遠景描写に力を入れるゲームが多く目に付く中、逆に視界の悪さで恐ろしい臨場感を実現するユニークなシュータータイトルがGDCの会場に出展されていました。このタイトルの名は「Depth」、カリフォルニア沖に沈んだお宝を狙うトレジャーハンター達とサメの戦いを描く水中FPSタイトルです。なお、本作はマルチプレイヤーゲームで、サメとハンターに分かれてプレイする事になります。
Depthはこのタイトルの為に集まったDepth teamにより、UDKでの開発が進められており、公式サイトの情報によると、視界の悪い深海で追う側のサメチームと息を潜め宝を狙うハンターチームのいわゆる”かくれんぼ”(hide and seek)的な水中ステルスゲームが楽しめるとのこと。
という事で、苦手な人には本格的にダメだと思われる恐怖感や、ユニークなゲーム要素も含め、ありそうで無かったこのDepth、ゲームプレイの詳細は以下の様になっています。これは楽しそう!
- サメ:20フィートのサメを操作し、音と匂いで判別するサメが見る世界を経験
- ハンター:海底に沈むきらびやかな宝を狙うハンター、サメを出し抜き、回避し略奪を成功させる
- 心臓をドキドキさせるステルス:密度の濃い海藻にカバーし、サメの警戒に気を付けながら出来るだけ静かに難破船への侵入機会をうかがう
- フルボディ切断:一部ずづプレイヤーの四肢を噛みきる事が可能、出血のままに任せておくか、彼に慈悲を示し最後のひと噛みでトドメを刺せ
リリーススケジュール等については詳細が明らかにされていませんが、明らかに新しい体験が楽しめそうなDepth、今後の続報が非常に楽しみです。
“Frostbite 2.0″エンジンによって驚きの進化を遂げたDICEのシリーズ最新作「Battlefield 3」、久しぶりのナンバリングとなる今回の続編は、前作”Battlefield 2″がリリースされた2005年6月21日から、6年ぶりの登場となりました。
この間にスピンアウトタイトルとして、2006年に未来を舞台にした”Battlefield 2142″が、2008年には”Battlefield: Bad Company”、さらに2009年には基本無料プレイの”Battlefield Heroes”と、ダウンロードタイトルとして登場した”Battlefield 1943″がリリース、そして2010年3月にはお馴染み”Battlefield: Bad Company 2″がリリースされました。
こんなリリースの状況から、ナンバリングはプレイしたことがないけれど、Battlefield 3は面白そうだという声をしばしば耳にします。という事で、今回は前作”Battlefield 2″のゲームプレイと”Battlefield 3″を比べた映像をご紹介、前作のざっくりとした雰囲気や差が感じられるかと思います。
また、下記にオリジナルとなった2002年の”Battlefield 1942″のプレイ映像もご紹介、たった10年弱でこれだけの技術革新が可能なのかと呆気にとられる事間違い無しの内容となっています。
■ Battlefield 1942
- リリース:2002年9月10日(北米)
- 対応プラットフォーム:Windows、Mac
- エンジン:Refractor 2
- モード:シングルプレイヤー※、マルチプレイヤー
- プレイヤークラス:5種
■ Battlefield 2
- リリース:2005年6月21日(北米)
- 対応プラットフォーム:Windows
- エンジン:Refractor 2
- モード:シングルプレイヤー※、マルチプレイヤー、Co-op
- プレイヤークラス:7種
- ランクサーバ上でのプレイで適用される階級システムが導入された
(※ 両タイトルともシングルプレイヤーにキャンペーンは存在するものの、ストーリーは存在せずAI制御の敵と戦うマルチプレイ用の練習といった側面が強い)
先日から新ビルドによるプレビュー情報が多く登場しているCD Projekt期待の続編「The Witcher 2: Assassins of Kings」ですが、本日新たにメディア向けに用意された豪華なプレスキットの内容を紹介した開封映像が登場しました。
良い感じの箱に収められているのはTシャツに主要登場人物のキャラクターカード(※ なぜかゲラルトさんが居ない……)、何らかのデータが収められていると思われるCD(プレビュー用のビルドか)、さらには日めくりの分厚いカレンダーを同梱しており、ファンにはたまらないアイテムの数々が用意されています。
Zipper Interactiveが開発を進めているシリーズ最新作「SOCOM 4: U.S. Navy SEALs」のマルチプレイヤーベータテストの開催スケジュールが判明、北米PlayStation Plus会員に向けて3月22日からスタートする事が明らかになりました。
また今回のベータテストは段階的に解放され、海外版”Killzone 3″の購入者には3月29日から、それ以外の非会員向けのパブリックベータは4月5日から行われ、4月13日まで開催されます。
32人プレイが可能でチーム戦にスポットが当てられたマルチプレイヤーゲームが楽しめる”SOCOM 4: U.S. Navy SEALs”は4月19日リリースで、対応プラットフォームはPS3となっています。
doope!ではキュートなScribblenautsシリーズでお馴染みの5th Cellですが、Scribblenautsを率いたJeremiah Slaczka氏と、悶絶可愛いマックスウェル君のアートワークで知られるEdison Yan氏の名コンビの新作として発表された「Hybrid」はハードな設定のシュータータイトルで、多くのファンを驚かせました。
