先日はZyngaへ2億ドル規模とも言われる大型出資を行った事がまことしやかに囁かれるGoogleですが、新たにソーシャルゲームの開発等を手掛けるデベロッパ”Slide”を1億8200万ドルで買収した事がNew York Timesのレポートから明らかになりました。
SlideはPayPalの共同創立者であるMax Levchin氏により2005年8月に起ち上げられたFacebookやMySpace向けのバーチャルグッズやソーシャルゲームを開発する中堅デベロッパで、来るGoogleのAppストアの基盤となる模様です。さらにGoogleは先日ディズニーに買収されたPlaydomとPlayfishといったソーシャルゲーム分野のトップ企業とも対話を持っているとの事。
国内でもZyngaとSoftbankの提携が明らかになったり、国内デベロッパの買収なども発表され、百花繚乱のソーシャル界隈にも新たな動き起こり始めています。第2のAtariショックの足音が近づいて来ているとも評されるソーシャルゲームジャンルですが、今後来る淘汰の為の布石がより大きく視覚化される事と予想されます。
Saints Rowシリーズを手掛けるVolition、現在はかなりの改善と進化を遂げそうな”Red Faction: Armageddon”の開発に注力していますが、ぶっ飛んだクライム系アクションのSaints Rowシリーズの続編もしっかり進行中です。そんなシリーズ最新作「Saints Row 3」の市民役のボイスアクト権がオークションにかけられる事がVolitionの公式blogから明らかになりました。
この権利は既にebayに出品されており、締め切りまであと5日少々となっています。投稿時現在の価格は415ドル、熱烈なファンでアメリカ在住の幸運なゲーマーならチャンスはまだあります!
なお、このオークションの売り上げは残念ながら先月23歳の若さで火事で負った火傷により亡くなったAshley Amesさんの基金に寄付される事になっています。
今年6月から正式サービスを開始したゲームストリーミングサービスのフロンティア「OnLive」、全体的なシステム構築もさる事ながら、OnLiveを率いる天才Steve Perlman氏による大手通信会社との提携や潤沢な資金調達など、ビジネス的な手腕にも注目が集まっています。
そんなOnLiveの5月に行われた会計報告を基に、OnLiveの株式評価が10億ドルを超え11億ドル規模(約944億円)に達していると海外ビジネス情報の有力メディアであるVenture Beatが発表しました。5月の発表ではイギリス最大手のブリティッシュ・テレコムやBelgacomグループとの提携と併せて各々の2.6%の株式を獲得した事が明らかにされており、5月6日には新たに800万の優先株を発行しています。この新株は1株7.50ドルで約6000万ドルと評価されています。
ヨーロッパへの進出の基盤も着々と進めている様に見えるOnLive、タイトルラインアップも順調に増えており、昨今の新作タイトル発表の対応プラットフォームにOnLiveの文字が見られる機会も増えてきました。このOnLiveの好調の中、追従するグループもOtoyやGaikaiに加え、InstantActionとGameStreamerも参入しており、2番手グループの動向にも注目が集まります。
先日Activision BlizzardがCall of Dutyシリーズのマップパックが累計2000万セールスに到達した事を発表しました。さらに今回のQ2会計報告ではデジタル流通の20%成長も報じられ、ユーザーからはModern Warfare 2マップパックの金額に対する苦言等も見られる中、売り上げは順調に伸びている様子です。
そんな中、Activision BlizzardのCOOを努めるThomas Tippl氏が投資者への説明において、Modern Warfare 2のマップパック販売があと2~3週程度でWorld at Warの販売本数に追いつくと語りました。
なお、World at Warのマップパックは10ドルでリリースされ、2010年2月時点で850万本を売り上げています。この規模を15ドルのModern Warfare 2マップパックが達成する事は、ほぼ1億5000万ドル規模の利益を生む事を意味しており、Kotick氏の「Modern Warfare 2のDLC販売から法外な規模の利益を得た」発言を数字で裏付ける事となりそうです。
