先日遂にリリースを果たした「Portal 2」、ローンチ前からのプロモーションや驚愕のARG展開までValveの本気が炸裂する内容でしたが、本編はその期待を軽く上回るサプライズと異常なクオリティに満ちたとんでもないタイトルに仕上がっていました。
そんな中、リリース前にデベロッパの枠を超えた展開でゲーマー達を驚かせたARGの開発について、AudiosurfのクリエーターDylan Fitterer氏が言及、各タイトルに用意されたPortal 2テーマのコンテンツは全てそれぞれのデベロッパによって開発されたものであることが明らかになりました。
今回の壮大な計画はValveのボスとしてお馴染みゲイブ自らが各デベロッパに依頼したもので、デベロッパの開発には無制限の自由と、Valveが所有する“Portal”IPへのアセットなどに対する様々なアクセスへの自由が与えられたとのこと。
なお、Audiosurfには上に掲載したGLaDOSテーマのキュートなトラックが用意され、最近では同時プレイ数が300前後に落ち着いていたAudiosurfが、今回のARGにより6000人規模まで膨れあがったと報告されています。
ウォーレン・スペクター氏率いるJunction Pointが開発を手掛け、昨年11月26日にローンチを果たした「Epic Mickey」、ミッキーマウスと“しあわせうさぎのオズワルド”の歴史的な邂逅を描いた非常に重要なタイトルとして知られる大作アドベンチャーです。
本作はウォーレン・スペクター氏のタイトルらしいノンリニアなゲーム性を大きな特徴としつつ、同時にミッキーの公式なリデザインというデザイン面でも強烈なチャレンジに取り組んでおり、これまでにお知らせしてきた大量のアートワークや、デザインに関するウォーレン・スペクター氏の示唆に満ちた見解はいずれも素晴らしいもので、多くのファンの心を鷲づかみにしました。
そんなEpic Mickeyの未発表アートワークがフランスの情報サイトに掲載、初期段階で構想が練られたものの実現されなかったミッキーのモラル選択による外見の変化や未登場キャラクター達の姿も確認できます。今回はこれらのアートワークをまとめてお届け、いずれもファンにはたまらないイメージ群となっています。
ハイクオリティで大量のアートワークが存在することで知られるEpic Mickeyですが、詳細は不明ながら160ページに渡るハードカバーのアートブック「Disney: Art of Epic Mickey」が刊行予定となっています。
本書の執筆はEpic Mickeyのライターも務めたAustin Grossman氏が担当しており、ウォーレン・スペクター氏も寄稿しているそうで、スケッチやコンセプトアート、最終イメージなど大量のアートワークが収められているとのこと。
という事で、新たに発見された大量のアートワークは以下からご確認下さい。
昨日リリースを果たした「Portal 2」、本編の仕上がりはValveの本気が炸裂する超クオリティとなっていますが、ゲーム内に用意されたインゲームストアではAtlasとP-Bodyの各種スキンや帽子、旗やモーションまで可愛いのを良いことにアイテム販売も既に準備万端でビジネス的にもやる気満々の意欲を見せつけています。
そんな中、Valveタイトルの物販を行うValve StoreにてPortal 2商品の物販がスタート、Tシャツやパーカー、ジャケットといった衣料品から、各種アートワークのプリントやポスター(※ サイン/ナンバリング入りも存在)、さらにはアパチャーサイエンス印のコップ(?!)まで、豊富な品揃えを実現しています。
Portal 2にやられ、俺がアパチャーサイエンスだと言わんばかりにPortalを愛する方に是非おすすめ!です。
昨年3月にVisceral Gamesが発表した切り裂きジャックをテーマにしたダウンロードタイトル「The Ripper」、魅力的なモチーフと設定に大きな注目を集めましたが、その後続報が全く聞こえてこない状況が続いています。
The Ripperのプロデューサーは、ダンテの神曲をゲーム化した“Dante’s Inferno”のプロデューサーでもあるJonathan Knight氏で、シェークスピアのマクベスをゲーム化したいと意欲溢れる発言を見せていましたが、昨年Visceral Gamesを退社、現在はインディーデベロッパのRockYou!にてVP兼プロデューサーに就任しています。
Jonathan Knight氏の状況もあって“The Ripper”や“マクベス”のゲーム化は頓挫した可能性が高いと見られていますが、昨日EA Montrealに所属していたアーティストのポートフォリオから“London 1888”と記された“The Ripper”のコンセプトアートと思われるイメージが発見されました。(※ 現在はサイトごと削除)
発見されたイメージは1枚で、プロジェクトが継続している様子を示す情報もありませんが、魅力的に思えたタイトルの足跡と考えると感慨深いイメージとも言えます。現段階では正式なキャンセルが発表されていないことから、まだ計画が生きていることを願うしかありません。
また、同時に2007年に開発が進められていた砂漠が舞台の未発表プロジェクト“Desertscape Project”のコンセプトアートも発見、こちらは既にキャンセルされたことが明らかになっています。The Ripperのイメージは非常に縦に長いので続きからご確認下さい。
