11月18日から20日までハリウッドで開催されるHollywood Music In Media Conferenceにて授与される2010年度Hollywood Music In Media Awardsのビジュアルメディア部門に下記の9タイトルのビデオゲームスコアがノミネートされた事が明らかになりました。
ノミネート作品には壮大なオーケストラサウンドが特徴だったGod of War IIIやAssassin’s Creed: Brotherhood、Alan Wake、そしてEpic Mickey等いずれも見事な作品達が顔を並べています。また、11月11日には受賞作品が発表されるとの事。続報は改めてお知らせいたします。
- Garry Schyman – BioShock 2
- Jesper Kyd – Assassin’s Creed: Brotherhood
- Jim Dooley – Epic Mickey
- Knut Avenstroup Haugen – Age of Conan: Rise of the Godslayer
- Martin O’Donnell & Michael Salvatori – Halo: Reach
- Petri Alanko – Alan Wake
- Ramin Djawadi – Medal of Honor
- Cris Velasco, Mike Reagan, Gerard Marino, Ron Fish, Jeff Rona – God of War III
- Tom Salta – Prince of Persia: The Forgotten Sands
いよいよリリースまであと数日となったシリーズ最新作「Fallout: New Vegas」、今作はBethesdaの手によりFalloutシリーズが本家旧シリーズの開発を務めたスタッフが多く在籍するObsidianが手掛けたタイトルで、ハードコアモードの搭載や旧作やリリースされなかったタイトルとの関連など大きな注目を集めています。
発売も近づき、海外サイトではFallout 3との違いなど気になるあれこれの質問に対してObsidianが回答を寄せたQ&Aが幾つか公開、これまでに明らかになっている新要素を含め、ゲーム全体に関する様々な疑問が解決される内容となっています。質問の中には若干のネタバレを含む物も含まれていますので、閲覧には十分にご注意下さい。
Q:New VegasはFallout1とFallout2の舞台となった地域周辺に基づくが、旧2作との関連はありますか?
A:Fallout年表の点ではNew VegasはFallout 3に近い物です。参考の為に年代設定を記すとNew VegasはFallout 3エンディングから4年後で、Fallout 2の40年後となります。しかしNew Vegasには多くの過去との接続があります。
New Vegasは最初の2タイトルと同様のキャラクターとストーリーラインを持っており、この大部分は地理による物で、私たちは舞台をアメリカ西部に戻す事によって、何人かの古い友人を再び訪れる機会を作っています。
Q:これまでNCR(New California Rangers)については多く明らかにされていますが、Caesars Legionに関する事を教えて下さい。
A:Caesars Legionは旧西部のアリゾナ・コロラド・ニューメキシコ・ユタ州にまたがる複数の部族を吸収した大きな奴隷の軍隊で、ローマ帝国の組織と命名規則を採用しています。彼らの人権と奴隷制度に関する考え方は名にふさわしく時代がかった物です。
5000人規模で進められていると言われる「Call of Duty: Black Ops」のベータテスト、先週にはその枠が拡げられたとの噂も囁かれいましたが、週末に入り突如大量のマルチプレイのリーク映像が登場し始めました。
映像にはロケット発射台マップでのスナイパープレイや、マップに配置されるインタラクティブな仕掛けによる物と思われる効果、9キル目のKillStreakである”Chopper Gunner”の使用シーン、CrackedマップでのCTF、Summitマップでのチームデスマッチなど、興味深い内容がたっぷりと収められています。
今年のE3でスクウェア・エニックスとObsidianのタッグによりリリースされる事が明らかとなったシリーズ最新作「Dungeon Siege III」、先日開催されたニューヨークComic-Conにてゲームプレイデモも行われた本作の新しいトレーラーが公開されました。
トレーラーにはObsidianが新たに開発した新しいOnyx Engineによるディテールの細かいモデルや印象的なライティング、ど派手な戦闘エフェクトなど、パワフルな技術でフランチャイズが再生されている様子がしっかり描かれています。またComic-Con会場で行われたプレイデモの直撮り映像では大きくテイストを変えながらも、しっかりDungeon Siegeらしさが継承されている様子も窺えます。
