昨日開催された”Media and Telecommunications Conference”にて、Wedbush Morgan Technologyがプレゼンテーションの中でTake-Twoの最新販売データを発表、「Grand Theft Auto IV」が2000万セールスに達し、GTAシリーズ全体の累計販売本数がなんと1億本に到達したことが明らかになりました。
さらに、以下の様な販売データがプレゼンテーション資料から判明しています。
- BioShockシリーズの累計販売本数は800万本
- Rockstarの”Midnight Club”は1800万セールス
- Gearboxの”Borderlands”はリリース以降400万本を販売
(※ Take-TwoはBorderlandsをフランチャイズと表現)- 2K Czechの”Mafia”シリーズは500万本セールス
- Firaxisの”Civilization”シリーズは1000万セールスに到達
コードネーム”Rush”として続編が開発中とも言われるGTAシリーズですが、近年ますますクオリティを高めているRockstar Gamesのタイトル群は今後ますます世界中のゲーマーを楽しませることとなりそうです。
2月の北米ソフトウェアセールスのトップを飾った「Call of Duty: Black Ops」ですが、昨晩NPDのAnita Frazier氏から発表された声明において、Call of Duty: Black OpsがWii Playのセールスを超えて北米のゲーム産業史上最も売れたタイトルになったと発表されました。
現在のところActivisionからローンチ以降の累積販売本数は公表されていませんが、北米とイギリスを合わせた初日セールスが560万本を超えた事が知られており、一方Wii Playは昨年10月時点で1300万本を販売した事が報じられていました。
強豪タイトルがひしめく中、順調に販売記録を伸ばしていくCall of Duty: Black Opsですが、今後のDLCも控えているとされており、まだまだこの勢いは続くこととなりそうです。
先日ハードウェアセールスの概要をお届けしたNPDによる2月の北米セールス調査ですが、昨晩ソフトウェアも含めた2月セールスの詳細が明らかになり、「Call of Duty: Black Ops」がなんと”Wii Play”を超え、これまでの北米ゲーム産業市場で最も売れたタイトルに輝いたことが明らかになりました。
先日もお伝えしたとおり、北米2月のハードウェアセールスはXbox 360が2ヶ月連続でトップに立ち、53万5,000台を販売、ローンチ以降の非ホリデーシーズン時期で最も大きな販売を達成した月となりました。
最も売れたのはKinectをバンドルした250GB版との事で、Kinectも同様に好調を記録しており、既に販売は1000万台を突破、先日にはローンチから2ヶ月で最も売れた家電デバイスとしてギネスの世界記録にも認定されています。Microsoftは今月のセールスについて、今後もKinect対応のNetflixやHulu Plus、Avatar Kinectなどの新サービスやタイトルの登場により継続的なセールスに期待しているとコメントを寄せています。
任天堂は北米2月におけるWiiの販売台数が45万4,000台(※ NPD予想では30万5000台から31万5000台)だったと述べ、前年比で14%アップだとし、”北米の歴史上どのコンソールよりも早く”3500万台を売り上げたハードウェアだとアピールしています。なお、現時点ではソニーからNPD調査に対するコメントは明かされていないとのこと。
2月北米ソフトウェアのセールス規模は全体で6億140万ドルとなり、前年の6億3,360万ドルから5%ダウンとなりました。先月に引き続きTreyarchの「Call of Duty: Black Ops」がセールスのトップを飾り、2位にはvs.シリーズ最新作「Marvel vs Capcom 3: Fate of Two Worlds」が好調を記録しています。
なお、注目タイトルの「Killzone 3」と「Bulletstorm」が共にNPDの2月調査終了まで1週間に満たない短い期間ながら、7位と8位にランクインしている事も注目すべきところだと言えそうです。2月の北米セールスにおける上位10タイトルの詳細は以下からご確認下さい。
- 1位:Call of Duty: Black Ops (PS3/360/Wii/DS/PC)
- 2位:Marvel vs Capcom 3: Fate of Two Worlds (PS3/Xbox 360)
- 3位:Just Dance (Wii)(※ 任天堂によると販売は55万4,000本)
- 4位:NBA 2K11 (PS3/360/Wii/PSP/PS2/PC)
- 5位:Dead Space 2 (PS3/360/PC)
- 6位:Zumba Fitness: Join the Party (PS3/360/Wii)
- 7位:Bulletstorm (PC/PS3/Xbox 360)
- 8位:Killzone 3 (PS3)
- 9位:Michael Jackson: The Experience (Wii/DS/PSP)
- 10位:Mario Sports Mix (Wii)
周辺機器等を含むアクセサリの2月セールスは、Kinectの好調により2億5,690万ドル規模に到達、前年比で22%成長となり、これまでの2月セールスでは最大の成長率となりました。
NPDのアナリストAnita Frazier氏によるとPS3周辺機器は18ヶ月連続、Xbox 360周辺機器は6ヶ月連続の2桁成長を遂げているとの事で、特にMicrosoftの1600MSPカードの販売が55%成長を果たしアクセサリ市場全体の22%を占めている事を強調しています。