またKotick氏は、このマップパック販売をCall of Duty: Black Opsでも同様に盛り込みたいとも発言しており、まだまだCall of Dutyシリーズの安泰が今後も続きそうな気配を漂わせています。
昨日Activision Blizzardが6月30日に終了した第2四半期の会計報告を発表、売り上げは9億6700万ドルで、昨年の10億ドルから7%マイナスとなりました。しかし、純利益は2億1900万ドルと昨年の1億9500万ドルよりも増加しています。
今期のセールスには未だに北米とヨーロッパで人気のModern Warfare 2の存在が大きく、先日CoDシリーズのマップパック販売が累計2000万セールスを果たした事が発表されており、デジタル流通のセールスが前年比から20%成長を遂げている事が明らかにされています。
NPDの発表ではCall of DutyシリーズがNo1FPSフランチャイズで、Modern Warfare 2が北米の今四半期No1FPSタイトルである事が記されており、Activision Blizzardが今四半期のTOP10タイトルの内、Modern Warfare 2、World of Warcraft: Wrath of the Lich King、World of Warcraft Battle Chest、Diablo Battle Chestの4タイトルを有していた事も記されています。
また、Activision Blizzardは今年度のセールスが42億ドル規模になる事を期待しており、第3四半期は6億ドルの売り上げを予想しています。Blizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」が素晴らしいセールスを達成しつつある事や、Call of Duty: Black Opsを初めとするホリデーシーズン向けラインアップも充実するActivision Blizzardのビジネスは、緩急の激しい様々なトラブルや世間の評とは一転して比較的安定した動きを見せていると言えそうです。
華やかなゲームイベントがますます勢いを増す昨今のゲーム文化ですが、アメリカ中央部や北東に位置するアイオワ州にある人口2万5000人の平和で小さな町オタムアで大きな野心を持った意欲的なイベントが今後毎年開催される事が明らかになりました。
このゲームイベントはその名もThe Big Bang、今日から週末にかけ4日間に渡って開催され、任天堂の宮本氏を含むゲームデザイナーやプレイヤー29人(※ 既にノミネート済み)の中から”ゲームの殿堂”が選ばれる事となります。
オタムアの市長を務めるDale Uehling氏は「オタムアはビデオゲームのクーパースタウンになりたいんだ」と、野球殿堂を収めるアメリカ野球殿堂博物館を持ち、世界中から年間35万人の観光客を集める人口2000人のクーパースタウンを例に挙げ、ビッグバンフェスティバルへの意気込みを表しています。
ゴールは非常に高いこのオタムアですが、クリーブランドのロックンロール殿堂や前述のクーパースタウン等も同様に町の厳しい状態からスタートしており、決して大成功が無いとは言い切れません。今回のイベントを率いるWalter Dayさん61歳は、サンホセやロサンゼルス、シアトル、東京では出来ない何かを行う為にオタムアは努めると発言しています。
ゲームイベントやゲーム文化、そして都市は割と密接な関係をもっており、サンホセではAtariが生まれ、シアトルでは任天堂アメリカが誕生、東京はゲーム技術や開発の中心とも言えます。ですが、オタムアは普通の工業都市、市内で最も従業員を擁する会社は干し草の梱包を行う会社とカーギルミートの缶詰工場です。ゲーム一切関係ないwww
しかしそれでもWalter Dayさんは「オタムアをビデオゲーム世界の中心にしたい」と語り、ビッグバンフェスティバルをいずれ10万人の参加者が訪れるイベントにしたいと発言、素晴らしい”でもやるんだよ!”精神を発揮しています。
一見、ばかばかしく状況によっては嘲笑の対象ともなりそうなこのビッグバンフェスティバルですが、ビデオゲーム業界の対応は非常に暖かい物で、第1回のイベントでハイスコアアタックが行われるパックマン競技に対し、アメリカのバンダイ・ナムコがパックマンのコスチュームに身を包んだ審判チームの派遣を行い、ゲーム殿堂にノミネートされた宮本氏は出席は出来ないものの、暖かい手紙がオタムアに届けられたそうです。
