより明らかになりました。上記のイメージはLeedsが募集しているグラフィックプログラマのサマリーに記されている物で、かなり具体的な実績が求められている事が見受けられます。
これまでのほとんどをRockstarタイトルの移植に費やしてきたRockstar Leedsだけに、PC版となるとやはり”Red Dead Redemption”か来る”L.A. Noire”といった近年のRockstarタイトルの登場に期待が高まるところ。一体何が水面下で行われているのか、浮上するその時を楽しみに待ちたいと思います。
昨日、大ヒット中のカジュアルタイトル「Angry Birds」の開発を手掛けるRovioがAlan Wakeの開発で知られるRemedyの共同創設者Petri Jarvilehto氏を雇い入れたと発表しました。
RovioによるとPetri Jarvilehto氏はコンソール開発部門のVPに就任するとの事で、既にXBLAとPSNにてリリースされたコンソール版Angry Birdsを皮切りに、より広範囲なタイトル展開を進める模様です。
さらに海外情報サイトの3dsfocusがtwitterでRovioとやりとりする中で、Angry Birdsが今年後半WiiWareと3DS向けにリリースされる事が明らかになりました。
Angry Birdsの大ヒットと多方面のメディア展開も含め、もはや笑いが止まらないRovioですが、まだまだこの好調はしばらく続く事となりそうです。しかし明るいニュースが中々登場しないRemedy、頑張れRemedy!!
以前より打倒Call of Dutyシリーズをはっきりと掲げ、FPSシュータージャンルの玉座を再び取り戻す為にMedal of HonorやBattlefield: Bad Company 2をリリースしてきたElectronic Artsですが、残念ながらセールス的には及ばず、先日のQ3会計報告でも打倒Call of DutyシリーズがElectronic Artsの重要な長期的プランだとの発言も行われました。
そのQ3会計報告時に予告され、打倒CoDに王手を掛ける役割を担うとされた年末の新作が「Battlefield 3」だった訳ですが、先日Twitter上で行われたQ&Aセッションに応じたゲームプレイデザイナーのAlan Kertz氏が早速CoDシリーズに対するスタンスについて言及、「CoDになろうとする事でCoDを殺しはしない、より良いシューターになる事でCoDを殺す」と意欲的な発言を見せました。
また、このTwitterセッションにて小売店サイトなどから判明していた真偽不明のディテールの内容等を含む、以下の様な新情報が改めて明言されています。
- プレイヤーは伏せ動作が可能(※ 全プラットフォームと明言)
- Medal of HonorとBattlefield: Bad Company 2では同じ武器/FoVシステムを利用したが、BF3はアップグレードされたバージョンが利用される
- ビジュアルクオリティやビークルと並ぶ程に”破壊表現”はDICEにとって重要な要素
- ビークルのディテールと”破壊表現”は素晴らしいクオリティになっている
- コンソール版にはリミテッドエディションが登場する
- 登場する都市の1つはテヘラン
- Tracersが登場
- フレンドリーファイアはオプション
- グラップルフックとジップラインは登場しない
- ドルフィンダイブは無くなった(※ 前作で可能だった滑稽な移動方法:参考動画)
昨年11月11日にアメリカの巨大メディアグループViacomが傘下のRock Bandシリーズで知られる”Harmonix”の売却計画をアナウンスし、12月後半にはHarmonix-SBE Holdings LLCへと2億ドルとも予想される規模の売却が明らかになりました。
このHarmonixの売却について、Viacomはビデオゲームビジネスが同社が持ち合わせない専門知識とスケールが必要なビジネスだったとし、ゲームビジネスへの取り組み自体の見直しを示唆するコメントを明らかにしており、同じくViacom傘下のMTV Gamesやパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズなどで知られる映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏のゲームスタジオなどの動向に注目が集まっていました。
そんな中、遂にViacomがMTV Gamesを閉鎖した事がMCVのリポートから明らかになりました。MCVによると既に今週水曜からニューヨークのオフィスは閉鎖状態で、数人の財務スタッフが残務処理を進めているとのこと。
MTV Gamesは現在HarmonixとViacomの間で続いているボーナス支払いに関する裁判にも関係しており、まだしばらくは混乱した状況が続く模様です。
これまでHaloシリーズを産み育ててきたBungieが”Halo: Reach”を以て遂に新天地へと旅立ち、今後のシリーズタイトルはMicrosoftの社内スタジオである343 Industriesが引き継ぐ事となっています。
現在のところ343 Industriesからゲームタイトルに関する情報は発表されておらず、漏れ聞こえる採用情報などからその進捗を窺う以外のニュースが無く、続報が待たれる状態が続いています。
そんな中、343 Industriesの開発ディレクターを務めるFrank O’Connor氏がイギリス版Official Xbox Magazineのインタビューに登場し、343が現在発表できる内容を何も持ち合わせていないと発言、昨今様々な形で囁かれる噂を否定しました。
O’Connor氏は2011年に多くのHaloをベースにしたフィクションがHalo世界に登場するが、新しいHaloタイトルは登場しないと語り、Halo: ODSTやHalo: Warsといったサイドストーリーや代替プロジェクトも存在しないと断言しました。そして氏は343が新しい方向にHaloシリーズを導くだろうとシリーズの今後を示唆しています。
また、今年で10周年を迎えるHaloフランチャイズの動向についてO’Connor氏は、先日リリースされたばかりで”ダーウィンの使者”や”火星転移”等の作品で知られるネビュラ賞作家グレッグ・ベアが手掛けた事で知られるノベライズ3部作の第1弾「Halo: Cryptum」のリリースだけでなく、スター・ウォーズシリーズのノベライズ「スター・ウォーズ 共和国の戦士」シリーズを手掛けるカレン・トラヴィス女史による小説作品も登場予定にある事が明らかにされています。なお、このトラヴィス女史による作品ではHalo史の中でほとんど触れられていない2552年の出来事以降が描かれるとのこと。
343が描く新しい方向のHaloとは一体どういう物なのか、2552年以降の歴史が描かれるのだとすれば、小説に今後の方向性を示唆する様な何らかが描かれる可能性もあり、Halo史の黎明期が描かれるグレッグ・ベアの小説と併せて内容が気になるところです。
昨日「Bulletstorm」プロモーションの一環として、FPSの”あるある”をバカバカしく愉快に描いたEpicとPeople Can Flyの無料ゲーム「Duty Calls」がなんと初日で66万ダウンロードを超えた事がBulletstormの公式Twitterから明らかになりました。
この勢いに気をよくしたEpicとPeople Can Flyは行こうぜ!ミリオン!とやる気まんまんで、さらに”Duty Calls”の映像化も示唆、主人公と敵ボスのアクターは誰がいいかな?と意見を求めています。もはや止める人材が存在するわけが無いEpicとPeople Can Fly、是非どこまで突き抜けられるか限界にチャレンジして欲しいところです。
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