ジーン・シモンズがシナリオを手掛け、これまで登場した映像などからは良い意味で全くGuitar Heroじゃない斜め上感に満ちたタイトルに進化しているシリーズ最新作「Guitar Hero: Warriors of Rock」ですが、なんと本作の為に制作されたメガデスの新曲が登場する事が明らかになりました。
9月28日のローンチ時に登場するメガデスの新曲は”Sudden Death”(突然死)、本日公開されたトレイラー映像にはメガデスを率いるデイブ・ムステインも登場し、新曲とGuitar Hero: Warriors of Rockに対するコメントを寄せています。さらに新曲の一部も流されており、相変わらずのピロピロ変態フレーズの一部が披露されています。
1UPが先月23日から開始したアメリカ大陸を横断しながら有名デベロッパーを巡る企画”Cross Country Game Tour“、先日お知らせしたシアトルのBungie訪問(おしゃれ!)からスタートし、ニューヨークを目指すこの行脚ですが、本日はテキサスのオースティンに居を構え、「Epic Mickey」の開発を進めている我等がウォーレン・スペクター氏率いるJunction Point!です。
映像には当サイトのサイドバナーにも使用しているミッキーが描かれたエントランス(ドアの横にオズワルドが!)やウォーレン・スペクター氏のディズニーコレクションなど、もう見てるだけでたまらないキュートなアイテムが山盛り!さらにちらっとウィル・ライト氏が映っていたり、見た事のないデザインのオズワルドが居たりと必見の内容となっています。
なお映像の後半はこれまでの映像よりも格段にリラックスしたウォーレン・スペクター氏と1UPのスタッフが美味そうなタコスを食す萌え映像となっています。
この写真はPatrick Actonさんがマッチ棒を42万本使用して制作した指輪物語に登場するゴンドールの首都ミナス・ティリスのミニチュアです。映画でも第2章の重要な舞台として登場し、イシルドゥアによって植えられた美しい”白の木”のイメージを覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
Actonさんが完成させたミナス・ティリスは設定通りにしっかりと7階層の都市構造と共に、上述の白の木に加え、王族が暮らすエクセリオンの塔(白の塔)達もしっかり再現、制作は2007年に始めら2010年2月の完成までほぼ3年もの期間が費やされたそうです。なお42万本が費やされたのは建築物のみで、山肌部分はさらに24,000本のマッチを用いて別に作られています。
ミナス・ティリスだけでなくハリー・ポッターのホグワーツも制作しているActonさんですが、実はアーティストでは無く、マッチ棒アートはあくまで趣味との事。普段は職業カウンセラーとして働き、仕事が終わって毎日数時間をこの制作に充ててきたとの事。……まさに継続は力なり、恐るべし!
いよいよシアトルで現地時間3日から開催されるPAX Primeにて、1UPが「Deus Ex: Human Revolution」の公開イベントを開催する事が明らかになりました。イベントには1UPのスタッフ6名と共に新Deus Exのコミュニティマネジャーを務めるKyle Stallock氏とリードストーリーデザイナーのMary de Marle氏が登壇するとの事。
イベントの開催は現地時間で9月3日の午前10時から12時までとなっており、内容についてはまだ明らかにされていません。一体何が行われるのか、続報をお楽しみに!
