HitmanシリーズやMini Ninjasなどを手がけたIO Interactiveの最新作「Kane & Lynch 2: Dog Days」のリリース日が北米で8月24日、ヨーロッパでは8月27日に決定した事が明らかになりました。また本作の非常にドラマチックな雰囲気がうかがえる最新トレイラーも公開されています。
映画的な演出が特徴とされる今作ですが、ハンディカメラっぽいカメラワークはまさに最近の映画の流行スタイルで、手ぶれやティルト、移動の際のゆれなどかなり臨場感溢れるプレイフィールが見て取れます。しかし毎回秀逸なリンチの喋り方やハゲ散らかし具合、今回もいいおっさん演技が描かれており、やはりおっさん萌えにはたまらないタイトルになる事は間違い無さそうです。あっちこっちカオスな事になっているKane & Lynch 2: Dog Daysの対応プラットフォームはPS3とXbox 360、そしてPCとなっています。
2002年に設立され、Counter-StrikeのBot作成やマップ、そしてValveの一大フランチャイズとなった”Left 4 Dead”の開発で知られる「Turtle Rock Studios」、同スタジオはLeft 4 Deadリリースの後2008年にValveによって買収され、その年最も成功した買収として知れ渡る事になりました。その後開発規制が敷かれた同スタジオは2009年6月3日に閉鎖される事になる訳ですが、なんとそのTurtle Rock Studiosが復活するとのニュースが海外情報サイトにて報じられました。
この復活劇はかつてのTurtle Rock StudiosでCEOを務めていたMichael Booth氏がValveによる買収の際に移動せず残ったスタッフ達を率いて取り組んできた結果との事。
すでに先月2月5日からTurtle Rock Studiosは公式サイトを立ち上げ活動を開始しており、かつての古巣であるカリフォルニアで新スタッフを雇い入れています。さらに3月8日には「Garage Buddy」という車両カスタマイズ用の計算アプリをリリース、加えて何らか新タイトルの計画を進めているとの話が囁かれています。
先日は汚いおっさん達をたっぷりとご紹介したRockstar Gamesの次回作「Red Dead Redemption」、往年のマカロニウェスタンな西部開拓時代をたっぷりと再現したオープンワールドに、萌えなんか一欠片も無い汚いおっさん達(逆に萌えますが)に素晴らしい生活感、喧噪に満ちた街、そして広大な自然と野生動物たち!そこで自由に生活できると考えただけで辛抱たまらんタイトルな訳ですが、そういった要素に期待と夢を馳せるファンには最後のトドメにもなりそうな”西部で生きる事”を描いた新トレーラーが登場しました。
映像ではリアルに描かれた人物達の様子に加えて、牛に馬!そして熊、鹿、オオカミといった野生動物たちが本当に素晴らしいクオリティで描かれており、特に馬!たてがみをなびかせて勇壮に走るその姿には思わず見とれてしまう程に格好良い!Red Dead Redemptionは野生動物萌えゲーとしても鉄板タイトルになりそうです。
さらに予約特典として用意されている各種アイテムの解説映像も登場しています。amazonの黄金銃セット、GameStopの殺し屋衣装、そしてBestBuyの軍馬の3種類が用意されています。どれにするか本当に迷うこの3つ、迷っている方は映像を見て確認するのがよいかと思います。
まだidのQuake(1996)が生まれる前、1994年にMacで発売された「Marathon」はidのDoomと人気を二分するFPSタイトルでしっかりとした世界観やストーリー、トリックや謎解きなど、所謂トリガーハッピーなDoomとはカラーを大きく違えた素晴らしいタイトルでした。
先日Bungieが”Bungie Aerospace”という謎の商標を登録したとのニュースをお知らせしましたが、なんと新たにMarathonも米国特許商標庁へと登録が行われた事が明らかになりました。
