ついにXbox 360に向け独占配信される第1弾DLCのリリースも決まったFalloutシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、今作では所謂本家と呼んで過言では無いObisidanが開発を担当し、旧シリーズファンにも納得の素晴らしい内容で高い評価を得る事となりました。
しかしObisidanの悪い癖とも言うべきか、群を抜く面白さと引き替えに細かい所からクリティカルな物まで、バグもてんこ盛りの状態となっており、プレイヤーからは早急なパッチリリースが求められていました。
そんな中、公式Facebookから遂に3プラットフォーム向け新パッチの開発が終了し、認可フェーズの為に提出を行った事が明らかになりました。
現在の所、詳細な修正内容とリリーススケジュールは明らかにされていませんが、認可の必要が無いPC版は早ければ数日の内に適用される可能性も考えられます。今回のパッチは丁度1ヶ月ほど前にBethesdaがアナウンスした統合パッチで、報告された多くの問題点に加えてXbox 360版で可能なセーブを利用したグリッチの修正なども含まれた内容になっているとの事。
パッチの詳細は明らかになり次第改めてお知らせしますが、一先ずセーブデータの破損やフリーズの問題が解決されている事に期待したい所です。
今回はオマケにいくつかの海外情報サイトで”こいつは最高のMODだ!”と紹介されているPC版のNew Vegas用MOD”Two bears high fiving“をご紹介。
このMODはゲーム導入時に行われるロールシャッハ・テストの1つに”ハイタッチする2匹のクマ“の回答を一行追加するだけのMODで、作者のtehDman氏はこのテストが”ヒゲ面”にも”きのこ雲”にも見えず、”ハイタッチする2匹のクマ”の選択肢が用意されていない事に強い苛立ちを感じた事から作成に至った事を明かしており、この見解に同意するプレイヤーに対してMODの導入を勧めています。
ああ、もうハイタッチするクマにしか見えない……。
安価なセットトップボックスのリリースに定額制の新コースなど、ユーザーベース拡大に意欲的な動きを見せる「OnLive」ですが、本日ウォールストリートジャーナル(※ 閲覧には加入が必要)にてOnLiveが2011年に加入型の映画配信サービスを新たに開始する事が明らかになりました。
ウォールストリートジャーナルでは映画の配信サービス分野におけるNetflixの力が強まりすぎ、多様性が薄れている事を指摘しており、OnLiveの新サービスがゲームストリーミングだけでなくコンテンツ配信でも大きな期待を集めている状況が見受けられます。
また、本日OnLiveはiPad用アプリ”OnLive Viewer“をリリース、本アプリはOnLiveの録画機能を利用したクリップ映像”brag clips”やトレーラーに加え、世界中のプレイヤー達によるゲームプレイのライブ映像も閲覧する事が可能な”ビューワー”アプリで、リリースノートには高速なクラウドサーバによるゲームの切り替えはまるでTVチャンネルを切り替える様な感覚の物である事がアピールされています。
なお、OnLive Viewerの利用にはOnLiveのユーザー登録が必要で、2MbpsクラスのWi-Fi環境が推奨されている事(3Gでも動作は可能)、iPad上でゲームをプレイする為の物ではない事が注記されています。しかしタッチスクリーンとモーションセンサーなどを利用したOnLiveクライアントが開発中である事が明記されており、今後iPadでのゲームプレイも可能になる可能性が示唆されています。
いよいよ11日の開催まで数日と迫った今年のVGA、先日から毎日何らかの新しい情報が登場しているアナウンス関連のニュースですが、今日も様々な新情報が明らかになっています。
昨日VGAのイベントに関する新情報が明らかにされる事をGeoff Keighley氏が予告していた事をお伝えしていましたが、本日今回のVGAのホスト役が正式に発表、アメリカで人気のTVシリーズ”天才少年ドギー・ハウザー”や”ママと恋に落ちるまで”等で知られる人気俳優ニール・パトリック・ハリスがホストを務める事が明らかになりました。
また、ニール・パトリック・ハリスによるホスト役を発表したプレスリリースにはVGAで発表されるワールドプレミアが13タイトルに及ぶ事が記されており、昨日現在判っているタイトルを整理してお知らせした8タイトル以外に5タイトルが用意されている事が明らかになりました。本日後述するThor: God of Thunderのプレミア上映が明らかになった事から、残るタイトルは4タイトルとなっています。
