2009年の12月、アメリカの代表的な博物館である”スミソニアン博物館”が、ビデオゲームをテーマにした展覧会「アート・オブ・ビデオゲーム」を準備している事をお伝えしましたが、本日この展覧会の展示タイトルを決める投票サイトがオープンした事が明らかになりました。
投票期間は本日から2011年4月7日まで、投票には簡単なユーザー登録が必要となります。登録ユーザーは候補として選ばれた240のタイトルから80の展示候補に投票する事が出来、投票結果は5月にスクリーンショットと短いビデオクリップと共に発表されるとのこと。
この投票サイトでは、ビデオゲームの歴史が以下の様な5つのERA(時代)に分けられ、時代毎に代表的なハードウェアと、ストラテジーやアクション、アドベンチャーといったジャンルによりタイトルを分類、そこに簡単なイメージと解説が加えられており、見ているだけでも懐かしい記憶が蘇る素晴らしいサイトとなっています。
- ERA 1:1970~1980年初期[Atari VCS、ColecoVision、Mattel Intellivision]
- ERA 2:8bit時代、1980年初期~1990年初期[コモドール64、ファミリーコンピューター、セガ・マスターシステム]
- ERA 3:16Bit戦争、1990年初期~1990年中期[メガドライブ、スーパーファミコン]
- ERA 4:変革期、1990年中期~2000年初期[DOS/Windows、Nintendo 64、ドリームキャスト、セガサターン、プレイステーション]
- ERA 5:次世代、2000年初期~現在[Xbox、Xbox 360、Windows、ゲームキューブ、Wii、PS2、PS3]
なお、”アート・オブ・ビデオゲーム”の開催は2012年3月16日から、2012年9月30日に渡って開催される予定で、キュレータを務めるPastPixelsのChris Melissino氏はこの投票にあたって、この展覧会ではビデオゲーム界の”声”を開発者、デザイナー、アーティストに制限せず、ゲームプレイヤーからも集めたいと語り、ゲーマーが展覧会を訪れた際、彼らにとって最も重要な経験を見つけられる事を優先していると発言しています。
これまでのゲームの歴史を俯瞰する事も出来る今回の投票サイト、興味の有る方は是非登録を行ってみてはいかがでしょうか。
今日はバレンタイン!国内ではもう数時間で今日の一日が終わってしまいそうですが、北米ではこれからがバレンタイン本番です。海外では男性から女性へのプレゼントも多く見られるバレンタインですが、そんな一日を失敗させない為とかこつけてアパーチャサイエンス社が「Portal 2」の予約を促す”バレンタイン成功ガイド”映像を公開しました。
アパーチャサイエンス社はバレンタインにおけるPortal 2の有用性を以下の様な統計結果から導き出しています。これからプレゼントを渡そうとしている方は是非ご注意ください。よし、これで大丈夫。
- チョコレートは最もポピュラーなバレンタインの贈り物だが、54%の女性がチョコアレルギーです
- 花束は女性の愛情を刺激する匂いを発散しますが、蜂で満たされています。さらに女王蜂は人間の愛情表現に憤慨します
- 女性は工業的な技術を応用したダイヤモンドを愛していますが、1日あたり5人中4人が巨大なダイヤモンドにより圧死しています
- Co-opモードのポータル試験に参加するカップルの100%が深く愛し合います
- Portal 2は予約を開始しました
甘いもの大好きそうなゲイブが率いるValveが今日のバレンタインデーを祝って「Portal 2」のキュートなバレンタイン用カード6種をPDFファイルで公開しました。カードは複数の言語が用意され、日本語版(PDFが開きます)の他、英語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、ポルトガル語の6種類で様々な愛情の言葉が記されています。
カードにはお馴染みのタレットやAIスフィア、コンパニオンキューブに加え、ChellとGLaDOSも登場、もともと特徴的な言い回しが多いPortalシリーズの言葉が、日本語になる事で余計にキュートでおかしなテイストを醸し出していて愉快な事になっています。気になるPortal好きのあの人にメッセージを送るなら今だ!
