Blizzardがスタジオ設立20周年にあたり、世界中のファンに感謝を伝えるメッセージ映像を公開

2011年3月4日 13:03 by katakori
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先月初めにBlizzardがスタジオ設立20周年を迎えたニュースをお伝えしましたが、本日Blizzardが改めて世界中のファンに対し、その支援に感謝を表したメッセージ映像を公開しました。

映像にはスタジオの創設者であるMike Morhaime氏とFrank Pearce氏が登場、スタジオ創設当時の無邪気な2人の姿を始め、一大イベントに成長したBlizzconでのファン達の熱狂ぶりなど、Blizzardが本当に特別なデベロッパである様子が端々から感じられる素晴らしいメッセージとなっています。

来る大本命タイトル「Diablo III」の存在に加え、残る「StarCraft II」の2作、さらには新IPによるMMOが存在している事も明かされているBlizzard、今後も長きに渡って私たちゲーマーを楽しませてくれるに違いありません。おめでとうBlizzard!

情報元:VG247

[GDC 2011] 「Alice: Madness Returns」がGDCにプレイアブル出展、会場の様子を収めたイメージが登場

2011年3月4日 12:50 by katakori
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「Alice: Madness Returns」 アリス マッドネス リターンズ
相変わらず邪悪な三白眼、これは可愛い

先日は2011年6月14日のリリース決定がGDC会場で報じられたAmerican McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」ですが、GDCでは本作のXbox 360版がプレイアブルの状態で出展されており、プレビューや映像の登場が待たれる状況となっています。

そんな中、毒々しくデコレートされたブースと、Alice: Madness Returnsのデモプレイを撮影した数枚のイメージが登場し、思わず笑ってしまう程に邪悪なアリスが存在感抜群の姿で写り込んでいる様子が確認出来ます。という事で、近く登場するであろう続報をお待ちください。素晴らしい!

「Alice: Madness Returns」 アリス マッドネス リターンズ
「Alice: Madness Returns」 アリス マッドネス リターンズ
「Alice: Madness Returns」 アリス マッドネス リターンズ
イメージ:Videogameszone.de

著作権侵害:大作の流出問題が続く中、Xbox 360とPS3版「Dragon Age II」の流出が判明

2011年3月4日 12:34 by katakori
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「Dragon Age II」 ドラゴンエイジ II

先月から”Killzone 3″を皮切りに、PC版”Crysis 2″やXbox 360版”Bulletstorm”など、AAAタイトルの流出問題が続いていますが、昨晩新たにBioWareの新作「Dragon Age II」のXbox360版とPS3版が流出した事が明らかになりました。

なお、現在の所Electronic Artsからのコメントなどは発表されていません。それにしても明らかに異常な事態に発展している昨今の著作権侵害の問題は抜本的な解決が可能なのか、ハードウェアハック等の問題とも複雑に絡み合うこの事態からは、何かの様相が一変した様子も感じられます。

情報元:CrunchGear

[GDC 2011] Bungieの次期タイトルはやはりMMOのアクションタイトル、David Aldridge氏が明らかに

2011年3月4日 12:14 by katakori
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「Bungie」

これまでHaloシリーズを手掛けてきたBungieがActivisionと提携しリリースする新IPに大きな注目が集まっている昨今ですが、Bungieが現在開催中のGDCで行ったパネルディスカッションにて、次期新タイトルがMMOのアクションタイトルだと明言されました。

これは、Bungieのリードネットワークエンジニアを務めるDavid Aldridge氏がステージで明かしたもので、氏は次期タイトルを”Massively Multiplayer Action Game“(大規模マルチプレイヤーアクションゲーム)だと表現しています。

さらに今回のAldridge氏による発言は、先日から海外メディアを騒がせている”Bungieの新作が宇宙を舞台にしたWorld of Warcraft的なMMOタイトルになる”とのをきっぱりと否定したもので、Aldridge氏は噂を指し”宇宙が舞台のWoWではない”と語っています。

情報元:IGN

「Call of Duty: Black Ops」”Berlin Wall”トレーラーの完全版が公開+PS3版のセールスにPC版パッチの進捗など

2011年3月4日 11:20 by katakori
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昨日遂にPS3版「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”がリリース、これに併せて”Berlin Wall”と名付けられた新トレーラーが公開されましたが、本日新たに2分に渡るロングバージョンのBerlin Wallトレーラーが公開されました。

