上海のSpicy Horseが手掛ける「Alice: Madness Returns」の開発費は1500万ドル、今後さらにスタジオ規模を拡大

2010年11月15日 12:31 by katakori
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いかにも上海らしい建物の外観と内部の楽しそうなスタジオツアー映像!

American McGee氏がついに手掛けるアリス イン ナイトメアの続編「Alice: Madness Returns」、開発はMcGee氏が率いる上海のデベロッパSpicy Horseが手掛けていますが、以前からMcGee氏のblogやflickerでは上海らしいオリエンタルなイメージと共に現地の様子が紹介されており、上海がクリエイティブ的にも洗練された状況にある事が伝えられていました。

そんなMcGee氏が珍しくスタジオビジネスについて言及、中国のオンラインゲーム市場が2014年には100億ドル規模に達すると予想される成長市場である事を述べ、今後18ヶ月かけてスタジオ規模を拡大し、現在80名のスタッフを160人まで増やす予定である事を明らかにしました。さらにMcGee氏が6年前に中国へやってきた理由ついても口を開き、当時西側諸国でのゲーム開発とパブリッシングが既に壊れ始めていた事、そしてビジネスが機能不全に陥っていたとの見解を語っています。

これらを踏まえ、現在開発に取り組んでいるAlice: Madness Returnsの開発コストがなんと1500万ドルと比較的小規模である事を明かし、北米で開発すれば倍の3000万ドルが必要となると上海での開発のメリットを強調しました。

2011年リリース予定のAlice: Madness Returns、この上海での意欲的な開発がどのような作品を生む事になるか、上に掲載したスタジオツアーの映像に見られるクリエイティブの様子は西側デベロッパとそう違わない良い環境にも見え、今後の新情報に期待が高まります。

情報元:VG247

3部作の最終パートとなる「Alien Breed 3: Descent」が11月17日にリリース、まずはXBLAから

2010年11月15日 11:54 by katakori
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先日から海外では登場が示唆されていたAlien Breedシリーズの最新作にして3部作の最終パートとなる「Alien Breed 3: Descent」ですが、Team 17が本作のリリースを正式に発表、11月17日にXBLA向けにリリースが行われる事が明らかになりました。

発表に併せてトレーラーとスクリーンショット、アートワークなども公開。トレーラーにはメインキャラクターであるTheodore Conradが彼の宇宙船Leopoldに潜入したエイリアン達と繰り広げるトップダウンシューターの激しい戦闘が収められています。

XBLA版の価格は800MSPとなっており、SteamとPSN版のリリーススケジュールと価格の詳細は近く改めて行われる模様です。

「Alien Breed 3: Descent」
「Alien Breed 3: Descent」
「Alien Breed 3: Descent」
情報元及びイメージ:VG247

Valveのゲイブ・ニューエルがフォーブス誌の”2011年の知っておくべき人物”に選出

2010年11月15日 11:40 by katakori
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Gabe Newell

先見性や独創性、そして職人気質な物作りでゲーム業界を流通と開発の両面から牽引するValveを率い、舌禍を招く厳しい言葉とユーモアに溢れる人柄で多くのファンから愛されるゲイブことValveのCEOを務めるゲイブ・ニューエルですが、なんと世界的な経済誌として知られるフォーブス誌が特集した”2011年の知っておくべき人物”の1人に選ばれた事が明らかになりました。

フォーブスは近年の急成長するValveの業績に注目、今後5年でさらに業績を大きく伸ばすと評価しており、昨今のSteamworksの普及やデジタル流通プラットフォームとしてのSteamの巨大化など、メインストリームとなる流れはもう止まりそうにありません。

Steamのセールスが過去12ヶ月で200%以上の成長を見せ、今年のSteamの売上げが過去最も大きな物になるとのゲイブの発言もあり、デジタル流通市場の70%を占めるとも言われ、3000万ユーザーを抱えるSteamとValveの勢いはもはやゲーム産業の枠を超え注目を集める新ビジネスとなった様です。

情報元:VG247

GSCが「S.T.A.L.K.E.R. 2」のクエストアイデアコンテストを開催、優勝者は本編採用の可能性も

2010年11月15日 11:02 by katakori
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「S.T.A.L.K.E.R 2」 ストーカー 2