本日VGAの公式サイトにて新たなティザートレーラー公開、セガによるマーベルタイトル新作「Thor: God of Thunder」のプレミアトレーラーがVGAに登場する事が明らかになりました。ティザー映像は15秒と短いながらも、先日お届けしたスクリーンショットに見られたソーと共にロキも登場、シネマティックなアクションタイトルの一端が垣間見られる内容となっています。
今年のVGAに纏わる予告ではQRコードが多用され、そこから見つかったイメージによるサプライズの予想が行われており、ゾンビ系タイトルの予想やPrototype新作もこれらのQRコードから存在が明らかになりました。
そんな中、BioWareが新たなQRコードを公開し”Red Herring(燻製ニシン)”の画像が発見されました。一見何の事だか意味が判らないティザーではありますが、Red Herringは英語圏で慣用句として使われる物で、注意を別の方向へと反らす事や所謂”ひっかけ”的な要素を表しています。
このイメージが何を表すのか、今の所VGA本番を待つ以外に真実を知る事は出来ませんが、現在BioWareの新作予想として有力視され、ロシアのソニーから実際に具体的な名前が挙げられた”Mass Effect 3″の存在が”Red Herring”であり、実際の発表がME3以外のタイトルである事を示す符丁ではないかと注目を集めています。
また、Mortal Kombatの公式TwitterもVGAに関連する発言を行い、VGAにて新キャラクターの発表を示唆しています。
ただし、TwitにはMortal KombatがMost Anticipated Gameに選ばれたら新キャラクターを発表するとの旨が記されているものの、現在VGAのMost Anticipated Game部門にMortal Kombatはノミネートされていない事から、Own Choiceからの投票を示唆している様子。
すでにコメント欄などではMortal Kombat!の書き込みが多く行われており、多くのファンが公式twitterに呼応して投票を行っています。シリーズのコアなファンの方は是非投票に参加してみては如何でしょうか。
今年に入り新作登場についてまことしやかな噂が度々囁かれていたTomb Raiderシリーズ、先日お馴染みGame Informer誌の表紙を飾る事で大々的に発表される事がニュースになっていましたが、先ほどGame Informerにて1月号の表紙が公開されイメージを一新したララ・クロフトが印象的な「Tomb Raider」のカバーアートが公開されました。
すでにスクウェア・エニックスからプレスリリースも発表され、Crystal DynamicsのボスDarrell Gallagher氏は「Tomb Raiderについて知っていた事をすべて忘れるべき」と語り、フランチャイズの再構築をアピール、本作が他では見られない様な冒険の旅を定義するララ・クロフトを作る原点とも言える物語である事が記され、事前情報で噂された通り若い頃のララ・クロフトの物語である事が明らかになりました。
現在の所、対応プラットフォームに関する詳細は明らかにされていませんが(本記事の対応カテゴリは仮の物を設定しています)、プレスリリースにはGame Informer1月号にて10ページに渡る特集記事が用意されている事が記されています。なおGame Informer1月号は12月11日に発売との事。
また、Game Informerでは後ほどお馴染みのHubページも用意されるとの事で、すっかりイメージを一新して今風の若い美人さんに生まれ変わったララ・クロフトの登場に期待が高まります。
シリーズで初めてマルチプレイを盛り込み遂にリリースされた”Assassin’s Creed Brotherhood”、セールスやレビュースコアも上々でシリーズ最高傑作とも評されるタイトルに仕上がりました。すでに来年のシリーズ新作も明言され、デジタルコミックやコミック、アートブックのリリースなどマルチメディア展開も本格化しています。
フランチャイズの力強い成長が感じられる中、早くも次回作に登場する”かもしれない”新要素に関する情報が明らかになりました。これはUbisoftが行った市場調査資料の中から発見された物で、新要素を多く並べたリストの中から消費者の好む要素の調査が進められています。具体的な調査はGlobal Marketが進めているもので、以下の様な内容が含まれていたとの事。
- フリーランニングと流動性を増加させるアサシンブレードのアップグレード
- ガードの巡回経路や複雑なナビゲーションのヒント、尋問中のキャラクターが嘘を付いたか等を視認するEagle Visionの拡張
- インゲームの世界から見つかる何十もの材料からカスタム爆弾を作る事が出来る直感的なクラフトツール
- 煙、毒、閃光、爆発物といった戦術的でバラエティにとんだ状況に適する様々な爆弾