これまでシリーズを率いてきたクリス・テイラー氏も監修として参加しているDungeon Siege IIIは2011年リリース予定で、対象プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
昨日Saints Rowシリーズの公式Twitterがスペシャルな”何か”が用意されていると予告をした件ですが、本日公式サイトにて「Saints Row 2」発売2周年を祝う記事が掲載、当時の完全にイカれたトレーラーやPC版の改善などに関する思い出を振り返りつつ、ファンへの感謝を込めSaints Row 2開発チーム約150人のサイン入りアートワークとディスクをセットにしたスペシャルなプレゼントを1名に贈る事を発表しました。
エントリは前述の該当記事にあなたのSaints Row 2に纏わる思い出を書き記すだけ、締め切りは中部標準時の10月22日の午後11:59分までとなっています。
また、近い将来にこのサイトでいくつかの大きな計画が準備されている事が記されており、来る発表を楽しみに待っていて下さいと今後の展開について予告を行っています。
先ほど今週のGTTVが公開、今週は期待のTreyarch最新作「Call of Duty: Black Ops」特集となっており、キューバの都市ハバナが舞台となるマップを始め、主人公の仲間であるHarrisの恐ろしくリアルなフェイシャルアニメーションが確認出来るカットシーン映像や、映画アバターのモーションキャプチャー技術を用いた撮影風景など、キャンペーンとマルチプレイにそれぞれ未見の映像がたっぷりと用意されています。
大型トレーラーの駐車や細い道でのカーブなど、ドライバーさんの神業としか思えない運転技術をしばしば見かけますが、今回ご紹介する無料の大型トレーラーシミュレーションパズル「Tricky Truck」ならばあの難しそうな運転を思う存分”アメージングなコース”でチャレンジする事が出来ます。
Tricky TruckはWindows PCで動作し、レベルエディタも用意、ハードモードではFPS視点(サイドミラー等、FPS視点でのアングル変更のみ可能)のみの操作となり臨場感抜群の運転を楽しむ事が出来ます。公開されている映像には息を呑む様な狭いコースと急カーブをぎりぎりで進む心臓に悪い映像が収められており、ジャンプや落下も用意されたアメージングなステージなども登場します。
実際のゲームプレイでは指定の駐車スペースにトレーラーの10個のタイヤ全てを乗せる事でクリアとなり、映像は荒削りながらも非常にキュートで、特にトレーラー特有のエアブレーキの音が素晴らしい臨場感を演出、予想以上に後部荷台部分のコントロールが難しいのが楽しくて仕方がありません。さらにクリアデータのオンライン統計が行われており、上級者による”驚愕”のリプレイ映像なども閲覧可能で、プレイ以外のお楽しみもたっぷりと用意されています。素晴らしい!
ゲーミングクラウドサービスのフロンティアとなった「OnLive」、先日には月額加入料金が無料になる事も発表され、後続サービスの登場前にさらなるユーザーベース獲得の為に大きなプロモーションを展開しています。
現在の所北米だけのサービスに止まっているOnLiveですが、公式blogにてとうとう海外向けのサービスが進められている事が明らかになりました。これは北米ユーザーが海外旅行先などからでもログイン出来る様に準備が進められている物で、現在米国以外にも世界各所にテスト段階のデータセンターを所有している事を明かし、今後これらのサーバがLiveになれば海外からの接続が可能になると示唆しています。
今回の発表は主に北米ユーザーによる海外からの接続を想定して記された物ですが、本文の最後にはこの海外からの接続サービス開始が北米以外の地域に居住するプレイヤーがOnLiveを試すベストな方法だと記されており、北米以外でのサービスも検討されている事が見受けられます。
また、今年後半にはドイツとベルギーでベータテストが開催される予定で、いよいよヨーロッパへの進出も目前に迫っています。月額加入料金が無料になった事で、海外からの接続が解放されれば日本からでも気軽に試す事が出来そうな今回のニュース、ラグなど北米サーバでの快適なプレイは難しそうですが、先進的なサービスの一端に触れられる機会がいよいよ具体的に見えてきたとあって解放が非常に楽しみです。
今年2月に開催されたD.I.C.E. Summitで登場した映画パイレーツ・オブ・カリビアンのゲーム化タイトル「Pirates of the Caribbean: Armada of the Damned」、オープンワールドのアクションRPGとして開発が進められ、意外なクオリティの高さで注目を集めていた本作の開発がディズニーによりキャンセルされた事が明らかになりました。