先日はまさかの”S.T.A.L.K.E.R.”TVシリーズ化をお伝えしましたが、ついにマルチプラットフォームとなりナンバリングの続編タイトルとなる「S.T.A.L.K.E.R. 2」も具体的な動きが出始めた模様です。GSCが先週公式Facebookにて”S.T.A.L.K.E.R. 2″用のクエストアイデアコンテストの開催を発表しました。

優勝したクエスト作品は”S.T.A.L.K.E.R. 2″へ実際に採用される可能性があり、作者の名前は本作のクレジットに掲載されるとの事で、初代”S.T.A.L.K.E.R.”においても開催されたコンテスト(前作はモンスターのアイデア)が今回も開催される運びとなりました。

応募はクエスト名・クエストの概要・ミッションの詳細などを含め5つ分のアイデアをまとめ、本コンテスト用のメールアドレスcontest@gsc-game.comへ内容を送信する事で応募が可能です。応募の言語は英語或いはロシア語に限られ、ファイル形式は.doc、.rtf或いは.txtのみ受付可能、応募の締め切りは2011年3月1日となっています。

前述の公式Facebookにはより詳細な応募要項が記載されていますので、興味の有る方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

情報元:CVG

昨日の海外ゲームニュース注目トピックス(2010/11/15)

2010年11月15日 10:25 by katakori
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独特の和風テイストが魅力的な「Shogun 2: Total War」のトレーラー

ActivisionがBungieの次期タイトルに言及、”PC”とコンソールに対応するオンラインタイトルに

2010年11月12日 18:23 by katakori
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Bungie

ニューヨークで開催されているBMO Capital Marketsの第18回Annual Digital Entertainment Conference関連のニュースが続きますが、今度はActivisionのプレゼンテーションからBungieの次期タイトルの情報が登場、PCとコンソールに対応するオンラインタイトルである事が明らかになりました。

HaloのPC版はこれまで外部デベロッパが担当しており、今回明らかになった資料が真実であれば、2001年のOni以来のBungieによるPCタイトルがリリースされる事となります。事前情報ではオンライン要素の強い宇宙物のSFタイトルになると噂されているBungieの新作、アナウンスが今から楽しみでなりません。

情報元:VG247

「Xbox Live」ゴールド会員の一日平均利用は3時間、マイクロソフトが発表

2010年11月12日 17:48 by katakori
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「Xbox Live」

昨日からニューヨークで開催されているBMO Capital Markets Annual Digital Entertainment ConferenceのプレゼンテーションにマイクロソフトのInteractive Entertainment Business部門でCOOとCFOを兼任するDennis Durkin氏が登壇、Xbox Liveのサービスについて語り、マイクロソフトとサードパーティパートナーの提携により、絶え間ない充実したコンテンツの提供を目指しているとアピールしました。

この中でDurkin氏はXbox Live2500万のユーザーの内、半数がゴールドメンバーの加入を行っている事を明かし、1200万人以上のユーザーがオンラインプレイとゲーム以外のコンテンツを利用していると語りました。

さらにゴールド会員が一日平均3時間のサービス利用を行っている事を明かしたDurkin氏は、加入者達がゲーム以外にもLast.fmで音楽を楽しみ、Netflixで映画を見て、Facebookアプリを利用しているとサードパーティとの連携をアピールしています。

そして、今後Live上でのデジタル決済ビジネスとダウンロード可能なゲームタイトルのビジネスにより注力する事を明言、コンテンツがユーザーを繋ぎ止める要素だと述べ、サードパーティとの利益分配など今後も外部コンテンツの提供者との関係を強化していく旨を明らかにしています。

情報元:Joystiq

噂:ギレルモ・デル・トロ監督のゲームタイトルはSFジャンルの三部作RPGか

2010年11月12日 17:21 by katakori
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Guillermo del Toro ギレルモ・デル・トロ

来月開催されるSpike TVのゲームアワードVGAにて発表される事が示唆されたTHQとギレルモ・デル・トロ監督がタッグを組んだ新作ゲームタイトルですが、これまでの情報ではラヴクラフトテーマの物である事が囁かれており、監督がついに映画化に取り組む事となった”狂気の山脈にて”に関連するとの噂も聞こえていましたが、なんとSFテーマの三部作からなるRPGタイトルになるとの噂が登場しました。