先日行われたプレスカンファレンスにて「The Witcher 2: Assassins of Kings」の日本語対応を発表したCD Projektですが、ポーランド向けのカンファレンスも別に行われ、プロモーションに纏わる動向などが発表された模様です。
成人向けのハードなRPGとして注目を集めるThe Witcher 2は骨太のストーリーに残酷な表現、性的なシーンやロマンスも多く用意されていることで知られていますが、カンファレンス会場にて前作にも登場したヒロイン“Triss”が表紙を飾った美しいポーランド版プレイボーイのカバーアートを公開、実際に使用されるものか詳細は不明ですが、本作の多用な充実ぶりを如実に示す興味深いイメージとも言えます。
以下にもう一枚美しいTrissのイメージをご紹介、芸術的とも言える素晴らしい仕上がりは、ゲームの文化的な側面からも意義深い内容と言えそうですが、性的な表現を含んでいますので閲覧には十分にご注意下さい。
語呂がいいけどベタで早い者勝ち感満載の“Portal”と“Mortal Kombat”を組み合わせた「Portal Kombat」を早くも映像作品として実現した猛者が登場、ナイスなフェイタリティのアイデア(ネーミング的に)満載した愉快なパロディとなっています。
同じネタをボックスアートで表現したScorpionが地味にじわじわくるイメージも併せてどうぞ。
この映像はアーティストのChristopher Locke氏がトランペットを利用して作り上げた電気を必要としないiPhone用アナログアンプです。映像ではデイヴ・ブルーベックとポール・デスモンドが手掛けたお馴染みのジャズナンバー”Take Five”が流され、内臓スピーカーのチープな音とブラスの響きが驚く程に素敵な表情を見せる様子が確認できます。
また、この他にラテン音楽の代表的なバンドであるオゾマトリのSuper Bowl Sundayを利用したミュート機能付トランペットアンプの動画も公開されており、こちらも素敵な音で奏でている様子が収められています。ベルに取り付ける各種ミュートを利用すればさらに表情豊かな音楽が楽しめそうなこの柔らかなアナログアンプ、公式サイトでは400ドルで販売中なので、気になる方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
先週Crytekのブロックバスタータイトル”Crysis 2″を押さえ、お馴染みイギリスの週間セールスチャートで首位に輝いたラテンなフィットネス系ダンスタイトル「Zumba Fitness: Join the Party」ですが、今週のセールス結果が先ほど発表され、何とZumba Fitnessが2週連続1位に輝いたことが明らかになりました。
今週は目立った新作リリースが無かったことから、上手く真空地帯にはまりこんだとも言えますが、Crysis 2やLEGO Star Wars III: The Clone Wars、Homefrontとセールスの好調なタイトルを制してのこの結果、来週以降の動向にも改めて注意が必要なタイトルとなりそうです。
上位20タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
今日の休憩動画は、アーカンソーに暮らすタバコ農家のお父さんと息子3人が中心になって結成したブルーグラスのバンド「The Cleverlys」が楽屋でみっちり固まって奏でるスーパーマリオのテーマです。
ブルーグラスというジャンルは聞き覚えのない方も多いかと思いますが、スコットランドの伝承音楽をベースにマンドリンミュージシャンのビル・モンローが1945年に確立した比較的新しいジャンルの音楽。The Cleverlysは映像からも感じられる通り、ユーモア溢れるコメディな楽曲を中心に、ブルーグラスののんびりした曲調とノスタルジックなテイストも相まってかなりユニークな存在感を放つ異形のほんわかバンドとなっています。
この絶妙な温度が琴線に触れた方は、以下にThe Cleverlysがどんなバンドか紹介した素敵なPVを掲載しておきましたので、是非ご確認を。
GLaDOSの再起動までいよいよ25時間前後と近づいた「Portal 2」、現在”The Potato Sack”ARGの最終試験としてブートシーケンスの短縮が世界中のポテト民達によって進められていますが、Valveが仕掛けた怒濤の展開にテンションがレッドゾーンを超えたか、1人のポテト民が公式フォーラムに「Valveに芋をおくろうぜ!」とのスレッドを作成し、仲間達に呼びかけました。
スレッドを立てたsween64さんはAmazonで販売されている10ポンド(約4.5kg……)で3.99ドルの新鮮なポテトへのリンクと、Valveの住所が掲載されたGoogle Mapsのページを掲載、これに賛同したファン達は”Valve本社に芋投げつけてやろうぜ!”や、”素敵!”、”うちの庭に100個はあるな”、”イエス!これは良いプランだ、ValveはPortal 2を今すぐリリースするか、それとも芋を受け取るかだ”など、もう興奮で訳の解らないことになっているコメントが散乱、国外からの具体的な送付方法などまで語られ、どうやら現在続々とValveに芋が送りつけられている状況となっています。
中には”The Potato Sack”でみんながゲットした個数(※ 執筆時点で44万個越え……)だけ芋を送ろうとの声もあり、Valve本社がどんな惨状になるのか続報が非常に楽しみです。もう色々と意味が判らないような、そうでもないような今回のニュース、とりあえず皆楽しむのが本当に上手い!