本日行われたActivision第4四半期の会計報告にて、昨今セールス的な不調が続いていた「Guitar Hero」フランチャイズ事業を全て解散し、新タイトルの開発を中止したと発表しました。これにより2005年に登場し、一世を風靡した名シリーズが昨年9月にリリースされた”Guitar Hero: Warriors of Rock”を以てその歴史の幕を閉じる事となりました。
このフランチャイズ終了についてActivision PublishingのCEOを務めるEric Hirshberg氏はDJ Hero 2やGuitar Hero: Warriors of Rockが90点以上の高スコアをマークしたタイトルでありながら「これらのゲームタイトルに必要なライセンス取得や開発費を現在の経済市場と需要に基づかせる事は出来ない」と語っています。
また、現在詳細は未確認ながら、DJ Heroの開発を手掛けたFreestyle Gamesにレイオフが敢行されているとのニュースも報じられています。
韓国でのStarCraft人気や中国でのWorld of WarCraftを始め、アジアでBlizzardタイトルが大きな人気を誇る事は以前から知られている事実ですが、新たに中国は常州市にてBlizzardテーマの遊園地「World Joyland」がオープン予定である事が明らかになりました。オープン予定は2011年3月で、これが正式なライセンスを受けた物かどうか、残念ながら確認できませんでした……。
World Joylandは既に公式サイトも用意されており、園内は”Island of Mystery”と”Terrain of Warcraft”、”Universe of StarCraft”、”World of Legend”、”Molesworld”の5エリアに別れており、それぞれにフリーフォールタワーやジェットコースターなどが用意されています。
(注意:便宜上リンクを貼りましたが、恐ろしく重い上にローディング地獄なので、怖い物見たさが勝る方のみ閲覧をお勧めします)
公式サイトに掲載されているコンセプトアートに描かれたテーマパークは恐ろしく広大な物で、著作権的な意味でアウトなテイストが満載の設備が確認できます。また、上述の遊園地的な設備に加え、ビデオゲーム美術館とe-Sportsセンターも併設されるとのこと。
3月オープンまであと1ヶ月、Epicで超大規模なコンセプトアートと共に広げられるだけ広げきった感の漂う大風呂敷に加え、正規のライセンスを得ているとはいささか考えにくいこのWorld Joyland、オープンを迎えればきっと改めて話題に上るはず!続報が非常に楽しみです。
以下に、もはやテーマパークとは呼べないレベルの超大なコンセプトアートと、現在の現地の状況をイメージで掲載していますので、是非その目でご確認下さい。
昨日Electronic Artsが2011年第3四半期(10月1日~12月31日)の会計報告を発表、以前から強化を打ち出していたデジタル販売での売上げが大きく成長を見せ、カタログタイトルであるMedal of HonorとNeed for Speed: Hot Pursuitもそれぞれ500万セールスを達成、FIFA 11も前作から16%増の1150万セールスに達するなど、好調なセールスを実現したものの、収益は3億2200万ドルの純損失を計上しています。
Q3の会計発表に併せて、巨額の開発費が噂の的となっているBioWareとルーカスフィルムが提携するスターウォーズテーマのMMOタイトル「Star Wars: The Old Republic」の進捗についても言及、すでに今会計年度(3月31日終了)中にリリースされない事が明言されており、先日には9月リリースの噂も登場していましたが、詳細なスケジュールは明かされず、依然として2011年内の登場とされています。
また、先日リリースされたばかりの「Dead Space 2」は非常に好調なセールスを見せている模様で、Electronic ArtsのCOOを務めるJohn Schappert氏が会計報告にあたって、Dead Space 2がすでに200万セールスに到達しそうな勢いを見せており、前作の倍以上のペースで販売数を伸ばしているとの事。
今四半期のデジタル販売は昨年のQ3における1億5200万ドルから一気に2億1100万ドル規模にまで成長、Electronic Artsの財務責任者Eric Brown氏は75%以上の成長を実現するソリッドな非GAAP利益を得たと述べ、iOSやMicrosoft Windows Phone 7市場でもナンバー1パブリッシャーだとEAによるデジタル市場の支配をアピールしています。
また、Q3の会計資料(※ 下に掲載)からはデジタル販売とHDコンソール市場の伸びに比べ、スタンダード解像度のパッケージの大幅なマイナス成長が表面化。カテゴライズやプラットフォームから見てモバイルの伸びが鈍化している事、DLCコンテンツの大幅な成長などが見受けられます。以下、主な資料にキャプションを追加していますので、そちらからご確認下さい。
PC版が3日間だけ延期されたものの、コンソール版と共に北米リリースをやっと実現した「Two Worlds II」、SouthPeakとTopWareの間に発生したトラブルは前代未聞のアクロバティックなとんでも展開を繰り広げており、とても一言で説明できる物では無いので、興味のある方は過去記事一覧をチェックしてみて下さい。
という事で、昨年12月にはTopWareがSouthPeakからイギリスでの販売権を獲得し、1月25日のリリースが報じられましたが、年明けに理由不明のまま2月4日のUKリリース延期が発表されていました。
そんな中、本日さらにUKリリースの延期が発表、2月18日にリリースを迎える事が明らかになりました。なお、Ubisoft国内版が2月17日発売なので、遂にローカライズ版よりもリリースが遅れるという前代未聞の事態となっています。もちろん今回も延期の理由は明かされていません。新しい!