さらに、オタムアでホットソースを作りながらレストランを営むBilly Mitchellさんは1999年の東京ゲームショーで”video game player of the century”(世紀のビデオゲームプレイヤー)の名を得たとの事で……、Mitchellさんのレストランはビデオゲームのメッカとなるに十分だとの自負も見せています。
ちなみに公式blogではほぼ全ての人が疑問に思うであろう”なぜオタムアで?”に対する回答をポストしており、一発目に”なぜオタムアじゃ駄目ですか?“と聞き返しています。もういじられ方まで承知しているイキな回答!格好良すぎる。さらに加えて、交通の便が良いこと、E3やPAXなどに参加すると700~800ドル掛かる費用が、物価の安いオタムアなら4日間200ドルでばっちり楽しめる事などを理由に挙げています。
公開されている写真からは、平和で優しくのんびりした時間が感じられるこのオタムアのビッグバンフェスティバル、是非頑張って素敵なイベントにしていって欲しいと願います。記念すべき第一回のゲーム殿堂を誰が受賞するのか、さらにはゲーム競技の結果など、イベントの成否も含め必ずお知らせしますので、続報をお楽しみに。これは機会があれば行ってみたい!!
2008年のアメリカ大統領選挙で共和党の大統領候補としてオバマ大統領と対決したアリゾナ州の上院議員ジョン・マケイン氏とオクラホマ州の上院議員を務めるTom Coburn氏が、アメリカにおける税金の無駄遣いプロジェクトのトップ100をまとめ発表(※ PDFファイルが開きます)しました。
アメリカではリーマンショックやサブプライムローン問題等に端を発する近年の景気後退に対して、国内の事業活性と雇用創出を図る為に様々な財政支出を増加させています。今回発表されたリストはこの13兆ドルを超える財政支出の規模増が国債による物である事や、規模に対して国内の失業者の数が減っていない事を指摘する物となっています。
リストの前文では2010年6月の失業率が昨年6月と変わっていない事や、無理な財政支出が今後さらなる経済不況を招く可能性が高い事も指摘しており、日本国内でも最近よく目にする事業仕分け的な提言を呈しています。
リスト入りした100事業の中には数年閉館したままの箱物施設の巨大な窓ガラスを55万ドル掛けて交換した事例や、インタラクティブなダンス用アプリケーションの研究費としてノースカロライナ大学に渡った76万ドル以上の予算、人気スポーツのスタジアムとカジノを直接繋ぐ地下道を造るための工事費6200万ドル、さらには40年放置された地下鉄駅を美術館にするプロジェクト120万ドル、何ヶ月も閉館しているバイオマス発電所など、まぁ出るわ出るわ!の頭が痛いプロジェクト達が多く並んでいます。
その中にノースカロライナ州立大学とジョージア工科大学が研究を進めている高齢者のメンタルヘルスの改善を目的にした高齢者向けゲーム開発の研究費120万ドルがリスト入りしている事が明らかになりました。リストにはこの結果として、高齢者のゲームに対するニーズを理解せず専門的なゲーム開発の知識を持たないデザイナー達が援助された事が記され、研究の監督者が彼らのゴールが高齢者のためのゲームを開発するためのガイドラインを制作する事だとする旨が記されています。
何だかどれもこれも、どこかで聞いた事があるようなないような……。まったく、内外問わずどこも似たような状況というのは沢山ある物ですね。
PCタイトルとは思えない様な巨大ローンチを成功させたBlizzardの最新作「StarCraft II: Wings of Liberty」、韓国では国民的な人気を誇るタイトルとして知られていますが、StarCraft仕様のジャンボまで飛ばしている大韓航空がStarCraftのリーグである”Starleague”のシーズン2のTVCMを制作しました。
映像には将来の夢を語る幼稚園の子供達の中に……プロトスのArchonになって地上と航空ユニット両方に攻撃をという男の子が登場、まさに老若男女の人気を博するStarCraftの人気の程が窺えるような内容になっています。良し悪しは置いておいて、やはり大きな文化の差が感じられる映像やプロモーションとして興味深いCMだと言えそうです。