映画化の話が持ち上がって随分時間が過ぎた「BioShock」、先日にはIrrational Gamesによる”BioShock: Infinite”も発表され再び注目を集めているBioShockフランチャイズですが、映画の方は昨年8月にパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズで知られるゴア・ヴァービンスキー監督がプリプロ段階でお金を使いすぎて降板、”28週後…”を手掛けたファン・カルロス・フレナディージョ監督に新たなバトンが渡されて以降続報が聞かれない状態が続いていました。
そんな中、先月30日にIrrational Games率いるKen Levine氏が106.7 The Fanのインタビューに登場、映画版Bioshockの進捗について、現在も制作が続けられている事を明かしながら、公開に至るかどうかまだ確かでないと語りました。氏は映画制作の難しさと複雑さについて述べつつも、Irrational Games自らも積極的に議論を交わしている事をアピールしています。
また氏は映画版Bioshockがゲームが有した美学に忠実で、見た人の心を動かさずにおかない映画になるだろうとコメントしています。
本サイトでは「Marvel vs. Capcom 3」の萌えキャラぶりで登場頻度が高いマーベルヒーローのデッドプールさん、コミカルな性格とサイコパスが同居する完全にトチ狂ったキャラクターながら、どうやっても憎めない上に敵とも味方とも付かないふらふら具合が魅力的な人気キャラクターです。
これまで映画”ウルヴァリン:X-MEN ZERO”に出演していたデッドプールさんですが、改めて彼が主人公を務める映画が制作される事が発表されたものの、監督が決まらない状態が続いていました。そんな中、20世紀フォックスが現在マチェーテの制作を進めているロバート・ロドリゲス監督にデッドプールを託そうとアプローチを続けている様です。
今の所まだ具体的な進展は得られていない模様ですが、既にロドリゲスは脚本に目を通した事が明らかにされており、進展に注目が集まります。なお、ロドリゲスの次回作はジェシカ・アルバ主演のスパイキッズ4とされており、さらにデンゼル・ワシントンが主役を務めるスパイスリラー”Safe House”にも俳優として参加する事が明らかにされており、スケジュール的に厳しいのではとの見方も強い状況の様です。
しかしマーベル随一の変態キャラクターであるデッドプールさんをロバート・ロドリゲスが手掛けるとなれば期待値は当然ながら素晴らしく高い物になります。どうかフォックスにはこれを実現して欲しい所!
さらに驚いた事に映画ファンタスティック・フォーにリブートの噂が登場しています。確かに前2作でヒューマン・トーチを演じていたクリス・エヴァンスが来るキャプテン・アメリカを演じる事が明らかになっている事もあって、これまでのメンバーのままファンタスティック・フォーを進めていく事には若干の違和感を覚えないでもありません。
この噂は現在HBOの吸血鬼をテーマにした人気TVシリーズ”True Blood”で吸血鬼Bill Comptonを演じるイギリス人俳優のStephen Moyerが新しいDr. ドゥーム役にキャストされたとの噂から明らかになった物。
さらにKevin Penningtonが新たなヒューマントーチ役に、戦場のピアニストにてアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディがMr.ファンタスティックに、I.C.E.特別捜査官のアリス・イブがインビジブル・ウーマンを演じ、2012年夏に新生スパイダーマンとアベンジャーズ第1弾に匹敵するタイトルとして制作する事を望んでいる事が記されています。
今年はとうとうMad Catzとプロ契約を結び、EVO 2010のスーパーストリートファイターIV部門では圧倒的な強さで優勝を果たした梅原大吾選手、先月末には「最も多くのトーナメントで優勝したプレイヤー」(15勝)としてのギネス入りを果たす事が報じられていましたが、先週末ロンドンで行われたゲームイベント“Super Vs Battle”の会場にてギネスが”Guinness Book of World Records Gamer’s Edition 2011″への登録を完了したとして、梅原選手に登録証明書を授与しました。
梅原選手は受賞について「この勇敢な国際的トーナメントの成功の中で表彰を受ける事は本当に大きな名誉で、これまでの国際的な格闘ゲームコミュニティ上での激しい戦いを思えば、より特別な賞です」と喜びのコメントを寄せています。
今後日本でのEvoなども控えるスーパーストリートファイターIV、日本が誇る世界的なスターの存在が今後もより格闘ゲーム文化のベースアップを果たしていくことは間違いなさそうです。
2004年から毎年モントリオールで開催されている国際的なゲームイベントMontreal International Games Summit(以下:MIGS)、今年は11月8日と9日にHilton Bonaventureホテルにて開催される予定のMIGSですが、本日公式サイトにてキーノートの講演者リストが発表、先日Atari 2600向けのHaloを発表し、かつてはマイクロソフトのVPとして初期のXboxプロジェクトに大きく貢献し、Xboxの産みの親の1人でもあるEd Fries氏が登場、Atari 2600とハードウェアの制限をベースに”美”について講演をする事が明らかになりました。