これまで幾つかの情報が明らかにされていたHybridですが、GDCの会場ではプレイアブルの状態でデモンストレーションが行われ、5th Cellタイトルとして期待される革新性の一部がとうとうその姿を現し始めました。
今回はデモンストレーションの様子が収められたプレイ映像と、これまで一般的に認識されてきたシュータータイトルとはあまりにかけ離れたすぎて逆に何だか判らないゲーム性を紐解く為の解説をまとめてお届けします。
先日遂にPS3版もリリースされた「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”、これまで2本の愉快な新トレーラーが公開されましたが、本日新たにゾンビモードの新マップ”Ascension”を紹介するトレーラーが登場、スペースモンキーや新ゾンビ、印象的なソ連のロケット施設の様子などがたっぷりと収められています。
昨日はGDC会場での楽しげなプレイアブル展示の様子をお届けしたAmerican McGee氏期待の続編「Alice: Madness Returns」ですが、本日大量の情報が収められた新トレーラーが登場、さらに会場での直撮りプレイ映像も登場しました。
新トレーラーにはAlice: Madness Returnsの物語に関する導入が描かれ、ハートの女王や三月うさぎ、チェシャ猫からトランプ達(肉厚!)、赤ん坊など、夢に出てきそうなデザインのキャラクター達に加え、アリスの素晴らしくキュートな衣装達や、頭髪を剃られ拘束衣を着せられた姿など、非常に興味深い内容が大量に収められています。
また、直撮り映像にはアリスの各種武器が登場、ナイトの駒を利用した巨大な鈍器や、パラソルを使ったシールド、お馴染みヴォーパルソードに、マシンガン的な何かなど、武器の交換が非常にスムースな事と、回避行動の為のテレポート移動にアリスの素早い動きが組み合わせられ、非常にスピーディでバリエーション豊かな戦闘が楽しめそう。
その他アリスの巨大化(ケーキ!)や、小さくなる事によって見える足場など、プレイ要素もたっぷりと収められており、リリースまでとても待ちきれそうにない期待感たっぷりの映像に仕上がっています。それにしても前作の特徴とも言える極悪な難易度はどうやら今回も健在な様子で、6月のリリース以降はアリスの悪夢にどっぷりと悩まされる事になりそうです。素晴らしい!
連日新情報が登場する「Battlefield 3」ですが、昨晩GDC会場で行われたデモンストレーションの直撮り映像がリーク、画質は悪いながらも常軌を逸したビル倒壊の様子や”Frostbite 2.0″によるデイサイクルの様子も収められており、晴天と夜の表現ばかりが目立つモダンなタイトルの大域照明技術を刷新せんと言わんばかりの夕方の表現、さらにはパーティクルライティングなど、非常に興味深い様子が多く収められています。
先日DirectX 11サポートが発表され、素晴らしいクオリティのイメージが登場した「Unreal Engine 3」ですが、昨晩新たにデモンストレーションの様子を直撮りした映像がリーク、GDC会場でMark Rein氏が「これは、次世代ゲーミングがどこへ向かうのか、Epicからの提案です」と語った言葉通りの超クオリティな映像に仕上がっています。
クオリティもさる事ながら、このデモに描かれた内容が一体”何”なのか非常に気になるところ。以前にはお馴染みCliffy BがGDCでEpicの新IPを発表すると語っており、新作が”Prototype”のリードデザイナーを務めたEric Holmes氏によってリードされるタイトルだと、かなり具体的な情報が既に明かされています。
今回のGDCで公に新IPの発表は行われませんでしたが、いつものUE3の技術デモとは少し様子を違える作り込みと趣向が感じらます。今回のデモに登場する主人公らしき人物が、自身の肌を変化させビルから飛び降り暴れる様には、少なからず既視感を感じずにはいられないのが正直なところ。今後の動向が楽しみ!です。
先日遂に公開された3分に及ぶ「Battlefield 3」のプレイ映像を収めた第1弾トレーラーは、あまりに圧倒的な空気感やアニメーションに開いた口が塞がらない驚愕の映像でしたが、表現力ばかりでは無く、ゲームプレイに関する情報なども大量に収められた情報量の多いトレーラーでした。
今回はそんなトレーラーから判明した様々な情報や小ネタ、登場武器などを一気にまとめて紹介。映像技術だけでなく、新たに登場するシングルプレイヤーやマルチプレイにも期待が高まるBattlefield 3のこだわりが感じられる内容となっています。
先月初めにBlizzardがスタジオ設立20周年を迎えたニュースをお伝えしましたが、本日Blizzardが改めて世界中のファンに対し、その支援に感謝を表したメッセージ映像を公開しました。
映像にはスタジオの創設者であるMike Morhaime氏とFrank Pearce氏が登場、スタジオ創設当時の無邪気な2人の姿を始め、一大イベントに成長したBlizzconでのファン達の熱狂ぶりなど、Blizzardが本当に特別なデベロッパである様子が端々から感じられる素晴らしいメッセージとなっています。
来る大本命タイトル「Diablo III」の存在に加え、残る「StarCraft II」の2作、さらには新IPによるMMOが存在している事も明かされているBlizzard、今後も長きに渡って私たちゲーマーを楽しませてくれるに違いありません。おめでとうBlizzard!