当初の2009年の冬リリース予定から早くも1年以上が過ぎ、他の地域では既にリリースから3ヶ月近く経つにも関わらず、繰り返される延期に一体何が起こっているのか気になる所ですが、とりあえずTopWareがんばって!
本日Battle.netにてBlizzardが開発を手掛けた「StarCraft II」のカスタムゲームが3種類ベータテストとして利用可能になりました。
公開されたカスタムゲームは料理の鉄人をテーマにした”Aiur Chef”、Bejeweledにしか見えない宝石ゲーム”StarJeweled”、そしてタイトルからもう内容が手に取る様にわかる”Left 2 Die”の3本となっています。
かつて国内で放送されていた人気番組”料理の鉄人”ですが、現在は企画を海外に移し”Iron Chef”として人気を博しています。「Aiur Chef」はこのIron Chefにインスパイアされたもので、プロトスの料理大会に参加したプレイヤーがレシピを元に料理を作る8プレイヤー向け”Free For All”のクッキングゲームモードです。いみふ……。
Popcapの看板カジュアルゲームとして知られるBejeweledシリーズにそっくりな「StarJeweled」はストラテジーとパズルが両方楽しめるマッシュアップなゲームモードで、4人プレイ用の3マッチゲームや、AIとの協力プレイに加え、ソロも可能なモードとなっています。
3つ目はBlizzConでの展示も記憶に新しい「Left 2 Die」、ゲームの内容はタイトルそのまんまの2人用のCo-opプレイモードで、夜は襲い来るアンデッド達からベースを守り、日中には感染した領域を破壊するという、攻守両方が楽しめるゲーム内容となっています。
昨晩から幾つかの情報サイトに「Portal 2」のライターを務めるChet Falliszek氏へのインタビューを元に、本作のエンディングやMod対応に関する情報が登場していますが、本日StrategyinformerにFalliszek氏のインタビュー記事がPC版とPS3版それぞれに掲載、さらにGamesradarにも特集記事が掲載され、Portal 2のさらなる新情報が明らかになっています。
連日キュートなスクリーンショットをお知らせしているPortal 2のCo-opモードにおける主人公を務めるタレットとAIスフィアの凸凹コンビですが、遂に彼らの名前が判明、オレンジ色の目をしたタレットは”Atlas”、青い眼のAIスフィアは”P-body”と呼ばれている事が明らかになりました。
GamesradarにはElectronic Artsが行ったCo-opモードのデモンストレーションに対するハンズオン情報が記されており、ゲーム開始したばかりのAtlasとP-bodyがGLaDOSからお互いに手を振るように命令が下され、その後、キリンと象、ヒヒのイラストから好きな動物を選ばされ、なぜか任意の化学薬品を選ぶシーンも用意されている事が記されています。
昨晩にはゲームの要素が増え、複雑になりながらも、そう難しい内容にならない事がFalliszek氏の口から明かされていましたが、このハンズオンでもCo-opプレイが常に”見つけた!”或いは”判った!”という発見に満ち、とても楽しいものである事が強調されています。
「Portal 2」関連のニュースが続きますが、新たにValveのライターChet Falliszek氏がNowGamerのインタビューに応じ、その中でPC向けにModツールがリリースされ、ユーザーにより作成されたMODレベルはXbox 360、PS3とMacを含む全てのプラットフォームで利用可能になる事が明らかにされました。
氏によるとModツールのリリースはWindowsプラットフォームに限られるものの、そのコンテンツは全てのプラットフォームで利用可能で、1プラットフォームに依存するMod文化をさらに押し広げ、全てのプレイヤーがこれを共有可能にする事をValveは望んでいると発言しています。
なお、PS3版はこのユーザーModをクロスプラットフォームプレイを実現したSteamWorks機能により得られる事が明記されていますが、Xbox 360のデータ配信方法に関する詳細は言及されていません。
Valveの本気が炸裂する様子がいよいよもって激しくなってきたPortal 2のリリースは北米とオーストラリア地域で4月20日、ヨーロッパ地域は4月22日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
今朝方恐ろしく可愛らしいタレットとスフィアの凸凹コンビが描かれたスクリーンショットをお届けしたValveのシリーズ続編「Portal 2」ですが、先ほどVideogamerにてPortal 2のライターを務めるChet Falliszek氏がエンディングに言及、シングルとCo-opそれぞれに計2種類のエンディングが用意されている事が明らかになりました。