1990年にリリースされたスコーピオンズのアルバム”Crazy World”からシングルカットされて大ヒットした”Wind of Change”にのせたPV風の映像は何とも言えない愉快なテイストで描かれており、謎の感動を呼ぶばかばかしいトレーラーとなっています。

なお、スコーピオンズはかつてベルリンの壁が崩壊した1990年、元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが主催し、ベルリンの壁の前で行った著名なイベント”ザ・ウォール”へ参加した事でも知られています。

Call of Duty: Black Opsは最も売れたPS3タイトル、Activisionが主張

昨日のPS3版”First Strike”のリリースに併せ、ActivisionはNPDとChartTrack、GfKの統計データを引用し、「Call of Duty: Black Ops」がPS3で最も売れたタイトルだとアピールしました。なお、残念ながら具体的な販売本数については明らかにされていません。

これが事実であればGran Turismo 5の637万本を始め、MGS4の475万や、Uncharted 2の380万規模を超えるセールスを達成したことになり、具体的なセールス数の提示が求められるところです。

PC版にはサーバパッチが適用、リリースが遅れている1.07は現在開発中

“First Strike”のリリースと新パッチの登場が待たれるPC版ですが、現在のところ4月以降とされている”First Strike”の正確なリリーススケジュールは明らかでなく、1.07パッチの登場にも具体的なリリースの提示がされない状況が続いています。

そんな中、3月2日にDedicatedサーバのパッチがリリースされ、kick機能周りのプレイヤー表示やスポーンにまつわるバグ修正などが行われました。

この発表の中で、TreyarchはPC版1.07パッチの進捗について、1.07がより総合的な修正を含む内容ながら、まだ開発中である事を報告。より詳細な情報が近く登場すると記しています。

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2011/3/4)

2011年3月4日 10:18 by katakori
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「Homefront」の新ライブアクショントレーラー
「Mortal Kombat」のシングルプレイヤーに登場する”Challenge Tower”モード

[GDC 2011] ジョーダン・メックナー氏の初代「Prince of Persia」ポストモーテムで明かされた驚きの事実

2011年3月3日 17:53 by katakori
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「Prince Of Persia」 プリンス オブ ペルシャ

今年の1月にGDC会場にてGDCの25周年を記念して、古今東西のスター開発者25人が登場し自作のポストモーテム(事後検証)を行う夢のようなイベント”All-Star Classic Game Postmortem“が開催される事をお知らせしましたが、本日現地の午前9時からご存じ「Prince of Persia」の産みの親ジョーダン・メックナー氏によるパネルディスカッションが開催され、初代Prince of Persiaの開発にまつわる驚きの事実が明かされました。

メックナー氏によると初代Prince of Persiaは商業的な成功には至らなかったそうで、近代のゲームに与えた多大な影響力からは想像が付かない様な性急な開発が進められた事を打ち明け、テトリスに熱中するあまり開発が止まったなど、以下の様な内容が語られています。

  • メックナー氏はゲームを作り始める以前、ルービックキューブのハウツー本を書こうとしていた
  • Prince of Persiaのロトスコープ手法によるアニメーションを作成する為に当時16歳だったメックナー氏の弟をフィルムで撮影し、リファレンスとした
  • 開発当初のタイトルは「Thief of Bagdad」(バグダッドの泥棒)だった
  • Prince of Persia開発当初の計画において、ゲームはレベルエディタを同梱していた
  • メックナー氏がテトリスにはまりこんだ為に開発が1週間頓挫した
  • Prince of Persiaの戦闘を開発する為に1930年のロビンフッド映画のイメージを取り込んだ
  • メックナー氏の80年代当時の髪型はMulletだった(※ 80年代のアメリカ男性アイドルなどに見られた変な髪型。Googleでの参考画像
  • 最初にリリースされたApple II版は、Apple II市場が傾きかけていた時期で売れなかった、商業的な成功はMac版のリリースによるもの
情報元:GameInformer

休憩動画:「Scattered Trees」の新曲”Love and Leave”に描かれる悲しいストームトルーパーの物語

2011年3月3日 17:39 by katakori
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今日の休憩動画はシカゴで活躍する結成間もないバンド「Scattered Trees」の新曲”Love and Leave”のPVです。遠い昔、遥か彼方の銀河でストームトルーパー達はプリンセスを捕らえた。しかし不運にもその内の1人はプリンセスと恋に落ちる……。