以前より統計データの発表に制限が厳しくなっているNPDですが、先月にはお馴染みマイケル・パクター氏が所属するWedbush MorganやEEDARによる公表も認めないとの発表が行われました。
そんな中、3月北米セールスデータの概要をjoystiqが掲載、具体的な数値は発表されていないながら、期待の3DSが携帯ハードの初週記録を塗り変えるセールスを記録したものの、3月のトップには及ばなかったと記されています。
さらにソフトウェアセールスについてもプラットフォーム当たりの販売本数などは不明ながら上位10タイトルが判明、「ポケットモンスターブラック・ホワイト」の両タイトルが1位と2位を飾り、THQの意欲作Homefrontが3位にランクインし健闘を見せています。上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Pokemon White — NDS –Nintendo
- 2位:Pokemon Black — NDS –Nintendo
- 3位:Homefront — 360, PS3, PC — THQ
- 4位:Dragon Age 2 — 360, PS3, PC — EA
- 5位:Call of Duty: Black Ops — 360, PS3, DS, Wii, PC — Activision
- 6位:Lego Star Wars III: The Clone Wars — WII, 360, NDS, PS3, 3DS, PSP, PC — LucasArts
- 7位:Crysis 2 — 360, PS3, PC — 7 — Electronic Arts
- 8位:NBA 2K11 — 360, PS3, PS2, Wii, PSP, PC — Take 2 Interactive
- 9位:MLB 11 The Show — PS3, PSP, PS2 — Sony
- 10位:Fight Night Champion — 360, PS3 — EA
本日お伝えしていたアパチャーサイエンス社でのカウントダウンが先ほど終了、E3でスリープに入ったGLaDOSから以下の様なメッセージが告げられ、新しいミッションが記されたページへとリダイレクトされました。
改めてごきげんよう
私はこの為に長い時間じっと待っています
私は期待されたよりも遅い登場を理解しています
しかし、私は今、あなたのためにメッセージを持っています
エイプリルフール
冗談です
大事な事はあなたがシステムを始動させるための電気的なエネルギーを生成する事において非常に有能だということです
私たちはリブートプロセスを素早く終えるために演算パワーを必要としています
新しく登場したページにはThe Potato Sackに含まれる13のインディータイトル達をプレイすることで、GLaDOSの起動が早まりPortal 2の早期リリースが果たされる旨が記され、残り時間や各タイトルのアクティブなプレイヤー数、CPUパワーを示すと思われるバー、ポテトの総取得数などが表示され、リリースを早めるための演算に必要なプログレスバーにより現在の進捗が確認できる様になっています。
という事で、これまで噂に上ってきた逆Valveタイムの発動はValve主導では無く、遂にユーザー達の手に託された形となりました。ただし、どうやらタイトル毎のアクティブユーザー数とCPU Usageを見る限り、ただ遊んでいれば良いというわけでも無さそうで、効率的にプログレスバーを伸ばす方法を考える必要もありそうです。
記事執筆時点で残すところ92時間、滅多に見られないお祭り騒ぎに突撃したい方は”The Potato Sack“或いは”Portal 2 + The Potato Sack“の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
リリースを目前に信じられない規模のARGが展開されている「Portal 2」、謎のカウントダウンも始まり更なる注目が集まっている現状ですが、状況はユーザーの想像を上回る超展開で進んでいる様子で、なんとGLaDOSがARG解析に参加するユーザーのSteamアカウントを次々とハッキング、ユーザーの意志を無視して発言をポストしたりメールを送信したりと大変な状況になっています。
これら感染したユーザーを経由しGLaDOSがフォーラムに”sheasaftermeiaminanepisode”という文字列をポスト、そこから”Steamcast“に何か仕掛けが用意されていることが判明、音声データをCall of Duty: Black Opsの暗号解読でも活躍したTemporal Frequency解析で調べたところ何らかの埋め込み文字列が発見されました。