本作では数多くの新要素が盛り込まれ、シングルキャンペーンとCo-opモード共に複雑化による難易度の上昇が懸念されていますが、Falliszek氏は本作のクールな事はゲームが余り難しすぎない事だと発言、複雑になったものの、投げ出すほどに難しい内容ではなく、”プレイヤーはきっとエンディングに辿り付くだろう”と本作のゲーム性に言及しました。
また、Falliszek氏はそれぞれのエンディングに特別なサプライズが用意されている事も明言しています。タレット君とスフィア、そして前作から数百年の時を超えて再び登場を果たすChellにどんな運命が待ち受けているのか?テーマソングも楽しみなPortal 2のリリースは北米とオーストラリア地域で4月20日、ヨーロッパ地域は4月22日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
おびただしい量の要素が盛り込まれている期待のオープンワールドRPG「Two Worlds II」、とうとう明日25日に北米リリースを迎える事もあってレビューやプロモーションなど、再び大きな注目を集めそうです。
そんな本作のボーナス装備をアンロックするコードが北米リリースに合わせて海外情報サイトに登場、3プラットフォームいずれでも使用可能な以下の装備が使用可能になります。なお、アンロックコードはこの他にも存在するとのこと。
- 3542-3274-8350-6064 (Elixorien:Two Handed Weapon – レベル11要求 – STRが15必要)
- 4149-3083-9823-6545 (Dragon Scale Armor:Heavy Armor – レベル11要求)
- 6972-5760-7685-8477 (Dusty Scroll:Labyrinth Map)
- 3654-0091-3399-0994 (Hammer of Kroll:Axe – レベル11要求 – STRが15必要)
冒頭でも述べた通り、とにかく多様な要素が用意されている「Two Worlds II」ですが、ミニゲームも異様な充実を見せており、ファンタジー版ギターヒーロー!とでも言わんばかりの音ゲー要素までが用意。さらに演奏可能ないくつかの楽器に加え、楽譜も複数用意されている充実ぶりを見せています。
今回ご紹介する映像には、どこから突っ込めば良いか判らない程に全ての様子がおかしいミニゲームのプレイが収められており、良い意味で狂気じみたTwo Worlds IIの並々ならぬ怨念もとい情熱が感じられる逸品となっています。Two Worlds II恐るべし……!
前回はもはや協力しているのか、喧嘩してるのか若干判らなくなるキュートなスクリーンショットを紹介した「Portal 2」Co-opモードの凸凹コンビですが、またどえらく可愛らしい新しい3枚のスクリーンショットが登場しました。
また、海外情報サイトのGaming LibertyではValveのChet Faliszek氏がインタビューに登場、クロスプラットフォームマルチプレイの実現で話題となっているPS3版の開発に言及、外部開発だったPS3版Orange Boxを挙げ、新たなPS3版Portal 2が100%Valveの内部開発により作られたタイトルだと明言、E3でゲイブが語ったPS3版が”ゲームの最も良いコンソールバージョン”である事を改めて強調しました。
しかし、Faliszek氏はXbox 360でのアップデートについても触れ、Left 4 Deadシリーズの運営から合理的なアップデート方法を学んだとして、常に改善を図っている事をアピール。クロスプラットフォーム以外は同じゲーム体験が用意されていると述べられています。
Valveの意欲的な取り組みと類を見ないキュートさが炸裂するPortal 2、北米とオーストラリアでのリリースは4月20日、ヨーロッパ地域は4月22日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
先月のベータリリースでは遂にiOSのサポートを果たしたEpicのゲーム統合開発環境「Unreal Development Kit」の1月版最新ベータクライアントがリリースされ、新たにiOS上でPhysXをサポートした事が明らかになりました。
なお、iOS上でのPhysXサポートはリジッドボディのPhysXとメッシュの破壊、ラグドール表現に制限されており、クロスや流体、ソフトボディの使用はパフォーマンスを理由に制限が設けられています。
さらに新ベータでは新しいColorizeポストプロセスや、DoFの調整、パーティクルエミッタのメモリ使用最適化、メッシュの選択がプレビューで確認出来るなど、様々な新機能や改善が搭載されています。
先日はPS3版のSteamWorksとSteamPlayの対応が正式発表された「Portal 2」ですが、本日Co-opモードの主人公としてお馴染みのタレットとAIスフィアの凸凹コンビが素晴らしくキュートな新しいスクリーンショットが5点公開されました。