この登録が商標の保護を意味する物である可能性もあり、これが復活を現す物と決めつけるにはいささか早計ではありますが、今のBungieによるMarathonが復活となれば往年のファン感涙の素晴らしいニュースと言えそうです。また16年前のタイトルながら、そのストーリーや世界観は今思い返しても素晴らしい物。きっとこの時代に復活させても魅力的なタイトルになる事は間違い有りません。いずれにしろ今後の動向が明らかな物になるには暫しの時間が必要な状況、来る時を楽しみに待っていたいと思います。
長い潜伏期間を経てようやく日の目を見る事になった「L.A. Noire」、豊作が予想される今年のノワールタイトルの一角を担うタイトルですが、まだまだ謎が多い作品ではあります。
1947年のロサンゼルスを舞台に実際に起こった事件をモチーフに進められるこのL.A. Noire、シネマティックな演出や映画的な世界観の構築など非常に魅力的なタイトルとなっています。そんな本作の内容についてRockstarのプロダクト開発のボスJeronimo Barrera氏が言及、本作が平均的なアドベンチャーゲームでは無いとその自信を語りました。
それによると従来のアドベンチャーはすべてデザイナーがプレイヤーに解いて欲しい物に基づいて作られていましたが、今作ではその辺りからこれまでとは違うアプローチで開発が進められており、それにより現実の刑事が進める捜査に似たプレイが実現されているとの事。
Barrera氏はL.A. Noireが新しいジャンルであると述べ、GTA的なオープンワールドゲームとクラシックなアドベンチャーゲームの難解なパズルを組み合わせたようなタイトルである事を明かしています。少し予想していたよりもかなりアドベンチャー色が強いタイトルの模様、果たして真実の”推理”ゲームの誕生となるのか、その詳細がさらに気になるところです。
ローマはサン・ピエトロ大聖堂に展示されているミケランジェロが24歳の時の作品「ピエタ」、息絶え十字架から下ろされたイエスを胸に抱く若きマリアを描いた物で、見る者全てに深い感動を与える素晴らしい作品です。そんなピエタをモチーフにアーティストのKordian Lewandowski氏がマリオのゲームオーバーをピーチ姫と共に描いた感動的な作品”Game Over”を公開しています。
このマリオも大理石を彫ったピエタの様に柔らかな質感に仕上げられており、一体世界中で何度ゲームオーバーが消費されてきたのか考えるだけで恐ろしいマリオの”死”が、この様に表現される事によってよりコントラストを深めたこの作品には、アイコンとして君臨するマリオの存在感に深い意味が与えられている様な気さえしてきます。
2週間ほどまえにCVGからGuerrilla Gamesの最新作「Killzone 3」が年末にモーションコントロールと3D立体視に対応して登場するとの噂が報じられていましたが、1UPが新たにKillzone 3がGears of War 3と同じ時期にリリースされ、2011年4月に直接対決を迎えるだろうと語っています。
来年4月リリースの噂が報じられたばかりのGears of War 3、この噂が本当になれば相当に熱い戦いが待っていそうです。今年初めのOfficial PlayStation Magazineには数ヶ月の間にKillzone 3の続報が登場するとも記されており、アナウンス時期まで被る可能性も出てきています。これはお祭り騒ぎとしても非常に楽しみな噂!来月の両タイトルの動向に注目です。
StarCraft IIのベータテストにおいてすでに稼働を始めている新生「Battle.net」、今後のBlizzardタイトルにおける重要なプラットフォームとしてクロスゲームコミュニケーションやMODサポート、様々な販売・課金・決済等、様々な機能が盛り込まれ、ソーシャルコミュニティなども内包する総合的なサービスに生まれ変わります。
すでにCoDシリーズでこれを応用したシステムのプランなどが提示されており、Blizzardタイトルだけに止まらない利用が期待されています。GDCの会場でBlizzardの副社長を務めるRob Pardo氏が語った所によると、新Battle.netにサードパーティタイトルが登場する可能性について言及、まだ何ら具体的な事態では無い事を強調しながら、氏はサードパーティタイトルに対して自社タイトルと同じレベルのサポートと提示する事が可能かと考えているようで、それは「大きな取り組みに思える」と、この問題について真剣に考えている様子が伺えます。