昨年存在が明らかになったElectronic Artsのかつての名作リメイクプロジェクト、ラインアップには懐かしいRoad RashやWing Commander、そしてポピュラスやダンジョン・キーパー等に加えて、モリニューがBullfrog時代に手掛けた傑作「シンジケート」も含まれていました。
なお、シンジケートのリメイクは、The Chronicles of Riddickの開発で知られるStarbreeze Studiosが担当している事がElectronic Artsとのライセンス契約書やモーゲージ証書などの存在から明らかになっています。
Starbreezeが本作と並行して手掛けていた”ジェーソン・ボーン”シリーズ新作のキャンセル以降、続報が無い状態が続いていましたが、8月に入りElectronic Artsがシンジケートに関する新しく3つの商標を登録をしたことが発見されました。
今回発見されたシンジケートの商標は”ビデオゲーム関連”と”コンピューターゲーム関連”、そして”フィギュアやカード関連”となっており、未だ正式な発表が行われないながらも、水面下ではしっかりプロジェクトが進められている事は間違い無さそうです。
昨晩Electronic Artsが2011年度第1四半期(4月1日~6月30日)の会計報告を行いました。発表によるとQ1の純収入は昨年の6億4400万ドルから27%上昇し8億1500万ドルに達したとの事で、EAのボスJohn Riccitiello氏はソリッドなQ1だったと評価、トップとボトムライン両方が期待値を超過したと発言しています。
発表によると、Electronic ArtsはHDコンソールで22%のシェアを持ち、リテール販売で33%のシェアを持つNo1パブリッシャーとの事で、併せてデジタル流通のシェアも伸びている事が記されており、今会計年度ではデジタル販売が30%成長を見せ7億5000万ドル規模に達する見込みである事も明らかにされています。
今回のQ1でElectronic Artsはヨーロッパ市場でセールスのトップ15タイトルの内、4位の”2010 FIFA World Cup South Africa”、7位の”Battlefield: Bad Company 2″、12位の”FIFA 10″の3タイトルを保持、韓国で500万セールスに達した”FIFA Online 2″も好調である事が記されています。
本日、中国のオンラインゲームデベロッパNetDragonがハズブロと提携し、アジアや中東、ロシア等に向けてトランスフォーマーのMMOタイトルを開発中である事を発表しました。NetDragonのLiu Dejian氏はトランスフォーマーが中国でよく知られたタイトルであり、ハズブロとの提携が光栄な物であると発言しています。
本作のサービス開始は2011年の予定で、運用対象地域は現段階でアジア、北アフリカ、中東とロシアに限定されているとの事。さらに気になる点として現在NetDragonがこのトランスフォーマータイトルの他にダンジョンキーパーとUltimaのタイトル開発を手掛けている事が明かされています。
7月27日に世界中で開催されたローンチイベントと共にリリースを迎えた、Blizzardの新作「StarCraft II: Wings of Liberty」、リリース初日から巨大なセールスを達成しそうなニュースが多く聞かれていましたが、昨晩Blizzardがプレスリリースを発表、販売本数はリリース後24時間で100万本を超え、なんと48時間後には150万本にまで達した事が明らかになりました。
これは2010年のリリースから24時間で最も売れたPCタイトルで、さらには歴代ストラテジーゲームにおいて最も早いセールスの記録でもあるとの事。リリースは5大陸12ヶ国以上で果たされ、Blizzardによると120万アカウントが現在アクティベート済みで、その内62万アカウントが北米にあるそうです。
まさにBlizzard!と言わんばかりのメガローンチをPCタイトルで果たした本作は、Metascoreもぶっちぎりの高評価となっており、今後ますますセールスを伸ばすだろうと予想されています。Battle.netの大改装も含めたBlizzardのコミュニティ運営と対戦ゲームとしての文化的な側面、そしてビジネス面での動向まで、今後も要注目のタイトルだと言えそうです。