- プレイヤーとプレイヤーのギルドが任意の地区で影響力を得る為のテンプル騎士団との追加戦闘
- 違う時代/歴史上の新しいアサシンとしてプレイできる事
- イタリア外を舞台にしたEzioのリーダーとしての物語の継続
- 全てのAssassin’s Creedプロジェクト間のより深い関連性(Facebook上のゲームでの行為がコンソールのゲーム経験に影響を与えたり、コミックで読むストーリーが本編に関係する等)
- オンラインCo-opモード
- オフラインCo-opモード
- マルチプレイヤーの為の新マップ
- 新しいスキルセットを備えた追加のマルチプレイ用キャラクター
- マルチプレイの新モード
- より深いチームベースのマルチプレイ体験(ギルドや分隊の共通オブジェクティブ、クラン管理用の新ツールなど)
- マルチプレイでのカスタマイズ性(ロゴ、アバター、オブジェクト、チーム、名前など)
2011年に登場予定の次回作では上の調査内容から人気のあった物が採用される可能性もあり、次回作の展開は今後のフランチャイズに大きく影響を与える事になりそうです。
これまでPrince of Persia: The Sands of TimeのプロデューサーやAssassin’s Creedシリーズの立役者として知られるUbisoftのクリエイティブディレクターPatrice Desilets氏が今年6月にUbisoftを退社した事をお伝えしましたが、10月下旬にはDesilets氏がTHQに入社、新設するモントリオールスタジオのスタジオボスとして迎えられた事が明らかになりました。
THQからの発表時にはモントリオールスタジオ内にQAチーム以外の開発チームが2つ編成され、内1つをPatrice Desilets氏が率いる事、年に4本のタイトルリリースを目指している事、そしてDesilets氏自身からは家族の時間を楽しむ為に来年の夏まではクリエイティブな活動は行わない旨が明らかにされていました。
そんな中Gamasutraの求人ページにてTHQのモントリオールスタジオがレベルデザイナーの求人を掲載、FPSタイトルでのレベルデザイン経験者を優遇する事が記され、ストーリーとアクションを盛り込み、楽しく、視覚的な訴求力と、高度なリプレイ性を持ったレベルを作成出来る人物が求められています。
新スタジオには2チーム存在する事から、これがFPSタイトルだとしてもDesilets氏が携わる確立は50%と言った所。Desilets氏は自身のタイトルについて来年のE3で計画を発表したいと発言しており、まだ先ながら続報に期待が高まります。
Visceral Gamesが開発を進めているシリーズ続編「Dead Space 2」、今作ではユニークなマルチプレイも実装され、キャンペーンも前作よりも”怖い”物になっているとEAのアピールもあり、シリーズのファンを含め多くのゲーマーから期待を集めています。
そんな中、1月25日のリリースまであと僅かと迫った本作の気になるあれやこれやの疑問に総制作指揮を務めるSteve Papoutsis氏が直接答えるFAQ映像がFacebookで公開、Dead Space 2のデモ版がクリスマス前に登場するかもしれない事を示唆しました。
件の質疑応答はリンク先に掲載されている映像の6分前後、デモがクリスマスプレゼントとしてリリースされるか?との質問に答えたSteve Papoutsis氏は「たくさんの人達がその質問をしてるよ」と発言し、にっこにこでウインクをしながら明言は出来ないけど判るよね?的な仕草でこれからもFacebookをチェックしてねと締めています。
映像で見られるPapoutsis氏の様子からはデモリリースの可能性が高そうに感じられるDead Space 2、真実ならアナウンスもそう遠くない時期に行われるのではないでしょうか。
海外の人気TVシリーズ「デクスター 警察官は殺人鬼」のシーズン4で美人女性新聞記者として登場した女優のコートニー・フォードがtwitterでCliffy Bと何やら楽しそうに会話していると思ったら、Cliffy Bが今年のクリスマスに用意したカードがワンダフル!という話でした。
という事でこのイメージがCliffy Bと相変わらず美人さんの彼女Lauren嬢との超絶ハッピーそうなクリスマスカードです……。チョッキ的な何かから髪型に表情まで本当に素晴らしい!Cliffy Bは何でいつもこんなに楽しそうで、そしてみんなに愛されるのか、こういった姿勢にその辺りの秘密がありそうです。しかし2人とも可愛らしいww
先月初めにアナウンスされた基本無料プレイのBattlefield新作「Battlefield Play4Free」、今作はBattlefield 2に見られるマップの良さと、Bad Company 2でのクラス制やビークル等それぞれの特徴を組み合わせた良いとこ取りなゲームシステムが採用されています。