なお、本作のディレクターは多くのPVやCM、ドキュメンタリーなどを手掛けるJ.M. Harper氏が手掛けています。それにしても、ストームトルーパーはなぜにこんなにも可愛らしいのか。

情報元:Boing Boing

祝!「Duke Nukem Forever」がドイツのレーティングを修正無しで通過、国内版への期待も

2011年3月3日 16:26 by katakori
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「Duke Nukem Forever」 デューク ニューケム フォーエバー

先ほどGearboxが公式コミュニティポータルにて、遂に奇跡の凱旋を果たす”The Man”「Duke Nukem Forever」がドイツのレーティング審査を無修正で通過したと報告しました。

大量のスラングに性的な表現、過激な暴力表現やらゴア描写まで、規制の対象になりかねない要素が列を成して並んでいるようなDuke Nukem Foreverに対して、厳しいレーティングで知られるドイツに何があったのか詳細は全く明らかではありませんが、日本国内における近年の過激なタイトルの修正内容はドイツとかなり似た内容になる場合が多く見受けられ、今回のドイツの通過が無修正国内版の登場へと繋がるか、今後の動向に注目です。万歳!

情報元:Gearboxity

[GDC 2011] 速報:IGFとGDC Awardsの表彰式が開催「Red Dead Redemption」がGOTY、「Minecraft」が5部門受賞

2011年3月3日 15:43 by katakori
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「Game Developers Choice Awards」 2011

先ほどGDC会場にてインディータイトル専門のIndependent Games Festival Awardsとお馴染みGDC Awardsの表彰式が開催され、メインプレゼンターに我等がティム・シェーファーが登場、さらにお馴染みMega64達も毎度バカバカしい映像で会場を盛り上げました。さらに特別プレゼンターとしてARGゲームやゲームによる社会貢献を提示したReality Is Brokenの著者でもあるJane McGonigal女史が登壇するなど、非常に興味深いイベントとなりました。

また、去年はゲイブがジャンプしたMega64の映像作品が会場を沸かせましたが、今年はゲイブに続いてパイオニアアワードを受賞したシェンムーシリーズでお馴染みの鈴木 裕氏がMega64と共演、さらになぜかCliffy Bボンゴを叩きながら登場し、鈴木 裕氏にマシンガンで蜂の巣にされるカオスな映像が上映されました。こちらは映像が登場次第改めてお届けします。

という事で、今回はIGF AwardとGDC Awardsの各部門のノミネートタイトルと受賞タイトルをまとめてお知らせ、「Red Dead Redemption」がGOTYを始め4部門を制覇し、革新的なインディータイトルとして各方面の注目を集めた「Minecraft」がなんと5部門で受賞するなど、昨今のゲームの潮流やインディペンデントの層の厚さが感じられる素晴らしいラインアップとなっています。

2011 Game Developers Choice Awards受賞者

ベストゲームデザイン:受賞「Red Dead Redemption」

  • Super Mario Galaxy 2 (Nintendo)
  • Mass Effect 2 (BioWare)
  • Limbo (Playdead)
  • Red Dead Redemption (Rockstar San Diego)
  • God of War III (SCE Santa Monica)

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ハイクオリティな”Modern Warfare 2″ライブアクション「Find Makarov」のトレーラーが公開

2011年3月3日 12:34 by katakori
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先日、絶妙なタイミングとデザインで登場し、Modern Warfare 3かと噂されたティザーサイトはファンメイドによる”Modern Warfare 2″テーマの映像作品「Find Makarov」だった事が既に判明していますが、このトレーラーが昨晩公開、想像以上にハイクオリティかつ再現度の高い作品である事が明らかになりました。

映像には見事なキャスティングのプライス大尉やシェパードが登場し、実写にゲーム的なアフレコを重ねる事で、非常にユニークな効果を得ており、雰囲気抜群のポスプロやJunction VFXによる特殊効果も相まって、かなりシリアスな作品に仕上がっています。

なお、今後のFind Makarovに関する動向については明かされておらず、この続きがさらに描かれる事になるのか気になるところです。

情報元:VG247

[GDC 2011] 「Alice: Madness Returns」の発売が6月14日に決定!豪華なハードカバーアートブックの内容もチラ見せ

2011年3月2日 14:26 by katakori
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「Alice: Madness Returns」 アリス マッドネスリターンズ

現在開催中のGDC会場にて、American McGee氏の新作「Alice: Madness Returns」がクローズド出展され、併せてEAがリリース日決定を発表、2011年6月14日にPCとXbox 360、PS3に向けて発売される事が明らかになりました。