現在同様のサービスについてはSteamがどこよりも先んじており、さらなる進化を遂げようとしている様に思えます。ここにBlizzardが一石を投じる未来が待っているのか、今後の動向が非常に楽しみです。
Natalの役割をXbox 360の拡張と位置づけるマイクロソフト、Xbox 360を中心にサービスやデバイスの拡張で長いスパンのサービスを提供していこうとする同社の方向性が目立つ昨今ですが、マイクロソフトの製品管理のディレクターを務めるAaron Greenberg氏がBlu-rayドライブについて興味深い発言をしています。
Greenberg氏によるとXbox 360にとってBlu-rayドライブが無い事はコンソールの成功に貢献する程の良い事だと語っており、この欠如が大きくセールスを押し上げると発言しています。
Greenberg氏はソニーが物理的なディスクに勝負を掛け、そこにコストが発生すると述べ、Xbox 360が大きくコスト面で恩恵を持っていると述べています。Greenberg氏は価格の差がインストールベースの拡大に繋がると考えており、最近CPUとGPUの一体化、32nmプロセスでスリム・低コスト化に成功したとされる新基盤(Clarkdale)完成の噂など、さらなる低価格化に向けて動き出すのか気になるところです。
また、マイクロソフトの掛けがデジタル流通上にあると明かし、1080pの映画をディスク無しで提供できる事にメリットがあり、最も多くの映画とテレビのライブラリを保持していると語るGreenberg氏は「確かにトレードオフがあるが、ボタンを押して即座に映画を見ることが出来る利便性は美しいアピールだ」と述べ、「私たちはより多くの特徴と機能性を加える事ができますが、その為に新しいハードウェアを買う必要は無く、ソフトウェアアップデートによってそれを可能にします」と、あくまでXbox 360を中心に据えたビジネスモデルを念頭に置いている事を明かしています。
今回のAaron Greenberg氏の話にはゲームコンテンツに関する内容が言及されておらず、映像コンテンツの恩恵が低い日本のユーザーとしてはそちら側のトレードオフよりもゲームに関する部分が気になるところ、Natalの登場に合わせて大きく低価格化戦略を打ち出す事になるのか、もうすでにホリデーシーズンへの布石は打たれ始めているようです。
昨年はとうとうラビッツ・ゴー・ホームで主役に踊りでたラビッツ達、そんなラビッツ超ラブ!な当サイトが狂喜乱舞する素敵なニュースが飛び込んできました。なんとUbisoftが米国特許商標庁に「Raving Rabbids Travel In Time」というタイトルを商標登録したことが発見されました。
すでにシリーズ最新作「Raving Rabbids 4」の登場も明らかになっているラビッツ達、タイトルからタイムトラベル物と考えられる未発表のこのタイトル、これからはミニゲームタイトルとストーリー物が交互に出たりするんでしょうか。ああしかしこの発表だけで少なくとも1年半~2年くらいはラビッツの記事をお届けできる予約が出来たも同然で嬉しくて小躍りしそうです。
毎度お馴染みのばかばかしいリコさんのアクション映像、もう書くバリエーションが追いつかず感想文の最初の一文字目が如くなかなか書き出せない程にリコさんが1枚も2枚も上手な「Just Cause 2」、という事で新しい映像が公開されました。今回はその名もトゥクトゥク・ガイデッド・ミサイル!どんなやねん……毎度ながらリズム感やよし。
リリースを間近に控えたJust Cause 2、プレイボリュームはメインシナリオをストレートに追えば大体15から20時間ほどだとの事。ただし時間を費やして遊び尽くそうとした時には本作はかなり手強い相手になるようです。リードデザイナーを務めるPeter Johansson氏は自身が60%までコンプリートしたセーブファイルはプレイ時間が55時間だとの事。氏が言うには100%達成にはざくっと、粗めに言って、”73,000時間“掛かるだろうと語っています。日数に換算すると3,476日!んなあほな……一生かかるわ。