近年ActivisionのボスBobby Kotick氏の発言やリーク騒動からかなり直近の現実的な動きとして語られる事の多い「Call of Duty」シリーズの課金モデル採用の噂ですが、先月登場したXbox Liveでの加入UIのリーク騒動については、ActivisionがLiveのテスト用UIがバグでオーバーレイされた物だと噂を一蹴する形で一応の収束を見ました。
しかし、いずれにしろ課金モデル登場の可能性が消えた訳では無く、今後のシリーズタイトルで新しいビジネスモデルに踏み出す可能性は十分に残されています。そんなCall of Dutyの課金モデルが、World of Warcraftが大きく成功を収める中国に於いてサービス開始初年度で1億ドル規模に達するポテンシャルがあると、Janco PartnersのアナリストMike Hickey氏が新しいリサーチノートの中で明らかにしました。(※ 2009年の中国でのWoWの売り上げは10億ドルを突破しています)
氏は現在中国国内でWorld of Warcraftの運営を手掛けるNeteaseとActivision Blizzardの関係強化を予想、今後Call of DutyのオンラインタイトルとBlizzardの未発表MMOタイトルのライセンスを取り交わすだろうと述べ、Call of Dutyの課金ビジネスが新たな付加的利益を発生させるだろうとの見解を示しています。
PCタイトルながら注目すべきメガローンチを果たしたBlizzardの最新作「StarCraft II」ですが、現在Battle.netのアカウントハックを目的にしたメールでのフィッシング詐欺が横行しているとの事で、海外情報サイトではプレイヤーに対して注意を促しています。
これはあたかもBlizzard StoreでStarCraft IIを購入したかのように偽のCDキーを送りつけ、Battle.netにそっくりの別サイトへ誘導し、アカウントとパスワードを入力させるという悪質な物で、今後もあの手この手で新たなフィッシング詐欺が登場する事になると思われます。現在既にプレイされている方や購入したばかりの方はblizzard以外からのメール(@blizzard.comあるいは@battle.net)については十分に注意する必要がありそうです。
ついにリリースされたBlizzardの最新作「StarCraft II」、世界中でローンチイベントが行われ、一見PCタイトルの発売とは思えないような巨大な行列やイベントの規模等、近年希に見るPCタイトルでのメガローンチを果たしました。売り上げもかなり上々の様子で今後のセールス規模の発表等楽しみな限りですが、早速イギリスではトップセールスに躍り出た模様です。
今回発表されたのは7月第4週のセールスチャートで、StarCraft IIが長らく王座に君臨していたRed Dead RedemptionとToy Story 3を下し初登場トップに輝き、その他Just DanceやCall of Duty: Modern Warfare 2など、お馴染みの顔ぶれが並ぶトップ10となっています。また、7位に海外リリースを果たした”ドラゴンクエストIX 星空の守り人”がランクインしている事にも注目です。なお、詳細は以下の様になっています。
- StarCraft II (Blizzard Entertainment, Activision)
- Toy Story 3 (Disney Interactive Studios, Disney)
- Red Dead Redemption (Rockstar San Diego, Rockstar)
- Dance on Broadway (Ubisoft, Ubisoft)
- Lego: Harry Potter (TT Games, Warner Bros Interactive)
- Just Dance (Ubisoft, Ubisoft)
- Dragon Quest IX: Sentinels of the Starry Skies (Level-5, Nintendo)
- Call of Duty: Modern Warfare 2 (Infinity Ward, Activision)
- Super Mario Galaxy 2 (Nintendo, Nintendo)
- Battlefield: Bad Company 2 (DICE, EA)