事情を知らない方が読んだら日本語が不自由だと思われかねないおかしな見出しになっていますが、本日北米でリリースされていなかった「Two Worlds II」の限定版Royal Editionが遂に発売を迎えた事が明らかになりました。
全体的な品薄から北米のリテール版販売についても一騒動あったTwo Worlds IIですが、今回やっと登場したRoyal Editionもこれまで同様品薄の様子で、GameStopのみで販売が行われる模様です。
という事で、今回北米でRoyal Editionがこのタイミングで登場したという事は、イギリスとオーストラリア向けのプレスとリテールパッケージも確保出来たという事では?と希望的観測による予想が成り立ちます。
長かったTwo Worlds IIのローンチ大戦が遂にエンディングを迎える事になるか、明日以降登場するであろうイギリスからの朗報に期待です。
いよいよ今月11日から今年もマサチューセッツ州はボストンにて開催される「PAX East」、例年チケットの入手が難しいイベントとしても知られていますが、今年も早々にチケットが完売した事が公式Twitterから明らかになりました。
doope!ではすでに幾つかのイベント開催についてお知らせしてきましたが、今回は新情報を含め、改めてPAX Eastにて行われる注目イベントを整理してお知らせ。明日の夜あたりから登場し始めるであろう続報に備えておいては如何でしょうか。
本日お伝えしたとおり、PAX East会場ではBattlefield 3やGears of War 3のプレイアブルデモ展示に、BioShock: Infiniteのパネルディスカッションなど、以下の様な注目タイトルはじめ新作タイトルに関連する展示やイベントが開催されます。
- Irrational Gamesが「BioShock: Infinite」のパネルディスカッションを開催、招待客オンリーのパーティも
- 「Gears of War 3」ベータテスト用クライアントをデモ展示(Xboxコアブース #836)
- ArenaNetがプレイアブル状態の「Guild Wars 2」を展示
- Red 5 Studiosのチームベースアクションシューター「FireFall」を初のプレイアブルビルドで出展
- PC版「Fable III」のハードコアモードなど新情報の発表(Xboxコアブース #836)
- 「Halo: Reach」のDefiantマップパックを利用したトーナメント開催(3月13日午後1~5時)
- お馴染みMajor Nelsonがポッドキャストを公開録音、ゲストはCliffy B
- 12日(土)にはCliffy Bはサイン会が開催、午後2時から3時まで
昨日遂に発表されたRadeon HD 6990の対抗カードとして注目を集めるNvidiaの新GPU「GeForce GTX590」が発表されるとの噂がまことしやかに囁かれており、デュアルGPUになるとも予想されています。
毎年ゲーム関連の楽しいライブが行われるPAXですが、同イベントライブの常連でStill Aliveで知られるJonathan Coulton氏が今年も登場します。氏はリリースが迫る「Portal 2」の主題歌も手掛けており、こちらの絡みでも注目を集める事となりそうです。
前述のライブとは別に、PAX EastのJamspaceエリアではBoston8BitとMAGFestが主催する8bitテイストのチップチューンな15アーティストが3日間に渡ってライブを行います。出演リストは以下でご確認下さい。
■ 3月11日(金)
- Cathode Rays
- Oxygenstar
- Active Knowledge
- Animal Style
- Bit Shifter
■ 3月12日(土)
- AdamGetsAwesome
- Zen Albatross
- Danimal Cannon
- Br1ght Pr1mate
- Smiletron
■ 3月13日(日)
- 7th Gear
- Facundo
- The Shortsleeves
- Disasterpeace
- glomag and Corset lore
「Kinect」ハックによる様々な楽しい技術が注目を集める昨今ですが、新たにKinectをヘッドトラッキングに利用し、3D立体視を実現した映像が登場しました。ヘッドトラッキングによる3D立体視への取り組みは各社様々な研究を進めているところですが、市販のデバイスの組み合わせで比較的容易に実現できる手軽さとKinectの応用力の高さには改めて驚くばかりです。
先月発表された「Duke Nukem Forever」の豪華限定版Balls of Steelエディションにはシリアルナンバーが振られた限定版証明書やらペーパークラフトにカジノのチップ、キャラクターカードにサイコロ、アートブックと超豪華な特典が山盛りですが、その1つとしてDukeのイカした胸像が用意されています。
上の写真に見られる胸像はDVDのトールボックス並の大きさで、やはりでっかい男は違うぜはっはー!と多くのDukeファンが感じた事と思いますが、昨日はRageのプレイ映像を紹介していたJace Hallが自身のBlogにてDukeの胸像が写されたイメージを公開、どうやらアナウンスのイメージでは下駄を履いていた模様で、実際はタバコの箱程度の大きさである事が明らかになりました。
という事で、Balls of Steelエディションに同梱されたDukeはシュリンカー使用時のものだと思えば万事解決。ゲームのちびDukeも可愛いDuke Nukem Foreverの北米リリースは2011年5月3日、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PCとなっています。Holy cow!
