先日から新ビルドによるプレビュー情報が多く登場しているCD Projekt期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日新たにメディア向けに用意された豪華なプレスキットの内容を紹介した開封映像が登場しました。
良い感じの箱に収められているのはTシャツに主要登場人物のキャラクターカード(※ なぜかゲラルトさんが居ない……)、何らかのデータが収められていると思われるCD(プレビュー用のビルドか)、さらには日めくりの分厚いカレンダーを同梱しており、ファンにはたまらないアイテムの数々が用意されています。
この素晴らしいリトルシスターは写真家のRon Guyatt氏の手による物で、今後出版予定の女の子達のゲームカルチャーにスポットを当てた雑誌”Girl Gaming Culture”に使用される1枚とのこと。これは大変、雑誌の続報があれば改めてお知らせします。100点!
(※ リトルシスターは「Bioshock」シリーズの象徴的な登場キャラクターです)
見出しからなんと説明したら良いか戸惑う状態になっていますが、先日BungieがGDC会場で発表した”次回作はMassively Multiplayer Action Game”だというアナウンスはジョークだったと、公式サイトのBungie Weekly Updateで明かされました。
なんでまたそんな分かり難い微妙なラインのジョークを……と誰もが思うところですが、会場に登壇し、ジョークの発表を行ったDavid Aldridge氏は、リハーサルも済ませてきっとこれでみんな笑ってくれると思っていたと明かしています。なお、その結果として、doope!も含め、世界中のメディアが次回作はMMOアクションだ!と報じたのはご存じの通りです。
これまでの事前情報や噂を考えれば、そんな紛らわしい冗談が続報を待ちわびるメディアに通じる訳が無い上に、泣く子も黙る職人気質の実力デベロッパのBungieが(※ エイプリルフールは毎年全力ですが)ジョークを言うとは誰もが思っていなかったであろう状況から発生した不幸な事故といった所でしょうか。
なお、Bungieは今回の言い訳に、ここ数日、全米の芸能ネタを全て1人でかっさらっているチャーリー・シーンをネタに投入(※ 説明すると物凄く長いので省きます……すいません)、今回のジョークを放った理由を「もう俺は火星のロックスターである事を隠す事に疲れたのさ」として、David Aldridge氏がリハビリ施設に送られる事が記されています。
という事で、ジョークが判り辛い上に、言い訳のネタまで日本人ではピンと来ない複雑なニュースになりましたが、一先ずBungieの次回作についてはまだ全てが不明なままという事で、正式な続報を楽しみに待ちたいと思います。次回作はテキストアドベンチャーだよ!くらいにしとけば良かったのに……。
これまで数度に渡って驚愕のとんでも展開をお届けしてきた「Two Worlds II」に関するリリース問題ですが、先日”3月1日リリース”とアナウンスされていたイギリス版Two Worlds IIが再び延期、3月11日にリリースが行われる事が明らかになりました。
これまでの経緯は過去記事をご覧頂くとして、前回の延期発表では3月1日のリリース予定と共に、リテール版がAmazon独占販売という超展開も発表されており、その動向が心配されていました。
なお、今回の延期について、TopWareから進捗や理由は一切明らかにされていません。これまで説明有りと、無いパターンが交互に繰り返されているので、恐らく次回の延期ではプレス工場が燃えたとか積荷が盗まれたとか何らかの理由が登場するものと思われます。
まだニュースが報じられるイギリスは良いとして、オーストラリアは果たして息をしているのか、そちらの動向も気になる所……。頑張ってTwo Worlds II!
昨日はGDC会場での楽しげなプレイアブル展示の様子をお届けしたAmerican McGee氏期待の続編「Alice: Madness Returns」ですが、本日大量の情報が収められた新トレーラーが登場、さらに会場での直撮りプレイ映像も登場しました。
新トレーラーにはAlice: Madness Returnsの物語に関する導入が描かれ、ハートの女王や三月うさぎ、チェシャ猫からトランプ達(肉厚!)、赤ん坊など、夢に出てきそうなデザインのキャラクター達に加え、アリスの素晴らしくキュートな衣装達や、頭髪を剃られ拘束衣を着せられた姿など、非常に興味深い内容が大量に収められています。
また、直撮り映像にはアリスの各種武器が登場、ナイトの駒を利用した巨大な鈍器や、パラソルを使ったシールド、お馴染みヴォーパルソードに、マシンガン的な何かなど、武器の交換が非常にスムースな事と、回避行動の為のテレポート移動にアリスの素早い動きが組み合わせられ、非常にスピーディでバリエーション豊かな戦闘が楽しめそう。
その他アリスの巨大化(ケーキ!)や、小さくなる事によって見える足場など、プレイ要素もたっぷりと収められており、リリースまでとても待ちきれそうにない期待感たっぷりの映像に仕上がっています。それにしても前作の特徴とも言える極悪な難易度はどうやら今回も健在な様子で、6月のリリース以降はアリスの悪夢にどっぷりと悩まされる事になりそうです。素晴らしい!