どれくらいざっくりした話だったのかは謎ですが、相当に手強い相手である事は間違いなさそうです。そんな所にさらにJohansson氏は追い打ちを掛けるような衝撃的な情報を明らかにしています。EurogamerにDLCがどの程度登場するかと聞かれたJohansson氏、只一言「たくさん」と答えています。
もう一体どれだけ圧倒的な物にしようとしてるのか全く天井が見えないJust Cause 2、ここまでくればとことん行けるとこまで行って欲しい所。期待で胸一杯のJust Cause 2、リリースはヨーロッパで3月23日、北米は3月26日の予定で、対応プラットフォームはPC、Xbox 360、PS3となっています。
この映像はGDC 2010会場で展示されていたNvidiaによるリアルタイムなヘアシミュレーションデモの映像です。映像をご覧頂ければ判る通り、実写と見まごうばかりのクオリティに風の影響でなびく動きや質感まで素晴らしいわくわく感に満ちた映像になっています。いずれこんなクオリティであの子やこの子が動き出すのかと思うと、楽しみな様な恐ろしい様な……。
ちなみに動作はNvidiaの次期ハイエンドGPUとなるGTX 480で動作しており、このリアルタイムのデモが60から500fps程度で動いている様子が映像からは確認できます。待望のFermiコア採用とDX 11対応で期待が集まるGTX 480とGTX 470、テッセレーション周りもかなりのパフォーマンスが出てる様でこちらの登場も非常に楽しみです。
凄いペースで修正改善が行われている「MAG」、先日はチート対策やバグ修正をメインにした1.04パッチが施されたばかりですが、さらなるバランス調整が加えられた1.04aパッチが3月17日に登場する事が明らかになりました。今回のバランス調整によりスポーンキャンパーにトドメが刺される事になったようです。詳細は以下の様になっています。
■ ゲームプレイ
- ダリエンネットワークとコッパー丘、シルダリヤアップリンクのマップにおいて、スポーンキャンプが出来ないように戦闘境界線を調整、
■ マップ:シルダリアアップリンク
- アタッカー側アルファ分隊の復活のために戦闘境界線を10m押上
- アタッカー側アルファ分隊の復活ポイントの前方にある2つの短い階段を削除
- “目標A”階段吹き抜けにある攻撃側から右手の視界を遮るトラックを再配置
- 攻撃側アルファ分隊の正面玄関に視線ブロック用のトラックを追加
- “目標A”の攻撃側から右手にフェンスを追加
- “目標C”付近へのパラシュート降下を25m前方に押上
- “目標C”建造物の右に新しいエントランスを追加
- “目標C”のメインドア近くに視線を遮るためのジオメトリを追加
- 視線改善の為に小さなオブジェクトを追加或いは削除
- いくつかの場所で複数の地形をリペイント
■ テクニカル
- 目標への対処中に死亡したプレイヤーを蘇生させる際に発生していたクラッシュを修正
GDCでの受賞式で上映されたMEGA64の「The Beatles: Rock Band」パロディ映像。相変わらずめっちゃくちゃなMEGA64ですが、サプライズになんとValveのボスGabe Newell氏が登場!あまりの衝撃に何と言えばいいか判らない強烈な動画です。ちなみにゲイブはリンゴ・スター役。最後のゲイブジャンプは必見!です。
いよいよ発売を迎えた「Battlefield: Bad Company 2」、あまりの賑わいぶりにサーバ周りの問題などが噴出していましたが、予定より少し遅れてSteam版のパッチがまもなく登場するようです。このパッチによりSteamユーザーと非Steamユーザーが一緒にプレイできるようになり、さらにSteam版からSecuROMも廃止される事が明らかになりました。ただ今回のパッチで新たな不具合も発生している様子で注意が必要のようです。
■ シングルプレイ
- いくつかのシステムでミッション3(スタート時と背景の山が川の上に描かれる場合)のグラフィック描画の問題を修正
- スペイン語版で発生していたミッション3b中のカットシーンでのキャラクターボイスの問題を修正