また、先日からElectronic Artsがビジネス的な強化としてマイクロトランザクションモデルやDLC等のデジタル販売の強化を行っていく事を明言しており、そういった側面からも今後の動向を占うベンチマーク的なタイトルの1つだと言えます。
先日にはBattlefield Play4Freeのベータテストも開始され、そのプレイ映像が登場しました。映像からはマップがかなり広い物である事やビークルの操作、気になる武器の使用感なども確認でき、基本無料プレイタイトルながら文字通りBad Company 2とBattlefield 2のハイブリッドである事がありありと感じられ、今後のブラッシュアップに期待が高まる内容となっています。
基本無料プレイのBattlefieldシリーズ新作Battlefield Play4Freeの対応プラットフォームはPCで、2011年春のローンチを予定しています。
「Call of Duty: Black Ops」関連のニュースが続きますが、今度はゾンビモードの武器箱から登場するThunder Gunがキャンペーンのとあるシーンで使用可能になるイースターエッグが登場しました。著しくゲームバランスを崩す物ではなく、ネタ的なイースターエッグとなっていますが軽いネタバレ要素を含みますので閲覧にはご注意下さい。
多くのサプライズ発表に期待が高まる今年の「VGA 2010」ですが、お馴染みGeoff Keighley氏が様々なVGAの新情報をtwit。今回はその発言の中から明らかになった新情報をまとめてお知らせいたします。
様々な新作の発表が行われる予定のVGAですが、Keighley氏のtwitによると、新作群の中には来年2011年と再来年2012年を飛び越し、なんと2013年の年末リリース予定のタイトルが含まれているとの事。それだけ先のタイトルとなれば必然的に大作である事が予感され、海外ではGTA Vか、それともHalf-Life 3かと予想されています。
一先ずPS3の専用タイトルとしてResistance 3の存在が明らかになっているVGAですが、Geoff Keighley氏がこれ以外に少なくとも1タイトルの追加発表がある事を示唆しており(現在発言は削除された模様)、先日から表だった動きを見せ始めたNaughty Dogからアンチャーテッド新作の発表が行われるかと期待が高まっています。
プレミア上映では”Batman: Arkham City”のトレーラー登場がアナウンス済みのVGAですが、THQのスタジオチーフを務めるDanny Bilson氏のtwitから衝撃的な世界設定で注目を集めているシュータータイトル新作”Homefront”のプレミアトレーラーも登場する事が明らかになっています。
いよいよ今週末に開催が迫り準備も最終段階に入っていると思われるVGAですが、Keighley氏のtwitによると明日運営側から何らかの発表が行われるとの事。
山ほどのティザー映像に加えまことしやかな噂と未確認の情報が飛び交う事となった今年のVGA、開催も間近に迫った事もあって、本日明らかになったニュースを含め一度現段階の情報をシンプルに整理してみたいと思います。
- Gears of War関連の何らかの発表
- Resistance 3のインゲームプレイ映像プレミア
- BioWareの新作タイトル発表
- Prototype 2の可能性が高いとされる新作”Murder Your Maker”
- 新作ゾンビタイトルと思われる”Be the First”
- 2013年末リリース予定のタイトル
- Batman: Arkham Cityのプレミアトレーラー
- Homefrontのプレミアトレーラー
マルチプレイが日々大きな盛り上がりを見せている「Call of Duty: Black Ops」、今後PC版ではTreyarchからMODツールがリリースされる事が明言されていますが、なんとMODツールのリリースを待たずにとうとうBlack Ops用のMODが登場、なんとマリオカート風のラジコンレースが実現された事が明らかになりました。
すでにいくつかのユーザーMOD開発が進められているBlack Opsですが、これらの導入がライセンス的にどう判断されるのかまだ公式なコメントは確認されていない事から、今後しばらくはユーザーMODのリリースが果たされても導入には細心の注意が必要とされる事になりそうです。
なお、このラジコンレースMODは今後さらなるトラック追加と新ゲームモードの用意が進められているとの事で、いよいよMOD祭りもスタートとなるか、今後の動向に注目です。なお今回はドラマチックなkill映像をおまけに掲載、リズム感が良い!