先月初めにBlizzardがスタジオ設立20周年を迎えたニュースをお伝えしましたが、本日Blizzardが改めて世界中のファンに対し、その支援に感謝を表したメッセージ映像を公開しました。
映像にはスタジオの創設者であるMike Morhaime氏とFrank Pearce氏が登場、スタジオ創設当時の無邪気な2人の姿を始め、一大イベントに成長したBlizzconでのファン達の熱狂ぶりなど、Blizzardが本当に特別なデベロッパである様子が端々から感じられる素晴らしいメッセージとなっています。
来る大本命タイトル「Diablo III」の存在に加え、残る「StarCraft II」の2作、さらには新IPによるMMOが存在している事も明かされているBlizzard、今後も長きに渡って私たちゲーマーを楽しませてくれるに違いありません。おめでとうBlizzard!
先日は2011年6月14日のリリース決定がGDC会場で報じられたAmerican McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」ですが、GDCでは本作のXbox 360版がプレイアブルの状態で出展されており、プレビューや映像の登場が待たれる状況となっています。
そんな中、毒々しくデコレートされたブースと、Alice: Madness Returnsのデモプレイを撮影した数枚のイメージが登場し、思わず笑ってしまう程に邪悪なアリスが存在感抜群の姿で写り込んでいる様子が確認出来ます。という事で、近く登場するであろう続報をお待ちください。素晴らしい!
先月から”Killzone 3″を皮切りに、PC版”Crysis 2″やXbox 360版”Bulletstorm”など、AAAタイトルの流出問題が続いていますが、昨晩新たにBioWareの新作「Dragon Age II」のXbox360版とPS3版が流出した事が明らかになりました。
なお、現在の所Electronic Artsからのコメントなどは発表されていません。それにしても明らかに異常な事態に発展している昨今の著作権侵害の問題は抜本的な解決が可能なのか、ハードウェアハック等の問題とも複雑に絡み合うこの事態からは、何かの様相が一変した様子も感じられます。
これまでHaloシリーズを手掛けてきたBungieがActivisionと提携しリリースする新IPに大きな注目が集まっている昨今ですが、Bungieが現在開催中のGDCで行ったパネルディスカッションにて、次期新タイトルがMMOのアクションタイトルだと明言されました。
これは、Bungieのリードネットワークエンジニアを務めるDavid Aldridge氏がステージで明かしたもので、氏は次期タイトルを”Massively Multiplayer Action Game“(大規模マルチプレイヤーアクションゲーム)だと表現しています。
さらに今回のAldridge氏による発言は、先日から海外メディアを騒がせている”Bungieの新作が宇宙を舞台にしたWorld of Warcraft的なMMOタイトルになる”との噂をきっぱりと否定したもので、Aldridge氏は噂を指し”宇宙が舞台のWoWではない”と語っています。
昨日遂にPS3版「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”がリリース、これに併せて”Berlin Wall”と名付けられた新トレーラーが公開されましたが、本日新たに2分に渡るロングバージョンのBerlin Wallトレーラーが公開されました。
1990年にリリースされたスコーピオンズのアルバム”Crazy World”からシングルカットされて大ヒットした”Wind of Change”にのせたPV風の映像は何とも言えない愉快なテイストで描かれており、謎の感動を呼ぶばかばかしいトレーラーとなっています。
なお、スコーピオンズはかつてベルリンの壁が崩壊した1990年、元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが主催し、ベルリンの壁の前で行った著名なイベント”ザ・ウォール”へ参加した事でも知られています。
昨日のPS3版”First Strike”のリリースに併せ、ActivisionはNPDとChartTrack、GfKの統計データを引用し、「Call of Duty: Black Ops」がPS3で最も売れたタイトルだとアピールしました。なお、残念ながら具体的な販売本数については明らかにされていません。
これが事実であればGran Turismo 5の637万本を始め、MGS4の475万や、Uncharted 2の380万規模を超えるセールスを達成したことになり、具体的なセールス数の提示が求められるところです。
“First Strike”のリリースと新パッチの登場が待たれるPC版ですが、現在のところ4月以降とされている”First Strike”の正確なリリーススケジュールは明らかでなく、1.07パッチの登場にも具体的なリリースの提示がされない状況が続いています。
そんな中、3月2日にDedicatedサーバのパッチがリリースされ、kick機能周りのプレイヤー表示やスポーンにまつわるバグ修正などが行われました。
この発表の中で、TreyarchはPC版1.07パッチの進捗について、1.07がより総合的な修正を含む内容ながら、まだ開発中である事を報告。より詳細な情報が近く登場すると記しています。