また開発を手掛けるPropaganda Gamesでは大規模なレイオフが敢行、Kotakuによるとその規模は100人にも及ぶ規模との事で、本作と並行して開発が進められている”TRON: Evolution”と併せ2つ存在した開発チームの1つを整理した事が明らかにされています。
またArmada of the Damnedチームでレイオフを免れたスタッフはTRONチームに組み込まれ、今後DLCのリリースなども予定されているTRON: Evolutionの開発に注力するとの事。期待のハードルが低かった所に思わぬハイクオリティで登場したタイトルだけに非常に残念な話ではありますが、最近ではレイオフの話題を聞かない日の方が少ない毎日が続いており、タイトルやスタジオ間の格差がより拡大している様な印象を受けます。
BioWareが本日「Dragon Age II」に期間限定の特典を同梱したSignatureエディションを発表、既に予約済みの購入者を含む2011年1月11日までにDragon Age IIを予約したプレイヤーが全て無償でSignatureエディションにアップグレードされる事になります。
Signatureエディションには以下の様な計20ドル以上の追加コンテンツが含まれています。
- フルバージョンのDragon Age II本編
- 追加プレイアブルキャラクターと新ミッションを含むダウンロードコード
- デジタルサウンドトラック
- Apostate’s Courage(杖)、Seeker’s Bulwark(盾)、Adder of Antiva(弓)、Might of the Sten(両手剣)を含む専用のインゲーム武器
Dragon Ageでは前作も同様のプロモーションを行っており、序盤のバランスを崩さない程度の便利装備が複数用意されていました。今回の武器にはStenさんの名前見受けられ、物語的にも少し気になる所。ハードコアなRPGタイトルとして人気を博した前作から大きく姿を変える期待の続編Dragon Age II、リリースは3月8日、対象プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
NPDが9月の北米セールスチャートを発表、ソフトウェア販売において9月14日にローンチを果たしたBungieの「Halo: Reach」が330万セールスに達した事が明らかになりました。なお、北米ローンチ初月で300万セールスを超えたのはModern Warfare 2とHalo 3以来で3本目のタイトルになるとの事。
また、今週に入りNPDは9月の市場データからソフトウェアとハードウェアの販売数を掲載しない旨を明らかにしており、今回からタイトルの正確な販売本数が記載されず、プラットフォームを統合した順位が発表される事になります。ソフトウェアセールス10位の詳細は以下の様になっています。
- 1位 – Halo: Reach (Microsoft – Xbox 360)
- 2位 – Madden NFL 11 (EA – 360, PS3, PS2, Wii, PSP)
- 3位 – Dead Rising 2 (Capcom – 360, PS3, PC)
- 4位 – NHL 11 (EA – 360, PS3)
- 5位 – FIFA Soccer 11 (EA – 360, PS3, PS2, PSP, NDS)
- 6位 – Kingdom Hearts: Birth By Sleep (Square Enix – PSP)
- 7位 – Mafia II (Take-Two – 360, PS3, PC)
- 8位 – Spider-Man: Shattered Dimensions (Activision – PS3, 360, NDS, Wii)
- 9位 – Metroid: Other M (Nintendo – Wii)
- 10位 – Call Of Duty: Modern Warfare 2 (Activision – 360, PS3, PC)
お馴染みマイケル・パクター氏がNowGamerのインタビューにおいて、Valveのデジタル流通プラットフォーム「Steam」が下取りサービスを開始すると発言した事を昨日お知らせしましたが、ValveのマーケティングVPを務めるDoug Lombardi氏がこれに応答、パクター氏の発言に対し「真実ではない、私たちはパクター氏に会った事がありません」と一刀両断、一日も経たず回収される運びとなりました。
毎度の事とはいえ、本当にパクター氏の予言は毎回”どこ”情報の物なのか、最近の海外情報では予想や分析では無く”予言”と記されるケースまで見かける氏の発言は、最早風物詩的なイベントとして愛でるのが正しい楽しみ方なのかもしれません。
Steamworksの普及やMac対応等でますますシェアを高めている感の高いValveのデジタル流通プラットフォーム「Steam」になんと下取りサービス登場の噂が聞こえてきました。