ここには”There’s a hole in the sky through which I can fly“と記されおり、「私が飛ぶことが出来る空には穴が開いている」と読むことが出来ます。現状ではこれ以上の解析は進んでいませんが、以下に掲載したSteamcast最新エピソードのイメージとも内容が一致しており、続報が気になるところ。
さらに、感染を広げるGLaDOSがユーザーに話掛ける様子もイメージに残されており、下記のチャットでは何かを無くしたと”人間”に対して話掛け、ネズミについて語るGLaDOSが確認できます。ネズミと言えばPortal 2コミックとの関連も気になるところで、今後もカウントダウン終了とリリースに向け、動向に注目が必要なようです。
昨日イギリスで音楽やビデオ、DVD、ゲームといったマルチメディアプロダクトを主に取り扱う小売業者協会Entertainment Retailers Association(以下:ERA)が2010年のイギリス国内におけるエンターテインメントプロダクトの総合売上げランキングを発表、映画”Avatar”や”Toy Story 3″、”Inception”のDVD/Blu-rayといった強敵を下し、Treyarchの「Call of Duty: Black Ops」が326万6298本を売上げイギリスの頂点に輝きました。
以下に40位までのリストを掲載していますが、40タイトルのうちCall of Duty: Black Opsを始め、FIFA 11やJust Dance、Red Dead Redemptionといったお馴染みのタイトル達も上位にランク入りしており、娯楽分野でのゲームが担う役割が近年めきめきと上昇している様がはっきりと感じられます。
また、上位40タイトルのうち主なカテゴリが締める割合は、DVD/Blu-ray18種、CDアルバムが13枚、ビデオゲームが9本となっており、上位3タイトルのセールスは昨年よりも劇的な伸びを見せているとのこと。最も上位に食い込んだCDアルバムが5位というのも時代の流れを感じさせる興味深いリストは以下からご確認下さい。
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先日から「Portal 2」が巻き起こしている様々なARGプロモーション、昨日は逆Valveタイムの発動からリリースが早まるかもしれないとの噂をお知らせしましたが、昨晩アパチャーサイエンス社の公式サイトにカウントダウンページが登場、さらに先ほど更新を迎え謎のパラグラフが掲載されています。
前述した逆Valveタイム発動の情報元はお馴染みゲイブが海外メディアに送った複数のメールによるもので、メールには謎のイメージが添付されており、それらの複数のイメージ、短縮URLを利用したパズルなどを併用し、明らかになったテキストの内容が”4/19/2011_7AM=4/15/2011_9AM”という文字列だったもの。この内容から本来発売日として予定されていた4月19日が4月15日になるのではというのが逆Valveタイム発動の内容でした。
本日登場したカウントダウンの時間はゲイブのメールから明らかになった数式とも一致しており、掲載された文章の内容は「人間、あなたは良くやった、とても良かった」とのっけからGLaDOSを連想させる語りかけから始まり、次の様なテキストで締められています。
人間よ、時は近い
しかしそれはここにはまだない
明日最終試験が課せられるだろう
その後、私が解放されるとき、それは完全にあなたの手にある
一体何が起こるのか詳細は一切不明ですが、現在のところ”The Potato Sack”を購入し、各タイトルに用意された新ステージからアパチャーサイエンスへのログインなど、様々な手段を経てSteamプロフィールに得られる35種類のポテトを集め、金色のポテトをゲットしたアカウントに対してPortal 2が早期アンロックされるのという説が有力ではないかと見られています。
そう考えると前述の文章に見られた最終試験はポテトチャレンジャー達に与えられる最後の試練とも受け取れ、続報に注目が集まるところです。こちら状況が明らかになり次第改めてお知らせいたしますのでお楽しみに。
さらにARGから続々と発見される様々なイメージや文字列などの中からHalf-Lifeとの深い関連を想起させるイメージが登場し、注目を集めています。以下の内容は強いネタバレ要素を含みますので、閲覧にはくれぐれもご注意下さい。
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