これは海外情報サイトMMOMFGが報じた物で、プロジェクトに近い匿名の情報筋から得たという内容には、このタイトルが1作に限定されず、Mass Effectの様なSFテーマの三部先になる事、しかし事前情報の通り外見にはラヴクラフト的な要素を持つ事、そしてポータルをくぐることで次元トラベルを行う要素を持つ事が記されています。

なんとも胸躍るこの設定、Mass Effectでも烏賊物萌えは登場していましたが、ポータルを超えて旧支配者の次元に飛び込んだり、外なる神の次元に行ったり……キリが無いので置いておいて、ギレルモ・デル・トロ監督がゲームでどんな変態ぶりを発揮するのか、VGAの発表が今から本当に楽しみです!

情報元:VG247

Gazillion Entertainmentが50億円規模の資金を調達、新IPを始めとする今後のタイトルを強化

2010年11月12日 16:52 by katakori
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Marvel Super Hero Squad Online

マーベルヒーロー達が登場するMMOタイトル”Super Hero Squad Online”の開発や、子会社であるNetDevilによるMMOタイトル”Lego Universe”も先月末に無事リリースを果たしたGazillion Entertainmentが新たに6000万ドルの資金調達を得た事が明らかになりました。

あまり国内では馴染みのないGazillionですが、ジョン・ロメロが共同創設者を務め、ロメロが率いるSlipgate Ironworksの親会社としても知られています。

今回明らかになった6000万ドルはシンガポールの非公開投資会社Temasek Holdingsが投資を行った物で、今後Gazillionが重要な局面を迎える段階にある事が情報元には記されています。

今後の動向として、MMOタイトルLEGO UniverseをリリースしたばかりのNetDevilは現在スペースコンバットMMOタイトル”Jumpgate Evolution”の開発に加え、新規IPの開発も進行しており、Gazillion本体は2本のマーベルテーマのMMOタイトルを保持、かつてビル・ローパーと共にDiabloを生んだデイビッド・ブレヴィック氏を迎え入れ、コミカルではない方の”Marvel Universe”も進行中です。

Gazillionの創設者でCEOを務めるRob Hutter氏はMMOゲームが世界的な市場で最も有益なエンターテインメントフォーマットの1つになったと述べ、Gazillionが今後もMMOにリソースとクリエイティブを集中させる事を明言しています。

続報が聞こえてこないSlipgateも何か進めている筈ですが……、なるほど最近ロメロが元気な理由はこれか!

情報元及びイメージ:Joystiq

Activisionが早くも”Call of Duty: Black Ops”のDLCに言及「過去最大のデジタルオファー」に

2010年11月12日 16:18 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops」コール オブ デューティ ブラックオプス

多くのアナリストやユーザーの予想、そしてActivision自身の予想さえ超え世界最大のエンターテインメントローンチを果たした「Call of Duty: Black Ops」ですが、昨日ニューヨークで開催されたBMO Capital Markets Annual Digital Entertainment Conferenceの会場にてActivisionのThomas Tippl氏がプレスリリースに先駆けてBlack OpsがModern Warfare 2のセールスを超えた事を発表、さらに来年登場するDLCの存在についても言及しました。

Thomas Tippl氏はエンターテインメントの世界において2年連続で世界的な記録を更新するフランチャイズはこれまでに存在しないとアピール、2011年に登場するデジタル販売によるCall of Dutyの支援について「過去最大級のデジタルオファー」を提供すると発言、さらにActivisionはCall of Dutyの中国展開を行うためのパートナーを見つけるため進歩し続けると今後の動向について語りました。

これまでのDLCを考えるとマップパックの登場が妥当だと思われますが、兼ねてからActivisionは加入ビジネスの導入を行いたいと明言しており、この史上最大のローンチを果たした”Call of Duty: Black Ops”の存在をActivisionはどう見ているか、”中国”の名前も具体的に挙げられた事もあり、まずはXbox 360に先行配信されるDLCの動向に注目が集まります。

情報元:Joystiq

ティム・シェーファーが”Psychonauts 2″の可能性に言及「準備は出来ている」

2010年11月12日 15:54 by katakori
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Psychonauts

Double Fine3作目のタイトルとなる「Costume Quest」もついに10月19日にローンチを果たし、ついにルーカスアーツ時代の盟友ロン・ギルバートをスタジオに迎え、ActivisionのボスBobby Kotick氏との壮絶な舌戦でも絶好調のティム・シェーファーですが、いよいよ次回作の具体的な情報が登場、なんとDouble Fineの記念すべき1作目のタイトルである「Psychonauts」の続編が作られる可能性が明らかになりました。