今年3月にワーナー・ブラザーズがアナウンスした指輪物語原作のアクションRPG”The Lord of the Rings: War in the North”、開発はSnowblind Studiosが手掛けていますが、どうやら指輪物語だけでは無く「ホビット」のゲームタイトルも進められている可能性が明らかになりました。
これはGamasutraに掲載されたワーナー・ブラザーズの求人から明らかになったもので、マーケティングディレクターの募集内容に指輪物語とホビットに基づいた新タイトルの開発の文字が記されています。
映画「ホビット」の方はギレルモ・デル・トロ監督の元で順調に進められていたかと思いきや、5月の降板騒動以降まだ新監督が決まらず、ブロムカンプかピーター・ジャクソン自ら出陣するかなど様々な憶測が飛び交っています。ゲーム化の存在が映画の方のスムースな再始動を意味する物であれば嬉しいのですが……。今後の続報に注目といった所でしょうか。
かつてはセガのメガドライブが大きく普及していたアメリカ中南米地域、アジア諸国ともまた一味違った様々な独自進化を遂げたハードが並ぶ、モンドなハードが好物の方にはたまらない地域でもありますが、昨年にはプレイステーション2の発売が正式に開始され、南米独特のコンソール分布に変化が起こりつつあります。
そんな中、著作権被害の問題や文化的な面でも独特のスピード感を持つ中南米のゲームビジネスにソニーがてこ入れを始めるようです。ゲームをこれから始める為のセット商品や、PS3向けAAAタイトルの完全ローカライズ、さらにはゲームイベントの開催など、なかなか力の入った展開が予定されている模様です。
まず2種類リリースされる”Gamer Kit”と呼ばれるバンドルパックでは、PS2とPSP向けの物が用意され、PS2では本体とコントローラー2つ、8MBのメモリーカード、3本のタイトルのバンドルとなっており、PSPは本体と旅行用ケース、そして3本のポピュラータイトルが同梱されるとの事。
さらにソニーはPS3の普及にも力を入れる様で、中南米向けに”inFAMOUS 2″と”Killzone 3″のスペイン語版のリリースを発表、さらに”Killzone 3″はブラジル向けにポルトガル語版もリリースされ、inFAMOUS 2は春に、Killzone 3が2月リリースの予定となっています。
これはメキシコのCabo del Solでソニーが開催したゲームイベントで発表された物で、ソニーは有名フランチャイズの高度なローカライズを明言、Playstation中南米チャンネルのシニアディレクターとゼネラルマネジャーはこのイベントにて、3D立体視やPS Move、近年の専用タイトルについても言及、中南米のゲーマーに向けたPS3展開が今後大きな動きを見せる事を示唆しています。
すでにXbox 360はリリースされている中南米地域ですが、セールスで成功しているとは言い難い状況で、今後HDコンソールの新たな市場となり得るか、今後の動向に注目する必要がありそうです。
BlizzardのWorld of Warcraft開発チームのメンバー達によって2005年に起ち上げられ、鳴り物入りでMMOタイトルの開発を発表したRed 5 Studios、その後Offset Engineの採用が明らかにされて以降続報が聞かれない状態が続き、今年の1月には大型のレイオフが敢行され、さらにその後どうやら中国のThe9による乗っ取りにも見えるようなCEOの辞職に新CEOの決定など、かなり不透明な動きが話題となりました。
さらに今月最初には、開発に使用していたOffset Softwareのゲームエンジン”Project Offset”の開発中止も明らかになり、驚く程に散々な状態となっていましたが、とうとう5年の潜伏期間を経て、9月に開催されるPAX 2010にてデビュータイトルが発表される事になった様です。
なんとデビュータイトルはこれまで開発を行ってきたMMOタイトルでは無く、チームベースのオンラインシュータータイトルとの事。どうやらエンジンはProject Offsetを深く改造した物が使われている様で、この波瀾万丈な5年を過ごして来たRed 5 Studiosのデビュータイトルに注目が集まります。また、World of Warcraftのライセンスを失効し売り上げを94%も落としてしまった中国The9の起死回生の一打として、ビジネス的な側面からも注目の発表となりそうです。
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