かつてXboxを生み出したEd Fries氏は2004年にマイクロソフトを去って以来、FireAnt社を起業、その後FireAnt社はSOEによって買収、物理演算シミュレートを行うAGEIA等と関係した後、現在は自身が熱心なプレイヤーでもあるWorld of Warcraftのフィギュアを作成するFigure Printsを起ち上げ、プレイヤー達の3Dモデルをフィギュア化するサービスを運営しています。なお、氏が作成したHalo 2600はcodemysticsにて公開されており、実際にプレイが可能です。
さらにインディスタジオとして注目を集める2D BOYの創設者であるRon Carmel氏も登壇、独立デベロッパのビデオゲーム開発に関する重要なステップについて講演を行います。
この他にゲームデザインや戦略的なマーケティングなどを専門に手掛けるFuzbiのディレクタDavid Edery氏が、成長中の市場で成功する方法とデジタル流通のライフサイクルについて講演。
また、ビジュアルエフェクトやゲームデザインのスクールGnomonのCEOを務めるAlex Alvarez氏は成人に対するゲームのアート教育における重要性を講演、さらにソーシャルゲームのTOPグループデベロッパとして知られるPlaydomのデザイナScott Jon Siegel氏はカジュアルゲーム開発の現場における成功の概念の定義について講演を行います。
さらに現在Rock Band 3の開発を進めているHarmonixの開発者Ryan Challinor氏が従来のコントローラーを用いないゲーム開発のプロセスに関する講演も行われるとの事で、どうやら今年のMIGSも非常に興味深い講演が多く用意されている模様です。
自身を主人公に据え、破天荒にも程があるストーリーに加えとても文字に起こせないダーティな台詞を吐きまくるTPSタイトル”50 Cent: Blood on the Sand”をリリースし、Modern Warfare 2にもカメオ出演を果たしたギャングスタラッパとして知られる50セントのアニキですが、先ほどCliffy Bが自身のTwitterにて50セントにラブコールを送り、「Gears of War 3」がセレブ達によるマーケティングを始めるかと注目を集めています。
Cliffy Bは50セントのアニキに「50さ、DJ Whookidと一緒にノースカロライナまでGears 3を遊びに来なよ、チェーンソーでケツの穴真っ二つにしてやるから」と語りかけており、この働き掛けがどうなるか詳細は明らかにされていません。是非実現して2人による何らかを期待したい所。続報に期待です。
この映像はエジプトで販売されている”パンダ”ブランドのチーズや乳製品のTVCMです。一切ゲームには関係ありませんが、今回はあまりにもキュートかつカオスだったのでご紹介。こんなユーモアに溢れた愉快CMが放送されているとはエジプト恐るべし!パンダの肩周りのプロポーションとリズム感に注目です。
今週のGTTVが先ほど公開、Bungie最後のHaloタイトル「Halo: Reach」のシングルキャンペーンの様子を中心に先日発表された”Deliver Hope”トレイラーを担当したMethod Studiosによる撮影現場の様子など、盛りだくさんの内容となっています。
また、Sam & Maxシリーズで知られるTelltale Gameの未発表新作がアナウンス、シルエットには気になるキャラクター達の姿が描かれており、9月2日に正式な発表が行われる模様です。
今年5月にとある映画監督がfacebookにて「Half-Life」の映画化に取り組んでいる事をうっかりばらしてしまい、ValveのボスGabe Newell氏がキレた事件がありましたが、この件の事を指したかどうかPC GameのインタビューにてHalf-Life映画について妥協するつもりは無いとゲイブ自らが発言しました。
ゲイブは初代Half-Lifeのリリース以降、ハリウッドとの対話が何度か行われた事を明かし、彼らが彼らの思い思いに作りあげた物語は最悪最低の物だったと回想。彼らはゲームを良いゲームにした”何か”、或いは作品がどのようにファンを作り上げていったかを理解出来なかったと辛辣な評価を下しています。
あまりに酷い状況が続いた末、とうとう社内ではValveが出来るベストは映画を作らない事か、自分達で作る事にするかのどちらかだとの意見まで出る状態になった事を明らかにしています。
またゲイブはサム・ライミ監督を迎えたWorld of Warcraftを大きく評価しつつも、上述と同じ事を考えているようで、Blizzardが自ら製作するWorld of Warcraftを見て見たいと発言しています。なお、ゲイブは81年の死霊のはらわた以来のサム・ライミファンである事、そしてWoWプレイヤーでもある事を明らかにしています。
ゲームの映画化がトレンドとも言える程乱発される昨今ですが、粗製乱造ぶりが目立つ事も事実です。凡作に身をやつしたフリーマン博士を見たいファンは一人も居ないはず、今後も妥協しないまま映画化が実現される事を期待したいと思います。がんばれゲイブ!