いずれのイメージもPortal 2の表現力とキュートさに目が奪われるところですが、エモートを含めた豊かなモーションや、新要素であるリフレクトキューブの利用法など、ゲームプレイの面でも注目すべきイメージとなっています。
前作から予想を超える超展開を迎え、引き続きJonathan Coulton氏のテーマソングも登場するPortal 2、北米とオーストラリアでのリリースは4月20日、ヨーロッパ地域は4月22日、対応プラットフォームはPCとPS3、Xbox 360となっています。
今年は2月8日から11日にかけて開催されるゲーム開発者の祭典D.I.C.E. Summitの一環として、例年行われているゲームのアカデミー賞とも評される第14回Interactive Achievement Awardsのノミネート作品が発表、年末の賞レースを席捲したRockstar Gamesの意欲作「Red Dead Redemption」が9部門に選出された事が明らかになりました。
また、Ninja Theoryが手掛けた西遊記テーマのアクションタイトル”Enslaved”、そしてソニーのサンタモニカスタジオが開発を手掛け、脅威的な表現力で世界中のゲーマーを驚かせた”God of War III”が6部門にノミネート、その他、Angry BirdsがGOTYにノミネートされるなど、非常に興味深いラインアップとなっています。
なお、前回のIAAにはNaughty Dogの”Uncharted 2: Among Thieves”が15部門ノミネートという記録を打ち立て、その内の10部門を受賞するという偉業を達成しました。
今年のIAA(Interactive Achievement Awards)表彰式は2月10日に開催、各部門のノミネートタイトル詳細は以下のようになっています。
先日、遂に正式なアナウンスを迎えたPS3とPC、Mac間で実現される「Portal 2」のクロスプラットフォームマルチプレイですが、発表にはSteamのPC/Macタイトルでお馴染みのSteamplay対応が含まれており、PS3版購入者は無料でPC版とMac版の両方をプレイできるサプライズが用意されていました。
過去にはPS3に対し”存在がもはや災害”とまで発言していたゲイブでしたが、昨年のE3以降、手の平を返した手厚いサポートでPortal 2に取り組んだ事から、結果的に今度はXbox 360が不遇の扱いを受ける形になってしまい、Valveらしい喧々囂々の騒動が再び繰り広げられています。
そんな中ArsTechnicaがValveのマーケティングVPを務めるDoug Lombardi氏にインタビューを行い、PS3のSteam採用にまつわる様々な思惑が氏の口から語られました。
Lombardi氏はPS3版に用意されたSteamPlay採用に対し「それ(PCとMac版)はゲームの2つ分のコピーでは無く、同じゲーム」と述べ、今回設けられたSteamPlay採用のゴールはPortal 2購入者が彼らが持つ出来るだけ多くのデバイス上でゲームにアクセス出来る事だと発言しています。
氏はPCとMac版のSteamPlayサービスを昨年の春にスタートした際にこの概念を導入したと説明、PS3版Portal 2購入者がPCとMacでもプレイ可能になることは、この哲学を拡張だと語り、この3プラットフォームを横切るPortal 2が同じタイトルである事を強調しました。
ArsTechnicaはこのサービスについて、Microsoftにも同様のオファーを行ったかと質問した所、Lombardi氏は「それは技術的な見地においては達成可能です」と回答するに留めており、やはりこれまでのアップデートに絡む問題など、ビジネス的な理由が背景にある事が想起されます。
また、Lombardi氏は今後のSteamworks展開についても示唆、ValveはPS3版Portal 2の為に開発したSteamworksツールとサービスから、他のタイトルが恩恵を得る事を希望していると発言、具体的な発表は出来ないとしながらも、Steamで見られるデベロッパやパブリッシャーの垣根を越える普及を目論んでいる事が容易に想像出来る内容に、今後さらなる注目が集まる事となりそうです。
今回のクロスプラットフォームによるマルチプレイは多くのゲーマーにとって福音となる喜ばしい機能ですが、一部のファンの間には操作体系の違いによるプレイアビリティーの差を懸念する強い声が上がっています。
この問題にもLombardi氏は回答、Portal 2のマルチプレイはCo-opモードに限られている事を挙げ、Portalのプレイ性が一瞬の反射神経よりもプレイヤーの知力に関係していると述べ、前述のマウス+キーボードのPC/Mac版とコントローラーを用いるPS3との間に心配されている懸念は当てはまらないと語りました。
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