前作アリス イン ナイトメアから10年後が舞台となるAlice: Madness Returnsでは、アリスが家族の死によって負ったトラウマから回復を目指す物語が描かれており、American McGee氏率いる上海のCrazy Horse Gamesによる開発が進められています。

なお、今回のリリース日決定に当たりAmerican McGee氏は、本作にアリスのイマジネーションの力をテストするディープでリッチな戦闘システムが用意されているとアピールしています。

5月11日に発売されるハードカバーアートブックの中身も登場

「Alice: Madness Returns」

昨年12月、アメコミの大手出版社Dark Horseから、184ページに渡るボリュームのアートワークを掲載したAlice: Madness Returnsのハードカバーアートブックが出版される事をお知らせしましたが、本日海外情報サイトのKotakuにその一部がプレビューとして掲載され、想像を超える素晴らしいクオリティのハードカバー本になる香りがプンプンと漂う魅力的なイメージが登場しました。

「Alice: Madness Returns」

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Double Fine新作「Sesame Street: Once Upon a Monster」の悶絶キュートなコンセプトアートが登場!

2011年3月2日 11:01 by katakori
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「Sesame Street: Once Upon a Monster」 セサミストリート
おまえさん達なかよしか!

お馴染みティム・シェーファー率いるDouble Fineが開発を手掛ける”セサミストリート”テーマのkinectタイトル「Sesame Street: Once Upon a Monster」の新しいスクリーンショットとコンセプトアートが登場しました。

今回明らかになったのはDouble Fineによるオリジナルキャラクターとして登場するマルコ君(※ マルコはプロトタイプ開発時の名前で、正式な名前が判明していないので仮名です)のイメージを含む物で、ライセンスタイトルとして舵取りを行ったDouble Fineのジャッジが間違いのない物だったと感じられる素敵な内容が描き込まれています。

続報が楽しみな「Sesame Street: Once Upon a Monster」は2011年秋リリースの予定で対応プラットフォームはXbox 360となっています。

「Sesame Street: Once Upon a Monster」 セサミストリート
3人の顔がいずれも秀逸
「Sesame Street: Once Upon a Monster」 セサミストリート
オリジナルキャラのマルコ君(仮名)がまた可愛い、いい顔
「Sesame Street: Once Upon a Monster」 セサミストリート
情報元及びイメージ:Electronic Theatre

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2011/3/2)

2011年3月2日 10:00 by katakori
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Paradox Interactiveの新作シミュレーション「Sengoku」
エモーショナルなキャラクター開発をいかに進めたかを解説した「Milo & Kate」の開発映像

[GDC 2011] ZyngaのMark Skaggs氏がGDCに登壇、開発のモットーは『デザインは5分』『軽く、速く、正しく』

2011年3月1日 19:55 by katakori
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「Zynga」

もはやソーシャルゲームの覇者と呼んで差し支え無いZyngaですが、現在開催中のGDCに同社の製品開発VPを務め、かつてはEAでCommand & Conquerシリーズの開発を率いたRTS開発のベテランでもあるMark Skaggs氏が登壇し、Zyngaの驚くべきスピーディなゲーム開発について明らかにしました。

Zyngaのパネルディスカッションに登場したMark Skaggs氏は、スピードこそが勝利に結びつくと断言、マーケットへといち早く到着するべきだと発言し、Zyngaの鍵となる2つの開発理念が『デザインは5分』『”軽く”、”速く”そして”正しく”』だと紹介し、開発チームがタイトル開発において楽しい事を考えられなかった場合には、最も容易に終えられる方法に注力するべきだと発言しています。

FarmVilleのアバターはYoVilleのコードから流用

インパクトの高い開発理念を明かしたSkaggs氏は典型的な例として、FarmVilleのアバター機能に言及、開発チームが自分達でアバターを実装する時間が全く無かった事からZyngaの別タイトルであるYoVilleのコードをこっそり流用した事を打ち明けました。

これでゲーム開発における最低予算を下回るリリースを実現したと語った氏は、さらにFarmVilleのローンチを控えたZynga内部のディスカッションの様子を紹介。ローンチまで残り9時間と迫った状態で、ゲームに12種類の収穫物しか存在しない状態で果たして乗り切れるだろうかと議論があった事を明かし、ローンチ時のゲームが最小の状態でありながらも、結局の所リリースから5日間でユーザー数が100万ユーザーに達した事は誰もが知る事実だと、前述のスピードにまつわる重要性を強調しています。