これはイギリス版のゲーム情報誌PSM3に掲載されたインタビューで明らかになった物で、Psychonauts続編の可能性を問われたティム・シェーファーは、続編開発を自分自身が熱望しており、すでに準備は整ったと発言、残っているのは興味を示すパブリッシャーを見つける事だと語りました。

また、ティム・シェーファーはPsychonautsがSteam上で2ドルセールが行われていた事を挙げ、海賊版で手に入れた人も多いだろうと発言(自分で言うか……)、興味を示す人は多いだろうし、これらの人達が続編を買ってくれれば大きな成功になるよねと、まぁ呑気というか相変わらずのテンションで意欲を表しています。

大作リリースの影響でお知らせが遅れていますが、前述のBobby Kotick氏との喧嘩は小学生レベルの言い合いが続く愉快な状況になっているので、Sierra時代からの因縁に興味がある方は続報をお待ち下さい。

情報元及びイメージ:GameInformer

「Halo: Reach」はここまでやれる!Forge職人”Carnage A51″氏によるHaloルーブ・ゴールドバーグ・マシン映像

2010年11月12日 15:10 by katakori
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Bungieが手掛ける最後のHaloタイトル「Halo: Reach」、盛り沢山のプレイ要素の1つにプレイヤーが自由にマップを作成できるForgeモードの存在がありますが、すでにユーザーメイドの優れたマップがいくつも登場しており、ユーザーによるコンテンツクリエイトもかなり盛り上がりを見せています。

そんなForge職人の1人”Carnage A51″氏がHalo: Reach上にルーブ・ゴールドバーグ・マシン(インクレディブルマシーンやピタゴラスイッチで知られる)を作成、恐ろしくスケールの大きな映像を公開しました。物理演算の楽しさに加え、仕掛けも大がかりで見ているだけでも楽しく、そして最後の素敵なオチにHalo愛が溢れる作品となっています。素晴らしい!

PC版「Call of Duty: Black Ops」のパフォーマンス問題への対応パッチが早くもリリース

2010年11月12日 13:51 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops」 コール オブ デューティ ブラックオプス

先ほど「Call of Duty: Black Ops」の各プラットフォームに発生している様々な問題点をまとめて記事にしたばかりではありますが、早くもPC版のラグ及びパフォーマンス問題を修正するパッチがリリースされました。

公式フォーラムに投稿されたパッチのアナウンスには修正内容に加えて、現在修正を進めている問題点にも言及されており、Treyarchの素早い対応に今後の残る問題への改善にも大きく期待が持てそうです。なお、パッチの詳細は以下の様になっています。

■ 11/11日適用

  • 進行中のゲームへのフレンド参加、サーバーブラウザのフレンドタブを修正
  • デュアル(2コア)・クアッド(4コア)用のパフォーマンス改善
  • Black Ops Rconツールの接続性の改善

■ 現在作業中の問題

  • 特定のGPUに発生する”ひっかかり”の改善
  • サーバブラウザの検索結果が不完全な問題
  • Pingやラグに関するクイックマッチング接続の改善
  • Zombiesに発生していた”The game session is no longer available”(ゲームセッションが存在しません)エラーの修復

「Call of Duty: Black Ops」のラグやバグ、チートなどの問題に関する現状と対応まとめ

2010年11月12日 13:35 by katakori
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PC版で発生しているラグと細かいフリースの様子

Modern Warfare 2の記録を大幅に超え、史上最大のローンチを実現した「Call of Duty: Black Ops」ですが、現在昨日お知らせしたキューバからの強い批判や、アメリカ国内での退役軍人からの批判など、社会的な問題点も登場し始めており、同時にゲーム内のプレイに関する問題も様々明らかになり始めています。

PC版では大きなラグや細かいフリーズが問題に

現在PC版では大きなラグや細かいフリーズによる所謂”ひっかかり”がかなりの頻度で発生する状況が続いており、単なるスペック不足により起こる問題ではない事が世界中のPCユーザーから報告されています。cfgファイルの調整等でいくらか軽減は出来るものの、PC版の最適化が十分に行われていない状態にある事は間違いない模様です。