とはいえ、出所はNowGamerがゲーム業界アナリストとして知られるお馴染みマイケル・パクター氏に行ったインタビューから明らかになった物で、噂の情報元もはっきりしていません。
パクター氏はSteamが脅威的に大きなサービスだと述べ、新たなサービスとしてトレードや換金のシステムの計画を進めている事を示唆、Valveはここから手数料を取る予定であると発言しています。
NowGamerはValveにこの件について問い合わせを行っていますが、今の所回答を得られていない様子。的中しない事で知られるパクター氏の予想で、内容が内容だけに真偽の程は非常に怪しい所ですが、事実であれば非常に興味深いシステムだと言えそうです。
現BioWare Mythicの社員でかつてMythic Entertainment時代に”Warhammer Online”の開発に携わっていたと語る人物が”EA Louse”を名乗り匿名でblogを開設、来月に大きなレイオフが行われる事やBioWareが開発を進めているスターウォーズMMOタイトル「Star Wars: The Old Republic」が3億ドル規模の予算を投じている物の、内情は混乱しておりEA最大の災害になると投稿し、労働環境に対する内容など非常に生々しい状況が記されており、真偽の程に注目が集まっています。
この人物は自身も11月に敢行されるレイオフの対象である事を明かし、Electronic ArtsがSWTORのアートを外注した上、まだ何も達成されない事にうんざりしていると述べ、Mythicは最早死んだと語っています。そしてMythicのCEOを務めていたMark Jacobs氏の退職についても触れ、実際はElectronic Artsからの解雇だと非難、内部に恐怖が蔓延しているとMythic内部の状況を明らかにしています。
さらにStar Wars: The Old Republicの開発についても言及、なんと本作の開発に既に3億ドル(約245億円)の予算が投じられていると述べ、映画アバターよりも巨額の予算が投じられたと語るEA Louse氏は、EAが最もSWTORで誇りにしているのはサウンドだと指摘、20GBに及ぶインストールデータのほとんどがナレーターのボイスだと記しています。
さらにサウンドを差し引いたSWTORに残るのは冗談の様なつまらない物で、それを把握しているEAとジョージ・ルーカスはパニックに陥っていると発言、この状況の中でMythicは食い物にされたと語っています。
なお、巨額の予算についてはElectronic Artsの財務責任者であるEric Brown氏が自ら、SWTORがこれまでの歴史で最も予算が投じられたタイトルである事を発言しています。
なお、これらは匿名のEA Louse氏による主観的な物で、真偽の程は一切明らかではありません。しかし投稿内容には分刻みで上司の発言や実際の氏名、レイオフの詳細等が大量に記録されており、創作にしてはあまりに生々しい内容にも感じられ、レイオフの対象が旧Mythicを対象にした物である事もまさしく有り得そうな話ではあります。
この件に対してEurogamerがEAに確認を求めた所、EAの広報は噂或いは匿名のblogに応答は出来ないと回答しています。
さらに、EA Louse氏が自身のblogにWarhammer Onlineの開発とその失敗について、プロジェクト・リーダーは自分自身が何を行っているのかすら理解していなかったと批判、プロデューサーを務めたJeff Hickman氏を名指しで今まで見た中で最も惨めな人物だと評しています。
ここであろう事かお馴染みTwisted Metalを開発中のデビッド・ジャッフェが参戦、EA Louse氏の投稿に対してWarhammer Onlineについては良く知らないと断った上で、自己表現の欲求と仕事としてのアウトプットについてお説教。
さらにチーム内で作品を駄目にする不快で未熟なタイプの人物と作品の関係についても言及し、自身が手掛けたオリジナルのGod of Warをハードコアゲーマーが集まった少人数のチームで開発していた時代を挙げ、ストリートファイター2と鉄拳スタイルの深さを持つ戦闘システムを実現しようと取り組んでいたジャッフェに対し上役が「彼は現実認識の能力が欠けている」「ジャッフェ、それは出来ない」と口にし、何度も繰り返し説明を行っても理解が得られない人物が悩みの種だったと明かし、果たしてこの人物がゲーム業界で只一人の人間だろうかと問い、EA Louse氏を襲っている不幸な状況がさほど珍しい物では無い事を示唆しています。
なかなか大変な状況の所にジャッフェまで登場し、若干訳の解らない事態になっていますが、SWTORの状況に関する指摘は一部腑に落ちる部分が無いとは言えず、今後の動向が気になる所。EA Louse氏のblogはまだ開設されたばかりで、ほぼ怨み節で埋められた物言いにはまだまだ続きがありそうな様子で、暫く後を引く問題になるのかもしれません。