FarmVilleのローンチにZyngaが課したゴールは……

さらにSkaggs氏はFarmVilleのローンチに対してZyngaの経営チームが課した達成不可能と思われた社内ゴールがどのような内容であったかを紹介、当時200万のアクティブユーザーを擁していたMafia Warsに対し、FarmVilleチームには6月19日のローンチから6月30日までに40万のユニークプレイヤーの獲得が課せられたと明かしました。

前述の通り、実際にはローンチから5日間で100万ユーザーを獲得する成功を収めた訳ですが、実際にはZyngaの中の誰もが5日で100万ユーザーに到達するなどとは考えていなかったとSkaggs氏は振り返っています。

そして、最終的にFarmVilleにおける1日辺りのアクティブユーザー数のピークが3250万に達した事を明かした氏は、結論として2年前のローンチから世界が劇的に変わったと述べ、FarmVilleは世界を占領したとディスカッションをまとめました。

FarmVilleローンチ以降のZyngaにおける劇的な成長はもうご存じの事と思いますが、この哲学はMark Skaggs氏がこれまで手掛けてきたC&CやAoE、StarCraftといったRTSジャンルにおける勝利の為の定石の1つでもあり、同じくZyngaに在籍するシミュレーションゲームの重鎮ブライアン・レイノルズ氏と共に、かつてのゲーム開発のための力学を存分に活かした上に現在の成功が成り立っている事が窺い知れます。

(※ ブライアン・レイノルズ氏は、かつてシド・マイヤー氏とアルファケンタウリやコロナイゼーション、そしてCivilization IIを開発し、Rise of NationsシリーズやAge of Empires 3の開発を行い、現在はZyngaに在籍しVilleシリーズのデザインを手掛けたゲーム開発者で、ZyngaのVilleシリーズを手掛ける)

もはや現実世界自体が氏らの新しいシミュレーションゲームとも受け取れるディスカッションの内容とZyngaの成功には、その是非を問う議論すら無駄にも思える現在の潮流が深く映し出されており、ブラック-ショールズモデルを始めとする近代の金融工学誕生にまつわる流れや、エドワード・オークリー・ソープが実戦したカジノゲームへの数学理論の適用などを思い起こさせる事象だとは言えないでしょうか。

情報元及びイメージ:VG247

[GDC2011] 「Angry Birds」が1億ダウンロードに接近、Rovioが近年のゲーム産業の変化に言及『iPhoneが全てを変えた』

2011年3月1日 17:09 by katakori
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「Angry Birds」

昨年末に5000万ダウンロード突破が報じられた大ヒットタイトル「Angry Birds」の開発を手掛けたRovioのPeter Vesterbaka氏がGDCのパネルディスカッションに登場、Appleがもたらしたゲーム産業への変革について語り、コンソール展開も進められるAngry Birdsが1億ダウンロードのマイルストーンに近づきつつある事が明らかになりました。

Vesterbaka氏はRovioが1億ダウンロードを目標に設定した際、人々がRovioを正気ではないと評価したが、現在それに近づきつつあると発言し、今だ勢いの衰えないAngry Birdsの人気をアピールしています。

「Angry Birds」はゲームに止まらない娯楽フランチャイズ

また、Vesterbaka氏は今後もAngry BirdsがRobioのコアIPだと発言、新しいレベルを擁するゲームの最新アップデートを継続的にリリースする事で、他のエンターテインメント市場におけるタイトルよりも長いライフサイクルの実現を模索していることを明かしています。

さらに今後リリース予定のコンソール版にも定期的なコンテンツアップデートを用意すると述べた氏は、Robioがゲーム以外の可能性にも大きな興味を持っていると発言しました。

先日Angry Birdsは、超大作ゲームが広告を出す事で当サイトでもしばしば紹介するスーパーボウルに広告を出しており、今後控えるXbox 360やPS3、Wii、3DSといったコンソール版のリリース以外にも、TVシリーズでのアニメ化や、マテル社によるトイ展開にも注目が集まっています。

Vesterbaka氏は上記のマルチメディア展開を改めて説明し、衣類やおもちゃ、フィギュア化などによる一般化でさらなるゲーム販売の促進を計画していると説明しました。