昨日遂にPS3版「Call of Duty: Black Ops」の第1弾マップパック”First Strike”がリリース、これに併せて”Berlin Wall”と名付けられた新トレーラーが公開されましたが、本日新たに2分に渡るロングバージョンのBerlin Wallトレーラーが公開されました。
1990年にリリースされたスコーピオンズのアルバム”Crazy World”からシングルカットされて大ヒットした”Wind of Change”にのせたPV風の映像は何とも言えない愉快なテイストで描かれており、謎の感動を呼ぶばかばかしいトレーラーとなっています。
なお、スコーピオンズはかつてベルリンの壁が崩壊した1990年、元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが主催し、ベルリンの壁の前で行った著名なイベント”ザ・ウォール”へ参加した事でも知られています。
昨日のPS3版”First Strike”のリリースに併せ、ActivisionはNPDとChartTrack、GfKの統計データを引用し、「Call of Duty: Black Ops」がPS3で最も売れたタイトルだとアピールしました。なお、残念ながら具体的な販売本数については明らかにされていません。
これが事実であればGran Turismo 5の637万本を始め、MGS4の475万や、Uncharted 2の380万規模を超えるセールスを達成したことになり、具体的なセールス数の提示が求められるところです。
“First Strike”のリリースと新パッチの登場が待たれるPC版ですが、現在のところ4月以降とされている”First Strike”の正確なリリーススケジュールは明らかでなく、1.07パッチの登場にも具体的なリリースの提示がされない状況が続いています。
そんな中、3月2日にDedicatedサーバのパッチがリリースされ、kick機能周りのプレイヤー表示やスポーンにまつわるバグ修正などが行われました。
この発表の中で、TreyarchはPC版1.07パッチの進捗について、1.07がより総合的な修正を含む内容ながら、まだ開発中である事を報告。より詳細な情報が近く登場すると記しています。
今日の休憩動画はシカゴで活躍する結成間もないバンド「Scattered Trees」の新曲”Love and Leave”のPVです。遠い昔、遥か彼方の銀河でストームトルーパー達はプリンセスを捕らえた。しかし不運にもその内の1人はプリンセスと恋に落ちる……。
なお、本作のディレクターは多くのPVやCM、ドキュメンタリーなどを手掛けるJ.M. Harper氏が手掛けています。それにしても、ストームトルーパーはなぜにこんなにも可愛らしいのか。
現在開催中のGDCにて、Crytekのゲームエンジン「CryEngine 3」に様々な機能を搭載した新バージョンの登場とリアルタイム編集を大幅に強化した”Sandbox for Cinema”が近くリリースされる事が明らかになりました。
現在の所動画以外の情報が見あたりませんが、紹介映像からは1クリックでSandboxがMAYAとSyncし、カメラ/ライト/リグ/アニメーション情報を共有、以前からの特徴でもあるツールボックス内でのリアルタイム表示ではイメージベースドライティングを統合し(映像にLight Probeが象徴的に登場)、ルックアップテーブルの深度を増した3D-LUTをリアルタイムで編集可能となっています。
さらに、DoFやカメラ(シャッター)ベースのモーションブラーまでリアルタイム表示に統合されており、40センサーオーバーのモーションアクトを60hzで取り込むバーチャルカメラ機能までサポート(実際にバーチャルカメラによるアクターの撮影風景を収録)、各種3D立体視フォーマットにも対応するなど、かなり法外な印象を受けます。
今回の映像はGametrailersの物で、不具合からまれにIDとパスワードが求められるケースがありますので、続きに掲載してあります。前述の不具合が発生した場合はリロードで対応をお願いします。なお、CryEngine 3のライセンスを取得したデベロッパによる開発タイトルのショーケース映像も掲載してありますので、気になる方はそちらも併せてご覧ください。
Atlasの新ラインアップとして昨年のE3で発表されたFrozenbyteのシリーズ続編「Trine 2」の3人Co-opプレイやボス戦、PS3版による主人公キャラクター達のチュートリアル映像が登場しました。
映像からは基本的なシステムはそのままに、レベルデザインのさらなる強化やアニメーションの改善が施されている事が垣間見られ、3人Co-opプレイではレベル環境にかなりダイナミックな要素が盛り込まれている様子が収められています。
3人のチュートリアル映像は前作をプレイした方にはお馴染みの基本操作が収められており、まったく同じ感覚でプレイ出来る事が判ります。それにしても、前作では最終的に皆収まるべき所に収まり、愉快なオチも付いた3人が、何故また共に戦う事になったのか、その辺りも色々と気になるところです。
物理エンジンによるパズル要素が特徴的なアクションタイトル”Trine 2″は6月30日リリースで、対応プラットフォームはXbox 360とPS3、PCとなっています。
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