先日お知らせした新パッチではスナイパーライフルの若干の強化が明らかにされた「Call of Duty: Black Ops」ですが、今作ではマップの構造やリスポーン(こちらも改善予定リスト入り)のシステムも含め、所謂定点キャンプは難しいバランスになっています。
もちろんModern Warfare 2のスナイパーライフルの猛威を思えば今作でのバランスはプレイスタイルの多様性という面において非常に多くのプレイヤーが望んでいた内容であり、今後のパッチ内容も含めTreyarchらしいコミュニティ寄りなマルチプレイの運用に期待が高まる所です。
と、そんな状況でBlack Opsのスナイパーライフルはクイックスコープも廃止され、覗き込み時のブレや命中精度安定までの若干のタイムラグ等もあって、所謂使えない武器として弱体化されたと一般的に認識されているスナイパーライフルですが、果たしてこれを極めたらどうなるのか?
前置きが長くなりましたがchaosblops氏がアップした氏自身によるこのスナイパーライフルのプレイ映像、もう開いた口が塞がらない超絶プレイが山ほど収められており、Black Opsでもここまでやれるという驚きの内容となっています。……アメージング!
昨年、オーストラリアで15歳以上対象タイトルとしてレーティングを通過したModern Warfare 2でしたが、No Russianの騒動を元にレーティング通過の無効を要求する運動が発生、ゲームへの批判的なスタンスを貫く当時の司法長官Michael Atkinson氏の存在に対し、2009年10月には司法長官の選挙に向け対立候補擁立と共に18歳以上対象レーティングの新クラス設立を求める政治団体Gamers4Croydonも設立され、しばらくワイドショーレベルの舌戦が続く泥沼展開が続いていました。
しかし今年の3月に件のMichael Atkinson氏が司法長官を辞任、降任に新レーティングに理解を示す労働党のJohn Rau氏が司法長官に就任し、オーストラリアでの18歳以上対象レーティング新設に明るい期待が出来る状況になりましたが、以降具体的な進展は見られないまま大規模な署名運動などが行われてきました。
そんな中、昨日オーストラリアのnews.comが現在の政権を握る労働党のギラード内閣が18歳以上対象レーティングの新設を承認、12月10日に開催される司法長官達の常任委員会にて内務大臣を務めるBrendan O’Connor氏が司法長官達による+18レーティング新設の承認を得る為に出席するとの事で、まだ確定には至っていないものの、いよいよ新レーティング設立に向けた大きな一歩が踏み出されたと言えそうです。
この18歳以上対象レーティング新設によりGrand Theft AutoやCall of Dutyといった成人向けタイトルは改めて新しいレーティングが適用される模様で、約50タイトル存在すると記されている本来であれば18際以上対象タイトルながらオーストラリア国内では15歳以上向けにレーティングされたタイトルにも再びスポットが当てられる事となりそうです。
今回の動きは先週Kate Lundy上院議員が18歳以上対象レーティングを盛り込んだレーティングシステムの利点をまとめた報告を上院に提出、さらに野党の司法長官George Brandis氏が18歳以上対象レーティングの重要性をインタビューなどで語っており、具体的なレーティング新設に向けた動きが表出し始めた矢先の出来事でした。
さらに同時期にはオーストラリア政府が”暴力とビデオゲームの関連性は決定的では無い”との調査結果を発表、犯罪発生率とビデオゲームの暴力表現に決定的な相関関係は無いとの判断を明らかにしています。
これについても前述のBrendan O’Connor内務大臣がコメントを発表しており、法律の範囲内で成人が何のビデオゲームをプレイするか自分で自由に決定できる事を保証すると共に、オーストラリアは若者の精神を保護するための一貫した分類システムを必要とすると述べ、18歳以上対象レーティングの必要性と導入について注意深く調査を進めていると語っていました。