「iPhoneがゲームビジネスの全てを変えた」

さらに今回のパネルディスカッションの中でVesterbaka氏は既存のコンソールゲームに対する近年のモバイルゲーミングの潮流や変化についても言及、もはやモバイルゲーミングがビデオゲーム産業全体の重心と化していると状況を分析しています。

さらにVesterbaka氏は、重心になったと評価したモバイルゲーミングの舞台が大きな変化が起こる場所だと述べ、モバイルゲームがコンソールに移植される時代になったと、Angry Birdsの逆輸入とも呼べる展開を例に近年のゲーム産業全体の変化を説明、「iPhoneが全てを変えた」と発言しました。

「RobioはAppleがゲームビジネスを変化させたことに感謝しなければならない」と語ったVesterbaka氏は、既存の据え置きゲームを”古い航空母艦にリードされるソビエトスタイルのゲームモデル”と評し、Appleがこれらの呪縛から解き放ったと語り、App Storeにいささか(ビジネス的な)問題が残されているものの、劇的な改善がもたらされていると評価しています。

また、Vesterbaka氏は開発言語にも言及しており、J2ME(Java 2 Platform, Micro Edition:Sunのモバイル向けJava言語)がもう古びたフォーマットだと述べ、前述の流れ通りObjective-Cの優位性を強調しています。

いささか過激な物言いが目立つRobioのパネルディスカッションですが、ゲーム産業全体の潮目が変化している事は間違い無く、その流れを巧みに読み成功を収めたRobioの見解からは、興味深い取捨選択とジャッジが垣間見え、特にライフサイクルへの取り組みの動向には今後も注目していきたいところです。

情報元:Develop, GameInformer

軍事演習に参加し各種ビークルの音を収録した「Battlefield 3」の開発映像が公開、Frostbite 2.0はサウンド面も強化

2011年3月1日 16:04 by katakori
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Frostbite 2.0エンジンによる脅威的な表現力で注目が集まるDICEの新作「Battlefield 3」ですが、今作ではサウンドの強化にも力が入れられており、これまでに登場した事前情報ではヘリコプターや戦車などのビークルが様々なアングルから、距離別に音の収録が行われ、1ビークルあたり80チャンネル以上の音情報を持っている事や、プレイヤーがこれらの方向を耳で判断可能な定位感の実現が進められていると報じられていました。

そんな中、Game InformerがBattlefield 3のオーディオディレクタを務めるStefan Strandberg氏のインタビュー映像を公開、なんと実際に行われた軍事演習に参加して戦車やジェット戦闘機、銃器など、様々なタイプの音を録音している様子を紹介しています。

なお、2008年にリリースされたBattlefield: Bad Companyで初めて登場したFrostbiteエンジンは当初からサウンド面のアドバンテージとして、近年のハイダイナミックレンジによるGI表現などを思わせる、HDR Audioと呼ばれる機能を擁しており、射撃音や環境ノイズ、インゲームの音楽など、様々な音が同時に生成される中でも、プレイヤーがプレイに重要な音をクリアに聞く事ができる動的なボリューム調整が行われていました。

Frostbite 1.5が採用されたBattlefield: Bad Company 2でも、各種射撃音からは非常にクリアな定位感が得られていましたが、今作では単純なゲイン調整によらない距離感の再現など、更なる音像の強化が広大な戦場の臨場感を大きくベースアップさせる事は間違い無さそうです。今後のトレーラーやプレイ映像では音のディテールにも注目!です。

情報元:GameInformer

「デビルメイクライ」がハリウッド映画化?Screen Gemsが映画化権を取得、既にスクリプトも進行中

2011年3月1日 11:34 by katakori
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「Devil May Cry」 デビル メイ クライ
イメージはMarvel vs. Capcom 3に出張中のダンテ

昨晩Varietyがカプコンの人気フランチャイズ「デビルメイクライ」の映画化権をバイオハザード映画を手掛けるスタジオ”Screen Gems”が取得したと報じ、注目を集めています。

Varietyによると既にスクリプトも進められており、マイケル・ベイがプロデュースし、これまでナイキやIntel、ペプシなどのユニークなCMやPVなどを手掛けてきたSamuel Bayer監督のデビュー作”Fiasco Heights”の脚本を担当したKyle Ward氏がスクリプトを担当しているとのこと。

現在Ninja Theoryによる新作開発も進められているデビルメイクライですが、近作ではMarvel vs. Capcom 3にもダンテは出張出演しており、今回の映画化のニュースも含めダンテの忙しさはまだまだ続く事となりそうです。

情報元:Capcom Unity
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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