これまで未来的なプレイが楽しめるDungeons & DragonsのSurfaceScapesや、ペンとSurfaceを組み合わせたUI映像などで何度かお知らせしてきたマイクロソフトのテーブルトップPC「Surface」ですが、つい先日UMass Lowellロボット工学研究所がSurface技術を用いて複数台のロボットに命令を下しコントロールする技術デモ映像を公開しました。
映像ではRTSタイトルなどで良く利用されるグルーピングやグループの色分け、FPS視点でのロボットの直接コントロール、パス検知やロボット達が衝突判定を行い移動をスムースに行う様子が収められています。操作の過程で見られるUIも所謂Surface的な洗練された物で、手に合わせてUIが追従する動きなどは次世代コンピューティングを連想させるに十分な物だと言えそうです。
なおこの制御はSurfaceの仮想ロボット達を相手に行われていますが、このUMass Lowellロボット工学研究所はそもそも現実のロボットを研究しており、いずれは複数の”本物”のロボットをこのUIで制御する事を目指しています。すでにSurfaceを用いた単体のロボットのFPS操作を実現した下記のデモ映像が公開されており、今後は多種のロボットを混在させたコントロールの実現も視野に入れており、Z座標のコントロールの実装と共にUAVによる捜索なども想定されている様子。
なお、UMass Lowellロボット工学研究所は公式ページの情報によると、2001年にHolly Yanco博士により設立された研究所で、今回のデモ映像で見られた様な人間とロボット間のインタラクションや、ロボットによる都市の捜索と救難活動、爆発物と危険物の処理などを研究しており、National Science Foundation、National Institute of Standards and Technologyに並んで、米軍の研究機関であるU.S. Army Research Officeと先進的な研究を専門に手掛けるお馴染みのMicrosoft Researchが出資している事が記されています。
近年我々がゲームを楽しくプレイする事と現実の境が次第に曖昧になっている事はDARPAの研究を始め最先端の軍事技術や戦場でのロボット利用など様々なシーンで見られる様になりました。興味の有る方はTEDで日本語字幕付きでアメリカの政治学者ピーター・ウォレン・シンガー氏が語る軍用ロボットと戦争の未来という非常に興味深い講演の様子が公開されています。
この講演内容で語られた新しい種について、先日69歳で死去した作家ジェイムズ・P・ホーガンの著作”造物主の掟“を思い浮かべ、下に掲載したロボットがSurfaceの操作を行う映像を見る時、未来に何を思い浮かべるでしょうか。
元SAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の一員でかつての湾岸戦争で300kmを超える脱出行を踏破しSASの歴史を塗り変えた経歴を持つベストセラー作家のクリス・ライアンが、Electronic Artsのシリーズ復活作「Medal of Honor」の予約特典となる本編の前日譚を描いた小生を執筆する事が明らかになりました。
クリス・ライアンの代表作である”the one that got away”(国内では”ブラヴォー・ツー・ゼロ 孤独の脱出行”)は自身の経験がドキュメントとして描かれており、こういった経験が今回のMedal of Honor小説でも特権的に作品のリアリティを増すとライアン本人が語っています。
なお、この予約特典はHMVでのプレオーダーを対象とした独占的な特典である事がElectronic Artsから明らかにされています。Medal of Honorのリリースは10月12日、対応プラットフォームはPS3とXbox 360、PCとなっています。
Modern Warfare 2で大きな議論の的となったNo Russian、そして先日Electronic Artsの新作”Medal of Honor”で起こったタリバン騒動はイギリスの国防相まで登場し大きな騒ぎとなりました。一方Treyarchが開発を進めているCall of Dutyシリーズ最新作「Call of Duty: Black Ops」にNo Russian的な過激なモチーフが存在するのか、Treyarchからはまだ一切語られていませんが、どうやら”戦争の残忍さ”の表現を避ける様子は無さそうです。
Treyarchのコミュニティマネジャーを務めるお馴染みのJosh Olin氏がgamescom会場にてGamerzinesのインタビューに対して、Call of Duty: Black Opsが成熟したオーディエンスの為の物で、成熟したテーマを扱うゲームだと発言、そしてTreyarchが戦争の残酷さと不快感を表現する事に躊躇しないと語りました。
Josh Olin氏はプレイヤーを作品に没頭させる事において、真実とリアリズムを確かな物にする事は重要だと述べ、プレイヤーに対する怒りや正義感、或いは悲しみを刺激する事で得られるエモーショナルなレスポンスは全てCall of Duty: Black Opsの物語を推進させ、作品の世界へより深くプレイヤーを没頭させる要素となると発言、それらを踏まえた上で、Treyarchが行う事に理由が無く不必要な要素が無い事を強調しました。
刺激的な内容が何の為に作られ、何を描こうとし、そしてそれがプレイヤーにどういった想起をさせる事になるのか、Medal of HonorとModern Warfare 2の件は対照的にこれを象徴した出来事だったと感じますが、魅力的な物語を構築している匂いが強く漂うTreyarchのCall of Duty: Black Opsがどのようなアプローチを見せる事になるのか、今後の動向に期待です!