- ミッション5においてTOWランチャーで殺された場合のフリーズを修正
- ミッション5において背景に山が表示される場合のグラフィック描画の問題を修正
- ミッション6のカットシーンの音声ボリュームを修正
- イタリア語版で発生するミッション8のダイアログの問題を修正
- ミッション9のカットシーンで発生していたランダムなクラッシュを修正
■ マルチプレイ
- サーバブラウザ上で、パスワード保護されたサーバに参加する際の接続タイムアウトを修正
- サーバブラウザのサーバリスト自動更新時にタイムアウトする問題を修正
- フレンド招待に関するパスワードの問題を修正
- パスワード保護されたサーバに参加する際のテキストフィールドの問題を修正
- Arica Harborで船が点滅していた問題を修正
- 復活ポイントを選択した際に”0″と表示されるクランタグの問題を修正
- 長いサーバ名に関する表示を修正
- Mortar Strikeアイコンがアップデートされない問題を修正
- いくつかのラウンドの終わりに現れていた”Exit Game”のメニューを削除
- プレイヤーがランク10に達した際のランクアイコンの点滅を修正
- Laguna Presaの木と”Red Box”の点滅を修正
- new soldierを作成しない場合ユーザーがログアウトする問題を修正
- Zeus stationary weaponがstatsに現れない問題を修正
- Zu23がstatsに現れない問題を修正
- BMD3 AAがstatsに現れない問題を修正
- フレンドリクエストが正しくないベテランstatsを表示していた問題を修正
- ラウンド終了時の”AV_Station”が各ローカライズで正しく表示されるよう修正
- キル/デス比が前面に表示されるよう修正
- キル/デス比を比較する場合に正しく表示されるよう修正
- サーバブラウザがping順にリストするよう変更
- 日本語、スペイン語、ポーランド語、ロシア語の新しいティッカーフォントをサポート
- サーバが満員の場合のメッセージを刷新
- パスワード保護されたサーバに参加する際の注意メッセージを刷新
- バージョン番号の変更
- ローディング時の武器アイコンを変更
GDCで大きな発表があるか?とされたものの、新バージョンのUnreal Engine 3技術デモからそれっぽい話が聞かれただけで、ギアーズ新作についてはっきりとしたアナウンスは残念ながら行われませんでした。
そんな中、さらに新たな噂が聞こえてきました。海外情報サイトのEdgeが北米パブリッシャー関係の情報筋から得たところによると、「Gears of War 3」は2011年4月リリース予定で、来月の8日にリリース情報が記された最初のティザートレーラーが公開されるとの事。そして6月のE3において大きく情報が明らかになると、やけに細かい話が飛び出してきました。
この情報筋によるとGears of War 3のリリースについてマイクロソフトがHalo: ReachとNatalのローンチと重なる事を避けたいと考えているそうで、9月とも噂されるHalo: Reach、そしてホリデーシーズンに登場するNatal、そしてその次の大きなローンチとしてGears of War 3を考えているそうです。
なお、先日Epicの副社長Mark Rein氏は今年の動きについてUnreal Engineの顧客の方に集中し、Epicは2010年にリリースするタイトルを持たないと発言しています。その際に今年のリリースは無いが、E3で新しい刺激的な”何か”を報告するかも知れないとも述べています。
ギアーズ新作に関しては噂ばかりが先立ち、お伝えしてる方も非常に心苦しいのですが、先月も同じ旨の発言をMark Rein氏自身が語っていた事も鑑みれば今度こそ!と期待する気持ちも正直な所。E3での登場と今回の噂、マーカスと会える日とCliffy Bの登場を楽しみに待っていたいと思います。
ちなみに、当のCliffy Bは「僕は噂や推測についてはコメントしないよ。コメントするのはコミックとゲームと映画、あとはドーナツについてだ!」とtwitしてます。ドーナツかよ!