今年の1月にGDC会場にてGDCの25周年を記念して、古今東西のスター開発者25人が登場し自作のポストモーテム(事後検証)を行う夢のようなイベント”All-Star Classic Game Postmortem“が開催される事をお知らせしましたが、本日現地の午前9時からご存じ「Prince of Persia」の産みの親ジョーダン・メックナー氏によるパネルディスカッションが開催され、初代Prince of Persiaの開発にまつわる驚きの事実が明かされました。
メックナー氏によると初代Prince of Persiaは商業的な成功には至らなかったそうで、近代のゲームに与えた多大な影響力からは想像が付かない様な性急な開発が進められた事を打ち明け、テトリスに熱中するあまり開発が止まったなど、以下の様な内容が語られています。
- メックナー氏はゲームを作り始める以前、ルービックキューブのハウツー本を書こうとしていた
- Prince of Persiaのロトスコープ手法によるアニメーションを作成する為に当時16歳だったメックナー氏の弟をフィルムで撮影し、リファレンスとした
- 開発当初のタイトルは「Thief of Bagdad」(バグダッドの泥棒)だった
- Prince of Persia開発当初の計画において、ゲームはレベルエディタを同梱していた
- メックナー氏がテトリスにはまりこんだ為に開発が1週間頓挫した
- Prince of Persiaの戦闘を開発する為に1930年のロビンフッド映画のイメージを取り込んだ
- メックナー氏の80年代当時の髪型はMulletだった(※ 80年代のアメリカ男性アイドルなどに見られた変な髪型。Googleでの参考画像)
- 最初にリリースされたApple II版は、Apple II市場が傾きかけていた時期で売れなかった、商業的な成功はMac版のリリースによるもの
今日の休憩動画はシカゴで活躍する結成間もないバンド「Scattered Trees」の新曲”Love and Leave”のPVです。遠い昔、遥か彼方の銀河でストームトルーパー達はプリンセスを捕らえた。しかし不運にもその内の1人はプリンセスと恋に落ちる……。
なお、本作のディレクターは多くのPVやCM、ドキュメンタリーなどを手掛けるJ.M. Harper氏が手掛けています。それにしても、ストームトルーパーはなぜにこんなにも可愛らしいのか。
先ほどGearboxが公式コミュニティポータルにて、遂に奇跡の凱旋を果たす”The Man”「Duke Nukem Forever」がドイツのレーティング審査を無修正で通過したと報告しました。
大量のスラングに性的な表現、過激な暴力表現やらゴア描写まで、規制の対象になりかねない要素が列を成して並んでいるようなDuke Nukem Foreverに対して、厳しいレーティングで知られるドイツに何があったのか詳細は全く明らかではありませんが、日本国内における近年の過激なタイトルの修正内容はドイツとかなり似た内容になる場合が多く見受けられ、今回のドイツの通過が無修正国内版の登場へと繋がるか、今後の動向に注目です。万歳!
先ほどGDC会場にてインディータイトル専門のIndependent Games Festival Awardsとお馴染みGDC Awardsの表彰式が開催され、メインプレゼンターに我等がティム・シェーファーが登場、さらにお馴染みMega64達も毎度バカバカしい映像で会場を盛り上げました。さらに特別プレゼンターとしてARGゲームやゲームによる社会貢献を提示したReality Is Brokenの著者でもあるJane McGonigal女史が登壇するなど、非常に興味深いイベントとなりました。
また、去年はゲイブがジャンプしたMega64の映像作品が会場を沸かせましたが、今年はゲイブに続いてパイオニアアワードを受賞したシェンムーシリーズでお馴染みの鈴木 裕氏がMega64と共演、さらになぜかCliffy Bボンゴを叩きながら登場し、鈴木 裕氏にマシンガンで蜂の巣にされるカオスな映像が上映されました。こちらは映像が登場次第改めてお届けします。
という事で、今回はIGF AwardとGDC Awardsの各部門のノミネートタイトルと受賞タイトルをまとめてお知らせ、「Red Dead Redemption」がGOTYを始め4部門を制覇し、革新的なインディータイトルとして各方面の注目を集めた「Minecraft」がなんと5部門で受賞するなど、昨今のゲームの潮流やインディペンデントの層の厚さが感じられる素晴らしいラインアップとなっています。
■ ベストゲームデザイン:受賞「Red Dead Redemption」
先日、絶妙なタイミングとデザインで登場し、Modern Warfare 3かと噂されたティザーサイトはファンメイドによる”Modern Warfare 2″テーマの映像作品「Find Makarov」だった事が既に判明していますが、このトレーラーが昨晩公開、想像以上にハイクオリティかつ再現度の高い作品である事が明らかになりました。
映像には見事なキャスティングのプライス大尉やシェパードが登場し、実写にゲーム的なアフレコを重ねる事で、非常にユニークな効果を得ており、雰囲気抜群のポスプロやJunction VFXによる特殊効果も相まって、かなりシリアスな作品に仕上がっています。
なお、今後のFind Makarovに関する動向については明かされておらず、この続きがさらに描かれる事になるのか気になるところです。
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