すでに北米で正式サービスが開始されたクラウドゲームサービスのOnLiveの後を追う、David Perry氏率いる「Gaikai」がなんと日本でクローズドβテストを開始する事が氏のTwitterから明らかになりました。
日本でのベータテストなど、これまで全く耳にした事もない話であるだけに、詳細は一切判りませんが、氏のtwitによるとスケジュールが前倒しになり、Gaikaiサーバが日本とスペイン、そしてイタリアでオンラインになったとの事で、これまでも発言されていたサーバ数がOnLiveの5倍である事を改めて強調する内容となっています。
David Perry氏本人の発言とはいえ、真偽の程や状況が全く不明なこのニュース、続報があり次第改めてお知らせいたします。
Bioshockシリーズの販売を務めるTake Twoが”bioshock.com”ドメインの取得に関する裁判で敗訴した事が明らかになりました。これはBioshockの存在が非公式に明らかになった後にサイバースクワッティング(※ 企業名や商標などをドメイン登録し転売目的に販売する行為)を専門に行うName Administration Mediaによって先に取得されてしまったという物。
この裁判でNA MediaはBioshockドメインについて、ジョンソン・エンド・ジョンソンの同名スキンケア商品の為の物であると主張、ドメイン取得がTake TwoによるBioshockの正式発表前であった事を挙げ、正統な取得であると述べました。Take Twoは同社のドメインである”taketwointeractive.com”もNA Mediaに先に取得されていた事などを主張しましたが、残念ながら敗訴となってしまいました。
実は現在”bioshock2.com”も同様の状態にある事が知られていますが、来るシリーズ新作”BioShock: Infinite”のドメインbioshockinfinite.comはIrrational Gamesによって安全が確認され無事に確保されています。こういった法の抜け穴を利用した特許やドメインビジネスのやり方には全く閉口するばかりですが、なかなか対応が難しいのも事実。商標やIPの保護というのは想像以上に困難な物である事が感じられる興味深いニュースでした。
先ほどMac版「Steam」の利用率とWindows OSに絡む興味深い結果をお知らせしたSteamの7月ハードウェアとソフトウェア利用に関する統計結果ですが、別の側面からも興味深い内容が明らかになっています。
今回の統計結果の発表に記されたソフトウェアのインストール率によると、BitTorrentクライアントのuTorrentの利用率が29.41%、BitTorrentが5.28%、Vuzeが4.37%、BitCometが2.44%となっており、1台のPCに複数のクライアントがインストールされている事を考慮せず単純に計算すれば、BitTorrentクライアントの導入率はSteamクライアント利用者の内ほぼ40%を占める事になり、想像以上に高い普及率となっている事が判ります。
もちろんBitTorrentによるファイル共有それ自体が明確な”悪”という訳では無く、昨今ではギガバイト級の巨大MOD等での利用なども広く行われています。ただ、先日から海外では”Halo: Reach”の流出が判明し、多くの問題が噴出しメーカーやユーザーを巻き込んだ大きな議論を交わされています。この著作権侵害に関する問題はゲーム産業の大きな課題として大手パブリッシャや開発者が見解や対応を表明する機会を多く目にしますが、今回はそういったビジネス側からの所謂”大きな問題”としての概念では無く、我々利用者側の現実的な側面と現状が今回のSteamの調査に現れていると言えます。
こういった状況が何を表しているのか、そして今後どういう状況になっていくのか、こういった問題についての議論が交わされる時、しばしば卵が先か鶏が先かといった概念の分析に陥り議論が硬直する様子が見られます。相対的な、或いは対処的な解決や技術での抜本的な解決がもちろん重要ではありますが、1人のゲーマーという絶対的なポジションから行える小さい行動や便利なソフトウェアの利用方法もまだ多く余地を残す”可能性”の1つだとは言えないでしょうか。
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