なお、この原因について現在はサーバ側の問題だけでは無く、PC側のリソース問題である可能性が指摘されており、高いCPU使用率と併せて発生するメモリリークや、マルチスレッド処理などに原因がある事などが報じられています。

すでに問題はTreyarchも認識しており、マルチプレイデザインディレクターのDavid Vonderhaar氏やお馴染みJosh Olin氏もこれについて言及しており、既にパッチの準備が進められている事が明かされています。

マルチプレイにおけるバグとチート問題

すでに膨大な数のプレイヤー達が楽しんでいるマルチプレイですが、プレイヤーの母数が多い事もあり相当数のバグや悪用可能なグリッチが登場、大きな問題となっていますが、すでに幾人かのプレイヤーがマルチプレイのハックに成功した事も報告が行われており、今後増えるであろうチートへの早急な対応が求められています。

David Vonderhaar氏は重度の問題に関する修正を用意する事を明言していますが、このグリッチやチートを動画サイトやネットのコミュニティ上で広めるべきでは無いとも語っており、チーターやグリッチ利用者に対する批判を激しい口調で述べています。

Xbox 360とPS3の解像度及びフレームレート問題

FPSや解像度、Ben Hack氏も協力するラグ解析でお馴染みの”digitalfoundry”がCall of Duty: Black OpsのXbox 360とPS3のフレームレートや解像度の違いを解析、ここではPS3版の最適化についていくつかの問題が明らかになっています。なお、解析内容に入る前にこの内容はあくまで技術的な事象にスポットを当てる物で、Black Opsのゲーム性に強く影響する物では無い事を記しておきます。

まずdigitalfoundryのピクセル解析では、Black Opsの解像度はフレームレートの担保を優先、Xbox 360とPS3共にサブHDとなっており、Xbox 360は1040×608サイズの2x MSAA、PS3では960×544サイズの2x MSAAと分析、近年のCoDタイトルが両プラットフォームとも1040×600前後の2x MSAAだった事を鑑みると、PS3への最適化に問題がある事が判ります。(※ 参考リンク:digitalfoundryによる同カットシーンを並べた比較映像

Call of Duty: Black Ops

さらにフレームレートは両プラットフォームとも60フレーム/秒をベースにしているものの、同一シーンでのフレームレートの落ち込みはPS3版の方が大きくなっており、後述の解析映像でもフレームレートの維持に差がある事が明確に見て取れ、解像度の件も含めて技術的な面では残念ながら退化と言える状況にある事が判ります。(※ 参考リンク:digitalfoundryによるフレームレート比較映像その1比較映像その2

また、digitalfoundryはこの他にPS3版での影生成に関する問題や、両機種が対応した3D立体視対応に関するフレームレートの問題についても言及しています。

上記の様な問題が山積するCall of Duty: Black Opsですが、母数の多さに比例し問題も重大さを増しており、これまでユーザーの意見を取り入れる事や、頻度の高い丁寧なパッチや改善を続けてきた事で知られるTreyarchの腕の見せ所といった所でしょうか。まずはグリッチやハックへの対処、そしてネットワーク絡みの問題の早急な対応に期待です。

情報元:Joystiq, VG247, CVG, CVG, Eurogamer

「Call of Duty: Black Ops」が北米とイギリスで初日560万セールスの偉業を達成、売上は3億6000万ドルに

2010年11月12日 10:33 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops」, コール オブ デューティ ブラックオプス

昨日はVGChartzが「Call of Duty: Black Ops」の初日セールスを700万本と予想した事をお知らせしましたが、昨晩Activisionが北米とイギリスでの初日販売が約560万セールスに到達し、3億6000万ドルの売上げとなった事をプレスリリースにて発表しました。

これまで多くのアナリスト達がModern Warfare 2のセールス記録を越える事は無いと予想し、先日にはActivision自身がModern Warfare 2を20%程度下回るだろうとの見解を発表していましたが、結果として北米とイギリスだけでこれまでの記録をはるかに超えるセールスとなり、Infinity Wardの騒動当時に”Call of Dutyシリーズは終わった”とも揶揄されたフランチャイズの威光をTreyarchが見事に上書きした結果となりました。

これにより、Call of Duty: Black OpsのローンチはアバターやHalo: Reach、Modern Warfare 2といった巨大なエンターテインメントローンチを超え、史上最大の記録を樹立、今後カナダ(現在35万との推定値がVGChartzにより発表)やイギリス以外のヨーロッパ各国でのセールス、そして注目度の高いプロモーションが開始された国内でのセールスを含め、どこまでこの初日記録を伸ばす事になるのか、今後の動向に期待が高まります。おめでとうTreyarch!