大盛り上がりの内に終幕したGDC 2010、カプコンはGDC会場で「スーパーストリートファイターIV」のfight clubイベントを行っており、こちらも非常に盛り上がっていた様子。そんな中shacknewsがカプコンのコミュニティマネージャーを務めるSeth Killian氏へのインタビューを行い、最新作の気になる内容や今後の展開、そして驚愕のカプコン社内QA(品質保証)チームの強さについて興味深い内容を明らかにしています。
まずKillian氏は本作のゲームバランスについて言及、今作ではキャラクター達の”改善”を念頭にアプローチした事を述べています。前作で出来た事はテクニック等は今作でも同様に出来る様になっており、氏によると前作に存在したコンボの98%程度が同様に機能するとの事。あくまで前作をベースにキャラクターの拡張を重ねる事でバランス調整を行ったとの事で、Killian氏は以前当サイトでもお知らせした“気功掌”春麗を再び例にあげ、新しいプレイスタイルの可能性を明らかにしています。
さらにshacknewsからtierリスト(各キャラクター間のダイアグラムや強キャラランクの様な物)について配慮しているかとの質問に、Killian氏はこれを把握しており、これをしっかり意識したバランス調整を行っている事を明らかにしています。Killian氏はカプコンのQA(品質管理)チームの事を”killer”と表現し、彼らQAチームがスーパーストリートファイターIVの事をほとんど知り尽くしており、恐ろしいテクニックでバランス調整の為に働いているとの事。
要はQAチームには恐ろしく強い人が揃っている!と言う事で、EVOなどの有名大会の上位入賞者であるRaoh選手がQAチームの一員として働いていた際に、なんとRaoh選手がQAチームの中で20位にさえ入れない程にQAチームの面々は強者揃いなのだそうです。そんな世界ランクの選手を物ともしないチームの面々が、ダイアグラムも意識しながらQAに取り組んでいるとの事。
そしてKillian氏曰く、QAチームがトーナメントに参加するような事があれば大量殺戮が繰り広げられ、トッププレイヤー達の生き残る方法が思い浮かばないとまで豪語しています。まるで虎の穴みたいな話しになってますね……。
さらにKillian氏は今後の展開や次回作について言及、すでに新しいプロジェクトが始まっている事を明らかにしています。発表はやはりまだまだ先のようですが、カプコンは格闘ゲームで再び活気づく事になるとも語っており、ストリートファイターIVで達成した格闘ゲームの再生は今後大きな成長への道にある事は間違いないようです。
そして先日登場した素晴らしい出来のiPhone版のストリートファイターIVなど、やはり他プラットフォームでの展開も気になる所。タツノコVS.CAPCOMでの大きな成功を挙げてWiiでの展開についての質問されたKillian氏は「その決定はプロデューサーには任せられない」と慎重な回答をしています。
氏はカプコンが既に一度格闘ゲーム市場で大きな失敗をしている事を挙げ、市場データなどから解析・分析を行う戦略グループがこれを決めると明かしています。ここでは一転堅実さを見せたKillian氏、こういった所が近年のカプコンの復活劇と底力の強さに結びついているのかもしれません。
なお蛇足ですが、ガイルの不遇について質問されたKillian氏、もちろん本作で様々な改善が加えられている事を述べつつ、ガイルがラッシュダウンなキャラクターでは無い事を明言、「ガイルを使用する事は彼と共に戦う精神の勝負だ」となんとなくいい話風に、しかし今回も玄人向けのキャラクターになりそうな事を明かしています。……頑張れガイル!
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かたこり( Twitter ):洋ゲー大好きなおっさん。最新FPSから古典RPGまでそつなくこなします。
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