先ほど”Battlefield 3″プレイアブルデモのPAX East出展をお知らせしましたが、同じく今年の大注目タイトルである「Gears of War 3」のパブリックデモがPAX Eastに登場することがRod Fergusson氏のtwitterから明らかになりました。
また、CVGが行ったインタビューにMicrosoftのInteractive Entertainment Business部門の上級プロデューサーを務めるKevin Unangst氏が登場し、FPSタイトルのゲームモードにインスパイアされたGears of War 3のマルチプレイヤーが、HaloやCall of Dutyプレイヤー達を3人称シューターへと誘惑するだろうとアピールしています。
Unangst氏はGears of War 3が2011年における巨大なタイトルだと述べ、これまでのシリーズ最良のタイトルとなった本作がマイクロソフトのブロックバスターだと発言。一国のGDPを超えるとされる巨額のプロモーションを得るGears of War 3がFPSゲーマーも取り込む大きなうねりとなるか、PAX Eastでの手応えに期待が高まります。
今月11日から開催されるゲーマーの為のゲームイベントPAX Eastにて、EAが運営するオンラインコミュニティサイト”Gun Club“の登録メンバーに限定した「Battlefield 3」のプレイアブルデモが出展される事が明らかになりました。
デモの内容について詳細は明らかにされていませんが、メンバー限定とは言え、初のパブリックデモに続報も多く登場することとなりそうです。
なんとも奇妙な感覚を覚えるこのホームレスのロボットはアーティストのPawel Hynek氏が2006年に作成した”Obsolete”(旧式)と呼ばれる作品です。
Obsoleteはギャラクティカに登場するロボット種族サイロンにインスパイアされて生まれた作品との事で、古いSF作品から不変的に今も描かれる機械による文明と人間の関係性にアイロニーを感じながらも、可愛そうと可愛いが同居する不思議な機械萌え作品となっています。
先月初めにDiabloやStarcraftシリーズでお馴染みのBlizzard Entertainmentがスタジオ設立20周年を迎えたことをお知らせしましたが、本日公式サイトにてスタジオの創設者であるMike Morhaime氏やFrank Pearce氏が登場するBlizzardの20年を振り返る新しい映像が公開されました。
映像は非常に長い見応えたっぷりの内容で、Blizzardの前身であるSilicon & Synapse時代からの20年に起こった印象深い出来事などが多く紹介されており、”Diablo”が元はクレイアニメーションによるターンベースのRPGタイトルとして計画されていたなど、以下のような驚きの内容が明かされています。尺が長い映像ですが、ファンにとっては興味深いあれやこれやが大量に登場するお宝映像となっていますので、是非閲覧をお勧めします。
- Blizzardが手掛けたSNES(スーパーファミコン)タイトル「Rock & Roll Racing」の開発には、翻訳されていない日本語の技術ドキュメントが利用された
- 横スクロールタイトルのパズル/プラットフォーマータイトルとしてSilicon & Synapse時代にリリースされた「The Lost Vikings」のレベルデザインシステムは、後のStarCraftとWarCraftのマップエディタ登場への先駆者だった
- スタジオ名をSilicon & SynapseからBlizzardに変更する際に候補として”Chaos Studios”と”Ogre”という名前が挙がっていた
- 「Diablo」は当初、クレイアニメーションを利用したターンベースのRPGタイトルになる計画だった
昨年4月にジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックスが共演した映画”Law Abiding Citizen”のトレーラーと「Team Fortress 2」を組み合わせた素晴らしいクオリティのマシニマ作品をご紹介しましたが、なんと昨日同じ作者による第2弾のマシニマ作品”The Demo Knight”が公開、今度は映画”ダークナイト”を組み合わせデモマンを主役に抜擢した内容となっています。