情報元:Joystiq, Kotaku

素晴らしい進化!Rockstar最新作「L.A. Noire」のファーストトレーラーが遂に公開

2010年11月12日 10:12 by katakori
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Rockstarが真実の”推理”ゲームと評し、Team Bondiが開発を進めている「L.A. Noire」、本作は1947年のロサンゼルスを舞台にタイトルのNoireの文字が指す通り、ノワール映画の手法や雰囲気をゲームに盛り込み、事件の推理にキャラクターの表情を読み取る必要もあるなど、ゲームの表現と技術の限界に挑む意欲的なタイトルとなっています。

先日お知らせした予告通り”L.A. Noire”のファーストトレーラーが昨晩公開、新技術のフェイシャルアニメーションが実現するドラマの一端が十分に垣間見られる内容となっており、Team BondiのオリジナルエンジンとLightsprint社のリアルタイムGI技術による表現力も非常に豊かな物に見え、いよいよ動き出すRockstar Gamesの次回作に期待が高まります。

なお、今回のトレーラーは2006年に発表された映像から実に4年の開発期間を経ており、下記の過去映像と見比べると実に大きな進化を遂げた事がありありと感じられるのではないでしょうか。L.A. Noireの発売2011年春の予定で、対応プラットフォームはPS3とXbox 360となっています。

2006年に公開された当時のトレーラー
情報元:Joystiq

注目の集まる「Call of Duty: Black Ops」の初日セールス、VGChartzが700万セールスとの推定値を発表

2010年11月11日 19:20 by katakori
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「Call of Duty: Black Ops」 コール オブ デューティ ブラックオプス

日本を除く世界各国でのローンチを遂に迎えた「Call of Duty: Black Ops」、海外ではローンチ初日を終え、セールス規模に関するニュースも登場し始めており、どうやらとんでもないセールスを達成したのではないかとの予想も登場しています。

そんな中、様々なタイトルやハードウェアの販売データなどを集計しているVGChartzが初日セールスの推定値を発表、なんとModern Warfare 2の持つ初日470万本の記録を大幅に更新する初日700万セールスと予想している事を明かしています。

VGChartzは根拠としてXbox Liveに400万ユーザーが接続したとの報告があった事、そしてPSNもそれに近い数字を表しているとの予想に依拠している旨を記していますが、併せて記載されている販売エリア別の内訳や各プラットフォームの割合の計算は700万に合わない内容となっており、真偽の程が気になる所。

歴史的な初日セールス記録を持つModern Warfare 2を200万本以上も上回る販売が現実的に起こりえるのか、あまりにも想像を超える数値に疑問を感じる所ですが、これが事実なら史上最大のローンチとなる事は間違い無く、Activisionによる正式な発表が待たれます。

情報元:VGChartz

King’s Bountyシリーズの1Cが手掛けるMMOタイトル「Royal Quest」のファーストトレーラーが公開

2010年11月11日 18:54 by katakori
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先月末、ファンタジーストラテジーの鉄板タイトルKing’s Bountyシリーズの開発元として知られる1C Companyが初のMMOタイトル「Royal Quest」を発表した事をお知らせしましたが、本日本作のファーストトレーラーが公開、1Cらしい独特のアートスタイルに加え、かなりカジュアルなMMOタイトルである事が見受けられる内容となっています。

Royal Questはファンタジー世界”Aura”を舞台に、暗黒の錬金術師により危険に晒される王国の平和をプレイヤー達が守るという、所謂”ベタ”な王道ファンタジー物で、公開されたトレーラーにはカジュアルプレイヤーに受けが良さそうな流行のキャラクターをふんだんに、ある意味節操なく貪欲に盛り込んだ多く要素が見受けられ、これまでのハードコアなイメージから一転した様にも見えるゲーム性が逆に気になる所です。

情報元:GameSetWatch
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おこめの「The Elder Scrolls V: Skyrim」記!

skyrim記リターンズその136
「4コマ:攻撃しようにも」
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