先日PC版”Borderlands”のSteamユーザーにもベータ早期アクセスの可能性が浮上した帝王Dukeの凱旋タイトル「Duke Nukem Forever」、Gearboxの救済によりDNFの復活のみならずIPの獲得まで行われ、Duke様もこれで不名誉?な称号でのみ知られる事も過去の物となりそうです。
これまでのDuke Nukemシリーズをプレイし愛している方には最早説明の必要が無いと思われますが、今作で初めて帝王に相見える方に軽く注釈を添えておくと、本シリーズは最低で下品で劣悪な内容が最高の素晴らしさと面白さを体現していた作品で、そういった意味でも所謂”出来る子”なGearboxによるDNFの再生には大きな注目が集まっています。
最高に酷い内容に併せてさして変化も少ないゲームプレイがだらだらと、且つやたら大ボリュームで用意されているのもシリーズタイトルの特徴ですが、GearboxのボスRandy Pitchford氏がCVGのインタビューに登場、Duke Nukem Foreverのプレイボリュームについて言及し、なんとModern Warfare 2の3倍程になると発言しています。
Pitchford氏はDuke Nukem Foreverが大きなトリプルAタイトルになると述べ、本作のキャンペーンがModern Warfare 2の3倍にも及ぶ巨大な物であると発言、全く以て偉大なゲームだと自信を顕わにしています。
これまでに公開されているプレイ映像や事前情報からは、これまでの無駄な大ボリュームと奇を衒ったインパクトで色んな事を有耶無耶にする方向性では無く(褒めてます)、Gearboxらしくしっかり構成された優等生なバカゲーとも呼べる新たな地平を垣間見せているDuke Nukem Forever、伝統的なレベル構成や手法が近年の映画的な表現と見事な融合を果たすのか、今後の続報に期待です。
先日から発表の噂が絶えなかったIceFrog氏のDotA新作が遂に昨晩GameInformerにて発表、新作が「Dota 2」である事が明らかになりました。
Dotaは元々Blizzardの名作RTSタイトル”Warcraft III”に登場したMOD”Defense of the Ancients”が元になっており、最大5人2チームによる10人対戦が可能なDotaは、多くのRTSと違いプレイヤーが操作するのはヒーローのみ、強力な装備品や消耗アイテムを購入するために通貨の概念も存在。そして、長い人気を誇るDotaの特徴として驚く程に広く長いスキルカーブの存在が挙げられます。
今回発表されたDota 2も前作と同様のゲーム性を備えており、オンラインRTSとRPGアクションが融合したタイトルとして様々な改善を盛り込み正統進化を目指している模様で、ValveはIceFrogについて、かつて会った中で最もスマートなデザイナーだと評し、基本的なゲーム性についてほとんど手を加えないスタンスにある事を明らかにし、アイテムやスキル、アップグレードパスが不変のDota 2は新しい技術を備えた”DotA-Allstars”であると表明しています。
ゲームは新たにグローバルライティングとクロス(布)シミュレーション等のアップグレードを含む最新のソースエンジンを利用して開発が進められており、Steamworksへの対応を始め、ボイスチャット機能の統合(もうVentriloを併用する必要が無くなります!)途中で退場したプレイヤーのAIによるサポートをマルチプレイで実現、オリジナルのトゥーンスタイルのグラフィックスが採用され、DotA Allstarsに登場する100人のヒーロー達も含まれるとの事。
また、コーチングやメンター的なソーシャル要素も新たに盛り込まれ、コーチとしてログインする事によってベテランプレイヤーが初心者を助ける役割を担う事が出来る様になる事が明らかにされています。これはコーチがスクリーン共有によりプレイの様子を見ながらボイスとチャットによるプライベートチャンネルを用いてインゲームで指導が行えるという物で、戦略ガイドやTipsの編集や作成も対象に含めコーチ役のプレイヤーには報酬が用意されている旨が記されています。
さらに映像面についてValveが”相当に大きな美術チーム”を擁している事が記されており、今回の記事でも紹介した素晴らしいアートワークからその一端を窺うことが出来ます。また、全てのキャラクターには大量のカスタムボイスが用意され、物語の背景で関係を有するキャラクターの組み合わせにはユニークな対話なども見られるとの事。
早くもこれまで以上のスルメゲームになりそうな予感に溢れるDota 2、リリースは2011年の予定となっています。以下、今回の発表で登場したヒーロー達のアートワークとなります。
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