尋常ではない作業量であったろう”The Demo Knight”は相変わらずの超クオリティで、開いた口が塞がらない作品に仕上がっています。どれほど違和感なく仕上がっているか比較するために”ダークナイト”の該当トレーラーも以下に掲載しましたので、気になった方はその完成度を比較してみるとより楽しめるかもしれません。
先日遂にリリースを果たした傑作アドベンチャーのHDリメイクタイトル「Beyond Good & Evil HD」ですが、本日公式サイトにて本作で利用された全31曲を含むサウンドトラックが無料で公開されました。
なお、今作の楽曲はHDリメイクにあたり、オリジナルのスコアからリマスタリングされた楽曲が利用されており、Beyond Good & Evilの世界観にマッチした様々なジャンルのテイストが渾然一体となる無国籍感漂う良質な楽曲が揃っています。
さらに公式サイトではMichael Ancel氏率いる開発チームの面々が収められた壁紙データも公開、Ancel氏も画面中央に登場するイメージはファン必携のありがたいイメージとなっています。
続編開発の進捗にも影響を与えるとされる”Beyond Good & Evil HD”はPSNとXBLAで3月2日にリリースを迎えており、価格は800MSP/10ドルとなっています。
一見怖そうながら、ユーモアに溢れ優しげな人柄で人気のお馴染みNintendo of Americaのレジー社長ことReggie Fils-Aime氏ですが、本日Destructoidになんとハイスクール時代のレジー社長のご尊顔が掲載、凄まじいインパクトを有り難く拝謁する以外に選択肢の存在しない有り難いイメージとなっています。決して逆らってはいけません。
SCEAのマーケティング部門を率い、シニアVPを務めたフロントマンPeter Dille氏が本日付けでSCEAを退社した事が明らかになりました。これはSCEAがIGNに明かしたもので、退社の理由については明かされておらず、後任人事もまだ決まっていないとのこと。
Peter Dille氏は90年代のSCEA幹部として8年間活躍し、95年の初代PlayStationローンチに重要な役割を果たし、99年にはSCEAを退社、マーケティングVPとしてTHQに6年在籍した後、2006年にSCEAに復帰していました。
近年ではフロントマンとしての活躍やPSNサービスの確立にも尽力した氏の動向に改めて注目が集まることとなりそうです。
Ken Levine氏率いるIrrational Gamesが開発を進めている○○Shockシリーズの最新作「BioShock: Infinite」ですが、昨年の11月あたりから開発の為の潜伏期間と思われる続報の無い状況が続いていました。そんな中、3月11日から開催されるPAX Eastにて”From Background To Center Stage: Building Game Worlds As Main Characters”(バックステージからセンターステージへ:メインキャラクターとしてのゲーム世界構築)と名付けられたパネルディスカッションが開催される事を先月半ばにお伝えしました。
本日新たにこのディスカッションの詳細が明らかになり、会場となるBoston Convention Center内にIrrational Gamesブースが出展、3種類のスプライサーマスクが商品として用意された無料の”くじ”が配布されることが明らかになりました。
また、現地土曜の夜には招待者のみ参加可能なパーティが開催され、前述のチケットがTシャツと交換可能とのこと。なお、このTシャツは初代BioShockでボツとなったクリーチャー”Dog in a Wheelchair”(※ 参考リンク)をあしらったものとのこと。
なんとも羨ましい限りな会場特典ですが、今作の影のヒロインとも呼べそうな空中都市コロンビア誕生にまつわるインスピレーションや、ゲームのビジュアルデザイン、Ken Levine氏お得意の世界観の構築に関する衒学的なあれこれに加え、プレイ映像やディテールの新情報登場に期待!です。
なお、Irrational Gamesからの参加メンバーや開催時間の詳細については前回の記事に記載してありますので、そちらをご確認下さい。
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