騒動から1年近い時間が経過したこのレーティング問題、いよいよ解決を迎える事となるか、昨今国内外でも話題になる事の多い表現規制の問題がオーストラリアではどういった着地を見せるか、10日に行われる司法長官達による常任委員会の結果に注目です。
11月26日にActivisionがVGAで発表予定の新作発表を示唆するティザーサイトをオープン、”Murder Your Maker”の文言が記され、主人公らしき人物の後ろ姿が描かれ注目を集めていましたが、その後新たに登場したイメージなどから「Prototype」の続編かと噂されていました。
そんな中、先ほど”Murder Your Maker”の公式サイトに新たなティザー映像が掲載、そこに映し出された内容にはPrototypeをより直接的に想起させるイメージとニューヨークの風景が描かれており、どうやらこの新作がPrototypeの続編である可能性がさらに強まった模様です。
この他多くのサプライズが登場するであろう年末の一大イベントVGA 2010は12月11日に開催予定となっています。
昨日はついにEidosを統べるイアン・リビングストン御大が旧作へのリスペクトと共に”価値のあるタイトル”だと言及したDeus Exシリーズ復活作「Deus Ex: Human Revolution」、正式なリリース日の発表が待たれる本作ですが、本日物語に関連すると思われる企業”Sarif Industries“のバイラルサイトがオープンしている事が判りました。
Sarif Industriesとはサイボーグ技術を研究する企業で、若干語弊はありますが日本語にすると”サリフ重工”といった所でしょうか。サイトでは会社案内等と共に、同社の商品であるカーボンナノチューブを利用した人工筋肉や人口眼球、脳に直接装着する事で反応性など増幅させるサイボーグ技術が紹介されており、ナノマシン登場以前のサイボーグ技術によるオーグメンテーションがメインとなる今作のパワーアップの雰囲気を知る事が出来ます。
また、どうやら閲覧者はこの”サイトをハッキングしている”設定で見ている事になっており、恐らく本編のプレイに登場するであろうハッキングのミニゲームを楽しむ事が出来ます。また、これにより幾つかのご褒美も用意されているので、興味の有る方は是非チャレンジしてみて下さい。
なお、Sarif Industriesのサイトには創業者を始め企業理念や株価の動き、近年のトピックスなどに至るまで細かな解説が掲載されており、本編に関係するであろう設定が様々隠されている様子です。コンテンツにはまだロックされたページもあり、素晴らしく洗練された雰囲気も併せ、今後の展開に期待が高まります。
以前、凄まじくオシャレでゴージャスなBungie新スタジオの様子を映像でお届けしましたが、本日新たに海外情報サイトのBleeding EdgeがBungieのスタジオツアーの映像を公開、前回よりもたっぷりと、楽しそうなスタジオの様子が収められています。
今回スタジオを案内してくれるのはBungieでライターとコミュニティ開発を務めるEric Osborne氏、映像には休憩室で卓球を楽しむスタッフや、同室におかれた対戦可能な状態のストリートファイターシリーズ3セット(3rdとZERO3、スパ4)、さらに以前には見られなかったHaloに登場する様々な武器のレプリカ(なぜか日本刀まで)が山ほど飾られており、楽しそうな物は楽しそうな場所から生まれてくるんだなぁと感じさせる豊かな内容になっています。
また、小規模なシアターや賑やかなテストプレイ室、通路に飾られたHalo関連の装備に加え、これまで手掛けたタイトルのポスター(ONI!)なども映像では確認でき、遂に次回作のリークイメージも登場したBungieの動向にますます期待が高まります。
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